名無しさん@ピンキー<><>04/03/09 17:58 ID:zbT6ocv5<> ◆前スレ
   http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1004855813/

◆関連スレ
 [有機]美少女アンドロイド:6号機[無機]
   http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1077436378/
<>ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α2 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/09 18:03 ID:g3yjUG/X<>  ,'⌒⌒ヽ
/ λ W λ i ヽ
く ゝ` ‐´ノ,,ゝ
( .)~==~)つ
レノ人__人!
  (/(/

御機嫌いかがですか?NOIRのChloeが>>2ゲットです・・・・・。

>1 スレを立てるのは私だったのに!私のはずだった!!
>3 スレはあなたを必要とはしていない。それだけ言えば充分でしょう。
>4 これがあなたのレスか。・・・・・なるほど、つまらん。
>5 すべては過去スレ過去ログに記されています。
>6 答えは・・・・・答えは自分で見つけるように。スレ住人はいつもそう言っています。
>7 私が全身義体化サイボーグとして復活し「魔法先生ネギま!」に登場しているのは秘密です。
>8 あなたは、コピペを、貼る。なんの躊躇いもなく、貼る。
>9 あなたはノワールのエロ画像を失ってしまった。だからそんな顔をするんですね・・・・・。
>10 どうして・・・・・・・・・・どうしてッ!?
>11 嘘つきぃッ!!
>12 ・・・・・・・・・・ノワール・・・・・。
>13-1000 私、>>2ゲットできて幸せです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/09 19:16 ID:50ctj9wN<> 乙。
今度こそ即死防止。 <> 名無しさん@Linuxザウルス<>sage<>04/03/09 21:36 ID:HUG0JpZ5<> >>1


こっちでもホシュ子タンを雇った方が良いかな?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/09 21:54 ID:nvU9Ueny<> >>1
 高性能な方のホシュ子たん、スレ立て乙〜。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/09 22:12 ID:EBrQCSDa<> 乙です。
なんとか今度こそ即死回避をば。

そーいやイノセンス公開されたけど見た香具師いる?
ネタバレしない程度にこのスレ的感想を一つ希望。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/09 22:50 ID:ax/9ncBi<> 即死回避を兼ねて。

>>6
まだ見てないのだ。
スルーした漏れは負け組ですか・・・_| ̄|○
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/09 22:56 ID:iQjWoL3q<> 虹から支援
同士よ負けるな!
あ〜んど
スレたてホシュ子たん乙 <> 名無しさん@ピンキー <>sage<>04/03/09 22:56 ID:My+aMqvE<> 内容>人形と犬萌え
押井の趣味丸出し <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/09 23:12 ID:kvNGysGU<> >>1


<> ホシュ<>sage<>04/03/09 23:39 ID:nvU9Ueny<>  カコカコとキーボードを叩く音がテンポ良く響き、かたん、という音で
締めくくられた。生活感の無い部屋の中。真剣な瞳で液晶のディスプ
レイの一点をじっと見つめるのは、一人の少女。

−サーバ負荷が(以下略)−

「……ホシュぅ」
 しょぼん、と肩を落としてうつむけば、柔らかい金髪がさらりと膝に流
れる。
 ディスプレイの隅に浮かんでいる時計を涙目で見れば、時間は午後の
十一時。彼女の一番嫌いな時間だ。
「ホシュ!」
 ぐっと小さな手を握り、力を込めてマウスを掴む。
 次々とページを切り替え、その中で書き込みの極端に少ないスレッドを
チェックする。見事なタッチタイピングでキーボードを操り、再びエンターを
打鍵。
<> ホシュ<>sage<>04/03/09 23:40 ID:nvU9Ueny<> −正常に書き込まれました−

 書かれた文字はただ一言『ホシュ』。
「……ホシュ!」
 小さくガッツポーズして、次のスレッドへ跳ぶ少女。
 スレッドの内容そのものを彼女は知らない。軍事問題なのか、
それとも今日の夕飯なのか、はたまた大人の内容なのか。文意を
解析するプログラムが無いわけではない。内容に対する知識が
メモリーに刻まれていないから、理解できないのだ。
 ただ理解できる範囲の内容から良スレと駄スレを判断し、『ホシュ』
というスレッドの内容に抵触しない単語を入力する。

−httpエラーが(以下略)−

「ホシュぅ……」
 再びがっくりとうなだれる少女。それはどんなに卑猥な会話が連なる
スレッドでもしっかり保守する彼女の、一番嫌いな言葉だったからだ。
 保守age、即死回避カキコ、このスレもがんばりまっしょい、1さん乙、
良スレage。
 彼女以外にも善意の保守屋がたくさんいた、みんなの想いのつまった
暖かいスレッドだったのに。その最後を見てしまった時が、少女には一番
辛い。
『ごめんね。ほしゅできなくて』
 そう発言欄に書き込み、エンター。 <> ホシュ<>sage<>04/03/09 23:41 ID:nvU9Ueny<> −ERROR:このスレッドには(以下略)−

 書き込めないと分かっているが、それでも小さくため息をつく。
 零時。
 今日も彼女の戦場には数多くのスレッドが生まれ、もっと多くのスレッドがデータの
狭間に消えていくのだろう。消える定めにあるスレを、一つでも多く救いたい。
 生活感の無い部屋で、少女はキーボードを叩き続ける。
 少女と同じ運命に至るスレッドを、一つでも救うために。
<> ホシュ<>sage<>04/03/09 23:42 ID:nvU9Ueny<> 「あら? まだ保守ってましたの? ホシュ」
 掛けられた声に、少女はキーボードを叩く手を止めて振り向いた。
 少女によく似た娘だ。ホシュと呼ばれた少女の服が白地に薄桃の意匠を
施されているのに対し、娘の服は赤地を基調にした少し攻撃的な印象を
与える。
『ホシュ子さん……』
 ブラウザの傍らにちょこんと浮かんでいたメモ帳に、その単語を書き込む
ホシュ。
「まったくもう。オーナーに発声プログラムくらい入れてもらえば宜しいのに」
 ホシュ子と呼ばれた赤い娘は、ホシュのメモ帳を覗き込んでそう答える。
『むりですよぅ……。私、メモリもちいさいですし』
 簡単な文意の解析と動作制御、あと少々の感情プログラムを走らせれば、
ホシュのメモリは一杯だ。ホシュは最初期型のアンドロイドだから、もともと
そう複雑な事が出来るようには作られていない。
 だから彼女に出来るのは、おさがりのノートPCでネットを巡り、緩やかな
流れを求めるスレッドに『ホシュ』という単語を打ち込む事、くらいだ。 <> ホシュ<>sage<>04/03/09 23:43 ID:nvU9Ueny<> 「……そうでしたわね。私のご先祖様でしたものね。貴女は」
 だが、赤い娘は違う。同じモデルの最新型である彼女は、ネット保守はおろか、
プロキシ切り替えやブラクラ撃退、次スレ立て、果てはスレ違い誘導まで、流れを
読んだ上で見事にやってのける。
「で、どのくらい保守出来てますの?」
 そう言い、ホシュ子は近くにあったハブのLANポートに人差し指をすっと差し込んだ。
耳に付けられたカバーのLEDがちかちかと点滅し、透き通ったレンズの瞳に無数の
記号が流れ始める。
 電子の海の情報を本体へダイレクトに取り込んでいるのだ。舌のコネクタで32.6kの
ダイヤルアップにしか繋げないホシュには、逆立ちしても出来ない芸当である。
「貴女にしては、まあまあですわね」
 人差し指を抜き、付いた埃を小さくひと舐め。ホシュ子からすれば亀のような歩みだが、
それでもホシュからすれば精一杯やっているのだろう。気持ちはまあ、わからないでも
ない。
<> ホシュ<>sage<>04/03/09 23:44 ID:nvU9Ueny<> 『廃棄寸前の私でも、お役にたててるのかなぁ……』
 再びディスプレイを覗き込んで、ふとメモ帳に描かれた文字に気が付いた。
 思わずホシュ子の手が伸びる。
「ほ……っ。ホシュ……ぅ!?」
 ほっぺをぐにぐにとつまみ、そのまま引っ張り上げる。
「ホシュぅぅぅっ」
 キーボードに手が届かなくては、「ホシュ」としか喋れないホシュに意志を
伝える術はない。USBコネクタも無線LANポートもないから、直接意志を伝える
事も出来なかった。
 まあ、ノートPCがあったところで、大して難しい会話は出来ないのだが。
「貴女、一度、解析プログラムをメンテした方が良くてよ?」
 ほっぺをむにむにと引っ張ったまま、ディスプレイの前に顔を持っていく。
反対側の手はホシュに数倍するスピードでキーボードを操っていた。
「ホ……シュぅ」
 やっぱりホシュ子は凄い。 <> ホシュ<>sage<>04/03/09 23:45 ID:nvU9Ueny<> 「これ、見てみなさいな」
「ホシュ?」
 見れば、思わずホシュの顔が弛んだ。
「じゃ、私もそろそろ業務に戻りますわ。貴女も頑張りなさいな」
「ホシュ!」
 引っ張った頬にリアクションを返さなくなったホシュに飽きたのか、ホシュ子は
生活感のない部屋をすっと後にする。
「ホシュぅ……」
 残るのは、にこにこした表情の少女が一人。
 ディスプレイに映るスレッドに書かれてあった文字は短い一言。



 ホシュたん、乙! <> ホシュ<>sage<>04/03/09 23:48 ID:nvU9Ueny<>  >>5の発言以降、ひととおり巡回した後にちょこちょこっと書いた奴なので……
というか、ホントに即死回避用にやっただけなので、適度にスルーしてもらえると
助かります。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/09 23:51 ID:PrX/1Zb9<> えちくないですねぇ。
てっきり「βを落としたオシオキ!」とかやられるかと。
え、私?ダメです。三原則で反撃が来ない相手に酷い事なんて出来ません。

…そか、β保守成功のご褒美とかやればいいのk <> 18<>sage<>04/03/10 00:07 ID:DIBRBYWi<>  さすがにどこもエロやってないホシュたんの先陣を切る勇気は…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/10 00:48 ID:wn2HdamA<> ホシュたん、乙! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/10 01:25 ID:IOhNX+1q<> >>11-17
ホシュたん、乙!

いじめっこ同型機が、なんとなくいい人だ。
(´▽`)ホノボノ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/10 06:03 ID:WE1nRC8h<> ホシュたん、乙!
<> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 13:31 ID:DIBRBYWi<> 「ホシュぅ……」
 画面の向こうで、ホシュはほっと一息ついた。
 解像度も甘いディスプレイの中には、安堵の声が流れている。

 即死回避、乙。

 ホシュの好きな言葉の一つだ。
 生まれたばかりのスレッドを待ち受ける最初の難関。これを越えれば、
祭やスレ乱立などの事件が無い限りスレッドの安寧は保たれる。後は
住人の書き込みがない時、ホシュが定期的に保守してやればいい。
「ホシュ!」
 ホシュ、と全然保守する必要もないのに意味不明な発言を打ち込んで
おいて、背もたれに満足げに身を預ける。 <> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 13:32 ID:DIBRBYWi<> 「あら、即死回避しましたの」
「ホシュ!」
 そこに入ってきたのは例によってホシュ子だった。どんなスレッドだかは知らないが、
ホシュ子も同じ保守仲間。即死回避を喜ぶ気持ちは良く分かる。
「じゃあ、お祝いですわね」
 ホシュ、とホシュが首を傾げると、ホシュ子は持っていた紙袋から棒のようなものを
取り出した。何かのコネクタのようだが、太めのマジックほどの棒の根本に打ってある
ロゴはホシュのドライバ一覧にも載っていないメーカーのものだ。
「オーナーから借りてきましたの。貴女の接続規格でLANに直結出来るそうですわ」
 ホシュ子が開いたマニュアルには『旧式の汎用コネクタ経由でLANケーブルに接続
できるように!』などと書いてある。正直すさまじくうさんくさかったが、まあ、そこはそれだ。
「ホシュぅ!!」
 そう言われ、ホシュもにこにこと喜んでいた。
 廃棄寸前のおんぼろアンドロイドでも、ノートPCをちまちまいじるよりはネットに直結して
保守作業をした方が断然早いに決まっている。上手くいけば、次スレ立てくらいは出来る
ようになるかもしれない。 <> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 13:33 ID:DIBRBYWi<> 「で、貴女ドライバは?」
「ホシュ……ぅ」
 問いかけに首を横に振るホシュ。
 ホシュ子も聞いた事がないメーカーの、見た事もないツールのドライバだ。
当然ながら彼女より古い型のホシュが持っているはずもない。
「じゃ、これドライバですわ」
 紙袋の中からさらに小さな板きれを。黒いプラスチックで作られたそれは、
3.5インチのフロッピーディスクだ。
「ホシュぅ……」
 今ではCDに取って代わられてついぞ見かけなくなったそれを恥ずかしそうに
見つめながら、ホシュはカコカコとメモ帳にタイプする。相変わらずホシュとしか
喋れない、難儀な構造だ。
「『安全装置の都合で一人じゃインストールできない』……はぁ?」
 その発言を見て、ホシュ子も流石に声を上げた。二世代前のアンドロイドでも
一人で出来るというのに……初期型はそんなことさえ一人では出来ないのか。
「……仕方ありませんわね。大サービスですわよ?」
「ホシュぅ」
 はちみつ色の柔らかい金髪に、さらりとした銀髪が重なった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/10 17:29 ID:wn2HdamA<> ホシュたん、乙!

……これから大変な目にあうヨカーン <> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 18:04 ID:DIBRBYWi<>  うつむくホシュの唇に、薄く頬を染めたホシュ子が唇を触れ合わせたのだ。
座ったままのホシュのあごを上向かせ、桜色の唇に舌を押し込んでいく。
「ん……ほし……ゅぅ」
 くぐもったホシュの声を聞きながら、小さな歯やほんのり暖かい舌をゆっくりと
蹂躙するホシュ子。隅々まで舐め、十分に湿らせてやる。
 そっと唇を離せば、ホシュはホシュ子の唾液をこくりと飲み下した。
「あー。もう、この子は!」
「ほ、ほしゅぅぅ!」
 再び押し付けられるホシュ子の唇。またもやたっぷりと唾液を流し込まれ、
ぷちゅりと唇を離される。
「接続補助剤と金属保護剤を呑み込んでどうしますの。おバカ」
 そうぼやきつつ、フロッピーをホシュの口へ。隙間から溢れたホシュ子の唾液が
ホシュの白いワンピースに滴り落ちるが、気にした様子はない。 <> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 18:05 ID:DIBRBYWi<> 「ホシュ。ドライバ、インストール開始」
 頬を赤らめているホシュの耳元に、そうコマンド。
「ほしゅぅ……」
 ホシュの瞳から輝きが消え、その代わりに耳元のLEDが数度点滅する。
再起動のLEDが付き、弛緩した唇からとろとろと唾液がこぼれ落ちた。
「……ほひゅ!」
 再起動完了。
 その様子を満足げに眺めたホシュ子は、唾液に濡れたホシュの小さな胸を
ひょいと掴んだ。さわさわと撫でさすり、硬い場所を手のひらで見つけ出す。
「ほひゅぅっ!」
 ホシュの声が、ひときわ高く鳴いた。ぷっくりと立ち上がった乳首を押し込まれ
たのだ。それと同時に、ホシュの口からドロドロに濡れたフロッピーディスクが
半分ほど吐き出される。
「それで、ドライバは?」
「ホシュ!」
 今度こそごくりと唾液を呑み込み、元気良く片手を上げてみせた。
「……で、接続はどうせ自分では出来ないのでしょう?」
 どこか愉しむようなホシュ子の声に、その手がへろへろと崩れ落ちる。
『おねがいします!』
 そう発言してぺこりと頭を下げるホシュに大げさにため息を吐いてみせると、
ホシュ子はホシュを立ち上がらせた。 <> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 18:06 ID:DIBRBYWi<> 「じゃ、貴女はこれでもくわえてなさいな」
 部屋の隅のハブに持ってきたLANケーブルを繋げ、さらにコネクタにの根本に差し込む。
かりと接続されたのを確認し、ホシュの口に太いそれをぐっと押し込んだ。
「ホシュ……ぅ」
 喉元まで差し込まれたそれに軽くむせつつも、口内に残ったホシュ子の唾液を舌で懸命に
絡ませ始める。
「オーナーからお預かりした大事なコネクタですもの。傷つかないよう、よぉくお舐めなさいな」
 その様子を満足げに見つめ、ホシュ子はホシュの膝丈までのスカートをめくり上げた。
 奥にある小さな三角形の布を細い指でつ、と撫でると、薄い埃が絡み付く。
「随分と汚れてますわね……少しはクリーニングなさい。痛みますわよ」
『だって……コネクタなんか使わないと思ったから……』
 メモ帳に書かれた文字がホシュ子に見えるはずがない。それでもホシュは太いものを
くわえたまま、いつもの習慣で恥ずかしそうにそう発言する。
「まあ、カバーしてあるだけマシですけれど」
 そう言うとホシュ子はホシュの前にひざまずき、腰からショーツをすいとずり下げた。
股間がしっかり見える程度に下げておいて、ホシュ子はその奥へと顔を進める。固く合わされた
膝頭が赤い服に包まれた小振りな胸に当たり、ふにゃりと歪む。 <> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 21:02 ID:DIBRBYWi<> 「きれいですわね。ほとんど使ってないのかしら」
「ほ……っ。ホシュぅ……」
 ホシュのつるりとした縦型のスリットの様子を確かめて、ホシュ子は指を口に含んだ。
ぺちゃぺちゃと唾液をたっぷり絡ませると、糸を引くそれをホシュにそっと触れさせる。
「ホシュ……ぅ……っ!」
 ぴったりと閉じたスリットに沿わせるようついと撫でれば、ホシュの口からくぐもった声が
流れた。
「こら、ホシュ……」
 薄い唾液を口からとろとろとホシュのスリットに直接垂らしつつ、ホシュに声を荒げる。
ホシュ子の唾液はクリーニング液やグリスの意味合いの強いものだ。こうして塗り広げる
のも、自分では濡らせないホシュのためなのに……。
「ホシュ……ホっシュぅ……」
 軽くこすってやるたびにホシュは甘く鳴き、恥ずかしそうに膝をすり合わせる。その度に
ホシュ子の胸元が揺さぶられ、ホシュ子の頬にも淡い朱が浮かんでいく。
「ホシュぅ!」
 ぺちゃりとした感触に、ホシュは思わず身を震わせた。
 ホシュ子の舌が、ホシュのスリットに直接触れたのだ。
「接続不良を起こしても良くて?」
 蛍光灯を弾いててらてらと光るスリットに必要以上の唾液をまぶし付け、奥まで舌を差し
込んでいく。こぼれ落ちた透明な液体が、すぐ下に張られたショーツの網に絡め取られる。 <> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 21:03 ID:DIBRBYWi<> 「ほっ……ひゅぅぅっ!」
 ぬめ付く感触が、今度はずるずると吸い上げられた。股間のドライブが
電源を落とされぬまま抜かれるような感触に、腰から力が抜けそうになる。
「そうそう。業務はお続けになって結構ですわよ。お忙しいでしょう?」
 淡く濁った液体をごくりと嚥下し、ホシュ子はそう言って薄く笑った。濡れた
唇をぺろりとひと舐めし、再びホシュのスリットへ顔を埋める。薄く口を
開いているが、まだまだ入りそうにない。
「ホシュぅ!?」
 時計を見れば、もう業務時間だった。高性能のホシュ子はともかく、
いちいち作業の遅いホシュでは時間をフルに使わないと無数のスレッドを
保守しきれない。
「ほ……っ」
 黒く太いコネクタを頬張ったまま。デスクの上のノートを引き寄せ、崩れ
そうな体を両手で支えつつ、ホシュはキーボードを打ち始めた。舌で舐め
られる度に打鍵位置を間違え、唇で吸われる度にマウスの指示位置が
ずれる。
「ほしゅ……ぅ」
 打ちすぎた発言をバックスペースで消しながら、甘く喘ぐホシュ。瞳は
とろんと潤み、ディスプレイの文字すらもよく見えなくなっている。もちろん、
内容の把握など出来ようはずもない。
 埃よけのフィルムが張られたキーボードの上に、口から溢れたホシュ子の
唾液がぱたぱたと滴り落ちる。
「ほ……しゅぅ……」

−多重書き込みです! あと(以下略)−
−多重書き込みです! あと(以下略)−
−多重書き込みです! あと(以下略)−
−多重書き込みです! あと(以下略)−

 警告メッセージも読みとれず、ひたすらにホシュと書き込み、発言キーを
クリックするホシュ。
 アカ停止を食らう寸前で、ホシュ子から次の指示が来た。 <> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 22:29 ID:DIBRBYWi<> 「じゃ、挿れますわよ」
「ほっ……」
 舌が離れ、口のコネクタも引き抜かれる。一息ついたのも束の間。
「しゅぅぅぅっっ!」
 同じ場所に、もっと硬い感触が押し入ってきた。太く、固い……ホシュ子の
シルバーブロンドの向こうに見えるそれは、長い尾を曳いた真っ黒いコネクタだ。
「あら、もっと柔らかくした方がよかったかしら?」
 結合部にとろとろと唾液を滴らせながら、銀髪の娘は静かに笑う。ひねり
込むように、ずぶずぶとコネクタを押し込んでいく。
「ほしゅぅ……」
 ついにホシュの膝から力が抜けた。白く塗られた床の上に、くてんと力なく
崩折れる。発言欄に打ち込まれた文字列は、ホシュどころか意味すら成して
いない。
「まあ。並列処理も出来ないなんて、悪い子だこと」
 くすりと笑い、天井を向いているコネクタの根本を下に向けてゆっくりと押し込んで
いく。重量がかかるぶん、立ったままよりもすんなりとそれを受け入れるホシュの
スリット。
「ほ……ゅぅ……」
 ひくひくとうごめくそれが、ついに根本までコネクタを呑み込んだ。
「ホシュ。接続開始、ネットワーク設定はデフォルトで」
 頬を赤らめて喘いでいるホシュにゆっくりと覆い被さり、揺れる耳元にそうコマンド。
「あ……ぁはあ……っ! ほっ……ほゅぅうぅぅぅぅゅっ!」
 流し込まれるコマンドの群れに、ホシュの小さな身体ががくがくと揺れた。口から
漏れる意味を成さない言葉は、機械を支配する、人間には聞き取れない言葉の
連なりだ。
「……ほ……ホシュぅ……」
 あっという間にシステムダウン。 <> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 22:30 ID:DIBRBYWi<> 「……あら?」
 ぐったりと倒れ込んだホシュからとりあえずコネクタを引き抜き、放り投げてあった
マニュアルを手に取る。ぱらぱらとめくると、ある項目が目に入った。

−以下の機種には対応しておりません−

「……ホシュ」
 そこに書かれていたのは、間違いなくホシュの型式番号。
 そりゃ、エラーも出るはずだ。
「……まあ、こういう事も、ありますわよね」
 いそいそとホシュの乱れた着衣を整えて証拠を消し、ホシュ子は生活感のない
部屋を後にするのだった。 <> ホシュ(またか)<>sage<>04/03/10 22:31 ID:DIBRBYWi<> │ω・`)ノ<ひととおり保守ったので名無しに戻ります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/10 22:55 ID:BSR4toPt<> GJ、お疲れでシュ!

ノシ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/10 23:31 ID:IOhNX+1q<> 乙でシュ!

虹のスレが寂しいのは、皆ここを見ていたのか?

コホン
オオオオオォォォォォオオオオオオ!
ホシュたんがぁぁぁぁぁぁぁぁ! <> 名無しさん@ピンキー<><>04/03/11 18:57 ID:PX/s1OPq<> 保守age <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/12 01:41 ID:yMjkShv/<> でシュ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/12 13:47 ID:FdzIxhZJ<> 誰もいないのか……? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/12 22:43 ID:xTj8J4Lf<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/13 00:41 ID:zHonFCoS<> 新スレと保全乙〜。
いやー専用ブラウザだと更新ないとチェックしないから、ロードするまで新スレ落ちてるのも
気付かなんだよ…(;´д`) <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/03/13 02:21 ID:d9XRoPy0<> 前スレ落ちちゃったし、こまめにageてアピールするしかないか…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/14 21:57 ID:h+3mZdkn<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/15 18:38 ID:/dwgx8Ds<> ほっしゅ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/16 22:54 ID:S/FPuq3d<> ホッシュ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/17 00:12 ID:QjS40bSS<> ホシュたん、乙!

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/17 02:28 ID:fyXDvrE2<> とりあえず、何人くらいこっちの存在に気付いてるんだ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/17 15:54 ID:5ZO1+rV/<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/17 20:24 ID:YVa1NBF0<> 漏れの永遠のアイドルセリオさんハァハァ <> 名無しさん@ピンキー <>sage<>04/03/17 20:55 ID:jjziODdw<> なんだ、こっちにも重複がいるのかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/19 13:02 ID:x8lEG01A<> ホシュ ノシ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/19 21:11 ID:n0JyBQ63<> こっちは平和だなあ・・・・。 <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/03/20 23:34 ID:o+gfT6P9<> とりあえずageときます。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/21 02:03 ID:qkMbMOww<> こんなスレあったんだ。
なるほどね〜ここは萌えを語るスレだからか・・・なるほど納得。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/21 10:58 ID:bCIbPybl<> >>50
セリオいいよな。
あのぶっきらぼうさが良い。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/22 00:28 ID:VeAGB22/<> いろいろ考えてみたが、やっぱオイラの原点は「わがセクソイド」
のユカリに尽きるな。
たかがロボット女郎、が世間の枠からはみ出してしまった男から真剣に
愛されて、駆け落ちの果て次第ロボットとしての機能が狂ってゆくうちに
プログラムから逸脱した「自分自身の」愛情を育てていく。
初めて読んだのは、もう四半世紀前の厨房時代だったが、最後は号泣。
人生の挫折とか希望とか、ささやかな幸福とか、そういう諸々が子供ながら
にずっしり胸に染みた。
大人になってから改めて読むと、また更に味わい深い。
ユカリほど美しいロボットは他にいない、といまだに思っている。

とはいえ、最近はRドロシーに萌え。


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/22 11:30 ID:olY1HA9h<> メイドロボ HM-13セリオ
税別¥4928000

これぐらいの値段なら買ってもいい。 <> 名無しさん@ピンキー <>sage<>04/03/22 11:40 ID:QiduDfhw<> その10倍の値段でも買うよ〜 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/22 12:06 ID:iTXbEnqM<> プチセリオなら50000円だが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/22 20:30 ID:bPceUhLQ<> >>58
果たして維持費がどれ位掛かるかだが…

内職なんかして自分で稼いでくれるのかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/22 20:58 ID:N7uMw7pV<> やっぱ、事務コピー機みたいにレンタル形式にして、
定期的に社員がメンテナンスにくるんだろうな。

減価償却、どれくらいかかるんだろう。
・・・金持ちが税金対策に購入してたら笑う。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/22 21:24 ID:olY1HA9h<> >税別¥4928000
だが、実際にメイドロボがあったとすればこれぐらいの値段になるまで買えないな。
最初期の一般に浸透してない時期は企業用として>>59の言った値段ぐらいにはなりそう。
維持費も考えると現実的に>>59の家庭が億万長者でもない限り無理そうだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/22 23:55 ID:VxNlqahT<> そこでモニター制度!

ただし
・パワーリミッターがエラーを起こしている時に抱き締められて骨折
・料理の時にエラーを起こし台所が火の海
等など。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/23 00:41 ID:pmptOHYd<> むしろ望む所よ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/23 12:43 ID:phch4Lve<> >パワーリミッターがエラーを起こしている時に抱き締められて骨折
>料理の時にエラーを起こし台所が火の海


 だが、それがいい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/23 17:58 ID:SOCoUna6<> >>65-66
さすが、おまいらはアンドロイド萌えを良く理解している! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/23 19:29 ID:mdH0/NAQ<> >>67
意味がありそうで全く意味の無いIDですな
「そこうな6」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/23 21:30 ID:6sfgr0wC<> Socouner Sr.6 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/24 00:19 ID:28QoTS/c<> >>69
IDにオンドゥルが潜んでいるような。0w0)ルラギッタンディスカー! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/25 17:49 ID:dGi/fqxi<> ホシュがてら、こんなの投下

ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1080204517.txt <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/26 09:04 ID:LZEKtslF<> ぐっじょぶ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/26 20:30 ID:IQ1hBZA/<> おい!おまいら!

3月24日の番組欄見てみろ

____________
00ANHKニュース10
   検証・三菱タイヤ事故
   ▽埼玉医大医療ミスに
   判決・病院の責任は?
   ▽ロボットと甘い生活←(;´Д`)ハァハァ
   ▽センバツ    8434
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/26 23:49 ID:I/plZMJ0<> えーっ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/27 11:52 ID:NgXC60s7<> いや、過去の番組欄を見せられてもさ・・・。

誰か見た人おるの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/28 01:41 ID:4zCtxCsK<> >>73
 出来ればレビューしてほしかった……



 当然見てないですよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/29 16:44 ID:9qb92Yc4<> ひさびさにホシュ ノシ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/29 18:17 ID:qrI7llz0<> 今やってる銀河鉄道物語のユキはエロい
零士キャラも今風のアレンジで目許はスッキリ、腰のくびれから胸・腿へ向かっての
カーブの立ち上がりが「有り得る」感じで良い
線自体が細くなってるから、本数がむしろ増えてもウザくならないわな

アニメ自体の評価は低いらすいがw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/29 18:18 ID:qrI7llz0<> あーゴメン、言い忘れた
ちょっと作り物にしては情緒あり過ぎかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/03/30 03:36 ID:Sy+pZjJE<> ほしゅ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/02 00:56 ID:ES9etpuu<> ほしゅしとこう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/03 08:05 ID:YPkfeBzx<> ほしゅっ♪
ほっしゅっ♪ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/04 02:44 ID:hqNovpC/<> メルブラのメカ翡翠。
漏れは割りとどうでも良いんだが他の香具師はどう思ってるんだ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/04 02:54 ID:PIFxEl++<> 月、じたい如何でもいい <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/04/05 00:12 ID:zLmpbvKi<> たまには上げてみよう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/09 00:57 ID:ZDRsNr/T<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/12 18:36 ID:k4/AcyIO<> ホシュたん、メンテ中? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/14 14:27 ID:jK6/C05d<> むしろ移転情報が届いてなくてオロオロしてる予感 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/15 07:49 ID:Zl7CtbYj<> やばいなぁ、半虹も移転しちゃったよ。
ホシュたんパニックに陥ってないかなぁ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/17 13:22 ID:nn+Tu1mY<> 代理保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/20 23:16 ID:iQpEo3bx<> 保守しときます <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/04/22 19:06 ID:EGSVYZ6i<> ホシュたん見つけやすいようにage <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/25 09:29 ID:o1qLUM9I<> ホシュたん、早く戻ってきてねage <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/04/25 09:33 ID:o1qLUM9I<> ageと言っててsageちゃった。
_| ̄|〇 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/27 12:00 ID:o1KZVZ/M<> 携帯とかからでも自動保守してくれるちびホシュが欲しいです。
そんなことを思いながら保守 <> 新潟県人 ◆Jy53BOlark <>sage<>04/04/27 13:38 ID:QSpNVX71<> 「RAGDOLL CHILD」なんてのが現在発売中の月刊Gファンタジー
5月号に載っている。

描写がいまいちだからここの人はどれくらい楽しめるかどうか、、、。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/27 18:29 ID:qg8Au6xY<> (・∀・)イイ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/04/29 23:28 ID:QqirCCWI<> 保守しときます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/01 16:59 ID:oTkpSqgG<> ホシュたん、きぼーん <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/05 14:53 ID:LGgApVBw<> 半虹落ちてる? <>
◆ztKgnA/B22 <>sage<>04/05/05 15:56 ID:ZxsP0H64<> >>100
半虹は復活したものの、アンドロイドスレは圧縮で落ちています。
現在、代替機の配備を準備しています。


難民スレでも聞いてるけど、立てちゃっていいよね・・・?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/06 06:20 ID:0AdAQ5rS<> 難民見てきたけど、名前は
「8号機」ではなくて、「7号機α」とかのほうがよくない? <>
◆ztKgnA/B22 <>sage<>04/05/06 07:18 ID:qQijkqe7<> タッチの差で7.5号機になってしまいました・・・_| ̄|○ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/07 23:16 ID:/olgaxGH<> 平成アトムのエプシロン
ttp://firedragon.homelinux.com/moelabo/img-box/img20040507231530.jpg <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/08 21:35 ID:pXAfjzzu<> >>103
できれば誘導してもらいたいのだが・・・
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/09 03:16 ID:BVCPTAHM<> >>105
[有機]美少女アンドロイド:7.5号機[無機]
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1083740135/
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/09 23:27 ID:/nd4Bk8v<> エプシロン萌えの人いませんか?
ttp://firedragon.homelinux.com/moelabo/img-box/img20040509232231.jpg
ttp://firedragon.homelinux.com/moelabo/img-box/img20040509232422.jpg
ttp://firedragon.homelinux.com/moelabo/img-box/img20040509232315.jpg <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/09 23:33 ID:wcLPU5We<> >>107
わたしがキリコをたおす!

キリコ…おまえはPSだ…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/10 12:04 ID:JeFYqsOk<> それイプシロン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/12 19:13 ID:AxUNk3qf<> 保守かきこ <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/05/13 21:27 ID:hfUXLQYs<> あげ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/15 18:19 ID:DfS9oSYo<> ホッシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/16 00:50 ID:51cX3n4l<> ホッシュ乙 <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/05/18 19:27 ID:yzZfTmke<> あげときます。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/23 09:55 ID:VYnixNi+<> 皆さん、最近めっきりなようで <> 名無しさん@ピンキー<><>04/05/24 14:49 ID:Dr0jc2e1<>  来栖川重工製のメイドロボで階段を昇降中に足を踏み外す事故が相次ぎ、
同社は国土交通省にリコール(無償回収・修理)を届け出た。最初の転倒
事故は都内高校での試験運用中に起き、学生が下敷きとなり軽傷を負った。
 同社は調査を進め、2月には原因をほぼ特定していたが、国交省にリコー
ルを申し出たのは3月になってからだった。同社は「報告が遅れたことは
事実で反省 している」と話している。

 リコールの対象になるのは「HM−12」型など計8万1531台。

 いずれもオートバランサーに欠陥があり、規定以上の重量の荷物を持って
階段等を昇降するとバランサーの容量を越え、ふらついて足を踏み外す
おそれがあるという。
 欠陥により負傷者を出していながら、また試験運用中に発覚しているにも
かかわらず問題を放置し市販を急いだ同社の姿勢に関係省庁およびユー
ザーからの批判が高まっている。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/24 15:28 ID:tTj0LeJn<> >>116
そのリコールされたモデルが、一部ではもてはやされそうだな。
でも壊れても正規代理店で修理してもらえないよな。
正規代理店に修理に出されたら、バランサーの異常も改善されるからな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/24 16:40 ID:rMicUJoQ<> 外された不良バランサーがヤミで出回って
それを使った不法改造する奴続出。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/25 02:56 ID:MN8og5pu<> それよりも冷却水漏れの方が深刻だろーに。色んな意味で。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/25 09:06 ID:ncKIpk+d<> 【 リコール情報 】
HM−12型メイドロボの冷却水タンクについて

リコール届出番号:XXXX
リコール届出日:平成XX年1月13日
リコール開始日:平成XX年1月14日

基準不適合状態にあると認める構造、装置及びその原因:
 冷却水タンクの排出口構造が不適切なため、冷却水排水時に冷却水が
飛び散るおそれがあり、最悪の場合 脚部駆動部が水濡れし、故障の原因
となるおそれがあります。

改善措置の内容:
 全機体、冷却水タンクの排出口を対策部品と交換します。対策部品は
排出口がホース状になっているため、冷却水排出時に冷却水が飛び散る
おそれはありません。ホースは外観上違和感を与えない為男性器に似せ
られていますので、不都合はありません。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/26 11:15 ID:4bWvscbq<> >>120
 せめて収納可能にしてくれ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/29 07:13 ID:KQw/Rzjp<> HM-13なら? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/05/31 02:05 ID:jURmXQg1<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/01 22:45 ID:HxHyYuGx<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/03 06:20 ID:pbx1hrlz<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/08 23:15 ID:Q6Z30LBI<> >>123−125
保守乙!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/09 11:25 ID:Qk4JiuPC<> 今日もスレの平和は守られた
戦え!スーパーホシュさん!
負けるな!スーパーホシュさん! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/10 09:54 ID:d/IyAaDd<> スーパー〜は萌えねーから(゚听)イラネ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/10 23:09 ID:3iVD976I<> 「今日もスレの平和は守られた
戦え!スーパーホシュさん!
負けるな!スーパーホシュさん!
来週もこのスレをレッツ保守!」
ホシュ〜♪(パチパチパチ)
(背後からホシュ子さん)
…ホシュ、TVもいいけどホシュ作業は進んでますの?
!!ホシュ〜(エグエグ)カコカコカコ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/11 02:27 ID:pQ4Wicwz<> うわ、なんか向こうで張られてる無機ホシュさんが有機ホシュさん
が見てる番組みたいに思えてきた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/13 00:38 ID:UBNQkdz8<> スーパーホシュさんに憧れつつも半泣きでホシュ作業してるホシュたん萌え <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/16 21:22 ID:pjsEsSTc<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/16 23:03 ID:xdy9EU4K<> Bosch <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/17 04:07 ID:De3Apa3u<> ここはホシュさん以外NGなのかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/17 10:49 ID:0biuhl05<> ttp://pinbani.net/bh.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/18 00:01 ID:s6ohdhdc<> >>135
 ブラクラだろうと思いつつ、間違えて踏んじゃった。

 でも和んだ。
 つーか泣きそうになった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/20 22:11 ID:eIVJ7SIG<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/21 12:06 ID:1tmXwrjJ<> 2chエロパロ板SS保管庫
http://adult.csx.jp/~database/

ここに過去スレのSSが載ってるってますね。
ホシュさんもいいけど、こういうSSも読んでみたかったり・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/21 12:07 ID:1tmXwrjJ<> 載ってるってます、って・・・_| ̄|○
載ってます、です。ごめんなさい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/24 05:30 ID:2qH0Uvhj<> これってこのスレ的にどうよ。
ttp://www3.diary.ne.jp/user/326995/
(2004年5月11日〜)
俺は結構萌えたんだが。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/25 01:17 ID:phpF1QxW<> >>140
ヌル過ぎ。もっとロボロボしてないと。
出直してこい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/25 01:41 ID:L0s2bHPV<> いまさらだが旧PSOで
汁(LV110辺り)使ってハード坑道で
素手でダブチック(数回復活するロボ)いち”めて
楽しんでた漏れって・・・
メディカルセンター逝ってきまつ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/25 03:47 ID:X97gb/P7<> >>140
俺は萌えた。
これで主人公に彼女が居たりすると、ほとんど戦うメイドさん状態だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/25 13:58 ID:62kusYES<> >>138
保管庫なんてあったのか。懐かしいな。それに萌える。
その頃のSS書きさんたちはどこへいったのかね?

>>140
俺もいいと思った。ロボロボしてるのもいいが、こういうのも好きだな。 <> 前スレ722<>sage<>04/06/26 00:12 ID:Zsc4U9PM<> えーとまだいます。
ここと虹板をうろうろと。
何となくあれから書いていませんが、また気が向いたら
書くかもしれません。続きになるのか新しいのかわからんけど。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/26 14:03 ID:T6b01ShF<> あーもうあれから一年になるんですなぁ。いや懐かしい。 <> 名無しさん@ピンキー<><>04/06/26 17:40 ID:FTQlbPj+<> a <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/28 22:34 ID:GUAAQyIM<> ホッシュ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/06/30 22:41 ID:G/aeeqwA<> ホッシュ!! ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/01 00:22 ID:ZxQBKnn9<> ホシュたん、乙! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/01 00:29 ID:yk2d7nhq<> なあ。
>>140にあるリンク先の7/1ぶんで、
メイド服の胸だけはだけた状態で胸郭部開くって描写に無茶苦茶昂奮したんだが……
どうしよう、俺orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/01 02:42 ID:bZ1FrihY<> >151
どうしよう、って?
ん?何か問題があるのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/01 11:00 ID:ouIfqgJQ<> >>151
これが萌え絵になればなぁ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/04 12:12 ID:Wqx1VjDJ<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/07 05:10 ID:VPA7De81<> ほっしゅ!! <> ほしゅ!<>sage<>04/07/09 01:54 ID:CKFNgvnN<> ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/clip-board/img/10067.png
「…と言う事で臨時バイトのプロトガーデイアンさんに留守をお願いして、
たまには外に出ますわよホシュ。」
『ホシュ!』
「では留守の間保守作業宜しくお願いしますわ、そうそう、
ノートPCだけじゃ効率が悪いでしょう?並列処理にしますわよ。」
とガーデイアンの頭部にLANケーブルを接続する。
「では行ってきます頑張って下さいね。」
<> ほっしゅ!<>sage<>04/07/09 02:35 ID:GTzXmkZH<> 「ほしゅ!(いってらっしゃい〜)」と偽ほしゅ(ガーデイアン)
          〜2、3時間後〜   
(やはり並列処理は長時間やると厳しいな…そろそろ助けが来るはず…
「ガーデイアンさ〜ん」とローテクが手伝いに来る。
「ではLANを繋いで保守作業の手伝いをお願いします」とハブの在処を指差す。
最初の内はまじめに手伝いしてくれていたが、
「あ、面白画像だって…リンクリンク〜♪…キャー!キャー!キャー!…」
「ほしゅ!ほしゅ!ほしゅ〜」(ブラクラ踏んじゃってるよ…呼びかけても復帰してくれないし…こっちもシステムが不安定に…)
<> ほっしゅ!!<>sage 駄文スマソ…吊ってき(ry<>04/07/09 02:43 ID:GTzXmkZH<> そのころホシュ二人組は…
「よくあのワゴンセールの山の中から見つけてきましたわね。」『ホッシュ♪』
とホシュ子は驚いていた、ホシュが持っていた紙袋を受け取り物を見てみる
「何々?旧機種用LAN接続キットA○○Lポート用?途中が色褪せて読めないわね。」
物は前回(>>25)の物と違い、細めで玉が繋がってるような見た目をしている。
「まぁ、帰ったら試してみましょう。」『ホシュ…』
ホシュ達は頬が少し赤くしながら帰り道を急いだ。
「ただいま〜って何ですの?!この有様は!」
「キャー!キャー!キャー!…」と叫びを上げ続けるローテクの横で、
偽ほしゅが虚ろな目をして「システムがビジー状態です…システムがビジー…」
とフリーズしていた…
結局その日は遅くまで全員で保守をする羽目になったそうな・・・
<> 24<>sage<>04/07/09 19:45 ID:Xn/j4mgL<> >>158
 うは。なんだか新しい接続ツールキテルーーーー!
 続きはないのですか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/12 06:36 ID:e7XbQh+B<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/14 19:56 ID:XAo43dpP<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/14 21:41 ID:0BX6LZp+<> ホシュ乙!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage 続きが浮かばない… orz<>04/07/18 22:39 ID:6NqpnsOF<> ホシュ〜♪ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/20 06:33 ID:DmqHHikd<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/22 06:48 ID:qgv4P2pM<> ほっしゅ!! <> 新潟県人
◆Jy53BOlark <>sage<>04/07/24 16:13 ID:apGP7Zay<> 月刊少年ガンガン2004年8月号のGGグランプリ 桐生陽「つっこみ研究所。」

鼻の穴が欲しい娘なんて出てきた。

でも描写はイマイチだったなァ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/26 21:44 ID:7M6OnKQL<> 新潟氏とこんなところで出会うとは思わんかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/29 01:02 ID:E/xGYNKm<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<><>04/07/29 05:58 ID:7Y/m/4S3<> >>140のリンク先にあるっていう隠しページが見つからないorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/29 06:40 ID:7Y/m/4S3<> スマソ、ageちまった……吊ってくる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/30 17:11 ID:IXnGXvZQ<> >>169
? 7月28日の奴?

だったら,ココ(アンダーラインの部分にリンクが有松)

>そんなに凄かったのか、お願い叶えたの。
>こっちは別に大した事した気はないんだが。

>……何をしたのかは秘密だ。_______ <> 169<>sage<>04/07/31 03:31 ID:TzGLuzOJ<> >>171
dクス。
普通のエロかと思ったら、小ネタ的にロボでハァハァしますた。
もっとやってくれんかなあ、こういうの。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/07/31 23:17 ID:bwsV5q7r<> お、6/17にも隠しページがある… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/02 06:25 ID:RyI1mo1q<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/04 16:31 ID:acblFlNE<> ほっしゅ!!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/08 23:33 ID:LRjs0CfP<> ほっしゅ!!!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/11 01:35 ID:tooJUXfn<> ご苦労さん <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/14 02:30 ID:FghMNUfh<> ほしゅー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/16 05:20 ID:g2F2yzyd<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/18 21:51 ID:ibcWw7x0<> ほっしゅ!!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/21 01:17 ID:cbz1NxZ9<> ほっしゅ!!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/22 01:38 ID:JixzQmSw<> 保守乙 <> 名無しさん@ピンキー<><>04/08/23 14:04 ID:5Q1Y6kzk<> aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
a





aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa








<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/23 16:26 ID:lk3nX8LM<> オーイ、ホシュタン起きロー

キーボードの上に突っ伏してるぞー <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/08/23 17:45 ID:t5h2s+no<> 定期age <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/26 05:42 ID:mN8NuEIh<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/08/28 00:04 ID:xyIy3CB6<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/01 06:32 ID:VkA0BAII<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/01 09:16 ID:WUNKKwD7<> ホシュ乙!

ここはホシュタンの活躍を見守るスレになりました。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/04 12:25 ID:vklJutNr<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/06 21:33 ID:w9v0zYro<> ほっしゅ !! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/07 16:50 ID:UdtO1dy7<> 二次スレでなにやら議論中 <> 名無しさん@ピンキー<><>04/09/07 23:01 ID:Sw+PH0PX<> 人外スレにメイドロボSSが投下されてるな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/07 23:02 ID:Sw+PH0PX<> くだらない書き込みでageてしまった…。スマソ。 OTL <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/13 08:30:49 ID:ZRunBgba<> ホシュタンは運動会に出ないのか?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/15 22:53:11 ID:TJz0CzMI<> ほっしゅ ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/16 00:18:46 ID:WHAmPjge<> 保守乙!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/18 07:59:10 ID:au1hzeBv<> ほっしゅ ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/20 01:12:50 ID:IiF0BpUS<> 久しぶりにドラえもんの鉄人兵団を見たら涙が……。つД`)
漏れのロボっ娘萌えの原点はリルルなんだろうなあ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/26 16:26:59 ID:xWX4CfSB<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/30 19:37:02 ID:QeF7KTNR<> ほっしゅ !! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/30 21:34:21 ID:eMyEuQ6V<> ここマジで過疎ってるな。半分くらい保守じゃん・・・。

何か考えてみるか。
いやアンドロイドは好きなんだが、ならではってのがピンと来なくて。
誰かとっかかりくれないか?

いや俺も鉄人兵団みて、ご飯食べながらポロポロ泣いて親に心配されたクチでサ。
>>199見て、何かしたい気分なんだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/09/30 22:03:12 ID:WJPlsIae<> リルルたんは静かな部屋で二人きりですぐそばにいるとき、モーターの音が微かに聞こえそうなところがいい。
ロボっ娘には多少メカメカしい部分が残ってて欲しいのは俺だけかな……。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/01 08:47:04 ID:KlIbabil<> 冷却水漏れとかな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/02 03:47:39 ID:aXVZqeHt<> 軽い故障とか誤動作とか萌え。
メンテナンスハッチにいろいろケーブル繋がれて悶えてみるとか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/02 15:43:41 ID:420s2xZm<> ホイホイさんどうでしょ。

COSMOSとはまた違った趣で俺のハートをガッチリ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/02 17:47:42 ID:PFPT1cjo<> 壊れた部分をギシギシやりながら動いてくれるシーンがあるなら萌え。
パーツを交換したりなど金属部分がばっちり見えているなら萌え <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/03 01:16:22 ID:h91Ec20y<> ここってSSを書いてもいいのかな。
雑談スレ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/03 02:04:44 ID:PoFMwgc3<> 大歓迎ざます。投下プリーズ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/03 12:46:26 ID:9gAoKU88<> SSはここへ、でも絵は下のスレへ

[有機]美少女アンドロイド8号機[無機]
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1096150190/
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/06 20:08:17 ID:7qUhPeJr<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/09 09:09:44 ID:9jPuAMiN<> 保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/10 21:31:45 ID:TKU/p5/a<> ホシュ乙!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/13 08:11:07 ID:MBZA2I+E<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/17 15:32:59 ID:/TxloSuF<> ほっしゅ !! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/18 07:30:44 ID:Se9KbKOO<> ホシュ乙! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/21 19:27:46 ID:mLqArNTx<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/10/21 23:57:50 ID:uDSVrDeE<> 下がりすぎage <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/22 00:01:22 ID:nWZfdtk7<> YAIBAのエメラルドに萌えた人 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/22 02:22:52 ID:39Xh/S0R<> >>219

俺がはじめて萌えたアンドロイドキャラだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/22 17:13:21 ID:d9vY1dUU<> 力、技、防御でジュエルだっけ。 <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/10/23 00:12:59 ID:cMoTER/E<> ↑力(ルビー)技(サファイア)頭脳(ダイヤモンド)防御(エメラルド)でジュエル
ちなみに漏れはジュエルが一刀両断されたときはかなりきた!

