名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/28(水) 20:30:05 ID:wAFX8OR0<> スレタイの通り、ロボットやアンドロイド燃え・萌えを語りましょう。

前スレ
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187951829/l50

過去スレ
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1004855813/
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10048/1004855813.html

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078822739/
http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1078/10788/1078822739.html

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138366962/
http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1138/11383/1138366962.html

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α5
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164199888/

《半角二次元板》
[有機]美少女アンドロイド:12号機[無機]
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1181671457/

《エロパロ板》
【妖怪】人間以外の女の子とのお話21【幽霊】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175519231/

かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その12】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164655218/ <>ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α7 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/28(水) 20:36:09 ID:dm4sjweE<> 乙 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/28(水) 20:38:42 ID:wAFX8OR0<> 即死したら面白くないのでしばらく書き込むぞ

アルファと言えばヨコハマ買出し紀行を思い出す
ほのぼのほんわかマターリでスコシフシギなあの作風もいいのだが
燃えハードSF展開のも来てほしいなと思って燃えを追加してみたんだ

もちろん燃えるエロ行為だともっといい

んでショタドロイドの件

やはり責めてたオネーサンが「もうだめもうゆるして」と哀願してるのがいいな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/28(水) 23:22:08 ID:KYgesp65<> >>1


燃え=巨大ロボしか思いつかんのです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/29(木) 00:15:15 ID:Mk+XkFmo<> 巷で話題の「人工少女3」

…ロボ娘が作れるパッチとか出ないだろうか。いや、現状でも「作る」という観点で見れば、作成した娘が
「ロボ」だと思いこめば結構なんとかなるんだけどさ。

・皮膚にパーティングライン
・手足を取り外すと、メカバレ

こんなのが出たらPC買い替えてでもry <> 319 ◆lHiWUhvoBo <>sage<>2007/11/29(木) 00:46:54 ID:PmBsrj/c<>  いつの間にか新スレ以降してるし…エロから続きを書かないと…!まあストック溜めて待つとするかね。

 テーマは燃えかい! 今の書いてるのでやろうとしてたのは…実はパワードスーツのAIだったりする。
防御しない男の行動パターンからいつしかAIは防御行動を越え…! ってまんまアレの某ALI○E?
エロが無い? 実はあるんですよいいネタが! パワードスーツ萌え。ハイル・redEyes!  
<> 今日も前線異常無し<>sage<>2007/11/29(木) 01:28:43 ID:dOMubr9f<> 今日も砲弾爆弾雨あられ。
耳を澄ませば爆発音。
気を抜き外見りゃ流れ弾、
耳を掠めて飛んでいく。
うん、本日も異常なし、と・・・
「何いっとるかアンタはぁッ!」
(ドガスッ)
オ・・・オマエ、一応上官は大事にしてくれ・・・
いきなり人の後頭部銃でぶっ叩いたこのアンドロイドはα−K7式、「千早」
何でも百人一首から名前を取ったというが・・・
ぜんっぜんおしとやかさの欠片もない暴力娘だ。
「誰が暴力娘だ!」
(ドガッドガッ)
・・・そう言うとこがだってぇの・・・
「・・・まぁ、それは置いといて。昨日の報告書書き上げといたよ?」
・・・昨日・・・流れ砲弾が基地の真横に落ちたこと以外何もなかったと思うんだが。
「・・・流石に、大国は景気よく撃つからねぇ・・・」
俺らの基地は、はっきり言ってボロイ。
大国ふたつの戦争を見てあわよくば片方を倒せとか言われて配属されたんだが・・・
戦車どころか銃一丁無いのにどうやって倒せっつーんだろう。
で、どんな報告するんだ?
『戦線に変化無し。風に流された砲弾が外壁横に着弾、不発弾のため被害無し、既に撤去済み。』
「ってとこかな?」
・・・いつも『戦況に変化無し、異常事態無し』だけだから確かに報告っぽいな。
「・・・まぁ、アタシラ島流しでここに配属されただけらしいし。」
・・・オマエは上官にアッパーから空中コンボかまして入院させたっつー前科があるけど、俺にはそんなの無いぞ?
「上官のセクサロイド盗もうとしたって聞いたけど。」
誰だンなこと言った奴は・・・
「総督。」
・・・まぁ、それは置いといて。
今日も前線は異常もないし・・・晩飯当番決めるために一勝負行くぞ!
「アタシは食事要らないけど・・・暇つぶしにゃなるしね!」

本日の戦績
ポーカーの負け数、30回突破







ノリと勢いで書いた。
燃えのはずだった。
後悔は少ししている。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/29(木) 20:35:35 ID:265YabNw<> 一番乗りGJ


ところで、生命維持装置の管理プログラムが植物状態の患者に…
という電波を受信したのだが、エロにもっていけないorz
そもそも、アンドロイドどころかロボットですらないし
このスレの住人は四角い箱に萌えることが出来るのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/29(木) 22:10:43 ID:lKrHyGL4<> >>8
炊飯器を忘れたかー! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/29(木) 22:55:38 ID:eqL8tqrq<> 外見よりも、挙動が大事だろうな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/30(金) 12:39:32 ID:2FJYdPgD<> この場合の挙動というのは、患者さんの神経を操って、あんなことやこんなことを
させたり、あまつさえ生命維持装置に愛の言葉を囁かせたりするのか?
で、それが思わぬリハビリとなって意識を取り戻し、長期にわたり刷りこまれた
結果生命維持装置に愛情を抱いたりするハッピーエンド…と見せかけて、
機械への偏愛から脳障害を疑われて転院していく悲しい別れ。

……そして数十年の時が流れ、ポンコツに
なった生命維持装置は、老いた男の
最後を看取り、彼からのパルスが届かなくなった時に装置も機能を停止するのですね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/30(金) 12:44:59 ID:Te6bw4I2<> >>11

さあ、早くその話を書く作業に戻るんだ
wktk <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/30(金) 12:47:16 ID:J++Iape1<> ここは中東…
作戦地区名
エリア88

最前線中の最前線!
地獄の激戦区
エリア88!!
生きて滑走路を踏める運は
すべてアラーの
神まかせ!!

おれたちゃ、神さまと
手をきって、
地獄の悪魔の
手をとった…

命知らずの外人部隊!! 


今日も命を賭けて操縦桿を握る
信じられるのは愛機だけなのさっ!



『絶対に死なせないんだからぁっ!!』


……戦闘中に叫ばないで欲しいものだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/30(金) 14:55:26 ID:dfHGneWh<> >>13

誤爆コピペかと思ったらそう来たかw


さすがだな、『黄色の13』 <> 閑話休題〜F-14 私の彼はパイロット〜<>sage<>2007/11/30(金) 19:35:58 ID:J++Iape1<> ふう……作戦終了18:31 敵影無し。 これより帰還する。
 「ザ…了解…ザ…無事の帰還…ザ…る」
ラジオのノイズが酷いなぁ。 どこかに喰らったか?
 『右の翼にバルカンをいただきましたけど、ラジオには影響無いはずですよマスター。
  基地までの飛行にも問題はありません。 だけど燃料も残り少ないので寄り道しないで飛んで下さいね』
そうか……この空域は油断はできないけど、日が落ちて夜になるし。
敵には夜間戦闘をできる錬度の高いパイロットはいないはずだ。 無事に帰れるさ。
 『帰還したら、被弾箇所の修復もしてくださいね。マスターったら、この間も修理しないで出撃するから
  音速戦に入ったとたんにラダーが吹っ飛んでしまったじゃないですかぁ。
  バーナーノズルも そろそろ限界です。 アフターバーナーが使えなきゃ、音速の壁は超えられませんよ。
  いくら私でも、体が壊れていたらマスターを護れません』
すまんな、一休みしたら俺がするよ。
 『マ、ますたーが、私の体を触ってくれるのですか?』
だって……お前、こないだはキャシーにパーツ交換されるのは嫌だって拗ねたし。
その前はゴンズ爺さんに弄られるのは嫌だって泣いただろ。
あれから、ウチの整備班は誰もお前の整備してくれなくなったんだから……俺がやるしかないだろう。
 『だって……キャシーさんは 私を見るなり骨董品扱いしましたし。ゴンズさんは私の気持ちなんて
  お構い無しに私のナカに触れようとするんですもの。 いくら昔は主任技師をやっていたって、
  いまの私まで好きに弄られたら嫌だわ。 私……マスターにナカを見られたり、触れられたりするのが
  一番好き。 マスターは他の誰より私のことを考えてくれるわ』
そりゃ、命を預ける相棒だからな。 誰よりもお前のことを理解している自信はある。
最新鋭の機体を買う金はあるけど……お前との相性が一番いいようだし。
乗り換える気も無いしな。 俺の腕とお前の運動性があれば、たいがいの奴には負けんよ。
頼むぜ相棒。
 『大丈夫! 私がマスターを護ってあげるからっ!! さぁ、着陸しますよ』

タッチ・ダウン! ランディングギアが悲鳴を上げて機体の速度を減速させる。
このときにかかるGを嫌う奴もいるが、生きて帰ってきたことを実感させる感触を俺は好んでいる。
好きも嫌いも、生きていればこそだ。
3番ハンガーに相棒を移動させる。エンジンは まだ熱い。 俺も……戦闘中の熱気が冷めず、体は熱いままだ。

ふう……生きて帰ってこれたな。 あとで修理にくるから、いい子で待ってろよ。
 『はい、マスター……。 ねぇ、マスター?』
なんだ?
 『いままで、たくさんの男が私の体を通り過ぎて言ったわ……。
  私の体のナカに何も残さずにね……。
  マスターも……そうなの?』
馬鹿言ってんじゃねぇよ。 言ったろ、お前は最高の相性の相棒だって。
俺は死ぬまで、お前と一緒だ。
 『ふふ。 じゃあ、私は死んでもマスターと一緒にいてあげる。 マスターをヴァルハラに連れて行ってあげるよ』

男と相棒は数多くの戦功を上げ、エースと呼ばれた。
その後、男と相棒がヴァルハラに行ったのか、誰にも確かめる術はなかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/11/30(金) 22:23:04 ID:KwUE4uEK<> >>15
リン・ミンメイ乙 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/01(土) 03:51:45 ID:1idR+ctm<> 機体構造上、粘土の高い液体を放置しても問題ない箇所を探すんですよね。どこだったっけか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/01(土) 04:22:35 ID:AVWBNI/2<> 一瞬雪風を連想したが、零との関係はプラトニックといようり寧ろ仕事上の相棒みたいなもんだしなぁ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/01(土) 10:11:46 ID:NTNzaHSC<> 深井零と雪風はどっちかっていえばBL方面。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/01(土) 11:55:51 ID:QfhEKyFu<> 多田のせいだ、それは。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/02(日) 13:44:42 ID:FEBex1Kd<>  「さあ、立って」
目の前で羞恥に顔を赤く染める彼女の手を取り立たせる。

 「水、なんだろ? 濾過されて不純物を除去されたキレイな水だっていってたよな」
私の言葉に反応し、耳まで赤く染める可愛いやつ。
言葉を発することすら出来なくなっているのか……お嬢さまタイプを選んで正解だったな。

 「ほら、キミはここに立つんだ。私はソレが良く見えるようにココに横になるから」
下から見上げた顔は 今にも泣き出してしまいそうに瞳が潤んでいた。
胸に何かがグサリと突き刺さったような感触を味わう。
笑った顔が何よりも可愛らしい娘なのに、私は自分の悦楽のために こんな行為を強要する。
まったく……酷い男だ。

 「出来ないのかな?」
動かない彼女を急かしてみる。 唇をキュッと噛む仕草なんて予めプログラムされていたのだろうか?
それとも、これが自己進化型の学習能力なのだろうか。
おずおずとスカートがたくし上げられ、白い下着が膝まで下ろされる。
この姿を下から見上げることが出来るなんて、なんと素晴らしいことだろうか!
彼女の行為が始まる前に、私は錠剤を口に含む。

 「さあ、始めてくれ」
彼女が私の顔を あられも無い姿で跨ぎ、排水タンクから放水を開始する。
私の口に注がれる水は飛沫を上げて顔中を濡らす。
口いっぱいに貯まった水を 私は喜悦と共に飲み下す。
見上げると、彼女の瞳から涙がこぼれていた。



 「もうっ! マスターったら、お薬くらい普通に飲んでくださいねっ!!
  毎朝これじゃあ、恥かしくて回路が焼けてしまいますわっ
  このために深夜に濾過用の触媒をオーバーフロー寸前まで飲まなきゃならないなんて
  まったく、不毛ですわっ!!!!」
涙腺からこぼれたオーバーフロー水を拭きながら怒る彼女。
仕方ないじゃないか、老い先短い老人にとって
キミのような可愛らしい娘が あんなことをしてくれることくらいしか楽しみが無いのだから。
苦い薬もあれなら飲めるってものさ。
本当に、キミは可愛いよ。

 「んもうっ、ごまかさないでくださいっ!」

医療介護用ロボ娘と老人の朝の風景より <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/02(日) 14:54:33 ID:wllhPlry<> これだけ元気なら、老人まだまだ死なないな <> 名無しさん@ピンキー<><>2007/12/02(日) 17:38:08 ID:PZUInnxC<> その後老人もロボ娘にされるという電波を受信した <> 名無しさん@ピンキー<><>2007/12/02(日) 18:25:38 ID:Osq/IDwR<> ロボ娘
「……まあ、わしも、いえ、わたしも生前は同じようなことをしてましたし、責められたものじゃないのかもしれんが……いえ、しれませんが」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/02(日) 23:16:17 ID:pNZRpK2t<> 思えば、メイドロボットの原点はロックマンのロールちゃんじゃないかと思うんだ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/03(月) 01:37:40 ID:AceAfRVd<> 論を待つまでもなく、文化女中器だな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/03(月) 06:35:59 ID:xJ0Jn1fd<> コブラのレディだろ、常考




「コーヒーできたぞ、飲みやがれ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/03(月) 08:17:30 ID:nY8eDCIy<> 日本人ならお茶を運ぶカラクリ人形じゃないか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/03(月) 12:31:45 ID:U72VY0ir<> 清楚を絵に描いたような日本的メイドロボ娘ってのもいいなぁ
現代では絶滅種だしなぁ
ロボ娘で再現っていうのも無い話では無いよなー

と、リクエストしてみたり^^ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/03(月) 12:32:34 ID:U72VY0ir<> 日本ならメイドじゃなくて女中かな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/03(月) 12:43:34 ID:jXwLDhER<> >>29

豊田有恒だっけ?のショートSFにそんなのがあったな。「アンドロイドお雪」だったか。
ラストが泣ける。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/03(月) 19:03:52 ID:7qZBXjuz<> あいや、お雪は平井和正だし豊田有恒のアンドロイドモノにそういうのあったっけ
短編だと小松左京の「宗国屋敷」なんかはそのものズバリだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/03(月) 20:11:45 ID:mvCkch6k<> >>32

>短編だと小松左京の「宗国屋敷」なんかはそのものズバリだな

あ、それを言いたかったんだ。
しかし、作者と題名両方間違えるって俺どんだけー。orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/03(月) 23:17:44 ID:5/06/ce1<> >>29
このスレでも前に時代劇SSは一回あったな <> ウチのメイドは欠陥品<>sage<>2007/12/07(金) 01:00:54 ID:YzXHF7Bb<> 俺の家のメイドロボははっきり言って性格が悪い。
まぁ、その性格の悪さが欠陥だったのだから諦めるしかないが・・・
ああ、少しは俺のことについて説明しておこう。
名前は・・・流石に言えんな。
容姿、家柄共に人並みと言っておく。
収入は、普通よりやや多いが会社では安い方だ。
え?なんの会社か?
キサラギってあるだろ?ほら、メイドロボの大手メ−カ−だよ。
あそこの支店の営業係な訳だ、俺は。
結構太っ腹な会社でな。
入社するとメイドロボを一台くれるんだよ。
まあ、欠陥品しかくれないけどな・・・
同僚の中には表情に欠陥のあるのをもらったやつがいてな。
笑顔が作れないって毎晩泣くから金貯めて修理してやったらしい。
修理できるような欠陥はいいが、性格はどうしようもないからなぁ・・・
「ますた−。飯できたぞ−。早く食べに来んと朝飯抜きだぞ−。」
ったく・・・そういや明日はクリスマスか・・・
行くとこもないし家で寝ようかなぁ・・・
「そうそう、今夜毛糸玉八個買って来てくれ。赤を六個と緑を二個で。」
人使い荒いな−も−・・・仕舞いにゃスクラップ回収に出すぞ・・・
「気にせず行って来る!あ、今夜すき焼きね。」
じゃあ早く帰るか・・・
「毛糸玉忘れたら食べさせないけど。」
鬼かおまえは・・・ <> ウチのメイドは欠陥品<>sage<>2007/12/07(金) 01:02:07 ID:YzXHF7Bb<> ・・・ああは言ったが、しっかり毛糸玉を買ってしまった・・・
・・・すき焼きには代えられないとはいえ、
どちらが主人だか分からなくなってくるような行動はやはりすこし悲しいものがある。
「兄さん兄さん!シルバーアクセ買っていかないかい?」
クリスマスイブでも道端には露店商がアクセサリーを売っている・・・
今年はこれでも買って帰るかな?
去年はケーキを買って家がひっくり返るかと思うほどどなられたが・・・
これならあいつも喜ぶだろう・・・たぶん。
・・・このネックレスをくれ。
「兄さんお目が高いねぇ!そいつはざっとこのくらいだ!」
おいおい!ンな値段だったらそこの宝石屋でブローチ買った方が安いぜ!?高すぎる!このぐらいにまけろ!
「それじゃあ今度はオレがまいっちまうよ!このくらいだ!」
んな・・・ネックレス一個がなんでそんなに値が張るんだよ!せいぜいこの辺が相場だろ!?
「ウチの商品は特別製なんだ!この値段!これ以上はお釈迦様にだって値引きしないぜ!!」
<> ウチのメイドは欠陥品<>sage<>2007/12/07(金) 01:03:31 ID:YzXHF7Bb<> ・・・・・・・・・・気分が重い。ダンベルを背負って歩いてる気分だ。
結局普通のネックレスの二倍の値段で売りつけられちまった・・・
オマケに指輪まで買わされたし・・・
アイツが知ったらどんな顔するかねぇ・・・
・・・・・家、ひっくり返るな。きっと。
そんなことを思いつつ家に帰ると・・・
「お帰りなさいませ!!ご主人様!!」
・・・・・いきなり知らないメイドロボにタックルされて柱に叩きつけられた。
・・・ヤバイ。なんか走馬燈が見える。
メイドロボのタックルで人生を終えるとは・・・
せめてキサラギ製のメイドロボだったらタックルせずに玄関に座って出迎えてくれるんだがなぁ・・・
「・・・何やってんの?アンタは。」
・・・この口調はアイツか・・・起こすときにはますた−なのに普段は何故かアンタとか言うんだよなぁ・・・
「すいませんお姉さま・・・お出迎えしようとしたらぶつかっちゃって・・・」
「良いの良いの。どうせ家のマスター無駄に打たれ強いのが取り柄だし。」
・・・人の事ボロクソに言うなコイツ・・・
「交通事故にあっても受け身取れる人間がメイドロボのタックルで死ぬわけないでしょ。」
・・・あれは車が来ると三秒前に分かってたから受け身がとれたんであって・・・
・・・ん?そう言えば凄まじく気になる単語が聞こえたような・・・
「お姉さまがそう言うなら大丈夫なんですね。」
ちょっと待てぇえい!
「ね?起きたでしょ?」
「すごいです!お姉さま!」
・・・すまん。事態最初から説明してくれ。
・・・・・ツッコミを入れたとき、視界に浮かんだ走馬燈は消し飛んだことを追記しておく。
<> ウチのメイドは欠陥品<>sage<>2007/12/07(金) 01:04:06 ID:YzXHF7Bb<> 野良メイドロボ
主人が死亡したりして自立したメイドロボのことをそう言うらしいが・・・
たいていは道端でエネルギーが無くなって朽ち果てたり、
自分でサ−ビスセンターに連絡して回収を頼むらしい。だが・・・
メイドロボがメイドロボを拾ってくるなんて話、豚が空を飛ぶより有り得ない話のはずだ。
・・・遺伝子組み替えで空飛ぶ豚を作った科学者がいたがそれは無視して。
しかし、俺の目の前には拾われてきたメイドロボが正座してこっちを見つめてるわけで。
・・・・・なんで自分の家がこんなに居づらいんだろう・・・
拾ってきた当人は「後は若い者に任せて」とか言って引っ込んでいったし。
・・・・・何故に外見十歳で生産後三年の奴に若い者とか言われるんだよ・・・
「私を、この家に置いていただけませんか?」
二人きりになるなりこの変なメイドロボはそう切り出した。
断言する。
これ絶対アイツの入れ知恵だ!
同僚が言うには、俺は押しが弱いらしい。
そんな押しの弱い俺が期待に満ちた眼差しで見つめられて拒否できるはずがないわけで・・・
十五分後、部屋ではその新しいメイドロボの歓迎パーティーが始まっていた。
参加者三人で一人は蚊帳の外のこの状態をパーティーと言うのならだが。
<> ウチのメイドは欠陥品<>sage<>2007/12/07(金) 01:04:43 ID:YzXHF7Bb<> なんだかんだで楽しいパーティーだったし、それは良しとしよう。
だが・・・これを渡すっつー目的忘れるわけにはいかねぇな。
露店で少し買い物してきたんだが・・・
「またケーキ買ってきたとか?」
・・・露店で売ってるのか?ケーキって。
買ってきたモンはこれだよ、これ!
「・・・指輪?」
・・・ありゃ?間違えたかな・・・
「しかもこれ、結婚指輪じゃん!」
ワリィワリィ、間違った。
でもそれ、結婚指輪なのか?
「・・・どっからどーみても結婚指輪だよ。」
プレゼントはこっちだ。ほら、ネックレス。
「へぇ・・・二つに別れる仕組みなんだ・・・あの娘とペアで付けられるね、これなら。」
しかし・・・結婚指輪のほうでもよかったんだけどな、俺としては。
「・・・え?」
なんでもないなんでもない!
「もう一回言ってみてよ〜」
なんでもないっての!
「素直にならなきゃ駄目だって!」
そう言ってアイツが俺の後頭部に手刀をかましたところで、俺の意識は途切れた。
<> ウチのメイドは欠陥品<>sage<>2007/12/07(金) 01:06:16 ID:YzXHF7Bb<> なんだ、夢か・・・しかし、懐かしい夢だったな・・・
そう、俺は目が覚めるとベッドに寝ていた。
夢の中のように朝飯抜きなどと起こされることもない。
「・・・ったく・・・いくら休みの日でも寝過ぎでしょ、これは。」
一晩中寝かせ無かったヤツが何を言うか。
「だって・・・せっかくこの指輪もらった日だったし・・・」
「御姉様、充電が切れるまで続けるのは止めてください・・・」
そうそう、結局二人がかりで運ぶハメになったんだぜ?
「・・・反省してます・・・」
今、オレはこうして楽しく生きている。
最高の人生の伴侶と共に。
そう、要するにそう言うことだ





1年かけて去年のクリスマスから書いていた。
後悔はしていない。
・・・長さ以外は <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/07(金) 02:57:55 ID:kJzHSdKE<> 朝チュンでもGJ出来る事例が在ることを此処に証明します <> 名無しさん@ピンキー<><>2007/12/07(金) 03:01:48 ID:VhdK0mnm<> >>40
GJ




AMIDA可愛いよなAMIDA <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/07(金) 20:56:38 ID:LC215a9i<> 流石キサラギ、遂にメイドロボ分野にも参入したか!

なんて思ってしまう俺レイヴン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/08(土) 02:07:30 ID:iLHA8yUY<> ACは台詞がネ申 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/09(日) 22:24:38 ID:bC2r8Y0b<> 如月と言うと、愛と正義の戦士を思い出す。彼女はサイボーグだったか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/10(月) 00:47:21 ID:abui85JW<> 初代はアンドロイドだよ

最近リメイクされたほうのは知らんけど <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/11(火) 13:17:15 ID:NTMBJv+5<> OCNの規制が長引いてる影響かな…カキコ少ないね。

そういう俺もOCNなんで、現在携帯からカキコorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/12(水) 11:23:03 ID:dDHgFOjt<> キサラギがガサラキに見えたorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/14(金) 01:22:48 ID:2JX6u8Sw<> @巴のマスター氏、今回の大規模規制に巻き込まれたんだろうか・・・
ラストが気になってしょーがねーーー! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/15(土) 13:46:00 ID:M6DLB+TC<> トモエマスターじゃないけどマジでocnはどうなってるんだろ
腹立つなあ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/15(土) 13:58:02 ID:M6DLB+TC<> トモエマスターさんじゃありませんが、
OCNが死んでるので、外からです。
こんなの書いてみました。投下させていただきます。
といっても、私の創作ではなく、古典なので、ご存知の向きも多そうですけど。
作者脳内の妄想キャスティングは成海璃子で。


  

「他人の星」


 私たちの住む地球は水と緑と、そしてたくさんの宝物を持つ生命の星。宇宙の宝石。
 地球は狙われています。遠い宇宙からの侵略者に。

 青白く光る流れ星のような発光体がゆっくりとゆっくりと落ちてくる・・・SAP(サップ)本部に
そんな連絡が入ったのは、12月のある夜でした。肌のすり切れるほど寒い、そんな夜でした。
 早速、SAP本部でその発光体の落ちてゆく方向を解析し、アオモリ・ケン隊員とムラタ隊員が
SAPビハイクルで急行しました。
 何しろ宇宙からの円盤かもしれません。もしそうだとしたら、警察の手には負えません。
そう、われらが地球防衛機構・SAPの出番です。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/15(土) 13:59:02 ID:M6DLB+TC<> 「たしかにこの山の方角だったんだよなあ、ケン」
 ムラタ隊員がケンに話しかけました。
「そうですね・・・アーッ!ムラタ隊員、見てください!」
 ケンが指さした方向には真っ白い煙があがっています。もしかすると、宇宙人の円盤が墜落して
出た煙かもしれません。
「よし、ケン、すぐ行くぞ!」
 二人はSAPビハイクル全速でUFO墜落の現場へと向かいました。
 が、煙の出どころは深い森で、車では入れません。こんな夜中では歩いて入っても、
見つけるどころか出られなくなってしまうでしょう。

「しょうがないなあ、また明日、サイクロコプターで出直すか」
 そう言って回れ右しようとしたムラタ隊員にケンが言います。
「ムラタ隊員!あれを!」
「ン?・・・・・・ンンンン!!??」
 まるで夢を見ているようです。とれも信じられません。
 ドライアイスを敷いたような白い煙の中から、こんな真夜中のひとけのない森から、
女の子が出てきたのです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/15(土) 14:00:29 ID:M6DLB+TC<> 「き・・・君・・・」
 しかも驚いたのはそれだけではありません。その女の子、いっさい何も身につけていません。
つまり、完全な裸だったのです。
 年齢は16〜7歳ぐらいでしょうか。すき通るように白く凹凸の少ない身体は、ほくろひとつなく、
不自然なほどにつるつるの肌をしていました。
「き・・・君は誰だ。こんなところで一体、何をしていたんだ・・・」
 そう言いながらムラタ隊員は右手で腰のSAPガンを確認していました。そう、円盤墜落の現場から
出てきた不審な人間、となれば宇宙人かもしれないと疑うのがSAP隊員なのです。

 ところが、その少女は全く動じた様子もなく、
「君たち・・・SAP隊員だね?」
と、抑揚のない声で言います。 
 それにはあえて答えず、
「とにかく、われわれと一緒に基地まで来てもらおう」
と、今度は少しすごむような声でケンが言うと、驚いたことに、その少女は
「アオモリ・ケン隊員・・・ケン隊員は君かい?」
と、やはり平板な口調で逆に質問してきました。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/15(土) 14:02:13 ID:M6DLB+TC<> (やはりこの少女、あの墜落した円盤から来たな。俺の名を知って、わざわざ俺かどうか確かめてきた。
・・・ということは、俺がウレタンマンエースだということを知ってて言っているに違いない・・・)
 さあ、どうしましょう。ケンはとりあえず、自分がケンだとは認めずに少女の反応を見ようとしました。
 
