目次

595 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/01/28(水) 01:37 ID:hE3iTU7G
 ボクはゆっくりと緑のパンティに脚を通した。
「はぅ!」
 シルクの生地がタマに触れた瞬間に背筋に電気が走ったような感覚になった。
 ボクはさらにパンティを引き上げた。キツイ。その部分がモッコリとしている。
 そして、白いセータと短いチェックのスカートを身に着けた。
 こんな短いスカートで、もし中を覗かれたらボクは……

 突然、更衣室のドアがあいた。先輩が入ってきた。
「あら、綺麗じゃない」
「……もうゆるしてよ。服を返してよ」
「せっかく変身したんだから皆にみせてあげなくちゃね。ハイこれ」
 ボクに渡されたのは鍵だった。
「隣駅のコインロッカーの鍵よ。せっかくだから通勤・通学の皆さんにも見てもらいなさい」

596 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/01/28(水) 01:38 ID:hE3iTU7G
 電車は混雑していた。
 こんなに近くに人がいたらバレるんじゃないか……
 ボクがそんな不安を抱いていると、
 
 さわり

 お尻を撫でられた感覚がした。
 気のせい?
 
 さわり

 気のせいじゃない!?まさか……痴漢?
 ボクのお尻を撫でていた手が前の方にまわって、太ももをさわりだした。
 そして、その手はゆっくりと上にあがっていく。

 いやだ。ボクが女装していることがわかったら……

 ボクは必死でその手を止めようとする。
 
――とまらない

 いやだ!ボクは両手でその手を止めようとする。

――とまった。

 ボクがほっとした瞬間、別の手がボクのその部分をまさぐった。
 
 バレた!
 ボクは全身がカッとなるのを感じた。

597 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/01/28(水) 01:40 ID:hE3iTU7G
「え?これは何なんだよ?」
 男は自由になっている片手でボクのタマを撫でている。
 くやしい。くやしいよ。
「ひ、人をよびます」
「呼べよ。僕は女装好きな変態だってな」
「……」
「よお、兄ちゃん、携帯電話をもっているかい?出せよ」
「……」
「そうか、だんまりか」
 男はボクのタマを撫でる手を止めると、産毛をつまんだ。
「ま、まさか……ああ!」
 男はいきなりボクの産毛を引き抜いた。そして、次の毛を探し始める。
「殆ど生えていない毛が全て引き抜かれる前に答えな」
 ボクは鞄の中から携帯電話を出して男に渡した。
「へへへ、番号はっと……」
 男が自分の携帯電話からボクの携帯電話に電話をかけた。
 マナーモードになっている携帯が震えている。
 こんな最低な奴に電話番号をしられた……
 突然、身体中に電撃が走った。
「うぁぁああっ!」
 男がパンティからはみ出ている両方のタマに震える携帯をあてがったのだ。
「とめて!とめて!いたい!いたいよぉ……」

598 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/01/28(水) 01:42 ID:hE3iTU7G
 どれだけ時間がすぎたのだろう。ふと、携帯のバイブがとまった。
「みてみな、変態クン」
 男はボクのスカートをめくってパンティを指差した。
「なんだ?この染みは?お前は女装してバイブで感じるどうしょうもない変態なんだなぁ」
「……ちがう……ちがうもん」
「じゃあ、証拠をみせてもらうぜ」
 男はパンティの中に手を入れるとボクのチンチンを掴んだ。
「へ、皮かむりか、感じない証拠をみせてもらうぜ」
 男は上下に手を動かし始めた。
 ボクは両手でその動きをとめようとするが、男はその動きをとめない。
「あ、あ、あ、あ、もれちゃうよ」
 おしっこをするような感覚がボクの下半身を包む。
「やめて、もれちゃう、もれちゃう」

「次はXX駅〜XX駅〜」
 駅のアナンスがきこえる。
 もう少し、もう少し我慢すれば…… 
 
「駄目だね、いきな、変態クン」
「ああ!」
 おしっこ、おしっこを漏らしちゃった。
 ボクはあわてて下半身をみた。
 
 どろっ
 白い液体がパンティから染み出ていた。
 よかった。漏らしていない……ボクが安心したとき。

「なにこの匂い」
「本当なにかしら?」
 周りの乗客が騒ぎ始めた。
「あら、アノ子……」
 乗客の一人がボクの太ももを伝う白い液体を指差した。

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