エメラルドもすごかった!!ヤイバを裏切って敵となり、最期はヤイバにやられて爆死!
この少女達は、漏れにはじめて女ロボットの爆発の魅力を教えてくれキャラたちだ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/23 01:15:07 ID:2E8u8VoH<> 東鳩見てると、なんとなく書きたくなってくるな…… <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/10/24 01:28:49 ID:K1+2pzR1<> オレはダイヤモンドの爆発寸前の顔に萌えた! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/24 02:38:50 ID:7406CVw5<> つーか、青山はああいったアクションというか活劇のほうが…
もう鬼丸みたいなキャラは描けないんかなー。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/24 03:52:58 ID:EoN0T1bc<> >>225
迷探偵小難はキャラが動かんしね〜……。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/24 21:33:21 ID:IKcF/Y8X<> >>>226
おかげでアニメスタッフは作画枚数が少なくて助かる <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/10/25 01:26:14 ID:/8apezy3<> ガミアQ3もいたねぇ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/10/27 20:57:28 ID:NvrfyQmi<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/10/27 21:10:20 ID:A3WE+51m<> >>222
主人公のヤイバもこんなカワイイ少女たちを平気に一刀両断するなんて・・・
エメラルドたちがロボとわかる前から殺そうとしてたし・・・

作者ももっとこういうの描いてくれ! <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/10/29 22:48:28 ID:mfDEoPdj<> ところで、敵の女アンドロイドが主人公にやられて爆発するものってなんかある?
一応、↑のyaibaのエメラルドとかもそうだし
DBの未来の18号もそうかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/01 20:52:23 ID:bkrNOifi<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/03 21:20:13 ID:ANLml6PH<> ほっしゅ !! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/06 15:08:37 ID:vb3XTMr2<> ほっしゅ !!! <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/11/07 02:45:39 ID:PWMDY4Hc<> ネタ切れ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/07 04:38:00 ID:wgLLgm5k<> 元々ネタ切れだから、作り出さなきゃいけないんだけどね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/08 01:15:00 ID:wuUFJoUB<> PS〇ネタでもいい? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/08 10:12:49 ID:lYXk+W1d<> 書けるのならなんでもカモーン! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/08 19:40:24 ID:wuUFJoUB<> んじゃ書くから週末までまってくれ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/08 20:51:04 ID:U/WitNkM<> YAIBAのジュエル4姉妹ネタもみたい! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/10 02:28:28 ID:OAtvd0Jk<> キッズステーションでYAIBAを放送してるから
録ってみようかと思うんだがロボ娘が出てくるのは何話あたり? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/10 03:52:27 ID:CTz+9j8p<> 出てくる前に終了。
漫画のほうを読んでください。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/10 10:29:23 ID:n6QlkYJe<> 漫画は18〜20くらいかな?
DVD出たからアニメの続編の可能性も無いことは無い!
でもそうすると、CVが林原になってしまう予感・・
<> 名無しさん@ピンキー<><>04/11/11 21:55:32 ID:hsYmbJJF<> サイカノはここでいいのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/12 01:49:21 ID:IGjTvo5n<> >>242-243
ありがと。機会があったら読んでみる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/13 01:33:51 ID:S429prpy<> 無理な注文やけど
誰かYAIBAのそのネタで書いてくれないかな・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/16 18:10:10 ID:lMExi+6r<> ほっしゅ!  <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/19 12:16:18 ID:2oD7bDy8<> ほっしゅ !!  <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/20 20:34:09 ID:w3jJRw4y<> ここってオリジナルものでもいいのかしら<SS <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/21 00:26:38 ID:Vw559eEY<> つうか,殆どがオリジナルですよ。
保管庫を参照すれ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/22 23:35:28 ID:h1BD/eKI<> 存外しんどいな。思ったより2週間も長くかかってるのに全然進まないぜ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/24 00:34:57 ID:vHAB33Wh<> すまんが、保管庫ってどこ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/24 02:48:14 ID:p7ToXxUy<> >>138
オリジナルシチュエーションの部屋3 <> 名無しさん@ピンキー<>age<>04/11/27 00:48:13 ID:Kwcvo9tz<> 揚げ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/27 01:06:50 ID:+a04DnEH<> 最終決戦兵器として作られた最強のアンドロイド。
しかし、彼女が戦線へ投入される直前に、戦争は終結。
解体処分されるはずの彼女だったが、開発者によって偽装され、民間へ。
戦うことしか知らない彼女は、果たしてそれ以外の人生?を送ることができるのだろうか……

……なんてネタを考えていた。
最初はなにせ全身戦闘仕様だからHなんてまるで無理だが、
カスタマイズしていくことでいろんな行為が可能になるというような。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/27 21:28:06 ID:WBVjONU1<> >>255

いいなあソレ。
まずどっから部品交換しますか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/27 22:27:54 ID:hzAtiyvP<> >>256
漏れなら,

1.一般生活に直結したソフトのインストール
2.外装をスキンウェアでコーティング

かな〜? あくまでも,周りのモノ(者・物)へ,ダメージが行かんように。
ああ,通常時のパワーリミッタも設定しとかんと。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 15:49:15 ID:o4mAMMjk<> 女性器ユニット
Ver.1 ただのオナホールも同然
Ver.2 潤滑液分泌機能搭載
Ver.3 高級名器
Ver.4 中が自由自在に動いて堪らない

こんな感じだろうか。
そっちとは別に当人が感じるための回路ボードもバージョンアップ
してやらないとちゃんと感じられないとか。
……もしくは処理に負荷がかかって壊れちゃうとか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 15:58:59 ID:SIK/0jyJ<> >当人が感じるための回路ボード
「あっ、あっ、か、身体が、勝手にぃ、う、動くぅ」
「ま、マスター、制御できません、せ、せい、い、ぃぃぃぃぃ」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 18:53:13 ID:ULhYfKcI<> 最後にはまた戦いが起こり、少女はふたたび鋼の肉体に戻って戦場へ赴く。
ただ破壊し、殺すためでなく、愛するものを守るために……
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/29 00:39:08 ID:X7zXjqiB<> まだ女性器ユニットも胸部性感帯ユニットも装着されてないのに
快楽中枢回路だけ組み込まれてしまうアンドロイドたん。

「マ、マスターぁ……。か、体が……熱い……。オーバーヒートしそうです……。
沈めていただけますか……」
「ど、どうすりゃいいのさ」
腹のパネル開いてパネルのボタン指して
「こ、ここ……押してください……」
カチカチカチ。
「は、はぁああああっ!いいッ、気持ちいいです!」
「……なんだかなあ」
ケイレン撃ちで十六連射。
「あっ!あっ!あっ!だめぇぇええええ!いっちゃううううう!」
「明日女性器ユニット買ってくるよ……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/05 12:06:43 ID:c0GR3LBF<> ほっしゅ!   <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/07 01:30:13 ID:DSf+UVpZ<> ほっしゅ!ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/07 02:12:37 ID:NNaXzUll<> 保守たん保守乙!
〜〜〜チラシの裏〜〜〜
とある企業の生産ラインから人間が居なくなった。
そこのラインに居るのは、かつて製品として各家庭等に居たロボット達。
コスト削減の為、新型購入時に回収された彼女達が、
作業員として勤務している。
彼女達が作る"彼女達”は同じ製品の筈なのに、少しずつ個性が出ている
と云われている・・・
〜〜〜投げっぱなし気味にチラシの裏終〜〜〜 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 22:09:28 ID:BfYLUA87<> >>255
よさげなネタだけど、まほろと被ってないか?
(読んだことないから、的外れだったらスマソ) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 04:59:57 ID:IYqDjkgP<> 重要なのはパーツ交換であんなことやこんなことがという
事だと思うのは俺だけだろうか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 01:58:34 ID:jjESWkDV<> ほしゅ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 20:47:02 ID:bbp+D1Fa<> ほしゅついでに妄想

−−−−−−
個人を特定するのに一番確実なのはDNA判定であって、
出来れば髪の毛やら唾液みたいな入手しやすいものよりも、
通常の生活の中では排泄されない体液が判定対象として好ましい。
−−−−−−

「では、採取いたしますね」
美少女アンドロイドはさらさらの髪を掻きあげて、薄く開けた口を俺のちんこに近づける。
俺はアンドロイドの大きく開いた制服の胸元から手を入れ、その豊かな乳房をブラの上から揉んだ。
「ん。ん……、はぁ…っ…」

ちゅぱ。ちゅぱ。つぱ。
一旦、ちんこを口から出し、皮を伸ばして、また唇に含む。
裏筋を舌で念入りに刺激する。
ちゅ、ちゅぱ。ちぱ。ちぱ。

俺、住民票一枚もらいに来ただけなのだが。

じゅっ、じゅっ、じゅ、じゅっ、じゅ、じゅ、じゅる……
……びゅっ!!
動きが激しくなり、一気に射精させられてしまう。

アンドロイドは舌の上で分析・検索し、顔を上げて俺に微笑みかける。
「照合終了しました。3番窓口で発行いたします。ありがとうございました」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/14 21:04:39 ID:7MBxWrwh<> >>268
こういうナイス妄想が放置されてるなんて・・・(⊃д`)
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/15 01:14:03 ID:9hJaruQs<> 税金の無駄遣い <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/17 16:50:22 ID:XdEfmVUA<> >>271
「三番窓口?」
 そういって、俺は首を傾げた。
 役所には初めて来た人でも分かりやすいよう、「税金」だとか「保険」だとかの
看板はあちこちにぶら下がっている。でも、アンドロイドの言った「三番窓口」といった
看板はどこにも見当たらなかった。
 どこかの窓口の別名なんだろうか……と考えていると、アンドロイドが俺の手をすいと
取り上げる。
「はい。こちらになります」
 ロボットのはずなのに柔らかい手は、俺の手をスカートの内側へ導き……その手より
柔らかな何かへそっと触れさせた。
 その中央にある、何か硬質の物の感触。抜くように言われた俺は、わずかに顔を出した
先端をつまみ、ゆっくりとアンドロイドの中から棒状の物体を引き抜いた。

 ぬちゅ……ちゅぱ……っ

 引き抜かれた筒の蓋を開ければ、中に入っているのは市長印の入った住民票だ。
「なんでこんな手の込んだ仕掛けを……」
「照会と発行を同時に行えた方が、業務の効率化と経費の節減になりますので」
 受け取った筒を再び股間に収めながら、アンドロイドは柔らかく微笑んだ。
「それでは、ご利用ありがとうございました」 <> 271<>sage<>04/12/17 16:51:40 ID:XdEfmVUA<>  うは。>>268のアンカーミス……
 >>268氏、書き逃げ申し訳ない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/19 00:05:56 ID:4nlA39dF<> 精子じゃなくて普通に口腔の細胞でも採取しなさいよw


「では、採取いたします」

美少女アンドロイドが目を閉じてカウンター越しに顔を近づけてくる。
一瞬、なにを要求しているのかわからなかったが、彼女の整った美しい顔と
爽やかないい匂いに本能をくすぐられ、ふらふらと口づけをしてしまう。
唇の柔らかさ、彼女の体温の放射を感じた次の瞬間には、ぬるりと彼女の舌が
俺の舌を押しのけて口腔を舐めずり回る。

何このエロ公務員。

舌と舌が絡み合う。ついでに手の平サイズの柔らかな胸を制服の上からまさぐる俺。
公衆の面前でここまでやっていいのかな、と思いつつ彼女のミニスカートをめくり上げると、
急に彼女はキスをやめて顔を離した。彼女はちょっと困った顔をしながら俺を見つめている。
乱れた前髪が可愛らしい。恥ずかしそうに口元を手の甲でぬぐって、彼女は言った。

「ん……、照合終了しました。3番窓口で発行いたします。ありがとうございました」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/22 22:35:41 ID:64hTvR2d<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/24 06:21:59 ID:D/u5nMo0<> ほっしゅ!    <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/24 21:41:13 ID:xlETXaTy<> んー、過負荷でへし折れる素子義体でメカ娘分は補充完了。テンションも十分。

しかし眠い。ちょっと寝て、気分が向いたら書けるかな。 <> 名無しさん@ピンキー<><>04/12/26 23:16:45 ID:+eHXe6JK<> 276がいつまで経っても眠そうなのでageてみるアンドロ娘 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/28 19:21:31 ID:MJWpbQhS<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 08:32:37 ID:YEQYk4VG<> ココは等身大だけなのか?

ヌッ(ハッチが開け放たれたままの自分の胸元のコクピットを覗き込むMS少女)
MS娘「元気ないですね〜」
パイロット「貯金が全然たまらんの・・・今月もギリだなギリ」
(覗き込むMS少女を見上げる)
パ「お前の燃料代もバカにならないからなぁ」
娘「酷いです〜生き残ってこれたのは誰のおかげだと思ってるんですか〜」
パ「俺の腕だよ、腕」
娘「ぶ〜私がフォローしてるからですよぉ。それに痛いのだって私なんですから〜」
パ「ん・・・そろそろ時間だな・・・」
娘「ん〜はぐらかさないでくださいよぉ」
パ「今日も頼むぜ、相棒。これでも信頼してるんだからな。ふふ」
娘「(信頼と聞いて表情明るくなる)♪〜わっかりました〜」
パ「こ、コラ!急にアクション起こすんじゃないぃ〜!」

こんな傭兵コンビが活躍、あ、エロがないw
いや、でもある意味全身女の子の体内にいるという究極のエロではないかと・・・だめですか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 16:18:01 ID:cRSZWWKf<> 逆にもの凄く小さくてもいいかも。


数学の期末テスト。
始まってすぐに、どうやら名前以外に書けそうなところがないという
衝撃的な現実を知ってしまう。ではどうするか。寝るしかない。

……ギイ。ペンケースが開く。消しゴムと同じくらいの大きさのロボ娘が
這い出してくる。そして心配そうな顔をして俺に話し掛ける。

「……ご主人様? どうしたのですか?」

おお。そうだ。こいつに解かせればいいんだ。最新先鋭のコンピューターなんだから
高校程度の腐れ数学なんて敵じゃないだろう。もにょもにょ。その旨を伝えてから、
問題用紙の上に摘まんで連れていってやる。数式の上をぺたぺた歩きながら読み始める。
頬に手を当てて首を傾げて考える。ヒートシンク代わりの髪の毛がやや発熱する。
頑張ってくれ。なんとか答えを出してくれ。ロボ娘かわいいよロボ娘、と思いながら見守る俺。

「うーん。ご主人様、この『積分』が私の辞書に無いですよー。なんですかね?」

うん。俺もそれがわからん。ていうか、ダ メ じ ゃ ね ー か!!


エロにならないな。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/02 04:36:06 ID:G9mspuxd<> 積分が無理じゃあ、ほかの機能もないわなぁ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/02 07:42:48 ID:UNxLQXeU<> 「あっでもでも、鶴亀算は得意なんですよ!」

つか、方程式使えとw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/03 02:48:38 ID:0qs2U9LB<> この板でいうのは異端やもしれんが言わせて貰う
>>279>>280(と>>282)は萌える

萌えとエロは違う主義だが・・・
こういうのの続きってどこでキボンしてみたらいいんですかね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/05 02:45:30 ID:XgLrcQLX<> そもそも人がいねーからなぁ
エロなしでもいいいんじゃねーの?
いや、エロなしがはびこるから過疎になるのか・・・
過疎が先かエロなしが先か・・・
ふむ・・・趣ぶかい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/06 19:31:34 ID:UmzwD9pS<> エロと限定する必要は無いだろう。
もっとシチュエーションを愉しむほうが話も広がると思うのだが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/08 13:11:12 ID:VuLkGrHP<> ほっしゅ!     <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/11 21:14:23 ID:Izrnif1E<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/11 22:06:37 ID:XFjeq03d<> ホシュ乙! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/13 09:27:25 ID:b543XOlQ<> 乙乙



とかいってるばあいじゃねー
何かねたを・・・ねたを・・・
某HPで拾った人型宇宙船少女とのエロ話とか張りましょうか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/14 00:40:48 ID:bWupwsZl<> >>289
おぉ、是非お願いしますっ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/14 06:20:26 ID:xkbtpdVv<> >>290
じゃ、はい。人型の(厳密には中の人がいるんだけど)宇宙船話
ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~ryu-no/gift/001.html
ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~ryu-no/gift/002.html
ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~ryu-no/gift/003.html
ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~ryu-no/gift/004.html

で、こっちは中の人いません。完全な人型(少女)宇宙船。んが、とにかくでかい。でかすぎw
ttp://gigamusume.sakura.ne.jp/giga/novel/fune01.txt
ttp://gigamusume.sakura.ne.jp/giga/novel/fune02.txt


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/19 07:03:37 ID:FxWKVDOH<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/21 00:41:51 ID:FdQCyXRO<> >>291
結構面白かったぜdクス
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/23 02:15:01 ID:hTWzIO0d<> 昔やってたアニメのエロパロでもいいのかな?
アンドロイドというかサイボーグに近いけど… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/24 09:11:55 ID:9W5FIe+9<> 問題ないんじゃない? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/24 16:04:51 ID:XE9ASrpN<> 保守代わりになんか書いとく。文章書いたことないんで内容はあれだ、まぁ許せ。

【もしMSが女の子ロボだったら】
「大尉用にも新型が用意されておりますが」
デッキへ向かう俺にまだ若さの残る兵士が声をかける。見たところ一年戦争時には
まだ小学生ぐらいだったのだろうな…俺も歳をとった…
「新型か……」
「性能は確かです。コストパフォーマンスも」
「いや、俺はいい。こいつのほうがなれている」
デッキにて整備を受ける巨大な少女のような外見を持つ人型機動兵器モビルスーツ。
かつては連邦を震撼させたこともある名機ザク。一年戦争、星の屑、第一次ネオ・ジオン紛争…
多くの戦場を俺と共に潜り抜けてきた愛機。
「失礼ですが大尉のザクでは型遅れもいいところです。正直戦力とは」
みんなそういう。まったく…パイロットの持つ機体への愛着を判っていない。
「問題ない。各部位の改修は度々おこなっている。なれぬ新型よりいい働きをしてみせるよ」
まだなにかいいたそうな兵を後に、俺は床をけってコクピットまで移動する。
「整備は?」
「問題ありません。パーツの型あわせに少々苦労しましたが」
ふふ、正直な整備兵だな。
「ありがとう。君たちの努力には答えるよ」
整備兵に敬礼してコクピットに身を沈める。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/24 16:05:59 ID:XE9ASrpN<> 「やれやれ…どうだ、調子は」
パネルコンソールに映し出される顔に話しかける。機体頭部と同じ顔。
コクピット内なら頭部と直接会話をするよりこちらのほうが都合がいい。
周囲の人間にも会話内容が漏れないしな。
「良好だよ、整備のみんなが頑張ってくれたからね」
そう言った後に少し顔を曇らせる。やれやれ、こいつもか…
「あのさ、」
「気にしているんだろ?くだらないな」
ほぼ同時に口を開く
「でも…」
「デモ、もストもない。俺はお前以外に乗るつもりはない」
「でも、私装甲柔いし、ビーム兵器使えないよ?」
「当たらなければいいだけど。それと実弾兵器をバカにするな」
「機動性も運動性も…」
「機動力はサブフライトシステムで補える。動きは俺の腕で補える」
「全天周コクピットでもアームレイカーも無いし…」
「人の目は前にしかついていない。そう意味で全天は無意味。アームレイカーは、あれ衝撃で手が離れそうだぞ」
「でもでも、脱出装置だって…」
「あ〜もう、うるさいな。出撃前は滅入る様な話はするなって前から言っているだろ」
まったく…最近では毎回これだ。
「うぅ…だってだって私の性能不足でマスターが危険な目に…」
「お前は俺の腕がそんなに信用できないのか?今まで生き残ってこれたのは伊達か?俺達だから生き残って来れたんだろ」
「でも万が一ということも」
「万が一の時は一緒に花火になればいいだけだ。俺はお前を気に入っている。いや、この際はっきり言っておこうか、
俺はお前が好きだ。だから全てを預けられる。人と機械、サイズの差そんなものなんて関係ない。それとも俺とじゃ嫌か?」
一気にまくし立てる。作戦終了時にでももっとロマンチックに言いたかったのだがなぁ
「…嬉しい…マスター…嬉しいよ…」
「ならもう言うことはないだろ。連邦を叩きに出るぞ?いいか?」
「はい、マスター。アースのいどの皆さんに正義の鉄槌を!
 整備の皆さんどいてくださーい。MS06ザクU出まーす」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/24 22:36:13 ID:UmKpVI04<> >296-297

続きが気になる。
是非書いて欲しい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/24 22:47:40 ID:jCjTrjOK<> ククルスドアンの島のザク子とかキボンヌだな。
島の子供のおねえさんザク。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/25 00:47:33 ID:OzLUCOkF<> アンドロイド萌えが300get! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/25 13:20:45 ID:8At65WKP<> 多分、逆シャア?の時代だとしたらザクで出るのは自殺行為のようなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/26 18:07:57 ID:3KAxjVcU<> まあベトナムでA-1HスカイレイダーがMig-17喰っちまった故事もあるし。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/26 22:20:44 ID:exAeLsDa<> スカイレイダーよりも、SBDドーントレスに例えた方が的確じゃないか?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/26 22:46:41 ID:exAeLsDa<> 絶対に勝てないだろうけどね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/29 07:03:05 ID:8g5xMUIJ<> ほっしゅ!  <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/30 02:54:52 ID:ndz1wUcl<> なんかネタないんかい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/30 05:09:00 ID:ndz1wUcl<> 大きいロボっ娘の保守代わりSSはあるんだから
今度ちんまいロボっ娘の保守代わりSSを・・・
エロくなら無いんだよなぁ
俺は別にいいんだけどね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/31 13:09:08 ID:n27mpqua<> ZZのアクシズなんだろ。
あの頃ならまだ敵もジムU <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/02 22:25:58 ID:N/7U+H4o<> 俺も保守代わりに>296>297みたいに一発書きたいものだが
さっぱり思いつかん。俺の脳は腐ったか、腐ったというのか、そうか。
ちんまいので構想したんだが破綻した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/02 23:47:28 ID:4pphk4SK<> そう、そのときの俺はまさに抜け殻以外の何者でもなかった。

ついにこの日が来た。俺はつのる期待感を抑えるのに必死だった。
バイトをして金を貯め、親をだまくらかして金を借り
休日の相棒だったはずのバイクを友人に売って金に換えた。
そんな涙なしでは語れない貯金生活が報われる日が来たのだ。
今日、俺の、俺だけの、俺のためのメイドロボが家に届く。
あふれ出る期待感が俺に学校を休ませ、
自分の部屋と玄関の間を行き来させていた。

「きんこ〜ん」

インターホンが鳴った!キター!
丁度、自分の部屋へ向きかかった身体を玄関へと無理やり振り向かせる。
「はじめまして、佐藤さま。このたびはウェイトシステム社の製品を
お買い上げくださりまことにありがとう御座います。」
インターホンから流れる挨拶が終るか終らないかのタイミングで俺は玄関を開け放つ。
いた。俺の、俺だけの、俺のためのメイドロボだ。身長160cmの幸せだ。
スタンダードなメイド服を着て、大きな旅行鞄をさげたメイドロボがそこに立っていた。
メイドロボは俺を見ると深々とお辞儀をした。
「よろしくお願いします。佐藤さま。」
その時の俺は間違いなく人生の勝ち組だった。少なくともそう思っていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/02 23:47:50 ID:4pphk4SK<> 「あ、あがってくれ。」
舞い上がっていた俺は気の利いた言葉も思い浮かばずにメイドロボにそう言った。
「はい。それでは失礼します。」
朗らかな笑顔を作ってメイドロボは家の中へ足を踏み入れる。そして、
「あっ!」
どがしゃぁっ!
大きな音がした。靴を脱ごうとしたメイドロボがバランスを崩して倒れたのだ。
「う、うわぁあっ!」
俺は声にならない叫びを上げていた。メイドロボの頭部が、
頭髪をつけた後頭部が外れて廊下をカラカラと転がっていく!?
ちょっと待て!ストップだ!こんなのってありか!?到着早々に壊れたのか!?
「Noooooo!!」

そんな、ムンクの叫びをリアルに表現していた俺を
正気に戻したのは、メイドロボの声だった。
「いたたた・・・」
動いてる?まだ大丈夫なのか?そうだ。ロボットなのだ。
きっと頑丈にできているにちがいな・・・

メイドロボの後頭部で何かが動いていた。
ぽっかりと開いた穴から、何かが這いずり出てきていた。
身長約160mmの何かが。
「うぅ・・・痛い・・・て、あーっ!外装が、私の外装が壊れてるーっ!」
身長160mmのメイドロボはムンクの叫びをリアルに表現してた。

こいつは一体何の冗談だ?
そう、そのときの俺はまさに抜け殻以外の何者でもなかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/03 05:49:43 ID:AHit1NY0<> 続きが気になりますの(*´Д`)'`ァ'`ァ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/03 22:36:44 ID:aFOiKCL4<> >ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~ryu-no/gift/001.html

元ネタ(原案)書いたアン・マキャフリー。
官能小説書いていたことがあるそうな。 <> 310-311<>sage<>05/02/03 22:59:28 ID:LpuEeZ7g<> >>312
レスdξ
なんか>>280みて>>307,309みてたらふと思い浮かんだので書いてみた。
こういうの書くの初めてなんで受け入れられるかどうか心配だったんだけど。

>313
歌う船だっけ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/04 23:53:19 ID:YPLq/gAp<> ”船”シリーズのロボ(?)は、事実上のラジコンだからなあ・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/05 00:55:17 ID:O+JSRmpL<> >>310-311
メイドロボの中の人が大変そうなSSですねw

GJ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 02:14:07 ID:VcKvfVi1<>  話が一段落すると、基地司令官はいかにもという風に葉巻をふかした。
「……というわけで、君の元には優秀な部下が新たに加わることとなった。
 これには高度に政治的な問題が絡んでおり、同時に今後の兵器運用に関しての重大なテストでもある。
 半年間よろしく頼んだぞ。なお一月ごとに運用データの報告を提出するように。詳細は今渡したファイルに書いてある。なにか質問は?」
 司令が座っているごついデスクの前に男が立っている。
 およそ三十歳の少し手前、もう少しすればいい男になるだろうという精悍な表情の青年である。
「はっ。入隊者の写真がないようですが」
「外装というか、人工皮膚の張り替え次第でどんな顔、形にもなれるのでな。写真をとる意味がない。他には?」
「特にありません」
「そうか。それでは下がってよろしい」
 踵を鳴らし、青年はきびきびと敬礼する。
「はっ。了解いたしました、閣下」
 失礼します。と言って部屋をでようとした男に向かって上官が声をかけた。
「欲望に負けんようにな吉村少尉」
 怪訝な顔をしたものの、吉村は再び敬礼すると外に出て行った。
 部屋に一人残った司令官は再び葉巻を手にする。
 すぱすぱと香りを吸い込み、むやみに豪華なガラスの灰皿に押し付けた。
「それでは高価なダッチワイフでないことを祈るとするか」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 02:16:36 ID:VcKvfVi1<>  手にしたファイルをちらりと見ると、吉村は大きく息を吐いた。
 まだ先ほどの話の内容がにわかには信じられない。
「いったい何のおはなしだったんですか吉村さん?」
 部屋を出るとすぐに部下が声をかけてきた。吉村より少し若い曹長である。
 名を千崎と言い、上官の吉村を尊敬しているのか、いつも周りをちょろちょろしている。
「うちの隊に一人増えることになった」
 ブリーフィングルームに向かいながら吉村が答えた。
「ほんとですか、どんなやつなんです? 男ですか、女ですか、若いですか、年喰ってますか」
「性別ねぇ、難しい問いだな」
「へ?」
 わけのわからない言葉に千崎は思わず間抜けな顔になる。
「それにまだ一才にもなってないんじゃないか」
 吉村はぱらぱらと手にしたファイルをめくると、目当ての項目を探し出したようだ。
「ああ、これだこれ。えっと……生後六ヶ月だな」
「はぁ?」
 軍人にあるまじき気の抜けた声をだした千崎の頭の上にクエスチョンマークが点滅している。
「とにかく、会えばわかるよ。俺もどんなやつだかわからないんだ」
「事前の資料はもらってるんでしょう」
「それはそうだが、なにせこいつを部下に持つのは俺が人類初なんだ」
 とうとう足を止めてしまった部下を置いて、吉村はすたすたと歩いていってしまった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 02:17:56 ID:VcKvfVi1<> 「本日、我々の隊に新人が加わることになった。紹介の後、通常の訓練を開始する」
 席に着いた部下たちの前でファイルを小脇に抱えた吉村が口を開いた。
「女か男どっちですか?」
 数名の男子隊員から同じ質問が飛んだ。
 軍隊というものはその性質上、どうしても男女比が偏ってしまう。当然、男のほうが多い。
 であるから、新人が女であるかどうかは男子隊員たちにとっては貴重な出会いが増えるかもしれないチャンスなのである。
「それは見てからのお楽しみだ」
 珍しい吉村の軽口に、先走った隊員が口笛を吹いた。勝手に女と思い込んだらしい。
「そろそろ来るはずだが……」
 吉村が腕時計を確認するのと同時に、ドアがノックされた。
 失礼します、と言って入ってきたのは、無骨な軍服を纏っていながらも、部屋がどこのパーティ会場になったのかと錯覚するほどの美人だった。
 軍人らしく短く肩までで切りそろえられた黒髪も、強い意思を感じさせる力に満ちた鋭い瞳も、きゅっと結ばれた唇も、ごつい服の上からでもわかる均整のとれたプロポーションも、すべてが完璧だった。
 隊員たちがとつぜんあらわれた美女にあっけに取られていると、美女は踵を鳴らし、吉村に敬礼した。
「吉村少尉ですね。本日よりこの隊に配属されました竜宮霧香軍曹です。よろしくお願いいたします」
 そして、今度はぽかんとした顔の隊員たちに向かい、もう一度敬礼した。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 02:20:22 ID:VcKvfVi1<>  あれほど新隊員についてやかましかった隊員たちも、想像を超える美女の登場で喜ぶことを忘れてしまったようである。
 誰もなにも言わないので、霧香がちらりと吉村を見た。
「どうかされましたか少尉」
 声をかけられて、ごまかすように咳払いをする吉村。
「か、彼女が新しく入隊する竜宮軍曹だ。諸事情によって彼女は半年間で転属してしまうが仲良くやるように」
「たった半年っすかぁ」
「もっと長くいてくれー」
 ようやく我に返った隊員が野次を飛ばす。
「無駄口を叩くな、ただいまより通常訓練に戻るぞ。さぁ部屋を出て行け。いや、千崎と竜宮軍曹は残ってくれ」
 よろしく、今晩歓迎会しようぜ、などと声をかけながら隊員たちが駆け足で出て行く。それらのひとつひとつに霧香は丁寧に敬礼を返した。
「体調も人が悪いですね。あんな美人に性別がないだとか、生後六ヶ月なんて」
 騒ぎにまぎれて、千崎が吉村の耳元でささやく。
「少尉は嘘をおっしゃっておりません」
 突然声をかけられて千崎はぎょっとした。
 まさか竜宮に聞こえるとは思いもしなかったからだ。なんとか吉村の耳に届くくらいの小さな声、それに加えて隊員の足音。
 自分でしゃべっておきながら吉村に聞こえたかどうかも疑わしいほどだ。
「どうした千崎?」
 いぶかしげな顔で問いかける様子を見ると、どうやら吉村には千崎の声は届いていなかったらしい。
 にもかかわらず、離れた場所にいた竜宮のほうが反応するとは。
 驚いた顔で千崎は新入隊員を見た。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 02:22:11 ID:VcKvfVi1<> 「とりあえず副官のお前には知っておいてもらおうと思ってな」
 隊長から渡されたファイルに目を通していくにつれて、千崎の目が大きく見開かれていく。
「ロ、ロボット!?」
「私は人型ですので、正確にはアンドロイドです」
「……だそうだ」
「し、しかしそんな技術があるなんて」
「詳しいことは国家機密クラスらしいんで俺にもわからん。なにか大きな力が働いた結果、うちの隊に来ることになったらしいが」
「でも、ほんとに人間にしか見えない。継ぎ目なんてどこにもないし」
 仙崎がじろじろと遠慮ない視線を竜宮に浴びせかけた。
 人間の女性なら嫌な顔をするであろうに、霧香は表情一つ変えずに、平然と見られるままになっている。
「私の体は人工皮膚に覆われていますから。それをはがさない限りそんなものは見えません。第一、機械だとばれては人型の意味がありません」
「ま、まぁその通りだけど」
 確かに、潜入工作などを行う場合、アンドロイドだなどとばれてはすべてが台無しになる。様々な事態を想定して作成されているのだろう。
「じゃあ脈かなんか取らせてくれれば」
 機械なら人間のように脈がないだろうと千崎は考えたのだ。
「いえ、偽装の為に冷却水の一部を血液に偽装していますので脈はあります。ついでに言わせていただくと、心音もあります。こちらは単なる音だけですが。さらに目の虹彩も光を感知して変化します」
「わかった、わかったけど。うー」
 千崎はまだ納得いかない様子で、うなっている。
 目の前の自称サイボーグは人間にしか見えないからだ。現に先ほど部屋を出て行った隊員たちは霧香が人間でないなどとは夢にも思っていまい。
「隊長は信じてるんですか?」
 吉村が肩をすくめた。
「信じるしかあるまい。まさか軍はこんな嘘をつかんだろう、つく意味がない」
「それはそうですが」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 02:26:25 ID:VcKvfVi1<>  霧香の周りをぐるぐる回りながら考え込んでいた千崎がぱっと顔をあげた。
「そうだ! その人工皮膚をめくって機械の部分を見せてもらうってわけには……」
「だ、だめですっ! そ、そ、そんな破廉恥なっ!」
 それまで冷静だった霧香がいきなり大声を出した。
 人間たちがびっくりした顔を見合わせていると、アンドロイドが申し訳なさそうな顔をした。
 ご丁寧に頬がわずかに桃色に染まっている。
「し、失礼しました。その、アンドロイドにとって機械の露出部分を見られるというのは、
 そのですね、無防備な状態をさらすということになりまして、人間で言うと裸を見られるようなもので……」
 千崎が素直に頭を下げた。
「そ、それはすみません。……あ! で、でも、ほら顔が赤くなってるし、感情もあるじゃないですか」
「それは……」
「ヒューマノイド型作戦兵器G−28。本作戦行動名・竜宮霧香は通常時においては女性型性格プログラムの使用により感情を表現することによって、
 自身がアンドロイドであることを偽装することが可能である。
 また戦闘時にはポーカーフェイスモードに移行し、感情に支配されることなく、すみやかに作戦行動を行うことが可能である」
 口を開きかけた霧香に代わって、吉村がファイルを読み上げた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 02:28:58 ID:VcKvfVi1<> 「隊長……」
「いいかげんにしないか千崎。いつまでも疑ってたら竜宮軍曹が困るだろう」
「その言い方、隊長の方が人間扱いしてますよ」
「別にいいだろ。お前と違ってアンドロイドだとわかった上での行動なんだから」
「ありがとうございます少尉」
「いや、礼を言われるほどのことじゃない。そうだな……人間には無理なことをやってもらえば千崎もいい加減信じるだろう。なにかないか?」
 吉村の提案に、霧香は一瞬考えるそぶりを見せた。
 そんな姿を見ると余計に人間に思えてくる。
「これはどうでしょう」
 言うと、霧香はぐにゃりと腕を折り曲げた。もちろん内側にではない、人間ではありえない外側にである。
 さらに霧香は首をぐるんと三百六十度まわしてにっこり微笑んだ。
 いっ、と千崎がうめき声を上げる。
「私の間接は人間のそれとは違いますのでこういったことができます、いかがでしょうか。あとは……」
 手近のパイプ椅子をつかむと、椅子の骨組みをまるでゴムのように引っ張って伸ばして見せた。
 どんな怪力男にだってできることではない。
「どうだ千崎納得したか」
 恐る恐る手渡されたパイプ椅子を眺める部下に吉村が尋ねた。
「は、はい」
 千崎はそれだけ言うのがやっとだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 02:35:44 ID:VcKvfVi1<>
>コマンド?

1.吉村と
2.千崎と
3.基地司令と
4.敵にぼこぼこにされて
5.分解されながら
6.その他
7.レスがこない。現実は非常である。



答え-7
答え7
7
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 02:59:57 ID:lIzYwcd5<> 4→5。

俺って鬼畜・・・OTL <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 03:50:27 ID:gt6hDQub<> いいねぇ。壊れ好きなので5希望。

関係ないけど、来週テレ東でチェリー2000をやるみたいだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 15:27:55 ID:KGxn3ben<> >>324
> >コマンド?
漏れが一番反応した部分はココですが,ナニか問題があるのでしょうか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/07 01:08:25 ID:m2oSXhpb<> 5の後、修理してもらえるのを希望。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/10 02:00:27 ID:7z2eaiXP<> hosyu <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/10 02:26:21 ID:AeuQP+0d<> >コマンド?
1.シュワルツネガー
2.
3.地獄
4.マサルさん
5.軍団 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/13 00:01:44 ID:+/5JfYoW<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/13 23:20:28 ID:hOtQ9EtF<> >>330
4 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/14 08:10:15 ID:cnL8MVsF<> ウサギや人間は寂しいと、切ないと死んじゃいます。
ロボ娘たちはどうかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/15 00:13:33 ID:xQmu8P8Q<> >>333

ラビットシステムが発動して爆発します。

って、Petitろいど−3(エロ漫画)かよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/16 00:19:31 ID:lvqHZtQa<>  急な山道を登り、泥と汗にまみれた隊員たちが宿舎に帰ってきた。
 疲れをごまかすため大声で怒鳴りながら会話する。
「あぁちくしょう! 最近はなんだ? このバカみたいな特別演習の多さは」
「まったくたまらんぜ。三日前に海から帰ってきたばっかりだぞ」
「その前は砂漠だったしな。ここ何ヶ月かは異常だぞ」
「お偉いさんもどうかしてんじゃねぇのか」
「基地司令じきじきらしいからな。わけわかんねぇよ」
「葉巻吸いすぎて脳みそが燻製になってんだよきっと」
「よるな! てめえは竜宮軍曹と違って汗臭いんだよ!」
「うっせぇ! てめえこそ鼻がもげそうだ。軍曹だって人間だぞ! 今は汗臭えよ」
「私も匂いますか?」
「いえ! 竜宮軍曹の汗はフローラルの香りであります」
 隊員たちが笑いの渦につつまれる。
 この数ヶ月の厳しい訓練をともにこなしたことによって、竜宮霧香はすっかり隊に解け込んでいた。
 隊員たちは大声でわめきながら玄関をくぐっていく。
 ちらりと千崎が横にいる霧香を見た。
 目の前で機械である証明がされた今でも、まだ人間に見えてしょうがない。
 しかしまぎれもなく、霧香は戦闘を目的として造られたアンドロイドだった。
 おそらく、ここ数ヶ月の異常な特別演習の数々は、霧香の性能テストを目的に行われているものなのだろう。
 まったく機械に付き合わされる人間はたまったのもじゃない。
 千崎はもう何度目かになる思いを、溜息とともに吐き出した。
「お前ら! だらだらしてるんじゃない。すぐに汚れをおとして食事だ」
 隊長の吉村の檄が飛ぶと、隊員たちはぞろぞろと宿舎に入っていく。
 もちろん霧香もそのまま風呂に向かう。本来はそんな必要はないのだが、カモフラージュとしてである。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/16 00:20:24 ID:lvqHZtQa<>  が、突然霧香が立ち止まった。
「これは……」
「どうかしたか」
 横にいた隊員がいぶかしげな視線を向けると、霧香は絶叫した。
「敵です! 警戒をっ!」
「はぁ……?」
 靴を脱ぎかけていた隊員の一人が間抜けな声をだして顔をあげる。
 訓練はもう終わったと言いたげな表情だった。
 しかし、吉村の反応は違う。
「全員っ! すぐさま警戒態勢にはいれっ! 安全装置は解除しろ。これは訓練ではないっ!」
 言いながら、自分もすぐさま銃を構える。
 霧香の突然の叫びには反応の遅れた隊員たちも、隊長の声にはすぐさま従った。
 全員が、疲れきっている体に鞭打ってあたりを油断なく見回す。
 外になにもないのを確認して、慎重に宿舎の外へ出て行く。
「隊長? 誰が襲ってくるんです。俺たちを襲ってもなんにもならんでしょう」
 年かさの隊員のもっともな問いに、吉村は表情を変えずに答える。
「いいか、今から話すことは機密事項だ。断じて口外するなよ」
 吉村が霧香がアンドロイドであることを話し、おそらくそれを狙ったどこかの組織が霧香を狙って襲ってきたのだろうと説明した。
 信じられないといった顔の隊員たちもいたが、真剣な隊長、副隊長そして、霧香を見て黙らざるを得なかった。
「た、隊長もしかしてあれじゃないですか!?」
 一人の隊員が空を指差した。
 遠くのほうに小さな点がぽつぽつ見える。その点はぐんぐんとこちらに近づいてきて、その大きさを増していく。
 点はやがて三台の戦闘機になった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/16 00:21:27 ID:lvqHZtQa<> 「全員散れっ!」
 吉村が叫ぶのと同時に、戦闘機からミサイルが発射された。
 轟音が響く。
 隊員たちの荷物ごと宿舎が吹っ飛んでいく。
 そして、どこに潜んでいたのか、大勢の兵士が目の前の山道からぞくぞくと顔を出し始めた。
 とっさに霧香と吉村は木陰に飛び込んだ。
 吉村が様子を窺っていると、霧香がささやく。
「間違いなく狙いは私です。私が囮になりますから隊長たちは脱出を」
「自分から捕まりにいってどうする!」
 吉村の制止を無視して、霧香が潜んでいた木陰から銃を撃ちながら飛び出していった。
「くそっ! ぜんぜん冷静じゃないじゃないか! なにがポーカーフェイスモードだ馬鹿学者がっ!!」
 顔も知らない霧香の産みの親たちをののしると、吉村は仲間を救うべく森の奥へ消えた。
 霧香の動きは目覚しかった。
 人間ではありえない速度で兵士の群れへ突撃していく。
 敵も当然銃を撃ってくるが、霧香が腕で体をガードすると、表面に傷こそつくものの、ダメージはほとんど負わないようだ。
 霧香の体に銃弾が命中するたびに、金属音が響くが、それだけである。
 一足ごとに確実に敵に近づいていく。
 敵に接近すると、霧香は銃を乱射し始めた。
 しかし敵は同士討ちを恐れて銃を使えない。
 それを見越しての行動だろうが人間にはとても真似できない行為である。
 あっという間に霧香の銃は弾を吐き出さなくなった。
 すると目の前にいた数人が、銃が使えないなら。とばかりにナイフを片手に襲ってくる。
 だが霧香の反応速度は凄まじかった。
 敵がナイフを構えきる前に、蹴りを食らわせて沈黙させる。
 一撃で背骨まで砕かれては敵も反撃のしようがない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/16 00:22:49 ID:lvqHZtQa<>  敵の一人が背後から攻撃を加えようとした瞬間、ぐるりと霧香の上半身が百八十度回転した。
 唖然とする敵ににっこり微笑むと、霧香はその顔面に拳を叩き込む。
 陥没した顔面を押さえることもできずに、敵兵は崩れ落ちた。
 近接戦闘時の霧香は周囲五メートルの人間の動きをすべて把握しているのだ。
 戦闘用アンドロイドの面目躍如といった活躍である。
「馬鹿どもが。あれほど相手は人間じゃないと言っておいたのに」
 いつの間に現れたのか、ジープに乗った男が数十メートル離れたところから双眼鏡で戦場を観察していた。
 歴戦の兵らしく、風格に満ち、短く刈られたあごひげがよく似合っている。
 運転席にいた部下らしい男があごひげの男を見上げた。
 こちらはひょろりと背が高く、とても軍人には見えない。
「どうします」
「しかたあるまい。例の作戦で行く」
「本当にいいんですか?」
「多少の犠牲なら上も認めている」
「わかりました」
 助手席の男は手元にあった無線機でなにやら命令しだす。
 すると、しばらくして先ほどの戦闘機が轟音とともに舞い戻ってきた。
 じっとひげづらの男は双眼鏡を覗く。
 レンズの向こうで、味方のはずの戦闘機に空中から滅多打ちにされて、自分の部下が踊るように倒れていく。
 女アンドロイドが反応して、人を盾にして素早く身を隠そうとするのを見て、髭面の男は感嘆の声をあげるかわりに、眉をぴくりと動かした。
 霧香の抵抗は最後に放たれたミサイルによってはかない結果に終わった。
 いくら人間を盾がわりにしようとしても、ミサイルが相手では紙切れのようなものだ。
 爆音が響き、土煙が舞い起こる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/16 00:24:45 ID:lvqHZtQa<>  しばらくして、あたりが静寂に包まれた。
「すごいですね。これじゃあいくらアンドロイドといえども粉々になってるでしょう」
「報告では機能停止はするかもしれんが、修理すれば問題なく使用可能だそうだ」
「ほんとですか? さすがにそれは眉唾でしょう」
 ジープに乗っていた二人の男が爆心地にやってきてあたりを見回した。
 その瞬間、地面がわずかに盛り上がったのに、気づいたひげづらが大きく跳び退る。
「えっ!?」
 反応できなかったひょろ長のほうは、土が飛び散る中から、人影が飛び掛ってくるのをスローモーションのように見ていた。
 霧香である。汚れてはいるものの特に損傷している部分は見受けられない。
 驚異的な耐久力である。
 しかし、髭面は慌てず片手を挙げる。
 すると、周囲にいた男たちが構えていた大型の銃をぶっ放す。
 弾が霧香に命中する寸前で、大きく広がり網になる。捕獲用の弾丸らしい。
 一発目こそよけたものの、二発、三発と発射される網をかわことはできず、網に捕らわれる霧香。
 やむなく引きちぎろうと網に手をかけた瞬間、ばちばちと耳障りな音が聞こえた。
 霧香を包んでいた網から電気ショックが発せられたのだ。
 人間なら一瞬で黒焦げになってしまうほどの威力のものである。
 体が跳ね上がるほどの痙攣を繰り返し、霧香は倒れこんだ。
 動かなくなってからも、きっちり二十分の間ショックは与えられ続けた。
「いいかげんに立ち上がれ」
 声をかけられるまで、ひょろ長の男は腰を抜かしてへたり込んだままだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/16 00:35:27 ID:lvqHZtQa<>  港の片隅に連なる倉庫のうちのひとつ。
 そこで霧香は鋼鉄製のベッドに固定されていた。
 手首、足首さらには胴体をベッドに直接溶接されている手錠で拘束され、完全に身動きが取れないようになっている。
 すでに服は脱がされ全裸である。
 まるで人間のような霧香の体はところどころ裂け、内部が露出していた。
 まるで特殊メイクのように、裂け目からは色とりどりのコードや、金属製の部品が覗いている。
 よく見ると、傷口からは大小さまざまなコードが伸び、周囲のコンピューターに接続されている。
 カタカタと音をするほうを見ると、ベッドの横にあるモニターを熱心に覗きながら、キーボードを叩いている男がいた。
 霧香に襲われかけたひょろ長男である。
「いや、これはすごいですよ。この腕一本で一生楽に暮らせる金になりますよ」
 油断なく霧香を観察していた髭面に語りかける。
 どうやらここは男たちの隠れ家らしい。
「余計なことはするなよ。俺たちはそいつをクライアントに渡すのが仕事だ」
「わかってますけどね。いち技術者としてですね……」
 しゃべり続けるひょろ長を無視して、髭面は倉庫の入り口に向かう。
 遠ざかる足音を背中で聞いてあきらめたのか、ひょろ長はノートパソコンを閉じると、上司の後を追いかけた。
 倉庫の外では、見るからにうさんくさいスーツの男が、背後に部下らしき人間を多数従えて、二人を出迎えていた。
「どうもご苦労様でした」
「あんたの部下を何人か殺してしまったが」
「いえ、かまいません。予定の範囲内ですから。報酬は振り込んでおきましたので」
「そうか。それじゃあな」
 髭面とひょろ長は倉庫前に止めてあったワゴン車に乗り込むと去っていった。
 残されたスーツの男が、部下たちに号令を下す。
「よし、それでは手はずどおりにやってくださいよ。三日後には取引がありますから」
 それだけ言うと、スーツの男も背後の黒塗りの車に乗っていなくなってしまった。
 後には、数名の学者風と、そのボディーガードだろうか、ごつい男たちが残った。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/16 00:36:18 ID:lvqHZtQa<> 「ん……」
 ゆっくりとまぶたが開き、霧香が目覚めた。
 体を動かそうとしてもまるで動かない。それもそのはず、全身をがっちりと固定されている。
「お、起動したぞ。すごい耐久力だな」
 枕元にいる学者が驚きの声をあげる。
「なんでもこいつはミサイル一発食らってるのにこの状態らしいからな」
「貴様らは何者だ」
 厳しい声で、霧香が誰何する。
 誰からも返答はない。
 捕らわれの姫を無視して周囲の男たちは会話を続ける。
「まぁ、プログラムのプロテクトは何とかなりそうだな。しかし……こいつを造ったやつらは変態だな。なんとかと天才は紙一重ってやつか」
「どういうことだ?」
 学者の一人に、サングラスの男が問いかけた。おそらく護衛の一人だろう。
「いや、まだプログラムの書き換えには時間がかかりそうなんだがな、スペックとかは一応確認できたんだよ」
「もったいぶらずに早く教えろよ」
「まぁこのアンドロイドは戦闘用なんだがな、女の形をしてるだろう?」
「おう」
「ようするにヤれるんだよ。ダッチワイフにもなるみたいだ」
「へぇ……そりゃすげぇ」
 欲望にまみれた視線でサングラスの男が霧香の体のラインをなぞった。
「しかもだ」
「まだあるのかよ」
「相手の要望にあわせていろんな性格タイプになるらしいぞ。女王様から牝奴隷までなんでもござれだ」
「ぎゃっはっは。造ったやつは相当の変態だな」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/16 00:37:27 ID:lvqHZtQa<>  霧香は歯軋りするが、それ以上のことはなにもできない。
 下品な笑い声をあげると、サングラスの男が喉を鳴らした。
「お、おい。まだ時間はあるだろ。ちょっと俺に相手させろよ」
「はぁ? 馬鹿いってるんじゃないぞ。俺たちは解析が終わったらこいつを分解してすぐに持ってかなきゃならないんだ」
「別に性格変えろとまではいわねぇし、俺がやってる最中でもばらしてくれてかまわねぇよ。最悪胴体と頭が残りゃいいんだ」
 呆れた顔をされているのにもめげず、サングラスの男は気の早いことに、もうベルトに手をかけている。
「最近むさくるしいやつとの仕事ばっかりだったから溜まってんだよ」
「もういいよ。好きにしろ」
 肩をすくめると、科学者は自分の作業に戻っていった。
 すると、今度は別の白衣の男が霧香のそばにやってきた。
「おい、面白そうな話をしてるじゃないか。俺もいろいろ手伝ってやるよ」
 男は手にしたノートパソコンを軽く叩いた。
「別に今は3Pしたいわけじゃねぇんだ」
「違う違う。俺もそんなことするほど暇じゃない」
「じゃあ手伝うって何だ」
「俺はプログラムのほうの担当なんでな。こいつの頭のほうをいじらせてもらう」
 白衣の男は身動きできない霧香の頭を小突いた。
 女アンドロイドに睨みつけられてもまるで意に介した様子もない。
「私に触るなっ!」
 せめてもの抵抗とばかりに、霧香が怒鳴った。
 サングラスがわけのわからない顔をする。
「頭?」
「こいつは人間じゃない。ようするに全部プログラムで動くわけだ。
 だから、ちょっと数字をいじれば感度が百倍になったりするわけ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/16 00:43:47 ID:lvqHZtQa<> 残り10レス程度ですが、
連投しすぎるのもあれなので、二、三日したら残りを貼りたいと思います。
長くなってしまって申し訳ないです。