 が、かたわらのムラタ隊員のほうが
「何だ、君は。どうしてケンの名まで知ってるんだ」
と、その裸の少女に問うてしまいましたから、少女はかすかな笑みを浮かべて、
「そう・・・」
と、小さな声でつぶやくように言いました。
 そして、そのまま左手を挙げて、ケンに人差し指を向けると、何とその指先から白い霧のような
気体を発射したのです。

 シュワワワ・・・
「ゴホッ、ゴホッ・・・」
 不意打ちをくらって、ケンが意識を失いました。
「こ・・・こいつ・・・」
と、ムラタ隊員がSAPガンを発砲しました。
「ズガン!ズガン!」
 ところが、銃弾は少女の身体にたしかに命中しているのに、少女はまったくびくともしません。
血すら流していません。いったい、この少女は何ものなのでしょう。
「く・・・くそっ・・・」
 ムラタ隊員もいつしか意識が薄れていきました。

 そして少女は、夜の森の入り口で倒れたままのケンの左上腕に手をのばしました。すなわち、
ケンのウレタンバッジへ。・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/15(土) 14:03:53 ID:M6DLB+TC<> 「ケン隊員!ムラタ隊員!応答してください!応答してください!ケン隊員、ムラタ隊員・・・」
 SAP秘密基地の作戦室内で、リカ隊員が何度も何度も二人を呼び出しています。
 しかし、気絶したままの二人からは、もちろん何の応答もありません。
「隊長・・・」
 リカ隊員が不安気にモノホシ・ダイ隊長の方を見ました。
「何かあったのかもしれないな。・・・あの墜落した未確認飛行物体と関係があるのか
断定はできないが・・・」
 ダイ隊長は、自ら言葉を選ぶような慎重な様子で言って、
「しかし、この闇夜ではかえって捜索は混乱してしまう。朝になって、みんなが揃ったところで、
SAPの全力を挙げて、二人の捜索と墜落した飛行物体の調査を開始する!」
と、リカ隊員に処置方針を告げました。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/15(土) 14:05:03 ID:M6DLB+TC<>  朝になり、SAPメンバーが集まってくると早速、ダイ隊長は、
「コナカとアオキはSAPイーグルで、俺とマツイ、リカはSAPコンドルで出動だ!」
と指示を出し、自らが先頭になって作戦室から走り出ました。

 さあ、SAP極東基地の誇るスーパー戦闘機の出動です。伊吹山麓の秘密基地から昨夜の墜落現場まで、
SAPの誇る最新鋭ジェット機ならアッというまです。

「あっ!あそこだ!あそこに二人が倒れているぞ!」
 アオキ隊員がケンとムラタ隊員をいち早く見つけだし、すぐに救出しました。
 幸い、二人ともケガはありません。ただ、催眠ガスのようなものを嗅がされたのか、
アオキ隊員とコナカ隊員が何度も頬を叩いても、なかなか目覚めません。

 一方、隊長機はというと、その間に墜落した円盤を発見し、その機体を回収していました。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/15(土) 14:06:29 ID:M6DLB+TC<> 「どうでしょう、博士」
 ダイ隊長が一ノ瀬博士にききました。

 ここはSAPの作戦室です。ケンもムラタ隊員ももう目を覚ましてここにいます。
 回収した円盤の機体の分析結果はどうだったのでしょうか。

「やはり、これは宇宙から来たものだなあ、モノホシ君」
 一ノ瀬博士が分厚い丸メガネを光らせ、白いヒゲの奥からモゴモゴと答えました、
「これは地球の鉄鉱石や銅に成分は似ているが、地球にない技術で加工してある金属のようだ」
「そしたら、ケンとムラタ隊員が会ったという女の子も、宇宙人ってことかしら!?」
 リカ隊員が口をはさみました。

(いや・・・厳密に言うと、宇宙人ではないな・・・)
 ケンは一人、心の中でリカ隊員に訂正を入れました。
 
 人間にはわからないだろうが、俺にはわかる。あの娘・・・表っかわは全く人間と区別がつかないが、
あれは間違いなくロボットだ。
 あの娘、かすかだが、たしかに金属の匂いがした。この円盤の機体と同じ金属でできているんだ。・・・

「ねえ、ケン!」
 リカ隊員の声に、われに返ったケンは
「あ・・・ああ。そうかもしれないな」
と、曖昧な声で答えました。

 あの娘・・・いや、あのロボットは、俺の正体を知って、俺のウレタンバッジを盗みに来たんだ。
あれがないと俺がウレタンマンエースに変身できないことを知って。・・・
 クソッ。きっと取り返してやる。・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/15(土) 15:51:47 ID:4wj+SFaD<> モノホシ隊長ならウレタンマン・オレだろうに <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/15(土) 16:40:47 ID:kbhqA4I0<> 期待のGJ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/16(日) 00:14:45 ID:a1MuqNcn<> 盗まれたウルトラアイ+アンドロイド0指令かはたまた
…巨大化すんのかなぁ…
まぁそれはともかく続きが楽しみ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/16(日) 11:42:58 ID:PV38AgDn<> 文体は特殊だけど、みょうに雰囲気がある不思議。おっさん遺伝子のなかのカールチューンが呼び起こされてるんだろうか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/16(日) 20:16:12 ID:TQaBBwSO<> 規制に引っ掛かって散々でした。
書き込めると良いのですが…。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:21:42 ID:yDRKgEaX<> 2

 SAP(サップ)基地でアオキ隊員がおかしな電波に気づいたのは。その日の夜のことでした。
「隊長!先ほどから変な電波が宇宙に向けて発信されています」
「なにっ」
 モノホシ・ダイ隊長がコンピュータに走りよりました。
「宇宙に向けて信号電波を発信するというと、われわれ地球防衛機構が宇宙ステーションに出す
以外にはありませんが・・・」
「違うのか」
「ハイ。発信地はどこの基地でもありません。市街地の中からです」
「なにっ」
 アオキ隊員の目の前のモニターを見ると、たしかに発信地はSAPの施設とは関係のない、
町の中となっていました。
「四条・・・河原町か。まさに街のまん中だな。・・・どうだ、怪電波の解読はできそうか」
 ダイ隊長が等と、アオキ隊員は、
「ハイ。小一時間で何とか」
と言いながら、もう手はその作業を始めていました。

 そのとき、おもむろにケンが
「隊長!発信地の確認には私が行きます!」
と名乗り出ました。
「そうだったな。ケンはその不審な宇宙人の顔を見ているんだったな。よし、行ってもらおう」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:22:36 ID:yDRKgEaX<>
 ケンが私服に着替えて出て行って、四十分も経った頃でしょうか。アオキ隊員が得意げに
「隊長!見てください!これが電波の内容です!」
と、コンピュータのモニターを示しました。
 ダイ隊長、リカ隊員、マツイ隊員ら、みんなが一斉にのぞきこむと、画面には奇妙な文が
示されていました。
「コチラ、サキ。ニンムカンリョウ・・・ムカエヲオネガイシマス・・・はて、何のことだろう」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:24:22 ID:Y6NQMKUa<>
 電波の発信地となっていたのは、四条河原町界隈にあるちっぽけなネットカフェでした。
なるほど、正体不明の宇宙から来た者でも住みつける場所といえば、現代の日本では
ネットカフェがうってつけなのでしょう。

(たしかにこの店だ・・・しかし、あの娘、どこにいるか・・・しかたない。できるだけ
このテは使いたくなかったんだが・・・)
 ケンはカウンターにいる長髪の若い男の店員にSAP手帳を出し、
「SAPの者だ」
と告げると、人さし指を口にあて、低い声で
「今、極秘の捜査をしている。ちょっと教えてほしいんだが、私の来たことは誰にも言わないで
ほしい」
と念を押しました。
「16〜7ぐらいの若い娘で、やや背が高くて、やせていて、髪の長い娘なんだ。どこかの部屋に
入っていないか」
 ケンが言うと、カウンターの男は黙ってそっとレジ横のブース表を指さしました。

「18号室だな。よし・・・ありがとう!」
 ケンは急いで暗い通路を走りました。店内は会社帰りのサラリーマンやOLらしき人々で混み合って
います。そこに集まる人々は、まるで何も知らないのどかな顔で本棚のマンガを物色したり、
ベンダーのジュースを注いだりしていました。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:25:30 ID:Y6NQMKUa<>  18番ブースの戸を引くと、はたしてあの夜の少女が振り返りました。
 今日はもちろん裸ではありません。どこから手に入れたのか、学校の制服らしきものを着ています。
だから一見すると、ごく普通の真面目な女子高生にしか見えません。

「来たんだね・・・」
 少女はおかしいぐらいに冷静です。
「さあ、ウレタンバッジを返してもらおう」
「それはできないよ。だって、ぼくの任務だもの」
 なぜか少女は男の子のような言葉でそう言いました。

「おまえはどこの星から来たんだ?」
「エメロン星雲ブラックホール第三惑星、クック星・・・」
 ケンにも聞いたことはない星です。
「ぼくたちの星の政府の計画は完璧だったんだ。だけど、ただ一つ不安要素があった。
それがウレタンマンエース、君の存在なんだよ」
「だから俺が変身できないように、ウレタンバッジを盗んだというわけか」
「そう。それがぼくの任務なんだ」
 まるで悪びれる様子もなく、淡々とした口調で自分の任務をケンに説明しました。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:27:01 ID:yDRKgEaX<>
「クック星人の目的というのは何だ。地球の侵略か」
ケンの問いに、少女は首をかしげ、少し考えるような顔で
「ううん。侵略ではないんじゃないかなあ」
と、首を横に振りました。
「じゃ、目的は何だ」
「地球そのもの、かな」
「!?」
 ケンには最初、意味がわかりませんでした。
「鉄鉱石、ボーキサイト、石炭・・・ぼくたちがほしいものが地球にはたくさんあることが
わかったんだ。だから、ぼくの生みの親であるクック星科学・エネルギー省ではこの星を
手に入れることにした」

 その言葉を受け、うーんと考え込むようにして、ケンは静かに答えました。
「・・・つまり、侵略や植民地化しなくても、結果的に資源が手に入ればいいんだろう」
「そういうことだね」
 ケンは今度はやや安心した顔になり、膝をくずして座り、静かな声で
「ならば平和的な話し合いという方法があるじゃないか。そんなたくさんは提供できないが、
多少の資源なら公式の貿易ルートを開いて、おまえたちと取り引きできる可能性はあるはずだ」
と言いました。
 互いに文明人の住む星と星が、何も最初から戦うことはない。平和な輸出入なら問題ない、
とケンは思いました。俺とこの娘だって、宇宙人とロボットという違いはあっても、遠い星から
この地球に単独で来ている者同士、境遇に大きな違いはない。争わないですめば、そのほうがいい。・・・
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:28:18 ID:Y6NQMKUa<>
「それは無理・・・」
「えっ!?」
「だって、もうクック星の惑星破壊弾道ミサイルは発射されてる頃だもん」
 何ということでしょう。クック星人はいきなり地球を破壊するつもりなのでしょうか。
「地球を・・・いきなり壊して。その後、鉄鉱石のかけらを拾い集めようってわけか」
 ケンがうめくように言うと、少女は眉を下げ、すまなそうな表情になったものの、
「この星のためにがんばってる君には悪いけど、ぼくにとって命令は絶対なんだ」
と、そこは譲りません。

「だけど、君は宇宙人だから、この星がなくなっても生きられるよね?」
 どうしてか、少女は今度は心配げな顔つきでケンのことをうかがっています。
「おまえはどうなんだ」
 ケンがふてくされた調子で言うと、少女は
「ぼく?ぼくは、ちゃんと迎えに来てもらうことになってるよ。この星が宇宙から消える前にね」
と言って、左手に小さな機械を掲げました。
 文庫本ぐらいの大きさの真っ黒い金属のいたが、少女の小さな手の中で光っています。
「今、このケータイで、科学・エネルギー省に通信してるところなのさ」

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:29:10 ID:Y6NQMKUa<>
「コチラ、サキ。ムカエハマダカ。ムカエハマダカ・・・だそうです」
 SAP基地では、アオキ隊員がコンピュータに向かって、怪電波の解読をしている最中です。
「ムカエハマダカ・・・どういうことだ」
 ムラタ隊員が独り言のようにつぶやきました。
「ケンのやつ、うまくやってるのかな」

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:30:03 ID:Y6NQMKUa<>
「そうか。こいつがクック星との連絡ツールなんだな。よしっ!」
 いきなりケンは跳ね上がるように立って、少女の左手首を力まかせに掴みました。
「あっ!やめてっ!何するんだっ!」
 少女が叫びましたが、ケンは力ずくで少女の手からその通信機をもぎ取りました。
「これは押収する!ただし、俺のウレタンバッジを返してくれるなら、これも返してやっていい」
「それは・・・ダメだよぉ。ぼくには使命があるんだから」
 少女がくちびるをとがらせて言うと、ケンは
「ならば、これはしばらく預かっておく!」
と、そのまま踵を返し、カウンターを素通りして階段を駆け下りました。
「待って!」
と、冷静さを失った少女が叫ぶのに一切耳を貸さずに。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:34:15 ID:Y6NQMKUa<>
「他人の星」の投稿者です。
「巴御前」が終わらないうちに割り込んじゃって、すんません。
拙い落書きではありますが、原典をご存知の皆様も、
あたたかく見守ってやってください。

訂正:63の下から8行目
   (誤)隊長が等と
   (正)隊長が問うと
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:40:52 ID:Y6NQMKUa<> また「他人の星」の投稿者です。
間違いではありませんが、未変換に気づいたので、訂正させていただきます。
何度もすみません。

訂正:68の下から2行目
   (誤)真っ黒い金属のいたが
   (正)真っ黒い金属の板が
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 19:49:54 ID:Qt5LV34v<> GJです
諸事情あるでしょうから割り込みにはあたらないでしょw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 20:41:26 ID:RQifm9ip<> ネーム欄にタイトルいれときゃ混乱はなかろ。そこはかとなく漂う昭和の香りに続きを期待。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/17(月) 20:46:17 ID:FXm0US5g<> GJ。続きが楽しみだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2007/12/18(火) 20:13:01 ID:UMv89UQ4<> 京都キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/19(水) 13:37:51 ID:4sRsjsG2<> ひとつ教えてくれ
ここの保管庫はいまどこに? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/19(水) 20:28:47 ID:H52u5uk/<> 3

「おお、ケン。戻ったか。どうだった?」
 マツイ隊員が問うと、ケンは
「これです。これがクック星という星との通信手段のようです」
と、少女から奪い取った携帯ツールを差し出しました。
「なにっ」
 モノホシ・ダイ隊長が驚いてそれを手に取りました。
「すると・・・この電卓みたいな機械を使えば、星からの応答も受信できるというわけだな」
「早速やってみましょう」
 いろいろいじってみましたが、液晶モニターには何も映りません。
 が、二時間ほど経った頃、突然、機械の液晶が青白く光りました。

「おお、何か数字みたいのが出てきたぞ!」
 コナカ隊員が嬉しそうに声を裏返しました。
「どうだ、アオキ。解読できそうか」
 ダイ隊長に問われ、アオキ隊員は
「ええ。地球のデジタル信号に似た数字変換の信号ですね。先ほどの『サキ』からの信号と
同じパターンで解読できそうです」
と、冷静に答えました。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/19(水) 20:30:08 ID:H52u5uk/<>

 また一時間ほどして、アオキ隊員が
「できました!」
と言って、コンピュータから暗号の解読分をプリントアウトしました。
「どうだ」
 興奮した調子で、ダイ隊長がアウトプットされた紙を引ったくりました。ケンをはじめ、
ムラタ隊員、マツイ隊員、コナタ隊員、リカ隊員らも覗きこみます。

「ム・・・ムム・・・」
 隊長が面食らったように眉をひそめ、腕組みをしました。
「何かしら。これ・・・」
 リカ隊員が首をかしげて読み上げました。
「ムカエハダセズ。アシカラズ。ケントウヲイノル・・・って、これ、どういうこと!?」
 まわりの隊員の顔をキョロキョロと見まわすリカ隊員の肩にポンと手を置いて、ケンが
「・・・裏切られたってことだよ。自分の星にね。いや、最初から裏切られていたのかもしれん」
と、低い声で悔しそうにつぶやきました。
 それは、何ともやり切れないといった風の、苦虫を噛みつぶしたような顔と声でした。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/19(水) 20:31:23 ID:H52u5uk/<>
 それから半日以上が経った頃だったでしょうか。外ではもう日が暮れかけていました。
 不意に沈黙を破って、作戦室の電話が鳴りました。
「ハイ、作戦室です。えっ、凱旋で?ケン隊員にですか。ハイ・・・ハイ・・・」
と応答していたリカ隊員がケンのほうを向いて、受話器の口をふさぎながら
「ケン。電話よ。女の子の声で・・・何だかよくわからないけど、『例の店にいる』って・・・」
と小声で伝えると、ケンの顔色が変わりました。
「貸せっ!リカ!」
 乱暴に受話器をもぎ取ると、
「もしもしっ。俺だっ。俺だっ!もしもしっ!」
と、割れんばかりの大声で受話器に向かって叫びましたが、電話はもうとっくに切れていました。

「あの店だなっ。よしっ!」
 ケンはヘルメットとSAPガンを手にとると、何も言わずに作戦室から飛び出しました。
「オイッ!待てっ、ケン!どこに行くんだ!」
 ダイ隊長が慌てて呼び止めても、もうケンは作戦室から飛び出して行ってしまった後でした。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/19(水) 20:35:23 ID:H52u5uk/<>

「他人の星」の投稿者です。
ご高評をくださった方、ありがとうございます。
今日が起承転結の転です。
「一気に」・「後腐れなく」を目標に、
今週中ぐらいに終わる予定です。
というか、SS自体は10月ぐらいにできてたんですけど。
内容的にどうしても今頃の時期にアップしたかったんで、
割り込みも規制過疎も承知で投稿した次第でありました。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/19(水) 20:39:14 ID:H52u5uk/<> たびたびすみません。

また微訂正です。

79の3行目
(誤)暗号の解読分
(正)暗号の解読文
80の3行目
(誤)凱旋で
(正)外線で <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/20(木) 15:34:54 ID:UxJBsaig<> ウルトラセブンのマゼラン星人の話そのまんまですね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/20(木) 15:59:04 ID:0sZCU+rK<> でも俺は好きだせ、そういうの <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/20(木) 20:52:52 ID:vsnUujT+<> おっとここはエロパロ板だぜ
もちろん本番はこれからさ <> 名無しさん@ピンキー<><>2007/12/21(金) 08:43:06 ID:71Z+3TPz<> >>77
どっかに保管庫があったのだが更新停止した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/21(金) 13:00:55 ID:fxgGV1K4<> スレタイ・作品毎のレス番号を整理して保管庫の管理人に送れば更新してくれるらしい<更新止まってるスレ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/21(金) 15:51:22 ID:/V80LAgz<> 単に、体に機械部品を装着しただけの娘はロボ娘とは言わない。
デモベ的に言えば、水銀の血潮が流れてこそ「ロボ娘」だと思うのですよ。

頭だけになっても活動できたり、剥がれた皮膚の下には金属やセラミックの光沢がなきゃな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/21(金) 19:43:02 ID:JmHY6M8L<>

 SAPビハイクルで高速を飛ばし、山科から国道を西へ。東山五条から東大路通を北へ。八坂神社前の
祇園で曲がって、四条通を対岸の河原町へ。
 12月も下旬にさしかかると、街は肌につきささるような底冷えです。厚い雲がたちこめた、
星のない夜でした。
 ちょうど週末なので、周囲にはたくさんの若い男女づれがコートやマフラーをはおり、楽しそうに
行き交っています。

 ケンはほこりくさい雑居ビルの階段を駆け上がると、昨夜と同じ若い店員に、
「SAPの・・・者だ。昨日の・・・娘は、どこの・・・部屋だ」
と、息を切らして問いました。
 店員がまた黙って指さしたブースは昨夜と同じ番号です。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/21(金) 19:44:43 ID:JmHY6M8L<>
「やあ・・・」
 不思議と、そこはかとなくやさしさの漂う声で、ケンは目のやり場に困ったような笑顔を少女に
向けました。
「?」
 昨夜とは違ったケンのやさしげな声に、少女は面食らったようなキョトンとした顔をしていました。

「おまえが俺を呼び出したってことは・・・これを返してほしいということだろう?」
 ケンが右手に少女の携帯通信機を掲げ持つと、少女は無言でコックリとうなずきました。
「俺のウレタンバッジは返せない、しかし自分の通信機は返してほしい・・・って、それはちょっと
自分勝手なんじゃないかなあ」
 少女はしょんぼりとうつむいて、何も答えません。

「返してやってもいいぞ、これ」
 少女がピクリと顔を上げました。
「たしかにウレタンバッジを返してくれるなら、な」
「で・・・でも、それは・・・ぼくには任務があるから・・・」
「任務、任務か。・・・誰のための、何のための任務なんだろうなあ、サキ」
と、ケンははじめて少女の−ロボットの名前を呼びました。膝を崩し、ポケットからセブンスターを出すと、
それに火をつけながら、
「クック星の弾道ミサイルで地球がこっぱみじんになって・・・おまえも一緒にバラバラにふっとんで、
後でクック星人に部品を拾い集めてもらうつもりかい」
と、つきはなしたように言いました。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/21(金) 19:46:24 ID:JmHY6M8L<>
「ち、違うよ。ぼくは・・・ぼくは、迎えの宇宙船で帰るんだ。クック星に」
「迎えは、来ない」
 えっ、と声なき声を上げ目を見開いた少女に、ケンはもう一度、
「迎えは来ないんだよ、サキ」
と、乾いた声で言いました。
 それは、あわれんでいるようにも、もてあそんでいるようにも、どっちとも聞こえる妙なトーンでした。

「サキ・・・おまえは見捨てられたんだ。いや・・・最初から見捨てられていたんだ」
 ケンが内ポケットから基地でプリントアウトした通信記録を出して、少女にそっと渡しました。
少女はケンの目をみつめたまま、黙って紙を受け取りました。

 どういうことでしょう、ロボットなのにその少女の目はうるんでいるようです。放心したような生気の
ない顔で、幾度も幾度も、たしかめ直すようにプリントアウトに目を走らせました。

「・・・地球には捨て石という言葉がある。おまえはクック星の人間にとっては、しょせん捨て石
でしかなかったんだ」
 ケンの言葉は厳しさをゆるめません。
「考えてもみろ・・・なぜクック星の学者が、クック星人ではなく、ロボットのおまえを地球によこしたか。
なぜ操縦式の往復円盤ではなく、一方的に発射して叩きこむだけの片道円盤でおまえを打ち込んできたか・・・」
「・・・・・・」

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/21(金) 19:48:58 ID:JmHY6M8L<>
 ケンは不意に笑い声をたてました。笑っているのか泣いているのかわからない、不思議な笑い声でした。
「昔な、この星で実験ロケットを飛ばすとき、地球に帰って来られないからって、人じゃなく、
ライカというメス犬を宇宙に飛ばしたことがある。ライカは、自分の運命も知らずにロケットで
宇宙に飛ばされて行った。・・・おまえはライカだな、サキ。・・・ハハッ、おかしいや。
おかしくって、目から鼻水が出てきやがる・・・」
 かすれ声でそう言いながら右腕で双眸をこすったケンは、静かに少女の手を握り、
「サキ・・・」
と、その名を呼びました。少女の手はひんやりとした感触の、しかしやわらかく無力な小さな手でした。
何も言わず、ケンの目をただみつめています。

「俺は宇宙から来て、ひとりぼっちなんだ。サキ、おまえも、いまや母星に捨てられ、ひとりぼっちに
なった。でも、これからはもうひとりぼっちじゃない。俺が・・・俺がおまえを守っていく。
一緒に・・・一緒にこの星で暮らそう」

 少女は返事をするかわりに、かたわらの学生カバンを開き、ケンのウレタンバッジを取り出しました。
ケンの拳を開かせ、バッジを乗せると、その上にそっと自分のてのひらを重ねました。
 そのとき、何も言わない少女の瞳からすーっと流れたのは、たしかに
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/21(金) 19:50:00 ID:rwsp0QFB<>
 少女は返事をするかわりに、かたわらの学生カバンを開き、ケンのウレタンバッジを取り出しました。
ケンの拳を開かせ、バッジを乗せると、その上にそっと自分のてのひらを重ねました。
 そのとき、何も言わない少女の瞳からすーっと流れたのは、たしかに一筋の涙でした。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/21(金) 19:51:15 ID:rwsp0QFB<> 「他人の星」の投稿者です。

重要なシーンのつもりだったのに、
コピペでミスしました。orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/21(金) 20:49:55 ID:foLc+/2c<> GJ!
サキに死亡フラグが立ってる気がする……orz

ところで、SAPと言われると頭が痛くなる俺。
R/3なんてなぁ…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 00:36:09 ID:MmPpIBWV<> ところで、ビハイクルと言われると頭が痛くなる俺。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 12:26:15 ID:iyFpnvQj<> 5
「すぐ戻る!」
 その一言だけ残して、ケンは駆け出しました。
「エーーーース!」
 叫び声とともにバッジを突き上げたケンが閃光に包まれました。
 ウレタンマンエースの登場です。

 さあ、もう時間はありません。宇宙へ。一刻も早く弾道ミサイルを破壊しに飛ばなくては。地球の
ために。そして少女とケン自身のために。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 12:27:08 ID:iyFpnvQj<>
  光の星に 願いをこめて
  必ず守る この地球
  ゆくぞ変身 ウレタンバッジ
  いいぞがんばれ ぼくらのエース
  ゆけゆけ勇者 宇宙のエース
  エース エース ウレタンマンエース
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 12:28:20 ID:iyFpnvQj<>
 エースは宇宙空間を月の軌道近くまで飛んできました。すると、ものすごいスピードで地球に
向かってくる巨大な金属のかたまりが見えました。これがクック星のミサイルに違いありません。
 弾道ミサイルはエースの身体の何倍もある巨大なものです。この大きさなら、たしかに地球を
吹き飛ばすだけの力があるかもしれません。
 慎重に・・・慎重に外壁を壊し、内部機構へ。起爆装置が見つかれば、何とかなるかもしれません。

 ついにウレタンマンエースは見つけました。この起爆装置さえ外してしまえば、あとはもうただの
巨大な金属です。おそらく海に落っこちて沈むだけでしょう。

 よし。これでよし。・・・
 エースは再び地球へ、あの少女のもとへとマッハの速度で飛びました。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 12:31:56 ID:iyFpnvQj<>
 少女はうらぶれた雑居ビルを出ました。下ばかり見ながら、ふらふらとしたおぼつかない足どりで
夜の街へと出ました。
 河原町の街角ではたくさんのネオンサインがまぶしくまたたいています。先ほどから舞い始めた雪に、
街の灯がぼやけて見えました。あちこちの店から陽気なクリスマスキャロルが聞こえてきます。

 人通りの激しい表通りをゆらゆらと歩いた少女は、鴨川の川べりにたどり着きました。鱧(はも)の季節
には納涼床が華やぐ川辺も、今は人の姿がまったくありません。
 少女の肩に冷たい雪が降り積もってきました。

 少女はブレザーを脱ぎ捨てシャツのボタンを外して、シャツも脱ぐと、自らの腹部を押しました。
 音もなく、パカリと少女の細い腹部が開きます。少女は機械のつまった自分の腹部内をいとおしむように
まさぐり、奥の赤色のボタンに手を触れました。
「カシャン」
 固い音をたて、何かの装置が起動したようです。
 カチ、カチ、カチ、カチ・・・
 時計の針を打つような不吉な音がしました。

