「うわー、ホントについてるんだぁ!」
タイトジーンズを脱がせた瞬間、女子高生達は驚きの声を上げた。
彼女らはまだ高校から帰ったばかりといった様子で、
胸元の第二ボタンまでをはだけた制服を纏ったままでいる。
一人の例外もなくすらりとした脚や、化粧慣れした顔は、
世の中年男性からさぞかし好色めいた視線を向けられる事だろう。
けれども、その女子高生達が取り囲む人物は、
それよりもなお艶やかで女性らしい魅力を醸し出していた。
品のよい艶を見せる栗色の巻毛、豊かに実ったやわらかそうな乳房、
気持ちの良いほどくびれた腰つき、引き締まった健康的な太腿。
その洗練された肉体は、まるで西洋の彫刻を思わせるほど芸術的に磨き込まれていた。
道行く女性でも、そこまで完成度の高い身体を持つ者などそうは居まい。
それゆえに異様な光景だった。
この上なく女らしい脚線の付け根から、逞しい男根が備わっているという状況は。
“彼女”の名前は明菜。
高級ショーパブ『アールヴヘイム』の中でも指折りの人気嬢だ。
入店の際のお披露目でこそ乱れた姿を衆目に晒したものの、
その後は依然変わらず、その有無を言わせぬ美貌と高飛車な態度で、
多くの客を骨抜きにし続けている。
「凄いなぁ、世界の七不思議に入れたいくらいだよ。
服着てたら絶対モデルか洋画女優のどっちかだと思うもん。
これが元男なんてねぇ」
「元はどれだけイケメンだったんだろうね。勿体無くない?
それともホモが行き過ぎたのかな?
女子高生達は裸を晒した明菜の周りを歩きながら、その肢体を品評する。
完全に見世物とされている状況に、明菜はやや不服そうだ。
「女よりも女らしい、それが本物のシーメールというものよ。
女に生まれついた事実にただ胡坐を掻いてるだけじゃ、辿り着けない境地もあるの」
明菜が冷ややかな視線と共に告げる。
制服を着崩し、ショーツが覗く事にすら頓着していない女子高生に向けての言葉だろう。
その言葉を聞き、女子高生の中でも一際整った顔立ちの少女が笑った。
不自然なほどに欠点のないその顔は、美容整形を疑わせる。
「ふふ、パパから聞かされてた通り、高飛車でプライド高そう。
でも、他にも色々聞いてるよぉ?
パパのぶっといのをお尻に咥えこんで、気持ち良さそうに腰をうねらせるんですってね。
ネクタイで柔らかく手を拘束してから前立腺を擦り続けると、
潮吹きするみたいにぴゅっぴゅって精液が飛ぶんでしょ?
女性ホルモン打っててあそこまで射精力の強いシーメールは珍しいって、パパ驚いてたわ。
元はよっぽど性欲の強い種付け馬だったんだろうって。そうなの明菜?」
高校生の少女から呼び捨てにされ、明菜の眉が吊り上がった。
「年上につける『さん』、はどうしたの?
あなたのお父様は大切な常連だから義理もあるけれど、
別にその娘に過ぎないあなたにまで恩があるわけじゃないのよ」
「解ってないわね。アンタは今夜、私に買い与えられたのよ。
大金を支払ったパパが一晩私に付き合うよう頼んで、アンタはそれを了承した。
ビジネスは成立してるのよ、明菜」
見下す姿勢が板についている。それを前に、明菜は言葉を返せない。
「愉しい夜になりそうね」
女子高生は、静かに睨みつける明菜を見上げて嘲笑った。
「くッ…………ん!!」
部屋に明菜の呻きが漏れていた。
直立した彼女の前に女子高生の一人が跪き、逸物を咥え込んでいる。
気を抜けばたちまち射精するような、風俗嬢顔負けのフェラチオ。
「この子こう見えて、ウリしたりして相当遊んでるからさぁ。マジ上手いっしょ?」
女子高生の一人が、奉仕している少女を指して言った。
明菜は答えないが、その逸物は雄弁に快感を物語っている。
始め半勃ちだったそれは、今や脈打ち、玉袋をせり上げ、挙句には鈴口が開いて、
透明な先走り液をどろどろと幹に伝わせてさえいた。
明確に射精寸前といった様子だ。
奉仕する一人は、上目遣いを織り交ぜながら逸物の先端を掴んだ。
先走りを指に絡めたまま扱かれると、にちゃにちゃと耳を覆いたくなるような恥の音が響く。
「ふふ。ねーぇ、何でこんなに“お元気さん”なのぉ?