>>327さん
コマンドに特に意味はないです。
選択肢を書くときになんとなく、ドラクエ1を思い出しただけなので


しかし……こんなに壊し希望ばかりとは思いませんでしたw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/16 08:14:10 ID:zJBkjibg<> キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

期待が高まりますな。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/18 00:25:35 ID:QHlCVrSC<> 続き、続きを……。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/18 01:04:06 ID:bSAfrU0J<> すんばらしい。
続きを色々予想してみたくなるけど黙ってじっと待つとします。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/19 01:06:43 ID:TfGpw6RN<> 正座して待ってます。

でも、ちゃんと治してあげてくださいね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/19 04:58:41 ID:6dlGPKPM<> デッドエンドも萌えますよw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:15:14 ID:xKJnvPTu<> >>342

 下種な男たちの会話を、半ばあきらめの気持ちで聞いていた霧香だったが、見る見るうちに顔が蒼ざめていく。
 そんなことをされてしまえば異常なデータ入力により回路がショートしかねない。
 いまだ理解のできないサングラスに向かって白衣の男は言葉を続ける。
「わかりやすく言うと、クスリやってる女相手にするみたいなもんだ。それよりももっと強烈だろうけど。
 たとえば首筋に息を吹きかけられただけでイッてしまうとかさ」
「へぇ……そりゃ面白そうだな」
 よだれでも垂れたのか、汚らしく口元を拭うと、男はズボンをおろした。
 下着の上からでもわかるほどににペニスは勃起しきっている。
「それじゃあ……そうだ。何もしなくても濡れさせるとかはできねぇのか?」
「できると思うが、そういう準備も含めて楽しむものじゃないのか」
「時間がねえんだろう」
「わかったわかった」
 ひらひらと手を振ると白衣の男はノートパソコンを霧香の近くにあった大型のコンピューターに接続した。
 かたかたとベッドの横でキーボードの音が響きだす。
「おい、今から俺が気持ちよくしてやるからな」
 下卑た笑いを顔に張り付かせて、サングラスは霧香の頬を撫でた。
 敵意をむき出しにして、霧香が怒鳴る。
「黙れクズめ! 」
「自分の立場をわきまえろよ?」
「お前のような人間にはこれがお似合いだっ!」
 霧香が男の顔につばを吐きかけた。
 サングラスが霧香の顔をわしづかみにする。
 そして、そのまま拳を振り上げた。
「人形の分際で!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:17:19 ID:xKJnvPTu<> 「そこまでだ、ストップ! これでよし。体のコントロールをセクサロイドモードに強制移行させた。もう殴る必要はないぞ」
 白衣の男に声をかけられ、サングラスが拳をおろした。
 そして霧香を観察していると、様子がだんだんおかしくなっていくのに気づいた。
 先ほどまでの刺すような鋭い視線はもう感じられない。
 とろんとした瞳で、焦点すら定まらないようだ。
 わずかに開かれた唇からは、はぁはぁと荒い息が漏れ出す。
「わ、私に、んっ。ぁあ、触るな……」
 切なそうに眉をしかめながらも霧香は気丈な姿勢を崩さない。
 しかし、それは逆に男の嗜虐心を煽ることとなった。
「すげぇ変わりようだなおい」
 サングラスが霧香の胸に手を伸ばす。
 それは愛撫などという代物ではなく、ただ自分の欲望を満たすための乱暴な手つきだった。
 豊かな胸の形が変わるぐらい、力加減もなく揉みしだく。
 それでも、今の霧香は心地よい快楽を得てしまう。
「くぅ……あっ、はぁん」
 堪えようとしても堪えきれずに、どうしても口から甘い声が漏れてしまう。
「クズにいじられて気持ちいいのか?」
「うるっ、さい……ひっ!」
 唐突に男が乳首をつまみあげた。
 それだけで霧香は背筋をのけぞらせてしまう。
「おい、これもう感度を倍にでもしてるのか」
「いや、まだそのあたりの数字はいじってない」
「それでこれかよ。淫乱ロボットだな」
 むにむにと胸の柔らかさを堪能しながらサングラスが霧香にささやきかけた。
「……ふぅ、ぁあ」
 霧香は反論することもできず、ただ甘い声を噛み締める。
 すでに霧香の股間からは粘液が溢れかえっている。
 とろとろと流れ出した愛液はベッドからこぼれ落ち、床に淫らな染みをつくった。
 霧香の愛液は性欲を増進させる甘い香りつきのローションである。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:20:00 ID:xKJnvPTu<>  たちまち、倉庫の一角に淫猥なピンクの空間ができる。
 その香りに酔ったのか、白衣の男が血走った目で叫んだ。
「それじゃあお待ちかねの感度百倍だ!」
「そっ、それだけはやめてぇっ!」
 なりふりかまわず霧香が絶叫する。
 そこにはもう戦闘用アンドロイドの姿はなく、ただ蹂躙されるのを恐れる女がいた。
 残念だな。白衣の男はにやりと笑ってキーボードを操作した。
「ひぁああああああああああああ!」
 霧香の体ががくがくと大きく痙攣する。
 ベッドがぎしぎしと音をたてた。
 霧香の股間から液体が飛び散った。人間で言う潮吹きというやつだろう。
「お、おいこれ大丈夫なのかよ」
 サングラスが不安げに問いかけた。
「いきなり快感系の負荷が高まったからだろう。すぐにある程度は落ち着くと思うが」
 白衣の男の言葉通り、霧香の痙攣はしだいに小さくなっていた。
 それでも、先ほどまでと同じというわけにはいかずに、ひくひくと小さく震えている。
 股間からはだらしなくおしっこをもらしている。厳密には尿ではなく、ただの水なのだが。
「あぁ、ひぁ……」
 ぱくぱくと口を動かして、唇の端からはよだれをこぼしている。
 もはやまともな意識はほとんどないようだ。
「へへ、すげぇな。だだ漏れじゃねぇか」
 サングラスはごつごつした指を霧香の股間に伸ばす。
 製作者の趣味なのか、必要ないと判断されたのか。
 霧香には大事な部分を覆い隠す陰毛がなかった。
 霧香の秘所は成熟しきった女体をモデルにしているボディラインとは異なり、淫肉がはみ出ることもなく、少女のように楚々としたものであった。
 しかし、今は枯れることなく溢れる泉と化している。
 ぴちゃり。とろとろの愛液に触れ、それが覆っている部分に触れる。
「あああぁ! くぁ……ああ」
 途端に霧香の口から嬌声があがった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:21:14 ID:xKJnvPTu<> 「ちょっと触っただけでこれだ。挿れたらどうなるんだろうな」
 べろりと唇を舐めるサングラスの男が、醜く膨れ上がった自分のものに手を添えて、霧香を味わおうとしたとき、邪魔が入った。
 先ほど去っていった科学者である。
「なんだ。まだやってなかったのか」
「お楽しみを邪魔すんなよ」
「邪魔はしたくないが仕事だからな。さっき言ったとおり今からバラさせてもらうぞ」
「おう。手足からにしろよ」
「胴体だけのとしたいのか、呆れるな。まあいい」
 おい、準備は整った早く来い。科学者が背後にいた数人に声をかけた。
 技術者らしき男たちが手にした工具を構え、霧香の上半身に集まった。
 まずは手からバラすつもりらしい。
「よし、さっきも言ったとおりこいつの皮膚に刃物は効かない。間接部分の表面を酸で溶かせ」
 科学者が一歩下がると、技術者が作業を開始した。
 手にした特殊な噴霧器を霧香の肩に吹きかける。
 じゅうじゅうという音と、わずかに鼻をつく匂いがあたりに漂った。
 霧香の皮膚が溶け、内部の機械がしだいに露になっていく。
 しかし、そんな状況でも霧香は快感を感じているようだった。
「ひっ、ひぃぃぃ! あっ、あぁあ……きもちいひぃ! もっと、もっろぉ」
 舌足らずな声で更なる責め苦を要求する。
「なんだ? 体溶かされて感じるたぁすげぇマゾだな。よし、もっと気持ちよくしてやるぜ」
 霧香のもだえる様を見ていたサングラスが、腰を突き出した。
 血管の浮き出た肉茎が霧香の秘部に触れる。
 そして、そのままずぶずぶと慎ましやかだった秘唇を押し広げ、中に侵入していく。
「あがががぁぁ! くっ、くるぅぅぅ! はひっ、ひっぁぁ、中がすごひぃ」
 もはやかつての女軍人としての面影などどこにも見られない。
 ただ欲望をむさぼる一匹の牝がそこにあった。
 霧香の中は柔らかく、熱く、ときに強く、ときに弱くサングラスのものを締め付ける。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:23:43 ID:xKJnvPTu<> 「こ、こいつはすげぇぞ」
 予想をはるかに上回る快感に腰を動かすことも忘れていた男が、慌てて腰を動かし始める。
 だが、数回腰を動かしただけでサングラスの股間は頂点に上ってしまった。
 人間とは比べ物にならないほどの快感に、サングラスの男はあっという間に果ててしまう。
 びゅくびゅくと、みっともなく痙攣すると、ペニスは肉欲の証を霧香の中に吐き出しはじめた。
「おぁあああ! 出てるぅ! 出てるよぉぉぉぉ」
 痙攣する体を無視して、霧香の肉がうねうねと動き、男の吐き出した精液を一滴も漏らすまいとする。
 優しく吸い込むようにして、ペニスはさらに奥へといざなわれた。
 萎えかかった肉棒を、やわやわと揉みしだくようにして奮い立たせる。
 細かい指先の動きを淫肉でやられるのだから堪らない。
 サングラスの男のものはたちまち硬度を取り戻した。
「抜かず何発ってやつか、おい」
 再びサングラスの男が腰を動かし始める。
 相手のことなど考えない乱暴な腰使いにもかかわらず、霧香はよがり声をあげてそれに応えた。
 一方、霧香の肩口から二の腕のわずか上辺りまでは、完全に皮膚が溶かされていた。
「よし、関節を破壊して腕を切り離せ」
「いいんですか? 壊してしまって」
「もう関節部分の分析は済んでいるからかまわん」
 そこで言葉を切ると科学者は、よだれを垂らし白痴と化している霧香の顔を、汚らしげに見つめた。
「それに乱暴にされたほうがこいつも喜ぶだろう」
「わかりました」
 技術者の一人がわきに置いてあったチェーンソーを手にし、霧香の左肩にあてがった。
 このチェーンソーは超振動ブレードを使用しており、通常のものなど比べ物にならない切れ味を持つものである。
 まともなものでは霧香の体に傷すらつけられないと知っていたのだろう。
 準備のいいことである。
 反対側にも同じようにチェーンソーが置かれる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:24:43 ID:xKJnvPTu<> 「やれ」
 冷たい声を合図に、刃物にスイッチが入れられた。
 ギィィィィィン! ギッ! ギギッ!
 耳障りな音とともに火花が散り、ゆっくりと刃が霧香の鋼の体に沈んでいく。
「……っが! ぐががががががががががががが」
 霧香の体が今までになくのた打ち回った。
 口からはもはや甘い声でなく、絶叫が飛び出す。
 それでも、霧香の下半身はサングラスとの行為になんら支障をきたさない。
 それどころか、今まで以上にペニスを締め付ける。
「おっ、こいつ本物のマゾだな。腕切られてるのに感じてるぞ」
 以上な状況に興奮しているのか、サングラスは狂気の混じった声で喜んだ。
 ごつごつと腰を叩きつけるようなピストン運動を加えられても、霧香の口からは絶叫しかあがらない。
 しかし、その苦痛のうめき声にはわずかながら、媚声が混じっている。
 それはしだいに比率を変え、霧香の右腕が落とされる頃には、あきらかな喜びの声となっていた。
「あぎっ! あぎぃぃぃ! すご、すごいぃ! 腕が、腕がなく、なくなってるのに気持ちいぃ! いくぅ、いっちゃうよぉ!」
「おら! いっちまえ!」
 切り落とされ、ぱちぱちとショートしている右肩の切り口を、思い切りサングラスの男が殴りつけた。
 その衝撃で、左側のチェーンソーに力が加わり、残された霧香の左腕もちぎれ飛んでいく。
「ひがぁぁあああ! はっ、はぐぅ、っぎゃぁぁぁっ!」
 ぐるりと霧香の瞳がまぶたの裏に潜り、白目をむいた霧香の顔が歪む。
 股間からは、愛液が噴出して、サングラスの腰を濡らす。
「おい、まだ足が残ってるんだぞ。お楽しみはこれからだぜ。おい、足の皮膚をはやく溶かせ!」
 せかされた技術者たちが、大急ぎで霧香の足の付け根に酸を吹き付ける。
 あっという間に銀色の関節が顔をだす。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:26:06 ID:xKJnvPTu<>  サングラスの男が技術者からチェーンソーを奪い取り、霧香の太ももに押し当てる。
「おい! やるんならちゃんと関節に……」
「うるせぇ!」
 仲間の制止を振り切り、完璧に常軌を逸したサングラスはチェーンソーのスイッチを入れる。
 再び、金属の刃が回転する耳障りな音が倉庫に響きはじめる。
 それと同時に、下卑た笑い声も。
「いひひひひひ! さぁお待ちかねの足だぜぇ!」
 刃物を振り回しているのに、本能のなせる業か腰の動きは止まらない。
 当然、サングラスの男の姿勢はふらふらと安定しない。
 太ももを斬りつけたかと思うと、腰にいってしまったり、危なっかしいことこのうえない。
 霧香は表皮が残っているところにあたれば腰をくねらせて喜び、機械部分にあたれば悲鳴とも嬌声ともつかぬ声をあげた。
 にもかかわらず、秘所はそのあたえられた機能のすべてを使い、男のペニスを愛撫する。
 入り口から奥へ向かって膣壁がうごめいたかと思うと、今度は逆に奥のほうから丹念にマッサージするように、波打つ。
 きゅうきゅうと心地よい締め付けは緩めず、ただ奉仕するためだけに、女アンドロイドは存在していた。
「ひっ! ぎぃっ! ぎぅぅ、あ、痛い! いらひよぉ! あああああいたひぃ、きもちひぃよ。すごひぃいぃ」
 コツをつかんだのか、サングラスは霧香の右足を上手に切り刻み始めた。
 部品が破壊されていく音に混じって、ぐちょぐちゅと粘膜がこすれあう音が聞こえ、男の興奮を煽った。
 ぶちぶちとコードが切断されるたびに、狂ったように霧香はよがり、さらなる責め苦を要求する。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:27:23 ID:xKJnvPTu<> 「こいつで止めだ!」
 サングラスの男が今まで以上に腕に力をこめて、猛スピードで回転する刃を霧香に押し付けた。
 ガッ! ギィィィン!! ……ゴトッ!
 硬質な音をたてて、かつて右足だったものがベッドに沈み込んだ。
「ひぎぃいぃぃぃ!! ごぁぁぁっ、ぎっぐっぅぅぅぅ!」
 哀れなアンドロイドがのたうちまわり、拘束されていない上半身がはねる。
 まるで吊り上げられた魚のように霧香はベッドの上を転げまわった。
 切断部分から火花が飛んで、サングラスの腰に当たっているのだが、まるで意に介した様子がない。
「はぁぁぁ、最高だぜぇ……」
 足を切り落とした瞬間に、男も達していた。
 背筋を震えるような快感が通り抜けていく。
 しかし精液を吐き出しながら、なおも男は腰を動かし続ける。
 男のものはまるで衰えていなかった。
 はじめと変わらぬ、いやむしろ一まわり大きさを増して霧香をえぐる。
 暴れまわる霧香をむりやり押さえつけ、ののしる。
「どうだっ! お前も気持ちいいだろうっ!」
 サングラスの男は霧香の顔面を全力で殴りつけた。
 しかし霧香はまるで反応しない。
 限界を超えてしまったのだろう。
 うつろに開かれた霧香の唇からは、ひゅうひゅうというかすれた音と、神経に障る電子音しか流れてこない。
「ピィ――。……ザッ、ザ――」
「何とか言ったらどうなんだ!」
 血走った目で、もはやアンドロイドとも呼べない、残骸に拳をふるうサングラス。
 周囲の人間は完全に引いてしまっている。
「変な音だしてんじゃねぇよっ!」
 狂人はむりやり手を霧香の口にねじ込むと、小刻みに振動している舌を摘み上げた。
 ぬめる舌を握りつぶすようにして掴むと、男は三度目の絶頂を迎えた。
 亀頭が膨れ上がり、今までで一番大量の射精を開始する。
 びくびくと痙攣しながら、肉棒は白い粘液を霧香の中にぶちまける。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:29:01 ID:xKJnvPTu<> 「はぁぁぁ……ほんとにすげぇ……ぜっ!?」
 唐突に男の頭蓋にくぐもった音とともに穴が開いた。
 ワンテンポ遅れてそこから血が噴出する。
 サングラスがゆらりとバランスを崩して、後ろに倒れていく。
 ペニスが軽い音をたてて抜ける。
 それは未練たらしく精液を出し続け、霧香の体を汚していく。
 しかし、すぐにそれは上から降り注ぐ鮮血によって覆い隠されてしまう。
 その間も、あたりには無数の銃声が響いていた。
 天井を見ると、いつの間にあったのか、天井から吊るされているロープに捕まった吉村の姿がある。
 一人ではない。
 無数の人間が吉村に続いて、天井に開けられた穴から侵入しつつ、眼下に向かって銃を乱射している。
 そのうちに倉庫のドアが打ち破られ、さらに兵士が突入してきた。
 倉庫にいた人間たちはなにが起きたかわからぬうちに、次々と倒れていく。

 数分後、倉庫を制圧し終えた吉村が、周囲を警戒し続ける部下から離れて霧香の元へやってきた。
「これは……」
 かつての面影のかけらもなく、ガラクタと化した部下を見下ろす。
 あまりにむごい有様に、吉村は言葉を失った。
 なまじ美しい顔が残っているだけに、よけい哀れさを増している。
 体の奥から溢れる怒りを抑えきれずに、吉村は手にしていたヘルメットを床にたたきつけた。
 そして大きく息を吐くと、できるかぎり冷静に、通信機に向かって霧香の確保を告げた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:30:00 ID:xKJnvPTu<> 「ぐっ……わ、わた、わたし……は」
 声帯が破損しているのだろう。
 かすれた声が自分の耳に飛び込んでくる。
 霧香はきしむ首を動かしてあたりを見回した。
 忙しそうに多くの人間が自分を取り巻いている。
 ふと視線を動かすと自分の体が目にはいった。
 ひどい姿である。
 ああ、そうだ私は、敵に捕らわれてばらばらに……。
 ノイズだらけの映像が脳裏に再生されて、霧香はすべてを思い出した。
「……なに!? 霧香が意識を取り戻したのか!」
 聞き覚えのある声が耳に飛び込んできた。
 誰の声かまるでわからない。
 声紋データが照合され、それはすぐに吉村のものだと認識される。
 正常なら起こらないタイムラグによって、霧香は嫌でも自身の惨状を意識させられた。
「おい、大丈夫なのか竜宮軍曹!」
 心配そうな顔がレンズに映って、なぜか霧香は感情が揺らぐのを感じた。
「た、たい……ちょ……お……」
「意識はあるんだな! 生きているんだな!」
 自分を人間のように言う、その言葉がひどく嬉しい。
「ごめ、ごめい、ごめいわくを……おか、お、おかけ、しま……し、た」
 声帯だけでなく言語機能も損傷しているらしい。
 信頼する隊長への言葉が上手くでてこずに、霧香はひどくもどかしい思いをする。
「なにを言う。お前のおかげで隊員たちは全員無事だ。本当に……すまなかった」
 ぽとりと、霧香の頬にしずくが落ちた。
「……たいちょお?」
 歯を食いしばって、吉村は体の奥からくる想いを押さえ込む。
「なんでもない。それよりも、俺をまだ隊長と呼んでくれるのか」
「たい、ちょうぅうは、たい……ちょ、うです、……から」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:41:38 ID:xKJnvPTu<> 「竜宮軍曹……」
「たいちょ、う」
「なんだ? どうした?」
「どううか……こ、こ、これい、じょう、……見ない、で……くださ、さ、さい……わた、わらしも、女です」
「す、すまんっ!」
 吉村が慌てて部下から目をそらす。
「すき、好きななぁ、人に人、こんんな姿を……見ら見られ、れるのは、つ、らいですか……ら――」
「な、なにい!?」
 慌てた吉村が聞き返すが、霧香はすでに意識を失っていた。
 目を閉じ、微動だにしない部下を見つめて、隊長はただ立ちつくす。
 モニターを見つめていた一人が大声をあげる。
「あーーーっ! 無理をさせるなといっただろう。 まだ起動しただけだというのに!!」
 棒立ちの吉村を押しのけて、技術者たちが霧香におしよせた。

 霧香の体は軍事機密の塊であるから、発信機など様々な監視装置がついている。
 当たり前だが、初のアンドロイドの運用状況をモニターするためである。
 霧香を強奪した連中もほとんどの発信機を発見、破壊したものの、たったひとつだけ見つからなかったものがあった。
 そのため霧香の居場所が確認でき、奪回部隊が無事に霧香を回収できたのだ。
 二週間後、霧香は無事修復され吉村隊に復帰した。
 修復作業中に回収されたデータから判明した、プログラムシャットダウン直前の霧香の吉村への言葉から、アンドロイドも恋をするのかという論争が勃発し、経過を見守りつつ、データを収集するべしという結論が下された。
 その結果、霧香の吉村隊への配属が半年間から無期限に延長されることとなる。

「隊長! またお世話になります!!」
 相変わらず葉巻をふかしている基地司令の前、霧香がきりりと引き締まった顔で敬礼する。
 吉村は嬉しいような、困ったような、判断のつきかねる心境でそれを受けた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 01:45:05 ID:xKJnvPTu<> おしまいです。
軍事、科学系の知識がまるでないので、そのあたりはご容赦を。

「分解されながら」って初めて書いたのですが、難しい!
未熟さを痛感しました。
期待はずれのかたにはすいません。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 10:29:39 ID:6bsCeniB<> 神GJ <> 347<>sage<>05/02/20 23:52:21 ID:ySDtP1tj<> GJGJ
ちゃんと治してくれたー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/22 21:54:46 ID:dAJmFB5k<> 壊れ萌えという病んだ住人の俺を満足させてくれてアリガd <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/23 01:44:19 ID:FfVY2Ej5<> チェーンソーとはまた豪快な。
解析=ちまちまばらしていくのかと思ってたから意外だった

壊されながらも感じるというのは某都市の技術が入ってるせいかなw <> 名無しさん@ピンキー<><>05/02/24 01:35:20 ID:YrIZrzAd<> あがる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/24 04:06:35 ID:C0czt04A<> 専用ブラウザのバグかここ1月のここの更新に気付かなかった…
その間にこんな神展開が…orz
遅ればせながら超GJ!また書いて! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/25 08:20:53 ID:f4Kh3EaD<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/25 18:05:31 ID:P9J+sbDQ<> >>360
GJ!
萌えた

吉村との濃厚な絡みとか、
つづきに期待! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/26 12:19:01 ID:hQqI3Clx<> エロ全然ないんだけどこの小説萌えた
tp://www.at.sakura.ne.jp/~script1/jc01.htm <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/26 21:37:29 ID:HR1438xW<> >>369
これいいね。1つ読み終わったと思ったら続きがあるのな。
こりゃ読むのに1晩かかるか... <> 霧香作者<>sage<>05/02/27 23:24:57 ID:n6Y0BLja<> みなさん感想どうもありがとうございます。
ダメ出しあれば遠慮なく言ってください
次に生かしたいと思いますので

>>364さん
解析しながらという状況はかけらも頭に浮かびませんでした。
思いついてても知識不足で満足に描写できなさそうですけどね
某都市がなんのことかよくわからないです、勉強不足すいません。

369の小説マジいいですね。
ロボ娘以外の小説もつい読んでしまった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/05 06:15:55 ID:CabcrFqF<> ほっしゅ!  <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/09 07:29:18 ID:jp+zGtqn<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/09 09:31:35 ID:1OzLNgzH<> ホシュ乙! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/12 01:52:24 ID:pHvUyCGt<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/16 11:11:32 ID:fplLfQZb<> hosyu <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/16 19:37:44 ID:xvKkvIQr<> ホシュ、じゃないのはホシュタンの改良型かな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/16 20:19:08 ID:O81yQT2h<> ほっしゅ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/16 20:51:35 ID:ZLs/0rMK<> ホ・・・・・ホ・シュ・・・・・・・・



ピーーーーーーーーーー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/18 18:18:14 ID:Vkqh2IfY<> >>379
マズイ!ホシュたんが限界だ!こうなったら俺が書こう!!
下手かも知れないが気に入らなきゃスルーして下さい。

<> リモコン<>sage<>05/03/18 18:23:17 ID:Vkqh2IfY<>
とあるアパートの一室に、一人の男と一人の少女がいた。
男はトレーナーにトレパン、少女はテレビのリモコンの格好をしている。
「8・・4・・・」
男は床に寝そべりテレビを見たまま少女に命令する。少女は命令どおりにチャンネルを変えていく。
少女はその格好のとおり、リモコンとして作られリモコンとしてこの家で使われているのだ。

「Jリーグ」
男が寝そべりながら言った。
「・・Jリーグ、ですか・・・?」
少女は困ってしまった。
Jリーグの意味は理解できる。しかし具体的に指示されないとどのチャンネルにあわせれば良いか判らない。番組表をみて番組を探すのは使用者の仕事だ。

「・・・Jリーグ」
再び男がいった。
「あのー、スミマセン、もう少し具体的にお願いします・・・。せめてチャンネルの番号を・・・。」
少女が困ったように言う。すると男は溜め息ついて呟いた。
「もうそろそろ買い替えるかなぁ・・・」
少女はドキッとした。
買い替えるということは自分はお払い箱だ。そうなれば型の古い自分は、他に貰い手もなく捨てられ、夢の島にでも埋められるだろう。
それだけは嫌だ。
「・・・Jリーグ」
「Jリーグですね!」
少女は慌てて番組表を取りJリーグを放送している局を探しチャンネルを合わせた。
<> リモコン<>sage<>05/03/18 19:19:57 ID:Vkqh2IfY<>
Jリーグの試合も終わりかけたころ、男が口を開いた。
「エマニエル夫人」
「エマニエル夫人、エマニエル夫人」
少女は番組表からエマニエル夫人の映画を探す。しかしどの局でも放送していなかった。
「スミマセン、エマニエル夫人はどこもやっていません」
少女がそう言うと男はめんどくさそうに体を起こし床に置いてあったビデオを差し出した。
「えっと、ビデオですか?」
「そうだ」
「・・ちょっと待ってください。あの、私は一応テレビのリモコンとしてこちらにお世話になっています。ビデオとなってくると、その、私の管轄外といいますか、私の仕事の範囲をこえてしまっているのですが・・・。」
「それに、一応、えっと、テレビのリモコンとしての誇りも有りますので・・・」
「・・・もう一回だけ試すか。これでダメならもう買い替えよう。」
「そんなッ」
「エマニエル夫人」
「はいっ!エマニエル夫人!!」
少女はビデオをつかむとデッキに入れ再生ボタンを押した。
「エマニエル夫人、どうぞッ!」
「まだいけるじゃん」
男は呟いた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/19 00:27:43 ID:gqW77Lwn<> いや、いい感じでホノボノと殺伐が混じっていてワロスですよ。GJ。
リモコン仕掛けのロボット少女はよくいるがロボット少女がリモコンとは <> ホシュたん
◆eRZpelRIQk <>sage<>05/03/20 14:12:29 ID:mnqNW2hO<>
ホシュ!(^ワ^)ノ
<> 384<>sage<>05/03/20 14:14:59 ID:mnqNW2hO<>
・・・あ、あり?

「ホシュたん#379」って書いたらトリップついちゃった(失敗^2) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/24(木) 07:08:55 ID:GxELjKH0<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/03/25(金) 02:28:44 ID:iPkBoZel<> 「ガイノイド」も派手に壊してほしいな。
足が吹っ飛んで機械丸見えで転がってる
シーンがあったけど・・・360の小説のように
捕らえられて分解されてほしいっ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/25(金) 03:19:09 ID:0+mKozzL<> そういや今日か〜。発送のメールが来てたから運が良ければ今日中に
観れるな>ガイノイド。楽しみだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/25(金) 21:21:01 ID:PUiQ4RZx<> ホシュたんを解体 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/26(土) 00:13:35 ID:pKHPEGRL<> >>389

たぶん相当シンプルな構造。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/26(土) 00:43:12 ID:I+qhL0Xi<> 開けてびっくり真空管! って、解体するな。
買いたいというならわかる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/26(土) 00:51:57 ID:pKHPEGRL<> いやゼンマイ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/26(土) 02:17:23 ID:fX9MnbwV<> >>389,391
ホシュたん7号か <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/26(土) 11:30:13 ID:278lTXmf<> マイナーロボ子情報
ポポロクロイス物語(アニメ)14話「シオンの涙」
自爆装置(*´Д`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/26(土) 12:33:37 ID:JM48A3Li<> 真下・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/29(火) 19:21:27 ID:tGMbS3Pn<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/29(火) 22:32:50 ID:PCzXJoWi<> ホ〜〜〜〜シュ〜〜〜〜〜〜・・・・(涙目) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/03(日) 00:37:52 ID:OvsIGOwR<>  無数のパソコンに囲まれながら、十人近い白衣の人間が数多あるなかから、たった一つのモニターを覗き込んでいる。
 画面に、ものすごい勢いでアルファベットと数字が表示されていく。一般人にはまるでわけのわからない記号の羅列は異様な緊張の中、次々とモニターを埋めていく。
「どうだ?」
 一人がモニターの前にある椅子に座っている男に、脇にいる男が話しかけた。
 椅子に座っている男が、もうだいぶ短くなっているタバコを、すでに先客で一杯の灰皿に押し付けた。
「わからん」
 イライラを隠そうともしない無愛想な答えにも、周りの人間はほとんど反応をしめさない。
 男の態度などよりも、今は重要なことがあるのだ。
 事の起こりは今から三ヶ月前、自分たちの作成したアンドロイドが何物かに強奪されたことに始まる。
 なんとか回収したものの、ボディは無残にも破壊しつくされており、大規模な修復作業が行われた。
 幸いにも、アンドロイドは無事に元に戻った。
 ……体だけは。
 問題は精神、つまりアンドロイドを制御しているプログラムのほうにあった。
 なぜかアンドロイドのデータの一部を見ることができなくなっていたのだ。
 発見された当初は、さらわれていたときに、敵に新たなプログラムをインストールされたのかと大騒ぎになったのだが、
複雑なプロテクトを解いて中を覗いてみると、中身は音声と映像のデータばかりだった。
 だが、わかったのはそこまでである。
 どんなデータかチェックしようとした瞬間。
 アンドロイドのプログラムがシャットダウンし、外部から操作することができなくなってしまったからだ。
 再びアンドロイドの中身を覗けるようになった頃には、以前よりも遥かに堅固な防壁にそのデータは守られて、
データの種類すら見分けられなくなっていた。
 様々な手段を試したものの、すべて徒労に終わってしまったのだ。
 そして今、研究者たちが最後の手段として一週間不眠不休で作成した防壁解除プログラムの結果を待っている最中なのだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/03(日) 00:38:40 ID:OvsIGOwR<>  モニターに目を移すと、ちょうどアルファベットの羅列が止まったところである。
 ごくりと誰かが喉を鳴らした。
 ピーッ!
 甲高いビープ音が作業の失敗を示した。
「くそっ!」
 椅子に座っていた男がテーブルを叩いた。拳のすぐ横にあった灰皿がひっくり返り、中身がぶちまけられたが誰も気にしない。
 そこかしこで溜息が聞こえる。
「結局、わかったことといえば、謎のデータが幸福・快感中枢と密接に繋がってるってことだけか」
 そう、なぜか件のデータはアンドロイドの精神を司るプログラムの、幸福・快感部分にに関連付けられていたのだ。
 自分たちの一週間が泡と消えたせいか、男たちの顔にいっせいに疲れがにじみ出る。
 ある者の目の下には濃いくまが浮かんでいるし、また別のものは真っ赤に充血した目をしている。
 全員に共通しているのは、脂でてかてかの顔と髪の毛だった。長い間、風呂にも入っていないのだろう。
「なんで自分たちのつくったアンドロイドのデータが見れないんだ……」
「俺たちよりも上手の敵のプログラマーが作ったデータならまだしも」
「霧香自身が作ったデータとプロテクトだからなぁ……」
 室内に満ちている澱んだ空気がますます濃くなる。
 一人が冷め切ったコーヒーを不味そうにすすった。
「もうこうなったら霧香本人に聞くしかないな」
 冗談めかした言葉に、ぼんやりと天井を眺めていた一人が跳ね起きた。
「それだ!」
「は?」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/03(日) 00:40:07 ID:OvsIGOwR<> 「だから霧香のことは霧香に聞けばいいんだよ」
「そんな馬鹿な」
 別の一人がタバコに火をつける。
 しかし、ニコチンを摂取してみるとあながち悪い考えとも思えなくなってきた。
「そうだな……駄目もとで聞いてみるか」
「ああ。もし霧香本人がそのデータを認識してないなら不味いことになりかねん」
「ウィルスの可能性もまだ捨てきれんからな」
 やけくその人間たちは自分達の作った擬人を起動させるべく動き出した。
 数時間後、一応のメンテナンスを終え、研究者たちは霧香を起動させた。
 まるで眠っていた人間が目覚めたように、霧香がゆっくりと目をあける。
 滑らかな動きで上体を起こすと、美貌のアンドロイドはぐるりとあたりを見回した。
 いつもならここで、整備を終えた製作者たちがチェック終了を告げるはずなのに、なぜか一同は緊張した表情で自分を注視している。
 なにも言ってこない学者たちに、霧香は問いかけた。
「なにか異常が見つかりましたか。自分では認識できないのですが」
 タバコをふかしていた男が答えた。
「いや、まだそうとかぎったわけじゃないんだが」
「どうかしたのですか?」
「俺たちが入れていないデータがお前の中にあってな」
 別の男が言葉を引き継ぐ。
「そのデータの正体を確認しようとしたんだが、厳重なプロテクトがかかっていて、
 情けないことに俺たちではその防壁を乗り越えることができなかったんだ。そこで、おまえ自身に確認しようと思ってな」
「音声と動画データだからウィルスなんかではないと思うんだが。お前は一回敵に捕まってるから、万が一と思ったんだ」
「まぁ本人が認識できているならウィルスの類ではないだろうし」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/03(日) 00:40:48 ID:OvsIGOwR<> 「アドレスはわかりますか?」
「ああ、そこから快楽・幸福中枢へのアクセスが頻繁にあるんだが……」
 研究者の一人が、手にした書類を見ながら、謎のファイルの所在地を読み上げた。
「それは!」
 冷静であるべきアンドロイドの霧香が、露骨にうろたえた態度を見せたので室内の学者たちにどよめきが走った。
 やはり最悪の事態か、との思いが皆によぎったのである。
「どうした!? まさか?」
「まずいぞ」
「くそっ! 偽装ファイルだったか。急いで対策を!」
 騒然となる人間たちを、霧香は大慌てで制止する。
「違います。皆さん落ち着いてください。どうかご安心を、このファイルは危険なものではありません」
「だったらなんのファイルなんだ」
 当然の疑問が霧香に返ってくる。
「それは……その」
 アンドロイドらしからぬ、不明瞭な発言である。
 製作者の命令にはかなりの高順位で従うようにプログラミングされているというのに。
「なんだ? やはりどうもおかしいな」
「ふむ……こうなったらやはりファイルを消去してしまうか?」
「しかし、それはまだ早すぎるだろう。どんな影響があるかもわかっていないのに」
「そうは言っても、やはり危険なものでないという確証は俺たちにはないんだぞ」
「ならば……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/03(日) 00:41:31 ID:OvsIGOwR<>  会話の流れが好ましくないほうへ流れているのを察して、霧香は小さく溜息をついた。
「みなさん」
 呼びかけにこたえて、学者たちが一斉に霧香を見つめた。
 その表情からは感情は窺えない。
「みなさんが問題にされているファイルは……」
 白衣の男たちに緊張が走る。
「吉村少尉の音声、動画データです」
 憮然とした表情の霧香。
 だが、男たちはそれにはかまわず、顔を見合わせた。
「誰だそれ?」
「さぁ」
「ちょっと待て、聞き覚えがあるが……」
「ああ! 霧香のテストをしている部隊の」
「隊長か」
「でもどうしてそんなものを厳重にガードする必要がある」
「……わかった! 例のデータがらみだよ」
「例のデータってなんだ」
「もう忘れたのか。アンドロイドが恋をするのかというあれだ」
「そうか!」
「アンドロイドでも女は女なんだな」
「おい、お前らだけで納得してないで、俺にも教えてくれ」
「さっしの悪いやつだな。ようするにだ、好きな相手を見たり、声を聞いたりすると嬉しくなって幸せだろ。それと同じだよ」
「それはわかるが、なんであんな頑丈な防壁がいるんだよ」
「バカかお前は乙女心がわからんのか。いや人としてだな」
「俺のことはどうでもいいから、早く先を話せ」
「いいか、考えてみろ。自分の好きな相手のことを書いた日記をお前は見られても平気なのか」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/03(日) 00:42:11 ID:OvsIGOwR<>  遠慮のない会話が、自分の周りで交わされているのを聞きながら、霧香はただじっと耐えていた。
 心なしか、その顔は赤くなっているようだった。
 指先も小刻みに震えている。
「異常ではないことがおわかりいただけたでしょうか」
 霧香はつとめて平静を装っているが、わずかに声が乱れていた。
「わかった。検査の結果異常はなしだ。明日から原隊に復帰してくれ」
「了解しました」
 背後に聞こえる自分についての討論をできる限り聞かないようにして、いつもより足早に部屋を出て行くと、廊下に誰もいないのを確認してから、霧香は頭をかきむしった。
 わが製作者ながら、あのデリカシーのなさにははらわたが煮えくり返るようだ。
 それでも、再び吉村少尉と過ごせることを思うと、気分が晴れやかになる。
 霧香は部隊に復帰する準備のために、足を踏み出した。
 愛しい人のデータを脳裏に再生しながら。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/03(日) 00:43:00 ID:OvsIGOwR<> 保守がてらカキコ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/03(日) 00:50:55 ID:BgzOYdxE<> ヤイバの敵に出てきた宝石姉妹もアンドロイドだったね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/03(日) 01:48:45 ID:uK6c9/UM<> >404
こういうインターバル的なお話も良いですね。グッジョブです。
次はまたアクション&エロで <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/03(日) 22:00:02 ID:B3hkPhiw<> >>405
どんなキャラ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/04(月) 18:51:53 ID:8d/nktMA<> 地底人が邪魔な地表を吹き飛ばそうと画策。
その際に、障害となりうる主人公の剣士、刃を食い止めるために作られた女戦士アンドロイド群。

データ蓄積によって相手の動きを予測する「頭脳の戦士ダイヤモンド」
パワー主体の「力の戦士ルビー」
刃の技をどんどん学習してしまう「技の戦士サファイヤ」
回復能力&バリア能力「防御の戦士エメラルド」
エメラルドは、刃を戦いの場所に引っ張りこむために、最初は刃の味方とプログラムされています。
これら四人が合体して「最強の戦士ジュエル」になります。

本編嫁。YAIBAは面白いから。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/04(月) 22:59:14 ID:guTkuvkW<> 敵だからやはり最期は全員爆死か・・・? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/04(月) 23:37:59 ID:EPmcUWCm<> >>409
読め。読んで泣け。
<> 名無しさん@ピンキー<><>2005/04/04(月) 23:43:04 ID:guTkuvkW<> >>408
yaibaはアニメしか見たことないからなぁ
一応展開と最期だけ教えてくれ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/05(火) 13:39:51 ID:SU+6Y64K<> >>411
読め。読んで泣け。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/04/05(火) 23:34:46 ID:NN/Mbokh<> 宝石4人衆&ジュエルではどれがすきやった? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/06(水) 15:56:55 ID:ILo9hExf<> ダイヤ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/10(日) 10:14:14 ID:PBj8egaa<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/10(日) 10:28:08 ID:0Xpbdchq<> ホシュ乙!

半虹のほうが盛況で入りにくくても、こっちがあるよ、ホシュタン
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/10(日) 11:53:18 ID:kdihouqS<> ホ、ホ、ホ、ホシュ、ホシュゥゥゥゥ!!(昇天) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/10(日) 12:31:16 ID:s+v4TLc0<> このスレ的にHAL2000って アリか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/13(水) 17:33:19 ID:DrfRFP57<> ゴメンHAL9000だった <> 薬師寺準一郎<>sage<>2005/04/14(木) 15:06:48 ID:hR4fJyN8<> アンドロイドと言えばシボレナでしょ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/15(金) 17:10:00 ID:op/2YCny<> >>418,419
いっそのこと『白い惑星号』とか(w
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/15(金) 21:02:51 ID:MNE92B+O<> >>421

光子タンのことかーーーー!!