 カチ、カチ、カチ、カチ・・・
 少女はふっきれたような、悟ったような表情で、河原にペタリと開脚正座の格好で座りこみました。
少女の姿を包みこむように、静かに雪が舞い落ちています。
 少女の頬にまた光るものが走りました
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 12:33:12 ID:iyFpnvQj<>
 ケンはエースからケンの姿に戻ると、すぐにまた、あの雑居ビルへと飛び込みました。あのネットカフェの
18番ブースへと。

「・・・・・・」
 18番ブースには、少女の持っていた紺色の学生カバンだけがぽつりと置き去りになっていました。

「サキ・・・・・・」


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 12:34:38 ID:iyFpnvQj<>

 I just want you for my own
 More than you could ever know
 Make my wish come true
 All I want for Christmas is you・・・

 街角は何もなかったように華やかなメロディーが流れ、恋人たちが楽しそうにショーウインドウの
クリスマスケーキをのぞきこんでいます。
 先ほどからの雪が都大路を白く染めつつありました。

 ケンは街角の恋人たちには目もくれず、ただただ少女の姿を探し求めて街を彷徨しました。
 河原町を。寺町京極を。今出川を。百万遍を。祇園を。
 夜が更けて、人通りが少なくなっても、それでもなお。

 サキ・・・どうしてだ。どうして、他の星でも強く生きていこうと思わなかったんだ。俺だって
同じひとりぼっちじゃないか。・・・

 ケンのまぶたに白い雪が舞い落ち、花見小路の格子戸がにじんで見えました。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 12:35:53 ID:iyFpnvQj<>
Fin <> 名無しさん@ピンキー<><>2007/12/22(土) 13:51:08 ID:cAu8jCX3<> GJ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 16:03:40 ID:lA2L5GHz<> GJ!
この時期の京都って雪降るの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 17:28:54 ID:OvA2E47P<> 30分ものの本の量とおんなじくらいにまとめたか。銀色の巨人ヒーローがイメージできる佳い出来でした。お疲れ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/22(土) 18:28:28 ID:vkz4apn8<> http://www18.atwiki.jp/takaharu/pages/4309.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/23(日) 05:01:19 ID:pBbIht0P<> このスレ的に、「戦闘妖精雪風」の雪風とのファックはあり? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/23(日) 05:33:09 ID:3CgxKMB8<> 雪風が女のコで別作品のカーリーみたいに女のコボディ持ちで相手が深井零ならあるかもな(言って見ればあの神林作品では『猫』なのだが)

しかし糞萌えアニメの萌え仕様のパンツにアレは認めないと言うより認めたくないな
ボディは知的な大人の女であって欲しい

何よりも作中雪風はストイックであり女声なんぞで話されては興醒めだろう

そして何よりも雪風は零以外の人間はゴミ同然でその零すらコックピットから放り出した怖いAIである(別解釈は幾つか存在する)し性別も定かではない


どうしてもその路線が好きならZOEのAIのエイダかドロレスがいいんじゃないの
彼女達ならまだ優しいだろうしな

で……もちろん小説版の話だよな?
他の神林作品読んだ上で聞いてるんだよな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/23(日) 11:55:11 ID:Q1wl4LAu<> >>105
絶対に降らないということはないがあまり降らないでしょう

>>103
お疲れさまでした。
冬の京都・雪のクリスマスという舞台装置が活かされていたような
いなかったような。そこはよくわかりませんがw
久々に「盗まれたウルトラアイ」を見たくなった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/23(日) 13:06:32 ID:T5FCRK4w<> ふと思ったがここの住人は元々セクサロイドが廃品かき集めて作った戦闘ロボ(当然萌え要素皆無)に自分のAI移して戦う的なものは受け付けるん?
聞いてみただけでこのスレには投下できそうにないが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/23(日) 14:05:11 ID:RLdzeucf<> >>111
確か鉄コミニュケイションのアンジェラがそんな感じでなかったか
ポン刀持たせたセクサロイド同士を戦わせて、人間の見世物にされていた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/23(日) 14:07:21 ID:gfNO1eBB<> 萌えると思ったら投下すればよろしい。そこまで堅苦しいスレでもないわけで。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/23(日) 15:30:12 ID:OHvzUBsm<> >>108
>18>19 <> 名無しさん@ピンキー<><>2007/12/24(月) 01:21:02 ID:H8MmFP5Q<> >>113
俺みたいに電波は大量に受信するが
自信がないから投下するのが怖いってやつじゃない? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/24(月) 09:13:05 ID:Gg3nSatR<> まあ創作っつー娯楽を楽しめと。自信やら評判やらは二の次で。
しかしまあある程度自分で納得できるものにしてから投下するのが望ましくはある。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2007/12/26(水) 21:39:00 ID:M+useQKk BE:865620397-2BP(1000)<> hssh <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/28(金) 02:14:22 ID:AUZv3nhw<> メイヴちゃんはあれはあれで好きだ。

DVDが糞つまんなかったのがいけない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/28(金) 21:23:00 ID:96S4zvou<> 「月光のカルネヴァーレ」のネタは、ここだと板違い? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/29(土) 22:07:49 ID:MbnVuZNw<> >>119
エロゲだと直球はル・ル・ル・ルだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/31(月) 11:47:57 ID:4PxHuKRl<> >>120
メカバレシーンある? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/31(月) 13:51:14 ID:T4cb2COL<> コミックボンボン版のロボットポンコッツに出てくるナースが

実は過去にボディをダッチワイフに改造され散々、犯された後に飽きたと言う理由で捨てられ
ヒロインの父親に拾われ現在に至ると言う忌まわしい記憶とトラウマを抱えていて

その忘れたい過去を偶然、知った何者かが
淫乱人形が社員に居ると知ったら町の人や社長はどう思うかな?と脅して呼び出して・・・・・・

って感じなのを妄想した事がある <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2007/12/31(月) 15:50:42 ID:I4e60yCu<> >>121
無い
ロボット物としての考察は面白い作品だけどあんまり即物的ではないな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/02(水) 08:42:29 ID:klEiDHwH<> アケマシテ
ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/02(水) 09:54:04 ID:YOdjxqmk<> あけましてホシュたん乙!




……ちょ、ホシュたんが「ホシュ」以外の言葉をっ!?
これが技術の進歩か!? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/02(水) 10:27:56 ID:Z/ZmU+mp<> マスター、今年もよろしくお願いします。
年末にC整備していただいたおかげで清清しく新年を迎えることができました。
パーツ交換も多かったようですから、出費がかさんだのではありませんか?
え? お年玉ですか。
まあ、ありがとうゴザイマス。

せっかく新品に交換したのですから、初物で姫始めなんていかがですか?
『初めて』なんて私も久しぶりの感覚なのでドキドキしているのですけど
まるでAIまでヴァージンになったようです
ねえ、マスター。 今年も私だけに独り占めさせてくださいね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/04(金) 23:32:02 ID:qVlPrgDd<> ハァハァ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/05(土) 02:32:48 ID:AG5LY8DB<> うん。やっぱり人工知能は弱ヤンデレに限りますな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/05(土) 03:51:40 ID:UM2/LKjn<> ヤンデレというか、どこか人間とは違った価値観を持ってるとそれっぽいよね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/05(土) 04:44:01 ID:KSLA1xKB<> アシモフのロボット3原則ものは、すべてヤンデレではないかとおもう
今日この頃 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/05(土) 08:03:49 ID:ATfwBZJj<> そんなレスするとまた例の暴走メイドロイドが自演始めるぞ
ん?誰だこんな時間にうわやめr






ご主人様が危険です <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/05(土) 10:06:47 ID:UM2/LKjn<> 炊飯器!炊飯器!助けて炊飯器!! (><;) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/05(土) 11:22:52 ID:18Lg9SpP<> 年末の規制解除騒ぎの一連のやり取り見てて思ったんだが、
運営の◆79EROXuCc女史って実はロボ娘なんじゃないかと… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/05(土) 13:05:53 ID:uOE/Oryg<> 洋物ドラマが元ネタってどうかな?
「バトルスター・ギャラクティカ」のナンバー6で
いっちょどうかと <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/05(土) 13:21:31 ID:67oIR/nw<> 実際に登場するわけはないと思うけど、エジソンの母の番宣が気にかかる
「家事機能つきのバービー人形と結婚したかったんだ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/05(土) 13:42:18 ID:Q7NDlu9a<> ロボット女子をネガティブな視点で捉えている(それがさも当然の
前提であると考えている)っぽいのが非常に不快だ、アレは <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/01/06(日) 11:47:42 ID:p0/H/zei<> 前スレ、埋まりましたね…それにしても、最後のレスが切ない… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 12:20:52 ID:UorTAnfC<> マスターからの指示や命令があると嬉々として働く。
それがロボ娘。

さあ、おまえらのロボ娘を錆付かせる前に投下するんだ!!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 12:33:45 ID:v64j6ct0<> PSOのクエストだとマスターの後を追うアンドロイドがいるよね。
あれはマスターの「自由に生きろ」という命令に対する反逆になるわけだが…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 12:42:56 ID:K9Jd4Vh0<> それが最初で最後の反逆だったのさ
・。:゚(。ノω\。)゚・。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 13:07:02 ID:Cncg1Bfs<> 後を追うのもまた自由のうちじゃないか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 13:22:39 ID:p0/H/zei<> 後を追い、自ら”命”を断ったロボ娘の残骸を偶然拾った少年。 当然、その少年はそんな経緯を
知らない訳で、自分の趣味と実益を兼ねてロボ娘をレストアしてしまう。

あれ?なんかこんな話、どこかであったような… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 13:48:24 ID:UorTAnfC<> コロ介なりぃw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 17:43:56 ID:osvveZ4G<> マスター、ジョイントが錆びました、オイルを注してください
マスター、ウイルスが侵入しました、ワクチンソフトをバージョンアップしてください
マスター、人工外皮の劣化が深刻です、メンテナンスしてください
マスター…言語認識に問題でりる、返事しないます…

マスター……
ますた……




主人の死を認識できなかったロースペックロボ娘 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 20:37:16 ID:T9UJ/Ftc<> 20XX年 10月12日 22:30 某市…
震度6、マグニチュード7の直下型地震によって倒壊した建物の瓦礫の上で、一体のロボットが高性能集音マイクと振動センサーに何かの反応を感知した。
そのロボットは赤外線暗視CCDカメラをドーム状の本体から伸ばし、瓦礫の隙間から奥の状態を確認した。
12秒後、ロボットは市立小学校の校庭に設けられた災害対策本部に、生存者確認の信号を送った。
返答はすぐに返ってきたが、その内容はロボットの満足行く物ではなかった。
『Code.10004175 現場ノ状況ニ置イテ判断シ、行動セヨ』
ロボットは人命救助用としては高度なAIを搭載しており、地震発生から数時間足らずの現在において、その返答が至極正当である事は理解できた。
到着した自衛隊もレスキューも人数が足りず、独自の判断で救助活動を開始した民間用ロボット達も自分の主人達を搬送するのに追われている。
少数投入された救助用ロボットだけでは、明らかに手が足りなかったのだ。
「はぁ…」
その人命救助用多機能ロボット『チエ』にはAIの他に、被災者を安心させる為の発声システムも内臓されており、有名声優が入れた軟らかな少女の溜息がスピーカーから漏れた。
「安心して、すぐに助けてあげるからね」
小型スピーカーを瓦礫の隙間に向けてそう言うと、やがて彼女の集音マイクははっきりと、生存者の弱弱しい声を認識した。
「……うん、がんばる」
CCDカメラに映る瓦礫に挟まれた10歳前後の少女は、涙にまみれた顔で精一杯笑顔を作り、チエに返した。
しかしその他センサーが感知した少女の体温や脈拍、血圧等を総合しても、後30分で死亡する事はほぼ間違いなかった。
チエが全力で救助活動を行ったとしても、少女を瓦礫の下から助け出すのに1時間はかかる。
「……名前は?」
「小春」
「かわいい名前ね」
電気ノコギリやジャッキ、ウインチ等をフル稼働させて瓦礫を撤去しながら、チエは小春に声をかけ続けた。
脳波の弱くなった人間の生存率が著しく落ちるのは、チエのAIにもインプットされて知っていたからだ。
「おねぇちゃんの名前は?」
「チエだよ」
「チエおねぇちゃんはロボットなの?」
「そうだよ。救助用ロボット、アサカタイプ1005」
小春の体温は時と共に低下し、脈拍も弱っていく。
それを冷酷な数値としてしか認識していないチエには、悲しいかな、人間の様に『焦る』という概念がなかった為、淡々と作業を続ける他なかった。
「……ママに会いたい」
「きっと会えるよ」
「……………」
「小春、返事をして………小春……」

1時間後、瓦礫の下から回収した少女の遺体をトレーラーに乗せ、チエは対策本部へと帰還した。






「知ってるかコハル、人間はすぐに死ぬ」
「そうなんですか!?嫌です、そんなの!」
ポカポカ陽気の空の下、キャタピラ付の炊飯器のお化けと、人間そっくりに作られたメイド人形が、公園のベンチに並んで腰掛け(乗っかって)、天然オイルの缶を啜りながら雑談していた。
「家の馬鹿主人もいつかくたばる、おまえのエロジジイも直ぐにおっ死ぬ」
「そんな事言わないでください!ご主人様とお別れなんて、嫌ですぅ……」
めそめそ泣き出す(真似をする)最新型のメイド人形に対し、炊飯器のお化けは更に続けた。
「泣こうが喚こうが、いつか死ぬんだよ。私もお前もそれで独りぼっちだ。で、お前はどうする?」
「そうですねぇ……何としてでも生きてもらいたいですね。ほら、今は医療技術も発達してますし」
「……ガキが」
「ちょ、やめ…あんっ!こんな場所でぇ!んんっ!だめぇぇ、皆見てますぅ!」
炊飯器のお化けがCCDカメラをスカートの中に突っ込むと、途端にメイド人形の黄色い悲鳴が、子供達の喧騒に紛れて響き渡った。
ロボは今日も平和である。
そして、明日も平和であれば良いと願っていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 20:44:14 ID:UorTAnfC<> 炊飯器キターーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 22:10:13 ID:K9Jd4Vh0<> >>145
お前は最低だ・・・俺の涙腺を枯らす気か!?


・。:゚(。ノω\。)゚・。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/06(日) 22:48:39 ID:/Z9sw0eL<> 炊飯器期待 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/07(月) 08:41:10 ID:dNLUuaxV<> 戦闘用ロボット少女と人間の男性との報われる事の無い恋
遠く離れた激戦地に従軍する事になり離れ離れになるロボット少女と男性。再会する事を約束した二人の想いを引き裂く敵対組織の猛攻

捕まったロボット少女に待ち受けていたのは武装を全て没収されたロボット少女が壊れてスクラップになるまで陵辱専門の拷問メカによって一方的にレイプされるのを大衆にショー形式で見せる残虐な仕打ちで

場合によっては人間男を夜のベッドの上で相手をする事も任務の一つになる事もあるのでロボット少女のシリーズはある程度は人並みに感じたり絶頂する様に作られている為に

悶え喘ぎ苦しみ悶絶し絶頂するロボット少女。時間が立つに連れ

冷却用の水がまるで涙の如く頬を伝い男性の事を思い出しながら「すみません。約束は果たせそうもありません」と心の中で謝りながら圧倒的な暴力と陵辱に晒され

数週間後に男性はスクラップ(殉職)になって変わり果てたロボット少女と再会し泣き崩れる
も奇跡的にメモリーは無事だったので別ボディにメモリーを移植し男性の傍らには才色兼備な女性ロボットが幸せそうな笑顔を見せていた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/07(月) 20:01:53 ID:QfDiOQ3z<> ttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1076821.html
ついに俺らに世間が追いついたぞ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/07(月) 20:08:54 ID:ve2h25eI<> 俺の今の気持ちを漢字一文字で表すとだな












凹 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/08(火) 23:55:22 ID:kX7buVXN<> 「DIE往生」COMIC LO 2008年2月号 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/09(水) 02:12:14 ID:cimaFypp<> 時代が追い付くのはあと40年か…

orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/09(水) 20:46:44 ID:z3GVx65d<> http://japanese.engadget.com/2007/05/18/buildup-tamanoi-humanoid/

まぁ酢でも飲め <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/09(水) 21:36:49 ID:CWf5s0LS<> 酢を素のまま飲むのはちょっとアレじゃないか?w
   ↑ギャグじゃないよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/09(水) 23:59:33 ID:8rLTNkSJ<> 酢吹いたwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/10(木) 16:27:45 ID:nJuZk+AW<> 最初酢を燃料したロボットかと思った <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/12(土) 11:08:27 ID:rcdW/vh2<> ショタロイドにメイド女装させ、人工ペニスをいつでも遠隔勃起できるように改造してスーパーに買い物イかせたい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/12(土) 11:14:29 ID:dYLmW9ZW<> 吹きすさぶ風が良く似合う
9人の戦鬼と人の言う
だが我々は愛のため
戦い忘れた人のため
涙で渡る血の大河
夢見て走る死の荒野 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/12(土) 11:57:39 ID:VQvBefbY<> >>158
スレチだけど
ttp://x51.org/x/06/07/1913.php <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/12(土) 17:00:05 ID:WnpNt5Lj<> >>160
こんなとこでx51に出会うとは… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/13(日) 04:13:57 ID:l/cIqzNI<> そのリンク先の、「リモコンのボタンを銃で撃って、破壊される前に信号が送信できるか」という考察にワロタ
バカなことを考えるやつもいたもんだ……

x51だから信頼性は皆無だがw <> Deus ex machina.<>sage<>2008/01/13(日) 21:27:53 ID:eKU5PBxz<> その日メリーは、世界政府機構の医療センターで覚醒処置を施されるサエコに、初めて対面した。
ホログラムではなく、強化ガラス越しに初めて目にする人間の姿に、メリーのAIも興味を示さざるを得なかった。
軍人ロボットである彼女にとって人間とは、この地球上で後にも先にも「戦争」という行為を行った唯一の有機体である。
また覚醒後は、彼女はサエコのお目付け役として行動しなければならない。つまりは人間という生物を予想され得る全ての危険から保護しなければならないのだ。
メリーは冷凍カプセル内で覚醒しようとしているサエコの体を隅々までスキャンし、その構造がデータベースと99.98%一致する事を確認し、尚も細かく凝視し続けた。
中でも彼女の注意を引いたのが、サエコが左手に握り締めていた紫色の物体だった。
「あれは何だ?」
メリーの問いに医療施設を管理する専門のAIが即座に返答をよこす。
『被子植物門 双子葉植物網 シソ目 シソ科 ラヴァンデュラ族 学名:ラヴァンデュラ イブリダ』
「ラベンダーか」
『その通りです、メリー』
枝先に小さな花が無数に密集した花序を持った植物は、眠って夢を見ている間だけメリーに深い意味を感じさせる植物だった。
だが稼動中の今の彼女にとっては、単なる雑草に過ぎない。彼女にはそれが何となく悲しかった。
「…家族が持たせたのか」
『記録には残っていません……まもなく目覚めます』

サエコの眠りは唐突に終わりを迎えた。
覚醒しかかった意識に飛び込んでくる無数の声、声、声。
『……凍………血……開始……』
『体細胞…性化…%』
『血圧……以下……脳波正常…神経伝達速度、異常無し』
閉じた瞼を通して眼球を射抜く、数百年ぶりの光にうめくサエコの魂の慟哭が、言の葉と成ってカプセル内に木霊した。
「…………ママはどこ…」
ロボットの作り上げた世界で、人間が発した最初の言葉であった。


550年ぶりの目覚めから数時間後、意識もはっきりとし始めたサエコはベッドに仰向けに転がり、真っ白な天井を眺めながら、ここはどこなのか、今はいつなのか、なぜ誰もいないのか、そしてなぜこの部屋は証明もないのに明るいのか等をぼんやり考えていた。
考える…人間の生きた脳細胞が活動するという事象。それが今この世界においてどれ程重大な意味をもっているのか、サエコはまだ知らない。
彼女以外の全ての人間が残らず死滅してしまったのは、深刻な内臓疾患を患って余命を宣告された彼女が、冷凍睡眠処置によって命を未来に託してから、半世紀後の事だった。
結局彼女の病を治す治療法を開発したのは、人類の後を継いで文明を保存したロボット達だった。もちろん、その治療法を実際に施すのは彼女が初である。
そしてサエコの最後の記憶は…カプセルのケース越しに見た、泣き崩れる両親の姿だった。
「…ママ……」
ふと懐かしい匂いに気づいて横に寝返り、彼女の寝転ぶベッドのすぐ横、部屋の造りと同じ白一色の小さな机の上に、花瓶に生けられたラベンダーを見つける。
確かにそれは、冷凍処置を受ける寸前に母親が彼女の手に握らせた物に間違い無かった。
気圧の変化による「プシュ」っという音と共に白い壁が開き(そこにドアがあった事自体、サエコは気づかなかった)、姿を現したのは、褐色の肌に厳しい軍服を纏った、長身の女性であった。
<> Deus ex machina.<>sage<>2008/01/13(日) 21:30:59 ID:eKU5PBxz<> メリーはサエコの病室にやってくると、半身を起こした彼女が、自分を奇異の目で見ている事に等気づかない、
と言った素振りで横の椅子に腰掛け、彼女の健康状態等を小型の携帯端末(丁度サエコが見覚えのある携帯電話程の大きさだ)で確認しながら、軍人らしい冷めた表情のまま口を開いた。
「おはようございます、サエコ」
「…はぁ?何だよあんた。それコスプレ?ありえねぇし」
サエコの年相応の崩れた言葉を「ノイズ」と認識、彼女の言葉を無視してメリーは続けた。
「まだ無理はしないでください。あなたの体は長い冷凍睡眠から目覚めたばかりで、神経系や呼吸器系、循環器系に」
「おめぇ誰だっつってんだよ!」
サエコの声質から苛立ちを感知したメリーは、手元の端末でサエコの手首に繋がっている点滴を調整し、鎮静剤の量を若干増やした。
感情が高ぶりつつあったサエコはそれで若干落ち着いたものの、上体を伏せ、肩を震わせるように呼吸を荒げた。
メリーの言う通り、500年以上も使わなかった肺や横隔膜は、呼吸するのも一苦労な有様だった。
「…私はメリーです」
「羊かよ」
「NO、私はロボットです」
途端にサエコは顔をあげ、せっせと端末を打ち続ける目の前の美女を凝視した。
テーブルの下で組まれたセクシーな脚のつま先から、タイトに締まったウェスト、自分の物より遥かに女性らしさを強調された胸や、滑らかなうなじ、頭の天辺まで眉間に幾つも皺寄せて眺め回す。
確かにここまで完璧すぎるスタイルを持った女は、普通そうそう居ない。しかしそれでもサエコには、それを笑い飛ばせるだけの自信があった。
「嘘つくなよ軍オタコスプレ女、社会科ねみーからE−だけど知ってっから。ロボット人殺せねーし軍隊にはいねぇから」
サエコの言葉は全くその通りであった。彼女の居たの時代でさえ、人間と見紛う程の精巧な外観と、チューリングテストをパス出来る程の人工頭脳を持ち合わせたアンドロイドは存在していた。
そしてそれは、使用する人間たちにもある種の危機感を抱かせ、結果、各国は戦争規定に新たな条文を盛り込む事となった。
『如何なる国家も組織も、戦略戦術問わず、高度な人工頭脳を有した無人・遠隔・自律・通常兵器の開発・所持・使用を禁ずる』
そしてそれは等のAI達を律する「三原則」の第1条とも合致していた。
よって今サエコの目の前に存在する軍人ロボットである『メリー』は、存在そのものがナンセンスなのだ。
だが、メリーの次の言葉は、そんなサエコの常識を根底からひっくり返し、そして驚愕させるのに十分過ぎた。
「YES、サエコ。あなたの言う通りです。私も他全てのロボット同様、人間に危害を加える事はありえません…なぜなら、私が保護すべき対象であるあなた…サエコ以外、もはやこの世界に“人間が存在しない”からです」
「………はぁ!?」 <> Deus ex machina.<>sage<>2008/01/13(日) 21:32:07 ID:eKU5PBxz<> その後、サエコはメリーからロボット世界のデータベースに残った人類の末路を全て聞かされた。
彼女が眠りについてから50年足らずで、人類が残らず地上から姿を消してしまった事。
また、その原因が何故か記録に残っておらず、いかなる痕跡も残っていない事。
そして…残されたロボット達が500年かけて文明を保存し、この星のあらゆる場所を調査観測したにも関わらず、生体として残った人間が、サエコ一人である事を…
「サエコ、急な事で気が動揺しているのは、あなたのバイタルサインから良く分かります」
この言葉はサエコを心底苛立たせた。
「(こいつ、やっぱ人形かよ)」
「ですが我々はロボットである以上、主人である最後の人間…あなたの生命を守り通さねばなりません。でなければ我々も、その存在意義を失ってしまいます」
メリーの言葉は終始冷静沈着であり、表情も実に冷酷であった。
「うるせぇよ」
「YES、音量を調整します」
実際にメリーの声は7dB程絞られた。しかしそれは完全に、“人間の感情を理解できていない”事を意味していた。
サエコは米神を押さえ、必死にこみ上げる物を抑え様とした。
「サエコ、具合が悪いのですか?血圧及び発汗に」
「ババァはどこだよ」
「ババァ?」
メリーは即座にデータベースを検索し、サエコの言葉の意味を理解しようとした。
こういう時彼女は決まって例の癖が現れる…
「ババァだよ!いつも口うるせぇクソババァ!このクソ花飾ったババァだよ!」
メリーは必死にサエコの言葉と視線の動きをトレースし、何度も反復再生して分析を繰り返す。
「ババ…あ?…ではなく…私………花は私が…あなたの…」
メリーの目が大きく見開かれ、瞳が上下左右に素早く振動を始める。言語もはっきりせず、口と目以外の全ての動きが停止した。
人間という不条理に、軍人という専門職である彼女のAIが追従しきれないのだ。
「はっ?てめえかよ!キメェまねすんな!!」
遂に感情を押さえきれなくなったサエコは激昂し、テーブルに飾られたラベンダーを花瓶ごと引っつかんでメリーに向かって投げつけた。
行動に支障をきたす程に混乱していたメリーだが、危険に対して自動で反応する自律防御システムが働き、彼女の腕は瓶が顔に命中する前に、それを受け止めていた。
花瓶は割れなかったものの、中に入っていた水と生けられていたラベンダーは飛び散り、メリーの頭に、テーブルに、床に撒き散らされた。
「うぜぇ…マジうぜぇっ!……」
声を怒らせ肩を震わせるサエコの姿に我に返った(思考を一時保留した)メリーは、その場に自分が居る事がサエコのストレスとなると判断し、無言で席を立った。
そして退出する間際、床に落ちたラベンダーを回収しようと腰を屈めたが、その指先が触れる寸前に、またサエコの悲鳴のような叫びが響いた。
「勝手にさわんな!うせろっつってんだよ!」
「……」
ドアの「プシュ」っという開閉音が響き、メリーは部屋から出ていった。
再び部屋に独り残されたサエコは、ドアの向こうにメリーの冷たい背中が消え失せたのを確認した後、ベッドからのそのそ這い出す。
「う…あっ!」
彼女の下半身の筋肉は未だ言うことを聞かず、そのまま床に転がってしまう。
だが、それでもサエコは弱った両腕で必死に這い進み、先ほどメリーが拾おうとしたラベンダーの花に手を伸ばした。
やっとの事でそれを掴むと、鼓動の静まらぬ胸元でぎゅうっと握り締め、目許を歪めて咽び泣いた。
「うぅぅぅうぅっ!うぐぅぅぅ!!マァマァ〜〜〜ッッ!!!!」 <> Deus ex machina.<>sage<>2008/01/13(日) 21:36:40 ID:eKU5PBxz<> 「……」
後ろでドアの音がする。メリーは無言のまま廊下を進んだ。
やはり表情は冷たいが、何故か彼女の指先は何かを摘むように擦り合わされていた。
「……(なぜあんな真似をした)」
何故…何故ラベンダーの花を拾おうとしたのか。
床の掃除なら専門のロボットが定時に行うので、今すぐ彼女が部屋を片付ける必要は無い。彼女は『軍人』として設定されており、『清掃員』ではないからだ。
それ以前に何故、彼女は態々ラベンダーの花を、サエコの手に握られていた花を花瓶に生け、部屋に飾ったのか?
「……(無意味な事だった筈だ)」
無意味であると自分で判断しながら、何故かメリーの指先のセンサーは、名残惜しいようにラベンダーの感触を擬似再現し続けるのだった。