さっきは女より女らしくとか何とか言ってたけど、実は羨ましいんでしょ。
可愛い現役の女子高生にしゃぶってもらえて、男の部分が興奮しちゃったんだ?」
誘うような声色。
「……馬鹿じゃないの。勃起なんてただの生理現象よ、自惚れるのも大概にして欲しいわ」
明菜は凜とした表情で少女を睨みつけながら応じる。
けれどもその手は腰の横で強く握りしめられ、美しい脚はガクガクと痙攣してさえいる。
射精しそうな所をすんでで堪えているのは、誰の目にも明らかだった。
「ふーん、頑張るんだ。ねぇ皆、もうアレ、行っちゃう?」
責め手の女子高生が、逸物を片手で摘み、もう片方の小指の先で鈴口を穿りながら告げる。
部屋の主である娘が頷いた。
上に掛かった布が取り去られ、明菜の前に見慣れない責め具が現れる。
全てのパーツは透明で、中の様子がどこからでも観察できるようになっていた。
ボックスの一点、ちょうど明菜の腰の辺りに小さな亀裂があり、
ボックスの中の襞状の孔に繋がっていた。
その形状はまるで、男性が自慰の際に用いるグッズさながらだ。
「いわゆる名器と呼ばれる女の特徴をすべて兼ね備えた、男泣かせの逸品よ。
勿論締め付けの強さなんかも、残酷なくらい絶妙に調節できるわ。
さ、遠慮なく召し上がれ」
女子高生達が明菜の手を後ろで縛りつけ、腰を抱えて機械に近づける。
そして、ずぬりと挿入を果たさせた。
「ぐっ……!!」
数分前に、射精寸前にまで押し上げられたばかりの明菜から声が漏れる。
その状況で、機械は無慈悲にも動作を開始した。
透明な箱の中の襞がうねり、勃起した明菜の男根を包み込む。
根元から先端へかけて、絞り込むように蠢いていく。
凄まじい衝撃だった。
明菜の腰がぶるりと震え、わずか一分と経たずに射精を迎える。
「………………っ!!!」
濁流に押し流されるかのような射精に、明菜は声もない。
一旦動きを止めたボックスの中では、彼女の男根が痙攣するように暴れ、
白い飛沫を襞にぶち撒けている様がはっきりと見て取れた。
「うわー、すっごいねぇ。あの美人が、尿瓶の中に白いおしっこしてるみたいに見えるよ」
女子高生から笑いが起きた。
さらに一人は、機械横のメーターに目をやる。
そこには、今まさに明菜が放出した精液の量が表示されていた。
「すごっ、4.2ccも出てるわよ。これは気持ちよかったでしょ」
そう顔を覗きこまれて問われるが、明菜は答えない。
理不尽には抗えないが、屈しもしない……とでも言いたげに。
「ふーん、シカトなんだ」
女子高生達は、再び機械の電源を入れる。
モーターの音と共に、先ほどよりもやや緩めの刺激が加わり始める。
中火でコトコトと煮込むように。
「うううう……!!」
射精直後の責めはつらいのか、明菜は初めて顔を歪めて呻きを漏らした。
「喉に引っかかったような、その堪んなさそうな声、大好きよ」
女子高生達は各々椅子に座り込み、苦しみを表す明菜を悠々と観察し始める。
数十分後が経ってなお、明菜は絶頂の最中にいた。
4回ほど射精し、男根が自ら放った白濁に塗れている様が露わとなっている。