つか、レース後はまた元の身体に戻れるようにしてやってほしかったよ・・・orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/16(土) 00:56:04 ID:GPGR7Qne<> あー、それだったら変形できるようにすればいいじゃん!
俺って頭イイー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/16(土) 21:14:45 ID:XXbRznwN<> >>421
詳細教えて <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/16(土) 21:20:50 ID:p1ORKLtb<> >>424

「鉄腕アトム」のある一話。
とりあえずコミックス買っとけと。

光子タンハァハァ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/04/16(土) 22:21:16 ID:NYLPS4gr<> >>413
もちエメラルドじゃ〜 <> 421<>sage<>2005/04/19(火) 00:02:36 ID:nh0QC359<> >>422
アレってどうして不可逆的なんだっけ?
アトムの電子頭脳を流用した場合は、レースが終わったら元に戻すってはずだったと思ったが…
余談ながら作中では全然活躍の場も無く壊されてしまった初代白い惑星号の電子頭脳は、
予備頭脳のことをどう思っていたんだろう?
同じく非人間型ロボットの『ロボット宇宙艇』のレバー部品ロボットは人間(型ロボット)になりたい、
なんて思っていたが

>>424
ここの一番上の説明でどうでしょうか?
ttp://www.phoenix.to/63/63-3.html
<> 421<>sage<>2005/04/19(火) 00:10:48 ID:f9ebfCGa<> >>418,419
421と二度レスになってしまうが、初期案ならGOOD!だったり…

最初の案では、HALは壁に埋め込まれたコンピューターではなく、2足歩行のロボットだった(名前はソクラテス、または『アテーナ』)
ttp://smartwoman.nikkei.co.jp/interface/ContentView.cfm?sw_ContentNo=80100001
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/19(火) 00:35:23 ID:dFEmQtfh<> このスレ的にはOKだよね?
ttp://www.geocities.jp/hiro11292001/page123.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/20(水) 15:58:00 ID:4cdo2P9C<> んー、感情回路周辺を、車体制御回路に作り変えた為、とかじゃないか?
戻すには白い惑星をバラバラにしなきゃいけないわけだし。
でも(精神的な)妹に乗ってるって(;´Д`)ハァハァ禁断ッス

アニメ版にはニョーカというのもいますな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/25(月) 07:58:58 ID:ff4aLp5i<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/04/27(水) 21:11:50 ID:Ls3Ba7Cn<> >>412
YAIBA感動するか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/01(日) 07:54:28 ID:sge4K+YN<> ほっしゅ!  <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/02(月) 09:03:37 ID:tHJCvBgC<> >>432
ひとそれぞれでは? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/03(火) 20:27:06 ID:DL7oUrz3<> >>434
オレは作者の死に対する乾いた感覚にひいた <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/05/06(金) 22:16:26 ID:SJlXUPf8<> ビーストウォーズのブラックウィドーはこのスレ的にはOK? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/08(日) 04:53:06 ID:Yh6lcxa6<> 声は好きでした <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/11(水) 20:50:03 ID:rSgy9tyE<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/11(水) 21:08:42 ID:iPSxHTCY<> ホシュたんZ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/16(月) 09:50:54 ID:sf6lgWg+<> ほっしゅ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/21(土) 10:01:36 ID:MQM2EXqJ<> ほっしゅ! ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/21(土) 14:46:51 ID:OBVaSXnH<> ホシュ、ホシュ、ホシュ、ホシュホシュホシュホシュホホホホホホホホホホホホホホホホ・・・・・・・



 ドカーーーーン!!w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/22(日) 19:20:41 ID:waHDYFHy<> えっちなホシュたんは好きですか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/24(火) 04:43:07 ID:78w3+IyK<> 大好きです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/24(火) 22:58:37 ID:E2O3G18G<> ホシュゥン・・・(色目) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/27(金) 02:39:17 ID:eQRiyFsf<> (;´Д`)ハァハァ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/27(金) 04:10:24 ID:CZeDLwdo<> あえぎ声も「ホシュ」。

切羽詰まってくると蒸気機関車みたいだw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/28(土) 00:22:27 ID:ogmCVkZM<> だがそれがイイ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/28(土) 03:52:02 ID:a2ENSx55<> つか、安物のホシュたんにそゆ機能あるのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/28(土) 13:02:30 ID:9MSsHRlq<> >>449
ああ、その機能はオプションだよ。
ただ、型が古いから最新型に比べると満足できないところもあるっていうよ。
メーカーも部品製造中止しているからねえ…。
うちの店の在庫にも1年半くらい前に売り切ったし。

それでも欲しいなら、アキバの部品街かオークションで地道に探すしかないね。
…使用済みはイヤだって?そりゃ仕方ないよ。
一生懸命探せば、新古品扱いのもあるかもよ。まあ頑張りなさい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/28(土) 13:07:29 ID:a2ENSx55<> >>450

そか、サンクス。

しかたない、自作するか・・・一応こう見えても工学研究所の所長なんで。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage 妄想して萌えてみるテスト<>2005/05/29(日) 14:56:05 ID:866XqpN4<> 久々にきたら、流れにワロタw なんだよホシュタンって。

>>450
その古さがいいと思うんだけどね。
ちょっとくらい満足できないところがあったほうが愛着がわくのは私だけ?
ただ、あまり古い型だとメーカーでアフターサービス打ち切るところもあるから、
メンテナンスしたりなんだりっていう点では不便かもね。

今日はずっと前から作ってたメイド服を着せてあげたら、ものすごい喜んでくれたよ。
メイド服っていってもエロ系のじゃなく、昔のメイドが仕事をするときに着ていたようなやつね。
既成のものより、やっぱり手作りのほうが着せるほうとしても嬉しい。
ノロケスマソ〜(´∇`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/29(日) 16:46:55 ID:jsUNlyX2<> 今の住人はホシュたん知らんのか・・・



時代は変わったのかもしれんな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/30(月) 09:23:40 ID:OiB7zBIh<> まあホシュたんもわりと最近に感じてしまうわけだが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/30(月) 16:45:39 ID:JOzqsuiD<> ホシュたんわかったよ。
虹行かないから知らなかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/30(月) 21:11:48 ID:JfuE6HIe<> ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1117381846.jpg <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/31(火) 01:17:29 ID:EPK3D7O0<> 生産性の無い惰性な流れではあるな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/02(木) 01:13:41 ID:+nWWjxZ0<> だって誰も書かないんだもの <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/02(木) 01:30:00 ID:DJipfrEk<> だってSSなんか投下してたらホシュたんにあえないんだもん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/03(金) 16:22:04 ID:wfA8RwGa<>
|・) <ホ・・・・



|ミ シュッ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/07(火) 20:52:30 ID:J7sulDtG<> >>459
じゃあホシュたんのSSを書けば(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/08(水) 00:19:50 ID:H2X0RV0G<> ていうか、ホシュたんのエロCGキボンヌ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/06/11(土) 09:49:52 ID:TrT/G/Px<> 人いないなぁ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/13(月) 15:43:15 ID:I1TZr1u1<> >>463

あるいはロボットでいっぱいのスレ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/13(月) 23:10:15 ID:6ziw1ZZv<> じゃあロボの人挙手して下さい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/14(火) 00:48:13 ID:/pjr4GJg<> >>465
呼んだ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/14(火) 01:30:37 ID:y7tO8Gdj<> ノシ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/14(火) 07:00:16 ID:002CIuZh<> [゚Д゚]ノシ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/17(金) 23:38:59 ID:6/GlJjfl<> 三人だけだというか!君は!!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/18(土) 01:20:15 ID:JwsAV8Xz<> 女三人寄れば姦しいというが

ロボ三人寄れば・・・・・・・ハウリングが(ぴーーーーーーーーーーーーーーー) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/18(土) 01:23:45 ID:v8kntDfw<> そんなローテクなのかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/18(土) 01:49:22 ID:FDeOZh1V<> おのれがハウリングを起こしてどうする、バカ者っ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/18(土) 10:49:25 ID:dppAFgrW<> じゃあロボ3Pって事で、よろしくお願いします。職人さん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/18(土) 12:11:37 ID:JwsAV8Xz<> スペシャルコード承認!グローアップオッケイ!!(シャーーーーッ) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/24(金) 12:45:55 ID:8Aiiw87t<>  串(((
[・д・] 電波受信中…電波受信中…

 串 
[゚д゚] …通信が中断されました…
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/24(金) 18:08:51 ID:qsDacADs<> >>475

「世界で使えて!」
「自宅で圏外!!」

『我ら!3G戦隊・ボーダマン!!』(ちゅどどどどーーーん!!!)



#ちなみに、イエローとピンクがロボ娘。 <>
◆qjtBZ14hGg <>sage<>2005/06/26(日) 17:03:03 ID:Pxgm1QRM<> イエローの武器何?同じくピンクの武器何? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/26(日) 22:33:14 ID:m9wBdNha<> 家族割。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/28(火) 14:48:46 ID:lr5t3k0n<> バッテリーが切れかけてよろよろしてるホシュたんを優しく抱きかかえてACアダプタをセットしてあげたいな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/28(火) 20:12:29 ID:7D0DqHK+<> ホ・・・・・ホ〜〜〜〜〜〜〜シュ(よろよろ) <> 名無したん[;´Д`]ハァハァ<>sage<>2005/06/28(火) 21:07:07 ID:8ShRUMKD<> ああっ! ホシュタンがッ!?

効くかどうか分からないけど・・・
つ[トリフルイド] <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/29(水) 10:24:50 ID:Py7fmnM2<> >>479にこれを託そう。
つ「手回し発電機」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/29(水) 20:20:21 ID:hIA+zXMX<> ホ・・・・・・(ぱたり) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/06/30(木) 10:13:21 ID:deNkDeDR<> シュ〜〜〜〜〜・・・(オーバーヒート) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/04(月) 17:56:50 ID:geiAHnca<> Σ(゚Д゚;)

って、救出者なしかよ!

                           ξ
                        =■●_ <ポシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/04(月) 20:13:41 ID:M0wog82T<> >>485
あー、すまん。ダウンしてるホシュタンが可愛くて、マターリ見てたのでござるよ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/04(月) 22:15:00 ID:Vz8iE0Wf<> メディック!メディーーーーーック!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/05(火) 18:01:21 ID:aytaiE2M<> ホシュ(・・・・・・(´・ω・`) ) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/11(月) 05:58:02 ID:YCvv58TE<> ヴンッ…
………カリカリカリ
キューン…ウ”ィィィ
カタカタカタカタ
「ホシュ。」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/11(月) 09:37:16 ID:J2Okjqrp<> あ、復活した。
ホシュたん乙! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/11(月) 16:55:43 ID:OdVz8pUe<> 補助バッテリー? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/11(月) 23:19:26 ID:c4vA90Zw<> 太陽光発電也 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/12(火) 02:45:23 ID:XFqrMm4P<> つ【単三電池2本】 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/13(水) 02:42:11 ID:79ioKSUU<> >>493
ホシュたんの何処に突っ込めばいいのかね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/13(水) 03:45:49 ID:KLnofppL<> >>494

ん、単三電池二本で七万馬力出すところ。


(´・ω・`) <ホシュ・・・(それ、キャラ違う・・・) <> 495<>sage<>2005/07/13(水) 03:50:46 ID:KLnofppL<> >>494

む、意味取り違えてた。スマンソ。



もちろん、おまn☆○=(゚Д゚#)<ホシューーーーーーーーー!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/14(木) 17:17:14 ID:6C/WmmJ2<> 「亜沙子さん、大変!ちょっと来て!優(ゆう)ちゃんが倒れちゃったのよ!」
 同僚の仲居である竹子に呼ばれ、亜沙子は
(もしや!?)
と、嫌な予感がした。
「優ちゃん、ついさっきまで元気にお膳を運んでたのに、いきなり倒れちゃって、動かなくなっちゃって・・・あら?息もしてないんじゃないかしら!?心臓、動いてる?」
 矢継ぎ早にまくしたてる竹子から逃れるように、亜沙子は
「あ、どうもご迷惑おかけしました。ちょっと部屋のほうに連れてって、看てみますから」
とだけ言って、優を肩でかついで部屋に戻った。

(参っちゃったな、みんなの前で停まっちゃうなんて、な)
 亜沙子は夫の啓太の工場がつぶれて以来、旧友の実家でもあるこの四万温泉・駒之館に住み込みの仲居として勤めている。最初は息子の檀と二人だったのだが、現在は“娘”の優も学校を休学してやって来て、母の亜沙子とともに仲居として働いていた。
(さて。窓は閉まってるかしら。鍵も閉めとかないとね)
 亜沙子が鍵を閉めようとすると、息子の檀が走ってきた。
「お姉ちゃん、どうしちゃったの!??」
 何も知らない檀は、心配そうに“姉”の凍りついたように動かない顔をのぞきこむ。
「ええ、大丈夫よ。私が看ておくから、檀は師匠と遊んでらっしゃい」
 息子の檀が出ていくと、亜沙子はカーテンを閉め、優をあおむけに寝かせ、優の着物の帯をほどいた。そして、優の小さな胸のフタを開こうとした、そのとき−
「優ちゃんが倒れちゃったんだって!?今、隣の川崎先生を呼んできたんだけど」
 旅館の主人である隆行の声がした。おそらく檀から優のことを聞いたのだろう。しかも、隣の診療所の川崎まで呼ぶとは・・・今、川崎とは微妙な関係にある亜沙子は、軽いうっとうしさを覚えた。
「はい。こちらで何とかできますから、とりあえず、ちょっと出ていていただけますか。申し訳ありません」
 ややぶっきらぼうに二人を追い出し、亜沙子は作業を再開した。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/14(木) 17:18:35 ID:6C/WmmJ2<>  幸い、今日の場合は単なる充電切れであるようだ。亜沙子は優の胸を軽く突いた。すると、カパッと音を立てて優の薄い胸が開いた。中は精密機械がところせましと詰まっているものの、亜沙子にとっては勝手知ったる“娘”の体である。
 落ちついて戸棚から優専用の充電コードをとり、片方の端を優の胸の中のモジュラージャックに、もう片方の端を壁のコンセントにつなぐ。
 ピッ、と軽快な音がして、優の胸の中に緑色のランプが点灯した。充電開始の知らせだ。やれやれ、これで一安心、と亜沙子は一息ついた。一時間も経てば充電完了だろう。普段は優が寝ている間に充電を済ませていたのだが、今回はつい忘れていた。
(このところ忙しかったからな。いろいろあって・・・)
 誰に言うともなく亜沙子はつぶやいた。

「あれ?お母さん、どうしたの?」
 優が目を覚ました。
「うん、厨房で倒れちゃったからって、竹子さんが見つけてくれてね。でも、もう大丈夫よ」
 亜沙子はあくまでやさしく優に語りかけた。
「ふうん、そうなんだ。覚えてないや」
「疲れていたんでしょう、たぶん」
 笑顔で相づちを打つ亜沙子に、優はふっと真顔になって、
「変なんだよね。昔からたまにあるんだ。いきなり記憶がとんじゃって、次のときにはいつも寝てるの。どうしてかな」
 優のセリフに不意をつかれた亜沙子は、
「あ、そう・・・かしらね」
と、その場をごまかすしかなかった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/14(木) 17:20:24 ID:6C/WmmJ2<>  優が実はロボットであることは、優を実の姉だと思っている檀だけではなく、実は優自身も知らないことだった。知っているのは亜沙子と啓太だけだった。
 忘れもしない、亜沙子と啓太夫妻にとってのはじめての子どもが不幸にして流産したとき、啓太が役所からもらってきた一枚のパンフレットに
「家庭用アンドロイド試作機、モニター募集」
と書いてあった。
 よくわからずに聞いてみると、テスト段階にある人間型ロボットの試用モニターを一般募集しているのだという。
 幸か不幸か、子どもサイズのものはモニター希望者が少なく競争率が低いとのことで、啓太と亜沙子夫妻はモニターに選ばれた。
 かくして、二人は機械の“娘”に「優」と名づけ、ずっと自分の娘として「育てて」きたのだった。
 「科学技術省先端科学研究所精密機械開発部」というその機関のサービスは行き届いており、不自然にならない頻度で、子どもの「成長」に応じた新しいボディーと交換してくれた。なので、学校でも近所でも誰も優のことを怪しむ者はいない。
 二人が優を引き取ってから10年後に生まれた長男の檀も、何ら疑うことなく優を「お姉ちゃん」だと信じて慕っている。その姿を見ると、
(いつか、この子にも本当のことを話さなくては・・・)
と、胸が痛む亜沙子だった。
 しかし、考えてみればそれは滑稽な悩みだったのかもしれない。何しろ、檀以前に、そもそも当の優が自分をロボットだと知らないのだから。
 優の正体を知っているのは「父」の啓太と「母」の亜沙子、そして「祖母」の佳代だけなのである。
(優には、いつ本当のことを教えたらいいんだろう)
 そんなことを考えながら、亜沙子は優の着物を整えてやり、
「さ。夕食までもう少し。またがんばろう」
と、明るく声をかけた。
「うん!」
 優も明るく返事を返した。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/14(木) 23:08:58 ID:unaYPF/k<> いい感じのすべり出し!
GJ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/15(金) 00:46:19 ID:f2ptW401<> >>497-499
GJ!続きキボン! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/15(金) 07:37:37 ID:OVbIiSCc<> >>497-499
GJ!続き続き!

>>496
うわこら貴様エ(ry

・・・2本、電池はあるのだが。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/07/15(金) 10:40:53 ID:4ZY1WFj6<> NHK見て妄想したな。 <> 496<>sage<>2005/07/15(金) 11:58:54 ID:ggBg+l2j<> >>502

ああ、それはおしr☆○=(゚Д゚#)<ホシューーーーーーーーー!!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/15(金) 15:43:40 ID:k34DjSQo<> いくらホシュたんが旧式とはいえ電池交換は自分で出来るよな。

ちなみに単三電池を使用しているとの事だが、
単三電池と単二電池の違いは太さだけ。長さは一緒なんだ。
だからちょっと特訓すれば単二電池が使えるようになるらしいぞ。

単二電池でスタミナアップだ、がんばれホシュたん! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/15(金) 20:55:35 ID:aeybUbHo<> 上記のはあれで完結の短編の予定だったのですが、光栄にもお褒めの言葉を頂戴したゆえ、もう少し。
かなりゆるくって、しかもなかなか本題のメカ話になりませんが(笑)。


 優(ゆう)は、高崎に帰ってきた。
 旅館は今日は非番だし、休学中の高校にも近々戻ろうと決めたのだから、しばらくぶりの休みに高崎の空気に触れに帰るといい、と女将の絹子にも勧められたのだった。
(里夏、最近会ってないけど、どうしてるかな。ソフト部の新庄監督と真理先生、本当に結婚するのかな)
 いやだったはずの学校だが、いざ戻るとなると、やはり懐かしい気がした。
 と言っても、優の足が真っ先に向かうところは学校ではなかった。
 村上厩舎。ここは、学校の行き帰りに優がいつも寄り道していた競走馬育成の厩舎だった。
「ジョンコぉ!久しぶりぃ!」
 優が声をかけた相手は、人ではない。馬である。名はサイゴウジョンコ。メスのサラブレッドだ。
 ジョンコと名づけたのは優自身だった。最初は何の期待もされていないジョンコに、優が勝手に同情的肩入れをしているような状況だったが、今やジョンコは競馬界の期待の星となっている。
(私、何だかジョンコに取り残されているかなあ。勉強もソフトボールも仲居の仕事も何だか中途半端で)
 ぼんやりとそんなことを思いながらも、久々にジョンコのたてがみを撫でてやっていると、将来への不安も父の仕事の心配も父のケガの心配も何だか癒されるような気がした。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/15(金) 20:58:49 ID:aeybUbHo<> 「おっ。久しぶりじゃん。戻ってたんだ」
「太郎さん」
 太郎は、この村上厩舎の若い厩務員である。
「ジョンコ、元気そうだね」
「ああ、そうだな。先週のレースでも優勝したからな。俺も来年はJRAの調教師試験、絶対に受かるぞ」
「うん、そうだね。がんばって」
と言いながらも、優の表情は冴えなかった。
 太郎が調教師試験に熱意を燃やす理由はわかっている。太郎は琴子と結婚するつもりなのだ。
 琴子は母の旧友であり、今は家族で世話になっている駒之館の娘である。「自立する大人の女性」である琴子は、いつも優にとってはまぶしい「あこがれの存在」だった。しかし、太郎と琴子が急接近してからというもの、どうも優は心中穏やかではなかった。
「そうだ、おまえ、ジョンコに乗ったことなかっただろ。ちょっと乗ってみるか」
「え?いいの?」
「ああ。でも村上さんや西郷さんには内緒だぞ」
 太郎は笑顔で下手なウインクをした。この機嫌の良さから察するに、琴子とはよほどうまくいっているのだろう。そんな太郎を見るのは優にとってつらかった。既に太郎への想いが優の中ではっきりとしてきていたのだから。
 が、せっかくだいすきなジョンコの背中に乗れるのだ。こんなチャンスを逃すことはない。
 太郎は、ジョンコの鞍へと優がまたがるのを手助けしてやりながら、
「よいしょ、あれ、おまえ意外と重いんだな」
と言った。
「やだ。やめてよ、そんなこと言うの」
 優は怒ったように言ったが、はじめてまたがるサラブレッドの背から見る眺めはやはり気持ちがいい。
「うわぁ、いい気持ち!」
 だが、ジョンコの足取りはなぜかいつもより遅いように太郎には見えた。優一人を乗せてゆったりと厩舎内を歩いているだけなのに、なぜか息が荒い。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/15(金) 21:00:51 ID:aeybUbHo<> 「おかしいなあ。こんなに疲れるなんて。なあ、おまえ、細いようで、実は相当重いんじゃないのか。何キロだ、おまえ」
 太郎がそんなことを言ってからかうので、つい優も
「もう〜。変なこと言うな〜」
と、おどけて殴るしぐさをしてみせた。
 そのとき、
「あ!危ない!」
と太郎が叫んだのとほとんど同時に
「キャッ!」
 バランスを崩した優がジョンコの背から落ちた。
 ズザザザ・・・優は背中から転落して、地面をそのまま少し引きずられた。
「おい、大丈夫か!?」
「うん・・・大丈夫・・・」
と言いながら、優は顔をゆがめて背中をおさえた。
「あいたたた・・・背中すりむいちゃったのかな」
「どれ、ちょっと見せてみろ」
「うん」
 優のシャツの背中を少しだけめくってすり傷を確認しようとした太郎は、そのとき、息がとまる思いがした。
(えっ!!??これは!??どういうことだ!!!???)
 太郎には何が何だかわからなかった。
 優の背中に出血はない。ほんのわずかに皮膚がすり剥けただけで済んだようだ。しかし、問題はそこではない。太郎の見た優の背中は、剥がれた皮膚の下に機械があったのだ。
 おそらく合成樹脂系の素材と思われる物質が、すり剥いた肌の下から顔をのぞかせていた。ご丁寧に一部がスケルトン仕様になっていて、さらにその中の細かな機械が見えた。
 時計のような歯車、ではない。むしろLSI系の集積回路だろう。どっかで見た何かに似ている。そうだ、パソコンだ。家にあるスケルトンのパソコンの背面にそっくりだ。太郎は戦慄した。
「ン?太郎さん、どうしたの?」
 優がいぶかしげに問うた。
「オイ!おまえの身体、いったいどうなっちゃってるんだ!?」
とは、太郎は言わない。
「あ・・・いや、何でもないよ。血も出てないし、おまえが痛くないんなら、平気なんじゃないかな。四万温泉に帰ったら、お母さんに診てもらいな」
とだけ言って、その場は優を帰すことにした。

「どうしたんだろ。変な太郎さん!」
 優は四万に向かった。もう日は暮れかけて、上州の野はからっ風だった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/15(金) 21:11:49 ID:lTt7l5G7<> これだけで萌える <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/15(金) 21:46:15 ID:dhaur5tg<> GJ!

自分で体重量ったことないのとか無粋なことは言わない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/15(金) 22:09:50 ID:aeybUbHo<> >>510

>自分で体重量ったことないのとか無粋なことは言わない。

ワラタ。
・・・って、作者自身が笑ってどうする!! >俺 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/16(土) 08:39:03 ID:HhXIZw7w<> >>506-508
GJ!
<> 名無しさん@ピンキー<><>2005/07/16(土) 19:54:15 ID:j9p2ZjbQ<> タイトルは「アンドロファイト」とでもいうんだろか。
しかしドラマの優の中の人は「スウィングガールズ」のときのほうが萌えたね。
やっぱメガネがね(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/17(日) 18:04:52 ID:lktxlTvt<> つづきまだ〜? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/19(火) 16:05:46 ID:U4f4kdjO<> 「アンドロファイト(仮題)」の作者です。
昨夜ぐらいからずっとプロバイダが2ちゃんアク禁とやらに
なってます。
ひとまず、今は漫画喫茶にて閲覧のみ。
明日には普通にアクセスできるといいのですが。・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/20(水) 13:30:36 ID:2e8uTnMY<> >>516
あらま。
んじゃホシュたんネタの妄想を垂れ流しつつ待つか。

ホシュたんは単三電池2本で動作しているが、
最新型のホシュ子さんは胸部に大容量充電池を内蔵。
ホシュたんの数倍の稼働時間を実現している。
ただ、充電池の定期的な液交換が本人の悩みの種だとか・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/20(水) 14:44:52 ID:zJWOZAyi<> (*´Д`)ハァハァ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/20(水) 15:36:07 ID:rgAdkscz<> 被弾率低減のためのコンパクトな筐体。
大型のジェネレータ、大量の燃料を搭載するための大き目の胸と腰。
冷却のための長い髪(アンテナを兼ねる)。
敵の油断を誘い、諜報活動を可能とするための、人間に酷似した外見と反応。
兵士の共感を誘い、メンタル面をサポートする細やかな擬似感情。
諜報活動/慰安兼用のえっち機能。


軍用ロボ娘の必然性について、考察してみました。
・・・結構、理にかなってるもんだなw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/20(水) 15:49:52 ID:GF1/M0Bj<> 軍用ロボといえば、同機種間で情報共有することで、
個体の経験を全体へフィードバックするという設定がよくある。

さて、情報共有の回線はセキュリティ上、
やはり直接接続限定が良いのではないか。

任務を終えて帰還後、接触回線開いて
情報共有する軍用ロボ娘ズ・・・ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/07/20(水) 17:43:09 ID:ASMpE6mI<>  夕方からは団体客の宴会があり、今夜の駒乃館は忙しい。
「ねえ、お母さん」
「あ、優。帰ったの。ごめん、今ちょっと手が離せないの」
 亜沙子は、大広間に膳を次々と運ぶ準備に追われていると見え、優のほうに顔も向けずに、なおざりの相づちを打った。
「あのね、お母さん。さっき、ちょっと背中をケガしちゃったみたいなんだけど、診てくれるかな」
「え?ケガ?」
「うん」
「痛くないの?」
「うん、ちょっとだけね」
 亜沙子は、急に声をひそめるようにして、
「じゃ、すぐ診てあげるから、部屋に行きましょう」
と言った。
「ううん。ここでいいよ。だって、お母さん、忙しいんでしょ」
と優が言ったが、
「ええ。でも、少しの間なら大丈夫よ」
と、優を追い立てるように部屋に連れて行った。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/20(水) 17:44:24 ID:ASMpE6mI<> 「どれ、見せてごらん」
と言いながら、優のシャツの背をめくった途端、亜沙子の顔は曇った。が、優からは母の表情の変化まではわからない。
「どうかな、お母さん」
「ええ。大丈夫みたいよ。でも、ちょっと今夜はお風呂はやめておきなさい」
「うん」
 優が澄んだ声で返答すると、亜沙子は、とってつけたように、
「このケガ、どうしたの?」
と聞いた。
「うん、ちょっとね。何でもないんだ」
「誰かに見られた?」
「え?どうして?う〜ん、見られたって言えば見られたけど・・・それがどうかしたの?」
優が一瞬だけいぶかしげに首をかしげたので、亜沙子は慌てて、
「ううん。何でもないのよ」
と打ち消して、しかし、
「その人、何か変なこと言ってなかった?」
と、ただすことは忘れなかった。

「ちょっと露骨だった・・・かな?」
 自分の問い方が不自然だったのでは、と、亜沙子は厨房に戻った後も少しだけ悔いていた。
 ともかく、すぐにサービスセンターに連絡して、修理をお願いしなければ。たぶん、あの程度の外傷ならラテックスで傷をふさいで表面をサーフェイス処理するだけですむでしょう。来てもらう前にまた優をスリープさせておかないとね。
 いつものサービスマンの人は、皮膚がはがれたぐらいなら内部の機能に支障はないと言ってたけど、何かのきっかけで仲居仲間の竹子や小梅たちにバレないとは限らないものね。・・・
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/20(水) 20:27:13 ID:GF1/M0Bj<> >>520-521
GJ!
サービスマンの人のことは周りになんて言ってるんだろ。
医者じゃぁ不味いよねぇ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/21(木) 09:49:22 ID:5aY1Gt2i<> 「自分はロボットだと正直に言ってるのに、荒唐無稽だと誰も信じてくれない」
という新機軸ってあり?w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/21(木) 19:21:27 ID:CdN1dGDE<>  政府機関の試作品のモニターは、学術研究への協力者という、ボランティアのような位置づけであるそうだ。だから、優の定期メンテナンスも故障があったときの修理も、実費を請求されたことは一度もない。
 科学技術省先端科学研究所精密機械開発部なる機関がふだん忙しいのか暇なのかなどということには興味はなかったが、ともかく、電話をかければすぐにサービスマンがかけつけてくれる。その点には少なくとも亜沙子も啓太も満足していた。
 今回も、優の損傷の程度を言って、出張修理を頼むと、すぐに日程の確認をとってくれた。

 ただ、その日程の調整は、今まで高崎の自宅で暮らしていたときと違って、周囲の目を考えなければいけないぶん、慎重にならざるを得ない亜沙子だった。
 交通事故で入院している啓太もすぐに退院だが、リハビリ中の啓太にあまり心配はかけたくないし、その前にすませてしまおうか、そしたら、明後日の非番の日かな、と亜沙子は思った。
 どうせ、旅館のほうは女将の絹子が東京の大学に進学したいなどと言い出して主人の隆行ともめているから、私たちのところにどんな客が来ようと、そんなことにかまっている暇もないでしょう。テレビが壊れたから電器屋さんを呼びましたとでも言っておけばいい。


「あら。いつもの人はどうしたんですか」
 くだんの機関から派遣されてやってきたサービスマンは、見慣れぬ中年男だった。
「ああ、川瀬ですか。川瀬でしたら、異動になりました」
「そうなんですか」
「ええ。何でも、独立行政法人化とやらの影響で、うちの機関も随分と合理化とか言って統廃合されましたね。実は、前橋のサービスセンターも閉じることになっちゃったんですよ」
 ボソボソとそんなことを話しながら、下卑た薄笑いを浮かべるその男に、亜沙子は何となく生理的に嫌な感じを受けた。
「そうですか・・・じゃ、これからは、どこにお願いしたらいいんですか」
「さいたまのセンターに業務統合されますんで、後で名刺をお渡ししますよ」
 そのような気のない会話をかわしているうちに、いつも通り、優はすっかり裸にされていた。生気のない無表情な顔をして、あおむけに横たえられていた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/21(木) 19:22:05 ID:CdN1dGDE<>  亜沙子と啓太にとって不満があるとすれば、政府機関から来る出張サービス技師がいつも男性であることだった。なるほど、冷静に考えれば、エンジニアが機械の修理やメンテをしているだけだ。男性とか女性とかいう性別にこだわるほうがおかしいのだろう。
 しかし、それでも亜沙子はいつも違和感を感じていた。優が、家族から見ればいわば他人の男性に裸にされ、体の中をいじられているのを横で見ているのは、「親」として気持ちのいい光景ではなかった。
 以前に来ていた川瀬という男は愛想こそなかったが、どこか職人らしい誠実さを感じさせて、亜沙子は決して嫌いではなかった。
 だが、今日の池田と名乗る男は、亜沙子にとって妙に嫌悪感を覚える印象だった。

 池田というその男は、優をうつぶせにすると、
「この程度の損傷なら、こっちでいいかな」
と、ひとりごとを言いながらカバンから工具を取り出し、鼻歌まじりで作業をすすめた。あっと言うまに優の背中は元通りになった。
「ありがとうございます」
と、亜沙子も礼を言わざるを得ない。
「ついでだから、定期検査も簡単にやっちゃいますね」
「え。それはまた別のときに」
と、亜沙子が言う前に、もうその池田というサービス技師は、勝手に優の胸を押し、フタを開けてしまっていた。
 優の幼い胸の奥の内部機械があらわになる。冷たい機械の体。でも、亜沙子にとって、かけがえのない「娘」の体。
 OS、言語ロム、内部バッテリー、埋め込み式生ゴミ処理装置などの動作チェックをし、必要な数値を一通り計り終えて、胸のフタを閉めると、池田は優のボディをなでながら、
「いやぁ、前にいた出張所でもアンドロイドの体はいじりなれているけど、こういう若い女の子型のやつは、はじめて触りましたよ。いいもんですな」
と、黄色い歯を見せて、いやらしく笑った。
 亜沙子は、
「そうですか。よかったですね。ご苦労さまでした」
と、表情を変えずに乾いた声で言って、池田という男を帰した。
 たとえ優が政府機関備品の試作機で、亜沙子たち夫婦には「所有権」すらない預かりものであったとしても、初対面の男に「娘」の裸をいいように触られて気分が良いはずはなかった。啓太さん、いなくて良かった、と思って気を紛らわせるしかない。
 目の前には、相変わらず優が何も知らない無機質的な表情で横たわっていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/22(金) 03:34:15 ID:hebIfmJr<> >>524-525
(*´∀`)b GJ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/22(金) 17:19:42 ID:F0u+Yqsq<> ホシュ〜?(リミッター、外してみる?)
<> 名無しさん@ピンキー<><>2005/07/23(土) 16:17:23 ID:svd6Z4nd<>  優の簡易修理から一週間余りが経った。
 その間に啓太も退院した。リハビリは順調とは言いがたかったが、ともかく親子4人で高崎に帰って、またやり直そうと決めた。優も学校に戻る決意を固めたようだった。
 ここ四万(しま)温泉・駒乃館に一家で住み込む生活ももうすぐ終わりということになりそうだ。
 今夜は、駒乃館の娘にして亜沙子の旧友でもある琴子が太郎と正式に婚約したことや、女将の絹子が大学に合格したこと、さらに絹子と主人の隆行の結婚記念日祝いも兼ねて、従業員総出でささやかな祝いの宴をもよおすことになっている。

 祝宴が一段落して、そろそろ片づけが始まろうとした頃、琴子が優のところにやって来た。
「優ちゃん、ちょっといいかな」
「はい、何ですか」
「二人で話したいんだけど・・・私の部屋に来てくれる?」
 琴子にそう言われて、優はにわかに不安がこみあげてきた。
 私が太郎さんをすきだったってこと、今でも太郎さんのことをふっ切れずにいるってことは、琴子さんには知られていないはずなのに。どうしてだろう。・・・
「え。でも・・・」
 心細い表情でためらう優の手をとり、
「いいから、ちょっと。すぐ終わるから、ね」
と、琴子は強引に自分の部屋へと連れ出した。

「どうしたのかな、琴子さん。いきなり優と話したいなんて」
 事情を知らない啓太が太郎のほうを向くと、太郎は
「さあ、どういうことでしょうね」
と、顔をこわばらせながら、決して啓太のほうを向こうとしなかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/23(土) 16:18:07 ID:svd6Z4nd<>  厨房で膳の片づけをしていた亜沙子の耳に、同僚仲居の小梅や竹子、松葉たちの無遠慮な話し声が聞こえた。この連中は、いつも人目をはばからずに大声で人の噂話ばかりしているので、亜沙子の耳にもいやがおうにも入ってきた。
「琴子さん、何か優ちゃんに話があるとか言ってたわね」
「何なのかしらね。もしや、太郎さんと優ちゃんに何かあったとか?」
「まっさか〜。だって、優ちゃんいくつよ」
 琴子が優に?何だろう、いったい。亜沙子は思った。
 亜沙子は琴子を昔から知っている。信用のおける親友だと思っている。優のこともいつもかわいがってくれている琴子のことだから、心配は要らないはずだ。
 とは言うものの、奇妙な胸騒ぎで落ち着かなくなった亜沙子は、竹子たちに、
「ごめん。後、お願いね」
とだけ言って、厨房を離れ、琴子の部屋のほうに向かった。

 琴子の部屋は、普段、琴子が東京にいる間は使っていないが、かつてここに住んでいたときのままになっており、今夜は太郎もこの部屋で寝る予定になっていた。
 琴子の部屋に
「ちょっといい?」
と入る前に、亜沙子は、中から漏れてくる声を立ち聞きし、話の状況を掴もうと思って立ち止まった。
「いえ。だからね、私は別に優ちゃんを責めているわけじゃないし、もし本当にそうだからと言ってどうこうっていうつもりはないのよ」
 琴子の声だ。
「でもね。わからないことはさ、ホラ、ちゃんと確かめておきたいのよ」
 何のことだろう。
「優ちゃん。あなた、人間じゃなかったのね」
 琴子のセリフは、廊下の亜沙子を打ちのめし、蒼白にさせるに十分だった。
「あなた・・・本当はロボットだったのね」
 亜沙子は、そのまま逃げるように自分の部屋に帰った。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/24(日) 15:32:58 ID:gQbjsrnQ<>   ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) + <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/25(月) 15:15:37 ID:/uPilKL5<>  どれぐらい時間が経ったのかはわからない。
 音もなく、ふすまが開き、優が部屋に入ってきたようだ。
 亜沙子は、つとめて明るい声を作って、
「あ、優。今日もお疲れさま。今夜は、もう早く寝ようか」
と、優の顔を見た。
 案の定。
 優の顔は完全に固まっていた。うつろな瞳はどこを見ているのか焦点が定まらなかった。
「どうしたの。優」
 再び、いつくしむようにやさしい声を作って、亜沙子は「娘」の顔を見た。

「ね。とりあえず、座ったら」
「・・・お母さん」
 優は、震える声で亜沙子を呼んだ。
「私、お母さんの何なの」
 優のガラスの瞳から涙が溢れ出た。
「何よ、優。いきなり。変な子ねえ」
と、亜沙子は言ってみたものの、さすがに作り笑顔がこわばって、頬が痙攣しているのが自分でもわかった。
「琴子さんが言ったの・・・」
「何て言ったの?」
と、亜沙子も聞き返すしかない。何を言われたかはわかっているのだが。
「私・・・ロボットなの?」
 優はこぼれ落ちる涙をぬぐいもせず、亜沙子をじっと見つめて、しぼり出すように言った。
「私、ロボットだったの?お父さんとお母さんの子どもじゃなかったの?私の体の中は機械なの?」
「そんなこと・・・」
 ないわ、と言うべきだったのだろう。だが、あまりの想定外の事態に、亜沙子は話の接ぎ穂を見失った。だから、優のほうがしゃべらざるを得ない。
「さっき、そう言われて・・・何で琴子さんがそんなこと言うのか全然わからなかったんだけど・・・」
「そうよね。変よね、琴子が急にそんなことを言うなんてね」
 亜沙子は、優の「ケガ」を目撃した人物が太郎であるとは知らない。優も太郎が何を見たのか知らない。太郎が琴子に話したとも、もちろん知らない。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/25(月) 15:16:09 ID:/uPilKL5<> 「ほら、琴子も仕事のこととか今回の結婚のこととかでいろいろあって、それで忙しかったから、ついわけのわからないことを言っちゃったんでしょ」
 強引に話を終わらせようとしたが、優はまだ終わらせるつもりはないらしい。
「それで・・・私は、そんなことありませんって言ったんだけど・・・・・・でも、たしかに思い当たることばっかりなような気がして・・・」
「どんなこと?」
とは亜沙子は言わなかったが、優は、
「こないだもそうだったけど、ときどき記憶がいきなり飛んで、気がついたらいつも寝かせれているなんてこと、他の人にはないでしょ」
と、涙声で言った。
「勉強だって、みんなが覚えられないって言ってることが、なぜか私だけいっぺんで暗記できちゃうし、体育の授業とか運動会だって、練習とか全然しなくても、小さいときから、一番足が速かったし」
「でも・・・」
と、亜沙子は打ち消そうとしたが、うまい言葉が浮かばなかった。
「それなのに、泳ぎだけはどんなにやろうとしてもできなかったのも、もし私がロボットだったんなら・・・」
 しまいのほうは嗚咽まじりだったので、亜沙子には聞き取れなかった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/25(月) 15:19:14 ID:/uPilKL5<>
「ねえ、優」
亜沙子は、両手で優の肩を掴み、優を座らせながら、
「そんなことない。そんなことない。でも」
と、声を落ち着かせ、まるで自分自身に言い聞かせるように言った。
「もしも・・・もしも、よ」
と、優の眼を見つけて、
「もし仮に、本当にそうだったとしても、そんなこと関係ないわ」
と強い調子で断定した。
「万一、あなたがロボットだったとしても。あなたの体の中が機械だったとしても。それが何だと言うのよ」
「・・・・・・」
 優は何も言わずに、眼に涙をためたまま、亜沙子を見つめている。
「たとえ、もし本当にあなたが人間じゃなくても・・・」
 亜沙子は、躊躇することなく言った。
「あなたは私たちの娘よ」
と。
「私と、啓太さんの大事な大事な娘よ。檀(だん)にとっては、だいすきなお姉ちゃん。おばあちゃんにとっては、目の中に入れても痛くないかわいい孫よ。そうでしょ
う」
 何らのレトリックもなく、何らの婉曲表現もなく、ただ強くそう言い切るだけで、言っている亜沙子のほうが力が出てくる気がした。
「ずっと前から。そしてこれからもずっと」
 もう一度力をこめ、諭すように言い聞かせた。
「あなたは、私たちの娘よ」
 さっきまで思いつめたような顔で亜沙子を見つめていた優は、今度は顔をゆがめ、声を上げ、しゃくりあげて泣いた。
「お母さん・・・・・・お母さぁん・・・・・・」
 亜沙子の着物を掴んで泣きじゃくる「娘」に、亜沙子は、
「バカねえ。泣くことなんてないじゃない。当たり前のことじゃないの」
と言いながら、袂からハンカチを出し、優のガラスの瞳に溢れた涙をそっとぬぐってやった。
 気がついたら、亜沙子の頬も濡れていた。
「お母さん・・・」
「まあ。変ね。私まで泣くなんて、ね」
 亜沙子は笑って自分の涙を拭いた。
「・・・そうだよね」
優が涙の跡の残る頬を輝かせ、ようやく笑った。
 亜沙子は、もう一度、最愛の「娘」を力強く抱きしめた。
「優・・・」
「お母さん・・・」
 金属をコーティングしたボディが、少しも硬いとは感じなかった。冷たいとは思わなかった。やわらかい。あたたかい。いとおしいわが子の体なのだから。
(あなたは、私の娘よ)
 今度は、声に出さずに、もう一度反芻した。これからも、何があっても、私があなたを守るわ。・・・

 廊下から竹子や小梅たちのけたたましい話し声がまた聞こえてきた。今夜の祝宴も終わったらしい。冬の夜風が古いガラス戸を揺らした。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/25(月) 15:25:54 ID:/uPilKL5<> 小訂正。
>「もしも・・・もしも、よ」
>と、優の眼を見つけて、

→優の眼を見つめて、 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/25(月) 15:37:43 ID:JId0zZo3<> やばい 涙腺がブッ壊れた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/25(月) 22:55:19 ID:KYUQrCri<> ええ親子や( ノД`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/26(火) 02:17:05 ID:4dvVPAKI<> 空気読まずにエロはまだ〜?
まちくたびれたまちくたびれた〜 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/26(火) 15:32:14 ID:vTS+a/WM<> ゜  ∧_∧。゜
 (゜´Д`゜)つ
  (つ   /
  |  (⌒)
  し⌒^
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/26(火) 22:58:45 ID:WHKZqyZL<> >>535
ホシュ!
つ「セロハンテープ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/27(水) 11:18:52 ID:YrJViOOd<> >>535
ホシュ!
つ[メンソレータム] <> 495<>sage<>2005/07/27(水) 21:24:23 ID:6YMuA3sC<> >>535
ホシュ!
つ[タイガーバーム]

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/27(水) 21:25:16 ID:6YMuA3sC<> >>541

ホシュ・・・・・orz
(数字コテ残ってた・・・orz) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/07/27(水) 22:22:28 ID:f0G+AVJf<> >>542
ホシュ
(イ`) <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2005/08/01(月) 14:34:16 ID:mPD/E9Vb<> 過疎 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/08/02(火) 14:51:52 ID:2GtIuZFO<> 支援上げ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/03(水) 12:11:24 ID:4liIjHtL<> シエンたん乙! <> お知らせ<>sage<>2005/08/04(木) 07:13:38 ID:U8Sysx+n<> 半虹板アンドロイドスレが次スレに移行しました。

[有機]美少女アンドロイド:9号機[無機]
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1123106875/
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/04(木) 11:31:11 ID:gZn5G1xd<> お知らされました。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/08/08(月) 14:58:13 ID:irlhrR6d<> 否決。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/08(月) 18:04:39 ID:06Togo+4<> 人いるのかいないのかよくわからんスレだな
挙手
ノ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/08(月) 18:08:07 ID:p3cZDx4h<> キョシュ!
ノ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/08(月) 20:45:54 ID:9+AKqtQp<> キョシュたん乙!