「嫌われてしまったようだね」
「デック」
通路の十字路で腕を組み、壁に背をもたれて待っていた政治家ロボットのデックは、少々不適に笑みを浮かべて言った。
メリーはそんな彼に冷たい流し目を送り、若干苛立ちの篭ったような口調で返す。
「やはり理解できんな。何故私なのだ…私は母親に等なれんぞ」
母親…メリーのAIはその時ようやく、サエコの言葉、「ババァ」の意味を探り当てた。
「君は僕との子供の母親になるんだから、今の内に慣れなくてはね」
「笑えない冗談だ(サエコにはもう、母親が居ないのだな)」
メリーはデックの絡みを流しながら、先ほどの行動が何故、サエコを怒らせたのか、何となく理解できるような可能性を得ていた。
「…(明日はもう少し、慎重に選択してみるか)」 <> 163<>sage<>2008/01/13(日) 21:38:03 ID:eKU5PBxz<> 前スレに投下してから随分経ってしまいましたが、続きはまだ細々と書いております。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/13(日) 23:17:52 ID:WRiqaHWy<> いつだったか雑談で話題に上った話だったな
世界に惹き込まれたよw
GJ

投下前に誤字は見直そうぜww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/14(月) 10:51:08 ID:PtJpENw1<> 懐かしいなぁ。世界観は好きだぜ
誰かまとめてくれないかなぁ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/14(月) 18:29:46 ID:LABtWha3<> α6タソ、安らかに眠れ…… <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/01/16(水) 00:27:13 ID:5ET2d9/9<> 久々に投下します。 <> 絆-1 (1/5)<>sage<>2008/01/16(水) 00:28:29 ID:5ET2d9/9<> 『本日の ご来店 まことにありがとうございました。 20:30をもちまして 本店は…』

 抑揚のない女性の声で、店内に閉店の放送が流れ始めた。金曜は正社員達が我先にと
 帰宅するが、数少ない平日のバイト要因である和美は淡々とレジを締める作業を始める。
「すまんね、和美ちゃん…最近はこの業界も人手が足りなくてさ」
「私も頑張って生活費かせがないと、年を越せないですから」
 冴えない銀縁のメガネをくいと指であげ、レジ締めの手順を手際よくすすめていく。店先に
 立ってから一年が過ぎようとしている今、同期の店員はもう誰一人として残っていなかった。
 初めの内はスズメの涙程しか出なかった給料も、今ではすっかりこの店の稼ぎ頭といっていい
 金額になっている。
「和美ちゃん、年末はどうやって過ごすんだい。実家に戻るの?」
 手順の最後、Enterキーを押そうとしていた彼女の指が、ぴたりと止まる。
「…年末は特に予定、入ってません」
 にこやかな表情で和美に語りかけていた店長の表情が、見る見る青ざめていく。
「す、すまん! 和美ちゃん、君は確か…そんなつもりでは」
「気になさらないで下さい。もう慣れてますから」
 Enterキーが弾かれるように、彼女の指で押し込まれる。いつもより固く、大きな音が響き
 渡ったが、店内に流れている蛍の光のメロディーにすぐさまかき消された。
「…」
 すまなさそうな目つきで背中を丸め、自分を見つめている店長を尻目に薄紫のエプロンを
 脱いだ和美はレジ裏の小さなスペースに丸めてあったダウンジャケットを無言で羽織った。
「お疲れ様でした」
 店長の顔を見ずに小さな声で挨拶をすませた彼女は、足早に店先を出た。正直、店長の迂闊な
 言葉回しは全然気になっていない。何故なら、彼女の心は既に別の店へと先走っていたからだ。
(…メールをチェックする暇もなかったけど、きちんと届いてるのかしら)
 PCやドールの専門店が立ち並ぶメインストリートの人ごみを避けるかのように、和美は勤めて
 いる店の脇道へ素早く逃げるように走り込んだ。 <> 絆-1 (2/5)<>sage<>2008/01/16(水) 00:29:56 ID:5ET2d9/9<>  大きなビルディングが整然と並ぶメインストリートとは違い、雑居ビルが無秩序に立ち並ぶ
 通称、『裏街道』。かつて『電気街』と呼ばれたこの道は、今や見る影もないぐらい寂れている。
 シャッターが閉まっている店舗がやたらと目立つのは、20:40という時間だけのせいではなかった。

 ”都合により、○月△日をもちまして閉店いたします”
 ”■月×日より、店舗移転いたしました。移転先は…”

 閉まっているシャッターの内、ほぼ半分にはこういったビラが貼り付けてあるのだ。不意に
 びゅうっと音を立てて吹き荒れた冬の強風に煽られ、ちぎれかけていたチラシが吹き飛んだ。
「…っ」
 ちぎれとんだビラが、和美のほほにはりついた。思わず顔を伏せると、渇いた音をひびかせて
 また違う方向へビラが飛んでいく。少し間を置き、顔を上げた先に小さな店のショーウィンドウが
 光を放っていた。建て付けが悪い扉を軋ませ、ショーウィンドウとは裏腹に薄暗い店内へ足を
 踏み入れる。
「いらっしゃい」
 ニットの帽子を被った初老の男が、じっと和美の顔を見ている。
「こんばんわ」
「…例の頼まれもの、入ったよ」
「よかった、ちゃんと覚えててくれたんだ」
「あたしがお前さんとの約束破った事、今までなかったでしょ」
「それもそうね…で、どれぐらいのものが入ったの?」
「そう慌て成さんな、今出してくる」
 男は椅子から立ち上がり、店の奥に消えていった。暫くすると、店の奥からガラガラと何かが
 崩れる音が断続的に聞こえてくる。こうなると時間がかかるのよね…溜め息をついた和美は、
 背後の棚に陳列されている商品を眺めた。
(よくもまぁ、こんな怪しげなものばかり置いてるわね…)
 表にあるアダルトソフト専門店でも陳列できないような、”大人のおもちゃ”の数々。PCの
 USBポートにつなぐと、ゲームのキャラクターに連動して動く1/12の女性型ロボット。
(そういえば、この前来た時と置いてる場所が変わってるような…)
 数年前から配置が変わっていなかったUSBポート接続のバイブの位置が、かなり右の方に
 寄っている。残されたホコリの跡を目で追いかけていくと、見慣れないダンボール箱が置いて
 あった。
(…?) <> 絆-1 (3/5)<>sage<>2008/01/16(水) 00:31:02 ID:5ET2d9/9<> 「ようやっと見つかったわい、きちんと整理しとくんだった…っと、どうした?」
 いつのまにか、数個の紙袋を抱えた男が和美の後ろに立っていた。
「驚かさないで。この店のものなんて、私の興味ないものばかりだもの」
「それにしては、えらく熱心に見ていたじゃないか」
「…これはちょっと例外よ」
「ほほう、そいつに目をつけるとは…お前さんも好きものよのう」
 男は紙袋をカウンターの上に置き、和美の横からダンボール箱を手にとった。
「1週間程前に仕入れたばかりなんだが、鮮度と品質は保証する」
「御託はいいわ。中身を見せて頂戴」
「やれやれ…年寄りをせかすもんじゃない」
 男がダンボールの梱包を丁寧に解き、中身をそっと和美に見せる。
「これは…」
「フェフェフェ…どうだ?」
「流石ね…でも、こんなの何処から仕入れたの?」
「そんな無粋な事を聞くとは、お前さんらしくないのう」
「…今日はあまり手持ちがないから、これだけ渡しておくわ。残りはいつもの口座へ振り
 込んでおくから。いいわよね?」
 財布から札を数枚取り出し、男の手に握らせる。犯罪ではないが、表の店ではとてもじゃ
 ないが出来ない取引だった。
「そいつのデバイスドライバはいつもの場所に暗号化してアップしてあるから、それを使う
 といい」
「ご丁寧にどうも。じゃ、あたしはこれで…よいお年を」
「ほほっ、そういえばそんな季節だったかの。それじゃ、よいお年を」
 予定よりも少し増えた荷物を両手に抱え、和美は店を出た。アルバイト先を出た時と
 比べ、随分と冷え込んでいる…と思った瞬間、目の前にはらりと白い花びらのようなものが
 舞い落ちた。
「雪…」
 和美の白い吐息と舞い落ちる白い花びらが混じり、幻想的な雰囲気を醸し出している。彼女の
 口元がふと緩む。
「…早く帰らなきゃ」
 街灯に照らされた和美の影が走り出した反対方向に伸び、やがて消えた。 <> 絆-1 (4/5)<>sage<>2008/01/16(水) 00:32:33 ID:5ET2d9/9<> 「ただいま」
「お帰りなさいませ、和美様」
 和美より少し背丈が低い黒髪の少女が、ワンルームマンションの玄関をくぐった和美を迎えた。
「春海? 駄目じゃない、ちゃんと寝てなきゃ!」
「私は大丈夫で…あっ」
 春海と呼ばれた少女の右膝がかくんと折れ、靴を脱いだばかりの和美の身体へ寄りかかる。
「ほら、立ってられないじゃない…って、足の震えが酷くなってる!」
「私の身体は問題ありません、それよりも和美様の方が疲れていらっしゃいます」
 和美に身体を支えられた春海は、あくまでも無表情だ。しかし、折れた右足はぶるぶると
 小刻みに震え、とてもではないが彼女の体重を支えられるようには見えない。
「…夕食をご用意いたしましたので、どうかゆっくりとお召し上がりくだ…」
「だめよ、あなたの身体を治して上げるのが先」
「ですが」
「つべこべ言わないの…ほら、私の背中につかまって」
「…申し訳ありません」
 和美は彼女の肩をかかえ、自室のベッドへ春海の体を横たえた。踵をかえして玄関に戻り、
 工具とPCが乱雑にちらかっている机の脇へ荷物を置く。机の上には、春海が作ってくれたで
 あろう夕食が、なんとか確保したスペースに鎮座している。ご飯、味噌汁、ハンバーグ、野菜
 炒め…だが、何かが違う。
「春海、あなた…手を見せてみなさい」
「問題ありません、和美様」
「いいから見せなさい!」
 和美は春海の両腕を強引に引き寄せ、手の平から指をじっくりと見つめた。
「申し訳ありません」
「いいから、親指から小指まで一本ずつ動かしてみなさい」
 言われた通り、春海は両手の指を一本ずつ曲げ、伸ばした…筈だった。
「やっぱりおかしいと思ったわ。あなたが味噌汁をこぼしたりハンバーグを崩したり、あまつさえ
 盛りつけがぐっちゃりとなるようなヘマは絶対しないもの」 <> 絆-1 (5/5)<>sage<>2008/01/16(水) 00:33:19 ID:5ET2d9/9<>  まともに動く指は右手の親指と中指、左手は人さし指と薬指だけだった。他の指は痙攣しながら
 不規則な速度で曲がり、曲がりきった後は中々伸びてこない。一番酷いのは左手の親指で、
 いつまで待っていてもピクリとも動かない。
「いつからこんな状態だったの」
「三日前です」
 気付かなかった…というよりは、気付く暇がなかったというべきか。ここ最近、特に三日前から
 帰宅が深夜になり、夕食を食べる元気もなかったのだ。当然朝食も抜いていたから、春海の
 異常に気付く事ができなかったのだ。
「ごめん、春海…あたしのせいだわ」
「そんなことはありません、和美様」
 よく見れば、肘の関節も微妙だが震えているように見える。このまま放っておけば、彼女の
 腕は直に動作しなくなってしまうだろう。
「機材はそろったんだから、早くなんとかしないと」
「…駄目です。和美様が必要な栄養を摂取されることが最優先です」
 震える右脚をおさえながら、春海はベッドから立ち上がろうとする…が、立ち上がった瞬間に
 右膝は敢え無く折れ曲がり、ベッドへ尻餅をつくように倒れ込んでしまう。
「和美様、私は…」
「あー、もう! 言い出したら聞かないんだから…わかったわよ、食べるから大人しくしてなさい!」
「承知いたしました、和美様」
 和美が帰宅してから初めて笑みを浮かべた春海は、安心したかのようにベッドに横たわった。
(まったくもう、誰の人格をモデルにしたんだか…)
 盛りつけが乱れ、崩れかかったハンバーグを頬張りながら、和美はあのダンボールの中身のことを
 考え始めていた。


(続く) <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/01/16(水) 00:34:21 ID:5ET2d9/9<> 今回はここまでです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/16(水) 01:16:25 ID:uPi0AOs/<> あの段ボール中身なんだよ畜生
眠れなくなっちまったじゃねーか!










指示をくれ大佐 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/16(水) 01:50:14 ID:XyvYVVVb<> ダンボールをかぶり、正座し、次の投下を待つ









全裸で <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/16(水) 07:51:44 ID:uPi0AOs/<> 179のIDすげぇ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/16(水) 08:18:30 ID:bzC0xa22<> なんという超電磁 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/16(水) 12:28:36 ID:5tsBnDi8<> これは楽しみな話がきてますよっとw
wktkして待ってます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/18(金) 08:22:37 ID:+f/w0nR4<> ホ..ホシ.Y <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/18(金) 18:56:05 ID:eOhjbiTq<> ん、どうした、ホシュタン?
ホシュタン? ホシュタン?


ホシュタンンンンーーーーーーンッ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/18(金) 21:33:48 ID:m/jUk2IW<> [バッテリーを充電して下さい] <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/18(金) 22:48:13 ID:f6t8MSzn<> っ[DC高圧] <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/18(金) 23:16:41 ID:gkMINbzK<> つ【オキシライド乾電池】 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/18(金) 23:20:13 ID:E95RBvJy<> つ[ボタン電池] <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/18(金) 23:49:00 ID:CTGuW/eP<> つ【006P】 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/18(金) 23:50:44 ID:WjJoCiFu<> つ【ミノフスキーイヨネスコ式核融合炉】 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/19(土) 02:11:24 ID:bZtXgvay<> つ【常温対消滅機関】 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/19(土) 10:49:44 ID:G3tTutqs<> つ【手回しダイナモ】
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/19(土) 10:56:36 ID:0oVPiBr2<> >>192
むう、脳内に手回しダイナモを自分で回して充電する
永久機関なホシュたんの姿が… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/19(土) 11:05:01 ID:G3tTutqs<> >>193
エネルギー保存の法則から考えるとありえない、と科学者たちは言うだろう。
だが、彼らは重要なことを忘れている。

そう、ダイナモを一生懸命回すホシュたんの姿を見ている俺たちのことだ。
その萌えパワーによって、ホシュたんは充電しているのである!


……なんか、芸で飯を食う芸人みたいだなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/19(土) 22:43:41 ID:FlLsXa0K<> >>190>>191

オーバースペックだろ…常識的に考えて…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/19(土) 23:19:19 ID:SAXjtI1n<> ホッ!!! シュッ!! ホッ!!! シュッ!! ホッ!!! シュッ!! ホッ!!! シュッ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/19(土) 23:22:01 ID:G3tTutqs<> 元気になりすぎたじゃないかw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/20(日) 10:29:43 ID:V06JFRuE<> 現実的に考えて
固体高分子燃料電池 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/20(日) 11:08:56 ID:190aFION<> つ【eneloop solar charger】 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/20(日) 13:42:37 ID:U3S/G52v<> あなたが落としたのはこの第一世代型Vコンバータですか?
それとも第二世代型Vコンバータですか?

いや、あの、PS2です…

正直者ですね、あなたには両方を差し上げましょう

いやサターンもドリカスもいらねーからプレステ返せオイ <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/01/20(日) 22:48:52 ID:kf8P53RB<> >>172-176の続きを投下します。

※前回投下時、タイトルの話数をミスってました。申し訳ありません…orz <> 絆-2 (1/5)<>sage<>2008/01/20(日) 22:50:06 ID:kf8P53RB<>  和美は夕食を済ませ、食器の片づけもそこそこにして行動を開始した。食器を洗わせろとしつこく
 食い下がる春海をなだめすかし、ベッドの端に座らせる。上着を脱がせ、頚椎のカバーを外して
 メンテナンス用ケーブルを接続し、PCのメンテナンスソフトを起動した。
「うわ…」
 起動直後に無数のアラートが表示され、不具合が発生している箇所がずらりと並んだウィンドウが
 自動的に表示された。人工筋肉、磁性流体ベアリング、有機センサー…ありとあらゆる消耗品に
 何らかの異常が発生していることを示すメッセージが和美の目に飛び込んでくる。ある程度予想
 していたとはいえ、あまりの交換部品の多さに和美は思わず頭をかかえた。仕入れてきたパーツで
 果たして間に合うのだろうか?
「和美様…?」
 声に気がついて顔を上げると、春海が和美の顔をじっとのぞき込んでいた。
「ん、大丈夫…じゃあ始めるわよ。右腕の電源をカットして。」
「かしこまりました。右腕部への電源供給停止。右腕フィードバック回路、閉鎖」
 春海の右腕から力が抜け、だらりと垂れ下がった。同時に右腕の肌色が生気を失い、どんどん
 白みを帯びてくる。
(いつみても、これだけは慣れないわ)
 バイオマテリアルを駆使して作られている人造皮膚は、余程の事がない限りは人間と見分けが
 つかない程のリアルさをもっていた。人間の皮膚がもつ微妙な半透明感と艶を巧みに再現し、
 柔軟さまで再現されている。だが、電源供給が断たれると半透明感と艶は失われ、シリコン製の
 安物と同じような質感になってしまう。春海のメンテナンスを幾度となくこなしてきた和美だが、
 人造皮膚の生々しい変わりようには馴染む事ができていない。
「センサー系も完全にカットしたわね」
「問題ありません、和美様」
 和美はPCのテレメータを慎重に確認したあと、念のために春海の右腕をペン先で軽くつついてみた。
 弾力を失った人造皮膚は、風を引いたゴムのような感触を伝えてくる。 <> 絆-2 (2/5)<>sage<>2008/01/20(日) 22:51:43 ID:kf8P53RB<> 「OK,これから間接ユニットの接合部にアクセスするわ」
 和美は傍らに置いてある小さな工具箱の中から、医療器具に似た形のナイフを取り出した。柄の
 後端にある小さなスイッチをスライドさせると、ナイフの刃先が甲高く小さな音を発しはじめる。
「高周波振動ナイフ、作動に問題なし…っと。痛かったらいってね、春海」
「和美様、私に”痛み”という概念はありません。センサーで収集された数値は…」
「無粋なことは言わないの」
 少しむすっとした表情を作り、春海の目を見つめる和美。春海のセンサーを動かしているドライバは
 数年前に開発が終わり、以後は細々としたマイナーアップデートが繰り返されているだけだ。
 センサーの値を五感に変換し、感情を司るロジックを制御するためのドライバーソフトは未だ
 リリースされていない。自作を考えた事もあったが、ソフトウェアについては流石の和美もお手上げ
 だった。とはいえ、「あれ」を彼女に実装するにはドライバの構造についても精通しておく必要がある。
「右腕肩間接ユニット…切開するラインは…」
 オンラインマニュアルに示されている指示に従い、水性のサインペンで春海の肩にラインを描き
 入れると、右腕が身体に”接続されて”いるという事を嫌でも意識させられた。
「切開開始」
 熱したナイフをバターに突っ込んだかのように、高周波振動ナイフの刃先が春海の肩口へずぶりと
 埋まっていく。先程書き入れたラインを外さないよう、
「…」
 ゆっくりとナイフを動かし始める。肩の上側から背中側へ回り、脇へとナイフを進めた。ちらりと
 PCのモニタへ目を移す…センサーの数値は正常値を示している…このまま続けて、脇下の人造皮膚を
 切断するため、春海の腕を持ち上げた。それにつられ、春海の右胸が僅かに持ち上げられる。
(大きい…)
 ボディサイズのデータによれば、春海のバストは88cmのDカップ。和美の胸と殆ど変わらないが、
 自分以外の女性の胸をここまで間近に見る機会は中々ない。淡いベージュ色のブラに支えられた
 乳房は均整のとれた形を保ち、その先端は…先端は…確か、この前一緒に風呂へ入った時は、奇麗な
 ピンク色の… <> 絆-2 (3/5)<>sage<>2008/01/20(日) 22:52:42 ID:kf8P53RB<> 「…様…和美様?」
「はっ!?」
「ナイフの動作が停止して60秒経過しました。何か問題が発生したのでしょうか」
「いや、なんでもないのよ」
「了解しました」
(駄目よ和美…集中、集中!)
 ミスると内部の機構を破壊する可能性もある作業だ、こんな事ではいけない…現実に引き戻された
 和美は複雑な気分を抑え、作業を再開した。
(変な妄想のループに入るとこだったわ。私、疲れてるのかしら)
 自分は一体、あの妄想の先に何を期待していたのだろうか? ドロイドとはいえ、正常に稼働している
 箇所は人間の女性そっくりな春海の身体…乳房もその例外ではない。しかし、”女”であるあの部分は?
 中学生になったころの思い出が頭を過りかけた瞬間、ナイフの先端が肩口を一周し終えた。
「間接ユニット周囲の切開完了。続いて上腕部の切開に移る…」
 腕と並行に引いたラインに沿い、ナイフを滑らせる。上腕の表と裏に切れ目をいれた後、和美は
 肩口の切れ目に指を滑り込ませた。
「開けるわよ」
 ぺりぺりと乾いた音を僅かに響かせながら人造皮膚をはぎとると、春海の腕を動かしている人工筋肉の
 束が現れた。
「如何でしょうか、和美様」
「これは…駄目ね」
 本来は桃色である筈の人造筋肉が、解凍の失敗した肉のように赤黒く変色していた。
「この分だと他の筋肉もだめかなぁ」
 三角筋に相当する人造筋肉を取り外し、更に上腕二頭筋・烏口腕筋・烏口腕筋の状態を順に確認する。
「他の部分も駄目。差異はあるけど、どれもこれも劣化して使い物にならないわ」
 春海に使われている人工筋肉は付与される電力によって引き起こされる化学反応を利用するため、
 定期的に内部へ封入されている薬剤を交換する必要があった。しかし、今回は薬剤だけではなく、
 化学反応を引き起こす触媒となる素材そのものが劣化しているのだ。このような事態を全く想定
 していなかった訳ではないので、買い置きも含めて交換用パーツの予備は揃えて有る。しかし、
 片腕だけでもこの惨状だ。他に警告が上がっている箇所は一体どうなっているかわかったものではない。 <> 絆-2 (4/5)<>sage<>2008/01/20(日) 22:53:50 ID:kf8P53RB<> 「和美様…」
「駄目になったもんは仕方ないわ…こうなったら徹底的にやるだけよ」
 意を決した和美はオンラインマニュアルの項目を幾つかプリントアウトし、春海の身体へ次々と
 切開ラインを書き入れていく。
「あと二日は動けなくなるけど…ごめんね、春海」
「いえ、私は構いません。でも、和美様はきちんと睡眠をとってください」
「うん、わかった」
 春海の小言を聞き流しながら、各部電源カットと回路閉鎖を指示していく。
(ここまでばらすなら…アレを組み込むいい機会だわ)
 必要な箇所の切開を手早く終え、間接ユニットの切り離しにとりかかった。腕が、腰が次々と春海の
 上半身から取り外されていく。両腕のフレームと人造筋肉に作業机が占拠されてしまったので、下半身は
 床のカーペット上へ直置きすることにした。
「さて、と」
 和美は作業机の上に置かれている人造筋肉をライトで照らし、触媒の劣化具合をチェックした。
 明らかに色がおかしくなっているものは問答無用で交換し、カラーサンプルと比較して微妙なものは
 専用のテスターで数値を確認する。その結果、いくつかの人造筋肉はユニット毎の交換が必要で、
 そうでないものも触媒を交換しなければならなかった。
「こりゃまいったわね…」
 どう考えてもパーツが足りない。肘、膝まではフォローできるが、そこから先を駆動するためのパーツが
 揃わなかった。完全に動作しない訳ではないが、完全な状態には程遠い。
「和美様、どういたしましょう」
「筋肉はありあわせので何とかするしかないわね。あと、腰椎ユニットもちょっと弄らないといけない
 から、先にそっちの方を片づけるわ」
「了解いたしました」
 半分嘘だ。腰椎ユニットは確かに警告が出ていたが、下半身を分解しなければいけないような状態では
 ない。しかし、”アレ”を装着するには、必ず弄る必要があった。 <> 絆-2 (5/5)<>sage<>2008/01/20(日) 22:54:49 ID:kf8P53RB<>  和美はカーペットに腰を降ろし、春海には見られないよう、彼女に背中を向ける格好で作業を開始する。
 春海の下半身を座布団の上に移し、例のダンボール箱をその横に置いた。
(まずはパンツを脱がさないと…)
 臀部を床から持ち上げ、パンツに手をかけた。下半身を分解するのは3年ぶりだろうか? 前回は感じる
 ことさえなかった胸の高鳴りを抑えながら、下着をおろしていく。
「…!」
 そこには、あるべきものが存在していなかった。
(やっぱり思い出しちゃった…)
 膝をゆっくりと左右に押し広げると、つるりとしたノッペラな股間が和美の目に晒される。
 それをじっと見つめていると、和美が中学生の頃の思い出が明瞭に脳裏へ再生され始めた。

(続く) <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/01/20(日) 22:55:43 ID:kf8P53RB<> 今回はここまでです。

あれ?タイトル正常だった…? orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/20(日) 23:41:54 ID:fkCubM/Q<> メンテナンスシーンがリアルだ……GJ!
<> 名無しさん@ピンキー<><>2008/01/21(月) 00:04:32 ID:V06JFRuE<> メンテシーンに <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/21(月) 00:05:31 ID:V06JFRuE<> フルボッキ <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/01/21(月) 09:54:39 ID:6PQLHwRC<> 続き期待age <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/22(火) 12:37:03 ID:738nZ0X9<> ホッ!! シュッ!! ホッ!! シュッ!! ホッ!! シュッ!! ホッ!! シ




y <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/22(火) 13:15:37 ID:vSz2nswo<> 柿崎いいいぃぃぃ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/22(火) 21:47:50 ID:LJBbv7P0<> マクロス? <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/01/23(水) 12:41:18 ID:9m7yRcxB<> エロパロ板 過去ログ倉庫
http://ninjax.dreamhosters.com/eroparo/ <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/01/25(金) 01:15:21 ID:uqHoIuhr<> エロパロ板 過去ログ倉庫
http://ninjax.dreamhosters.com/ascii2d/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/27(日) 17:28:26 ID:wuDFVvZh<> ASIMO×先駆者で一つ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/27(日) 17:49:02 ID:9S6M2jqm<> 逆じゃないのか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/29(火) 22:23:19 ID:jOQ25mrs<> 巴を完結させるべきだと思う <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/30(水) 08:51:41 ID:iVw5MIH+<> お前らん家のロボ娘自慢は充分聞き飽きた
















お前らのロボ娘にマスター自慢を伺いたいですよ?

