目次

325 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/10/18(月) 05:35:51 ID:G0eag6vM
「ユウちゃん!!起きてよ!ユウちゃんってばぁ!!」
月曜日の朝、僕は双子の妹のミウの声で目を覚ました。
「ん〜…ミウ…おはよぉ…」
眠い目をこすりながらミウに一応朝の挨拶。目覚ましを見ると、
僕が学校がある日に起きる時間より一時間も早かった。
「ミウぅぅ、まだ6時じゃん…僕…まだ眠い…」
力なくミウに抗議して、僕は再び眠りにつこうとする。
「ユウちゃん寝ないでよぉ!!お願いがあるのぉ!!」
お願い…。15年間兄妹してるけど、ミウのお願いなんてむちゃくちゃなものばかりだ。
無視してそのまま布団をかぶろうとする僕の手をミウが掴む。
「ユウちゃん起きてってば!!一生のお願いなの!!あのねっ…」
「やだっ!!聞かない!!」
ミウの「お願い」を遮る様に僕は叫んだ。
「かわいい妹のお願いが聴けないの…?」
涙目になるミウ。僕はこの顔に弱い。
「聴く…だけだよ…?」
「きゃ〜!!だからユウちゃん大好き☆」
「もぉ、聴くだけだってば!!聴いてみて考えるから…」
力なく答える僕にミウはべらべらと喋りだした。
「あのねっ、ミウの学校ねっ、今日テストなの…。ユウちゃんもさ、ミウがおバカなの知ってるでしょ?
ミウね、今度赤点取っちゃったら留年しちゃうかもしれないの…。それでねっ…」
「すとーっぷ!!」
皆まで聴かなくてもミウの「お願い」はわかった。
「そんなの無理だよ!!ミウの代わりってことは女の子の格好しないといけないじゃないかっ!!
そもそもミウの学校って女子校だし…絶対嫌だよそんなの!!」
猛抗議する僕を尻目にミウはまだしゃべり続けた。
「ユウちゃんひどいよっ!!ミウの大ピンチなのに…」
今度は本格的に泣き始めたミウ。僕は大きくため息をついた。

326 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/10/18(月) 05:41:45 ID:gL0gxUKh
「わかったよ…今回だけだからね…」
「さっすがユウちゃん話がわかるぅ♪実はね、もう歩にユウちゃんのこと話してあるの♪」
「ぇ…」
ミウはさっきまで泣いていたとは思えないほど明るい声で話し出した。
歩というのはミウの親友で、僕も中学のときに同じクラスだった子だ。
「やだっ!!知ってる人にそんな姿見られるなんて死んでも嫌っ!!」
「ユウちゃん…約束したでしょ?ミウの代わりにテスト受けてもらいます♪」
どんなに僕が嫌がってもミウは聞き耳持たないといった感じだった…
こうして僕は何故かミウの変わりに学校に行くことになってしまった…

327 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/10/18(月) 05:42:51 ID:gL0gxUKh
「みーうー?どうなった??」
僕が着替えが終わったのを見計らったかのような絶妙のタイミングで歩が迎えに来た。
「見て見てぇ!!超かわいくない!?さすがミウと双子♪」
「ホントだー、ユウくんすっごい似合ってるぅ」
ミウと歩は2人で勝手に僕の制服姿の感想を言い合っている。
セーラー服に紺ハイソ。どうして僕がこんな格好をしなくてはいけないんだろう…
せめてスカートをもう少し長くしてほしいとミウに頼み込んだが、
「いつもこの長さなのに今日だけ長かったら怪しいでしょ?」とミウにしてはよくできた理由で断られてしまった…
「じゃ、ユウくん。学校いこっか♪」
「はぃ…」
心なしかウキウキしている歩に連れられ、僕らは学校へと向かった。
スカートの下にスパッツを履かせてもらったけど、やっぱり履きなれなくて気持ちが悪い。
「ユウくん、もう駅だよ!?定期だしてっ」
「あっ…はいっ…」
そわそわしていてすっかり上の空な僕は駅に着いたことにも気づかなかった。
「ぁ…その格好だからユウくんって言うのも変だね。ユウちゃんだ♪」
歩が少し楽しそうに笑うが、僕にはそれに答える余裕はなかった。
「ユウちゃん何ぼぉっとしてるの?電車着ちゃったよ。乗ろっ!!」
またぼーっとしてしまった…。歩に急かされて電車に乗った。

