280:名無しさん@ピンキー:sage:04/12/30 16:18:01 ID:cRSZWWKf
	逆にもの凄く小さくてもいいかも。


	数学の期末テスト。
	始まってすぐに、どうやら名前以外に書けそうなところがないという
	衝撃的な現実を知ってしまう。ではどうするか。寝るしかない。

	……ギイ。ペンケースが開く。消しゴムと同じくらいの大きさのロボ娘が
	這い出してくる。そして心配そうな顔をして俺に話し掛ける。

	「……ご主人様? どうしたのですか?」

	おお。そうだ。こいつに解かせればいいんだ。最新先鋭のコンピューターなんだから
	高校程度の腐れ数学なんて敵じゃないだろう。もにょもにょ。その旨を伝えてから、
	問題用紙の上に摘まんで連れていってやる。数式の上をぺたぺた歩きながら読み始める。
	頬に手を当てて首を傾げて考える。ヒートシンク代わりの髪の毛がやや発熱する。
	頑張ってくれ。なんとか答えを出してくれ。ロボ娘かわいいよロボ娘、と思いながら見守る俺。

	「うーん。ご主人様、この『積分』が私の辞書に無いですよー。なんですかね?」

	うん。俺もそれがわからん。ていうか、ダ メ じ ゃ ね ー か!!


	エロにならないな。

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