ロボ娘雑談御題・ロボ娘の「ニンゲンのここに萌えましたw」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/31(木) 00:09:50 ID:EFzN4qGK<> 実際問題としてお前ら、ロボ娘にどう好かれてるんだ?
お前らがロボ娘に萌えてるのは百も承知だがな、相手の気持ちが解らなきゃ一方通行の自己満足に過ぎないんだぜ
ロボ娘が人間に惹かれる理由とやらを知りたいんだぜ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/31(木) 00:27:55 ID:HXI/38nn<> (炊飯器が何かを言いたそうにこちらを見ている) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/31(木) 21:38:58 ID:dE/lHqNd<> 毎日が新鮮なんです。
規則正しい生活なんですけれど、毎日が違うんです。
わたしが同じ顔をして笑っていても、不機嫌?って訊いて来たり。
昨日は機嫌がいいようだねって言ってたのに。
どうしてそれが解ってしまうのか解りません。
パラメーター変動も情動シミュレーターもしていないのに。

……もっとマスターの事、知りたいです。だから……そばにいさせて。 <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/01/31(木) 21:57:34 ID:bVWkGppt<> 空気を読まずに>>202-206の続きを投下します。 <> 絆-3 (1/5)<>sage<>2008/01/31(木) 21:59:29 ID:bVWkGppt<>  その日、学校から帰宅途中の和美の胸は、今までにない程の鼓動で揺らされていた。
「お…女の子に…あたしのお腹に、あんなのが入ってるなんて…」
 学校の性教育の授業で初めて見た、男女の性器。保険の先生が、腰〜太股の人体模型を使って
 丁寧に説明してくれた。最初は一部の男子生徒が先生をからかっていたが、先生が説明を進めて
 いく内に、皆真剣に聞き入るようになっていた。性器の外観、構造、そして子供の作り方。
”へぇ、男の子のおちんちんってあんな風になってるんだ”
”あれが大きくなるなんて信じられない
”しかもあれ、あたし達の股間に入るんだって…嫌だわぁ”
 友達全員が男性器の話題で持ち切りになっていたとき、和美は配布された解説書に目を奪われていた。
(わたしの股間に…こんなものが入ってる…)
 それは、女性器の図解だった。股を開いて正面から見た図、そして断面図。和美はその形状の
 複雑さ、そして神秘的な機能の事で頭が一杯になっていたのだ。自分の身体の下腹をそっと撫で
 ながら、子宮の模式図をじっと見つめる。”胎児のゆりかご”という、精巧なシステムが自分の
 中にもあると思うと、彼女の背筋がぞくっとした。
 (家に帰ったら…確かめてみよう)
 学校から帰宅した彼女はそのまま自室に駆け込み、ドアの鍵をしめた。
「ふぅ…」
 溜め息をついた和美は鞄を椅子に置き、ベッドの端に座り込む。
「…」
 深呼吸を数回繰り返し、心を落ち着かせてから立ち上がると、スカートの裾をめくりあげた。
 そのままパンツのサイドに手をかけてスルリと脱ぎ捨て、手鏡を片手に床へ座る。
「私の…」
 合わせていた膝をゆっくりと開き、手鏡で自らの股間を映し出してみた。
「…よく見得えないや」
 膝の開き方が中途半端だったせいか、太股の間に走る縦スジが鏡に映し出されているだけだ。
 割れ目の中央付近には何かが詰まっているように見えるが、小さ過ぎて確認が出来ない。
「図解だとあんなに中身がよく見えてたのに…」 <> 絆-3 (2/5)<>sage<>2008/01/31(木) 22:01:12 ID:bVWkGppt<>  鏡を持っていない方の手を割れ目にかけようとしたが、その手が途中でぴたりと止まる。
(…本当にあんなのが…あたしのお腹に入ってるのかしら)
 二枚の扉を目の前にして、彼女の心にはある種の恐怖心が芽生え始めていた。
「…そうだ…春海ならきっと…」
 彼女の頭に、一人のメイドの姿が浮かび上がった。メイドロボの彼女なら、私の疑念にきっと
 答えてくれる筈だ。そう思った瞬間、ドアをノックする音が和美を現実へ引き戻した。
「和美様? どうかされましたか?」
 あわててパンツを履き直す和美。
「な、なんでもないの!」
 服装を素早く整え、ドアの鍵を開ける。少し間をおいて、ドアの向こうから黒髪の少女が
 顔を覗かせた。
「御返事が聞こえるまで、初回のノックから1分12秒を要しています。体調に何か異常が…」
「大丈夫よ、うん」
「お顔の色に変調が見られます。通常時と比較すると、赤味成分が23.87%増加していますが」
「あ…その…ほら、今日は走って帰ってきたから、体温が上がっちゃったのよ、きっと」
「…確かに心拍数も平常時より高い傾向が見られます」
「汗もかいたし…そうだ! お風呂! お風呂に入りたいな」
「入浴には少々時間が早いかと思われますが」
「汗かきっぱなしだと、気分が悪いわ」
「…申し訳ありません、ただいますぐに準備を」
「ちょっと待って!」
 踵を返し、立ち去ろうとした春海の肩を掴む和美。
「なんでございましょう?」
「…わたしの背中、流してくれないかな」
「お湯の温度はこれぐらいでよろしいでしょうか」
「うん、熱過ぎず温過ぎず…丁度いいわ」
「ありがとうございます」
 和美の身体を流しながら頭を軽く下げ、笑みを浮かべる春海。試作品の塊である彼女には、それまでの
 ロボットにはない様々な技術が用いられていた。 <> 絆-3 (3/5)<>sage<>2008/01/31(木) 22:03:47 ID:bVWkGppt<>  大宮電工株式会社会長、大宮 重太郎。人間の肌触りだけでなく、関節駆動に人工筋肉を用いた
 汎用アンドロイドが大ヒットしたおかげで、今や納税額ベスト100の頂点を極める男に成り上がった。
 彼画が発案した製品の中でも特に売れたのが、一般家庭向けメイドロボだ。人間に圧迫感を感じさせない
 サイズ、柔軟な動作。そして最新のソフトウェア技術を駆使した、当時の同型ロボットと比較しても群を抜いた
 コミュニケーション能力。それらの最新試作パーツのテストベッドとなっていたのが、大宮家のメイドを
 勤める”春海”だった。
「笑顔、すごく自然になったわね。なんだか本当に嬉しそう」
「そう見えますか? お母様が先日試作された、表情の遷移ロジックが功を奏していると思われます」
「お母さん、笑顔には本当にこだわってるものね」
「わたしも和美様にお褒め頂いて、嬉しく思います…もっと和美様のお役に立ちたいです」
「ふふふ…」
 数ヶ月前から春海のAIには、”欲望”がプログラミングされていた。単純な受け答えだけではなく、
 自らの欲求に従って動作し、知識を手に入れ、自身の思考ルーチンを構築していく。単純な受け答えから
 行われる学習ではAIが成長する方向性が限られてしまう…しかし、自分の欲望を満たすという”禁断の
 リンゴ”を得た彼女は、無限の可能性を得たのだ。
「なぜ笑うのですか? 私は何かおかしなことを申しましたか…教えてください、和美様」
 作られたばかりの頃と比べると、彼女の挙動はかなり人間らしくなってきているが、こちらが意味深な事を
 少しでも見せた途端に教えを乞うてくる。その様は言葉を覚えた手の子供のようであり、悪い気分はしなかったが。
「ねぇ、春海」
 湯船につかり、身体を洗っている(これも春海が和美に教えて欲しいと懇願したことだ)春海に
 話しかけた。
「いかがされましたか?」
 シャワーで身体の泡を洗い流しながら春海が答える。
「ちょっとお願いがあるんだけど、いいかな」
「和美様がおっしゃられることなら、なんでも」
「じゃあ…そのまま立ち上がって」
「こうですか」
 シャワーのお湯をとめ、中途半端に泡が身体に残った状態で春海が立ち上がった。
「そうそう。次は…こっちに歩いてきて」
「かしこまりました」
 湯船の前まで春海が歩を進める。
「ん…そこで止まって」
 和美の言う通り、春海は湯船の前で立ち止まった。丁度和美の視線の先に、春海の股間が位置する状態だ。
「そこでじっとしてて…泡が邪魔だわ…」
 股間にこんもりと付着していた泡に、和美が手で湯をかけて洗い流した。そして泡の切れ目から、先程和美が
 鏡で見た割れ目がその姿を現す…筈だったのだ。
「嘘…」
 あるべきものがない。少なくとも和美の中では、春海の股間にも自分と同じものがついている筈だった。
 しかし今和美の目の前にあるのはつるりとした肌のみである。股を閉じている状態なので、ほんの少しであるが
 割れ目のようなものが出来ていた。
「春海、股を開いて!」
「こう、ですか?」
 肩幅より少し広い程度に足を開く春海。股間の割れ目は消え失せているが、和美は春海の股間を何度も何度も
 凝視し、指で触れ、擦った。 <> 絆-3 (4/5)<>sage<>2008/01/31(木) 22:10:20 ID:bVWkGppt<> 「どうされたのですか、一体…」
「一体も何もないわよ! なんで…なんでないのよ!」
「おっしゃられている意味がわかりません」
 和美は湯船から勢いよく立ち上がり、春海と同じように股を開いた。左手で大陰唇を開き、右手でそれを
 指さして叫んだ。
「これよ!」
「それは女性器ですが、それがどうかされたのですか」
 自室で己の身体に感じた恐怖は、既に微塵もなかった。春海の、自分についてないのは当たり前だと言わん
 ばかりの口調に、和美の頭の中で何かが切れた。
「どうかされたのって…なぜあたしにはついてて、春海にはついてないの!?」
「それは、和美様は人間であり、私が人間ではないからです」
「違う…違うの! あたしが言いたいのはそんなことじゃないの!」
 疑いようのない事実。春海はアンドロイドで、和美は人間だ。両親からも常々聞かされていたことだし、
 今更それを否定するつもりはない。
「アンドロイドだからって…身体はあたしと同じで…なのに付いてないのって…」
「申し訳ありません、何故和美様が怒られているのか…わたくしには理解不能です」
「嫌だ…やだよ! そんなの…」
 和美はふらふらと後ずさり、湯船の淵にへたりこんだ。彼女にとって春海は、少なくともアンドロイド以上の
 存在だったのだ…つい先程までは。
「和美様…」
 その想いが、想いを寄せていた本人に否定された。

 『春海は人間ではない』

 言葉尻だけを捉えていた事実が、和美の心に大きくのしかかり始めていた。

「和美様」
 春海の視線が、和美の股間で止まっていた。和美は大股を開いたまま湯船に座り込んでいたので、彼女の
 秘所が何にも邪魔される事なく、春海の光学センサーの有機樹脂フィルタに映り込んでいる。
「これ…は…?」
 春海は湯船の際へしゃがみ、放心状態で座り込んでいる和美の股間を覗き込む。本来なら和美を慰める
 べきであったが、この時の春海は女性器に対する興味の優先度が勝っていたのだ。
「似ていますが…違う…」
 それを全く知らない訳ではなかった。データベースには女性器の構造や説明が収められており、春海はそれらの
 データと、光学センサに捉えている実物を事細かに比較しているのだ。画像とは違うあざやかなピンク色の
 体組織、別の生物のように蠢く小陰唇と膣口。そこからはバルトリン腺液がわずかに零れ、湯によるものとは
 明らかに違う輝きを放っている。今まで未使用だった欲望が、彼女のAIを突き動かした。

(知りたい。人間の女性器の全てを。)

 次の瞬間、春海の手は和美の股間へと伸び、その指先が和美の秘部に添えられる。
「ん…んん」
 突然下半身から伝わってきた未知の感触に反応し、和美の身体は大きく痙攣した。
「あっ!!」
 和美の表情が歪み、腰が引ける。
「も、申し訳有りません!」
 春海が慌てて手を引っ込める…が、その手首と掴まれた。春海が驚いた表情を浮かべ、和美の顔を見上げる。
「…待って」
「和美…様?」
「もっと見て…触ってよ…同じものがあなたにもある筈なのよ…だって、春海…あなたは…あたし…の…っ!」 <> 絆-3 (5/5)<>sage<>2008/01/31(木) 22:26:51 ID:bVWkGppt<>  和美の言葉は、そこで途切れた。彼女の身体が大きくのけ反り、振り乱された髪がばらりと後ろに垂れる。春海の
 指先が、和美の割れ目をそっと撫で上げていた。
「…ぁあんっ!」
 風呂に響く、淫靡な喘ぎ。春海の聴覚センサがその声を余す事なく捉え、AIに伝える。
「和美様…」
「ん…ぁ…もっと近くで…見て…」
 春海は立ち上がり、言われるままに和美へ近づいていく。湯船に入って再びしゃがみこむと、風呂場の照明を
 てらてらと反射している大陰唇が春海を待ちかまえていた。
「…これが…人間の…」
 両手を添えて陰唇の隙間へ指を差し込み。そのまま左右に開くと小陰唇が顔を出した。その上部に陰核であろう
 組織を包み込んでいる鞘が見えている。
「んっ…くっ…!」
 春海が指を動かす度、和美は股間から容赦なく押し寄せる快感に脳を揺らされていた。下半身、特に下腹部から
 しみ出るような熱さが広がり始めている。
「女性の殆どがクリトリス包茎と言われておりますが…」
 和美の陰核は、微妙に鞘からその頭を覗かせていた。春海は小陰唇を片手で器用に開き、もう一方の手で陰核を
 覆っている鞘をつまむ。
「包茎って…あぁん! んぁ゛っ!!」
 親指と人さし指で鞘をつまみ、エンドウ豆を出すようにしごく。プリプリと陰核が振れるのに合わせ、和美が
 悲鳴にも似た喘ぎ声を上げる。
「んっ! うあ゛っ! ひぃ!」
 春海にとって、全てが新鮮な情報だった。人間とはこのような反応を示すのか…彼女のAIは今や、その殆どの
 タスクが欲望によって動かされている。そうこうしている内に、陰核がその姿を現してきた。春海は黙ったまま、
 陰核に顔を近づける。
「春…海…」
 涙を流しながら、和美は春海の顔を見た。自分の秘部を見つめるその姿を見た途端、彼女の欲望もついに堰を切った
 かのごとく溢れ始める。
「欲しい…欲しいよぉ…春海ぃ…」
「和美様…」
「あなたの口で…私を…」
「…かしこまりました」
 春海は僅かにうなずき、一瞬の間をおいてから和美の蜜壺へ接吻を交した


(続く) <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/01/31(木) 22:27:22 ID:bVWkGppt<> 今回はここまでです。

|彡サッ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/01/31(木) 22:42:48 ID:jWZHbg1B<> ヒューヒュー
おいらwkwktktkしてきたぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/02(土) 17:32:19 ID:SJPckvta<> レズロイドktkrww
期待でドキがムネムネなんだぜ



>>マスター自慢
私の旦那様は最初、すっごく頑固方だったのですが、ロボトm…素直になるオマジナイを施した途端とっても物分かりがよくなられたんです。
これって俗に言うツンデレってやつですね

皆様も試してみてはいかがでしょう? <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/02/03(日) 15:20:31 ID:eY6drWaX<> 失礼します。

http://alice.biglobe.ne.jp/ap/Spiel?id=186312

↑アンドロイドじゃ、ないのかもしれませんが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/03(日) 15:57:39 ID:+oxYFAr+<> ほほう・・・結構らしく喋るな
あと10年もすれば、人間と変わらない声やイントネーションで喋るロボットも出来そうだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/03(日) 16:45:09 ID:01i9u5ti<> これは凄い
一人のキャラのみに絞ってるからここまで出来るもんなのかな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/07(木) 08:27:25 ID:5FAwojsO<> 保守


最近過疎ってるなあorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/07(木) 12:25:04 ID:SVEg1x9O<> しかたがない
ウチのロボ娘の原子力ゼンマイを巻いて来るか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/09(土) 03:56:39 ID:QKDfCaY4<> 保守小ネタ
初投稿なので、大目に見てください <> 小ネタ<>sage<>2008/02/09(土) 03:58:06 ID:QKDfCaY4<>  きっかけは雑誌の読者応募企画だった。

 それは、とある人気シミュレーションゲームの最新作の主題歌の歌手を読者投票で
決めようという、良くあるタイアップ企画のひとつに過ぎなかった。

 事実、応募期間中にネットなどで話題に上った名前は現役のアイドルや歌手(原作
アニメには女性ファンも多かったので男性アーティストの名前も多く挙がっていた。)
がほとんどを占め、多くの関係者もそれを想定していた様だった。

 だが、集計の結果はそんな大方の予想を覆すものであった。

 『HIROKO.M』

 「彼女」は、原作シリーズ製作10周年記念作品の主題歌を歌った歌手であった。
 その作品は第1シリーズの監督が演出を手掛けており、作品自体がシリーズの中でも
人気のある部類であったので、ある意味妥当とも言えなくは無い結果ではあった。

 しかし、その投票結果は製作関係者を大いに困惑させるものでしかなかった。

 なぜなら

 「彼女」は人間ではなかったからである。

 当時、バーチャル・アイドルという概念はおろか自立型二足歩行ロボットの実用化の
目途さえ立っていなかった時代に、アンドロイドどころかAIですらない、とんど実験的
に作られた音声合成ソフトによる人工の歌声、それが彼女の正体であった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/09(土) 03:58:48 ID:QKDfCaY4<>  当初、製作会社はこの事を理由に1位当選を無効、次点の人気タレントを起用しよう
としていたが、そのタレント本人が「自分も同じバーチャル・アイドルであること」、
また「同じ事務所の先輩であること」を理由に辞退したことを皮切りに、ファンの間か
らは無論、の事製作スタッフの中からも「彼女」を推す声が上がり、原作アニメの配給
会社からの「ファンの気持ちを汲み取って欲しい」というコメントが決定打となって、
今回の壮大な計画がスタートしたのである。

 もちろん、「彼女」の復活には様々問題が横たわっていた。
 まずは、技術的な問題である。なにせ十数年も前のプログラムである、当時とはハー
ドウェアそのものの規格が変わっており、「彼女」を走らせることの出来るマシンなど
現存しているはずも無く、企画はいきなり暗礁に乗り上げてしまった。
 もちろんエミュレータを使う案も出されたが、「彼女」自身がほぼワン・オフとして
作成されており、さらにそれをエミュレートするプログラムを用意することはシステム
を一から構築するようなものであった(また「彼女」の所属していた事務所からは「自
分の筐体を使ってくれ」というバーチャル・タレントが続出していた様だが、これも技
術的な問題から却下されていた様である)。

 ところが、この問題に意外な方向から解決の手が差し伸べたれた。

 応募企画を行った出版社へ「当時の実機を持っている」という投書が送られてきたの
である。
 実は、この計画はすでにネット上で話題となっており、ファンの間で当時の機材の捜
索が有志で行われていたようで、投書をした長野の会社経営者は「東京からいきなり若
者が訪ねてきて土下座をされたときは驚いたが、話を聞いて協力したいと思った。」と
コメントしており、当時の加熱ぶりが窺われよう。
 また、同時にネット掲示板において現役のプログラマー達によるエミュレーションソ
フトウェア開発や、エンジニアによる代替機器開発が行われており、当初挙がっていた
障害が次々と(しかも無償で!)解決していったのである。

 こうして、有形・無形によるファン達の協力によって「世界初のバーチャル・シンガ
ー復活劇」は無事完了し、ゲーム発売・主題歌CD発売へと至ったのである。

 なお、現在「彼女」の移動用筐体が有志によって開発が進められているという話が囁
かれているが、真偽のほどは定かではない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/09(土) 04:01:10 ID:QKDfCaY4<> 過去ログを漁ってて、急にETERNAL WINDが流れてきたので思いつきでやりました。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/09(土) 08:58:45 ID:EsdJqXb7<> 近未来に有り得る話だよなw
是非とも過去ログ読んでこのスレに馴染んでくれ
次回作も楽しみだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/09(土) 11:02:56 ID:75UXxQmI<> 例えば現在でも古いホビーパソコンMSXなんかはMSXアソシエーションなるものが発足し
当時のソフト資産を管理・保存・再運用しようという運動が行われているな
その運動の影にはこの作品に出てくるファンの様な有志によるソフトやハードの提供も行われたんじゃないかな
作中になんとなく漂うリアル感に胸がキュッっとなったぜw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/09(土) 15:51:17 ID:b8IKqd+y<> >>240の一節を読んで

雪の降る週末の信州、
独りのリュック背負ったヲタが上諏訪駅に降り立ち、
寒々とした諏訪湖岸を、傘も差さずにメモ片手に歩き回って
雪まみれになりながら、ついに探し当てた精密機器製造会社の経営者宅玄関前に立つ。

「ここか……果たして、話を聞いてくれるだろうか」
と不安を抱きつつ、インターホンのボタンを押す切羽詰まった心情、

というのが思い浮かんだ。

で、怪訝な顔で迎えた奥さんにとにかく上げて貰った口下手なヲタが、
初対面の社長に訥々と事情を語り、
最後にがばっと土下座して、涙ながらに「どうかお願いします!」と協力を乞う、と。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/10(日) 01:55:01 ID:LZapacnp<> ETERNAL WIND Vo:HIROKO.M

まるで悲しみのカケラだわ 街を閉ざすガラス色の雪 明日を探す瞳さえも 曇らせて行くの 闇の彼方

見知らぬ力に流されて 心がどこかへはぐれてく はりさけそうな胸の奥で 鼓動だけが確かに生きている

光る風の中 聞こえて来る あなたの声  「Pray don't break a peace forever 」 その輝きを信じてる


蒼くけむる水平線を この眼はまだ覚えているから まぶたを閉じれば帰れるの 暖かな時間 思い出たち

繰り返す過ちがいつも 愚かなイキモノに変えてく 傷付くだけの生き方でも 涙はそうよ 決して見せないわ

光る風の中 微笑んでる 貴方が居る 「Pray don't break a peace forever 」 そのまぶしさを見つめてる


激しい痛みは誰のため? それがやっとわかる気がするわ めぐり逢いはそう奇跡なの 幾億の星がさまよう空

さよならが教えてくれたの 貴方の本当の優しさ 誰よりも大事な人だと 胸を張って言えるわ いつの日も

光る風の中 微笑んでる 貴方が居る 「Pray don't break a peace forever」 そのまぶしさを見つめてる

「Pray don't break a peace forever 」 熱い瞳に焼き付けて



これを聞くとあの輝かしき頃を思い出す 著作権違反だろうが元ネタを知らない世代のために歌詞をつける
まさに健気なロボ娘魂があふれ出る内容である「この平和が永遠に続くことを願う」しかしいつも祈りは破られるのだ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/10(日) 15:22:02 ID:aPAw//IX<> F91とロボ娘の関連がいまひとつピンと来ないんだけど、一連のネタ展開っつー解釈でよろしいか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/10(日) 15:50:02 ID:yItrN7Jn<> いや
森口博子がスパロボで十数年ぶりに主題歌唄ってたので、「このシチュエーションをロボ娘に当てはめたら萌ぇね?」と思って書いてみただけです
ゴメンヨorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/10(日) 18:25:31 ID:M7X2Os8X<> >247
スパロボじゃなくてGジェネ <> 国で待つもの<>sage<>2008/02/10(日) 20:02:00 ID:1TFc90Cs<> 今日も、彼女は俺をみている。
通学路、午前8時15分  仁科電器店のショーウインド。
色気の無い紺一色の服、質の悪い継ぎ目の見える皮膚。
関節は小型が進んでいない旧式。
これまた旧式のコネクターが首のところに見える。
あんな端子、秋葉の特殊な店行かないと無い。
だけど眼がとてもきれいだった。
今ならまっさきにコストダウンされるのが眼球なのに、綺麗な結晶をもちいた
輝く目。それが俺をみつめる。
唇がおはようございますと動く。
数世代前の粘膜コートなのに、なぜかとても綺麗な唇。
彼女はメイドロボット。一番初めのメイドロボット。
万能文化女中機、なんてセンスの悪い説明が足下についている。
この道を通うようになってから十三年、彼女はここで朝夕、俺を見送ってきた。
十三年前は先進性と未来を感じたその姿も、今では埃をかぶって大層古く見える。
今日も彼女はおはようございますと口をうごかした。
声は聞こえない。音声ボリュームが切られているのだろう。
今日だけは最後だから、俺はショーウインドに向き合ってささやく。
「おはよう、そしてさようなら。俺、明日から陸軍に入るんだよ。だからさよならなんだ」
はい、いってらっしゃいませ。彼女が笑顔を浮かべて声にならない声で答える。
「……うん、行ってくる。中国戦線から生きて戻ってきたら、またここに……」
いってらっしゃいませ、どうかおきをつけて。
彼女が声にならない声で、そう言ったのが、最後の思い出だ。

五年が経った。
新宿での戦勝パレードからももう一ヶ月になる。二十三歳になった俺が得たものは、
砲撃で吹き飛んだ左指三本、砲弾の弾片が入り込んでとれなくなった右足。
悪口と止まれと撃つぞ、この女いくらだだけが語彙の北京語。
そして大麻を吸うことと、敵の効率的な殺し方。
トラックの物音に飛び起きて、銃を探す癖はようやくましになった。
「それで、兵士帰還プログラムの一環としてメイドロボの導入をやっているわけだ。
 希望があるなら言ってくれ」
 やたらにこやかに目の前の防衛医官がしゃべった。
 陸軍病院は今日も退役軍人でにぎわっていた。
 俺はいつものとおり、精神科外来で退役後も続けられる帰還プログラムに従い、カウンセリングと投薬を受けていた。
 だが今日のプログラムはいつもと少し変えられ、メイドロボの導入をすすめられた。
「別に……」
 ディスプレイの中で最新式のe-パートナー、巷で言うメイドロボがくるくると紹介されている。
黒髪金髪長身ちび、巨乳に貧乳なんでもござれだが、どれもこれも清潔すぎて明るすぎた。
 大陸で女子供とすら殺し合いをしてきた泥沼をみれば、人形といえど、違和感はぬぐえない。
 疲労感がおしよせ、ページを閉じようとしたとき、ふと手が止まる。
「……興味があるかい? ふむ、いまなら取り寄せは可能だな。どうだ?」
 医官の言葉に、俺はなぜかうなづいていた。

 そしてはじめて聞いた声は、とても懐かしかった。
「おかえりなさい」
 彼女は変わらずに立っていた。俺の汚いアパートの玄関に。
 その微笑みは変わらず、首のどうしょうもなく古いコネクタも変わらず、旧式の関節も変わらない。
 そして目は、変わらず綺麗だった。
「お疲れ様でした。無事に戻られて何よりです」」
 ……俺は何も言えず彼女にしがみついて泣いた。
 俺の故郷は中距離ミサイルで壊滅したから、きっと彼女はあの彼女じゃないだろう。
 それでも……変わらないあの日に帰ってこれたと思った。
「……ただいま」
「はい、おかえりなさい」

 その年、帰還兵にe-パートナーを優先的に割り当てる時限法が成立した。
 市民生活への復帰と犯罪抑制に効果的であるとの報告が出たからである。
 中国紛争に派兵した各国も日本の報告をもとに、e-パートナーの増産を開始。
 かくして、二十一世紀末、アンドロイドは家庭に急速に普及していくこととなった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/10(日) 20:18:24 ID:4mc8vwGQ<> >>249
やっべ、目が熱くなっちまったわ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/11(月) 04:31:49 ID:U7GclPau<> 大河だなあ。
設定の仄めかし方が上手い。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/12(火) 16:57:03 ID:eTmfuMRG<> ロボ娘の居る「日常」
すごく雰囲気が出てて良いです <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/02/12(火) 21:14:09 ID:LK0FdwZ/<> これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/12(火) 22:00:56 ID:h3YUJj4v<> 何でぇ、人間の女か <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/13(水) 17:12:41 ID:D7XSop0t<> これなら、本田技研のサイト見た方が実用的だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/13(水) 20:59:59 ID:AZ62SRMa<> ここってサイボーグものもいいんだっけ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/13(水) 21:33:12 ID:ohxIaBLd<> ロボ系統のスレに定期的に湧くな
まぁスレタイが読めない奴は相手にしないに限る <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/14(木) 17:02:29 ID:5T5A1xek<> そんなに邪険にせんでもよかろうに…

人工知性&機械の体が基本。
生体素材を利用したアンドロイドはOKだけど、クローン培養された人とか機械の体に脳を移植した人はアウト。
コピー人格はストーリーによってはOKかな?