もうほとんど、計測もされないような透明な液が折に触れて染み出している状態。
それでも夢のような、いや地獄のような締め付けで身体が反応してしまう。
「はぁ、はああ、あっ、くううぅうううっ…………!!」
さすがに明菜の息も荒い。首や胸に幾筋もの汗が伝っている。
瞳はきりりとしたものだが、かすかに涙が滲んでいるのが見て取れた。
「綺麗よ、明菜」
明菜の背後から女子高生が近寄り、快感に震える尻肉を割る。
日々犯されているにしては慎ましい肛門が露わとなった。
足腰の形は完全に女のものであるにも関わらず、女性器がないのは不思議な光景だ。
白濁にまみれる肌色の睾丸。
その上から会陰部で繋がった肛門は、今まさに訪れた射精によって物欲しげにひくついている。
尻肉を割った女子高生が、そこに好奇心から舌を這わせた。
皺の一本一本を舐めるようにして、明菜に腰を振らせる。
「シーメールって不思議ね、綺麗な女のアナル舐めてるようにしか思えないわ。
ここで何度もぶっといの咥え込んでるんでしょ?
いくら美人に見えたって、挿れるところはお尻しかないもんね。
そんなカマトトぶっても、滑稽なだけよ」
女子高生は明菜の肛門に舌を這わせながら、言葉責めを繰り返す。
蟻の門渡りや玉袋をも嘗め回し、唾液でヌラヌラと濡れ光らせていく。
時には、尖らせた舌先を穴の中心へうずめる事さえしているようだ。
「っっ!!!!」
明菜は声こそ聞かせなかったが、よほど心地よいのか、
腰を仰け反らせて舌から逃れるような行動を幾度も見せていた。
やがてようやく女子高生が口を離したとき、その行動にも納得がいく。
明菜の肛門は、濡れ光りながら、くぱっと花開くほどになっていたからだ。
そしてその追い詰められた排泄の器官へ、駄目押しと言わんばかりに指が宛がわれる。
「くっ……!!」
明菜が焦りを露わにして背後を振り返った瞬間、白い指はずぐりと腸内へ入り込んだ。
桜色の肛門に少女の指が入り込み、蠢く。容赦のない動きだ。
少なくともその少女は、男へのアナル責めに慣れているようだった。
「あはは、きつい。いつもぶっといの咥え込んでるくせに。
ここが前立腺よね?扱いてあげるねー、ほら、こりこりこりこり。
あ、逝っちゃったねー、気持ちよかったの?
あんたってさ、美人なのに、実はものすっごくイヤラシイんだね」
「ンンンンン゛ン゛ッ……!!!!!」
「もしかしてだけど、それで声殺してるつもりなの?
普通に喘ぐよりエロいんだけど。
やっぱ風俗のプロはすごいねー。そうやって男をソノ気にさせるんだね」
そうして散々に追い込んだ末に、少女は4本の指を使って明菜の肛門を大きく押し広げた。
別の一人がペンライトで中を照らす。
「へー、綺麗なピンク。こんな内臓の部分まで女の子みたい」
「ウンチはないけど、あの奥まりの左っ側にあんのって、ザーメンじゃない?
確か美樹のパパと、店でプレイしてから来たんだよね」
「マジで!?じゃああたし、もうちょっとであのデブの精液舐めるとこだったわけ?
