僕は剥き出しになった姉ちゃんのおっぱいを揉みながら、割れ目の中へもう一方の指を突っ込んだ。
「んんはぁ!!」
 姉ちゃんが背中を反らし、なんともいえない表情で髪を振り乱している。
「あっ…んっ…い…いいっ…研司…」
「姉ちゃん…気持ち…いいの?」
 姉ちゃんは下半身をもぞもぞと前後に動かしている。その度に僕の指は姉ちゃんの割れ目に出たり
 入ったりを繰り返し、そのリズムに合わせて喘ぎ声を上げた。
「んあっ、っ……んあ?」
 僕は姉ちゃんの割れ目から指を抜いた。
「…め…ないで」
「姉ちゃん…」
「やめないで…研司…もっと…頂戴…」
 姉ちゃんは必死で力の入らない両足を動かし、固くなって盛り上がった僕の股間にあそこを擦りつけ
 ようとしている。両肘で身体を支えているのか、僕の両脇からガリゴリという音が聞こえてくる。
「姉ちゃん、ここじゃやりにくいや…リビングに行こうよ」
「研司…」
 僕はそのまま姉ちゃんを抱き抱えるようにして身体を起こした。乱れた浴衣は完全にはだけてしまい、
 形の良いおっぱいが両方とも露になってしまっている。僕はそれに目を奪われながらもなんとか立ち上がり、
 姉ちゃんを抱えてリビングに歩いて行く。

 ドアを開け、リビングのソファーに姉ちゃんを寝かせた僕は、浴衣の帯をゆっくりと解き、するりと取り去った。
 姉ちゃんが足を動かして身体を左右に揺すると、徐々に浴衣が左右にはだけていく。
「姉ちゃんのまんこ…」
 姉ちゃんの秘部から、少し粘り気のある透明な液体がとろとろと漏れ出している。顔を近づけてよくみてみると、
 ピンク色の花びらのようなものが割れ目の中でヒクヒクと動いているのが見えた。確か、友達のDVDでも
 こんな動画があったけど…実際に”動いている”ものを見るのは初めてだ。
「こんなのって…本物みたいだ」
 僕は姉ちゃんのあそこを見つめながら服を脱いでいく。最後にパンツを脱ぎ、僕の固くそそりたったペニスが
 姉ちゃんの前にさらけ出される。
「研司…私でいいの?」
「姉ちゃん?」
「研司に私の初めてをあげたい…でも、私はアンドロイド…おっぱいもあそこも、全部作りものなのよ。そんな私でも、
 研司は本当に…本当にいいの?」
「…」
 僕は返事をする代わりに、だまって姉ちゃんの上に覆いかぶさった。
「研司…」
「僕の答えは…」
 ペニスを姉ちゃんの割れ目にあてがい、そのまま一気に貫いた。ずぷっという音をたて、僕は姉ちゃんに
 拒否されることなく飲み込まれる。

「くあっ!き、きつっ…」
「あ゛っ…! け、研司…んんんんんっ!!」
 姉ちゃんの人工女性器が僕を締めつけてくる。いや、締めつけてくるだけではない…姉ちゃんの中がまるで
 生きているかのように絡みながら吸い付いてきた。
「す…ごいっ…! 姉ちゃんの…まんこ…僕に…吸い付いてくる…」
「研司…動いて…んっ」
 僕は姉ちゃんのいうまま、腰をゆっくりと前後に動かし始める。
「っ!! あっ! んっ! うん…あっ」
「だ、大丈夫?」
 悲鳴に近い姉ちゃんの声を聞いた僕は、腰の動きを止めた。
「大丈夫だよ…もっと…もっと動いて…お願い…」
 僕は姉ちゃんの腰を両手で抱えて少し持ち上げた。中腰の姿勢で少しづつ体勢を整え直す。
「ン…ア…」
「…動くよ、姉ちゃん」
 僕は腰をさっきよりも激しく、大きく動かし始めた。僕の股間と姉ちゃんのお尻が当たる度にぱん、ぱんと
 いう音がリビングに響き渡る。
「はぁう! んっ!…はぁっ…あっ…いいっ…んくっ…!」
「うっ…くっ…」
 姉ちゃんの顔を見た。瞳が潤み、まばたきの度に涙がこぼれている。
「んん……あっ!! け…あンっ…研司っ…!」
 物欲しげに僕を見つめてくる。たまらなくなった僕は、腰を動かしながら姉ちゃんに被さり、キスをした。
 何度も何度も、まるで降り始めの雨粒のように。
「ああぁ…こんな…気持ち…いいなんて…」
「姉ちゃん…僕も…」
 姉ちゃんの口元が緩んでいる。相変わらず涙はこぼれっぱなしだけど、歓喜に満溢れた表情だ。そして
 胸に目を移すと…大きなおっぱいが上下に揺れている。その頂きにあるピンク色の突起がまるで僕を
 挑発しているように見えた。
「…な、何…?」
「よいしょっと…」
 僕は大きく体勢を入れ替え、姉ちゃんを抱えながらソファーの上に座り直した。結構手間がかかったけど、
 これで僕の望みはかなえられる筈だ。姉ちゃんの足を抱え、僕のペニスを姉ちゃんの割れ目に入れ直す。
「ん゛ンっ!」
 ぢゅぷっという音と共に、姉ちゃんと僕は再び深く結合した。
「何を…する…の…?」
「姉ちゃんのおっぱい…いつのまに…」
 僕は姉ちゃんのおっぱいに手を添え、餅のような手触りのそれをゆっくりと揉み始める。
「んんっ…ああっ!」
「こんなに大きくなったんだよ…」