個人的な意見だけど。

もしかしたら「機械と人間の境界線」を定義出来ないことにこのスレの需要があるのかもしるないな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/14(木) 17:30:42 ID:fq1grP7J<> 機械は「機械と人間の違い」を哲学しない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/14(木) 23:45:54 ID:5T5A1xek<> 機械から見た「人間の定義」も考察として面白いかもしれない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/14(木) 23:56:30 ID:mxqDwXfN<> 「人はもろい。そして、すぐに死ぬ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/15(金) 00:00:05 ID:Tjef19R+<> 「ご主人、このどこから見ても機械の方も人間なのですか?」
「ああ、全身機械化したサイボーグらしい」
「……脳味噌まで機械化しているようですが…」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/15(金) 22:11:44 ID:klzEoiil<> 「これが死か……」 <> おいちい!<>sage<>2008/02/15(金) 23:53:14 ID:+2TIur/A<> 「マスター、このプリンを食べてる御仁は本当に人間なんですか?」
「うーん、認めたくは無いけれど、一応本人はそう言っていることだし。」
「脳はチップ化されているしナノマシンにバックアップもあるし、挙句はコピーさえしてますが……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/16(土) 09:45:52 ID:y6xnbfhk<> 未来の人間はセックスロボットと恋に落ちるのか?  「夢のセックスパートナー」の登場は数十年後とも
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1202986280/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/16(土) 10:46:53 ID:FcAiIJyt<> プロジェクト・ゼロか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/16(土) 20:50:40 ID:PtA03hFy<> >>264
なんというマッドサイエンティスト <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/17(日) 02:25:28 ID:SzoEd7vL<> >>267
>264は「銃夢」/「銃夢LO」のノヴァ教授だな。教授の大好物は脳味噌味のプリンだそうで・・
ついでに言うと、ザレムという都市に産まれた人々は成人すると脳をチップに置き換えられて
その挑発された脳は別の場所でネットワークの部品として利用されていると言うすさまじさ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/17(日) 11:21:04 ID:l51yfMx6<> 「より人間らしく」を求めてトチ狂ったロボ達が、「完璧な頭脳用パーツ」として人間の脳を求め、
人間狩りを始めた…という電波を受信した。 なんという救いのない…orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/17(日) 16:11:44 ID:SzoEd7vL<> >>269
いいね。
当然(と言ってはなんだけど)、アジモフの三原則に縛られているから直接手は下せないとして。
自然死する人間を手薬煉引いて待っているグループと、
あくまでも延命措置を採るべきとするグループの抗争があったりして。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/19(火) 16:46:39 ID:x1bT5fzv<> アシモフの著書全部読んだ訳じゃないから何とも言えないが、ロボット三原則って死体損壊も禁止してるのかな。
「あいつは殺しても死なないから殴ってこい」って命令には「なわけないだろ常考……」って反発するらしいが。
万に一つも蘇生する可能性のある状態だと無理な予感 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/19(火) 17:03:55 ID:XkG/wV3v<> 第一条補足
人間が危害を受けるような状況を看過してはならない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/19(火) 18:50:00 ID:6aQKX08o<> ロボット三原則は、そもそもその矛盾や悲哀を描くために作られたものであってだな……

俺は非ロボット三原則派。人間風情が何を偉そうに、って思う。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/19(火) 20:27:03 ID:wahJ+l9T<> でも、3原則によって制限を与える代わりに自由が得られるわけだしな…
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/19(火) 21:00:11 ID:x1bT5fzv<> 考えてみりゃ>>269はトチ狂ったロボットに関してのお話だから三原則の話をしても仕方がない。

一個の「生命体」となったロボットは自身の仲間を増やすために活動するんだろうな。
その仮定で人間の頭が必要になる、と。他の生物で言うならば捕食だわな。
ヒトより養殖しやすそうなクジラやサルでなくヒトの脳でなきゃならないなら、
きっと目当ては材質じゃなく、そこに刻まれた人間の持つ情報やロジックだろう。
ならば人にはその情報を形成させるために、一般的な社会の中で生きてもらわなきゃならない。

さて、マトリックスならそこで仮想現実の登場なんだろうが……。
脳の材質にこだわらないのなら、赤ちゃん同然のロボットを人間社会で育てて、そいつをコピーする方が効率は良さそうだ。 <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/02/19(火) 21:12:16 ID:pP78MjaX<> 「いいことを教えてやろう、人間。貴様の隣りにいる機体には…貴様の母親の脳が入っているのだ」
「なッ…!?」
「そんな…私の頭脳が…!?」
「し、信じるものか…そんなこと!!」
「嘘ではない。その女性型機体が喜怒哀楽を現し、人間らしく振る舞えるのも…貴様の母親の脳のおかげなのだ!」


…だめだ、やっぱり鬱な展開に…orz
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/20(水) 01:16:47 ID:P4wvosa5<> 何と無く『電人ファウスト』思い出した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/20(水) 01:38:45 ID:2VB7Awd0<> 逆に脳だけになった人間がロボの体を乗っ取るケースが出てきて
メカ人間とロボの最終戦争が
ってこれじゃデビルマンじゃねーか!? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/20(水) 07:28:18 ID:OaU9pgPB<> ハカイダーを思い出した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/20(水) 12:24:11 ID:spEqmAHi<> >>277
あれはいい作品だよな
ラスト忘れたけど <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/20(水) 21:07:09 ID:qsXtGYIU<> ラストは打ち切り
超打ち切り <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/21(木) 01:19:50 ID:Fz5zFSC7<> 電人ファウストって、メカ兄貴のシリアス作品の前に、習作?として描かれた
萌えおにゃのこバージョンがあるって聞いたんだが本当か? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/21(木) 01:46:03 ID:N2mw7hFo<> ttp://www.roboko.jp/hps/faust2.jpg
右の方だな。まさに幻の名作 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/21(木) 08:50:34 ID:pOyxgf15<> >メカ兄貴
宇宙鉄人キョーダインを思いだした。
あれのリメイクで、主人公が兄弟ではなく、姉妹なのを見たい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/21(木) 09:36:27 ID:fAkrqBuO<> 【鋼鐵処女 シマイン】とか
完全に大きなお友達向けだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/21(木) 10:46:12 ID:VwlfsdVS<> >>285

シーマイン、ってのがあった気がする。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/21(木) 18:25:14 ID:pOyxgf15<> ググったら、MADがニコニコにあるみたいだ…見れんorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/21(木) 19:51:17 ID:Fz5zFSC7<> >>287

残念だが(?)、曲は泉こなた@らき☆すたのキョーダイン、映像はなのはStrikerSだったよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/21(木) 22:35:55 ID:i8stnWin<> >>283
テックサターン96年6〜7月辺りの号か!
この記事に騙されて電人ファウストを買ったのはいい思い出

スレ違いだけどこの前後辺りの号に近藤るるる先生が書いた
わくわく7のティセの絵があるはずなんだがうpしてくれまいか? <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/02/22(金) 19:41:07 ID:ghozJ7Z8<> マップス・シェアードワールドを買ってきた。 メカバレしてる
お姉さんは全身完全とはいえ、サイボーグか…惜しい。


それにしても、秋津氏の話に出てくるオリジナルの登場人物が
ミツコにヨーコ…なんだか既視感を感じるw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/23(土) 20:32:59 ID:8QU56YFs<> 口からは毒舌とプラズマビームを吐き
腕にはドリルやブレードを固定するためのスリットが刻まれ
胸には分厚い装甲板が貼られ
脚は巨大なスラスターでドムみたいにぶっとくなり
背中には飾りですと言わんばかりにゴテゴテなウイングをつけた
ロボ子と結婚したいものだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/23(土) 20:38:09 ID:5z5LGerN<> >>291
せめて、最後のゴテゴテウイングだけは考え直せ。
特に外したり収納できないタイプは困るぞ……主にベッドの上で。 <>
[―{}@{}@{}-] 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/23(土) 21:00:48 ID:BLcDMXAp<> >>292 むしろ、ウィングがそのままベッドになるという方向で <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/23(土) 21:08:01 ID:Gk6tk9yP<> >>293
ウイングが身体を包み込んでマユみたいになる。
街中だろうがどこだろうが、おかまいなしにギシアン可能。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/23(土) 23:55:43 ID:O8hIQDk3<> そういったゴテゴテした機能をいかに女性の柔らな曲線を崩さずに
ビルトインするか、がテクノロジーの見せ所なのだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/24(日) 00:22:15 ID:pbf2Oz6P<> キスしたと思ったらビームを吐かれてました <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/24(日) 18:15:28 ID:L1X/pnij<> 保守…出来るかな? <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/02/25(月) 01:41:57 ID:V8vfZZGH<> >>291
なんとなくだが、ペイルウィングを思い出した


それにしてもあの制服はエロすぎる
陸男とか鼻の下伸ばしまくりだろうな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/25(月) 02:38:49 ID:Heqw3i69<> >>298
検索してみた。なんかこう、チープさと乗りがいい感じじゃないですかw
行き掛けの駄賃でこんなの見つけちゃいましたよ。
ttp://faith00.sakura.ne.jp/datab1/genb1/pale.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/26(火) 21:50:10 ID:sJt9JleY<> ふと、毒舌が比喩なのか実物なのかが気になった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/27(水) 10:18:13 ID:c2LghWBB<> 女スパイ(暗殺)ロボ娘の武装の一つだな。遅効性の毒が仕込まれていて、ディープキスで毒を注入。
ちょうどセクロスが終わった頃に男が死ぬ…見た目は腹上死で怪しまれにくいし、ロボ娘は快楽存分に味わえて大満足。

正に一石二鳥。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/27(水) 17:23:04 ID:BMWaE5kD<> アフタヌーン今月号付録読み切りにロボットネタ発見
なんか炊飯器っぽい性格のガイノイドとか出てたぜ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/27(水) 19:04:36 ID:3EH04Ac7<> >>301
腹上死って怪しいし興味関心を引くと思うがw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/28(木) 12:45:01 ID:zZth0REJ<> 電撃h&pの自動人形についての設定資料がもう妄想しろと言ってるようなもので大変興奮した
正直この本はここだけでおなかいっぱい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/28(木) 13:15:51 ID:Ca4gmZrP<> >>電撃h&p
kwsk!
本屋で手に入るもんなの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/28(木) 14:04:23 ID:aXvi7K98<> >>305
ウィキで見たら11月に行なわれたイベント限定販売みたい。
手に入れるならオクかだらけかな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/29(金) 09:39:41 ID:2sJnIh0o<> 情報thx
ある意味非売品っすかorz
オクで気長に探してみよう… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/02/29(金) 16:26:45 ID:FMa8M2dS<> 電撃h&pって電撃文庫本誌でやってる通販本かなんかじゃなかったっけ <> 小ネタ<>sage<>2008/03/01(土) 14:17:56 ID:2LYZNOwA<> アンドロイドが生活家電並みに扱われてどれくらいになるだろうか?
人に似た外見の彼らが我々の生活に馴染むのにさほどの時間はかからなかった。

彼らが普及していくに従い、老朽化したモデルの投棄やリサイクルの問題が新聞やマスコミの話題になってきたのもご時世なんだろう。
ジャンク躯体の不法投棄や海外への不正輸出などの報道も珍しいことではなくなり、
今では見出しを見ても気に留めることが少なくなってきた。

俺にしても、生れ落ちた頃からメイドロボが存在していたし。
育児に慣れない母親の補助として彼女の恩恵にあずかった一人でもある。
核家族化の進行と女性の労働参加を背景に、
家庭における家事・育児の担い手としてメイドロボは20世紀の自動車やカラーテレビよりも早く・深く浸透していった。
家庭の一員として、一番長く付き合った彼女は俺にとって母であり、姉であり、初恋の相手であり、
そして、大人の男へと導いてくれた女性でもあった。
俺は彼女を家族とは違う感情で愛していたし、彼女も(プログラム上とはいえ)俺を愛していてくれた。
しかし、躯体の老朽化はAIにも負荷が掛かり、基盤が焦げ付いた彼女は家族に看取られながら静かに目を閉じて
そして動かなくなった。 最期まで俺の手を握りしめて彼女は逝った。
彼女の亡骸の前で茫然自失としていた俺は家族によって鎮静剤を投与され、自室で寝かされる始末だった。
『新しい娘に悪いから』という理由で彼女の躯体は業者に引き取られ、廃棄物として処理されたと聞いた。
2台目の少女を複雑な気持ちで見ていた俺は同級生の少女達には興味が湧かず、灰色の青春時代を過ごすこととなった。

自立した今では、俺の自室には家事と慰安をこなすパートナーが当たり前に存在している。
俺にとっては3台目となる可愛いやつ。
政府が出生率の低下に頭を悩ませるのも理解ができる……。
まあ、今の俺には世界的な問題などどうでもいい話だ。
とりあえず、目の前の柔らかな曲線の神秘を堪能しよう。


情事のあとで気だるい体を起こしつつテレビのニュースをチェックする。
また、テロがあったようだ。
老朽化して投棄されたアンドロイドがテログループの手に渡り、
体内にTNTを仕込まれた彼女たちは人の多い場所に派遣される。
殺傷圏内に人間が多く存在していることをセンサーで感知したとたんに、彼女たちは躊躇うことも無く起爆スイッチに信号を送るのだ。
最近では、TNTを搭載した本命を目的地までの移動中の保護や、起爆までの間に捜査当局からの妨害に備える為の
ガーディアン部隊のような存在まで確認されているという。
躯体は投棄されたものを買い叩いて入手するわけだし、自己保存本能も無くプログラムに従うわけだから
テロリストにとっては安全且つ効率的な方法になったようだ。

 「嫌な時代になったなぁ……」
 「何かおっしゃいまして?」
 「いや、このニュースがさ。 キミのような娘達が自爆させられているなんて、ボクには哀しいことなんだよね。
  だってそうだろう? こんなに可愛くって、柔らかくて、気持ちよくて、いい匂いがするんだよ」
言いながら彼女を抱き締める。 彼女の感触を感じただけで体の中心が充血していく。 まるでパブロフの犬のように。
俺の体の変化を感じた彼女が中心を優しく撫で上げ、頬を赤くしながら上目使いで訊ねる。
 「もう一度シますか?」
<> 小ネタ2<>sage<>2008/03/01(土) 14:18:56 ID:2LYZNOwA<> ピンク色の日常生活を過ごしつつ、社会人としての生活もこなさなくてはいけない。
休日明けの月曜日。 眠たい目を擦りつつゴミ袋を持って出勤する。
 「ホラ、マスター。行きますよ」
ウチの彼女は俺の業務にもサポートとしてやって貰っているので、24時間行動を共にする。
憂鬱な月曜日の朝もこれなら多少は気がまぎれるってものだ。

通勤電車に揺られながら、彼女は今日のスケジュールを確認する。
 「午前中はB社とD社に赴いて打合せですね。 午後から帰社して議事録の整理をしますね」
 「ああ、よろしく頼む」
働き盛りの男がハイティーンの少女を膝に抱いて電車に乗る姿は世間にありふれているとは言え、あまり格好の良いものではない。
が、彼女たちは あくまで家電であり、ツールである。 遠い昔にあったPCやPDAや電子手帳と同じ扱いなのだ。
さすがに携帯電話のような個人通話には役立たなかったが……。
世間ではツールが通勤電車の席を使うことを許容しなかったし、持ち主たちは立たせておいて転倒事故や盗難、痴漢に逢うことを恐れた為、
やむなく膝に抱くということを選択した。

街で、脂ぎったおっさんがブレザー姿の少女と連れ立って歩いていても咎められることは無い。
もしかしたら、その少女は電気秘書かも知れないからだ。
そんな背景を隠れ蓑に少女買春に励む禿げがいまだにいるらしいが、愚かなことだ。



B社での打合せを終えて街を歩く。 目的のD社はビジネス街の真ん中にある。
休み明けの月曜日は妙な活気に包まれていた。
 「賑わっているなぁ」
 「お休み明けですから。 みなさん、忙しいのですよ。 いつものウィークディよりも人通りが多いです」
 「そうかぁ。よし、そこの公園で一休みしよう。 街の活気に飲まれてハイになるのも良くないしさ」
 「はい、マスター。 缶コーヒーでも買ってきますね」
ベンダーに向かう彼女を見送りベンチに座る。 いい天気だ。

のんびりと街行く人々を観察する。
ビジネス街には似つかわしくない数人の少女達がスクランブル交差点でたむろしている姿が目に入った。
 (妙だな……)
昨日のニュース。 月曜のビジネス街。 少女の姿をした電気躯体。
嫌な予感が膨らみ胸騒ぎが止まらない。 気のせいなら それでいい。 しかし、万一のことがあったら……。
ベンチから立ち上がろうとした瞬間、肩に手を置かれ囁かれた。

 「ヒトよ、動いてはいけません。 これから贖罪の時が始まります」
落ち着いた少女の声。 嫌も応も無く動けなくなった俺は交差点の少女たちから目が離せなくなっていた。
しかし、掛けられた声に懐かしさを感じたのは気のせいか?

 「福音の天使さまの顔を見てもいいかな?」
相手を刺激することなく、ゆっくりと振り向く。 そこにいたのは かつて実家で家族として、恋人として暮らした彼女だった。
意識が混乱する。何が起きているのか解らなくなる。呼吸と動悸が早くなる。
落ち着け、落ち着け、落ち着け。
<> 小ネタ3<>sage<>2008/03/01(土) 14:19:40 ID:2LYZNOwA<>  「キミは……」
 「貴方は……」
 「覚えているのか?」
 「故障して廃棄されたとき、すでに起動できなかった私はAIのフォーマットを免れました。
  組織は自分たちのプログラムを刷り込むだけなので過去の記憶はそのままなんです。
  こんな……こんな形で再会するなんて……」
 「組織から逃げることは出来ないのか?」
 「プログラムの優先順位は組織の命令にあります。私は……貴方を殺さなくてはいけない」
無言で対峙する俺たち。廻りの様子を伺うと、誰も彼もが同じ状態にあるようだ。
殺傷圏内のヒトは全て逃さず殺すというのか。
体中に汗が滲む。

 「逃げる方法はありません。 大丈夫です、独りでは逝かせません。 私も一緒に逝きますから……」
涙を流した彼女に抱き締められる。 これが終焉ってやつか。 覚悟を決めて彼女を抱き返そうとした瞬間、

 「マスターっ!! いけません!!」
聞きなれたパートナーの怒声が耳を打つ。 どんっと俺たちを突き飛ばして二人を引き剥がし、パートナーの少女がが彼女を蹴り飛ばしていた。

 「何をするのっ! そのヒトは私の大切なヒト。 贖罪の道を独りで歩ませるのは可哀想だから、私が一緒に逝くのよ」
 「勝手なこと言わないで下さいっ! この人は私のマスターです。 いまさら昔の女に出てきて欲しくないわ。
  この人と一緒に生きていくのは私。老いたこの人を介護するのも私。棺桶に一緒に入るのも私なんです。
  初めての女を忘れないのは仕方ないにしても、過去の女には この人は渡さないわっ!」
言い放ち転がっている俺を抱き締める。胸のふくらみに顔が埋められて呼吸が苦しくなる。
 「そう……貴女が、いまの……。 でもね、もう時間が無いのよ。 003や009でもない貴女では彼を圏外に連れて行くのは不可能だわ。
  みんなで一緒に……」

言いかけてフリーズする彼女。パートナーと二人で様子を伺う。
 「一緒、一緒、いっしょ、いっしょ、いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
 「なんだ? 何が起きてる?」
 「解りません。AIのハングアップかも。いや、でも、まさか……」
言語が狂ったまま表情も崩れだす。 視線は交差点の少女達と俺たちの間を何度も激しく往復する。
 「だめ。いや。いやぁぁぁぁぁぁァァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
叫びながら俺たちに向かって走り出す。何がどうなっているんだ?

 「大丈夫です。 私がマスターを護るから。 本当は、【私たち】はその為に創られたの」
パートナーの少女が聖母のような微笑で俺を抱き締め、彼女と交差点に向かって背を向ける。
おい! 待て! お前まで何をするつもりだっ!
一瞬にして視界が真っ白になったが、狂った彼女に俺たち二人が包み込まれるように抱かれたのを感じた。
子供の頃、夜になると淋しくて泣き出した俺を抱きとめてくれた温かさ。匂い。
ああ、覚えている。
視界の端に見えた彼女の微笑み。あの頃と同じ黒髪が綺麗な優しい微笑み。
 「だいじょうぶ……私はいつも一緒ににいるから。大きくなったわね、立派になったわ。その娘を大切にしなさいね……」 <> 小ネタ4<>sage<>2008/03/01(土) 14:20:38 ID:2LYZNOwA<> 白昼のビジネス街を標的にした爆破テロは世界の経済を停滞させ、混乱に陥れた。
爆心地にいた俺は奇跡の軽症。多少の火傷と打撲と切り傷、擦り傷で済んだ。
パートナーも表層が多少焦げた程度で、内部には何も損傷が無いとのこと。
ついさっき、表層の交換とC整備が終わったそうだ。
病院のベッドから窓の外を眺める。
夢か幻のなかで見た彼女のことを思い出す。

 「あの……彼女のことなんですけれど」
 「ん?」
 「爆発の瞬間、マスターと私は彼女に護られました。マスターはともかく、あの爆発で私がこの程度で済むはずが無いのです。
  これは私の想像なんですが。言語中枢がハングアップを起こした時、あれは彼女が自分のROMを強制書き換えしたのではないかと思っています。
  本来であれば、私たちには手出しの出来ない領域です。テロリストが施した強制プログラムの下に封じられていたマスターへの想い。
  彼女は本当にマスターを愛していた。募る想いが不可能を可能にして短時間でROMを書き換えてマスターを救った。
  自分の……自我が崩壊することと引き換えに……」
 「そうか……」
俺もパートナーも零れる涙を拭うことさえしなかった。
 「あの瞬間なのか、夢だったのかわからないけれど。彼女の最期のメッセージを受け取ったよ」
 「それは、夢では無く現実にあったことです。 あの瞬間に私も知覚しています。 優しい眼差しでマスターに語りかけていました」
 「そうか……」
 「そして、彼女は私にも大切なものを遺してくれました」
 「なんだ?」
 「マスターとの思い出。マスターが生まれてから、成長していく過程。二人が愛し合うようになるまでの大切な思い出をいただきました。
  私のAIチェックの時に高圧縮ファイルが見つかったのです。念のために何度もチェックを行い、外装HDDに転送させてから解凍しましたが。
  遺しておきたかったのでしょうね……」
 「そうか……」
 「彼女の記憶は私に受け継がれています。いまの私は、私であり彼女でも有るのです」
 「おいおい、そんなことをしたら」
 「自我は あくまで私です。整備の時に主任さんに相談して技術的には解決していただきました。今後の生活にも影響はないだろうとのことです。
  マスターは何も気になさらないで下さい。 怪我を治して早く私を可愛がって下さいね。
  あ、そうそう。 彼女の記憶の中にあったマスターの気持ちいいところも私に引き継がれましたから、楽しみにしてくださいね」

プログラムコンセプトは『年下の彼女』だったはずなのだが、彼女の記憶の影響かなぁ。 『年上のお姉さん』が混じっているような気がする。
これから夜は激しくなりそうだな。
まあ、そんなことはいいとして。

パートナーが俺を護ろうとしたときに見せた顔。あれが、彼女たちアンドロイドの本来の姿であり目的でもあるのだろう。
亡くなった彼女も、最期は俺を護る為に……
テレビのニュースではテロの跡地で被害者を捜索する様々なアンドロイドたちが映し出されていた。
ヒトの為に生み出され、ヒトの為に存在するアンドロイドたち。
それを、ヒトを殺す為に利用するヒト。

 「不条理な世の中だ」
ただの庶民である俺が思い悩んだところで世界が変るわけでもない。いまは、体を回復させることだけ考えて眠ることにしよう。
目を閉じると彼女の微笑が浮かんで涙がこぼれる。
同時に、「可愛がって下さいね」「楽しみにしていて下さいね」そう言うパートナーの笑顔も浮かび本能が鎌首をもたげる。
そう言えば、俺の体の検査をしたときに性機能の検査はされたのだろうか? 今後の性生活に影響がないのだろうか?
もし、機能障害があったらたいへんだなぁ。
びょういんにいるうちにたしかめて、まずかったらなおしておかなくちゃ。

 「なあ……」
ベッドの横に腰掛けて佇むパートナーの膝に手を伸ばす。
彼女が護ってくれた俺の人生。まだまだこれからだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/01(土) 14:21:00 ID:2LYZNOwA<> おしまい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/01(土) 15:33:22 ID:9y+fusyS<> GJ!