それは勘弁だわー」
「あ、見て。おちんちんが搾り取られる度に、腸が蠢いてんのが見えるよ」
様々な声が、明菜の肛門を覗き込みながら交わされる。
肛門が一旦閉じられても、それで終わりではない。
女子高生達の、美しい第3の性への興味は、生半可では尽きないようだった。
そこから明菜の肛門は、様々な手段で嬲られた。
先端に鈴の提げられた長い肛門栓をはめ込まれ、放置されもした。
「アーラ何で鳴るのかしら?風もないのに」
「自分で腰を動かしでもしなければ鳴らないはずなのに、ねぇ?」
そのような言葉責めが課せられるが、機械によって際限のない射精地獄に置かれている明菜は、
浅ましく尻を振りながら鈴を鳴らし続けるしかない。
やがて緊張に次ぐ弛緩で肛門栓が抜け落ちると、それもまた物笑いの種にされた。
肛門栓の次には、一回り大きなアナルビーズが挿入される。
太い珠をいくつも捻じ込まれ、ゆっくりと、あるいは勢いよく引き出され。
「る゛っ……!!!」
明菜は下唇を噛みしめて必死に声を殺していた。
しかし度重なる肛門開発で、抑えがたい快感を得始めているのだろう。
すらりとした脚が艶かしくうねり、何度も組み変えられる。
さらに、十度目ほどに強くパールを抜き出された時には、がに股を作ったまま浅ましく腰を震えさせた。
「あら何かしらこの足は?」
快感の発露は目敏く見つけられ、少女らの手で片足の膝裏を掲げられる。
その状態で、さらに肛門に対して残酷な形状を持つ波状アナルバイブが捻じ込まれる。
相当に高い値段をする責め具なのだろう、それだけに得る快感は絶望的だ。
「ひぅ゛うんぐううううっ……!!!」
子犬が鳴くような明菜の声。
たまらなそうに持ち上げられた片脚が、少女達の手の中でびくんっと跳ねた。
「すらーっと綺麗な脚が、お尻の孔の快感であさましく感じてるのが解るわぁ」
女子高生はなお明菜の心を追い込んだ。
そこからさらに数度、波が肛門を通りぬけた頃、ついに明菜の唇の端から涎が垂れる。
「あ、ああ……」
それは、何とも解りやすい極まりの図だ。
「うっわぁー、気持ちよくて堪んなそうな顔になってきたよぉ。
美人のこんな顔見てると、コッチまで堪んなくなってきちゃう」
明菜の顔を覗きこみ、少女達が歓声を上げた。
「そろそろね」
明菜を買い与えられた主役の少女が、上半身には制服のブレザーを纏ったまま、
白い下半身にペニスバンドを装着する。
成人男性よりも太く、長く、そして驚くべき反りを誇る凶器だ。
その凶器は、少女の笑いと共に幾度も明菜の尻穴に擦り付けられ、
明菜が戸惑ったように背後を振り返った瞬間に有無を言わせぬ挿入を開始する。
「ああああ、あ゛ああ゛……………ッッッ!!!!!」
明菜の瞳と唇はその瞬間に開ききり、女のものでも男のものでもない、
ゾクゾクするようなハスキーボイスを響かせた。
「どう?パパのよりも太くて、長いでしょう。反りだって、現実では有り得ないのよ。
所々に、よく解った位置と大きさでイボがあるし……。
男相手よりずっと気持ちよくなれるって、レズの間で大人気なんだから」
少女が腰を遣いながら明菜に囁きかける。
毛のひとつもないすべらかな4本足が絡まり、パンパンと音を弾けさせる。
リズミカルなその叩きつけは、受ける側にとって特に堪らないものであるようだ。
「すべすべの気持ちいい脚ねぇ、悔しいけど肌触りは私より上か。芸術的ね。
ああこのむちっとした弾力、気持ちよくなっちゃった時の筋肉の張り。
確かにこれは男でも女でもないわね、パパが病みつきになるのも無理ないかも」
腿を両手で挟み込むことで両脚を揃えさせたまま、少女が背中側を突き上げる。
「ああ゛っ……!」
明菜は背を丸め、泣くような瞳の形を作って悶えた。
「ほぉら鏡見てみなよ、世にもおかしな光景よね