 そう、今まで意識したことなかったけど…姉ちゃんのおっぱいは、でかい。姉ちゃんが高校に入学する
 まではこんなに大きくなかった筈だ。
「そ、それは…んんっ」
「…とぼけちゃ嫌だよ、姉ちゃん…」
 僕は小豆のようになった乳首を指でつまみ、少しきつめにこねくり回してみる。
「あぐっ!! んんん〜……あっ!! ふぁ…あんっ!」
 時折腰の動きも混ぜているので、効果は抜群のようだ。この時僕は、DVDを貸してくれた悪友に初めて感謝した。
「んっ…研司が…大きいの…あっ…好き…そうだった…うぁ…から…」
「え?」
 僕は思わず動きをとめてしまった。
「ハァ…ハァ……お父さんに頼んで、大きくしてもらったの…」
「なんで…なんで僕が大きいのが好きなこと、知ってるの?」
「だって…研司の部屋の本…そんなのばっかりだったもん…」
 僕は後頭部を殴られたような衝撃に包まれた。

「僕は…僕は…うわぁああああ!!!」
「きゃっ!! け、研司!?」

 その後、どんな攻め方をしたのか細かく覚えていない。父さんだけじゃなく、姉ちゃんの手の平の上でも
 僕が躍らされていたこと、そして姉ちゃんがそのためにわざわざ自分のおっぱいを大きくしてくれたこと。
 悔しさと嬉しさ、全ての感情が入り交じった僕は、まるで野生の獣のように姉ちゃんを貪った。僕のペニスと
 姉ちゃんのあそこが擦れ合う度に淫らな音がリビングに響き渡る。

「ああっ! そんな…ンっ、あ、あ…いく…いっちゃう…ああんっ!」
「ううあ、あう…ぐっ、あっ、くぅ!」

 いつのまにかリビングの床に転がってた僕達は、そのまま姉ちゃんの身体を突きまくっていた。カーペットが
 ぐちゃぐちゃになってたのが一瞬見えたが、もう構うものか…僕の心の中にあったのはただ一つ。

「姉ちゃん、好きだ…愛してる…!」
「研司…わた…し…もっ!」

 互いの言葉を合図に、僕等の動きは火がついたように激しさを増した。快楽の塊が、身体中の神経を伝って
 頭に遡ってくる。

「うぐ…で、出る…あうっ…くぅ……うあああああああっ!!!」
「んあ…いっちゃう…うあ、んんンあ、あ、あ、あ…んんんぁあああ〜〜っ!!!」

 背中を遡ってきた快感が脳に達したと感じた瞬間、僕の頭の中は真っ白になった。

「姉ちゃん、僕が全部やるからいいよ…」
「いーのいーの、私にも責任あるんだから、手伝わせて」
 僕等は行為で汚されたソファやカーペットを片付けていた。所々白濁した、とろみのついている液でソファーも
 カーペットもべったりと汚れている…とてもじゃないけど、父さんに見せられない程の惨状だ。
「あのさ、姉ちゃん…一つ聞いていいかな」
「…何?」
「姉ちゃんのあそこってさ…その…いつから付いてたの?」
 姉ちゃんの動きが止まる…が、それも一瞬。小さく溜め息をついて、ソファーを雑巾で再び拭き始める。
「そうね…もう隠しとく必要もないか。気がついたのはね、中学2年の時だったかな」
 僕は聞いてはいけないことを聞いたような気がした。
「あの…恥ずかしかったら…いいよ、別に言わなくても」
「いいのよ、どうせメンテナンスしてもらったら判ることだし」
「…ごめん」
「…中学2年の夏だったかな…身体の調子がね、ものすごく悪くなったのね。」
 車椅子の横に置いて有るバケツで雑巾をすすぎ、絞る。じゃーっという音と共に、雑巾から水が流れ落ちた。
「それでね、お父さんに言ったんだけど…お父さん、にやけるばかりで”そのうち治るから大丈夫だ”としか言って
 くれないのよね」
 ああ、それはあれだ…父さんが何か企んでる時の…。
「で、次の日の朝…パンツに赤い下り物がついてたの」
「…姉ちゃん、まさかそれって」
「そのまさか、だったのよね…これが。お父さんにそれを言ったら大喜びしちゃって…」
 僕の脳裏に、父さんが ”実験成功だ!!” と叫んで飛び回っている姿が浮かんでくる。微妙な頭痛を感じた
 僕は両方のこめかみを指でおさえ、溜め息をついてしまった。
「お父さん、そのまま出かけちゃって…少ししたらお赤飯を片手に戻ってきたの。」
「お祝いってやつだよね…その…初潮ってやつの」
「そうそう…それで初めて知ったのよね」
 姉ちゃんは浴衣の上からお腹をなで回している。
「なんでそんなものを付けたんだろ…父さん…」
「お父さんがね、言ってくれたの。”アンドロイドだろうがなんだろうが関係ない、宇都宮家の女として、お前には
 『女の悦び』を知る権利がある”って」
「父さん…」
「お父さん、私を作ってくれた時からずっと、私を人間と同じように育ててくれたのね。身体も心も全部…」
「姉ちゃん、父さんって…」
「ちょっと人と違うところあるし、変なことをする人だけど…そんなお父さんだけど、私は大好きよ」
「うん…僕も感謝してるよ」
「さ、早く片付けちゃいましょ。もうこんな時間だし」
「うん…」


(続く)

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