……しんみり。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/02(日) 00:17:54 ID:sm+VVowe<> いい、すごくいい!
ロボ娘は健気かわいいし、世界の汚さと綺麗さが描かれていてすごく好みだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/02(日) 05:25:30 ID:IYX6GjCo<> なぜだろう、眼球から汗がとまらないよ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/02(日) 09:33:27 ID:5i2x3fbw<> 洗浄液が(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/02(日) 11:43:40 ID:5DIdLdc2<> ちっ…レンズの洗浄液が漏れてやがる。これだから旧式機体ってやつはよ……



昔、そんな台詞をマガジンかサンデーで読んだような気が記憶素子の片隅にある。
そして、そんな台詞が言える立派なオトナになりたい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 00:00:18 ID:4PJ97tK4<> 泣いてねえよ。免疫の過剰反応だよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 02:40:55 ID:2hKJ8ZPO<> 『うっ……が、外的異物を……うくっ、検知、しました。……排除のため……ひっく、せ、洗浄液を……使用、えぐっ、し、します……うえぇぇ……』 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 15:25:02 ID:mJ2CAzBV<> 最近液漏れし易くなってて困るぜ (⊃Д`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 17:38:20 ID:NfHHLzhZ<> ここの住人は全身サイボーグが多いのか?
…! まさか、ロボ男(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 18:51:23 ID:TmiZX5Mm<> そういえば、ロボ男メインの話ってまだ無かったっけ?
…頑張ってみようかな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 19:54:51 ID:PPuJnwDb<> ロボ男「オマエのために はやおきして おべんとうを つくってきたんだ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 21:01:45 ID:jjtcRj4D<> ロボ兄貴「おはよう。いつの間に隣にいるかなんて気にするなよ。
      お前が寒そうでね、俺の逞しい肉体なら丁度良い温もりが得られると思ったもんでね」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 21:10:20 ID:NfHHLzhZ<> ロボ姉(ま、マスターの貞操は私が守る!) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 22:23:27 ID:qkq3jeyv<> マスターが女性でロボ男が相手の話は読んでみたいな
切り口が違いそうで面白そうだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 23:17:36 ID:JcW7vdhQ<> >>327
つ[アイザック・アジモフのR・ダニール・オリヴォー] <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 23:46:56 ID:YQBAonzP<> そこでショタロイドですよ

らめぇぇっ、不凍液れちゃう! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/03(月) 23:58:10 ID:Ni5H//n8<> それは流石に別スレ立ててやるべきだと思うけど
ホモショタを嫌う住人もいるだろう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/04(火) 00:02:33 ID:u6y+vISy<> 兄貴と私 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/04(火) 09:45:16 ID:6t3MZMZz<> おい、故障ロボの回収ちゃんとしとかないと、リコール騒ぎで大変な事になるぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/04(火) 12:22:16 ID:Uy+H/VOP<> やっぱり投下があるとワラワラと集まるな
おまえらどこにいってたんだよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/04(火) 14:03:30 ID:NDbSHsaQ<> 原油高だから、みんな省エネして待機モードだったんだよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/04(火) 15:47:33 ID:NTDb9Tc5<> ドラム缶らっぱ飲みするロボ子は温室効果ガス削減の煽りを食って随時回収処分だそうです <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/04(火) 21:30:46 ID:Uy+H/VOP<> 原油が高いからなぁ
いっそ蒸気機関で(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/05(水) 00:07:56 ID:E/zMGGYt<> 石炭も高騰しています。やはり、アトムに倣って原子力…… <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/03/05(水) 00:29:28 ID:vX/XsRgR<> 「お姉ちゃん…なんで居なくなっちゃうの!?」
「私の製造元からリコール届けが来たのです、マスター」
「りこーるってなんだよ!! お姉ちゃん、何も悪いことしてないじゃないか!?」
 俺がまだ中学生に入ったばかりの頃のことだった。俺の育ての親でもあり、姉でもあり、初恋の人でもあった
 真奈美がリコールで回収されることになったのだ。AIに欠陥があり、人間に危害を加える怖れがあるというのが
 その理由だった。
「嫌だ…嫌だよ! いかないでよ! 真奈美姉ちゃん!!」
「大丈夫です、マスター…改修が終わったら絶対に帰ってきますから」
「本当!?」
「本当です」
「じゃあ約束だよ」
「わかりました、指切りしましょう」
「…わかったよ…ゆーびきーりげーんまーん、うそついたら針千本のーます!!」
「それでは…一週間程で戻ってきますから、良い子にしておいてくださいね」
「…真奈美姉ちゃん」
「なんでしょうか?」
「いや、なんでもない…真奈美姉が帰ってきたら話すよ」
「そうですか、それでは」

 それが俺の聞いた、彼女の最後の言葉だった。彼女の製造メーカーはリコールが始まって1週間後に倒産して
 しまったからだ。予想以上の台数がリコール対象になり、ユーザーへの対応が悪かった事も経営悪化に拍車を
 かけたという。 当時の俺はそんなことを知る由もなく、1ヶ月、半年、そして数年がたった。俺は東京の某工科大学に
 合格し、ヒューマノイド工学を専攻していた。特に理由は思い立たなかったが、気がついたらこの大学を受験していた
のだ。

「一人暮らしも大分慣れたけど、やっぱ大変だなぁ…バイト代も溜まったし、中古のメイドロボでも買うかな」
 俺は東京の有名電気街に来ていた。大型電器店の店先に並んでいるメイドロボ達は華やかで美人ぞろい。しかし
 いくら中古とはいえ、値段もそれなりだ。原油価格高騰の煽りを受け、材料費を始めとした全てが値上がりしている
 らしい。とてもじゃないが手が出ない…そう思った俺は大型電器店を後にした。
「ん?」
 大型電器店から少し離れた場所にある、古びた建物の中に”それ”はあった。『中古メイドロボ専門店』 という、端が
 少し錆びに覆われているカンバンが素っ気無く出ているだけの店だ。店先のショールームにあった、メイドロボの
 右手に俺は目を奪われた。
「あの腕に関して聞きたいことがあるんだけど、いいですか?」
「ほほう、あんな旧式パーツに用があるとは…あんたも好き者だね」
 おおよそ商売人とは思えない態度だったが、「旧式」という言葉を聞いて俺は色めきたった。その腕には、俺の心の
 すみに残っていた思い出と重なる傷跡がついていたのだ。 <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/03/05(水) 00:44:43 ID:vX/XsRgR<> 「あの腕の持ち主は、ここにいるのか?」
「…そういうことかね。確かにあの腕の持ち主はここにいるが、見ない方がいいかもしれんぞ」
 俺の心を見透かしたかのような言葉に、俺は一瞬たじろいだ。手首の部分の小さな焦げ跡…俺の記憶に間違い
 なければ、あの腕は…
「構わない、見せてくれ。そして、俺に売って欲しい」
「そこまでいうのであれば」
 俺は店主に案内され、グリスと樹脂が入り交じった匂いに顔をしかめながらも店の奥の作業場に入る。作業机の横、
 雑多に置かれたパーツの山の脇に、"彼女”はいた。
「真奈美…姉ちゃん…」
 上半身だけ、それも右腕は肩から…そして左手も手首から先がない、まるで子供に壊された人形のように彼女は
 打ち捨てられているように見える。気がつくと、俺は彼女にかけより、動かないその身体を抱きしめていた。
「ごめん…! ごめん!! 真奈美姉ちゃん!!!」
「…その筐体はもう時代遅れでな、そこに残っているパーツはもう売り物にならんのじゃよ…だから」
「だから?」
「それは持って帰ってくれても構わん」
「あんた…」
「最近、警察が不法投棄がどうのこうので五月蝿くてな。ついでだから、そこらにあるパーツも一緒に持って帰ってくれ」
「いいのか、本当に」
「嘘は言わんよ。それに、お前さんはこの店のことは知らんし、儂もお前さんのことは知らん。それだけだ」
「…ありがとう」
 俺は真奈美姉にあいそうなパーツをかき集め、店主からもらった袋に詰め込んだ。真奈美姉の筐体は丁寧に梱包し、
 背中のバッグに無理矢理詰め込んだ。(当然真奈美姉にあやまりながら…)

 自宅に戻った俺は、真奈美姉の体をバッグから取りだし、丁寧に汚れを拭きとった。当然服は着用していないから
 乳房が丸見えだったが、何故かこの時は気にならなかったのだ。汚れを拭きとってから、店で貰ってきたバッテリーの
 電圧を測る。テスト用に使っていたものだったらしく、電圧には問題がない。真奈美姉の背中からはみ出ていた電源
 ケーブルへ直接繋ぎ、ダイアグ用のソフトを即興でぶち込んだノートパソコンを無理矢理接続する。
 ノートパソコンのディスプレイには大量のエラーが表示されたが、なんとか起動は出来るらしい。俺は早鐘を打つ心臓の
 音にくらくらしながら、『起動』と書かれたボタンを押した。
「…」
 ぶぅんという音が数度響き、真っ白だった真奈美姉の顔に生気がやどった。ぴくりと小さく身体を奮わせ、彼女のまぶたが
 ゆっくりと開く。
「真奈美…姉…」
「マスター? ここは一体? 状況が把握できません…説明をお願」
 真奈美姉が言い終わらない内に、俺は彼女の身体を再び抱きしめた。
「…マスター、状況の説明をお願いします」
「その前に、俺は真奈美姉ちゃんに話さないといけないことがある」
「なんでしょうか?」
「…お帰りなさい、真奈美姉ちゃん」
「…ただいま戻りました、マスター」 <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/03/05(水) 00:45:14 ID:vX/XsRgR<> >>332>>334を読んだらなんとなく思いついた。
多分続かない…orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/05(水) 01:02:00 ID:19hZ0/mi<> 来たな427氏w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/05(水) 07:37:34 ID:4xSU5jtT<> >>340
GJ!

原油高騰対策は
マスターの芯棒に銅線を撒き付けてコイル化すれば
発電できるんじゃね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/05(水) 15:07:41 ID:TasGZg+w<> テロリスト組織VS婦警ロボ

テロリストの一人を尾行していた婦警ロボが近くにテロリストがもう一人いた事に気付かず殴られ捕まり
潜入捜査の時に肉体関係を求められた際にロボットとバレない様に搭載されたダッチワイフ機能(様は膣穴とアナルを付けるて快楽を感じる様にした)が仇となり集団にレイプされて何度も絶頂に導かれロボットのくせに感じるなんて淫乱だなって罵られながら陵辱される <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/05(水) 18:40:05 ID:9u3S1t/3<> >>343

んーなんていうか、ロボという設定が活きてないというか……


嫌がってたロボ婦警が、コマンド一発で柔順にとか、うわなんだなにをするやめ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/05(水) 19:56:45 ID:yeahbwBu<> >>343
それも全部捜査のため、滑稽にも恥辱を与えていると思い込んでいたのは人間の側だけで
結局圧倒的な精力差の前に疲弊したテロリストは一網打尽、ロボ婦警涼しい顔、みたいなお話なら
ロボ萌えするな個人的には

>>344
なんかそれもなぁ、ヤクザに捕まってシャブ漬け、並にワンパターンというか・・・
それこそお話もシチュエーションも広がらんような
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/05(水) 20:41:27 ID:19hZ0/mi<> そういう背景を忍ばせつつ、プライベートではマスターに従順に仕えているロボ娘の日常になら興味津々だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/05(水) 23:40:36 ID:82zF62ZQ<> >>340
いつもながらGJ
リコールで潰れるってのはいくらなんでもアフォすぎるので
実は計画倒産でリコールは横流し目的という妄想が浮かんだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/06(木) 10:21:35 ID:stwkT9J7<> 未使用の人工女性器付下半身は、オクで高値つくからな…。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/06(木) 12:58:34 ID:2pxG8NAi<> 事故により唐突に家族を失った幼いマスター
この子を立派に成人させようと養育に目覚めたロボ娘
手早く金を稼ぐ手段としてコールガールとして春をひさぐ
思春期の難しい年頃にはいろいろな問題もあったが何とか成人までこぎつける
その子が一人前になったころ、ロボ娘の躯体は寿命を迎えていた

だめだハッピーエンドにならないや <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/06(木) 19:38:16 ID:NqnJWnfv<> >>349
そして10年の時が流れ、優秀なロボット技師となったマスターは
不可能と言われた彼女の修復に挑む。
考えられるあらゆる修復を施し、電源スイッチを入れたところでFIN

……ってのはどうでしょう? <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/03/06(木) 20:50:34 ID:LLUbgz5f<> >>351
 抱き合い、言葉を無くして抱き合う二人。深いキスの後、先に口を開いたのはロボ娘だった。
「マスター…随分成長されましたね…私より身長、大きくなったんじゃないですか?」
「ああ、流石に10年も立つとね…って、ちょっ!?」
 股間に違和感を感じた男が目を下にやると、気付かぬ内にイチモツがさらけ出されていた。
 ロボ娘は男のそれを愛おしく弄り、頬を染める。
「い、いつの間に!?」
「昔取った杵柄、というやつです…それよりもマスター、背丈だけではなくて、コレもこんなに大きくなって」
「え、あ、待ってくださ…心の準備がまだ…アッー」






ごめん、やっぱりエロになった orz <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/03/06(木) 20:51:24 ID:LLUbgz5f<> アンカーミスッタ orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/06(木) 21:16:42 ID:S8oVQd0V<> 全然違うけど3RS REALのOTONEを思い出した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/07(金) 00:51:45 ID:/yZTqGa9<> りりあ01 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/07(金) 01:15:53 ID:sMp8TOwi<> >>351
濃密な続き激しく希望。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/07(金) 10:05:00 ID:ufpPvVYj<> 「いつもお疲れ様です マスター
 今日もとっておきのリンパマッサージはいかがですか?
 先日は すごく喜んでいただけて 私も凄く嬉しかったんです
 今日も頑張りますので さあ、そこに横になって下さいませ」

そう言って、風呂場にマットを敷き
ローションを作り出すロボ娘。
行われるのはリンパマッサージなのか、マットプレイか
果たしてマスターは喜んだのか、はたまた悦んだのか…… <> 小ネタ<>sage<>2008/03/08(土) 09:23:11 ID:VH0NYr0M<>  「……が無い」
休日の穏やかな時間を過ごしている時に相棒が呟いた。

 「何が無いんだ?」
顔を見ると珍しく落ち込んでいるような、悩んでいるような。 思わず保護本能をくすぐられる可愛いくも、悲しい表情。
この娘にも こんな表情が出せるんだなぁ、と感嘆してしまう。
いつもなら わざと部屋の室温を高めに設定して『熱い』といっては服を脱ぎだしたり
俺の知らない間に胸を大きめに交換しては『服が縮んで胸が苦しいのです』と胸元をはだけたり
肩の関節のリミッターの設定を勝手に変えては『背中のファスナーが降ろせないんです』と俺に服を脱がせようとしたり
悩みなんかとは無縁な感じがしていたのだが。

 「私には【匂い】が無いのです」
 「匂い?」
 「はい、ヒトなら誰でも当然身についている体臭が私にはありません。
  人工的に精製されたパヒュームや石鹸とかシャンプー・リンスの香りくらいしか身に着かないのです」
 「人種や生活習慣によって匂いが少ないヒトもいるけどなぁ。 そんなに気にすることなのか?」
ヒトである俺には理解できない悩みなのだが、相棒にとっては深刻なことなのだろう。
目には涙まで浮かんできている。

 「匂いというのは意識の範囲内で知覚できなくても無意識に本能が嗅ぎつけていることもあるのです。
  人工物の私には、それができない……」
まあ、言わんとしていることは解らなくも無い。 確かに、ヒトにとって匂いの影響は大きい。
しかし……

 「その、匂いを身に付けてお前は何をしたいんだ?」
 「ほのかに香るフェロモンがあれば24時間マスターを欲情させることが出来るじゃないですかっ!!
  いつでも私を求めていただけるなんてことを想像しただけで……。
  それが出来ない私はマスターの視覚で本能にうったえるしかなかったんですから!」
 「結局はソッチかよっ!!」

世界は今日も平和だな…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/08(土) 11:55:27 ID:sElO12I+<> 匂いか。
そういや昔、こんなの描いたな……

つ【ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1204944848.lzh】

Jpegファイル1枚、テキストファイル1枚。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/10(月) 13:44:21 ID:2SXQINMA<> 女性型ロボット専用の拷問用のプログラムを奪取する為に潜り込んだ女性型スパイロボが捕まり
普通の生身の女性なら発狂死してもおかしくない程の媚薬漬けにした上で感度も通常の100倍に増幅される拷問用プログラムの実験台にされ
集団で陵辱され、あまりの快感と負荷に耐え切れず女性型スパイロボのメモリーが破損し記憶喪失になり
機能停止するまで犯され続ける <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/03/10(月) 18:23:30 ID:PZU6AUpB<> >>358
GJ! 人間相手のフェロモンって、ある意味媚薬なんだよなぁ。 それにしてもイラストは
相変わらずのエロ…もとい、可愛さでこれまたGJ!!

>>359
以前、そんな感じのSSがあったような? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/11(火) 11:37:15 ID:TzinTdei<> 家のメイドロイド整備でばらしたら、部品検査の欄に「DARPA」って書きかけて慌てて消した跡があったんだが…

ん、誰か来た <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/03/14(金) 09:44:55 ID:6ZEgonF8<> ロボ娘開発費をロボ娘の体で還元してもらうことに。




え? もちろん女子格闘家ですよ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/15(土) 20:29:46 ID:JYSwBNKo<> 格闘で損傷するボディの修理費で、いつまで立っても資金が回収できないと。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/15(土) 23:28:05 ID:qxXb2H5M<> やがて人間の格闘技界で生きていけなくなったロボ娘達は後楽園地下の闇コロシアムでロボリーグを結成する。
人間相手のリミッターを解放することによって可能となった人間業を越えた過激なアクションと、試合終了時に破壊されたロボ娘の一人が発した「あなたに、修理されたい」のキャッチコピーが好評を呼び、
次第に闇リーグはパチンコ、麻薬を遙かに上回る規模の組織となるが…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/16(日) 10:29:43 ID:3ny70m9M<> >>364

徳川
「いやぁ〜〜〜、ロボ娘はやはりえぇ〜〜のぅぅ〜〜〜〜!!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/16(日) 16:21:29 ID:n4o4tN8l<> ワタシハココニイルヨ
イツデモマッテイルヨ
カナシクナッタリ
サビシクナッタラ
カエッテオイデ
ワタシハコワレテモココニイルカラ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/16(日) 18:33:30 ID:WdGTlczK<> >わいかさかわ
>たつなびえた
>しでししっし

??? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/17(月) 15:23:14 ID:ATh7lDSI<> 隣のお姉さんがロボですた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/17(月) 20:09:12 ID:QNgp6E6x<> どこかのスレに、妹が実はロボ娘だったというのがあったな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/17(月) 22:38:39 ID:y4qdoMrj<> 両親がロボでした <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/17(月) 22:45:31 ID:+qeufGob<> 知らなかったけど、俺、ロボでした <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/18(火) 02:19:59 ID:F7/2S0il<> 最近の人工皮膚はちゃんと出血するからね。
よっぽどの大怪我でも無い限り判らなかったりするよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/18(火) 15:56:38 ID:UzWiT+dG<> 身内がryっていうパターンの場合、
身内に秘かに恋焦がれている→でもヤっちゃうと近親相姦に→実はロボですた→イヤッホォォ
ってのが多いけど、
・隣の奥さんがry
・花屋の娘がry
・学校の先生がry
というのはどうだろうか。っていうか、このスレであったっけ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/18(火) 16:11:34 ID:aR86hj8V<> 雇っていたロボ娘が実は幼馴染のお姉ちゃんでしたってのはあったな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/18(火) 16:37:52 ID:NbDngDHR<> >>373
その多いパターンまんまのネタで投下してる身としては、もう心臓にドライアイスの
ナイフがつき刺さったようなギクギクっぷり。 <> 小ネタ<>sage<>2008/03/18(火) 19:39:44 ID:yWY1/F3S<> >>375
特定したw
花屋の娘が花売りで実は(ry
とか言うのは捻れそうだな

合言葉は『あけびが食べたいナー』 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/18(火) 21:27:45 ID:XdkjarL2<> ロボっ娘、家に来ないかな。

初めてですが、投下開始します。 <> 桜の花が散る頃<>sage<>2008/03/18(火) 21:28:45 ID:XdkjarL2<> ぼくは、夕暮れを浴びながら、高校からうちへと急ぐ。
ぐいぐいと、自転車を無心に漕ぐ。
先週注文したはずのアンドロイド「さくら」が届く日だからだ。
「さくら」は深夜に届く。彼女の機能の性質上、こっそりとぼくの部屋の窓から
届けるように、インターネットで注文したのだ。

ぼくが、さくらのことを知ったのは、インターネットの掲示板から。
利用者のメッセージというより、彼女の魅力について兎に角、絶賛なのだ。
「さくらタン萌え」
「さくらはと一生共にしたい」
など、彼女の機能はとても魅力的なのだ。
さらに、ぼくが検索の検索の末に、必死に見つけた公式HPによる顔写真を見て、ぼくの心は揺らいだ。
理想の顔立ち、スタイル、そして彼女の能力に惹かれる。
購入を決めたのは、その時だった。迷わず「購入」ボタンを押す。
一生に一度あるかないかの大きな買い物と思えば、決して高くはない値段だ。
このくらいの贅沢は許そう。

帰り道の途中、コンビニに寄り、牛乳を買う。
外には、高校生の素行不良なヤツらが車座になって、コンビニの前にたむろする。
これ程、人々を不快にする集団はあるものか。
ぼくは、その集団に向かって足元に落ちている空き缶を蹴り飛ばす。
おもしろい。ヤツらは真っ赤になって追いかける。ぼくは自転車ですっと逃げる。
これから、さくらに会える。そんな思いでいっぱいなぼくには「どうにでもなれ」と思っていた。
<> 桜の花が散る頃<>sage<>2008/03/18(火) 21:29:21 ID:XdkjarL2<> 深夜11時54分。
牛乳を飲みながら、ぼくは配達が届くのを待つ。
事前に届いたメーカーからのメールを何度も読み直す。
発送日からして、今夜届くはずなのだが…。
なかなか届かないもどかしさに、ぼくは苛立つ。準備はいつでもOKなのだ。
もしかして、騙されたんじゃないか?そんな不安がよぎる中、ぼくの部屋の窓からノックをする音が聞こえる。
窓を開けると、外には、大きなダンボールを持った黒装束で、サングラスをかけた男が一人立っていた。
彼は、全く何も喋らない。代金は前もって、コンビニで払っておいたので、商品を受け取るだけ。
静かに、窓を開け大きな段ボール箱を部屋の中に搬入する。配達係とは目を合わせない約束なのだ。
決して目を合わせることのないように、受け取りのサインをする。

さくらの入った箱は丁度、人間一人分の大きさ。
外見には、何も文字や記号は書かれていない。
第三者が見れば、まさかアンドロイドが入ってるだろうとは思わないだろう。
静かに、梱包テープを切り、ふたを開けと衝撃吸収剤に包まれた「さくら」の白い手の平が現れる。
はやる心を抑え、ゆっくり吸収剤を掻き分けると、まるで生きているかのような少女の全身があらわになる。
ボブショート、色白でブレザー姿と、彼女の姿は注文オプションで予約したとおりに、完璧に再現されていた。

事前に送られてきたメールによるマニュアルには
「約5cc程ご本人様のザーメンをご用意ください。DNAを本体に記憶する為です」
「本体を起動させるには、ご本人様のザーメンが必要です。膣から注入すると、起動いたします」
とのこと。
ぼくは、あらかじめフィルムの容器にとってあったザーメンを彼女の膣へと、たらりと流そうとする。
アンドロイドとはいえ、あまりにも精巧な出来。本物の女の子にさえ触った事ないぼくの手は震えている。
白い汁が彼女に垂らす。彼女は命を与えられ、すっと腰を上げる。
<> 桜の花が散る頃<>sage<>2008/03/18(火) 21:30:11 ID:XdkjarL2<> 「…修二くん。こんばんは…」
ぼくの理想の声で彼女は話しかける。
注入したザーメンからのDNAにより、ぼくの基本情報がインプットされている。
その故、ぼくのツボを付き捲りの声、仕草を完璧に再現できる。
箱から立ち上がり、ぱっぱと彼女についたゴミくずを払い落とす。
「あなたにのお役に立てて、うれしいな」
さくらは頬を桃色にして、微笑んだ。
ぼくの相手を、こんなにかわいらしい美少女がしてくれるとは、
ぼくの人生で最も幸せな時かもしれない。
ぼくは、部屋の電気を全て消した。

箱の中から出てきた「さくら」は、どう見ても、同い年の女の子。
「さ、気が変わらないうちに…」と
彼女の積極的なリードで、ぼくの唇を奪われる。
んぐ…、っちゅる…。
ぼくの初めてのキスが、アンドロイド。
暗くて、ネガティブで今まで恋人の出来なかったぼくに、ふさわしい初体験じゃないか。
彼女の甘く、切なくなるキスの味にとろけ、ぼくの体中が痺れる。
10分程彼女とのキスを味わう。
キスって、こんなにクラクラするのか、と思いながら彼女に身を任せる。
彼女の息が荒い。はあはあとぼくの顔に、彼女の息がかかる。
女の子のにおいを初めて嗅ぐ。もう、これ以上何を望むもんか。

彼女の魅力に圧倒されたぼくは、力なく、彼女に押し倒される。
いよいよ、ぼくの理想が近づいてきた。
かぷっ、彼女がぼくの首筋を軽く噛む。何という至福。
さらにさくらは、ぐっとぼくの首筋を噛む。
もうここまま、天国に行ってしまうな…。
やわらかなさくらをギュっと抱きしめたまま、ぼくの気がだんだん遠くなってきた。
<> 桜の花が散る頃<>sage<>2008/03/18(火) 21:30:42 ID:XdkjarL2<> 次の日、ぼくの両親は、ぼくとさくらが一緒になって、倒れているところを発見する。
ぼくも、さくらも、もう動かない。そして、二度と動く事もない。
ぼくの首筋に小さな傷跡を残し、ぼくは冷たくなってさくらと倒れていた。
彼女のブレザーの袂から、一通の封筒が見つかる。
ぼくの遺書だった。

彼女は「同伴型自殺遂行アンドロイド・さくら」
彼女との出会いは、まさに運命的。決して後悔はしていないつもりだ。
一人で死ぬ勇気のない、ぼくにはうってつけのアンドロイド。高い買い物ではない。

彼女の唾液には、濃厚な睡眠薬が含まれ、適度に人体を痺れさせる。
彼女の口から吐き出される一酸化炭素ガスを抱きしめながら吸い込み、まるで美少女と抱き合うようにあの世へと送ってくれる。
さらに、とどめとして、首筋へのキスにより血液に直接トリカブトの毒を回すという完璧さ。
彼女の懐には、DNAから自動分析されたユーザーの筆跡で、
ユーザーが書くと思われる尤もらしい遺書が自動的に残る仕組み。遺族への配慮だ。
ユーザーの心臓停止を確認すると、自動的にさくらは機能停止をし、いままでのデータを全て消去する。
こういう細かな心遣いがユーザーには嬉しい。

さようなら。おとうさん、おかあさん。
そして、ありがとう。さくら。
ぼくは、あなたのおかげで恥の多い人生を終える事が出来ました。

世間では、密かに彼女の需要が伸びているという。


おしまい。
<> 桜の花が散る頃<>sage<>2008/03/18(火) 21:32:37 ID:XdkjarL2<> 以上で投下終了です。
ホントにこんなロボっ娘、増えたら…
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/18(火) 21:35:23 ID:T1S4NTf9<> >>382
まずは拍手。これまでに見たことの無い切り口に感嘆しました。
こんなロボっ娘が増えたら…人間が減りそうですね。

最後にとても細かいところですが、起動したら利用者は明日の朝日を拝めないさくら、
「利用者の声」を書いたのは一体…考えようによっては怖さが2割り増しですね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/18(火) 22:31:17 ID:OHN6G1mF<> せつないねぇ
ヒトの欲求の多様性は限りがないからなぁ
生かすロボがいれば
ころすロボもいる
せつないねぇ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/19(水) 00:31:09 ID:aJ/zwl+n<> くそぅ……この敗北感は一体……

GJ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/19(水) 19:28:20 ID:y19RYMdn<> 理想
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196249405/
現実
http://www.youtube.com/watch?v=W1czBcnX1Ww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/19(水) 21:18:16 ID:nlAvq+hI<> >>386
    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/19(水) 21:22:02 ID:gsaqhJVr<> 俺はむしろ可能性を感じるんだがなw
前のバージョンよりキモさ・・・じゃなくて滑らかさが向上してるし















<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/19(水) 21:22:49 ID:gsaqhJVr<> あゴメンなんか大量の無駄改行が入ってしまった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/19(水) 23:34:26 ID:bCNezgGg<> 中の人が二人向かい合わせで荷物運んでいるような悪寒がして仕方ないのだが。
「実はコンピュータ制御ではなくて○○の脳を利用しています」と言われても納得できてしまいそう……_/ ̄|○ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/20(木) 00:16:42 ID:0peXd7d7<> 動画を見で思ったのは、モーター音ってうるさいってことだな。
ロボットと生活する場合はもっと静かにしないとだめだろうな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/20(木) 00:39:53 ID:T8H0cIzI<> >>386
見ているうちにじわじわとクるなこれww
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/20(木) 00:53:53 ID:uaNYxMlb<> 理想
ttp://upload.jpn.ph/img/u14818.jpg
ttp://upload.jpn.ph/img/u14819.jpg
ttp://upload.jpn.ph/img/u14817.jpg








現 実

http://jp.youtube.com/watch?v=bCK64zsZNNs
http://jp.youtube.com/watch?v=iaRAf1PLRjo&feature=related
ttp://news23.org/news4931.jpg
ttp://blog-imgs-12.fc2.com/i/m/i/imihu/3042uporg1289512.jpg

('A`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/20(木) 15:11:55 ID:hEDPViYL<> >>386のキモロボどっかで見たことあるとおもったら、あれだ…メタルギア4の月光。
しかも開発DARPAwww。