ノ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/08(月) 22:24:33 ID:iELeKvAP<> 熨斗 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/10(水) 01:17:20 ID:uLCDbLEf<> ノ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/08/12(金) 15:32:11 ID:79dO9/zs<> あげた <> 名無しさん@ピンキー<>sage 本人じゃないです<>2005/08/13(土) 10:31:27 ID:4x2xqTXy<> hopoi <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/14(日) 03:28:18 ID:SRq4gPgN<> ごくたまにしか来んが

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/15(月) 20:11:27 ID:TMFCaEyx<> 完結してる、けど、気が向いたので、ちょっとだけ続き。あるいは番外編系エピソード。
でも、読んでくださる人、いるんでしょうか。・・・


 夏の日は長い。その長い夏の日中も終わって、あたりを夜のとばりが覆う。もう真夜中である。しかし、啓太の仕事はまだ終わらなかった。
 木戸バネ工業という、亡き父から継いだ小さな工場は、一時期、倒産廃業状態になっていたが、業績不振の原因となっていた元請け会社の不祥事が解決した途端、まるで何もなかったかのように元の状態を取り戻した。
 もとの取引先からの注文が再び来て、解雇せざるを得なかった元の従業員を呼び戻し、本来のあるべき姿を完全に取り戻した。
 家族4人での暮らしも今まで通りに軌道に乗っている。亜沙子は工場の手伝いで忙しいし、檀(だん)も元気に通っている。変わったことといえば、優(ゆう)が学校に戻るや否や、村上厩舎でバイトを始めたことだろうか。

(いろいろあったもんな。本当に、いろいろ・・・)
 従業員たちの帰った作業場で、啓太は一人、ここまでの苦悩を想起した。
 思えば、事業の行き詰まりからしばらくの間は、まさに「踏んだり蹴ったり」の日々だった。今さらながら、アルバイトで食いつないでいた時期の苦しさがまざまざと思い出された。
 いちばんつらかったのは、やはり交通事故であったろう。リハビリがはかどらず、妻・亜沙子との仲も一時的だがしっくりいかない時期があった。

(思えば、あのときだったかもな・・・)
 啓太にとって、再び自信を取り戻せたと瞬間だったと今にして思い出すのは、四万(しま)温泉の居候時代の最後の時期、リハビリ中の不自由な右手で、再び父譲りの器具で手巻きバネを作ることに成功したときだったろう。
 そのときのことを思い出すと、啓太は誇らしく思うとともに、今でも一抹の恥ずかしさを感じることがある。


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/15(月) 20:12:03 ID:TMFCaEyx<>

 あの晩、啓太は一人で徹夜したのだ。
 なかなか手が元通り動いてくれない!もう手巻きバネは作れないのだろうか。・・・そんなくさってしまった啓太を元気づけようとしたのだろう、あの日、優がわざわざ高崎の工場から手巻きバネの器具を運んできた。
「お父さん!私も学校に戻って、またがんばろうって決めたから。だから、お父さんももう一度がんばって!私も檀も、手巻きのバネを作れる立派な職人のお父さんがすきなんだよ!」
 娘にそう言われて、なお逡巡している啓太ではなかった。
 自由の利かない手を駆使して、何とかかつてのように手巻きバネをこしらえようと挑んだ。
「もう遅いわよ。寝たら?」
と亜沙子が言ったが、啓太は
「いや。もう少しだ」
と言って、必死の作業を続けた。
「先に寝てていいぞ。俺はもう少しやってみる」
「でも・・・」
と、なおも心配そうな亜沙子を先に寝かせて、啓太は孤独な戦いを続けた。
 傍らには、亜沙子と、そして最愛の優と檀とが穏やかな寝顔を啓太に向けている。

 もう時計は3時をまわっていただろう。部屋のあかりを落として、ひとり、暗いスタンドの明かりを頼りに啓太は作業を続けていた。
(ああ。どうしてもダメだ。どうしてだろう。ここの微妙な曲線の感覚がどうしても思い出せない)
 啓太が悩んでいた「微妙な曲線」とは何だったのか。それは、バネの専門家でない者には、生涯、理解できないほど「微妙」な要素だったのだろう。しかし、啓太は渇するように心の中でうめいた。
(バネの・・・バネの・・・せめて、サンプルの一本でもあれば)
と、考えて、ハッと気づいた。
(サンプル・・・そうだ!)
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/15(月) 21:17:17 ID:WLbY9IRu<> >>559


おお、優ちゃんバラしますか、バラしますかッ!?ハァハァ

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/16(火) 00:12:44 ID:hkvz8JrD<>  啓太は、傍らで静かに眠っている優を見た。そして、檀たちを起こさないように、そっと優に近づいた。
(優・・・ごめんな。後で戻しといてやるからな)
 啓太は、優の寝顔を見下ろしながら、手に握ったコントローラーにパスワードを入れた。
 ガチャ。
 静かな音をたてて、優の頬から顎のラインが外れた。啓太は優の顔をそっと掴むと、そのまま持ち上げる。
 カポッ。
 優の顔が取り外される。耳から前、髪の毛から下は、完全に機械が剥き出しとなった。
 人間の瞳にあたるカメラアイは、起動中であれば赤く光っているところだが、今はスリープ中なので、点灯していない。
 久々に見る「娘」の「素顔」である。最初はメンテナンスのとき、人間とまったく同じ肌の表皮の下から金属フレームと赤外線アイが現れるたび、どうしても不気味と思う感情を禁じ得ないでいたが、もうすっかり慣れていた。

(よいしょ。ここから外せるな)
 プラスドライバーで優の右頬のバネを一本、取り外した。そのバネを大事そうに握ると、啓太は、また元通りに優の顔カバーをはめて、再び机に向かった。
(うん、そうだ、そうだ。この角度だな)
 職人としての「カン」を取り戻したとは、こういう状態を言うのだろう。あんなに悩んだのが嘘であるかのように、啓太にとっての久々の自作手巻きバネは完成した。
(やった・・・やったぞ・・・)
 こんなに疲れたのは久々だった。しかし、こんなに心地よい疲れも久々だった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/16(火) 00:14:38 ID:hkvz8JrD<>

「おはよう、お父さん。あれっ!?」
 目を覚ました檀が頓狂な声を上げた。
「お父さん、バネができてるっ!」
 その声に気づいて、亜沙子と優も起き出した。
「わあっ、すごおいっ!」
「やったね、お父さんっ!」
 亜沙子が、檀が、優が、口々に祝福した。感無量の啓太は、ただただ、満足げに家族の顔を見つめた。

(・・・・・・・!?)
 おそらく、亜沙子のほうが一瞬だけ先に気づいただろう。何も言わず、ただ、啓太のほうに目を向けた。
(・・・・・・・)
 啓太は思わず、視線をそらした。そうだ、しまった。忘れていた。
 檀は満面の笑み。優も満面の笑み・・・ではない。顔の左側いっぱいに笑みを浮かべ、しかし、顔の右側はまったくの無表情である。
(あなた、さては・・・)
 亜沙子が啓太をにらみつけた。思わず、目のやり場がなくなって、狼狽する啓太だった。
「お姉ちゃん、どうしたの?嬉しくないの?何で、半分しか笑ってないの?」
 檀の無邪気な声に優は、
「えっ?何のこと?」
と言って、檀に微笑みを投げた。顔の左側だけ。


 いやあ、あのときは参ったよなあ。
 あの朝のことを思い出すと、今でも穴があったら入りたいような気になる。
(ごめんなぁ、優)
 今も傍らでスリープしている優の顔を見ると、顔の中のバネを戻し忘れたことを心底から詫びたくなる。
 しかし、最近の何もかも順調な暮らしの中では、あの後、亜沙子からさんざん怒られたこと、ごまかすのに苦労したことさえ、楽しい思い出である。




<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/16(火) 19:35:06 ID:HbpTf7Jh<> ちょwww戻し忘れちゃ駄目だよ啓太さぁんwwwテラワロスww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/16(火) 21:20:57 ID:qiAIQXIn<> ここでサイバラがメカ優うpってくれたらネ申なんだが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/18(木) 14:53:07 ID:va3ofbM1<> ちうか、由紀さおりは8トラ内蔵のカラオケロボに。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/18(木) 15:39:30 ID:66aSt8fP<> ワロタw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/18(木) 19:48:30 ID:Uk/IpOrS<> 「アンドロファイト(仮題)」の著者です。

次の展開が思い浮かぶまでの間、これまでの話にサブタイトルでもつけて
お茶をにごしておきます。

「からだがとまる」7月14日(木)17時17分〜20分
「はがれたせなか」7月15日(金)20時55分〜21日(木)19時22分
「ほんとのおやこ」7月23日(土)16時17分〜25日(月)15時19分
「わらえない」8月15日(月)20時11分〜16日(火)0時14分 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/18(木) 21:29:10 ID:5j7LXtb3<> ここで謎の投稿絵師の人がメカ優(顔面取り外し)うpってくれたらネ申なんだが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/23(火) 14:15:06 ID:KumVAOrf<> 顔面メカバレはムズカシコワイとかいいつつ保守。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/27(土) 18:13:08 ID:ibDK50Sq<> ホシュホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/08/27(土) 22:30:29 ID:Hhg3Xp2w<> 猫の地球儀のクリスマスいいねぇ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/08/30(火) 21:14:19 ID:CYArvQeB<> あげちゃう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/03(土) 15:11:07 ID:JaeX2SmQ<> ホッスホッス <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/09/06(火) 23:03:32 ID:rXU4P4wE<> ホシュ!age!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/08(木) 19:10:22 ID:Ln60yb3p<> 二週間ぐらい前に書いて、あんまり気に入らなかったんで、オクラ入りしていたくだりです。
でも、本編ももうじき終わるし、ここで載せさせてもらわないと永久に日の目を見なさそうなんで、
アップさせてください。
あんましおもしろくないと思いますが、ごめんなさい。




 平穏な日々に、ちょっとした驚きが走った。亜沙子が懐妊したのだという。啓太と亜沙子にとって、檀(だん)に続いて、二人目の子どもということになる。
 最初の子、つまり啓太夫妻が結婚するきっかけともなった子どもが流産していなければ、三人目の子どもとなったはずだ。もしそうだったならば、優(ゆう)はこの家にいなかったことになるが。・・・

 優は、高崎に戻って学校に復学したものの、一時期カウンセリングの勉強をしに大学に行きたいと言っていた志をまるで忘れたかのように、近頃は勉強そっちのけでアルバイトに夢中になっている。優のアルバイトとは、あの村上厩舎での厩務員見習いであった。
 厩舎の主人である村上は、唯一の厩務員だった太郎が結婚し東京に住むと決めたのを機に、厩舎を閉じることを考えていたが、太郎が琴子との婚約を解消し、高崎に残ることにしたため、今は優と3人で厩舎を続ける決意を固めていた。

 ある日、村上が優に
「優ちゃん、馬の出産って見たことないだろ。一度、見てみるといい」
と言って、ビデオテープを渡した。
「はあ。ありがとうございます」
と、優は言ってみたものの、なぜ村上が急にそんなビデオを貸す気になったのか、意図はわからなかった。
 が、ともかく翌日、両親と檀とともに、そのビデオを見ることにした。
 ビデオは感動的だった。必死になって子馬を出産する母馬の姿、生まれ落ちて、最初はなかなか立てない子馬が必死に立ち上がろうとする姿を見て、檀は
「がんばれっ!」
と声援を送った。
 優は、ふと亜沙子を見たとき、母の涙に気づいた。
(お母さん・・・泣いてる・・・)
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/08(木) 19:11:14 ID:Ln60yb3p<>  亜沙子は、まだふくらみかけの自らの腹部をいとおしそうになでながら、
「私の・・・私のおなかにも、新しい命が宿っているのよね。新しい命が・・・」
と、感極まった声でつぶやき、満足げな微笑みを見せた。
 母のその言葉を聞いて、優は、このビデオを村上が貸した意図がやっとわかった気がした。そうか、先生はお母さんがマタニティーブルーなのを知って、励ますためにこれを見せてくれたんだ。・・・

「おーい、赤ちゃーん、聞こえますか〜。僕がお兄ちゃんですよ〜」
 亜沙子の腹部に向かって呼びかける檀のおどけた声に、部屋の空気がなごんだ。
「お母さんのおなかで、新しい命が育っているんだね」
「そうよ、優」
「私も、いつか元気な赤ちゃん産めるかなあ」

(優、それは・・・・・・)
 一瞬だが、空気が凍った、ように啓太は感じた。無論、気のせいに違いない。
 まさか、嬉しそうに将来への希望を抱く優に、
「優、おまえは子どもは産めないんだよ。なぜなら、おまえはロボットだから」
などと言えるはずがない。
 だから、亜沙子も
「そうね。大人になったらね」
と言って、その場はお茶をにごす・・・と、啓太は自然ななりゆきを予想した。
 ところが。
「優、それは・・・残念だけど、ちょっと無理ね」
と、亜沙子は真顔に戻って、優に語りかけた。
(お、おい!亜沙子!!)
啓太は必死のアイコンタクトを亜沙子に送った。
 しかし、亜沙子は啓太のほうを見ずに、
「残念だけど、優、あなたには子どもは産めないのよ」
と、身も蓋もない言葉をさらに繰り返す。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/08(木) 19:18:39 ID:Ln60yb3p<>  最初、状況が掴めずにいたらしい優の顔がにわかに固まった。
「え?・・・今、何て言ったの?お母さん・・・」
 変な冗談はやめてよ、とでも言うかのように明るい声を出してはいたが、声が若干うわずっているように啓太には聞こえた。しかし、亜沙子はかまわず真剣な表情で、断定口調で続けた。
「いつか優にも檀にも話さなければ、と思っていながら、今までずっと内緒にしていたことがあるの。でも、いいわ。この際だから、あなたたちに教えてあげる。本当のことをね」
(お、おい・・・そんな、何もこんなタイミングで言うことないだろ。檀がもっと大きくなってからって、約束したじゃないか!)
 啓太は必死の思いで亜沙子を目で制したが、亜沙子は、落ち着き払った声で言った。
「優・・・実は、あなたは人間じゃないのよ。あなたは、15年前にとある機関からうちにきた・・・」
 優の表情が心配そうに亜沙子の顔の一点を見つめている。
「ロボットなのよ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/08(木) 19:21:10 ID:Ln60yb3p<> 「え・・・うそ・・・どうして・・・?」
 母からの予想外の言葉に平静さを失った優が、すがるように言った。
「あなたは、ある機関から預かっている、最新型のロボットなの。あなた自身にも檀にも、今までは言わなかったけど・・・」
 亜沙子が、戸棚からコントローラーを出してきた。
「今、その証拠を見せてあげるわ」
と言いながら優のシャツに手をのばし、めくると、コントローラーにパスワードを入れ、それから優の胸を軽く押した。
(ああっ、亜沙子。やめろ、やめるんだ)
 心の中で啓太が叫んだときには、もう遅かった。
 ガチャ。
 優の胸のフタが開いた。いつもの通りに。ただ、いつもと違うのは、優自身が眠っていないこと。それに、檀もそこでしっかり見ていること。・・・

「ほら、自分自身でしっかり見つめるのよ。真実を恐れてはダメ。これがあなたの体よ」
 力強く、諭すように言い切る亜沙子の視線の先には、優の全開した胸が、整然とつめこまれた内部メカがある。
 あっけにとられたようにポカンと口を開け「姉」の胸の中を眺めていた檀が、
「お姉ちゃん、どうしておなかの中、機械なの?」
と、あいかわらず無邪気な表情で言った。
 優の胸の中で起動中を示すライトが点滅し、金属のフレームといくつもの集積回路パーツが鈍く光を放っている。
「うそ・・・うそだ・・・・・・いやぁ〜っ!」
 優は、両手で顔を覆って、そのまま泣き出した。檀は、相変わらず、呆然としたままでいる。亜沙子は、そんな子どもたちを突き放すように黙って見ている。
(ああ・・・優・・・優・・・)
 最愛の「娘」の泣き声が、いやがおうにも啓太の胸をえぐった。
 ああ・・・優・・・優・・・かわいそうに・・・優・・・ああ・・・ああ・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/08(木) 19:22:15 ID:Ln60yb3p<>  ああ・・・ああ・・・ああ・・・ああ・・・・・・

「啓太さん、啓太さん」
 啓太の視界いっぱいに亜沙子の顔が迫っていた。
「あ・・・亜沙子?」
「どうしたの、そんなにウンウン唸って」
「え・・・ああ・・・そうか・・・」
「ちょっと疲れているんじゃないの?机でそのまま寝ちゃうなんて」
と言いながら、亜沙子は啓太の背を押して起き上がらせ、啓太の肩を軽く揉んだ。

「そうだな、少し疲れていたんだろうな」
 こんな夢を見るなんて、とは言わず、
「う〜ん」
と言って、啓太は伸びをした。
「岡部君が待ってるわよ。啓太さんの仕事ぶりをまた写真に撮りたいんだって」
「ああ、そうか。え〜と、ああ、もう午後なんだな。よし、もうひと仕事しないとな」
 啓太は、机を立って、作業場に足を向けた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/09(金) 12:47:45 ID:AqrNpFES<> GJ!!

と褒めるほどのものでもないが
まあごくろうさま。
しかし“エロパロ板”なのにエロのほとんどない小説が
メイン連載という状況はどうなんじゃろね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/09(金) 17:19:36 ID:Pk3rejTv<> 私は一向に構わん!! <> 名無しさん@そうだ選挙に行こう<>sage<>2005/09/11(日) 00:01:57 ID:pKSqLMhB<> (*`∀´)b GJ

>>680
私もそれで一向に構わん!
<> 名無しさん@そうだ選挙に行こう<>sage<>2005/09/11(日) 03:08:10 ID:8n0IDI9i<> また随分と長いパスが出たな。
ということで>680、がんばれ。 <> 名無しさん@そうだ選挙に行こう<>sage<>2005/09/11(日) 21:37:58 ID:l94Q1qy7<> 萌えられるから問題ない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/14(水) 09:58:28 ID:D/ugolST<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/14(水) 13:59:59 ID:icx6PY1F<> オツ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/09/14(水) 17:13:17 ID:WesJZrFP<> 拙作「アンドロファイト(仮題)」は、基本的には終了しているものですが、皆さまのありがたいお褒めの言葉を頂戴して、番外編エピソードとして続けさせていただいております。
しかし、下記のものは、「アンドロファイト(仮題)」そのものとは、一切、無関係の作品、ということにします。よって、舞台設定や登場人物名、キャラクター設定などが本編と同じだったとしても、それは偶然の一致に過ぎないとご了解ください。




 優の朝はいつも早い。高校生と見習い厩務員という二重生活を始めて、もう半年余りが経った。その間にジョンコの引退を見送り、母の出産も見届けた。
 今朝も優は、早朝から厩舎に入り、馬たちの世話や寝藁の掃除などをこなしてから、その足で学校に向かった。
「いけない、遅れちゃいそう。急がなきゃ」
 厩舎の近くはいつも人気(ひとけ)があまりない。だが、今朝は珍しく見慣れない車が停まっていた。いつも来る馬主の西郷や今岡の車ではない。
「お客さん・・・かな?」
 優が間近を通り過ぎようとしたとき、車のドアが不意に開いた。
「えっ?」
 中から出てきた二人組の男が、にわかに優に近づいてきた。
「えっ?どなたですか?先生だったら、厩舎のほうに・・・」
と、優が言いかけたとき、優の目の前が暗くなった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/14(水) 17:16:58 ID:WesJZrFP<>
 奇妙なことだが−本人にとっては−ここで、優の記憶は飛ぶ。
 目覚めたときには、自分のまったく知らない部屋の中にいた。
 窓のない、まるで地下倉庫のような部屋である。外の様子がまったくわからないので、今、何時であるかもわからない。
「お目覚めかな、お姫さま」
 目の前にいる二人組の男のうち、年長者らしい小男が薄笑いを浮かべて、優に話しかける。
(えっ?いったい何が起こったの!?私・・・縛られてるの!??)
 体が自由に動かない。首をまわして見ると、優の両手・両足は黒い革ベルトのようなもので固定されていた。そこは冷たい金属のテーブルのような台だった。
「何なの、いったい!??ここはどこ!?あなたたちは誰!!??」
「大きな声を出しても無駄だよ、お嬢ちゃん。このビルには誰もいないんだ。半年前までは、独立行政法人・先端科学技術研究所の前橋支部だったがね。今は空きビルさ。
すっかり引っ越しも済んで、明日からはビルの解体が始まる。だから、どんなにおまえが騒いだって、誰も来やしないのさ」
 男は、ニヤニヤと薄笑いを浮かべながら、舌なめずりをした。
「それにしても、久しぶりだよな。えっ、お嬢ちゃんよっ。どうだい、人間の暮らしは」
「な、何を言ってるの、いったい!?私、あなたなんか知らない!お願い、家に帰して!」
 優は、すがるように叫んだが、男は、酷薄な笑みを浮かべたまま、勝ち誇ったように言った。
「おまえが知らなくても、俺はよ〜く知ってるぞ。おまえの体の中までな。へっへっへっ」

 男の傍らには、その弟分らしい若い男が、何か落ち着かない素振りでソワソワとしている。
「ねえ、池田さん。本当に大丈夫なんですか。こんなことして。研究所の備品なんでしょ、その娘。勝手に停止させて持ってきちゃって。しかも、勝手に建物を使っちゃって」
 池田、と呼ばれたほうの年長の男は、それには答えず、優の頬を手の甲でピンピンと叩きながら、
「おまえの体の中までもな」
と、繰り返した。
「何よぉ、あなたなんかに、私の何がわかるっていうのよぉ」
 優が半ベソの声でうめくように言うと、池田というその男は、
「知ってるさ。何もかも、な」
と声色を変えずに答えた。
「世をしのぶ名前は木戸優。父親ということになっているのは木戸啓太。母親ということになっているのは亜沙子。こいつは、ちょっと気が強そうな女だ。
そして、弟ということになっているのが二人いるな。一人は最近生まれたばっかりだろ。で、おまえ自身は、公称17歳。風花女子高の、今度3年生になったところ、か」
 手許のメモを読み上げる池田なる男の情報は、驚くほど正確である。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/14(水) 21:22:58 ID:XFJJ/dI2<> (;゚Д゚) ドキドキ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/14(水) 21:38:48 ID:icx6PY1F<> (0・∀・)ワクワクテカテカ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/15(木) 12:31:47 ID:ykAzLeAm<> (何?何なの?この人たち!?)
 優が震えていると、池田は容赦なく、優の制服に手をかけ、脱がそうとした。
「いやっ、何するのっ!やめてっ!」
 優は必死で抵抗した。しかし、優はロボットとは言っても、もともと人間社会に溶け込むために設計された機体であり、何ら人並み外れたパワーも特殊能力も持ち合わせてはいない。
「うるさいっ、小娘めっ。黙れっ!」
と池田に頬を強くはたかれると、すっかり恐ろしくなってしまい、それ以上の抵抗はもはやできなかった。
 池田は、乱暴に制服のボタンを外した。そのうちの一つはしっかりと外れず、ちぎれて床に落ちた。
「ふふん、今日も生意気にブラジャーなんかつけてやがるな。ロボットのくせに」
 池田が嘲笑するように優を見下ろしながら言った。
「もう、いや・・・やめて・・・」
 優は哀願するように涙まじりに訴えたが、池田は聞かず、そのままブラジャーをも剥ぎ取ろうとしたが、うまく外れない。そこで、工具を差したベルトからハサミを取り出し、ひもの部分を切って、引き抜いた。
「あっ、いやっ、見ないでっ!」
 優の胸が、まだ誰にも見せたことがない−と本人は思っている−胸があらわになる。
 それは、乳房と呼ぶには、あまりにも小さくはかない、どこか寂しげな胸であった。あおむけでいると、一層その薄さがきわだった。薄い胸の頂点の部分には、小さなピンク色の乳首が恥ずかしそうについている。
「ちぇっ、相変わらず小せえでやんの!どうせなら、もっと大きく作りゃ良かったのによ!」
 泣きじゃくる優をいたぶるように吐き捨てる池田の悪態が、優をさらに傷つけた。優は、いつも学校の友人たちを見て、
(私も、もっとおっぱい大きくなりたいな)
と、ひそかに願っていたのだから。・・・

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/15(木) 12:34:43 ID:ykAzLeAm<>
 電話が鳴った。
「はい、木戸バネ工業です」
 亜沙子が出ると、相手は、
「あ、私、風花女子高の新庄です」
と言った。
「新庄・・・先生?」
「あ。すいません。えーと、旧姓・片岡です」
「ああ、片岡先生ですか。いつも優がお世話になっております。ご結婚されたんですか。おめでとうございます」
と言いながら、亜沙子は、なぜ学校が急に電話をしてきたか、わからなかった。
「あの・・・優が何か?」
「いえ。今日、優さんがお休みされているようなので、どうなさったかと思って、お電話した次第です」
「えっ?学校に行っていない?」
 危うく、亜沙子は電話を落としそうになった。
 たしかに、以前、優は友人との仲がスムーズに行かず、不登校になったことがあった。最近は、もうすっかり元気になった様子で、学校も楽しそうに通っているから、心配は要らないと思っていたのだが。・・・
「そうですか・・・はあ・・・申し訳ありません」
と言って、亜沙子は電話を置いた。
(まったくもう!どこに行ってるのかしら)
 早速、亜沙子は優の携帯電話を呼び出したが、つながらない。故意にスイッチを切っているのだろうか。
 心当たりは、とりあえず村上厩舎である。優は、今までバイトを理由に学校を休んだり、勉強をサボったりしたことはなかったが、学校を休んで行く場所と言えば、あそこしかない。
 ところが、亜沙子が厩舎に電話をしても、太郎は
「え。今朝、いつも通り、うちから学校に直行して行ったようですが?」
と言うばかりで、まったく要領を得ない。
「もう、変ねぇ。いったいどこに行ってるのよ」
 亜沙子はいらだちながら、少し心配になってきた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/15(木) 13:56:21 ID:aEUBW1Up<>
 暗い地下室では、なおも優への陵辱が続いていた。
 優の幼い胸を思う存分にいたぶった池田は、なおも嗜虐心が飽き足らないのか、今度は、優の下半身に手を伸ばした。先刻と同じように、ベルトに差したハサミを抜き、優のスカートとパンツを切り裂いた。
「やっ、やめてっ。そこだけは・・・」
 優が、しゃくり上げながら哀願したが、もちろん、一切おかまいなしである。
「おっ・・・」
 それまで興味なさそうにしていたもう一人の男も思わず、息を飲んで、優の細い脚の付け根−すなわち股間−に見入った。
 そこは、密林と呼ぶにはあまりにも僅かな毛しかない、控えめにふくらんだ秘密の丘だった。同年代の人間の少女と比較しても、どうやら優の局部の毛はうすく、やわらかいように見受けられる。
「何だ、山内。おまえも触りたいのか?でも、後でな。おまえは、そこで見張ってろ!」
 池田は、優の秘部を舐めるようにじっくりと観察してから、毛のほとんどない縦すじに指をあてた。
「いやっ!」
 優がビクッと腰をふるわせ、必死にグラインドさせるように動いて、池田の指から逃れようとする。そのたび、池田は、
「おとなしくしろっ!また殴られたいのかっ!」
と言って、実際に何度も優の頬を平手で殴りつけた。
 もう、抵抗する元気もなくなったかに見える優は、池田の汚い指に自分の秘密の場所がいいようにいじられているのを、じっと耐えている以外になかった。

 優は、基本的に人間と同じ生活ができるように設計されており、遺伝子がないため出産こそできないものの、性行為は可能な構造となっている。
 それまで、このタイプのアンドロイドのメンテナンスに何度も携わっている池田も、このように人工膣に指を入れたり、舌で味わったりするのははじめてのことであったが、なるほど、人間の女性と機能面での大差はなさそうだった。
「だが、少しカタいな。緊張しているのか。ふふん、さては、男に触られるのははじめてだな」
 池田の記憶では、処女膜に該当するものはアンドロイドには装備されていないはずだが、この強姦そのもののごときシチュエーションでは、優の秘所から人工愛液の分泌がなく、優が「感じて」いなさそうなのも無理はあるまい。
「しかたない。ちょっと快楽コントロール装置を調整させてもらうぞ」
と言って、池田はカバンからコントローラーを取り出した。
「え〜、快楽の増幅は、と・・・」
と言いながら、マニュアルのページをめくる池田の表情は、いつものエンジニアのそれに戻っていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/15(木) 14:00:11 ID:aEUBW1Up<> 「よし、よし。これでよし」
 と言って、コントローラーにパスワードを入れ、それから優の腹部を押した。
 カパッと小さな音をたて、優のあらわになった細い腹が観音開きに開いた。
(えっ?何?何が起こったの?)
 屈辱と苦痛で朦朧とした意識の中、優は自分の腹部の音の正体を確認しようと、そっと首を持ち上げて覗いた。
(!!??)
 それは、優にとって、驚くべき光景であった。
 自らを周りの人々とまったく同じ「人間」であると信じて疑ってこなかった17歳の「少女」にとって、自分の腹がハッチを開いて、内部の機械を露出させているありさまが、どれだけ衝撃的だったか。それは、とても貧しい筆力の及ぶところではない。
「な、何、これ?どういうこと!?」
 思わず、自分の苦境すら忘れ、優は叫んだ。
 すると、池田は、何を今さら、という顔をして、
「ン?何だ、おまえ、知らなかったのか」
と、意外そうな声を出した。そして、やれやれ、といったしぐさをしながら、
「見ての通りさ。おまえは、精巧な人間型ロボットだ。10年以上前から、政府機関が先行開発を続けてきた家庭用アンドロイドの試作品だよ。そんなことも知らないで、よく今まで生活してこられたな」
と、なかばあきれたように笑った。
 まだ、その事実を信じられないでいる優に、池田は
「まあ、それを言わないのも親心ってことなのかもしれないけどな。でもよ、俺に言わせりゃ、そのほうがよっぽど残酷なんじゃねえかな。なっ」
と、つぶやくように言って、ハンダ状の電動工具を優の腹の中の機械にあて、動かした。
「あっ、いやっ、痛いっ・・・」
 ギュイギュイギュイーン。
 歯科医院の虫歯削り機のような音が鳴り、優の腹の奥にある小さな銀色の装置が取り外された。
「これがリミッター。これさえ外せば、後は手許でいくらでも快感調整できちゃう、ってわけ」
と言って、池田はニタッと優に笑いかける。
 これから何が起こるのか。さすがに察しがつかぬ優でもなかった。あらためて戦慄し、震えた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/15(木) 15:37:00 ID:j74fiYeh<>
 どう考えてもおかしい。相も変わらず優の携帯電話は何度かけても、留守電のメッセージが流れるだけである。
 学校、学友の里夏と岡部、厩舎、四万(しま)温泉の駒乃館、琴子の東京の仕事場、心当たりの場所は、どこもいないと言う。
 もう日が暮れてきた。工場の職員たちもさすがに心配そうに亜沙子に気をつかった。
「やっぱり、警察に言ったほうがいいんじゃないかい。近頃、物騒だしね」
 新生児・希(のぞむ)の世話を手伝いに来てくれている亜沙子の実母、佳代が、不安そうに言った。
「そうね・・・それから、サービスセンターにも聞いてみようかしら。何か、情報がわかるかもしれない」
「ああ、そうだね。じゃ、私が警察に電話しといてあげるから、亜沙子、あんた、センターに電話してみなさい」
「ええ」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/15(木) 15:40:23 ID:j74fiYeh<>
 いつか、駒乃館時代に優のメンテにやってきた池田という男の名刺を引っ張り出して、独立行政法人・先端科学技術研究所さいたまセンターに電話をした。
「あ、もしもし。私、木戸亜沙子っていいます。池田さん、お見えですか」
「池田でしたら、先月づけで、退職いたしましたが。よろしければ、こちらでうけたまわります」
「はい、すいません。実は、優が・・・え〜と、娘が、ちょっといなくなってしまったもので、どうしたらいいかとご相談しようと思ったんですが」
「は?それでしたら、警察に・・・」
「あ、すいません。えっと、娘というのは、そちら様でモニターになっている私たちの娘で、つまり・・・」
「ああ、アンドロイドですか」
「ええ、まあ」
「それがいない・・・って、要するに、紛失ですか!?」
 電話ごしの声が急に詰問調になった。
「紛失・・・というか、今朝、急にどこかに行っちゃって、見つからないんです」
「だったら、紛失じゃありませんか。困りますねえ。いいですか、アンドロイドは、モニターの皆さんの家族ではなく、あくまで当研究所に登録される試作品なんですよ。・・・で、そちら様のお名前とご住所、いただけますか」
 亜沙子が啓太のフルネームと自宅住所、電話番号を言うと、電話ごしの担当者は、
「ああ、これね。えー・・・木戸啓太さんと亜沙子さんですね。平成元年に納品、と」
と、抑揚のない声で確認して、
「で、紛失したアンドロイドの名前は・・・」
「優です」
「あ、あった。型番は、HMX−17B、バージョン205B、と」
 亜沙子の返答を無視して、冷淡に続けた。
「いいですか。さっきも申し上げた通り、機体の所有権はあくまで当研究施設側にあります。万一、本当に見つからなかったときには、後でファックスで紛失届けの用紙をお送りしますから、それに・・・」
 ガチャ。
 もういい。
 亜沙子は叩きつけるように電話を置いた。
 私の大事な優を、どうしてもっとやさしく人間扱いしてくれないのよ、これだから役所ってところはもう。・・・優、かわいそうに。おまえぐらい心やさしくって、傷つきやすくて純粋な「人間」はいやしないのに。・・・
 亜沙子は、なぜか涙がこらえられなくなった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/16(金) 02:19:20 ID:3fVwr2BN<> (;´Д`)ハァハァ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/16(金) 07:56:36 ID:0xE+9DAg<> ピグマリオン? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/16(金) 17:57:02 ID:B3vvvghT<>  グスッ、グスッ。うううっ・・・
 優のか細いすすり泣きの声が地下室に静かにこだました。
 丹念に、丹念に。池田は優の敏感な部分を何度も何度も執拗に指と舌で責めたてた。
 あ・・・いや・・・
 心は拒絶するのに、自分の下半身から全身へと貫くように走る快感はどうしても止められなかった。
 こんな状況で初体験をすることになろうとは思いもつかなかった。だいすきな太郎さんに捧げるまで、大切に、と思って守ってきたのに。
 にも関わらず、このはじめての感触に、心が拒絶する一方で、体は酔っているようだ。そんな自分がいやで、ますます涙があふれてきた。

「へっへっへっ。なあ、おまえ、泣いてるけど、本当は気持ちいいんだろ。素直になれよな。さて、だいぶ慣れてきたようだから、快感指数をもう一段階あげて、いよいよインサートといくかな」
 コントローラーにまた何か入力した池田は、コントローラーを置くと、急にはいていた作業ズボンを脱ぎ捨てた。
 ああ、ついに・・・優は、見たくない!とばかりに目を固く閉じた。
「けっ。今さら何をカマトトぶってやがるんだ。はじめてなのに、こんなに濡らしといて、今さらイヤん怖いも何もねえだろ!」
と言って、池田はまたも優の頬を数回はたいた。
「ふん!舐めるなよ、小娘め。たかが機械人形の分際で!」
「違うっ。私、人形なんかじゃないっ!」
 優は精一杯のプライドをふりしぼるように、涙を必死にこらえ、毅然とした表情を作り、池田をにらみ返した。
「おやまあ、あきれたねえ。おまえ、自分の腹の中、見ただろ。今さら認めねえ気かよ」
 池田は嘲笑するように肩をすぼめた。
「いいか、おまえは作りものだ。機械だ。充電が切れたら、ただの惨めな産業廃棄物なんだぞ。機械のくせに生意気なこと言うな!」
 容赦のない殴打と罵倒の雨に、優の頬はますます涙に濡れた。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/16(金) 17:58:43 ID:B3vvvghT<>
「さて、と。いくぜ」
 池田は自分の男性シンボルを握り、優の人工性器に近よせる。が、両手両足を拘束された状態の優には、位置的にどうもそのまま挿入することは無理そうだ。
 しょうがない、両手両足をほどいてやるとするか。どうせ、ここまで傷めつけたんだ。今さら逃げやしねえだろ。
 池田は、優の両手・両足の革ベルトを外した。
(!?)
 優は自分の手足が動くようになったのに気づくと、すぐさま起きあがろうとした。
「おっと、いけねえよ。動くなよ、お人形さん」
 池田は優の頭を抑えつけたが、優はここぞとばかりに全身の力をふりしぼって抵抗した。力はさほどない優だが、人間と違って比重の重い体なので、力いっぱい殴ったり蹴ったりすると、けっこう応えた。
「クソッ、調子に乗りやがって。ようし」
 コントローラーをもう一度取り出すと、池田はもう一度、優を停止させた。
 ガタッ。
 優の体が、また一切の意思を失って、手術台のようなテーブルの上に崩れ落ちた。
 池田は、弟分の山内に手伝わせて、また元のように台にしばりつけた。
 このままじゃ、ラチがあかねえよなあ。しばりつけとくと、挿(い)れづらいしなあ。かと言って、拘束具を解いたら、抵抗しやがるし。・・・少し考えこんでから、
「ああ。そうか」
と、何かに気づいたらしい顔をして、ポン、と手を打った。
「簡単じゃないか」
 そう、簡単である。ただし、とてつもなく残酷なやり方である。 
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/17(土) 00:22:20 ID:e+Nt2xFr<> (*´・ω・)ユウタンカワイソス…


(*´・ω・)ハァハァ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/09/17(土) 15:49:49 ID:iud5T7c8<>
 また、優は目覚めさせられた。願わくば、このような悪夢からは金輪際ずっと逃れたい。いっそ、このまま永久に機能停止させられたほうが、どんなにか楽だろう。しかし、無情にも再起動スイッチは押され、優は目覚めさせられた。目の前は暗い地下室。
(ああ・・・まただ・・・夢だったらよかったのに・・・)
 優が泣きはらした眼をおそるおそる開けると、池田と山内は、何やら大がかりな工具を手にしている。
「池田さん、マズいでしょう。壊しちゃっちゃあ」
「なあに、気にするな。どうせ、このまま帰すわけにゃいかねぇんだから」
 そのまま優に近づくと、二人は、まず優の右肩に工具をあてがった。
(いやっ、何するの!?)
 優はまた力をこめて抵抗してみたものの、二人がかりで抑えつけられては、ただでさえ非力な上に疲れきった優では、もう抵抗ができなかった。充電も切れかかっているのだろうか、思うように体が動いてくれなかった。
 ガチャ。ガタ。痛いっ!
「あああ〜っ。痛〜いっ!」
 必死に叫んだ優だが、叫んだところで、どうにもなりそうにない。
 右肩から全身へと激痛が貫いた。
 な、何が起こったの?
 遠のきそうな意識の優に、池田の声が響く。
「よしっ、右腕は完了。次は左腕をもいじゃうぞ」
 えっ。何なの。どういうこと?
「ほら、見えるか。これがおまえの右腕だ。いや、右腕だった部分、かな」
 まるで、もっと泣かせたい、とでも言うかのように、わざわざ優の目の前で優の右腕をぶらぶらと振って、見せつけた。
 優は気が遠くなりかけた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/17(土) 15:52:28 ID:iud5T7c8<>
 もはや、優は原型をとどめてすらいなかった。両手両足ともに外され、あるのは胴体と首から上だけである。なのに意識ははっきりしている。取り外された、というより焼き切られた切断面の痛みだけは、しつこいほどに優を苦しめ続けていたのに。
 「はあ・・・はあっ・・・ああっ・・・」
 意識が薄れ、機能が停止しそうになるたび、頬を叩かれ、あるいは電気ショックの刺激を与えられ、ただただ、性欲のはけ口かのごとく、優の人工膣に何度も池田の薄汚れた男性器が叩きこまれ、内部に発射された。
「うひゃひゃ、いい締まりだぞ。さすがはロボットだな。うひひ」
 しまいには、それにすら飽きたのか、工具箱の中の鉄パイプを持ち出して、優の人工膣に蹴り入れたりもした。
 ガツッ!
「ああ〜〜〜っ!」
 優の甲高い悲鳴とともに、もはや人工膣は完全に破壊された。
 池田は、そんな優の苦しむ姿を見て、さらに満足そうに笑ったが、池田の傍らにいた山内は、優の慟哭の声に思わず耳をふさぎ、顔をそむけた。
(もう、見てらんない・・・)
 優が体をよじらせて苦しむたび、腹部のハッチがパタパタと開いたり閉じたりした。胴体の内部メカを見ると、とっくにメーターを振り切った快感コントロール装置がオーバーヒートしたのか、導線の焼き切れた匂いとともに、煙が出ているようだった。
 ところどころ、潤滑油が漏れ、既に機械としての正常な機能も働かない状態に陥りつつある。トラブルを示す小さな光が体内のあちこちで不規則的に点滅していた。
「い・・・いや・・・ガガガ・・・い・・・痛い・・・ギギギギ・・・」
 すがるように泣き叫ぶ優の声に、だいぶノイズが混じっていた。口からもオイルのようなものが漏れている。
「お・・・お母さん・・・お父さん・・・た・・・助けて・・・」
 優が完全に動かなくなったのは、それからまもなくのことだった。


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/17(土) 15:54:45 ID:iud5T7c8<>


 優・・・いったい、どこにいっちゃったの。何があったの。
 自宅の窓にもたれながら、最愛の娘を思い、亜沙子はひとりつぶやいた。
 あれから何日たったんだろう。亜沙子の胸に、優を引き取って以来の日々が想起され、亜沙子は顔をおおって泣いた。
 優、お願い。戻ってきて。たとえあなたがどこに行ってたんだとしても、私、絶対にあなたを叱らないから。だから、お願い、早く戻ってきて。私、いつまでも待ってるからね。・・・


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/17(土) 15:57:00 ID:iud5T7c8<>

「さーて、この部屋で最後だよな」
 数人の作業員が無人の建物の地下室の鍵を開け、室内に入った。
「先輩、何だかコゲくさいような匂いですね」
「ああ。よくは知らないけど、この建物はロボットや何かの研究施設だったらしいからな」
「そういえば、あっちこっちに、工具とかパーツみたいなものが転がってますね」
 若い作業員が
「まったくもう。片づけてってくれりゃいいのにな」
と愚痴をこぼしながら、部屋の中に散乱した機械部品を拾い集めた。
「この大きい箱の中のやつも廃棄でいいんですよね」
「だろ。たしか、必要なものは全部、新しいセンターに運んであるそうだから」
 箱を覗いてみると、ロボットの部品らしいものが分解されてつまっていた。かなりの量があるようだが、すっかりバラバラなので、もとはどんな機体のための部分だったのかは、見てもわからない。
「何だろうな。これがロボットのパーツか何かなのかねえ」
 そう言いながら、トラックの荷台に機械部品の残骸を積み込んで、作業員たちは産業廃棄物処理施設へと向かった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/17(土) 16:01:23 ID:iud5T7c8<>

>「アンドロファイト(仮題)」そのものとは、一切、無関係の作品、ということにします。
>よって、舞台設定や登場人物名、キャラクター設定などが本編と同じだったとしても、
>それは偶然の一致に過ぎないとご了解ください。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/17(土) 22:53:05 ID:xsTdIHCB<> 壊されてしまいますた(´Д`;)



絵にしようかと思って、今朝方しっかり「ファイト」観てたのは謎。

・・・どうにも似せられんからヤメタw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/18(日) 12:08:59 ID:9gHKpasY<> 最早萌えもエロもないな。惰性で書くくらいなら辞めて置けばよかったのに。 <> 310-311<>sage<>2005/09/18(日) 15:13:23 ID:mHsASC26<> 「で?」
俺が顎を上げて促すとテーブルの上の彼女は話を続けた。
「は、はい。今日より啓介さまの、お、お世話させていただきます……」
顔を俯かせ、か細い声をあげる。
「ぶっ!」
テーブルの向かい側についていた妹が吹き出し、後ろを向いて咳き込んでいる。
テーブルの上の彼女はわずか身長160mm。外見は俺の好みにど真ん中ストレートだ。
……リアルサイズであればだが。
テーブルには俺と妹の他に両親がついている。
そして部屋の片隅に寝かされたメイドロボ。
親父が『人の姿をした物の頭部が壊れていてるのを見るのは気味が悪い。』と言って
その頭部は白い布で覆われている。が、仰向けに寝た人の姿の頭部を白い布で
被っているその外見は返ってシャレにならない雰囲気を醸し出していた。
「で、お前は直るのか?」
もう一度俺は彼女を促す。
「はいっ!コア構想に基づいてボディの各部はユニット化されていますから
頭部ユニットをご購入いただければ今すぐにでも。35万前後かかるかと思いますが」
「んな金があるかぁっ!」
彼女の言葉をさえぎった俺の大声に驚いたのか彼女はテーブルの上で尻餅をついた。
「そうだ。保障期間ってもんがあるだろ。それで修理できないか?」
テーブルに手をついて期待をもって迫る俺、しかし直ぐに打ち消される。
「説明書にもありますが、保障期間での無償修理の対象は消耗品と外皮に限られているんです。」
彼女は乱れたスカートを直しつつ、座ったまま申し訳なさそうに頭を下げた。
「兄貴。いい加減諦めたら?壊れちゃったもんはしょうがないんだしさ。」
彼女の向こう側から妹がニヤニヤ顔で提案する。
いや、こいつはただ楽しんでいるだけだ。だが、親父は素で同意らしい。
「そうだな。どっちにしても啓介はもう金ないんだろう?」
そう。俺は彼女を購入するために相当の金策を強いたのだ。もはや35万どころか5万だって出せない。
「よ、よろしくお願いします。」
彼女はそっと両手でテーブルの上の人差し指に触れた。
「…っだーっ!」
進退極まった俺は叫び声を上げてテーブルの上の彼女を引っつかみ、
更に部屋の隅に転がしてある彼女の外装を抱え上げると自分の部屋へと走っていた。

彼女が重かったのか、俺の目からは汗が流れていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/18(日) 17:19:33 ID:nGS/VJlA<> >608
”その属性”の人間には、これが萌えでありエロなんだよ…
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/18(日) 18:32:46 ID:9gHKpasY<> >>610
それだったら申し訳ないが、>604、>605のどの辺が萌えやエロなのか解説して欲しい。
>603が萌えやエロだというのは(認めたくないが)理解はできるんだよね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/18(日) 18:50:57 ID:DMD4Zh4c<> マンセーしかするなとは言わんが。
こういう議論をしたところで
新しい作品が出るわけでも無し不毛どころか
脱毛を促進するだけだ。


髪の毛は大事にしような。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/18(日) 21:35:02 ID:9SDVPnf8<> >612
いや、脱毛してどうするww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/18(日) 22:45:34 ID:JEuPuSyc<> 610じゃないが、604・605はこのあとに続く前振りみたいなシーンで
萌えやエロは関係ないのでは。
610が、「”その属性”の人間には」って言ってるのは603の様なシーンのことで
611も603が萌えやエロというのは理解してるだろ? <> 611<>sage<>2005/09/18(日) 22:56:38 ID:9gHKpasY<> つ、続くのか……
ならまぁ、>604-605も納得できなくはないなぁ、うん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/18(日) 23:29:16 ID:ojGBtC6V<> つうか後日談って言うか締めのところじゃん、
エロ小説だって最初から最後までエロいわけじゃないだろうに。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/18(日) 23:33:23 ID:XliE4fRo<> きもいぞ、もうそこまでいくと
解体されたマネキンにハァハァしてるみたいじゃないか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/19(月) 00:05:24 ID:nUJmg0mi<> マンガの神様こと手塚治虫いわく。
「アトムが壊れる瞬間に萌える。人間だったものが人形になってしまうその落差に生命感を感じる(大意)」

俺も壊れ属性がないでもないが、壊れる「その瞬間」がいいのであって、壊れちゃったらただの物体・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/19(月) 00:57:30 ID:bDEkqODM<> とりあえず最後まで書きおわってからにしようぜ。
途中の部分だけでいろいろ言っていても仕方がない。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/19(月) 01:25:59 ID:nUJmg0mi<> >>619

いや、>>603の中の人は「あれでバッドエンド」のつもりで書いたと思うのよね・・・俺。
それだけに。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/19(月) 02:02:01 ID:bDEkqODM<> >>620
え、え、え?
まだ続きがあるんじゃないの?
俺はそう思ってたんだが……
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/19(月) 02:19:48 ID:IUgDc1NL<> アンドロイドスキーも色々いるんだな。

>>618みたいのとか。
壊れてもっつーか
機械大好きぃフゥハハァーなメカフェチの俺とか。

AI(ソフト面)が重要だと人もいそうだな。
アシモフの三原則がなきゃヤダヤダーとかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/19(月) 04:52:52 ID:KiVLvWLd<> でもなんでいきなり180度方向転換したSS書こうと思ったんだろ… <> 610<>sage<>2005/09/19(月) 04:56:08 ID:jkosQ7g9<> うっ…そうだね、603がクライマックスだよね…誤解でした >608
ただ、確かにキモイかもしれんが、
ついこの間まで泣いたり笑ったりしてた優が、単なる機械のクズとして
ばらばらにされて箱に放置されてる状態がエロかったり >605
その状態と、知らずに待ち続けてる母親の対比がまたキたり。>604
だめだ…ヘンタイだワシ orz もうここいらで引っ込みます…
ま、折角投稿してくれてるんだし、マッタリでいいんでないの?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/19(月) 05:05:31 ID:n6CCJoPL<> >604-605は苦い余韻を感じる素敵なラストシーンだとおもうんだがなぁ。
というわけで610が卑屈になってるかがさっぱり、というかお前は俺か。
キテるところが同じすぎ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/19(月) 16:32:26 ID:7A8sB1jt<> 無関係って何度も言ってるんだから579の続きから
また何ごともなかったようにまったりと始まるんじゃないの?
だったら後味悪い非道なのは書くなよという感じもするけど部分的に萌えた。
また533みたいないい話に戻ってほしいね。

609も人もGJおつかれさま。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/09/20(火) 13:15:16 ID:XDrJhEKA<> 「アンドロファイト(仮題)」の著者です。
ご意見、ご感想、いつもありがとうございます。

最新の部分、賛否両論のようで、お騒がせしております。

既にご指摘の通り、587〜605は激しくバッドエンドです。何の救いもない悲惨な結末です。
この突然の鬼畜的展開は、(537さんや580さんに促されたからではなく)早い段階から予定されていたものではありました。
今まで、ずっとゆるやか路線・ほのぼの路線で来ただけに、608さん。617さん、623さんのように、急激な変化に戸惑われる方、嫌悪感を感じられる方がいらしたのは当然でしょう。

ただ、私としては、(姑息な言い訳のようですが)あらかじめお断りしたように、587〜605は、既存の部分とは別個の、いわばパラレルワールドのような作品のつもりだったりします。
あのような不幸なエンディングは、たとえ皆さんがよくっても、私自身が許せません(ソレナラカクナヨ)。
ですので、626さんが指摘された通り、587〜605の部分は、あたかも「なかったもの」かのごとく、まったり&ゆるゆる路線で、また続いていくものとご理解ください。
完成したSSのクオリティーがまともなものになるか低レベルのものになるかは、まだわかりませんが、とりあえず、本編に準拠した形でのハッピーエンドを迎える予定です。

重ねて、貴重なご意見、ご批判に感謝いたします。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/22(木) 01:26:17 ID:W4jOjuJf<> >>627

乙です。作者さん自らの説明でやっとスッキリしました。

突然ハードでダークなシチュエーションだったので、住民一同ガクブル状態でしたw
これはこれで一つの立派な作品だと思いますが、なにかプライベートで嫌なことでもあったのではないか、とふと心配に・・・なったりして(汗

新作楽しみにしております。




・・・しかし、残骸状態からかろうじて修復されたものの、心の傷が癒えない優、ってのもありかなとかも思ったりして。
トラウマ持ちのアンドロイド。(汗 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/23(金) 13:56:47 ID:Q0wtP95k<> >・・・しかし、残骸状態からかろうじて修復されたものの、心の傷が癒えない優、ってのもありかなとかも思ったりして。
>トラウマ持ちのアンドロイド。(汗

それもいいかも <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/23(金) 17:50:23 ID:2aoOG4DB<> >・・・しかし、残骸状態からかろうじて修復されたものの、心の傷が癒えない優、ってのもありかなとかも思ったりして。
>トラウマ持ちのアンドロイド。(汗

その展開で行くと、機械に強い心優しい青年が優を修理して、
その心の傷を癒しつつ家族との再会までを描いていくのか。
やべえ、すごく見たい。でもエロ書けない俺には類似品すら書けないので、
作者さん、気が向いたらお願いします。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/23(金) 22:47:57 ID:/ySW4gMD<> 苦境を乗り越えて幸せを掴むのが「ファイト」クオリティ。

最初はやっぱ記憶喪失状態かなー。ワクテカ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/23(金) 23:21:06 ID:Mq0u8j0M<> つ[銃夢] <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/24(土) 00:26:06 ID:T5GUr/pw<> 何気に>>609が気に入ってるので続きをキボンヌ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/24(土) 18:02:11 ID:00B+hL9Z<> >>628
なぜかKNIGHT2000から取り外されて捨てられていた「キット」を思い出した。

>>633
また半年先だったりして。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/09/27(火) 11:40:53 ID:7q41ZxJF<> とりあえずの結末編です。
579からの続編、ということになります。



 優は大学に合格した。相変わらず中学生のように見える優だったが、それでもいまや大学生である。
 もちろん、大学を合格しても馬から離れた生活などは考えられず、大学に通いながら、鬼塚ライディングクラブでのアルバイトは続けている。
 あの優が中学のときから通いつめていた、そして高校生活の後半の情熱をアルバイトに注いだ村上厩舎は既に閉鎖され、優の片思いのひと、太郎は別の仕事に就いた。最近は、太郎と連絡をとる口実もなくなってしまった。

 優が二十歳になった日のことだった。
 久しぶりの休日に、家でレポートでもやろうかと思っていた優の部屋に亜沙子が入ってきた。
「優、ちょっといい?」
「え?いいけど・・・どうしたの?」
「大事な話なの、ちょっと来て」
「うん、わかった」

 今日は啓太と檀(だん)は出かけているらしい。階下に降りてゆくと、亜沙子しかいなかった。
「優。今日は、あなたの誕生日よね。おめでとう、優。今日であなたは二十歳。もう大人よね」
 亜沙子が優に祝福の言葉を言った。
「うん。ありがとう」
と言いながら、優は、そんな話なら、別に呼び出さなくてもいいのに、と思った。

「あのね、優。今日であなたが二十歳ということになるでしょ。だから、この機会に、今まで言わなかった大事な話を、今日こそちゃんと伝えておこうと思って」
 亜沙子は、どこから話したらいいのか、多少は戸惑いながらも、かねてより啓太と打ち合わせていた通りの順番で優に真実を告げた。
 すなわち、優が啓太と亜沙子の実の娘ではないこと、さる政府系機関から預かったロボットであること、しかし、親子であるという意識に何の変わりもないということ。・・・