328 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/10/18(月) 05:43:47 ID:gL0gxUKh
人がいっぱいいる満員電車。僕はみんなが僕のこと変な目で見ているような気がして、
立っているだけで泣き出しそうだった。
「ぇ…」
その時、僕はお尻の方に違和感を感じた。痴漢だ…。
「ユウちゃんなんか言った?」
歩が不思議そうな顔でこちらを見る。
「なんでも…なぃ…」
僕は歩に知られたくなくて、それだけ言うと下を向いた。
「そう…」
歩は僕が緊張しているだけだと思ったようだ。
一方痴漢の方はそんな僕らのやり取りを見て、僕が歩に知られたくないと思っているのを察したのか、
行為をエスカレートさせていった。
さっきは軽くお尻を撫でるだけだった手に力が入る。
体をずらして逃れようとするが、満員電車のせいでそれもうまくいかなかった。
痴漢が僕のスカートの中に手を入れてきた。さすがにやばいと思ったけど、
歩にばれたくなくて大きな行動に出ることができない。大人しくしている僕に気をよくしたのか
痴漢は強弱をつけてお尻を揉みはじめた。
「ひゃっ…」
僕は小さく声をあげてしまったが、歩はMDを聴いていて気づいてないみたいだった。
痴漢はその手を少しずつ前に忍ばせてきた。僕はやばいと思ったが何もできない。
痴漢の手がが僕の「女の子にはナイモノ」に触れ、動きが止まった。「違和感」に気づいたようだ。
僕が男だと気づいたらさすがに辞めてくれると思っていたが、それは甘かったようだ。
痴漢は僕の股間をスパッツの上から軽く撫ではじめた。
「ぇ…んっ…くぅっ…」
予想外の行動に思わず声が漏れてしまった。あわてて歩の方を見る。よかった。気づいていない。
股間を撫でていただけだった痴漢が、スパッツの上から軽く握り始めた。
「ゃぅ…んっ…」
我慢しようとすればするほど声が出てしまう。僕は恥ずかしくって今にも泣き出してしまいそうだった。
「はぅ…ゃ…っ…」
痴漢が握った手を軽く動かしだした。もう我慢できない。僕のモノもどんどん大きくなっていくし、
こんな場所でこんな格好をして…という羞恥心みたいなものも沸いてきて、
僕はいつイってしまってもおかしくないくらいの状況だった。

329 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/10/18(月) 05:44:39 ID:gL0gxUKh
その時
「あんた…何してるの?」
歩が痴漢の手を取り一喝した。周りの乗客もこの状況に気づいたらしく、ざわざわ騒ぎ始める。
「ぃや…あの…」
痴漢がおどおどし始めた。僕は気持ち悪いおじさんとかをイメージしてたんだけど、
普通の大学生風のお兄さんだった。
「ユウちゃん…こいつどうする?」
歩が僕を見る。
「いぃよ…もぅ…」
偶然にも僕らが下車する駅だった。僕はとにかくこの場から逃げたくて、歩の手を引いて電車を降りた。
「ユウちゃん…大丈夫だった?言ってよぉ。助けたのに。」
歩が色々声をかけてくれたが、僕はそれどころじゃなかった。
さっきの行為がすごく怖かったし、歩に知られてしまったこともとても恥ずかしかったし
何よりあんなことで感じてしまっていた自分がとても情けないような気持ちでいっぱいだった。
「ユウちゃん…?」
何も答えない僕を心配して歩が僕の顔を覗き込む。僕は歩の顔を見た瞬間僕は泣き出してしまった。
僕たちと同じ制服を着た女の子達がちらちらこちらを見ている。
「いこっ…」
歩も視線を感じたのか僕の手を引いて歩き出した

330 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/10/18(月) 05:46:43 ID:gL0gxUKh
僕らがたどりついた先は小さな公園だった。僕らはベンチに座った。僕はまだ涙が止まらない。
「ユウちゃん…大丈夫?怖かったよね…ごめんね…?」
歩が優しく抱きしめ、僕の頭を撫でてくれた。
「ぅ…っ…ひっく…あゆみぃ…」
すごく情けないけど、僕は声をあげて泣き出してしまった。
「うん…ごめんね…ごめんね…」
そんな僕に歩は何故か何度も何度も謝った。
「もぅ…っく…大丈夫…学校…行こっ」
歩に申し訳なくて、僕は涙をこらえて精一杯の笑顔を作る。
「あのね…ホントは…今日…テストとかないの…ミウとあたしのいたずらなのっ」
「ぇ…」
突然のカミングアウトに僕は一気に力が抜ける。
「ホントはあたし…ユウくんのことが好きで…そしたらミウが協力してくれるって…
それでこんなことになっちゃったの…本当にごめんなさいっ!!」
「え…ぅ…っ…うわぁぁん…」
突然の歩の告白とか、なんか色々力が抜けて、僕はまた泣いてしまった。
「ユウくん…ごめんね…嫌だったよね…ホントごめんね…」
泣いている僕を見て歩が悲しそうな顔をした。
「ちがっ…この格好も…さっきのこともっ…歩に…見られたくなくって…僕…歩のこと…
好きだ…からっ…恥ずかしいとこ…見られたくなかったのぉ…」
「ユウくん…」
情けないくらいぐちゃぐちゃな顔で泣いてしまっている僕に、歩が軽く唇を重ねてきた。
「いこっ…」
僕は歩に手を引かれながら、公園のトイレへ入った。僕を個室の洋式の便座へ座らせると、
歩は僕のスパッツと下着を脱がせた。