元男のアンタが抱かれてあんあん言って、女の私達に男の物がついてるだなんて
でもどうせだから、この異常を突き詰めましょ。
アンタの喉から男の子の声が出るまで……やるわよ」
少女が唇の端を吊り上げながら告げる。
彼女に後ろからねっとりと犯される一方で、明菜は横の一人に顎を摘まれ、唇を奪われてもいた。
舌を奥まで入れる濃厚なキス。
さらには豊かに実った乳房を、本物か確かめるように丹念に揉みしだかれもする。
明菜の乳房は、ホルモンを利用した正真正銘の性感体だ。
それを女子高校生のふくりとした掌で揉み上げられれば、当然に昂ぶってしまう。
「ふぁあうああうああ゛……っ!!!」
水商売をしていても滅多には味わう事のない多人数からの責め。
明菜はそれに翻弄され続けた。
少女が明菜の腰に手を添え、尻肉を鷲掴みにして深々と突き上げる。
「うっわー、ちょっと聴いてみて。突かれてるお尻の奥の方で、クポクポ音なってるよ。
この綺麗なお腹ん中で、何が起こってんだろ」
横に座り込んで結合を見ていた一人が声を上げた。
「へぇ?」
それを聴き、責めていた少女が一旦責め具を抜き出す。
さらりとした液が表面に纏わりついていた。
「これ何?ローションとは違うみたいだけど」
「何ってそりゃ、腸液でしょ。
さっきのクポクポって音、これが空気とで掻き混ぜられてる音だったんじゃん?
まぁともかく、こんなのが滲んじゃってまで、感じてないなんて言えないよねぇ」
少女の一人が分析し、意地悪く解説する。
明菜の顔は羞恥に染まった。
そしてそこからいよいよ、明菜はその羞恥を深められる。
特に両脚を女子高生達に抱え上げられ、蛙のような格好のまま尻穴を穿たれて、
機械に淡々と精を搾り取られるのは恥辱の極みだった。
「ふぁあああああっ…………!!!」
意識せずとも声が出る。
泣きそうな気分になると共に、体中を被虐の快感が駆け巡る。
自分の培ってきた尊厳が、価値観が、ずぶずぶに侵食されていく。
自分が、果たして女なのか、まだ男が残っているのか、気高いのか、浅ましいのか。
全く解らなくなってしまう。
「うわぁすっごい、脚にまで腸液垂れてきてるぅ!
あたしらみたいな素人にここまで本気で感じさせられて、プロとしては気分どうなの?」
「はぁううっ……!!」
「こいつ、腰反らせたままグッて深く突くと、物凄い切なそうな反応するね。
前立腺のきついとこ捉えちゃったのかな?可愛い〜」
心を斬り付ける様な屈辱的な言葉。耐え難い快感。
それらがない交ぜになり、明菜の尊厳を削り取っていく。
「おおおおおおお゛お゛お゛っ、はぁううう゛あぐおおおほおおおっ!!!!!!
ま゛っ、まだでるっ、もぉ出したくない!!もう、前を絞るのはやめでえぇっ……!!!」
いつしか明菜は凄まじい咆哮を上げ、精液でない何かを屈辱の悦びから滲み出させていた。
フローリングの床が、汗と精液、腸液でぬめりを帯びていく。
自らの分泌した体液が足の裏でぴしゃっと音を立てるのは、現実に引き戻されるようで耐えがたい。
「ふふ、可愛い。でも朝まではまだ六時間以上あるからね。もっともっと可愛くなれるよ。
このぷっくりしたお尻の孔に、どうやっても忘れられないぐらいの想い出を刻み込んであげる。
あはっ、またちょっとだけ射精しちゃったんじゃない?
想像して感じちゃったのね、明菜」
自分よりも遥か年下の子供に貫かれながら、明菜は涙を零して髪を振り乱す。
女神のように優れた容姿は、もはや見る影もなかった。
「ううううう゛!!!!ふむ゛ぅううう゛う゛っっ!!!!」
屈服などしたくない。けれども身体はすでに、悦びを露わにしてしまっている。
心までもそれに追従してしまうのは、そう遠い事ではない。
明菜にはそれが解っていた。
終わり