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/27(火) 11:41:51 ID:7q41ZxJF<>
 亜沙子がそれを告げると、意外なことに優はあまり動じている様子はない。
「優・・・?」
 かえって亜沙子のほうが拍子抜けするほど、優は落ちついた様子である。
「うん・・・何となくわかってた。もしかしたら、そうなのかなって」
「そうだったの・・・」
「でもね、前に四万(しま)温泉に住んでたとき、一回だけ私からお母さんにきいたことがあったでしょ。私、ロボットなの?って」
 それは、亜沙子にとっても決して忘れられない「事件」であった。
「あのとき、お母さんが言ってくれたじゃない。『たとえあなたがロボットだったとしても、あなたは私と啓太さんの大事な子どもだ』って」
「ええ・・・そうよ」
「何て言ったらいいんだろ、やっぱり、その言葉が嬉しかったのかなぁ。だからね、それからもずっと私って何だろうって引っかかってたけど、あえて私からはお母さんに聞かないことにしてたんだ。だって、私にとっても、お母さんはやっぱりお母さんだもん」
「そうだったの・・・」
「でも、これでかえってスッキリしたなあ」
 優は、まるで悟ったように静謐な表情である。
 亜沙子が
「優・・・今まで黙っていてごめんね。でも、私は本当にあなたを・・・」
本当の子どもだと思っている、と言いかけると、優は、言わなくてもわかっている、とでも言うかのように手で制して、
「わかってるよ、お母さん。ありがとう。本当にありがとう。今まで育ててくれて」
と言って、亜沙子の両手を握った。
 亜沙子は、
「まだよ、まだ早いわ。あなたが大学を卒業するまでは、ちゃんとお父さんもお母さんも、がんばってあなたのためにできること、何でもするからね」
と、笑った。
「うん、そうだね。これからもよろしくね、お母さん」
 それから二人は、いつも通り、今夜の夕飯の話や今夜のテレビ番組の話を交わした。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/27(火) 13:20:40 ID:/GQF8iLo<>
 そして、優が大学を卒業する頃、あの懐かしいサイゴウジョンコが再び高崎に帰ってくることになった。
 競走馬としての使命を終えたジョンコは、北海道で繁殖牝馬としての第二の人生ならぬ第二の馬生を送っていたが、このたび、繁殖能力をも失ったため、今度こそ処分されそうになっていた。
 しかし、そこを元の馬主である西郷やかつての厩主・村上の尽力で、また高崎に引き取ることになったのだった。
「名づけてジョンコ牧場!」
 自分と一緒に育ってきたジョンコと、乗馬もできるみんなの牧場を経営する!これこそ、まさに優の夢そのものだった。
 しばらく馬から離れていた太郎が戻り、かつての村上厩舎のように、再び優と太郎とで、ジョンコを含めた馬たちの世話をすることになった。

 かつて勇気を出して太郎に告白したときには、はっきりした返事はもらえなかった。
 あれから何年も経つけど、今の太郎さんは、私のこと、どう思っているのかな?
 気にならなくはない優だったが、ともかく、以前のように太郎と一緒に馬の仕事ができて、牧場の運営も順調で、幸せそのものの気分だった。
 優も高校を卒業して、ひとまわり成長した。成長した、という表現は適切ではないが、成長した。独立行政法人・先端科学研究所が交換してくれた新しいボディーでは、ほんの少し以前より胸が大きくなっており、それが優には嬉しかった。
 だからというわけではないのだろうが、太郎が優を見る目が以前よりずっとやさしく、かけがえのない特別なひとを見るような目になっている気がする。
 何もあせることはない。太郎さんが私を愛してくれるなら、それは嬉しい。いつか告白してくれそうな気がする。でも、そうでなくても、今が幸せ。・・・

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/27(火) 13:22:01 ID:/GQF8iLo<>
「優・・・おまえ、大学を出たら、将来はどうするんだ」
 太郎がある日、真顔で優に話しかけてきた。
「え?もちろん、ずっとここで働くつもりだけど・・・」
 優が応えると、太郎は
「そうか・・・いや、それならいいんだ。それで安心した。いや、その、だからってわけじゃないんだけど・・・おまえ・・・」
 いつも明るく歯切れよくしゃべる太郎が、今日はシドロモドロになっている。優は何だか可笑しかった。とともに、太郎が何を言わんとしているかがピンときて、嬉しかった。数年来の片思いが両思いになる瞬間とは、こんなふうにくるものなのだろうか。
「うん、うん」
 優が笑いながら、太郎の次のセリフを促すと、太郎は、
「俺と・・・つきあって・・・場合によっちゃ・・・つまり・・・その・・・結婚して・・・ずっと二人で牧場をやっていこう、な。な!」
 もちろん、優の返事はイエスである。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/27(火) 13:28:47 ID:/GQF8iLo<>
「太郎さん、ありがとう!嬉しい!」
 満面の笑顔で答えてから、優は、
「でもね・・・つきあう前に、どうしても太郎さんに断っておかないといけないことがあるの」
と、急に何かにおびえたような表情になって、つけ加えた。
(きたな)
 今度は太郎が笑う番だった。
「うん・・・言わなくてもいいんだ。わかっているよ、それを承知でおまえとずっとパートナーになりたいんだから」
「えっ?」
 優は意外そうな顔をした。自分がロボットであることは、家族以外には誰も知らないはずなのに。
「実はな・・・ずいぶん前のことになるけど、俺、見ちゃったんだよ。ごめんな、黙ってて」
「そうだったの・・・」
 いつ見たの?とは、今さら聞くつもりもなかった。聞いたところでどうなるものでもない。

「太郎さん・・・でも、本当にいいの?私で」
と言いながら優は、ポケットからコントローラーを出し、何かのパスワードを入れた。
「私、こんななんだよ?」
と言って、優は自分の首に両手をあて、そのまま両頬の下を抱えるようにして、持ち上げた。ちょうど花瓶をかかげ持つように。
 ガチャリ、という音とともに、優の首が外れた。優のボディから首へは数本のコードでつながっている。
 優は、そのまま自分の首を両手で支えたまま、テーブルの上に置いた。テーブルの上の顔がもう一度言う。
「本当に、こんな私でもいいの?」
「あ・・・ああ!当たり前じゃねえか!機械だろうがロボットだろうが、なあ!おまえはおまえじゃないか!」
と言いながら、見慣れぬ光景に戸惑っているのか、太郎の声はどことなく、引きつっているように聞こえた。優は、しかし、悲しいとは思わなかった。というより、太郎の狼狽が昔のままで、可笑しかった。
 テーブルの上の優の首が笑った。
「太郎さん、一緒に幸せになろうね!」
 よかった・・・優は心の底から安堵した。さすがに、ロボットだということを告白したら、怖がられてしまうのでは、とか、道具として、奴隷として見られるようになってしまうのでは、と危惧していただけに、狼狽しながらもいつもと変わらない太郎の態度が嬉しかった。

「優・・・愛してるぜ!」
 太郎は立ち上がると、優の頭部を両てのひらで抱えて自分の目線まで持ち上げ、そのままキスをした。ずっと。ずっと。−



<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/27(火) 13:38:26 ID:/GQF8iLo<> 番組の公式エンディングがどんななのかは正確には知らんけど、本編のラストもたぶんこんな感じでしょう。番組本編の優&太郎のくっつき方には疑問が残れど、まあ、いいことにしましょう。

そんなこんなで、長らくおつきあいいただきました「アンドロファイト(仮題)」は終了です。続きは・・・さすがに、番組が終わっても未練がましく書いてたらみっともないので、もうないでしょうなあ〜。

そもそも本稿は、
 アンドロイドが周りの人に自分の正体を必死で隠す
というよくあるパターンに対して、
 アンドロイド自身が自分の正体を知らず、周りの人がそれを必死で隠す
というパターンが少ないから書いてみたかったという思いからできた作品で、「ファイト」はキャラクター設定などを拝借しただけの「素材」に過ぎませんでした。
が、ともあれ、一度限りの短編のつもりが、こんなふうに長く書き続けられたのは、皆さんのあたたかいご感想に背中を押していただいたおかげです。あらためて感謝いたします。


さ〜て、正編の優はハッピーエンドにしてやれたから、後はパラレルワールド編の優も幸せにしてやらにゃ?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/27(火) 18:28:11 ID:pL8VU1Mr<> GJ
パラレル優はあのままバッドエンドの方が本編とのギャップが楽しめる
だから思いっきり悲惨にしてください <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/28(水) 00:25:13 ID:OA00ej+W<> 首はずし(゚∀゚)イイ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/28(水) 11:17:58 ID:81YQXRQ+<> >パラレル優はあのままバッドエンドの方が本編とのギャップが楽しめる
>だから思いっきり悲惨にしてください

機械の残骸と化してから廃物利用でリサイクルされて
テレビとか電子レンジとかになっちゃって木戸家に買われて
家族は「優ちゃん帰ってきて」とか言いながらもちろん知らずに使ってて
古くなったら捨てられちゃうとか。
ダメかそんなの。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/28(水) 16:59:19 ID:nb42WDat<> まさか、こっちまで完結編を別立てで書くことになろうとは!?
でも、630さんのアイディアが気に入ったもので、使わせていただきましょう。
「壊れたままでバッドエンド」が好みの向きはお読みになりませぬよう。・・・




 今日も大量の廃棄物があちこちの工場から送られてくる。
 川瀬幸良の仕事は、産業廃棄物処理の工程の管理業務である。以前は同じ政府系機関でも先端科学研究所の開発部門という花形部署にいただけに今の仕事は正直、退屈であった。
「今日の予定は・・・ああ、そうだ、前に俺がいた前橋の施設からくるんだったな」
 日程表を確認しながら、川瀬は大きなあくびをした。

「お待たせしました。前橋の先端科学研究所からの廃棄物です」
 専門の運送業者のドライバーが来たらしい。
 川瀬は、内容を確認しながら、処理方法を部下に指示した。
(おや?)
 どこかで見たようなパーツである。
(たしか、これは・・・)
 忘れもしない、川瀬が平研究員だった頃に開発に携わった家庭用アンドロイド試作機の破片に違いない。
(不用心だなあ。こんな機密品を新センターに持っていかずに棄てちゃって外部の業者に運搬させるなんて)
と思いながら、パーツの型番を確認した。残骸の中の一つに、型番とシリアルナンバーを書いた紙片が貼りつけてある。
(ああ、やっぱり、型番はHMX−17Bだな。え〜と、製造番号でいうと、0276か・・・)
 0276、どこかで聞いたような番号だな、と川瀬は思った。何だっけかなあ。たしか、HMX−17のタイプで、0276といえば・・・
(あっ、そうだ。前に俺がよくメンテした機体だ)
 前橋のセンターに所属していた頃、川瀬が担当していた機体はそう多くないので、その頃よく出張メンテナンスをした機体のシリアルナンバーは記憶していた。
「ちょっと待っててな。ここの山は、しばらくそのままにしといて」
と、作業員に指示して、川瀬はデスクに戻った。急いで、自分の昔の手帳のページをめくった。
「0276・・・0276は、と・・・」
 あった。そうそう、高崎のバネ工場の家だ。よく覚えている。たしか、優とかいう名前をつけて、娘として育てていた家だ。
「おかしいなあ。何であの機種が壊れたまま廃棄扱いになってるんだ?パーツを交換したとしたって、古いボディーはちゃんと保存しておくはずなのに」

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/28(水) 17:05:03 ID:nb42WDat<>
 疑問を感じた川瀬は、移転した研究所に電話してみることにした。
「ああ、どうも、川瀬です。お久しぶりです。ええ・・・実は・・・」
 川瀬が事情を説明すると、さいたまセンターの担当者は、家庭用アンドロイドHMX−17Bのバージョン205B、登録番号0276は紛失中扱いであると述べた。モニター家庭からも紛失届けが提出されているという。
「ははぁ・・・そういうことでしたか・・・」
 なぜ分解状態で廃棄されていたのかは川瀬には想像もつかなかったが、ともかく疑問は氷塊した。あの気のよさそうな「父親」や「母親」がどんな思いでいるかを想像し、少し心が痛む気がした。
「モニター家庭への連絡はそっちでやってくれるんですよね?そしたら、ともかく、見つけられる限りパーツは拾って、そっちに届けさせますから」
と言って、川瀬は電話を切った。
 一瞬、あのバネ工場の家に連絡してやろうかとも思ったが、今の自分の仕事はアンドロイドのメンテナンスではないし、お節介だとも思ったから、やめておいた。
 もし不慮の事故か何かだったとして、あの両親のことだから、「娘」がバラバラになっていると知ったら、さぞショックを受けるだろう。そんな悪い知らせをするのは、今の担当者に任せておこう。・・・

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/29(木) 01:22:46 ID:AUZp11Su<> 635-629
GJ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/29(木) 14:42:12 ID:dlnLBfNV<>
 水内正宏は、家庭用アンドロイド開発室の室長に呼ばれ、デスクを立った。
 ちょうど一つの開発プロジェクトを終えた区切りの時期である。次は何の仕事だろう。それとも、前から志願していたアメリカへの公費研修の選抜に選ばれたんだろうか。そんな期待をしながら、開発室長のもとに行った。
「ああ、水内か。君に担当してもらいたい件があるんだけど」
 開発室長は、以前は大阪のセンターにいた人間らしいが、現在は、ここ東京の本部のHM開発室責任者となっている。「関西人」という類型的イメージではなく、穏やかで腰の低い人柄の上司である。
「実は、僕にもどういう内容の仕事になるのかわからないんだけど、今、君しか手のあいている者がいないしね」
と言って、開発室長が仕事内容の説明をはじめた。
 取り扱い機種はHMX−17タイプの家庭用アンドロイドだ。水内も熟知している機種である。目下、原因は不明だが、HMX−17タイプのうちの一台が大破しており、今、修理中であるという。
 修理というより、なかば以上、作り直しに近いほどの破損度だが、ハードディスクとCPUは生きているため、あくまで扱いは「修理」となる。
「修理自体は、今やっているんだが、その後、モニター家庭にすぐ戻していいものかどうか、上層部も検討中でね」
「はあ」
「で、修理が終わったら、状態を細かく調べて、レポートを作成してほしいんだ」
 何だ、そんな仕事か、と水内は思ったが、文句は言えない。
「はい、わかりました」
と言って、開発室長の部屋を出た。

 大メンテナンスルームに行くと、修理台の上で、くだんの機体は修理の最中であった。今の段階では、まだ人間の形はなしていない。故障ではなく大破したものの修復なので、修理というよりは、たしかに作り直しといった風情である。
 基本的な組み立てはいまだに手作業であるが、どうやら今日明日中には片づきそうな様子である。
(つまらない仕事だなぁ)
 水内は嘆息した。アンドロイドの新規開発ならともかく、修理済みの既存機種の状態チェックなんて、と少しうっとうしくなった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/29(木) 14:43:53 ID:dlnLBfNV<>

 一週間ほど経った。水内は再び開発室長に呼ばれた。
(そういえば、あの件、その後どうなったんだろう)
と水内は不審に思った。機体の修復はすぐに終わりそうだったのに、あれから何の指示もない。
「水内君。そこに座ってくれ」
「はい」
 水内が開発室長の隣の席に腰をおろすと、開発室長は、
「こないだ君に言った、破損機種のことなんだけど、修理自体は終わったんだが、ちょっと面倒な状態らしいんだ」
と言った。
「はあ」
 何のことだか水内にはわからなかったが、開発室長の説明によると、ボディの機能は正常に動くようになったが、「心」の部分がおかしいのだという。
 アンドロイドの「心」とは、CPUとハードディスクの状態であるが、それが著しく不安定で、人間でいう精神破綻、神経衰弱の状態であるらしい。
「では、CPUとハードを交換したらどうでしょう」
 そうすると、人間でいう脳を入れ替えることになるのだから、ボディは同じでも、実質別の「人格」になってしまう。しかし、今回はそうはしない方針なのだという。
「今のところ、何とも原因はわからないんだが、何らかの精神的なダメージがあったんだろうな」
 それで、私の仕事はどうなるんですか、と水内が言いかけると、開発室長は、
「そんなわけで、君にやってもらう仕事はちょっと難しい内容になりそうなんだ・・・」
と、職務内容の説明を始めた。
 開発部では、今回の件をむしろ僥倖として、アンドロイドの「精神」を研究する好機ととらえた。そこで、安易にCPUを交換するのではなく、結果としてアンドロイドに生まれた「心」とその「心の傷」を人間のようにケアできるか実験することになったのだという。
「機体はすぐにはモニター家庭に帰さず、うちの研究所でしばらく観察しながら、精神科医のセラピーを受けさせる」
「はあ?」
と、上司の前ではあったが、思わず水内は頓狂に叫んでしまった。狂気の沙汰だ、という気がした。
「ともかく、そう決まったんだ。君は、機体を毎日、病院まで送り迎えして、観察記録をつけておくように」
 開発室長は強い調子で命じた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/29(木) 16:10:49 ID:dlnLBfNV<> 筆者です。
何とな〜く、“無駄に長く”なってしまいそうな
イヤな予感もちょっとしてたりするのですが・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/29(木) 16:11:33 ID:dlnLBfNV<>

(やれやれ、何だか、面倒くさそうなことになってきたな)
 水内にとって気の進まない方面の話ではあったが、今日はようやく「ご対面」の日だ。いい加減なことに、その日まで肝心の機体自体の詳細データは確認していなかったが、資料を見て驚いた。
「何?女?それも女子高生仕様?」
 大学院時代も研究員になってからも男性社会の中で生きてきた水内にとって、「女子高生」は謎めいた存在である。今までに女性型の機体を扱ったことはなくはなかったが、それは完成前の設計・開発に関与しただけで、完成品の女性型と接したことはない。

「あの機体です。もうすっかり何かにおびえている様子で、こちらが何を言ってもほとんど反応しないで、口もきかないんですよ」
 別の技官が独房の中の少女を指さして、水内に説明した。殺風景な独房の中で、そのアンドロイドの少女は向こうの壁の方向に、いわゆる「体育座り」をし、下ばかり向いている。

「君が、HMX−17の0276番だね。僕の顔、見えるかい。僕はここの研究員の水内正宏。今回、君の修理記録を担当することになったんだ。これから、病院に行くよ。いいね?」
 水内は少女の傍らにしゃがんで話しかけた。事務的にならず、極力やさしく聞こえるように、と意識しながら。
 が、少女は一瞬ピクリと反応を示したものの、イヤイヤというように首を振って、またうつむいてしまった。
(まいったなぁ・・・)
 「女性」の扱いに不慣れな水内は、傍らの技官に助け船を求める視線を送ったが、技官は気づかないふりをしているかのように、
「大学病院の予約はとれてますから、ちゃんと定時までに届けてくださいよ」
と言って、出て行ってしまった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/29(木) 16:13:33 ID:dlnLBfNV<>
 なだめすかす。頼みこむ。いろいろと試みてはみたが、どれもはかばかしくはゆかない。少女はガンとして動こうとはしなかった。
 しかたない。無理矢理にでも連れて行かないと。それが僕の仕事らしいから・・・と、水内は少女の手を無理に引っぱり、むずがる少女を強引に車に乗せ、病院へと向かった。
 女性の手を握る、などという経験は乏しい水内だったが、所詮はただの機械だと思えば、何ということはない。

 大学病院の担当医は、その方面では権威者らしい50代の女性教授で、革新政党の代議士にでもいそうな威勢の良いパワフルな「おばさん」だった。
「私にとっても、ロボットのカウンセリングというのははじめてのことですが、室長さんのお話では、人間とほぼ同じ心があるということですんで、ともかくやれるだけはやってみますよ。焦らずに、ね」
 大柄な体で笑う医師は頼りになりそうな雰囲気ではある。
 約1時間、水内は大学病院の廊下のベンチに座って、セラピーの終わるのを待っていた。あの先生はなかなかの名医のようだけど、どうなんだろう、閉じてしまった心を開かせるって、そんなに簡単にできるんだろうか、俺もつきあいきれるだろうか、と水内は不安に思った。
(だいたい、開発部もおかしいよな。何か精神的な傷がありそうだ、じゃなくて、ハードディスクを直接読みこんで、悪い原因があるんならその情報をデリートしちまえば済むんじゃねえか。何も、人間みたいに、なんて実験しなくてもいいのに)
 ついつい上層部の方針へと不満の矛先が向かった。
 しかし、冷静に考えみれば、たしかに研究者にとっておもしろいテーマかもしれないという気もしてきた。
 国家予算の研究費で開発された「人の心」を持つアンドロイドが人間並みに「心の病」にかかったのだとしたら?それに精神医学的なセラピーを施したら人間と同じように反応するのか?
 だんだんと興味が湧いてくる気がする。
 どのみち業務命令は拒否できないんだ、乗りかかった船だから、やれるだけはやるか、と、気を取り直してゆくことにした。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/29(木) 23:13:55 ID:eZgRcpVT<> 担当医が小柄なおばさんだったらスーザン・キャルビンを髣髴とさせるところだったのだが……
ともあれ、GJ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 00:24:19 ID:bsMiS6L6<> イイヨイイヨーー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 01:10:44 ID:KFo6tH3Z<> こういうの好き。
先が楽しみになってきた(・∀・) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 02:12:35 ID:S8tkGzyG<> ワクワクテカテカ

>>652
俺と同じ考え発見w <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/09/30(金) 15:30:18 ID:KBsqk9tO<>
 約1時間経って、0276のアンドロイド少女が女性医師に手をひかれ診察室から出てきた。あいかわらず表情は暗く、下ばかりを向いている。
「優ちゃん、ご苦労さま。明日も先生にお話し聞かせてね」
 医師が明るい笑顔を作って少女の肩を叩いたが、少女はほんの僅かにうなずいただけで、やはり暗い表情で下を向いたままである。
 医師は、水内に
「ちょっと・・・」
と、診察室に入るよう促して、少女には、
「優ちゃん、先生と水内さんとで、ちょっとお話しがあるから、そこで座って待っていてね」
と、やはり明るい調子で告げた。
 ふうん、名前がついてたんだ。水内ははじめて知ったが、だからといってどうという感慨は別になかった。

「水内さん」
 医師は真顔になって、カルテをめくった。
「もし、あの娘が本当に人間と同じ心を持っているのなら、あの娘は何か恐ろしい経験をして、ショックから立ち直れないでいるようです」
「はあ、そんなこと言ったんですか?」
「いえ、言ってません。あの娘は、まだそんなふうに自分の心の傷をしゃべれる段階ではないんです」
 じゃ、どうしてそんなことがわかるんだよ、と一瞬、水内は食ってかかりたくなった。
 が、専門家が素人に口出しされることは不愉快なことだと自分の経験からよく知っているので、黙って耳を傾けた。
「ただ、過去の症例から見ると、何らかの精神的ショックで失語症、またはそれに準ずる状態になるということはよくあることです。あなたも、まずは・・・」
「まずは?」
「気長にやることですよ」
と、医師はにっこり笑った。
「具体的にはね」
 水内が腑に落ちなさそうな顔をしているのを見て、医師はまず無理に「自白」を強要するような態度はNGだと釘をさした。
 こちらが軽い雑談でもして、本人がしゃべりたくなるまで、じっくり待つ、しゃべり出したら変な茶々は入れず、相手の話を「たぐり出す」ことを意識する、と、コツを説明した。
「あなたも、そのつもりでね」
 医師は、しっかりやれよ!というように水内の肩を叩いた。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 15:31:11 ID:KBsqk9tO<>
 研究所施設に帰った。殺風景な独房のごとき部屋で、水内はアンドロイド少女と二人きりになった。
 医師は、軽い雑談でもして、などと言っていたが、いったい何を話せばいいかなどわからない。秋葉原でこないだ買った基盤のことなど話しても興味を示すとは思えなかったし、鉄道写真の話をしても、おそらくは興味は持つまい。
「先生のところで、何を話したのかは・・・まあ、君がしゃべりたくなったとき、言ってくれればいいから。とりあえず、数値のほうを計りたいんだけど、いいかな?開けるよ。いや、これは、ちゃんと断ってから開けるんだからね、いいかい」
 慎重に確認をとって、ボディーのハッチを開けて中を確認しようと手をのばした。
 少女は、またも、いやっ!と言うように体をそむけた。
「ねえ、君、そんないやがってたって、しょうがないじゃないか。こっちもすきでやってるんじゃないんだよ、仕事なんだからさぁ」
と、なかばうんざりしたように言って、少女の腹部にもう一度手をのばしたが、少女は震えて、おびえたような表情で、水内のほうを向いた。目に涙がたまっているように水内には見えた。いったい何を怖れているのか、体を縮こませて震えていた。
(そうか・・・無理強いはダメなんだったな)
 医師の助言を思い出し、ここで強引に迫ったら、元も子もなくなると、今夜はそっとしておくことにした。
「いや・・・いいんだ。ごめんよ、無理を言って。・・・え、と・・・じゃ、おやすみ」
 まだ時間は7時だったが、場違いな「おやすみ」を言って、水内は部屋を出た。疲れがどっと出る気がした。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 17:14:05 ID:irqW/Pxd<>
10月6日
今日も0276は一言もしゃべらない。
病院の杉本先生は、「いい娘よ、あなたは」などと言っていたが、本当にカウンセリング室の中では「いい娘」になっているんだろうか。俺にはそうは見えない。

10月7日
今日も0276は一言もしゃべらなかった。
あいもかわらず、研究所の個室では、うずくまって震えているばかりだ。
彼女の「心の闇」が何なのか、俺にはわかりそうにない。

10月8日
今日も0276は一言もしゃべらない。
病院の行き帰りの車で、こっちからいろいろな話をふっても、たまに小さくうなずくだけだ。
先生は、「これからですよ、気長にね」と当方に告げるのだが。

10月9日
今日も0276は一言も発しなかった。
本当にこんなことしてて、意味があるんだろうか。こんなやり方、かえって非人道的な気がする。ハードの情報を直接デリートすればいいのに、と何度も思う。
この「実験」自体が残酷なことに思える。
だが、杉本先生はあせっている様子はない。
「明日もお話ししましょうね」
などと言っていた。
0276は、しかし軽くうなずくだけで、挨拶の言葉もない。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 17:14:55 ID:irqW/Pxd<>
 本当に、こんなこと続けていて、いつか「心」を開いてくれるのかな、と水内は思いながら、自分がノイローゼになりそうに感じた。
 大学病院は東京の信濃町にあり、研究所のある市ヶ谷からは目と鼻の先だったが、その送迎の車中はいつも水内にとって苦痛だった。
 今でも少女の負った心の傷の原因となった経験が何であったかはわからない。ただ、時間が解決するものもたしかにあるのだろう。以前に比べると、外出するときの拒否反応が少し弱くなったような気もする。
 こうして、だんだんと「心」を開いてくれるようになったら・・・なったら、俺は何をしたらいいんだっけ、と一瞬だけわからなくなった。
(ああ、そう、データをとって記録するんでした)
 何を今さら、ということを水内は心の中で反芻した。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 17:15:53 ID:irqW/Pxd<>
 少女の「自己開示」が始まりつつある、と、ある日の帰り際に杉本医師が水内に言った。
 ジコカイジ?何のことですか?と、水内が聞き返すと、医師は、少女自身が自分のつらい経験をだんだんしゃべろうというきざしを見せてきたのだという。
(そうなのか・・・)
 俺にはそんなふうな態度なんて見えないけどなあ、と水内は思った。
 なぜこの先生にはしゃべれて、俺にはしゃべれないんだろう。ロボットの専門は俺のほうなのに、と、水内の中にある種の「悔しさ」が芽生えた。
(ようし、いつも中でどんな話をしているのか、明日は立ち聞きしてやれ)

 翌日も、いつも通り、車で大学病院まで行き、少女を杉本医師に託して、水内は廊下に控えた。少し時間が経った頃、周囲に人の目がないことを確認して、水内はドアの横に立った。
「そう・・・そうなの・・・つらなかったよね。そうだよね」
・・・
「うん、うん。そうだね。先生もそう思うよ」
・・・
「ひどい人たちだね。先生、その人たちが憎いよ」
 少女のほうの声は小さくて聞こえなかった。
 医師の声は不定期的に、たまに聞こえてくるだけなので、少女も饒舌に話しているのではなく、ときたまポツリポツリという程度に話しているのだろう。

 聞き耳をたてると、杉本医師のセラピーは、少女を「指導」しているという感じではなかった。理工系以外の知識に乏しい水内は、セラピーとはお説教でもしているのだろうと思っていたが、説教どころか、医師自身は意見すらせず、ただ肯定しているだけのようだ。
 俺は・・・と省みると、関係のない話をしているときはともかく、医師のいう「話をたぐり出」そうとしているときは、説教口調になっていたことを思い出した。
「だからさぁ、黙ってたって、わからないんだしさあ」
「つらいことがあったんなら、しゃべっちゃうえば楽になるんだよ。ね」
「人間もロボットも、過去はある程度は忘れて、前を向いていたほうがいいんじゃないのかい」・・・・・・

 水内はほんの少し、ヒント、いや、ヒントのとっかかりを得られた気がした。だが、もしオウム返し的なしゃべり方が効くのだとしても、それには、まず相手が話してくれなければはじまらない。少女が俺に自分のことを話すようになるのはいつのことだろう。
(いや、別に仲良くなることは俺の仕事じゃないか)
という当たり前の考えは、なぜかこのときの水内には浮かばなかった。

11月25日
0276が、ほんの少しだが、感情を表に現した。
俺が帰ろうとすると、服の端を掴んで、しきりに首を振った。
帰らないで、ということなのだろうか。一人でいると寂しい、ということなのだろうか。
まだしゃべってくれたわけではないので、俺には真意はわからない。
だが、俺に対して、「拒絶」以外の感情を表現したのは、はじめてかもしれない。
俺は、黙って一晩、そばにいてやることにした。
心なしか、いつもよりスリープ中の顔が穏やかだったように見えた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 17:16:26 ID:irqW/Pxd<> 12月1日
0276が、ようやくメンテナンスハッチを開くことを了承した。
杉本先生の話では、以前の0276は自分がアンドロイドであるという自覚がなく、それを唐突に知ってしまったことも0276の精神的ダメージの一つになると言っていたが、今日は、胸部・腹部を開いても、比較的いやそうな顔はしていなかったように思う。
ただし、服を脱いで胸を見せるときだけは、ためらっているそぶりだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 17:18:43 ID:irqW/Pxd<> 筆者です。
660と661は、軽く区切り位置を間違えてしまいました(恥)。

機械にも心理学にも詳しくないんで、変な内容になっていないか不安だったりしてますが、思ったより評判が良かったようで、安堵しました。
連続の長文投降、ご容赦を。

しかし、どんどん「ファイト」から離れていくなあ(苦笑)。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 18:08:43 ID:lqHkNgO/<> すいません、本当にすいません。
また作者ですが、さっき、あわててダブルに間違えました。
コピー・ペーストのミスです。

さっきぶんの660と661は、なしにします。

で、以下の順番に訂正します。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 18:10:41 ID:lqHkNgO/<>
 少女の「自己開示」が始まりつつある、と、ある日の帰り際に杉本医師が水内に言った。
 ジコカイジ?何のことですか?と、水内が聞き返すと、医師は、少女自身が自分のつらい経験をだんだんしゃべろうというきざしを見せてきたのだという。
(そうなのか・・・)
 俺にはそんなふうな態度なんて見えないけどなあ、と水内は思った。
 なぜこの先生にはしゃべれて、俺にはしゃべれないんだろう。ロボットの専門は俺のほうなのに、と、水内の中にある種の「悔しさ」が芽生えた。
(ようし、いつも中でどんな話をしているのか、明日は立ち聞きしてやれ)

 翌日も、いつも通り、車で大学病院まで行き、少女を杉本医師に託して、水内は廊下に控えた。少し時間が経った頃、周囲に人の目がないことを確認して、水内はドアの横に立った。
「そう・・・そうなの・・・つらなかったよね。そうだよね」
・・・
「うん、うん。そうだね。先生もそう思うよ」
・・・
「ひどい人たちだね。先生、その人たちが憎いよ」
 少女のほうの声は小さくて聞こえなかった。
 医師の声は不定期的に、たまに聞こえてくるだけなので、少女も饒舌に話しているのではなく、ときたまポツリポツリという程度に話しているのだろう。

 聞き耳をたてると、杉本医師のセラピーは、少女を「指導」しているという感じではなかった。理工系以外の知識に乏しい水内は、セラピーとはお説教でもしているのだろうと思っていたが、説教どころか、医師自身は意見すらせず、ただ肯定しているだけのようだ。
 俺は・・・と省みると、関係のない話をしているときはともかく、医師のいう「話をたぐり出」そうとしているときは、説教口調になっていたことを思い出した。
「だからさぁ、黙ってたって、わからないんだしさあ」
「つらいことがあったんなら、しゃべっちゃうえば楽になるんだよ。ね」
「人間もロボットも、過去はある程度は忘れて、前を向いていたほうがいいんじゃないのかい」・・・・・・

 水内はほんの少しヒント、いや、ヒントのとっかかりを得られた気がした。だが、もしオウム返し的なしゃべり方が効くのだとしても、それには、まず相手が話してくれなければはじまらない。少女が俺に自分のことを話すようになるのはいつのことだろう。
(いや、別に仲良くなることは俺の仕事じゃないか)
という当たり前の考えは、なぜかこのときの水内には浮かばなかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 18:11:27 ID:lqHkNgO/<>
11月25日
0276が、ほんの少しだが、感情を表に現した。
俺が帰ろうとすると、服の端を掴んで、しきりに首を振った。
帰らないで、ということなのだろうか。一人でいると寂しい、ということなのだろう
か。
まだしゃべってくれたわけではないので、俺には真意はわからない。
だが、俺に対して、「拒絶」以外の感情を表現したのは、はじめてかもしれない。
俺は、黙って一晩、そばにいてやることにした。
心なしか、いつもよりスリープ中の顔が穏やかだったように見えた。

11月29日
0276が、はじめて、ちゃんとしゃべった!
この独居房のような部屋に泊まり込んで、5日目になるが、今朝、はじめて、小声ではあったが、俺に「おはよう」と言った。
ここ数日は病院に行こうと手をひいても、以前ほどいやがらなくなってきている。

12月1日
0276が、ようやくメンテナンスハッチを開くことを了承した。
杉本先生の話では、以前の0276は自分がアンドロイドであるという自覚がなく、それを唐突に知ってしまったことも0276の精神的ダメージの一つになると言っていたが、今日は、胸部・腹部を開いても、比較的いやそうな顔はしていなかったように思う。
ただし、服を脱いで胸を見せるときだけは、ためらっているそぶりだった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/09/30(金) 23:27:36 ID:bsMiS6L6<> >>アンドロファイトの中の人

心理学の心得もあるんですか?サイコセラピーのセオリーとかツボを抑えててGJっす! <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/10/01(土) 15:43:51 ID:ZBfmhAtN<>
「水内さん、あのね・・・」
 アンドロイドの少女0276は、少しうつむき気味の顔で、水内の顔色を窺うようにして話しかけてきた。
「ん?何だい?」
 ハンドルを握りながら水内が言うと、少女は、
「私・・・いつ、家に帰れるの?」
と、せつなそうに言った。
 水内は、
「この実験が終わってからさ。研究所にとって有益なデータが得られ次第、帰れるさ」
とは言わず、
「ああ・・・先生も、君はだいぶ元気になったから、そろそろいいんじゃないかって言ってたよ。きっともうすぐだよ」
と励ました。
「うん・・・」
 少女は静かにうなずいた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/01(土) 15:50:42 ID:ZBfmhAtN<>
12月4日
通院はとくに変わったことはなかった。
夜、スリープ中の0276が、蚊の飛ぶような声ですすり泣いていた。
よくあることだったが、聞き耳をたてると、
「お母さん・・・」
と言って泣いている。
0276は、もう何ヶ月も育ての家族と会っていないのだ。俺はなぜか、かわいそうになって、少しだけもらい泣きした。
0276には気づかれなかったはずだが。
機械の身の上に同情するなんて、俺のほうがどうかしてきたようだ。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/01(土) 15:53:10 ID:ZBfmhAtN<>
 その後も、ときどき、セラピーの最中のカウンセリングルームに水内は聞き耳を立てた。手法を盗むため、というより、少女が医師とどんな話をしているかが気になった。
 以前は、
「そうだよね」
とか
「本当にそうだね」
というような相づちばかりだったのが、近頃は、
「まあ、頼もしい!」
とか
「その調子よ!」
と、積極的に励ますような声が徐々に増えてきた気がする。
 少女自身が前向きな話をし始めているのだろうか、と水内は思った。早くあの娘ともっともっと、いろいろ話したい!水内は心の中で叫んだ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/01(土) 19:51:50 ID:wAdefCuX<> 水内さんが彼女を「0276」じゃなく「優」と呼ぶ日も近いかな・・・GJGJGJ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/01(土) 20:22:41 ID:wAdefCuX<> あ、一点だけ気になった点を・・・

>夜、スリープ中の0276が、蚊の飛ぶような声ですすり泣いていた。


ここ、「蚊の鳴くような声」ではないかと・・・

「蚊の飛ぶような声」じゃ「プィ〜〜〜〜ン」になってしまいますですよ(笑) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/01(土) 21:25:48 ID:QBc+FiHj<> > 「蚊の飛ぶような声」じゃ「プィ〜〜〜〜ン」になってしまいますですよ(笑)

それはそれでロボっぽくていいぜ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/01(土) 21:39:00 ID:YtRO169u<> どうでもいいけど……

蚊の飛ぶときに立てる微かなぷーんという音を称して蚊の鳴く声というのだが。
それを思わせるような泣き声と言うことだね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/02(日) 09:15:16 ID:mM+lcJmT<> 作者です。
いやぁ、失敬。
私の間違いです。蚊が鳴く声、に訂正いたします。

>>666さん

心理学については、私はまったくシロートです。
今回も、ネットでちょっと調べた程度です。
問題ない記述になっていたならば幸いです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/02(日) 09:17:59 ID:mM+lcJmT<>
 日本政府開発の家庭用アンドロイドは、この種のロボットとしては珍しいことに、「味覚」がある。食事をし、「おいしい」、「まずい」と感じられるようにできていた。
 もちろん、食べたものは後で体内に埋め込まれた生ゴミ処理機で分解し、取り出すのだが、この機能があるからこそ、0276のアンドロイド少女も自分の正体に気づかなかったのだろう。
 病院の外来が休みである今日は、水内が提案して、少女と二人で料理をしてみることにした。大学の学部と大学院で計6年、就職してから2年、自炊生活に慣れている水内は、外見の印象に反して、以外と手際が良かった。
 それに対して、少女のほうは不器用なのか、なかなかうまく手が動かない。
「いいよ、無理しなくても、ね。僕がやっといてあげるから、そこで休んでいなよ」
 水内が言うと、少女は悲しそうな顔をした。
(しまった、かえって良くなかったかな。こういうときは、役割を与えたほうが良かったかな)
 水内は後悔したが、もう料理はできつつあった。
 できあがった料理を食べながら、少女は、
「水内さん・・・私のこと、変な娘だって思ってる?変なロボットだって思ってる?」
と、寂しそうな目をして問いかけた。
「そんなこと・・・ないさ」
 一瞬だけ言葉につまりながら、水内が答える。
「本当に・・・本当に幸せだったんだよ。いろいろあって大変ではあったけど・・・あのときまでは」
「あの・・・とき?」
 少女の目はまた涙にうるんでいるようだ。人差し指で拭うと、
「あのね・・・先生には、もう話したんだけど・・・」
と、「あのとき」の話をはじめた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/02(日) 09:19:46 ID:mM+lcJmT<>
 拘束。監禁。強姦行為。破壊。・・・少女が断片的に明かした話は、水内をして驚愕させた。フィクションの世界でなら、その種の話は嫌いでない水内だったが、さすがに目の前の少女が、ときに涙しながら語る被害談は、水内の心を冷え冷えとさせた。
「うん、うん・・・そうだったんだ・・・」
 水内は、黙って相づちを打つしかない。
「そうだよな・・・そうだよ・・・つらいよ、そりゃあ・・・」
 いつのまに杉本医師と同じ口調でオウム返ししている自分には気づいていない。水内はポケットから汚れてまるまったハンカチを取り出し、少女の瞳をそっとぬぐった。
「ひどいよ・・・ひどすぎる・・・俺も本当に許せないよ、そいつらは」
 水内は少女の不幸に心から同情しつつ、少女の表情がしゃべっているうちにだんだんとやわらいできたように思えた。水内はそっと少女の手を握った。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/02(日) 22:41:57 ID:hiqvGDxb<> GJ!
次回作は「風のアンドロハルカ」ですかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/02(日) 23:12:04 ID:fi226bZx<> 「アンドロはるか」キボンヌ。こないだまでBSで再放送やってたし。




なんたって父親も改造人間。某秘密結社ショッ○ーのw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/02(日) 23:40:28 ID:fi226bZx<> ↑「あすか」の間違い・・・orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/03(月) 17:13:12 ID:boP0oDAb<>
12月15日
今日、優がはじめて笑った。
かすかに、ではあるが。
外来の帰り、俺に向かって、今日はカレーが食べたい、と言って。

12月17日
優がはじめて、自分の趣味を話を一生懸命に語った。
優は馬がだいすきで、中学のときから、近くの競馬馬の厩舎に通っていたのだという。
「かわいいんだよ、本当に」
と言いながら、自分がつけたという馬の名を俺に教えたときの優は、本当にはじめて見せる子どもらしい笑顔だった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/03(月) 17:14:09 ID:boP0oDAb<>
 公式の観察日誌とは別に自分の私的日記をつけながら、水内は、思った。
 優−0276のアンドロイド少女−の心の傷の回復・・・開発部のいう「実験」は、たぶん成功ということになるのだろう。
 今後のアンドロイドの「心」の開発設計の参考となるデータがとれれば、水内にとっても仕事は終わることになる。
 優は、おそらく里親のもとに帰されるはずだ。
(あいつ、喜ぶだろうな・・・)
 そう思いながらも、なぜか優が帰れるということに心弾まないでいる自分に水内は気づいた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/03(月) 17:16:32 ID:boP0oDAb<>
「水内さん、それでね、ジョンコがもうケガしてレースに出られなくなったらね、太郎さん、何て言ったと思う?」
 優は、元気になると、高崎の厩舎の話ばかりをした。
 サイゴウジョンコ、村上厩舎、村上先生、太郎さん、西郷さん・・・いい加減、水内のほうが飽きてくるぐらいに楽しそうに厩舎の話を繰り返す。
 水内は、もちろん、笑顔で聞いてやるしかない。
 優は、とくに先輩厩務員の「太郎さん」がいかに頼りになる師匠であるかと熱を入れて話した。
「太郎さん、本当にすごいんだよ。私が何を考えてジョンコと接しているか、すぐに見抜いちゃうんだもん」
「そっか・・・でも、その太郎さんって人は、別に大学も出てないし、所詮、専門職の肉体労働者なんだろ」
「は?」
 優が眉を曲げて、微妙な表情をした。水内が何を言いたいのかわからない、という顔だ。
「いや、何でもない。そっか、そっか。いい人なんだな、その人。良かったな、優ちゃん。いい師匠と出会えて」
 水内は慌てて作り笑顔をしながら、何で変なことを言ったのかな、俺、と反省した。
 優は、近頃、「太郎さん」の話ばかりする。そいつが何者かはわからないが、水内の中にあった感情が「嫉妬」であることは、水内自身にも否定できなかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/03(月) 21:45:48 ID:Muxh2imL<> ・・・・・・(゚Д゚;)ヤバス テラヤバス

水内さんが変な考え起こさないといいんだが・・・データ書き換えて太郎さんを忘れさせるとか(((゚Д゚;)))ガクブル <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/03(月) 22:50:10 ID:aWJNWA2K<> ○→見たい ×→別に見たくない

「アンドロさくら」(○)

岐阜県の中学校を舞台にしたアメリカ逆輸入アンドロイドの成長物語

「アンドロ家族」(○)

大阪のパン屋の元気な四姉妹は、実は全員ロボット

「あんどろもん」(○)

和歌山で料理人修業をする女性型アンドロイドの葛藤を追う

「あんどろさん」(×)

沖縄を舞台に介護用アンドロイド・エリイの活躍を描く

「アンドロードリー」(○)

京都の映画撮影所で青春をかける女性アンドロイドの姿

「アンドロこころ」(×)

東京の下町育ちの女性アンドロイドが人間の男性と結婚し死別

「アンドロ天花」(○)

仙台の保育園で保母さんの修業をする保育用アンドロイドの物語

「アンドロまんてん」(×)

屋久島在住のアンドロイドが宇宙へ飛んで行く

「アンドロわかば」(○)

神戸を舞台に女性型アンドロイドが造園の仕事に情熱をかける姿を描く

しかし、こんなに歴代、全部見てた俺って・・・orz

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/04(火) 00:00:17 ID:K2WnZ884<> GP03アンドロビウ


いや、ごめん、ただなんとなく。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/10/04(火) 14:05:00 ID:w2b9ny27<> 「水内さん!いいお天気だよ!そろそろ行こうよ!」
 優は明るい声で水内を呼んだ。たしかに春間近の東京の空は澄んでいた。
「病院、今日で最後・・・だよな」
「うん!」
 優は嬉しそうに答えて、車に乗った。
 車中で、水内が、
「優ちゃんは、家に帰ったら、まずどうするんだい?」
ときくと、優は
「うん、まずは・・・お母さんと会って・・・会って・・・」
「うんと甘える?かい?」
 水内が笑うと、優は、恥ずかしそうにうなずいて、えへへ、と舌を出した。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/04(火) 14:06:49 ID:w2b9ny27<>
 カウンセリング室の前の廊下で優を待ちながら、この病院に通うのも、今日で最後か、と水内は感慨にふけった。
 ドアが開いた。優が笑顔で出てきた。後ろには杉本医師がやはり笑顔。
「水内さん!見て!」
と言って、優がまるめた紙を水内の目の前で広げてみせた。
「はいっ!卒業証書っ!」
「卒業・・・証書?」
 なるほど、見てみると、たしかに、今日の年月日と優の名前が縦書きで書かれ、
「右の者、全課程を修了したことを証します」
と記され、杉本医師の署名が入っていた。なかなかドクターも芸が細かい。
「そうかぁ、よかったなぁ〜、優ちゃん!」
 水内が祝福すると、優は、腰に手をあて、エヘンといばったポーズでおどけてみせた。
「優ちゃん、きっとあなたなら大丈夫よ。これからも、あなたらしく、ね」
と杉本医師が言うと、
「はい!先生!ありがとうございます!」
 優はハキハキとした調子で答え、
「ときどき、遊びに来てもいいですか?」
と、医師にきいた。
「ええ、もちろんよ。いつでも遊びに来てね」
 杉本医師は満足そうに笑って答えた。
(がんばってよ、じゃなくて、あなたらしく・・・か・・・)
 思えば、ここ数ヶ月間、優と一緒にこの病院に通って、俺自身もいろいろと勉強させてもらった。その日々を振り返ると、優に対して自分が何をしてやれたか、心もとない気もする。
 たしかに、アンドロイドの「心を開いて」みたいと思った。かわいそうなアンドロイドのために「癒して」やりたいと思った。が、こうして今、ここ数ヶ月の優との日々を思うと、
(心を開かせてもらったのも癒されたのも、俺のほうかもしれないな)
と、水内は思った。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/05(水) 14:43:02 ID:S82+wzJ1<>

「水内、開発室長が呼んでたよ」
と、同僚に言われ、水内は室長の部屋をノックした。
「失礼します」
と、水内が入室すると、室長は、
「いやぁ、よかったなあ、水内君」
と笑いながら言った。
「はい?」
 水内が何のことかわからずにいると、
「前に公募した、アメリカの公費研究の件ね、君の論文が評価されて、君はメンバーに選抜されたよ。やったな!」
と言って、水内に握手を求めてきた。
「1年間、向こうで思う存分に研究してくるといい。まあ、相当に忙しくて、帰ってくるヒマもないぐらいだろうが、戻ってきたときのポストはいいぞ〜。選ばれて良かったな!私がちゃんと君を推薦しといたからな!」
 最後は恩着せがましく告げた。
「はい。ありがとうございます」
 もちろん嬉しくないはずはない。前から希望していたことだ。帰国後のポストが、という条件もいいが、何より自分の提出した論文が評価されたことは喜ばしいことだ。
(しかし・・・優はどうなる?)
 自分がアメリカに一年間行く、と決まったとき、頭をよぎったのは、自分の両親や友人のことではなく、優のことだった。
(あいつは・・・もうすぐ群馬に帰ることになってる。それまでに・・・それまでに、言うことは言わなくっちゃな)
 言うことは言う?何を?どうやって言う?
 女性との交際経験なしに25年余り、相手が人間であれアンドロイドであれ、「告白」などという芸当は挑んだことすらない。
(まあ、とりあえず、今週末、じっくりと作戦を練るか)
 既に、だいぶ元気を取り戻した優には、もう泊まり込みの「添い寝」は必要ない。
ここしばらくは、いつも水内は夜には帰宅していた。
(ああ、そうだ。ちょっと実家に帰って、アメリカ行きのことも言っておくか)
 結局、その週末、水内は名古屋の実家に帰省した。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/05(水) 14:44:24 ID:S82+wzJ1<>
 週明けの月曜、水内がいつものように研究所に出勤すると、優の姿はなかった。
「河野さん、優は・・・じゃなくって、HMX−12の0276はどうしたんですか?」
「ああ、帰ったよ」
と、同僚が答える。
「か、帰った!?」
 水内が血相を変えて言うと、同僚は、
「ああ、今週の金曜にモニターが引き取りに来るってことだったんだが、先方のご家庭の都合で、昨日じゃなきゃ東京に来られなかったらしいんだ。それで」
「な、何で、俺に連絡してくれなかったんですかっ!」
「いや・・・だって、君は名古屋に帰ってただろ。それに、本当に急だったから」
 水内は悄然とした。
「あいつ・・・何か、俺のこと言ってませんでしたか」
「ああ。水内さんは?って言うから、今いないって言ったら、残念がってたぞ」
「残念がってた・・・って、それだけですか?」
 水内が詰問調で言うと、相手は怪訝そうな顔をして、
「それだけって・・・他に何かあるのか?」
と言った。
「いえ、別に・・・」
 水内は肩を落とした。
「あいつ・・・喜んでたでしょうね。やっと家に帰れるっていうんで」
「そりゃあそうだろうな」
 同僚は興味なさそうに答えて、ガムを吐き出した。
「す・・・すいません。ちょっとトイレに行ってきます」
 慌てて席を立って走った水内を、同僚は、
「何だ、あいつ」
という顔で見送って、またパソコンに向き直った。
<> 名無しさん@ピンキー<><>2005/10/05(水) 22:03:15 ID:5X9End08<> けっこうおもしろいんだけど優が脇役になっちゃってるのが残念。
でもGJだよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/06(木) 01:19:47 ID:NgnpoRhn<> >>684
「アンドロ姉ちゃん」(×)
漫画家デビューを目指すアンドロインド