331 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/10/18(月) 05:49:16 ID:4GigiwWy
「あ…ゆみ…?」
「ごめんね…ユウくんのそんな顔見てたら…あたし我慢できないっ…」
歩が僕の股間に顔をうずめ、ペニスを軽く舐める。
「ひゃっ…んっ…やぅ…」
あれほど歩に恥ずかしい姿を見られるのが嫌だったのに、今はそれが心地いい。
歩が僕のペニスを舐め、咥え、しゃぶるたびに僕は恥ずかしいほど声をあげてしまう。
「やっ…んぅ…あゆぅ…ダメっ…僕…ダメになるぅ…」
僕はこんなこと初めてで、すぐに射精しそうな衝動に駆られた。
「うん…ダメになっていいよ…ユウくんのダメになったところあたしに見せて!!」
「ひゃっ…もっ…ダメなのぉ…あっ…んぅ…ひゃぁぁぁ」
歩に激しくペニスを吸われ、僕は情けない声をあげてイってしまった。
「んっ…ぅっ…ごくっ…ごくっ…」
「あっ…んぅぅ…はぁ…はぁぁっ…」
息を荒げ、呼吸もままならない僕の横で、歩はむせながらも喉をならし、僕の精液を少しずつ飲んでいく。
飲みきらなかった分が口元から垂れて、すごくいやらしい。
「ユウくん…気持ち…よかった?」
潤んだ瞳で見つめてくる歩に問われ、僕は静かに頷いた。
「あたしね…ユウくんの泣いてる顔見てるだけで…ユウくんのを舐めてるだけで…
こんなになっちゃってるの…いやらしい女でしょ?嫌いになった…?」
歩が僕の前でショーツを脱いだ。歩のショーツは濡れていて、太ももには微かに愛液が垂れていた。
それだけで僕のペニスは痛いほど勃起した。僕は歩の問いにふるふると首を振る。
「でも…こんなになっちゃったのはユウくんのせいなの…だから…もらうね…?」
そう言うと歩は座っている僕の上にまたがるようにして、僕のペニスを呑み込んでいく。
「あっ…んっ…」
少しずつ漏れていく歩の声。その声で僕はどんどん興奮していく。
「動くよ…」
「ひゃっ…んっ…」
歩が少しずつ腰を動かす。僕は情けない声をあげてしまう。
「ユウくん…好き…」
歩が唇を重ねてくる。少しの動きと歩の優しいキスだけで、僕はどんどん上りつめていった。

332 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/10/18(月) 05:50:13 ID:4GigiwWy
「んっ…あっ…ユウくん…あたし…すごく気持ちいよ…んっ…ユウくんは…?」
「やっ…んぅ…あぅ…っ…」
僕はもう頷くしかできなかった。
「ユウくん…ユウくん…」
歩が僕を呼びながら激しく腰を使いはじめる。
「やっ…だ…めっ…そんなに動いたら…僕…だめっ…もぅ…だめっ…」
「ユウくん…好き…大好きだよぉ…」
歩の声が、言葉が、僕を絶頂へと近づけていく。
「ひゃっ…あゆ…みぃ…んぅ…僕も…すきぃぃ…やぅ…あぁんっ…」
歩が激しく腰を動かす。
「ユウくん…あたしっ…もぉ…ダメっ…イきそっ…んっ…」
「あっ…んっ…あぁっ…僕も…ダメ…やぅ…あぁぁっ…」
「ひゃっ…んっ…だめぇ…やっ…あぁぁんっ…」
歩の声が上ずり、僕は歩に一突きすると、歩の中に射精した。歩もそれでイったみたいだった。
「はぁ…っ…あゆみっ…好き…」
僕は自分から歩にキスをした。歩は少し恥ずかしそうに、でもうれしそうに笑うと、僕を抱きしめた。
「あたしだって大好きだもんっ」

それから僕らは制服を整え、家へ帰った。僕が歩を送るって言ったのに、何故か歩に家まで送られてしまった。
「なんか逆なんじゃないの?」って抗議する僕に歩は「ユウちゃんが襲われちゃったら困るしね♪」と微笑んだ。
ちょっとふくれっ面な僕に歩は「また制服デートしようね♪」と耳打ちしてほっぺにキスをした。
まぁ…こんな制服デートならたまにはいいかな?

END

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