「アンドロおしん」(○)
丁稚奉公に出され泉ピ○子にイジメられるメイドロボットの物語
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/06(木) 15:34:01 ID:xh6+Xu2i<>

 一年ぶりに踏む日本の土は懐かしかった。
 まずは公費の研修という性格上、研究所に行って、報告の儀式をしなければならない。それから、HM開発室のメンバーが慰労と歓迎をかねて、一席もうけてくれた。
「いやぁ、水内君、ご苦労だったな」
 開発室長は上機嫌だった。
「まずは、明日からしばらくはゆっくりと疲れをとるといい」
「はい、ありがとうございます」
 隣に座った同僚が、
「名古屋にでも帰って、のんびりしてきて、来週また改めて報告してくれればいいから」
と言うと、
「そうですね・・・でも、その前にちょっと行くところがあるんです」
と水内は言った。
「へえ。どこだい。まさか彼女のところ?おまえに限って、そんなことはないだろうなあ」
 同僚は笑ったが、水内はどこに行くとは答えなかった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/06(木) 15:34:49 ID:xh6+Xu2i<>
  優ちゃん、本当に久しぶり。
  元気でしたか。
  僕が会えない間に君が帰ってしまって、僕は本当に残念でした。

 うん、まずはこんな書き出しかな、と水内は自分のヘタな便箋の文字を眺めた。どうも手書きの文字というのは慣れないだけに、なかなかうまく書けないし、文も浮かんでこない。

  僕は、仕事でアメリカに行ってました。
  忙しくて、ろくに連絡もできず、ごめんね。
  向こうに行って研究している間も、思うのは君のことばかりでした。
  君が元気にやっているか。またつらい目にあっていないか。
  いつも心配ばかりしていました。

 研修から帰ったら、研修明けの非番がしばらく続くから、優のところに真っ先に行こう!それはアメリカにいたときからずっと決めていた予定だった。
 そして、優に会ったら、自分の気持ちを正直に告げよう。そう決めたものの、いかなる相手にも愛の告白など経験のない水内にとって、意中の少女に直接、自分の思いを告げるということは、アンドロイドの研究開発などよりはるかに困難な事業だった。
 悩んだ挙げ句、手紙ならば、と思い、手紙を書くことにした。

  いつか、君が、たとえまたバラバラに壊れてしまっても、
  きっと僕が修理してあげる。
  一生、君のいちばん近くでメンテナンスさせてください。
  僕を君専属の整備マンにしてください。 
  君のおなかの中は、本当にきれいです。

 ・・・変か、これじゃ。
 水内は何度も便箋を破り、悪戦苦闘した。
 結局、できあがった手紙は、やけに婉曲な、読む人によっては、「愛の告白」とは受け取れなさそうな当たり障りない代物に仕上がった。
 しかし、それでも、水内にとって、精一杯の「勇気」だった。

(よし、これを花束と一緒に優に渡そう。その場で読んでもらおう)
 段取りは決めたが、やはり優のリアクションが心配だった。 こうきたらああいう、ああきたらこういう・・・深夜のシミュレーションが続いた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/07(金) 01:18:11 ID:Srpr4Md3<> >君のおなかの中は、本当にきれいです。

チョットワラタ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/10/07(金) 11:30:49 ID:Z7z9YJdy<>
 水内は群馬県に足を踏み入れたのははじめてだった。
 東京から新幹線で約1時間、高崎からバスで十数分。あらかじめメモしてきた通りの所在地に、木戸バネ製作所は当然のごとくあった。
(意外と小さい工場なんだな)
と、水内は思った。
(落ちついて。何もやましいことはない。俺は研究所の人間なんだから。卑屈になることは何もない)
 自分に言い聞かせて、工場の扉を開けた。

「ごめんくださ〜い」
 中では何人もの工員が黙々と作業をしている。
「はい、何でしょうか」
と言って出てきたのは、事務員らしき女性である。
「え〜と・・・木戸・・・優さんのご両親様はお見えでしょうか」
「はあ、私が母ですが」
「あっ、お母さまでしたか。失礼しましたっ!」
「あの・・・どちら様ですか?」
「はいっ。私、東京の先端科学研究所本部の、水内と申します」
 水内が緊張しながら自分の名を告げると、
「まあ、水内さんですか」
と、ようやく笑顔のリアクションがあった。
「私、優の母親の、木戸亜沙子です」
「はじめまして」
 水内は深々と頭を下げた。
「優は、こっちに戻ってきたとき、よく水内さんのことを言ってたんですよ。いい人だ、いい人だって」
 亜沙子の言葉は嘘とも思えない響きだったので、水内はすっかり気を良くした。こっちに戻ってきたとき、ということは、最近は水内のことは言っていないのではないか、とは思わなかった。

「えーと。優さんはお見えですか」
「はい。今、アルバイトで厩舎のほうに行ってるんですよ」
 厩舎・・・いつも優が話していた厩舎か。
「ここから、近いんですよ」
と言って、亜沙子が道順を教えてくれた。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/07(金) 17:28:11 ID:PM9KnkQ6<>  人工約25万の都市と言っても、住宅街から数分歩けば、豊かな自然が広がっていた。水内の実家は行けども行けども建物ばかりの都会だったので、新鮮な光景である。
 厩舎は、今は馬が少ないのか、どことなく人気(ひとけ)のない雰囲気だった。
 昨晩、半徹夜して書いた手紙を入れた花束を抱え、水内は緊張して厩務員室の建物をノックした。が、中からは何の返事もない。
(おかしいなあ。今日は休みかなあ。でも、お母さんは、たしかに厩舎に行ったって言ってたもんなあ)
と思ってドアノブを回すと、ドアはあっさり開いた。しかし、やはり中には誰もいなかった。
(どういうことだろう)
と思って、花束を持ったまま、建物を出た。
(表にいるのかな)
 水内が建物を出ると、裏手にコースがあるようだった。競走馬の育成所だから、馬小屋だけでなく、練習場があるということだろう。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/07(金) 17:32:05 ID:PM9KnkQ6<>
(あ・・・)
 優がいた。
 が、しかし、優は一人ではなかった。
 白いつなぎの作業服を着た優の傍らには、やはり作業着を着た若い男がいる。もちろん、優がよく言っていた「太郎さん」に違いない。いかにも動物と接する仕事の人間らしく、無造作ながらも、さわやかそうな「イケメン」と映る。

 水内は、メガネを持ち上げて、遠目から二人を見た。
 優は、本当に幸せそうだった。安心しきった笑顔である。あの独房のような部屋で最初に水内が会ったときとは、まるで別人、いや、別ロボのように見える。
 優と「太郎さん」が何を話しているかはわからない。
 しかし、現実に二人は「じゃれあって」いる。
 「太郎さん」が、「こいつぅ」といった風に優の額を軽くこづくと、優は、首を外してふくれっ面をして見せた。そして、二人で笑いあっていた。

 水内は、二人に気づかれないようにそっと厩舎の建物に戻り、手紙だけ抜き取って、テーブルに花束を置き、そのまま厩舎をあとにした。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/07(金) 17:33:06 ID:PM9KnkQ6<>
「ああ、どうも。どうでしたか。優には会えましたか」
 亜沙子が事務作業の手を休め、水内に言った。
「娘さん、お元気そうで何よりですね。それに、素敵な彼氏もいらっしゃるようで、本当によかった」
と、引きつった顔で言う水内の声は、さっきより2オクターブほど不自然に高い。亜沙子は、その声がかすれているようにも聞こえた。

「あなた、もしかして、優のこと・・・」
 亜沙子が言いかけると、水内は、急にわざとらしく背筋をのばし、
「いえ。私はただのエンジニアです。私の担当した機種が無事に故障せずに稼働しているのを確認して、安心しました。では、失礼します」
と言って、きびすを返した。
 亜沙子が水内と会ったのは、それが最後だった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/07(金) 19:25:57 ID:2b29zuE3<> 随分久しぶりに着たら沢山。

職人さんGJ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/07(金) 20:07:52 ID:cpFlkE9+<> 700get! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/07(金) 23:32:23 ID:ia3WIAO9<> 水内さん、泣かせるぜ(⊃д`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/08(土) 01:42:30 ID:xTlI5diu<> もしかしてこれでおしまいなのかな。
じゃ、おつかれさまっす。GJっす。
優じゃなくて水内さんが主役みたいだけど
小説としては今までで一番おもしろかったかも。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/10/10(月) 21:49:53 ID:kAKhadQx<> ホシュ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/11(火) 14:47:09 ID:oO/7XTxS<> あとはサイバラの挿絵があれば完璧なんだがw

ともあれGJ〜 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/13(木) 08:51:23 ID:dNxu8p0b<> >>704
泣くからやめれ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/13(木) 10:17:04 ID:2/jWxZ3X<> ttp://i-bbs.sijex.net/imageDisp.jsp?id=hhh05&file=1128755887366o.jpg

意味なく転載 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/14(金) 05:25:27 ID:Ef+IEYl2<> 実際、サイバラにメカバレ絵描かせたらどんなんになるんだろう・・・

バネとか歯車とか、めっちゃステレオタイプなメカを描いてきそうだw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/15(土) 08:26:27 ID:gHjvdcLq<> つ【真空管】 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/15(土) 08:47:18 ID:/8dpb2Xh<> つ【懐中時計みたいな計器】 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/15(土) 11:46:17 ID:+VbhjXV2<> メカ化された両目がそれぞれ電流計と電圧計

怒ると火花を散らす

理解不能に陥るとアタマから煙

「ハラへった」とか「やらせろ」しか言葉を覚えない
狼少女をパクった性格・生い立ち設定  <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/15(土) 15:45:05 ID:89LWZbdm<> ひさしぶりです。
「アンドロファイト(仮題)」の著者です。
書き終えちゃって、ヒマです。
ここ数ヶ月、このスレッドを私専用のごとく独占させていただいてたんで、しばらくはロムってます。


とりあえず、もう一度、タイトルとともに整理してまとめておきます(自己満足)。

プロローグ 「からだがとまる」 497〜499
本題前半 「はがれたせなか」 506〜525
本題後半 「ほんとのおやこ」 528〜533
余話の1 「わらえない」 558〜562
余話の2 「あかちゃん」 575〜579
エピローグ 「やさしいまなざし」 635〜639

パラレルワールド編 587〜605
パラレルワールド編・外 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/15(土) 15:46:40 ID:89LWZbdm<> パラレルワールド編 587〜605
パラレルワールド編・外伝 644〜698
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/15(土) 17:00:03 ID:EN2GTNh4<> せっかくだし専ブラ対応にしときますよっと
プロローグ 「からだがとまる」 >>497-499
本題前半 「はがれたせなか」 >>506-525
本題後半 「ほんとのおやこ」 >>528-533
余話の1 「わらえない」 >>558-562
余話の2 「あかちゃん」 >>575-579
エピローグ 「やさしいまなざし」 >>635-639
パラレルワールド編 >>587-605
パラレルワールド編・外伝 >>644-698 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/15(土) 20:46:48 ID:Y62m7VN3<> しつこいな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/15(土) 21:53:29 ID:tZYw/H2h<> まあいいじゃまいか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/16(日) 09:20:09 ID:HyjldQhq<> どうも。「アンドロファイト(仮題)」の者です。
え〜と、711と712は小生ですが、713は別の方です。
713さん、ありがとうございます。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/16(日) 13:18:15 ID:EXqAjVE1<> >>716
そういうことは一々書かんで宜しい。見る人が見ればIDが違うからすぐ判ることだ。
第一、>713を書くくらいなら>711-712を書く意味がないじゃないか。
スルーするスキルも身につけてくれ。
そうそう、このレスに対するレスも*するんじゃない*ぞ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/16(日) 14:28:26 ID:xe6HAtom<>  こんなの見つけたんで貼っとく。素直クールイイ!

無題 名無し 05/10/10(月)01:01:35 No.694158 [返信]
「好きという感情を理解できたわけではありませんが、
 私が、アナタとの会話を優先する傾向にあるのは、
 ある種の好意によるものと思わ・・・・・・

 口角が引きつっているようですが、大丈夫ですか?
 自覚が無いのでしたら、速やかに医師の診察を受ける
 事をオススメします」

http://www.geocities.jp/hokakoko/sunaocool3.html <> >>609<>sage<>2005/10/16(日) 19:48:33 ID:nbP//NIv<> 部屋に雪崩れこんだ俺は脚で部屋のドアを蹴り閉め、
両腕の中にいるそれを倒れこむようにベッドの上に下ろした。
正直重かった。肩で息をして体中から薄らと汗を掻いていた。
「あ、あの、啓介さま…」
まだそれの体の下に通した腕の向こう側、俺の右手の中から彼女の声がする。
「啓介さま…つ、つぶれちゃいます…」
「うあっ!」
つぶれるという表現に驚いて思った以上に強い力で握り締めていた手を
慌てて放す。これ以上つぶれられては困るのだ。
俺はその外装の下から腕を抜いて、そのままベッドの前にへたりこんだ。
外装は殆どそのままだ。顔も、運が良かったのか頑丈だったのか傷一つ無い。
ただ、その後頭部だけは滅茶苦茶だった。
番は折れたり曲がったりしているし。フレームも歪んでいるらしい。
外れた後頭部は…見当たらない。居間に置いてきてしまったらしい。
そういえば彼女の持ってきた旅行鞄も置いてきてしまった。
「くそ…なんだってこんな…」
惨状をみて俺は呻いた。
「あの…すみません。私がもう少ししっかりしていれば…」
見れば彼女は俺がベッドの上に寝かせた外装の上に座って肩を落としている。
俺が握り締めていたために乱れた服もそのままだった。
だが、俺にはそんな彼女に優しい言葉をかけてやる余裕など無かった。
「そ、そうだよ。何でこんな事になるんだよ…」
「す、すみませんっ……」
そんな俺の呻きに、彼女は一瞬肩を震わせ、そのあとますます肩を落とす。
「もう少しで…俺の悲願が達成するところだったんだぞ…」
「悲願…ですか?」
「そうだよっ!ついに俺だけのロボ子を手に入れて!もう少しだったんだ!」
ついに堰を切ったように、俺は洗いざらいぶちまけていた。
「朝優しく起こしてもらったり、勉強中に珈琲なんか持ってきてもらったり!
あまつさえ休みには一緒に買い物に行ったりだな!ついでにその帰りに
ちょっと寄り道して帰ったりとかっ!そんな甘く甘酸っぱい
ロボ子との生活がだなぁっ!」
「あ、あのっ!」
俺の言葉をさえぎり彼女は声を張り上げた。
少し震えながらその小さな身体が、大きな身体の上で立ち上がっていた。
「わ、私、がんばりますからっ!」
皺になった服の上の小さな顔を、同じくらいしわくちゃにして泣いていた。
言いたい事はまだまだあったのに、そんな彼女を見た途端、
俺は何も言えなくなっていた。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/10/19(水) 11:34:06 ID:s33c6MfO<> ホシュ! <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/10/20(木) 00:13:32 ID:QQ4ez66m<> オ・ツ- <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/21(金) 13:05:58 ID:G7cVNTES<> >>719
(*´∀`)和ムワァ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/10/24(月) 17:44:58 ID:tXfRwEB1<> いいね >>719 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/10/28(金) 10:33:06 ID:0bvxfpId<> あげほしゅ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/11/01(火) 15:31:14 ID:Aa0Nbk3t<> 乙 乙 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/06(日) 14:25:46 ID:fg6cDfpw<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/08(火) 09:50:10 ID:1uYL0vBG<> ほのぼのと乙 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/10(木) 11:10:49 ID:ZKnJh0+q<> ロボ娘さん+ドジっ娘=ぽんこつ というお題を提唱してみる。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/11/10(木) 11:28:56 ID:HqJFdGFC<> 優秀なクール系ロボ娘よりドジで一生懸命なロボ娘のほうが俺にとっては価値が高い <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2005/11/10(木) 20:37:57 ID:BzWfxYj1<> あ
  げ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/11(金) 00:47:12 ID:+kw8gjn2<> ロボ娘に先輩と後輩がいたとして、
やっぱり後輩の方が性能がいいよねぇ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/11(金) 14:02:03 ID:WZoM2yjv<> n世代のハイエンド
n+1世代のローエンドとかだったりしたら
n世代のほうが性能よかったりするかもしれん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/11(金) 16:29:38 ID:3tkvdAM8<> ポテンシャルは後輩のほうが上だけど、
経験値の蓄積分先輩にアドバンテージが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/11(金) 18:16:20 ID:lUchVehc<> 先輩ロボ「使いこなせない高性能には意味はないのよ!オホホホ」
後輩ロボ「(´・ω・`) 」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/12(土) 00:19:50 ID:KNuZ/m0a<> >>729
優秀なクール系ロボ娘に感情が芽生えてくるのも萌えるぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/12(土) 00:22:12 ID:D9uejHog<> 昔、ToHeartのアンソロ本にのってたマルチとセリオの話は最高だった……。
赤とんぼのやつ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/12(土) 00:55:21 ID:IV0NKr1Y<> パワーでは負けてるはずのブルー(先輩ロボ)が、ヴァーミリオン(後輩ロボ)を格闘で手玉に取るシーンがよかった
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/12(土) 09:17:01 ID:HVYStE6E<> >>737
詳しく <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/12(土) 11:11:05 ID:IV0NKr1Y<> >>737

超高機動警察おまかせ!!ヴァーミリオン Hobby Japan comics
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894251965/qid=1131761365/sr=8-6/ref=sr_8_xs_ap_i6_xgl14/249-0328828-3440341

うわなんだこれ、ユーズド価格暴騰しとる・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/12(土) 13:09:55 ID:HVYStE6E<> サンクス。しかし手が出せん・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/12(土) 18:50:25 ID:+RY79MIi<> ああ、掲載誌が創刊第一号で速攻打ち切りになったアレか


ヾ(`Д´)ノ=3 結構楽しみにしてたのに、各作品の移籍先わからなくて諦めてたよ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/12(土) 20:05:52 ID:IV0NKr1Y<> じゃあこっちとか

ttp://www.ebookoff.co.jp/detail/Ctgry/1001/LRack/20/Cmdty/0010138697/SetFlg/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/13(日) 11:50:37 ID:ww5n3Irz<> もう在庫無しだよヾ(`Д´)ノ=3 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/17(木) 08:08:21 ID:6CdriAEU<> http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131122107/618
ここの住人かな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/17(木) 10:07:26 ID:3HIRipyP<> 感涙した… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/18(金) 01:11:40 ID:x9FuZlcx<> 切ない、、、 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/18(金) 08:57:29 ID:QX65zo/i<> そのあとのレスがありそうでまた切ない。
どこの会社も営利に走ってっちゃうんだよな・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/18(金) 09:15:31 ID:DzUTCbqC<> ロボ子ってのはなぁ、ただの家電じゃねーんだ!バッキャローッ! と叫びたい。(誰に?) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/18(金) 11:47:19 ID:QX65zo/i<> AIユニット以外のパーツを徐々にバージョンアップしていくのもまた楽しみ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/18(金) 12:20:47 ID:78jtPH01<> 自作PCみたいなもんか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/19(土) 03:47:57 ID:wGM3toIX<> ドリルをつけよう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/19(土) 09:03:18 ID:6038ynbU<> ドリルをつけたら男性型になっちゃうじゃないか。


#・・・どこにつける気だw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/19(土) 10:45:13 ID:t1cF/XiS<> 俺はてっきり>>751はけつを捧げる覚悟かとおもったぜ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/22(火) 00:48:40 ID:gInMwO65<> そんなオマイラにはD4プリンセスを捧げるぞ

全然ロボちゃうけどなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/22(火) 03:04:48 ID:0hfgctIA<> 銀の螺旋に思いを込めて 唸れ正義の大回転 ドリル少女スパイラルなみ見参!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/22(火) 10:34:34 ID:H/wzOpoe<> >>754

ならば拉致ってロボ化するまでよ。ククク <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/22(火) 11:56:05 ID:r0Rp5Sk4<> >>754
ロボ好きにはむしろ同じ作者のななななが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/22(火) 22:08:46 ID:kkH1A2cn<> >755
元ネタがわかった俺が来ましたよ。
「銀の翼に望みを乗せて…」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/23(水) 01:11:19 ID:082Bs8nx<> みんなはロボ子になんて呼ばれたい?

え、俺?え、えーと。
「マスター」って呼ばれたいな(//▽//) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/23(水) 09:21:56 ID:YqMDtdj4<> うちのロボ娘は「ますたー」と呼びますな。

いや、別にバカなわけじゃないんだけど。むしろ世話女房w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/23(水) 12:37:10 ID:RL26Dkan<> 父子家庭で親父が買ったロボ子に育ててもらったオレには
「マスター」だなんて考えられない。
母さんはオレの事、名前に「くん」付けで呼ぶよ。
とうぜん型も時代遅れになっちゃってるけど
最近母さんと一緒にいるとドキドキしてくるんだ。
オレ、マザコンなのかな? orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/23(水) 12:42:29 ID:YqMDtdj4<> >>761

ブラックオックス団長キターーーーー!




・・・また古いなorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/24(木) 00:11:58 ID:0a8qGc9o<> >>759
何度言っても「ますたぁ」と呼びやがる。まったく。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/24(木) 11:54:47 ID:LPONyDCp<> 「伺か」のゴーストに「ユーザーさん」と呼ばれると、彼女らがロボ娘に見えてくるのは俺の持病です。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/24(木) 12:09:45 ID:4UtlVn93<> 未来から来たロボ娘が「伺か」を見て「あ、ご先祖様」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/24(木) 23:43:32 ID:WzxpZykq<> のび→nobi→novi→vinuネタを思い出した。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/25(金) 11:20:22 ID:+YXEcrmr<> >>761

君はマザコンではない。
ロボットコンプレックス、略してロボコンだ。



デンデンガンガンホイデンガン♪ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/27(日) 23:22:02 ID:/otvZCsh<> 「ギギギ……」
むう。
はやいとこ注油せんといかんな……。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/28(月) 11:13:46 ID:b94D+0Xi<> >>768

はだしのゲソ乙w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/29(火) 15:03:52 ID:TFkBfvib<> 「ますたー、お腹が空きました。」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/29(火) 18:07:52 ID:ECZDUa9H<> 選べ。
・マンガン電池
・アルカリ電池 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/29(火) 21:14:10 ID:2uWAeYIs<> >>770

今日は天気がいいから、外に出てひなたぼっこしてきなさい。
電気代が助かる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/29(火) 23:03:01 ID:+9ej7BxQ<> 燃料S
ゴメンよ、これしかないんだ。

中古でPC版マリカン手に入れたけどやってないな・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/30(水) 00:45:07 ID:o3RoQO4r<> >>773

マリオネット「いきなりメイド服買うからですよ、マスター・・・」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/11/30(水) 23:15:58 ID:ZV0h5/Ad<> >>771
ボルタ電池で良いんじゃね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/01(木) 02:22:52 ID:NwfBbMgp<> そんな時の手回し発電機だろーが!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/01(木) 03:37:47 ID:4pLsqf/0<> 「よし!これを一生懸命回すんだ!」
「はい、マスター!……あ、あれ?なんだかもっとお腹が空いてきました……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/01(木) 09:15:49 ID:OcVllFAj<> >>777
うちのはちゃんと自分で回して自分を充電するぞ。
これだから旧式は・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/01(木) 10:56:10 ID:1XB1I66E<> >>778

エントロピーの法則を覆したハイテクロボ娘誕生!ハァハァ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/02(金) 01:13:13 ID:hCQH9NtD<> >>762
> ブラックオックス団長キターーーーー!

ブラック「ルックス」、怪電波を発するロボじゃねー(w
そういえば、マンガの神様、アトムじゃないシリーズで飛行形態に可変するお母さんロボを登場させていたような、ややマイナー作品で名前が出てこない…
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/02(金) 03:10:19 ID:kvMqMoMw<> マグマ大使?アトムに比べりゃマイナーだが。 <> 762<>sage<>2005/12/02(金) 10:33:04 ID:WWXfFBHw<> >>780

シマタ、素で間違えたよ・・・orz
つか、知ってるあなたは何者でつかw



(・∀・)オーロラ!!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/02(金) 12:33:55 ID:IzethCkD<> 「ますたー。あ、あの、週に…いえ、月に一度くらいは…
純正品の燃料電池を…あ、あの、アレ燃費が良いですし…その…」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/02(金) 12:59:23 ID:N2wr5vWK<> うちのも自分でネジを巻ける筈だ。
うっかりさんなせいでしょっちゅうネジを切らして、
結局俺が巻いてやる羽目になるんだが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/02(金) 16:55:07 ID:WWXfFBHw<> つか、鉄腕アトムならクレオパトラでしょアータ。
単行本1/4冊ぐらいの出演中に何回ぶっ壊されたか。壊れ萌えキタコレ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/03(土) 00:52:51 ID:qDAtsUrq<> >>781
イヤ、違う、書き込んでから、「そういえばマグマ大使もあてはまるか」とは気づいたんだが
池の底の秘密研究所で、ムリヤリ決闘に付き合わされて無くなったご主人夫妻の息子を養育してたはず、
近くの町で食料だか何かを買った後、翼の無いヒョウタンかコケシみたいな形に変形して、研究所に飛んで帰ってたような…

>>782
何者って、アトムとジャイアントロボが両方好きなおっさんですが(W
ただ、「オーロラ!!」 と「ルックス!!」だけを叫びながら徘徊する、頭なしロボットのイメージは強く印象に残っていたようで…

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/03(土) 01:42:17 ID:mFWqxYpp<> >>786

「スーパー旋風」だったかな?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/03(土) 16:33:35 ID:dI2g/+o6<> >>780
アトムじゃなくてマイナー…
…ジェッターマルス?w <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/12/03(土) 23:03:50 ID:I7PRygq1<> ・・・・・「旋風ジェット」・・・・・・・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/03(土) 23:42:57 ID:qDAtsUrq<> >>787,789
ありがとう!!気になってたのがやっとわかったよ!ちなみに旋風『Z』だった
参考までにYahoo!コミックの情報を
旋風Z
ttp://comics.yahoo.co.jp/10days/tedukaos01/sennpuuz01/shoshi/shoshi_0001.html
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/06(火) 01:41:31 ID:zp6KSxk9<> >>784
腕時計みたく自動巻きにできないものか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/06(火) 17:35:58 ID:HycS2qk+<> うちのは自動巻きには出来ないらしい。

製作者が何を考えていたのかは知らないが,メイドロイドの筈が動力源を
「イフリータのゼンマイ」にしやがった。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/12/11(日) 17:39:13 ID:VPLnbtOL<> 保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/14(水) 01:42:56 ID:mp0dOLi/<> ロボ子が寝てる間に、こっそりぱんつを脱がせて前後ろ逆にはかせておいた。
再起動したあと、なんか違和感がするらしくきょろきょろしてるのがかわいかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/14(水) 20:41:12 ID:b4q9avk8<> >>794

まさに外道w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/15(木) 12:31:54 ID:H4+dTPbI<> 「ますたー。私、前後不覚です…」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/15(木) 15:35:34 ID:iM9qpjLI<> バランサーが壊れてフラフラしてるロボ娘をお姫様抱っこ。


・・・・こ、腰が(|||゚Д゚;) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/16(金) 22:48:35 ID:KGrGjXKY<> 抱っこ以前に下敷きになりそうだw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/16(金) 23:28:43 ID:9L0a2Wf+<> なんかに感激したロボ子に抱きつかれて腰がグキッといった経験、みなさんもお持ちでしょうか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/17(土) 00:20:47 ID:vZxMqj8V<> 俺のロボ子は京急2100から変形しますが何か? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/17(土) 06:46:46 ID:ALBMKuAV<> うちのロボ娘は、ハイテクを駆使して人間並みの体重を実現してるので、それはないなあ。

つか、以前海に行った時、「軽すぎて潜れない」というロボにあるまじき失態を演じたことがw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/17(土) 17:15:17 ID:uN6fXRSt<> >>801
ちゃんと専用オプションの浮き輪型バラストタンクをつけてやらないと。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/18(日) 03:03:30 ID:XHdpLCjC<> 浮き輪つけて沈んでくってのも奇妙な光景だ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/18(日) 10:09:25 ID:mPJNHGEW<> 数年前一緒に海に行ったとき、俺たちはずっと海を見ていた。
遊んできていいって言われたけど、とてもじゃないが行けなくてさ。
雨くらいならまだ大丈夫なんだけど。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/12/18(日) 16:28:17 ID:PyuOJPkI<> >>804
へー、やっと近付けるようになったんだ
昔は近付くだけで腐食する位酷い(酸の)海だったんだよ <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/12/19(月) 16:34:17 ID:+Dzo5NU0<> 空想スレになったなぁ…
職人さんきてくれ〜!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/19(月) 17:59:42 ID:sc7zDkqP<> 伺かスレがロボ娘スレになりつつある件について



・・・俺のせいだがorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/20(火) 00:22:06 ID:HaMnPzUV<> そもそもSSが職人さんの壮大な空想。
>>806ドゾー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/20(火) 23:53:56 ID:Ye2DP50F<> つか最近のロボ娘のメンタルエミュレーションは異常。

先日酔っぱらって帰ったらソファーでだらしなくログオフしてたもんで
ついつい顔にロボ線、腕にバーコード描くいたずらしちまったんだが、目ぇ醒まして
落書きに気付いたら蹲ってへこまれちまった。まあ必死で謝ったんだけど。

それから3日ぐらい何かにつけては目に涙浮かばせながら「わたしキカイですから……」
ってやられるわけよ。
もう罪悪感でこっちがボロボロですよorz... <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/21(水) 00:57:56 ID:sPyCwgJ1<> そういう時はここのパラメータをちょちょっといじってだな...





あ、オーバーフローした <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/21(水) 04:06:03 ID:Mb0nAXtA<> >>809

何も言わずに抱いてやれ。それで万事OK。


・・・あ、待て!その子人工子宮あるから中出汁は・・・・・あーあ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/21(水) 04:16:08 ID:XNByEzbn<> >>811
出してすぐなら人工子宮の洗浄機能を起動させればOK <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/21(水) 04:24:14 ID:Mb0nAXtA<> >>812

でもそれをやると、余計「わたしキカイですから……」 とへこまれる諸刃の剣。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/21(水) 05:18:45 ID:XNByEzbn<> >>813
むぅ厄介な。まぁ洗浄機能は膀胱やら直腸への負担が大きいし。
中田氏禁止で。念には念を入れて挿入禁止にしたほうがいいな。
お強請りモードで迫ってくるかもしれないが我慢だ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/21(水) 10:41:21 ID:8Xw8VzDw<> ロ「わたしキカイですから……(涙)」

主「だ が そ れ が い い(力説)」

ロ「……そ、そうですか(滝汗)」


かくて有耶無耶に。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/21(水) 22:47:30 ID:Xcgd0MyO<> 「そのままの君が好きなんだ!」などと言い換えておくことを推奨する <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/22(木) 02:36:44 ID:XFx7ez2j<> うちでも似たような事言いだしてスネてた事があったなあ。
「ホントに機械でもいいっていうんですか!こんなのでも!」
とかいいながら、素っ裸で腹と胸のパネル開けてきやがんの。




もちろん、そのまま押し倒しましたとも。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/22(木) 03:28:40 ID:e2EXNL6d<> >>817

(・∀・)人(・∀・)ナカーマ

うちでも先月同じことやった。

そしたら思考ルーチンが世話女房モードに移行しちまって、それ以来口やかましいのなんの・・・ orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/22(木) 17:50:35 ID:u1p8KLzP<> SSもいいけど、俺、今のこの流れも嫌いじゃない。
シチュエーションコメディっつーか、ちょっとしたエピソードを誰かが書いて、
それを住人が広げていく。オーナー同士の井戸端会議って感じで。

気がつくと、そこに一つのロボ娘ワールドが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 12:14:08 ID:7ePj9BUs<> いろんなタイプがあるのは確かだな。
うちの場合>>809とかとは逆で気にしないタイプ、つかむしろ恥知らず入ってる。

チビなもんだから高い棚の収納探すのとか苦手なんだが、踏み台持ってこないで
頸部ジョイント分離して頭部だけ棚において首から下をリモートとか平気でやらかす。
そんなマネして大丈夫なんか、と聞いてみたら、定期メンテのときおじさんにちょっと怒られる
だけだしとか抜かしてた。

まあ俺自身もあんまりそういうの気にしないタイプなんで基本的に放置なんだけど。

ただ、このまえ下半身がキッチンで大股おっぴろげて片足の指でつかんだ中華鍋煽ってるのを
目撃したときは正直たまげた。
腰部ジョイントはずして下半身で家事や料理がやれるか実験してたらしい。

これはさすがに説教した。
下半身にアイボールセンサーないんだからむしろ効率悪いだろう馬鹿か、と。
つかおまえロボな前に一応おんなの子だろう、と。

なぜか後者に反応して証明されたっつーか襲われたのはご愛敬。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 13:12:24 ID:RCfZ/oZ0<> ロボ子「じっけんじっけんじっけーーん!!」

主人「はぁ・・・。(嘆息) ・・・で、今日は何の実験だ?」



ロボ子「人間は何回まで射精できるか!!」

主人「やめーい!殺す気か!?」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 20:27:58 ID:at8HSEwg<> なんか夏場は熱暴走で常にボケーっとしてたくせに、
冬場は寒くて動けないとか言いやがる。
どうなってんだ。

「寒いよ……。動けないよ……」
「はいはい。ホッカイロ」
「……マスター……抱き締めて暖めてくれません?」

メイド服の胸元で両手合わせて半泣きのロボ娘。
あー、うぜー。
俺は服をずばばっと脱ぐ。上も下も下着も脱ぐ。
そしてロボ娘の手を取ってベッドに押し倒す。
ロボ娘の指と指の間に俺の指を絡ませて、身体を重ねる。

……うわ、まじで冷たいんですけど……

「ん……暖かい…です」

貪欲に俺の体温を奪っていくロボ娘。
ちょっと回復したのか、頬を赤らめて、俺の唇を舌でなぞり始める。
……なんの真似だ?

ロボ娘の手を離し、身体を起こそうとすると、ぐっ、と腕を掴まれた。
そして、陶酔したような表情で、メイド服の乱れをさらに乱し始めた。
……え? 今度は熱暴走か?

「…マスターの体温、もっと、もっともっと感じたいんです……」
「……はぁ?」
「……ここに、欲しいんです。マスターの体温を……」

短いスカートを捲り、むちっとした太腿の奥へとロボ娘の指が進んでいく。
そこには機能拡張用の生体端子が付いていて、外気温サーミスタが顔をちょこっと見せている。
嫌な予感がする。

「ここに、欲しいんです……マスターの、体温」

そう言って俺の股間に手が伸びてくる。
と同時に、ちゅく、と端子穴へロボ娘の指が入っていく。ぬめぬめとした潤滑液が鈍く輝いた。

──こういう事をするための端子ではない。
決して違う。でも気持よすぎる。過ちを犯しそうになる。

ロボ娘の生体端子の中に人間の男性器が出たり入ったりする。
これで最後、最後と思いながらも辞められない俺がいる。

──ぐちゅり、ぐちゅり、ぐち……
ロボ娘は苦しそうに、だけど嬉しそうに息を荒らげる。
その呼吸に俺は合わせていく。
……つーか、なにこれ。もしかしてセックスしてる?

「い、いいんですよ! 私の中に、出して下さい!!
そしたら、私は、もっと、もっと……」


──射精した。
ロボ娘の中で出した。
出しながらも、惜しむように腰を動かしている俺はどう見てもロボ娘に欲情しきってます。
本当にありがとうございました。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 21:06:42 ID:RCfZ/oZ0<> 本当にお疲れ様でした。w

つか、機能拡張端子に精液流し込んじゃうとヤバいんじゃね?
自己修復用ナノマシンが暴走して、小型アンドロイドを勝手に生産するというバグが見つかってるんですけど・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 22:24:23 ID:xhDHMz6P<> いや、そのロボ娘の反応からすると最初からそのバグを利用して
既成事実を作ってしまおうというたくらみがあるまいか?

話は変わるがおまいらさっきまでテレビでやってたロボコンみましたか?
いろんなタイプのロボ娘が障害物競走やってたんだよ。
んでも一緒に見てたウチのが「来年は私も出る!」とかいって張り切っちゃってんだよ。
普段の動作みてると、どう考えても予選落ちなんだが・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 22:55:26 ID:++c5OlVt<> こけてもこけても起き上がる健気なちみっちゃいロボ娘が、
スピード命で技能賞とったロボ娘に決勝で勝ったやつか?

うちのロボ娘が「今年はアイデア倒れ賞がない」って残念がってたが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 23:06:14 ID:RCfZ/oZ0<> うちのロボ娘、いきなりスタート地点からバトン投げてゴールに入れちまったんだよなー。

本人得意げだったが、ルール違反で失格。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/23(金) 23:49:28 ID:KhD6xTRk<> 七転び八起きを地でいったシンプル子に感動した
小さい体で本当によくやったと思う。
子縦高が混乱して思い切り別の場所に行ったのがなんか萌えた、
きっと緊張してたんだろうなあ。

とにかく決勝はすごく面白かったよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/24(土) 03:19:14 ID:eqMBHAzx<> >>822

悪いことは言わない。
すぐにちゃんとした女性器ユニットを買ってつけてやれ。

断言するがお前もロボ娘も我慢できずにヤりまくる。
しかし、元々想定外の使用をされた端子は、三日もすれば
ガバガバになっちまう。

その事に気がついたロボ娘の悲しそうな顔ったらないぞ?
そんな事になる前にしっかりつけてやれ。
その方がずっとお互いずっと気持ちいいしな。
装着時の儚げな顔も見逃すなよ?


何でそんな事知ってるかだって?
……俺も同じ事やったからだよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/24(土) 18:21:22 ID:PtL0NgkV<> 人工膣壁はSTシリーズがオススメ。ロボ娘達の間で大評判だ。
こないだなんか、見た目小学生ぐらいのロボ娘がマスターにおねだりしてたぞ(w


#・・・という絵をどっかで見たんだが、HDD探してもみつからないorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/24(土) 19:17:21 ID:JWFJAODh<> つまり効率が上がるという提案です。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2005/12/24(土) 21:46:42 ID:9mw5R5lx<> うちのロボ娘の人工知能は自分で作ったん
いわば娘だ……なのに、この感情はなんだ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/24(土) 22:05:45 ID:3DP0GZW0<> まああれだ。
造物主つかオーバーロードが創ったもんにちょっかい出すのは
文化人類学的にはわりと普遍的ってことで。

とりあえずロボ娘をAIして止まぬ同好の諸兄にメリークリスマス。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/24(土) 22:52:40 ID:PtL0NgkV<> メリークロウシマス。

俺のロボ子、「あけましておめでとうございますー」とか言ってやがんの。
さっさとタイムサーバーにアクセスして、時間合わせしてこい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/24(土) 22:54:53 ID:PtL0NgkV<> えーと、>>833です。

原因判明。システム時計が狂ってんのかと思ったら、吉本興業製のデバイスドライバー入れてたらしい。

「すべった・・・」とかいって、廊下でorzしてた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/24(土) 22:59:45 ID:ufcyeTAd<> お前ら、今日のウルトラマンマックス見たか?
公共機関が作ったコスト無視のカスタムメイドロボ娘でもあんなモノなんだ。
市販品に多くを望んじゃいけないよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/25(日) 02:02:57 ID:OA1kcj5W<> 自作ですがなにか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/25(日) 02:12:12 ID:gYIWFmS4<> 中古ですがなにか(´・ω・`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/25(日) 22:25:20 ID:uw69geQx<> ロボ娘へのクリスマスプレゼントってことで、寝てる間に筐体をバージョンアップしてやった。
朝、いつもと勝手が違うのか、動きがギクシャクしてた。

やっぱり慣らしは必要だな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/28(水) 09:48:36 ID:ugvofcAT<> 凍結した路面で、あちこちで人間がすっ転ぶ中、ロボ達は平然と歩いている。
バランス感覚が優れているのもあるが、なんといっても足底からスパイクが
出せるのが大きい。・・・うらやましいなあ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/28(水) 23:36:05 ID:XMC3ky4O<> >>839
ウチのはサイズの関係でスパイクがオミットされてるんだよ・・・
その分バランサーは標準以上だから転びはしないんだが。
足底自体は滑りまくってるから見てて怖い。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/29(木) 00:33:29 ID:f+NNRcTe<> >>839
たまにスパイクの可動部が凍結して収納できなくなってるやつがいるけどな。
ヒーター入れとけよと思う。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/29(木) 02:56:55 ID:Azu33SEw<> >>841

猫型は収納可能だが、犬型は収納できないんだよな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/29(木) 09:54:06 ID:mU/5T/Xp<> 数週間前、街で見かけたロボ娘。
友達と立ち話していたのはいいが、スパイクが凍結してしまって
その場から踏み出せなくなって半ベソかいてた。
結構かわいい娘だったから、とりあえず足首のジョイントを外させて
おんぶしてその娘の家まで送った。


それ以来つきあってます。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/31(土) 05:54:29 ID:GulgWnSt<> >>843
ドロボー!!
…と言いそうになったが、セキュリティがあるから、個人所有だったらそれなりの抵抗するはずだな。

とすると、最近話題の街頭デモンストレーション販売ではあるまいか。
「旧世紀のナンパ風に誘ってOK」「気に入ったらそのまま購入OK」ってやつ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/31(土) 09:33:30 ID:CYwvPjbF<> >>844
「オーナーさん!彼女を僕にください!!(土下座)」とかなんとか。

親父の一番長い日。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/31(土) 21:04:48 ID:pdLZNE+I<> >>844
ドロボーってどんなロボだとか一瞬考えたのは俺だけじゃないはず! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/12/31(土) 22:22:36 ID:eRUQGl1x<> >>846

コブンとか、AT Lady!のゼンマイ式戦闘員とかじゃね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/01(日) 12:32:08 ID:7zYBWvrW<> 年末年始のMAC社の修理センターは通常営業です。

受付「とにかく通常以上に修理依頼が多いんですよ・・・おせち作ってて指切り落としたとか、除夜の鐘と突き棒の間に手を挟んだとか、初詣で神社の階段から落ちたとか」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/01(日) 12:47:47 ID:b4HVYAu0<> 「萌え」とか言う嘆かわしい風潮の所為だね。
メーカーとしても、敢えて完成度を上げる必要性がないもんだから昔ならジャンク扱いされかねない製品を出してきている。
うちのは比較的早い時期の製品だから、定期的なメンテナンス以外に手間を掛けさせることがない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/01(日) 13:03:31 ID:7zYBWvrW<> わざわざ「ドジっ娘」を再現したドライバばっかりだからなあ・・・

昔は「ドジだが致命的なドジはしない」という職人的な味付けのドライバだったんだけどなあ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/01(日) 17:04:24 ID:lPcBWBlA<> 乗せる素体が合ってないんだろう。たぶん…
「ドジっ娘」ドライバはスポーツタイプの素体に載せた方が安定するし… <>
【302円】 【大凶】 <>sage<>2006/01/01(日) 18:08:24 ID:7zYBWvrW<> 悪いこた言わないからやめとけ・・・>>851

以前、スポーツタイプにドジっ娘ドライバ載せたんだよ。
全力疾走からすっ転んで大惨事。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/01(日) 18:09:01 ID:7zYBWvrW<> って大凶かよ orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/01(日) 22:36:31 ID:EAr/YHc0<> 昔は例え廉価モデルでもポテンシャル自体は高かった。
まぁ当時のユーザー層を考えれば当然だけどね。
ボディーガードの真似事ぐらいはこなす必要があるんだから。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/01(日) 22:56:41 ID:7zYBWvrW<> ロボ娘が出た頃は犯罪多かったからなあ。
ロボ娘と普通の少女の見分けはぱっと見つかないから、襲うのはリスクが高いってんで犯罪が減ったんだよな。
そしたらこの有様だ、まったく。

そのうち、また治安が荒れそうだなぁ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/02(月) 01:33:10 ID:VinIeuHg<> ウチのは遠目でもどうみてもロボ娘です。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/02(月) 02:43:55 ID:JIVowuYa<> 俺なんてオプション付け過ぎ&改造の結果
人型の面影が無いよ、脚部キャタピラだし。
どうみても戦車です。
本当にごめんなさいすいません>ロボ娘

いっそのこと新調してやるべきか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/02(月) 08:12:33 ID:WGgu+nAO<> >>857

A.C.社のがいいよ。コア以外はすべて簡単に換装できるし。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/02(月) 10:39:06 ID:tzYgX9rA<> >>858
俺のロボ娘はA.C.社の製品なんだが
どっからどう見たってヴィ●センにしか見えません
やはりパーツ構成を変えるべきなのだろうか?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/02(月) 11:50:16 ID:VinIeuHg<> ウェイトシステムはA.C.社の互換をうたってるんだが
コア外装が脆いからやめといた方が良い。
外装の種類は豊富だから色々そろえたい奴にはいいかもしれんが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/02(月) 11:59:31 ID:WGgu+nAO<> グラフィックボードと腕まわりの制御系を更新してやったら画力が上がった。テラウラヤマシス <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/02(月) 15:43:19 ID:8+Ruc7/R<> うちのロボ娘、盆暮れは近所のロボ仲間と有明でブース出してる。
ジャンルはもちろん?メイドロボ物。ちょっとは名の知れたサークルらしい。


…ただ、最近の作品読んでると、なーんか身に覚えがあるようなシチュなのは、一体なんなんだろうか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/02(月) 23:07:25 ID:LBuWqWyM<> 最近職場で狙ってるロボ娘に同類の友達ができたのかしきりにその人の話をしてくる
レズになっちゃう前になんか手を打ちたいのだがどうすればいい?
ちなみにその娘オーナーはいないみたい <> 名無しさん@ピンキー<><>2006/01/03(火) 00:26:44 ID:yFPK8G2/<> 3Pだな。それしかない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/03(火) 00:27:35 ID:yFPK8G2/<> すまんageた orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/03(火) 02:43:53 ID:sVFU+dMM<> 俺が友達とAV取り引きする現場目撃しても「それなんて映画ですか?」なんて真顔で聞いてくるのですよ?
こんな天然ロボ娘に性器ついてると思うか?
絶対どっかに置き忘れてるはず <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/03(火) 03:54:49 ID:yFPK8G2/<> 最近の標準的な機体なら、AVぐらいは一般常識としてパッケージ化されてインストールされてるはず。

気をつけろ、カマトトぶってるだけかもしれんぞ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/03(火) 12:55:18 ID:sVFU+dMM<> 見事なまでに天然だったから気付かなかったがそういう場合もあるか
今日上司に話してみる
もう部所全体の問題になってるからな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/03(火) 20:15:43 ID:c6XU5UXf<> 聞いたはなしなんで多分に眉唾なんだが、ほんものの天然ちゃんAIが存在するらしい。

なんでもAIインストラクターの中には萌え至上主義者というか萌え職人というか
そっち方面に執着する奴も混じってて、AIの検索機能の一部をわざとオミットして
インストラクションするそうだ。

例えばサンタクロースの存在を信じて疑わない個体とか、ぜったいヘンなんだが
検索がブロックされてる、と考えれば納得できる。

職人の職人たる所以は、ふつうそんな無茶すれば不安定になるところを絶妙の
チューニングで通状AIとさほど違わない安定度に仕上げるからだとか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/03(火) 20:41:01 ID:yFPK8G2/<> >>869

それを知っているとはなかなかの通だな。

なんでも、筑波の山奥に凄腕のAI職人がいるらしい。
AIの黎明期から携わっていて、引退後は仙人みたいな隠遁生活を送っているという話。

その人に会うには、山中に分け入り、彼の弟子と闘って認められ、かつその職人が気に入るだけの人間性がなければならないとかなんとか・・・


ロボ娘「刀鍛冶じゃないんですから・・・・・・はっ!ま、まさか、あたしのAIもその人の・・・!?」

俺「俺にそんな能力があると思うか?」

ロボ娘「思いません(きっぱり)。・・・じゃあ違うのかぁ・・・」

俺「・・・・・・orz」 <> 792<>sage<>2006/01/04(水) 04:05:45 ID:FTFCOW/9<> 天然か〜,それもイイかも。

うちのは性格が素クール風味なせいか,ボケた行動をする前に修正するんだよな〜。
動作ログを精査してやっと判るようなシロモノだから,普段は気にも留めないんだけどさ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/04(水) 10:30:32 ID:4z59QyNt<> >>871

動作ログに
「おにい・・・・・・ちゃう!・・・○○さん」

とか残ってんのかな。モエス。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/04(水) 17:48:30 ID:1V2etkGu<> サンタを信じるロボ娘って、それ、うち。

去年の最終週だわな。
はじめのうちは奴の様子を眺めながら和んでた。

クリスマスって単語に異常に執着するのはちょっと気になったけど、
自分の小遣いでツリーのオーナメントとか揃えてディスプレイ作って
目をきらきらさせながらマスターみてみてって来るもんだから
ちっちゃなこどもみたいだなーっつーか頬笑ましい事この上ないっつーか、
ピュアだなあ癒されるなあと。

まあ生まれてはじめてのクリスマスって事で気合いが入ってるんだ
程度に思ってたわけで。

毛糸の靴下をメンテベッドにぶら下げてるの見てもいわゆる社会行動の
愛嬌の範疇だろうと。

で、マスターはサンタさんになにをおねがいしたんですか、って聞かれりゃ
そりゃこっちも聞き返すのはお約束。
そしたらコノエのシルフィードをおねがいしましたって満面の笑みで。

おいおいそりゃ航空換装パックだろと。
おまえの靴下にゃはいんねーだろ……つかね。たけーよ。

そりゃ買ってやりたいのはやまやまだけど、こっちにも懐具合ってもんが
ある。
ちょっと無理です、べつのにしてくれと。

そしたら「どうしてマスターがそんな事いうんですか?わたしサンタさんに
おねがいしたのに」と不思議そうにいう。

いや待て。サンタさんてそれ本気で言ってるのかと。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/04(水) 17:50:14 ID:1V2etkGu<> まさか自分のとこのがほんきでサンタを信じてる類とは考えまい。
量子素子AIだし。第5世代人脳エミュレータだし。

30分かそこら説明やら説得やら試みたんだけど、まったく持って埒が
あかない。頑迷にサンタの存在を肯定する、つーか否定を拒否しやがる。
仕舞いには俺も初めて聞く資料を引っ張りだしてきて半べそで
存在証明おっ始める始末。

こりゃさすがにおかしいと思ってアドミニスター権限で概念のプロパティを
開いてみたんだが、サンタに関連する項目すべてがブロックされてて
アクセス不可になってやがった。ウイルス感染を疑ってスキャン実行を
命令したけど異状なし。もう俺あたりじゃお手上げ。

けっきょくシステム自体に問題なしって結果なんで、不安を覚えつつも
次に不具合が出るまでとりあえず問題を先送りすることにした。
ついでといっちゃなんだが、クリスマスプレゼントの件も処理しきれない
問題って事で、一切合切きれいさっぱり誤魔化してうやむやにしちまえと。

イブの夜、奴の愉しそうなことったらなかった。
なんというか、水を差すのを躊躇われる無邪気っぷりというか。
サンタの話題が出ても相づち打ちながら苦笑いするのが精一杯というか。
つか、おまえが事ある毎に見せびらかしてくれる靴下には航空ユニットは
ぜったい収まらんと心のなかで虚しくつっこみをいれつつ、もう後ろめたさで
針のムシロというか。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/04(水) 17:52:32 ID:1V2etkGu<> で、クリスマスの朝なわけですよ。

システムエラーでまくり。
朝飯のオムレツが激辛だったりコーヒーが甘酸っぱかったりはともかく、
家事の最中にへたり込んでえ゙っえ゙っとか泣き声噛み殺すのはやばい。
つか、どうみてもひどい鬱症状。予想してたよかずっとひどい。

イベントログ閲覧したら「ザン゙ダざん゙がぁ゙」ってコードがずらっと
5ケタのオーダーで出てる。
つかね。そんなコードないだろと。いやこれ以上ないくらい意味ははっきりわかるんだけど
だからってシステムにない新規コードをかってに生成しちゃいかんだろと。
なんつーかもう恐すぎだぞおまえと。

軽い恐慌に陥りつつもなんとかサポセンに連絡したんだが、ここでも
異常事態発生。サポのおねーさんときたら「プレゼントしてあげてください」の一点張り。いや、なにそれ?と。
話にならんと。つか、なんで仕舞いにゃ涙声なんだと。あんたなにが
あったんだと。あー俺詰んだなあと。

まああれだ。
運命に抗う者には相応の犠牲を要求するのが世の理なわけで。

ちなみに俺はめんどくさがりなうえ流れには逆らわない主義。

けっきょくね。買ってあげました。
むろん、サンタさんが遅配やらかしたことにしましたとも。
サンタさんたらしょうがないなーもーとか言いつつも、そりゃもう奴はご満悦ですよ。

で、こないだ見たアーカイブのアニメの主人公さながらに海外の食材を
自分の足で調達してきて食事の支度してくれて。
あーこれやってみたかったんだなぁこいつ、とようやく理解。
この際コストパフォーマンスの劣悪っぷりにも目を瞑っておく。
あんなに喜んでくれるんだったらいいだろうと。
俺もご多分に漏れず親馬鹿っつーかマスター馬鹿ってことで。

余談だけど、まあさすがに今年のお年玉に関しては事前に納得させた。
つーか手段を講じた。
概念のプロパティ、縁起と正月の更新、故事の項目「5円がありますように」
とのリンクを最優先。まるっきり間違ってるわけでもないし問題なし。

つかね。
俺は電気羊やらたましいやら量子論やらの領域の話だと思ってたよ。
まさかのヘンタイ職人の仕業でしたかそうですか……。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/04(水) 18:25:37 ID:0+KSBkGM<> >>875
ごめん、最後の一行で爆笑しちまった。

うちのはどうも、このサイトで存在を信じちゃったらしい。
ttp://www.noradsanta.org/index.php
尤も、本当にサンタからプレゼントが貰えるのは限られた人たちだけで、
大抵の人は身近な人たちの間でプレゼント交換するものだって認識はあるらしい。
今年(既に去年か)はちょっと厄介なものを要求されちゃったけどね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/04(水) 18:54:54 ID:6OqPzqRN<> …ごめん、それウチの製品かも。
去年あまりにもその苦情多かったんで
調べたら職人さんがイベント好きで
変な登録してたらしい。もちろん減給。
ウチら苦情係もノイローゼ寸前だたよ…
今も「サンタ怖い」とかみんな呻いてる。

今年からイベント係が設置されるから
12月1日〜16日の間に申請してくれれば
メンテに見せかけて何が欲しいか調べて
できるかぎり用意してくれるぞ。

そのうち全イベント対応マニュアル兼用で
資料が送られてくるから待っててくれ。
…1000ページぐらいあるけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/04(水) 19:33:21 ID:4z59QyNt<> >>876
なにを要求されたのか、聞かないのが人情ってもんだろうか・・・

うちのロボ娘は、幸いにも変な制約事項はかかってないな。つか、AI組んだの俺だから当たり前だが。

ただ、コマでも羽根つきでも、全力でやるのはやめてもらいたいわけで。
それは羽根であって銃弾ではないし、そっちはコマであって断じて地底特急ではない、と。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/04(水) 20:48:41 ID:1V2etkGu<> >>876
あー……まさにそれですわ。
今年は連中といっしょにサンタさん追跡します、と頬を紅潮させてます。

タミ○バ○ダイさん、つーわけで現時点での希望はもうすでに判明してます。
航空システムパックの大気圏上層部オプションをおねがいすることに。たぶん。

つか基本的な改修はやんないのねw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/05(木) 00:08:50 ID:piiSdFD6<> 開発者はもてない毒男が多いというから、バレンタインについても、どういうトラップ(?)がしかけてあるかわからんぞう・・・

「チョコは手作りでなければならない」とか仕込んであって、台所でドタバタが起こらないとも限らない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/05(木) 01:58:56 ID:OzEV97Yk<> 職場のロボ娘は職務が宅配業なせいかクリスマスはサンタのコスプレしてたぞ
ただね、一番アレなのはそれを上司に呼びかけたせいで部所全員でサンタのコスプレしなきゃならなかったこと
メチャメチャハズいんだからやめてくれよ(つД`)
バレンタインはバレンタインでチョコ作り挑戦してたな
みんなに配って歩いてたけどチョコの上に浮いてた白いのはなんだったんだろう…… <> 名無しさん@ピンキー<><>2006/01/05(木) 08:45:28 ID:WMOAb8uQ<> >>878
このサイトと似たような状態ですね・・・
ttp://www.lares.dti.ne.jp/~gaketsu/labo.html#gk2labo <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/05(木) 11:39:34 ID:bcSb+9CE<> >>878>>882

ある意味ケコーンw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/05(木) 20:41:16 ID:8T80zIeI<> ケコーンというか、まぁなんだうわやめえほfvpmt@:たspkぱv「「tふじこ:@ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/05(木) 20:55:54 ID:AYWPN1UF<> なんだおい
GEオートマトンの工作員にでもさらわれたか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/06(金) 00:56:50 ID:vPEku+lT<> オソロシス・・・(((゚Д゚;)))



まあ、ロボ屋だから本人が来てたとしてもおかしくないか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/06(金) 10:41:32 ID:McrlwJxo<> >>881
ファットブルームだといいんだが・・・

ところで最近のロボ娘のメンタルエミュレーションは異常。
休みボケまでエミュレートするってどうよ。

仕事始めも早々に慣れない力仕事。寒いといっても身体動かすと汗かくね。
で、休憩時間にお茶出しを頼んだら、

どうみてもお屠蘇です。本当に(ry

一気に飲み干した全員、どえらいことになりましたorz
おまけに、一緒に飲んだロボ娘がまた問題。
動力炉異常燃焼→AIが熱暴走→へべれけ状態→殴り上戸・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/06(金) 21:37:06 ID:SeRiFrEI<> それって例のドジっ娘ドライバじゃないか?
部署の厚生費、お茶の代金ぶんしか計上されてない筈だから調べてみれ。
たぶん、酒の購入代金の不足分はその娘が自腹きってる。
そんなことしてもロボ娘自身はまるきり矛盾を覚えないでひたすらドジに邁進するのが
件のドライバの恐ろしいとこ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/06(金) 21:48:41 ID:vPEku+lT<> >>888

ううむ・・・ありえない話ではないが。
案外、酔っ払いたかっただけだったりしてな。



・・・つか、どーすんのよこの惨状orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/07(土) 20:21:01 ID:e7AjFIam<> >>888

ロボ娘「ええっ!?仕事始めって飲酒OKじゃなかったんですかぁっ!?」って言ってた。

で、その彼女。今日は休日出勤して、昨日壊した壁をにわか左官で補修してた。
どうせ暇だったんで、俺も手伝ったんだが・・・


な、なんかユウワクサレテマスヨ俺!? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/07(土) 20:39:01 ID:0txL6Fgb<> フラグ立ってるなw <> 890<>sage<>2006/01/08(日) 01:00:50 ID:DlKHeCu1<> ・・・・・・ただいま。


決めた。俺、彼女と結婚する。
週明け、社長(彼女のオーナー)に直談判してくる。稟議書書いてw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/08(日) 01:13:47 ID:KjwEkSfE<> やったな!おめでとう!!
でも、稟議書扱い?

…会社の資産をおまいが責任持って減価償却する、という事か?w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/08(日) 02:05:55 ID:DlKHeCu1<> >>893

いや、リースの前倒し解約と、代わりの新機種購入の稟議書を。
彼女(というか世の中のロボ全般)、メーカーからのリースだから。

ああそうだ。メーカーに買い取り(身請け)の申請も出さないとな。
メーカーの営業と仲いいから、こっちは大丈夫だと思うが、問題は社長だな。あの人シワいから。

がんばるぞー。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/08(日) 12:36:38 ID:EqJrJR24<> 今日入った未承諾広告の宣伝記事

手放せないアナタの携帯をパワーアップ!
バッテリーの裏に入れるだけで感度がグーンとUP!!さらにバッテリー寿命も延びちゃう♪

(*´Д`)ハァハァ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/09(月) 03:01:44 ID:HpXPCEG5<> あなたの夜のお楽しみをパワーアップ!
人工膣の裏に入れるだけで感度がグーンとUP!!さらにバッテリー寿命も延びて夜通しえっちもOK!


ご主人がシニマツw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/09(月) 12:07:41 ID:JGrYayor<> 場所だけに

液漏れが心配です

なんてな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/09(月) 21:31:54 ID:HpXPCEG5<> (>`∀´) <山田くーん、>>897の座布団全部取ってかわりに剣山敷いてあげなさい(ダハハハハ

#↑笑点の中で一番ワロタ円楽のツッコミ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/10(火) 17:19:23 ID:FDYBogmg<> >>896
さっそくだが、うちのロボ娘に入れてみた。


・・・なんも変化なし。やっぱオカルトチューンだわ、これorz
おまいら、本当に効くアイテムなんか教えれ。おながいしまつ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/11(水) 08:24:11 ID:oqyYzdXa<> そんなパーツを探さなくてもウチのは俺の持久力をすでに超過してる。
むしろアレの時、もっと弱くなるようなドライバを探してる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/11(水) 10:07:48 ID:vlyXh2YP<> >>900

それなら性感値の初期値を上げておけばOK。
ただし、上げすぎるとちょっとしたことで性交モードに突入してしまう
諸刃の剣。

ロボ娘のルパンダイブは怖いぞー。潰されっぞw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/11(水) 13:16:35 ID:D0Wh4Ugi<> もう900超えたか
霧香さんとも優ちゃんとも
もうすぐお別れだね orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/11(水) 17:39:19 ID:TBe/+41s<> >>902
http://adult.csx.jp/~database/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/11(水) 17:40:52 ID:TBe/+41s<> があああああ直やっちまたあああああああああ

ルパンダイブに潰されてくるorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/11(水) 17:59:58 ID:vlyXh2YP<> >>904

そんな幸せな死に方は許さんw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/12(木) 02:28:01 ID:AXpbaXqx<> >>901
それやっちゃったよ……。
感度MAXにしたまま満員電車乗っちまった……。

次の駅で引きずりおろされて、ホテルに連行されました……。 <> 792<>sage<>2006/01/12(木) 05:09:57 ID:nsIR2GyQ<> 通常 → 発情モード にスイッチが切り替わるよう,マクロコマンドを設定しとけば?

例えば「Hをするときのキーワード」を音声入力コマンドに,「胸モミなどのおさわりパターン」を
触感入力コマンドに設定して,組み合わせることでマクロコマンドが起動するようにさ。

まあ,パラメータ設定はオーナーかユーザー自身が行う必要が有るけど。 <> 901<>sage<>2006/01/12(木) 10:27:27 ID:CQqcCxUU<> >>907

パラメーターが閾値を超えると、自動的に発情モードになるからなあ・・・
かといって、発情モードを強制的に制限すると、倫理回路が焼けるから
そうもいかん罠。

持久力を落とすには初期値を高めにして、上限に達するのを早めればいい
わけだが、それをすると発情モードに移行しやすくなってしまう。
性欲高めのロボ娘に当たってしまったユーザーの、永遠の悩みだな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/12(木) 13:50:01 ID:4NK1RLiO<> アルケミーアンドロイドと並ぶ漢の浪漫、アナログ電子回路人工知性ハァハァ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/12(木) 20:32:06 ID:DAI0UG5T<> >アナログ電子回路人工知性

つか、

「お魚くわえたドラネコ追っかけて裸足で駆けてく回路」

とか

「買物しようと町まで出かけたが財布を忘れる回路」

とかまで組み込まれてるのは、正直どうかと思う。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/13(金) 01:53:51 ID:WLU10Puj<> >907,908
うちのロボ娘も性欲高杉で困ってた。
で、マクロ組んでみた。

初期値は低めに設定、「へそ押しながら右胸もみ」で
一気にパラメータが上昇するようにしてみた。

今から試してみる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/13(金) 11:35:43 ID:3aO0U9Ih<> >>911

ガンガレ・・・・・・死ぬなよw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/13(金) 15:01:51 ID:y1ZWzFQe<> ロボ娘が家に来てから10年。
さすがにあちこちがたが来てる。マメなメンテで何とかしのいで来たけれど、
それも、そろそろ限界。あいつ自身も、それが解ってるようで、
「私たちの宿命みたいなものです。気にしないで」
なんて言ってる。その時の為のプログラムも組まれていて、辛さを感じる
こともないとか。
 でもな、俺、見てしまった。真夜中、洗面所で泣いてるのを。俺の名前を
呼んで、壊れるのが怖い、別れるのがいやっだって。プログラムがあるんじゃ
なかったのか?

新しい体に、記憶を移し替えることも考えてる。でも、失敗する可能性が高いらしい。
10年前の機体だから、思考ルーチンやなにから全然違う。
記憶を移し替えることが出来ても、今のアイツとは別人になってる可能性もある。
どうしたらいいんだ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/13(金) 15:30:36 ID:Twj+qe51<> まあ別れに関しちゃ自然発生人AI性別の区別なくかならず訪れるもんなわけで。
基本路線は[奇跡は起きます!起こしてみせます!!]じゃなかろうかと。
想いの力を信じてみる事みたいな。

セカイ系テーマのBlogの受け売りだけどな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/13(金) 15:58:37 ID:3aO0U9Ih<> >>913

ふむ・・・・・・

とりあえず、うちに連れてきたまえ。やれるだけのことはしよう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/13(金) 19:36:53 ID:xELICih0<> 大丈夫なのか>>915 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/13(金) 21:20:06 ID:GgQE/9wM<> 移植には成功するがドラム缶胴にキャタピラ脚になったりしてな <> 915<>sage<>2006/01/13(金) 21:55:29 ID:Vu8TkmOF<> 任せておけ。ロボット界の間 黒男とは俺のことだ。


ヒント:エミュレータ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/14(土) 00:41:56 ID:fiPtZ2Bh<> 処理落ちしそうだ。 <> 915<>sage<>2006/01/14(土) 00:55:59 ID:/+qbhTi+<> 10年前のOSなら、遜色ない速度でエミュレートできる。
心配するな。

筐体はどうする?外見を変えずに中身は最新型にできるぞ。
10年前のOSで稼動できる機能は限られるが、日常生活では問題ないだろう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/14(土) 01:26:11 ID:hgaj/klD<> 話しをしてみた。
「間 黒男さんって、法外な治療費を取る無免許医のことでよね?
…もういいんです。皆さんに迷惑を掛けたくないですから」
皆さんっていうのは、俺を含めた家族のこと。
メンテに今まで随分お金を掛けて来たことを気にしているらしくて。
家族のために手を尽くすのは当たり前なのに。

馴染みの業者にも相談してる。
なんとか良い方法がみつかるといいんだけれど。
<> 915<>sage<>2006/01/14(土) 01:56:18 ID:/+qbhTi+<> いや、俺はアイツと違って金は取らん。道楽だからな。
<> 911<>sage<>2006/01/14(土) 09:00:36 ID:mrZcqrJp<> えーと、深刻な話なので結果報告はとりあえずさておき。

実はうちのもエミュで二代目の筐体にしてたりする。
大丈夫。ちゃんと前の彼女のままだ。




……ちょっとだけ除いて。

実はな。うちのが性欲高杉になったのはエミュにして
からなんだよ……。
それまでは清楚な娘だったのに……。
なんかその辺の設定だけ全然上手くいかなくて……。

あ。
また呼んでる……。 <> 915<>sage<>2006/01/14(土) 11:04:03 ID:/+qbhTi+<> 性欲まわりの設定は人格に依存するからな・・・
なにか不安を抱いてるのかもしれん。
不安を紛らわせるために、快感に溺れることがある。


ところで、俺がなぜ道楽でこんなことをしているか、疑問に思ったやつもいるかもしれないな。

・・・・・・俺みたいな不幸は、二度と誰にも味わってもらいたくないから、とだけ言っておこうか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/14(土) 13:21:57 ID:PMN9BkXv<> うちのも…筐体は二代目だ

大丈夫、前の彼女のままちゃんと活動出来てる
彼女も一時期、性欲高杉になったが原因は「自分が筐体の機能を使い切れてない」って事だったらしい

大丈夫、マスターがちゃんとケアしてあげれば2〜3ヶ月もしないうちに馴染むから <> 915<>sage<>2006/01/14(土) 13:27:53 ID:/+qbhTi+<> みんな、うまくいっているみたいだな。安心したよ。


あの頃、移植技術が確立していればあいつも・・・・・・

・・・いや、なんでもない、忘れてくれ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/14(土) 13:29:25 ID:PMN9BkXv<> ああ、言い忘れた…

馴染んでもアレのときだけは以前より乱れるようになります他

事前、最中、事後のギャップに悩むかも知れないけど、そこもケアしたげて <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/14(土) 14:12:39 ID:JttP9n4U<> みんなお盛んですなぁ。

俺んとこは逆で、折しもおあずけプレイ実行中。もうかれこれ半年になろうかと。
そもそも恥ずかしがりの個体だったとこを更に羞恥のパラをマックスにしたもんだから
自分の欲求をどうアピールしていいもんだかわかんなくて、真っ赤な顔しながら
もじもじしとりますよ。常に。
果敢にはしたない挑発を仕掛けてこようとしてるらしいが、いつも途中でハングしとる。
この風情がたまらん。


まあ俺も暴発しそうなんですが。 <> 911<>sage<>2006/01/14(土) 14:23:00 ID:mrZcqrJp<> えーと。
なんか心配になってきたのでちょっと話してみた。
お前、なにか不安でもあるんじゃないかと。

そしたら最初きょとんとした顔だったんだが、
何のことを言われてるか気がついたら真っ赤に。

恥ずかしそうに白状したところによると、元々彼女は
このレベルが本来の設定で製造されちゃったんだが、
前の筐体でこのままだと、処理しきれずにハングアップ
が多発するんで、出荷前にドライバかまして性欲を
押さえ込んでいたそうな。

んで、筐体変えて処理能力にかなり余裕ができたんで
そのドライバ削除、結果エロエロ娘になっていたと。

最初は恥ずかしそうにもじもじしてたんだが、その内
青くなって「やっぱりこんなの変ですよね……。なんとか
して元の設定に戻します……。だから……捨てちゃ……
やだよぉ……。やだ……」とか泣き始めた。

決めた。
次のボーナスでコイツをスーパーエロエロボディに大改造だ。


あ。結果報告。
結論から言うと、目的の動作はきちんとしてくれて安心したんだが。
どーも、似たようなマクロで「胸部メンテナンスハッチオープン」を
組んでたせいか、ヤツが達した瞬間ばっくん!と両胸がご開帳。
ああびっくりした。 <> 913<>sage<>2006/01/14(土) 17:56:14 ID:p5kC+Rb7<> 業者の話だと、同じ筐体や製造会社なら、記憶や性格の移植は容易
なんだとか。ただそれも、古い機体になると無事に成功する確率は
低くなるらしい。

ところで、移植が成功すると性欲が高くなるらしいですね…、はぁ…。
まだ、俺、アイツにちゃんと気持ちを伝えてないんですよ。
「好きだ」って。
それに、俺、まだ、その、道程、じゃない童貞なんで…。
ううっ…。

悩んでもしかたないので、じっくり話しをしてきます。 <> 915<>sage<>2006/01/14(土) 23:51:32 ID:/+qbhTi+<> それがいいな。

さて、もうすぐ日も変わる。俺は失礼するかな。
またなにかあったら呼んでくれ。 <> 925<>sage<>2006/01/15(日) 00:53:57 ID:1y9IzZd/<> >>930
いや、それは個体差が出るから必ずしも性欲とは限らない


こんな事言うのもなんだが・・
良い機会じゃないか
「お前の事が好きなんだ。だから必ず戻ってきてくれ!」
って気持ちをぶつけろよ

俺もそうだったから <> 792<>sage<>2006/01/15(日) 01:31:58 ID:qfhRzkFm<> >>929
マクロ設定の成功,おめでとう。
でも,調子に乗って変なマクロコマンドを設定しないように。





……私はやったんだよ。
製作者に消してもらって,再設定をするまですげ〜〜マヌケな日々だったよ……。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/15(日) 01:52:06 ID:JYiW6pYr<> >>929

両胸ご開帳、それはそれで(・∀・)イイ!

イったあとって感じやすくなってるから、そこで直接内部攻めされるとそりゃもうすごい、とうちのが言ってた。
クセになるとヤバいけどなw <> 911<><>2006/01/15(日) 03:15:46 ID:fHizRnci<> >>932
お前は俺か。
つか、それやっぱみんなやってるんだなあ……。
懐かしいな。すげえ恥ずかしそうにこくんと頷いたアイツ。
……今じゃその面影もないが。

>クセになるとヤバいけどなw

もう遅い……。

なんつーか。
自分が真性のロボフェチだと実感してしまいました。
まあ、その時俺も果てて余韻を味わっていたわけだが。
アイツの開いた胸みた瞬間。

中でまた勃っちゃった……。

そのまま抜かずの二発目ってのを初めてやってみた訳だが。
アイツの喘ぎに合わせて明滅するLEDがすげえ興奮をそそって……。
胸部センサーをちょっとだけいじってみたら……。

絶叫と共にものすげえ締め付けで一気に絞り出されました。

死ぬかと思った。まあ、あれで死ぬなら良かったかなあ。

で。
しっかりアイツもクセになったらしい……。

っつーか。
今俺の後ろで片胸を開けてワクワクテカテカしてるんだが……。

ああ。どんどん駄目になっていくな俺ら。
これでエロエロボディなんぞに改造したらどうなっちまうのかなあ。
はあ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/15(日) 10:02:02 ID:JYiW6pYr<> >>935

勇者様・・・・・・

こうなったら>>935もアレを改造して対抗するしかw <> 913?<>sage<>2006/01/16(月) 00:08:05 ID:WwPJ2ZAr<> 私は胸だけじゃなくて、腕や足のハッチまで開いてしまいました……。
昨日、告白されて、その場の雰囲気から…。
イってしまった時に、メンテナンスハッチが開いてしまったから、驚かせてしまって。
2人とも初めてだったから、しばらく呆然としてました。
そんなマクロを組んだ覚えは無かったのに、動いてしまったのは、
今まで使った事のない回路に、急に過大な信号がはいったから誤作動おこしたみたいです。

あの、915さん。私、覚悟を決めました。
あの人の気持ちに答えたいですんです。
記憶を無くしても、きっと同じように私の事、愛してくれるって…。
筐体はこちらで用意します。連絡先は…
<> 915<>sage<>2006/01/16(月) 00:31:41 ID:9aNMSVua<> >>937

・・・わかった。任せておけ。
君のその思いに、かならず報いてみせる。


シェスタ、オペの用意だ。 <> 915<>sage<>2006/01/16(月) 01:01:34 ID:9aNMSVua<> >>937

ご主人に、一つ伝えておきたいことがある。

今の技術をもってすれば、記憶や人格を新しいAIにコピーすることはたやすい。

・・・問題は、その後なんだ。

ここ数年のOSは、主な記憶ベクタが規格化されている。そのため、移植にともなう記憶障害は、まず発生しない。
古いOSからの移植が難しいのは、記憶ベクタの再現が困難である、ということなんだ。

あいつ・・・シェスタが過去の記憶を失ったことで、俺は無くしたものとともに貴重なノウハウを得た。
俺は、俺の持つすべてのノウハウを駆使して、君の大事な彼女の全てを移植する。

・・・移植手術が終わったとき、彼女はおそらく、ほとんどのことを忘れてしまっているだろう。
だが、それは終わりじゃない。
彼女の中には、確かに君との記憶が息づいているんだ。

彼女が記憶を取り戻すかどうかは、君にかかっている。
思い出の場所、懐かしい出来事、・・・そして、君の思い。
なんでもいい、彼女に伝えてやってくれ。
そうすればきっと・・・彼女はきっと、思い出してくれるだろう。


よろしく頼む。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/16(月) 09:37:30 ID:ej3mqVUu<> しゅうちゃんの子っこ欲しいよぉ を Cock と聞き違えて Fackin!! と憤ったのは俺だけじゃない筈。

いや、ふと何となく。 <> 925<>sage<>2006/01/16(月) 15:35:01 ID:rQzhTt0l<> 913のロボ娘は無事移植が終わったかな?
移植が済めば後はマスター次第だし、無責任な事しか言えないがガンガレ

911は枯死してないだろうか?オイ <> 915@疲労困憊<>sage<>2006/01/16(月) 17:24:02 ID:bPwxR0Bl<> ・・・終わった・・・

できるだけのことは、したつもりだ。
あとは、ユーザー君に託そう。


・・・すまないが、一眠りさせてもらうよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/16(月) 21:50:59 ID:owlX1hdy<> つうか、うぜえ <> 925<>sage<>2006/01/16(月) 21:51:45 ID:rQzhTt0l<> >>942
お疲れ
後は、マスター君次第だな。ガンガレよ

まあ、腫れ物扱いはスンナ逆に傷付けちまうから。
普段どおりに接しながら思い出の場所とか行ってみな
ちょっとした事で記憶ベクタの関連付けが出来ちまうからw

それがどんな事柄なのかはそれぞれロボ娘で違うみたいだけどな
多分、一番強烈に記憶に残ってる事で思い出すだろ。




俺の場合は・・偶然胸揉み→エアショットアームのコンボだったが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/16(月) 22:13:28 ID:B09Ubwad<> 良質なSSマダー(AAry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/16(月) 23:10:26 ID:iPht6F0X<> 「まぁまぁ、紅茶でも飲んでマターリ、ね?」
と、うちのティーサーバ娘が申しております。 <> 913<>これで打ち止め sage <>2006/01/17(火) 12:11:15 ID:8ykowvC1<> >915
>925

今、側で眠ってる。
まだ、今の筐体になれて無くて、少々ぼーっとしてるよ。
記憶は、まだ殆ど戻っていないけれど、必ず元に戻してみせる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/17(火) 12:36:36 ID:uTUuYuVZ<> >>947

>>1000までに記憶が戻るといいな。

てなわけでそろそろ次スレ? <> 925<>sage<>2006/01/17(火) 12:49:41 ID:dVp84fLH<> >>947
とりあえず、あとの心配はなさそうだね

って事で一段楽したしオイラも名無しに戻りまノシ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/17(火) 12:50:55 ID:dVp84fLH<> 次スレは970か980くらいで良いんじゃね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/17(火) 20:23:35 ID:kcsp3fcI<> まぁ過疎ってるしな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/19(木) 02:28:03 ID:SQr3cWIm<> そんなスレだからホシュたんががんがる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/19(木) 11:52:55 ID:H+3Dk0zA<> ホシュたん乙

ホシュたんはバージョンアップなしでもいつも元気だねえ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/19(木) 23:01:30 ID:9yzmrAns<> ホシュたんは毎日ますたーに保守してもらってますから。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/20(金) 22:25:48 ID:S4xxcwjc<> なんか、鳥形のメカとイルカ形のメカが出てきたんだが。
…合体した!?あれは…!

出たー、僕らのアイドル・スーパーホシュさんだぁー! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/20(金) 22:35:31 ID:lZ7DbiGD<> 合体してもできることはスレの保守だけw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/20(金) 23:24:33 ID:d4ZxoWNA<> すごくホシュできるよ <> 911<>sage<>2006/01/21(土) 03:29:22 ID:w6NgZRaP<> んじゃ俺も最後に報告をば。

とりあえずなんとか生きてるよ。
もともとあいつがしょっちゅう発情モードに突入しちゃう
のを制御しようとしてのマクロだったりなんだりした訳だが。

結果から言うと、マクロ外しました。
二人で話し合った結果「きっちり満足するまでヤろう」と
言う結論になりました。
ただ、どーもOSにゴミが残ったのか、例の胸オープンの
クセはのこったまんま。

おかげで毎回毎回フィニッシュは死にそうなんですが。
ちょっと困るのは、これで風呂場ではできなくなっちゃった事だな。
感電死体とショートして壊れたロボ娘が発見されるのはヤだし。

でも、これ一回やると性欲レベルがかなり下がるみたいで
大体次の朝からは、おとなしくなる。ちょっと昔のあいつを思い出すな。
ま、ちょっと相手しないとすぐエロエロモードだが。

あ、またあいつ俯きながら胸あけてセンサーいじってる。
そろそろ限界かな。んじゃ、ちょいと相手してやってくるわ。

あ、ちなみにうちのは移植した次の日に挿入した瞬間
あっさり思いだしやがりました。
その場でいっしょに泣きながら二人でイった。幸せな瞬間だったな。
……そっからエロ娘になった訳だが。
ま、人間だってホルモンバランスでいろいろ変わるしな。
ある意味成長したようなもんだと思ってるよ。

あー。わかったわかった。今いくからもーちょいまて。
胸のスイッチ16連打してんじゃない。ぶっ壊れてもなおしてやらんぞ。

んじゃ。
その内改造したらまた報告しに来てよいだろか。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/21(土) 11:26:47 ID:PxwECjwQ<> >>958

おお、いつでもカモンカモン。

・・・死ぬなよーw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/21(土) 12:02:55 ID:mB+mj3Sj<> ワロスw
誰だよ>>958のロボ娘に「高橋名人」ドライバぶっこんだのw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/21(土) 13:26:25 ID:PxwECjwQ<> >>960

ああ、多分それメーカーの仕業。

>>958のロボ娘のメーカーがハド○ンと業務提携した、と聞いたときから、嫌な予感はしてたんだよな・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/21(土) 21:56:13 ID:fCWsZMSy<> それって1時間完全燃焼した後
グッタリ眠りこんだりしねーか?w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/22(日) 00:39:59 ID:df2VV7MB<> >>962

そこをちまちまつっついて遊ぶのが楽しいのさ。ほれつんつん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/23(月) 00:55:20 ID:aT40H3qR<> さっき彼女のメンテナンスをしてたんだが、その最中に表示されたメッセージ、
「ドライバディスクを挿入てください」
・・・これって、「し」が抜けてるだけだよな?
もしかして「いれて」って読んだり・・・しないよな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/23(月) 03:28:31 ID:xS5FtE/4<> >>964
残念だが…

そのまま「いれて」だ

遠慮せず「いれて」やれ <> 792<>sage<>2006/01/23(月) 10:30:09 ID:k3GQPh9+<> >>964
拡張用ハードウェアとマイクロディスクが一体化した,ユニット型ドライバディスクも実在する。
内部スロットに挿し込んでシステムを直接増設するシロモノだけど,こいつの交換時期が近い
ことを警告しているんだと思う。

が,>>964氏のロボ娘の仕様が判らんから,「いれて」しまうのが正解かもな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/24(火) 10:22:04 ID:7hBBJXGp<> どこに挿入れるのかも問題だ。とかわざと言ってみるw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/25(水) 00:00:51 ID:qlaCiXKm<> うっかりお茶いれも頼めないな
オフィスロボ子の恐怖… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/25(水) 10:59:28 ID:ssPE6aTO<> それもまたロボ娘の魅力。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/27(金) 11:16:22 ID:cRaFKjaQ<> こないだ、うちのロボ娘の筐体を換えたんだが。
AIのデータを移動するつもりで、間違ってコピーしちまった・・・

"魂"(ゴーストコード)があるから、普通はデータだけコピーしてもどちらか
一体しか起動しないはずなんだが、なにがおかしかったのか、両方とも起動
しちまったんだよな。

データの移動ならともかく、自分の意思を持って動いてる子のAIデータは
消すにしのびない。・・・殺すようなもんだし。
元同一人物だけに気が合うのか、マナカナみたいな感じで仲良くやってるしな。

かといって、もう1台筐体を買う余裕どころか、2体養う余裕もない・・・
もともと、老朽化した筐体の交代が目的だったから、古いほうはそろそろ寿命
なんだよな。

はぁ。どうすりゃいいんだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/27(金) 12:10:48 ID:X7GwgGwv<> >>970
取りあえず次スレを立ててくれ。 <> 970<>sage<>2006/01/27(金) 22:04:08 ID:3L9iHC3u<> >>971

イエス、マイマスター。

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138366962/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/27(金) 23:28:31 ID:M2C4ik1q<> >>970
一応お約束で忠告しておくが
ゴーストハックやダビングは死罪だぞ、見付からない様になw <> 970<>sage<>2006/01/27(金) 23:46:24 ID:+p3n3Hir<> >>973

ね、狙ってやったんじゃないんだ、信じてくれよぅ(((;゚Д゚))ガクガクブルブル <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/28(土) 07:39:24 ID:rE98SaLK<> まぁゴーストハックやダビングして何か犯罪を起こすって訳じゃ無いから大丈夫だとは思うけどな
日本の警察はそこまで暇じゃないし
現職警官の俺が保証する <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/28(土) 09:07:57 ID:2mRiGlqi<> 俺の存在する平行宇宙でも法律で制限されとるなぁ。無許可ダビングとかやっぱ重罪。
歴史の筋道しだいでぬるいとこもあれば厳しいとこもあるってことか。 <> 970<>sage<>2006/01/28(土) 10:21:07 ID:5sVZ3hmJ<> 俺の平行世界では、本来人格を持ったロボ娘のAIコピーは「なぜか作れない」んだよな。
データを完全にコピーしても、なぜかオリジナル側が起動しなくなってしまう(コピーした側しか起動しない)。

研究の結果、コピーを作成するとオリジナルからあるコードが消えてしまうことが判明してる。
これが俗に「ゴーストコード」と呼ばれてるもの。

オカルト研究者は"それがロボットの魂だ"と言ってるんだが・・・
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/29(日) 17:28:46 ID:cmDEJnfI<> >>970

しばらく前に俺も移植しようと思って中古筐体を
買ってきたんだ。
AI移植済みの空筐体、の筈だったのが開けてみたら
見事にゴースト入り。
移植しようと思っていたロボ娘と二人でとまどいまくり。

中古屋はトンズラしてるし、買ってきた方は状況に気がついて
「何でもします、助けて、消さないで下さい……」って土下座するし。
どうもいろいろ酷い所にいたらしくて……。
高級な筐体で安いから、と思ったのが失敗だった。
……ちょっと傷があるが修理すればいいかと思ってたんだよ。

うちも二つ抱える余裕はないので話し合い、暫定案として
・AIユニットは新しいのと共通の方を新品で用意、元からの
データはそちらに移行
・当人同士で話し合い、1日〜数日交代で筐体を交互使用
・残ったAIユニットはPCに繋いで起動。

これで我慢して貰っている。
新しい娘もだいぶ明るくなってきたし、まあいいかなと思ってる。
昔からのは稼働時間が半分になっちゃってすまないとは思うけど、
いまんとこ仲良くやってるようだ。

ただなー。
元からのが入ってるときじゃないとヤらしてくれないんだよな。
「それだけはダメ」と新しい方に申しつけてる様で……。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/29(日) 19:29:44 ID:HT4X+t99<> >>978

うーん、その気持ちもわからんでもないが、新しい方が欲求不満にならんか心配だねえ。
性交ユニットだけ追加で購入して、その都度交換するってのはどうかな。

あと、AIはあえて筐体に搭載しないで、VPNネットワーク経由で筐体とリンクするのもひとつの手。
コマンド一発で瞬時に切り替えできるから、楽でいいよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/30(月) 01:16:53 ID:DNpkmTH8<> >>979
うーむ。
まあその。
そういう問題じゃなくて。ヤツの言葉を借りると
「マスターはあたしのです」って事なので……。
嬉しいっちゃ嬉しいんだけどさ。

欲求不満についてはちょっと心配してたんだが……。
この前ふと夜中に起きたら、仮想空間で二人で
レズってた。

……お前、自分はそれはないだろ。
っつーか混ぜてください、おながいします。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/30(月) 01:31:14 ID:aab9MZIA<> そんなあなたにネットダイブユニット。
首筋に端子つけて、長い針状のコネクタをぶすっと。


...目を覚ませ、NEO
マトリックスが見ている <> 792<>sage<>2006/01/30(月) 03:53:05 ID:tid2/qcC<> >>980
一応,忠告しとくけどボディは別々の方がいいぞ。
ボディとのギャップがAIにストレスを掛けると,聞いたことがある。

AIは自分のボディを使い方に合わせてセルフチューニングするから,ボディを共有しているとAIごとの
チューニングの違いは打ち消すことが出来ないそうだ。

>>981
私はネットダイブをしたときに気持ち悪くなって吐いたことがあった。

医者の話だと「情報酔い」とかで,多過ぎる情報を脳が処理しきれなくなった結果だとか。
ネットダイブに慣れていなかったため,脳が普段行っている“情報のフルイ掛け”が出来なくなったらしい。

それ以来,緊急時以外はネットダイブを避けるようになったよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/30(月) 11:35:31 ID:OuHsazSo<> ☆試作筐体モニター募集☆
近日発売予定の、試作新型筐体(試作型食物転換システム搭載)の一般モニター
を募集します。

・形式:一般擬人クラス(レベルA-)ARC モデル2024-C-Female-TypeX4(β版)
・身長:161cm/体重:66kg ※3サイズ等、外見はカスタマイズ応じます
・動力:一般的な食物 ※炭水化物、蛋白質のみエネルギー転換可能
・条件:1時間ごとのモニター情報送信 ※個人情報は厳守します
・期間:3ヶ月〜1年
 テスト期間終了後、筐体は回収、または市価半額にて譲渡いたします。
 筐体譲渡の場合、引き続き食物転換システムの情報収集・送信にご協力を
 お願いいたします。
・注意:食物転換機構は試作品です。エネルギー転換効率や動作など、
 予想外の不具合が生じる場合があることをご了承いただきます。
 (必要に応じ、アップデートは随時行います)

応募につきましては、当社HPより専用フォームにてご応募ください。
なお、モニター当選につきましては、事故等で筐体が存在しないなど、
事情を勘案して審査の上決定させていただきます。
当選連絡はeメールにて行います。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/30(月) 22:13:58 ID:tzwmbCJu<> いかんなぁその中古屋…おれの旧い知り合いも最近「掴まされた」って嘆いてたよ
コレクション目当てで、電脳戦車や自動砲台のモジュール集めてんだけど
中を探ってたらメモリ起きちゃってw戦時中の苦労を説教がましくリピートされちゃって
切断に手間取ったってさぁ

そいつら、猫耳金髪のデッカイ女二人組じゃなかった? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/30(月) 22:26:23 ID:LYOVulST<> >>984

なんだ、やまとん1号の記憶箱買っちゃったのかw
<> 792<>sage<>2006/01/30(月) 23:21:25 ID:tid2/qcC<> >>984
戦中品なのに,まだメモリーが生きているとはレアもんだな。
流石にマニア以外は欲しがらんだろうけど。

だけどその手のマーケットは気を付けとけと,知り合いに忠告しとけ。
刑事が情報収集のため,うろついていることが有るらしいからな。

いや,普通の刑事ならいいんだ。

問題なのは軍上がりの,それも戦闘用に全身を義体化したSASも驚くほどのヤツが公安に
いると某巨大掲示板に書かれていたんでね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/31(火) 00:43:14 ID:iUDBRoBM<> >>986

いや、あのメスゴリラはOSたんsとかマリモとか北海道とかナージャとかロボメイドとかと、手当たり次第に戦ってて忙しいみたいだぞ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/31(火) 02:06:26 ID:28kbZIXl<> >>984
ああ。それだ……。
確かにそんなジャンクもいっぱいあったよ。

>>982
そうだよなあ。
そうじゃなくてもこの状態はなんとかせにゃなあ、
やっぱ、時間が半分しかないなんて可哀想だ
と思ってはいたんだ。

んー。やっぱり983に応募してみるか……。
ただなー。
今ちょっと二人で話してるのみたら、古いのが
すっかり「おねーさま」気取りでなー。
もうちょっと大きめの筐体が欲しいとかいいだし
そうだ。

ま、そこまで我が儘いわせないが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/01/31(火) 09:46:01 ID:ZwIT98bF<> >>988

俺、983の会社の社員なんだが。
あの筐体は、多少ならサイズ調整できるよ。汎用性の高さがウリだからね。
筐体自体は信頼の置ける枯れたシステムだから、安心していいと思う。

・・・ただ問題は、試作品の食物転換システムがね。
転換効率にムラというか、個体差が大きくて。
たまに、ものすっごい大食らいの個体があるから要注意。
俺がモニター運用してたやつは、毎食米俵一俵食いかねないほどだったよ。
アップデートでほどなく落ち着いたけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/02/01(水) 00:41:40 ID:Q2OyKmFw<> >>987
最近「衛星とリンクしてるGPS女w」が、出番が少ないのでメスゴリたんに嫉妬してるらすいぞ
あっちの姐さんは、仲間にスペシャルタレントなヤツが大勢居るし
この世の者とは…おっとコレ以上言ったらこっちがあぶねぇ
とにかく、交戦状態に陥ったら地球なんざパックリ割れちまうぜ

こちとらフェラーリより高価なお人形さん達と、静かに余生を送りたいだけなのになぁ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/02/01(水) 18:48:12 ID:ArQ4Mgey<> >>990

たしかに、本体価格はフェラーリなど目じゃないほど高い。
しかし、その分は彼女ら自身が働いて、その給料から返済してくれるから、
あまりオーナーに負担はないわな。
労働力補充のために生まれた彼女らの「宿命」なのかもしれんが、生まれた
時から借金抱えてるってのは、ちと気の毒ではある。

まあ、買い取り(身請け)となると、結局フェラーリより高価な代金を払わな
いといけないわけだが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/02/01(水) 22:26:47 ID:vjp7zlC6<> でも電気代やメンテなんかの維持費もバカにできんぞ。
お前らも調子乗ってエチーなことばかりしてると、
翌月の電気代請求がdでもないことになるから気を付けろよ。
・・・経験者からの忠告だ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/02/01(水) 23:26:56 ID:bVoWbjI/<> ウチは自家発電(200v三相モ-タ-+300vジェネレ-タ-+始動用50ccEgの組み合わせ)だから電気代の請求無いしw

ああ、でも2体居るからメンテ代がそこそこ行くな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/02/01(水) 23:54:47 ID:Nb/Lxk7V<> お金が無いので1/6サイズです。えちぃ事なんて出来ません <> 978<>sage<>2006/02/02(木) 01:31:07 ID:uehLzqBB<> 983のモニター応募してみた。
結果は当選。
(めんどくさいので以下古い方をA、新しい
のをBって書く。名前はちと簡便な)
で、今日筐体が届いて、Bと二人でAのAIの組み込み
をしてた。今から起動しようと思ったとこなんだが……。

マニュアル見て吹いた。

最初の方の「各部の説明」ってのあるじゃん。

何ですか。股間の「燃料補給口」ってのは……。

よくよく見ると、「モニター様によって仕様を変更してあります。
お客様の筐体は説明書記載の燃料補給口からの蛋白質
補給によってのみ稼働いたします」
とか書いてある……。
妙に詳しい使用状況のアンケート書かされたと思ったら……。

Bのヤツは「ど、どうなさるんですか!お姉さまは眠ったまま
いきなり純血を失ってしまうのですね!」とかワクテカしてるし。

……誰か助けて。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/02/02(木) 02:00:06 ID:uehLzqBB<> とりあえず説明書をコピペしてみる。

〜初回起動の前に〜
燃料補給の仕方

1:右胸部スイッチを押し込み、右胸メンテナンスハッチ
を開きます。

2:メンテナンスハッチ内部の液晶パネルで「燃料
補給モード」を選択します。

3:燃料補給口が開口し、潤滑油が排出されます。
(開口、潤滑油の排出が行われない場合は故障です。
無理に補給を行わないで下さい)

4:男性器を挿入し、そのまま射精してください。
(男性精液以外の液体を注入すると故障の原因となります。
また、極度にエネルギー転換効率の悪い方、性生活に問題
が生じた方は連絡をいただければ対処いたします)

5:補給が終わりましたら、男性器を抜いて起動スイッチを
いれてください。ジェネレーターが始動いたします。
数分後、電力安定がした後、AIが起動いたします。
二度目以降の燃料補給は、アンドロイド当人の指示に従って
ください。
燃料切れにて機能停止した場合には、再度この手順に
したがい再起動してください。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2006/02/02(木) 02:19:15 ID:vvsHx07E<> >>978

983の社員っす。

すまん、まさかあの仕様がそちらに行くとは・・・
俺たちの間でも「黒歴史」と言われているあれが。
赤い玉が出ない程度にがんがってくれw


・・・いや、冗談はさておき、仕様変更には柔軟に対応するんで、死にそうになったら連絡おくれ。
あ、でもできれば死ぬ寸前までがんがってほしいかな。データ取りたいんで(鬼 <>