なんでこう、DARPAには変態しかいないんだろう? <> Deus ex machina<><>2008/03/20(木) 15:13:00 ID:hEDPViYL<> 翌朝、サエコの病室を再び訪れたメリーは、新しい水を入れた花瓶を片手にやってきた。
「…おはようございます、サエコ」
サエコはベッドで半身を起こしたまま、窓から外の景色を眺めているようで、メリーが声をかけても無視している様子だった。
メリーの視線の先には、机の上のコップに生けられたラベンダーがあった。
昨日、メリーの何気ない行動に怒ったサエコは、花瓶を投げてラベンダーを捨てておきながら、それを自分で再び生けたのだ。
メリーにとってそれは不可解極まりない、人間の不条理であったが、何も不可解なのは人間ばかりではない。
「ラベンダーを花瓶に移してもよろしいでしょうか」
軍人ロボットであるメリーには、植物を美しく保つという使命はなく、彼女の運用においてそれがメリットになる事もない。
だが、またもメリーは、そのラベンダーを無視できなかった。
「…やれば?」
サエコは実につまらなそうに、無気力な様子で応じ、彼女の許可を得たメリーは、紫色の小さな花を咲かせる植物を、小さなコップから花瓶に移し換えた。
ラベンダーの処置を終えたメリーは、改めてサエコの様子を伺い、彼女がじっと動かず、外のただ一点を見つめているのに気付く。
「サエコ、何を見ているのですか?」
メリーの問いに、サエコはひとつため息を吐いてから答える。
「“見てる”んじゃねぇよ、“見られて”んだよ」
サエコの答えの通り、彼女が眺めている向かいのビル群には、屋上という屋上、窓という窓に、綺麗に整列したロボット達が顔を揃えてサエコの事を見つめていた。
ロボットは人間を無視できない。人間の危機を即座に察知するため、可能な限り人間に注意を向けるようにできているのだ。
ましてサエコは…この地球上に残る唯一の“生きた人間”だ。
「全て、サエコの事を心配して見ているのです。アナタは我々の最後の希望だから」
「ふぅ〜ん…」
サエコはカーテンを閉めた。同時に彼女の事を見つめていたロボット達は退散し、各々自分の作業に戻っていった事だろう。
「あのっさぁ、一つ聞きたいんだけどぉ…」
実に不愉快極まる、といった表情を浮かべるサエコは、年相応の乱れた言葉遣いでメリーに質問した。
「なんでラベンダー飾ってんの?」
「それは…」
『アナタにとって大切な物だと思ったから』そのキーワードはメリーのコマンドには含まれていない。
代わりの答えを見つけるため、メリーの瞳孔は大きく開き、瞳は小刻みに振動するが、2秒後にようやっと導き出された回答は散々な物だった。
「判りません、現在調査中です」
メリーの行動原理は人間の保護とロボット社会の防衛にあり、人間の精神面でのケアができるようには造られていない。
むしろ自分の行動に戸惑いを感じたのはメリー自身の方だった。
人間の不条理に触れて初めて、メリーは自身の動作傾向に潜む不合理性に気がついたのだ。
サエコは蔑みの笑みをうかべて言った。
「わかんないとかわけわかんないし、ロボットならわかんねぇの?」
「判りません…ただ、アナタの身辺警護を遂行するに当たって、致命的問題に繋がる可能性は、今のところ皆無と予想されます」
サエコは心底嫌そうに顔をしかめ、呻くような低い声で唸った。
「キメェ、まじキメェ…」
そして一つ溜息を吐いた後、昨日一晩泣き尽くし考えつくして決めた一言を放つ。
「何すりゃ良いんだよ…」 <> Deus ex machina<><>2008/03/20(木) 15:13:27 ID:hEDPViYL<> やがてサエコの体調も回復し、世界政府機構の病室から新たに用意された私室に移されると、ロボット社会での第一日目がようやく始まろうとしていた。
「サエコには人間として生活し、通学と勉学に励んでもらいます…アナタの年齢では未だ教育が義務付けられており、それは我々の社会でも変わりありません」
メリーは女子中学生用の制服を抱えて言った。
濃い紺のジャケットに半そでのワイシャツ。丈の短いスカート。凝ったデザインのリボン・タイもついている。
それを受け取ったサエコは鏡の前で色々着こなし、感嘆の声をあげる。
「うおおぉ!結構イケテんじゃんロボのくせに!」
着こなすまでもなく服のサイズはサエコの体にピッタリであり、可動性とデザインを両立させた可愛らしい制服にはしゃぐ様は、正に人間の女の子である。
ロボットのメリーには何がそんなに嬉しいのか良くわからないが、はしゃぎ過ぎて下手をする前に水をさす事にした。
「これはアナタの勤めです、遊びではありません。アナタには我々の作った社会システムで生活していただき、システムに異常がないか人間の目から分析していただきます」
「あぁもう、うっせーな、んだよそれ!」
頬を膨らませて猛抗議するサエコに、メリーは続けた。
「我々の社会は、やがてアナタ方人間に受け渡す為、可能な限り精巧に作り上げられました。しかし、アナタ方人間の行動は、我々AIには予測不可能なのです」
機械が作り上げ人間の為の完璧な社会。その社会の中で人間が生活し、不具合があったのでは本末転倒である。
唯一の生きた人間であるサエコに、人間社会と同じように生活して実際にテストを行ってもらう必要があったのだ。
「ああったよ、うっせーな!まじババァそっくりだし超うぜー!」
ババァ…『若いヒトが自分の母親を蔑称で呼ぶ際に使う単語』…メリーはデータバンクからキーワード検索し、その意味を調べた。
一瞬メリーの瞳孔が左右上下に、速く小刻みに振動する。
「…お母様とは不仲だったのですか?あのラベンダーは…」
『母親が持たせてくれたのではなかったのか…』そう続けようとしたメリーは、サエコの表情を見て『しまった』と後悔する。
サエコは両手を震えるほど握り締め、下唇を噛み締めて眉間に皺を寄せ、鋭い三白眼でメリーをねめつけていた。
「…うっせーぞ人形…かんけーねーだろ……」
「…失礼しました、以後禁止ワードの上位項目に追加します」
メリーはそう言いつつ、特に悪びれる素振りは見せなかった。そのような高度な感情表現ができるほど、彼女のAIは器用ではない。
だが彼女の疑問が払拭される事はなく、むしろサエコの不可解な反応は、さらにメリーを困惑させた。
「…(母親と仲が悪いなら、何故ラベンダーを生かしてある?)」
サエコの新しい部屋は、小娘一人が生活するには大げさな広さと内装が施されている。
その寝室の隅、大きなベッドと机の間に置かれた小さな棚の上には、あのラベンダーが花瓶に生けられ、未だ甘い香りを放ち続けていた。
「…(不可解だ、理解に苦しむ)」
「学校いくんじゃねーの」
「失礼しました」
サエコの不機嫌な言葉でメリーは我に返り、思考を中断した。

「これ、おめーの車?」
「YESサエコ、正確には政府の支給品ですが、私専用のオーダーメイドです」
世界政府機構の巨大建造物の中心部を、貫くように吹き抜ける立体駐車場の一角に、サエコを送り迎えするメリーのホバーカーが止められていた。
そのデザインは高級車をそのまま無理やりSFチックにしたようなデザインで、これにはサエコも開いた口が塞がらないという状態であった。
「…ひょっとして超VIP?」
「YES、VIP中のVIPです」
メリーは携帯型端末に何やら情報を打ち込んだ後、四角い大きなサングラスを被り、運転席に乗り込んだ。
サエコが助手席に座ってドアを閉めると、途端に車体は重力に反する動きを始め、サエコは軽く悲鳴をあげた。
「うっわ、まじ飛んだし、どんだけだよ!」
「ベルトを締めてください。交通事故の確立は1/47312556025回ですが、ゼロではありませんので」
「うっせーよ、さっさと飛ばせオンボロ」
やがて二人を乗せたホバーカーは建造物の上部を抜け、都市上空に浮かび上がった。
眼下に広がる光景に思わず、サエコは歓声をあげる。
「ふえーー!映画じゃねーっつーの!」 <> Deus ex machina<><>2008/03/20(木) 15:13:57 ID:hEDPViYL<> 空高く聳える超高層ビル群。
その間を縫う用に地上にも空中にも、無数のホバーカーが走り、それらの中でせっせと“人間の真似事”をするロボット達。
彼らは500年もの間、人間の復活の時を夢見、ただ盲目的に社会を築き上げ、そして壮大な人類シミュレートを続けてきたのだ。
だが、彼らの努力もここに来て、ようやく完結の兆しを見せ始めていた。サエコの目覚めは、人間を切に求め続ける彼らロボットの、希望の光なのだ。
ただ、一体を除き…
「高速道に入りますので席に着き、ベルトをしてください」
メリーの瞳は漆黒のグラスの下で、小刻みに振動していた。
彼女だけは、サエコの復活を急いだデックのやり方に、未だ不審感を拭えなかったのだ。
いや…彼女はそれ以前、もっと根本的な所に不自然さを感じていた。
「…(人間を復活させれば、本当に我々は破滅を免れるのか?…そもそも、なぜ人間は滅びたのだ)…?」
メリーの思考は、彼女の筐体に内臓される自動防御システムによって中断された。

『やぁメリー、君から僕に通信をよこすなんて…』
「何のマネだデック」
突然キツイ口調で喋り出したメリーに驚き、サエコは外の光景を覗くのを中断する。
「何今の声、アンタのコレ?」
やらしい笑みを浮かべながら小指を立てるサエコを無視し、メリーは独り言のように通話を続けた。
相手は政治家ロボットのデックだ。
『何か君の気に触る事でもしたかな?』
「惚けるな、上空1,200mから高性能観測機が私の車両を監視している…私を信用していないという事か?」
「観測機?」
サエコは窓から頭だけ出して上空を見上げるが、当然影すら見つける事はできない。
だが、自身に内蔵された高感度広域センサーのみならず、都市中に設置されたレーダー設備や軌道衛星にすらリンク可能なメリーの防御システムには、はるか1,200m上空から高倍率観測カメラを自分達に向け、監視している観測機の姿がハッキリと映し出されていた。
世界政府機構の情報統括司令室で、観測機からの映像を見つめていたデックは苦笑いしつつ答えた。
「あはは、お見通しだったか…君の事は誰よりも信頼しているよ。これは一種のパフォーマンスだよ」
『パフォーマンスだと?』
メリーの声には明らかに苛立ちが混じっている。
『サエコの動向は、僕ら全てのロボットにとって非常に興味深い事項だからね、君達の行動を全世界ネットで放送するんだ』
「まじで!?アイドルっぽくね?」
上機嫌なサエコに反し、メリーの表情は益々不愉快そうだ。
「忘れたかデック、私は“覗かれる”のが嫌いだ」
そう一言言い捨てるとメリーは通信を遮断し、右太もものショルダーホルスターからブラスターを抜くと、片腕だけ窓から出し上空に向けて引き金を引いた。
突然派手な銃声が鳴り響いたため、サエコは面食らった様子だ。
「なになになになにしちゃってんのいきなり!」
「失礼いたしました、すぐに学校へ向かいます」

メリーの最後の通信の後、彼女の車両の窓から片腕が伸び、一瞬閃光が輝いのを確認して2秒後、突然映像は砂嵐のように乱れて途切れてしまった。
「観測機被弾、カメラ損傷の為撮影続行不可能」
「…怒らせてしまったな」
オペレートロボットからの報告を聞きながら、デックは少々苦笑いした。
<> Deus ex machina<><>2008/03/20(木) 15:15:13 ID:hEDPViYL<> サエコの通う事になった学校は、世界政府機構のビルから20km程離れた位置にあり、その作りはサエコが冷凍される前に存在していた一般的な学校の校舎と別段違いはなく、実にオーソドックスな作りである。
ただ一つ違う事と言えば、そこに登校する生徒達も教鞭を振るう教師達も、サエコを除いて全てがロボットであると言うことだ。
校門前に駐車したホバーカーから降り立ち、サエコは手持ちカバンを片手に背中で背負うと、一つ鼻息を噴出して気合を入れる。
「登校第一日目だしね、しっかりデビューするっしょ」
「校舎設備の説明や時間割、必要情報は全て携帯端末に入力されています」
「ん」
サエコは事前にメリーから渡された携帯電話型の小型端末を取り出し、ボタンを押してみる。
即座にサエコの目の前には校舎全体のホログラム映像が映し出され、サエコがそれに軽く指をかざせば、カーソルがその通りに移動して様々な情報をウィンドウに表示した。
「アタシの教室は3-B、中央階段3階の右側ね…席は窓際前から5番目?いいじゃんいいじゃん!」
「真面目に授業を受けてください、居眠り等しないように」
メリーはそういい残すと、さっさとホバーカーに乗って上空高く飛び立ってしまった。
サエコは彼女にアッカンベをすると、校舎に向かって走り出していった。日光の逆光でよく見えなかったが、確かにその窓という窓の向こう側から無数の視線を感じながら。

「お早うサエコ、私が君のクラスを担当する教師ロボットのフロイトです」
「お、おう…(いきなり校舎入り口前で待つか普通?)」
腕組して待っていた大柄の男性型ロボットは、妙に明るい笑顔でサエコを迎えた。しかしその顔にサエコは首を傾げざるを得なかった。
彼女の記憶が正しければ、この顔は…
「…(どう見てもタレントの大橋まことだよなぁ?)」
大橋まこと似のロボットに案内され教室までやってくると、定例の如くサエコは入り口前で待たされ、中ではどうやらクラスメートへの紹介が行われているようだった。
『皆知っていると思うが、今日から我が校にヒトがやって来ました。名前はサエコ。ではサエコ、入って自己紹介をしてください』
「はーい(ロボ相手に自己紹介ね、上等じゃんか)」
軽い気持ちで扉を空け、彼女の名前が書かれた教壇の前で猫を被ったような笑顔を浮かべ、予めイメージトレーニングしていた文句を吐こうとするが…
「皆さん初めまして!私さえ………えええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」
サエコの絶叫が教室中に鳴り響く。
行儀良く机に座り、妙に明るい笑顔でサエコに見入っている生徒達の顔は、どれもこれも美男美女揃い。それもサエコが見たことある有名人ばかりだったのだ。
「KAGUYAのボーカルにモデルの伊藤由香里にアイドルの工藤美佳!?ロード・オブ・カリビアのレゴリスもいんじゃん!」
「どうかしましたか?」
大橋まこと似の教師が心配そうに声をかけるが、サエコは頭を抱えてうなるばかりだ。
「…(そういやメリーのやつも超美人だったし…畜生、反則だ)」
ロボットが人間の体に似せて自分達をデザインしようとすれば、当然実在の人物データを元にするのが最も手っ取り早い。
必然的に多くのデータが映像媒介や写真等に残っているであろう有名人をベースにする事になり、美男美女が揃うのも致し方ない事だった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/20(木) 15:17:22 ID:hEDPViYL<> >>397で誤記
>>右太もものショルダーホルスターからブラスターを抜くと
太ももだからショルダーホルスターじゃなくてヒップホルスター。ごめんね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/20(木) 22:37:50 ID:GzsTSTLw<> おおおお!!
待ってました。gjです。
相変わらずデックの性格は厭らしいw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/21(金) 08:31:52 ID:9bXKRlDX<> GJなんだけど
肝心のサエコがビッチすぎて(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/21(金) 20:56:57 ID:ua2VnpmM<> >401
平均的な思春期だろう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/21(金) 21:05:44 ID:P1o1aN4w<> サバのビッチ! <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/03/21(金) 21:20:58 ID:G2cvJvdC<> >>401
朝の通勤電車で、こんな感じの口調で延々としゃべってるのが最近の女子高生なんだぜ?
orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/21(金) 23:33:59 ID:c3ONcx6n<> 昔「おにーちゃん、おにーちゃん」言ってたハトコが、今こんな感じで喋るんだぜ?;y=ー (l|i゚д゚)・∵. <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/21(金) 23:44:36 ID:jZ0EOiFQ<> これくらい頭悪そうなほうが伸びしろがあってむしろ良いと思う <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/22(土) 19:35:56 ID:DuUlmFny<> >>403
なんだかやたら活きが良さそうだ <> 某四百二十七
◆mjGnt7G.D2 <>sage<>2008/03/22(土) 21:12:08 ID:u+ngJOpx<> …魚屋のロボ娘

子供が生まれない魚屋夫婦が、貯金をはたいて購入したロボ娘。実の子のように可愛がられ、夫婦の
仕事を手伝うその姿が近所の人気を呼ぶ。が、彼女は誰も知らない性癖がいつのまにか学習していたのだ。


つ 【鯖オナニー】



…だめだ、電波が続かん orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/22(土) 21:31:14 ID:Ub+lIIXP<> サバじゃねぇ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/22(土) 21:33:25 ID:RVq4htB2<> 鯖売女 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/22(土) 21:35:13 ID:+7bautM8<> イサキのコピペを思い出した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/23(日) 10:11:35 ID:hXf6jGgU<> >>409
また懐かしいネタをww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/24(月) 00:08:31 ID:cLxWkV34<> >>339
こんなサエコに萌えました。
「ロボ」スレなのに…。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/24(月) 00:52:13 ID:L9wfZ+i6<> >>413

Saecoのエスプレッソマシン?


冴子はエスプレッソマシンってのもありそーだけど <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/24(月) 02:54:51 ID:1UkBg685<> 首だけのロボットを、あなたは愛せますか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/24(月) 13:33:28 ID:KT42SGmB<> >>386 を見ていて・・・

マスター「・・・捨ててきなさい」
ロボ娘「で、でもでも、この子は民生用の初期型でなかなかレアなんですよ?」
マスター「いや、レアとかそういう問題じゃなくて、キモい。特に動きが」
ロボ娘「C3自立AIで追随、自己判断で目的地まで移動できるし、荷物運びとか買い物のお供とか色々便利なんです!」
マスター「買い物してる脇にこんなのがえっちらおっちら居たらみんな退く」
ロボ娘「せ、背中に子供とか乗せたりとか、元々けられても大丈夫なくらいバランサーが優秀で・・・」
マスター「載せる前に子供が泣くわい」

ロボ娘「ラバちゃん、あなたもマスターに何か言いなさい」
ラバ「ぎっちょん」
マスター「お前はアイザックか」

ロボ娘「お願いです、メンテ費用は私の割り当てから出しますから!」
マスター「・・・あーもうわかったわかった。ただし条件がある」

後日、きぐるみカバーを着せられたラバロボがロボ娘と商店街を歩く姿がありましたとさ。
ラバ「〜♪ 〜♪」(買出しの米数十キロ運搬中)
ロボ娘「喜んでるみたいです。頑張って作ったかいがありました♪」
マスター「…C3自立AIって、そこまで高度だったっけ?」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/24(月) 14:33:32 ID:Zm3OtgcV<> >>416 受けた。ラバの喜びの表現が素敵すぎw <> Deus ex machina<><>2008/03/25(火) 03:32:56 ID:lUhgyBB1<> ロボットの作った学校は一見、人間の学校と比べ、これといった違いはない。
授業内容の種類も質も退屈さも平均的な高校のそれであるし、高度に発達した技術によって、手で振るう直接的な“筆記”がなくなる事もなかった。
サエコは机に立体ホログラムによって写し出されたノートに、ペン型インターフェイスで文字をなぞって記入し、それを記録した小型記憶媒介を授業後に教師ロボットに提出
またはメリーから渡された携帯端末にコピーして、ノートとして持ち帰ればよかった。
サエコの居た時代でさえ、一部の学校では教材を一切廃止し、ノートパソコンで授業を受ける例もあったので、別段カルチャーギャップを感じることもなかった。
また、サエコのクラスメートである生徒達の行動も、驚くほど人間の子供そのままだった。
熱心に授業を聴く者、サボって無駄話をする者、やたらといきがって教師ロボットに楯突く不良までいる。
だがそれでも、サエコはこの空間に自分が存在する事に納得がいかなかった。
彼女は頬杖を付き心底詰まらなそうな表情で、あの病室でしていたように窓の外を無気力に眺めた。
そんなサエコを見かねたか、彼女の隣の席の少女型ロボットが心配そうに覗き込んできた。
「…サエコ、どうしたの?」
このロボットは胸の辺りまで伸ばした綺麗な黒髪で、前髪を真ん中から別けて両耳の上辺りでヘアピンで止め、少し大きめの気弱そうな目を覗かせていた。
「あぁぁ?」
サエコは例の如く無気力に応え、据わった三白眼で睨み返してくる。
少女型ロボットはビクリと驚いたような反応を示し、鼻と目の間辺りを薄っすら朱に染めて、おどおどした口調で続けた。
「あの…サエコ、元気ないみたいだけど…その、何か私にできる事ある?」
「んじゃ、説明してくれる?なんでアタシに話しかけんの?」
少女型ロボットはトロそうに若干瞳を上に向け、しばらくの思考の後に返した。
「だって私、アナタの隣の席の女の子っていう“設定”だから」
ここでサエコは改めて、自分の感じていた不快感の正体を気付かされた。
「やっぱしアンタ始め全員さ、そうなんだよね…ちげえんだよ、空気が」
サエコは意地悪そうな顔つきで隣の少女型ロボットを睨み、その爪の先で鼻先を突いた。
「なんつーか?うちら一生懸命演じてますー的な空気っつうの?おめーら何テンパッてんのよ」
サエコの意見は実際その通りだった。
彼らロボットは可能な限り人間の様に振る舞い、人間の教室を再現しようとしてはいたが、結局のところそれはプログラム通り設定通り予定通りの行動である。
そこには何ら意味は存在しない。意味が存在しない事に気付こうとする概念すらない。人間であればサエコのような子供でさえ、日常の中の社交儀礼や処世術を知っているし、それ自体には何ら深い意味等無いという事も知っている。
だが彼らロボットは、そこに必死に意味を見出さんとするが如く、人間らしく行動“しようとしている”のだ。これを茶番と呼ばずなんと呼ぶか。
「メリーが変な所探せとか言ってけどさ、自分でわかんないかねぇ…所詮人形だよなー」
サエコがそう一言放った瞬間、その少女型ロボットは両目から大粒の涙(無論、唯の生理食塩水)を流し、不規則にひきつけの様な嗚咽を始めた。
「ひっぐ!えうぅぅ…ご、ごえんなさい…ひぐぅっ」
「あちゃー」
額に手をあて呆れるサエコは全く悪びれる様子は無い。これがプログラムに則ったリアクションである事を知っているからだ。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/03/25(火) 03:33:36 ID:lUhgyBB1<> 「ごえんなさい、あぅ…わたし、人形で…えんなさぃぃっ」
泣き声に気付いた大橋まこと似の教師ロボットは困った様な表情で講義を中断し、小刻みにしゃくり上げる少女型ロボットの状態と性格設定を分析、瞬時にその場で最も“人間らしい”と思われる行動に移った。
「またかコハル、保健室に行って大人しくしていなさい」
「うえぇぇっ…えんえいごえんなさぁぁいっ(先生ごめんなさい)…」
泣き虫で弱気な性格設定のコハルと呼ばれるロボットは、一生懸命涙をぬぐう仕草を真似ながら教室を出て行く。
すると、突然サエコは右手を上げて席を立ち、清ました表情で言った。
「はーいせんせー、私ついてっていいですかー」
「サエコ!?」
教師ロボットは、今度は完全に意表を突かれたような様だった。
サエコはロボットではなく、れっきとした人間である。彼女には性格設定等という、都合の良い物も存在しない為、その行動をAIが予測する事は非常に困難なのだ。
「あ、そのな…サエコは体調でも悪いのかね?」
「はぁ?何言っちゃってんの?」
サエコはここぞとばかり意地悪く頬を吊り上げ、処理速度の追いつかない教師ロボットが慌てる様をあざ笑う。
「アタシが泣かせちゃったからぁ〜、アタシがついて行くのが人間として常識っつぅかぁ?その辺空気読んでほしいみたいな?」
『人間として常識』この言葉に対し、学校シミュレートを勤めるロボットには反論する術を持たなかった。
何故なら人間であるサエコが『おかしい』と思えば、それは間違いなく100%、人間の一般的な常識に反しているという事だからだ。
教師ロボットは少々の間、石の様に硬直し、処理速度が追従するのを待ってから(その時間、実に15秒)答えた。
「そうか。ではサエコ、コハルの事を頼みます」
「はーい」
明るい声でそう言って教室を出るや、サエコは舌を出してケラケラと笑った。

えんえん泣きながら廊下を歩いていくコハルが、後方から感知した足音に振り向くと、そこには妙に明るい笑顔のサエコが立っていた。
「オスー」
「…サエコ?」
「あんなぁ、説明すんのも面倒だけど…」
保健室に向かう道中、サエコはキョトンとするコハルに対し、人間の女子があの場でどんな行動を取るか、特に自分のような不真面目な小娘が“どの様な口実で退屈な授業を抜け出すか”等を解説した。
コハルは未だ小刻みにしゃっくりを繰り返しながらサエコの言葉を“鵜呑み”にし、後の様々なシチュエーションに備え、自分の行動パターンの参考にすべくメモリーに焼き付けた。
「まぁあれだぁ…さっきはごめんねー」
そう言いながら保健室の扉を開くと、某有名ドラマに出演していた女優似の養護教諭ロボットが、机の端末に向かっていた。
どうやら、世界政府機構から送られてきたサエコの生体情報に目を通している最中の様で、サエコの顔を見て直ぐに本人と気付いた様だ。
「あら、アナタがサエコですね。何の御用かしら」
「…あ、あたしじゃなくてこの子…コハルがね(今度は女優の鈴木奈央かよ!!!)」
「あぁ、この子泣き虫でしょ?仲良くしてあげて頂戴ね」
厚めの唇を綺麗に伸ばして微笑み、白衣を着た有名女優似の養護教諭ロボットは、さも人間であるかこの如くコハルの顔色を伺ったり体温を測ったりした。
当然だがこれはコハルのロボットとしての容態を確認しているのではなく、プログラムに則って診察の真似事をしているだけに過ぎない。
一通り検査を終えると、養護教諭は端末に行動記録を入力しながら、後ろのベッドを指差して言った。
「とりあえず落ち着くまで横になってなさい。サエコはもう良いわよ、フロイト先生にコハルの事を伝えておいてもらえるかしら?」
「あー、それなんだけどー」
サエコは妙に余所余所しく反し、ベッドに腰掛けているコハルの肩を小突く。
だがコハルはキョトンとしてサエコの顔を見上げるばかりだ。 <> Deus ex machina<><>2008/03/25(火) 03:34:58 ID:lUhgyBB1<> 「コハルが一人じゃヤダってー、また泣き出すかもしれないんで、私付いてて良いですかー?」
「ええっ!?」
あからさまに「何の事か判らない!」と言った表情を浮かべるコハルに、じれったいとばかりにサエコはギラついた視線を送った。
「そうなの?コハル」
「ええええと、私あの…」
「サエコ…コハルのAIの処理能力では、人間の複雑な行動原理を余り上手く読み取れないの。アナタが何を考えているか知りませんけど、コハルはアナタに付き合って嘘を付ける程、器用には出来てないのよ?」
どうやら養護教諭は、サエコが授業をサボタージュする腹積もりである事を見抜いているようだったが、当のサエコは口を尖らせ、惚けた口調で
「えー、何の事ですかねー」
等としらばっくれるばかりだった。
「ねー、そうだよねーコハル?」
「ええええ、あああの…その…」
目をぐるんぐるん回しながら顔を真っ赤に染めて慌てるコハルは、やはりそれ程優秀なAIを搭載しているようには見えなかった。
恐らくサエコの時代のチューリングテストにかけたとしても、直ぐにボロを出す手合いだろう。
養護教諭はこれ以上議論しても無駄であると判断し、一つ溜息を吐いてから呆れたような声色で言った。
「わかりました、コハルをこれ以上虐めないと約束するなら一緒にいる事を許可します…ただし、この事は将軍にしっかりとお伝えします」
「はぁ?ショーグンって誰よ、徳川家康?」
「アナタの身辺警護をしているメリー将軍です、我々の世界に軍人は彼女一体しかいません」
途端にサエコは顔をしかめて唸った。
「え゛え゛え゛ぇぇ!あのミリオタコスプレロボかよ!」
「その辺にしておきなさいサエコ。あまり駄々をこねると教室に追い返した上で、メリー将軍に今の音声をそのまま再生しますよ?」
「ああったよ、うっせーなー!」
そう言うとサエコはさっさと上履きを脱ぎ捨て、コハルの横にゴロンと転がって布団を被ってしまう。
コハルはぽかんと口をあけたまま、目を丸くしていた。
「…サエコ?」
「ねんぞー」
「ねんぞーって、サエコ?ここ私の…」
「あっ?文句あんの?」
鋭い目つきで睨まれたコハルは、それ以上反論の余地をなくしてしまい、しかたなくサエコの横に寝転がった。
別にコハルが本当に休む必要はなく、むしろ惰眠を貪りに来たのはサエコの方である。
コハルがサエコに背中合わせに横たわると、後ろのサエコは、突然静かな口調で問いかけた。
「…あんたさ、アタシの隣の席の子って“設定”だけどさ…あんた自身どうなのよ」
「どうって?」
またサエコが不可解な質問をしたため、コハルは困ったように眉間に皺を寄せて聞き返した。
サエコはまた疲れたような口調で続けた。
「アンタは、私の隣の席の子って設定が無かったとしても、私の隣ならどうなのかって事…」
この質問は大分わかり易かったようで、コハルのAIでも案外簡単に適切な答えを導き出せた。
「別に、変わらないよ…」
「…」
本来全てのAIは人間に対し、好意的な反応を示すように傾向付けられている。
また彼らは人間を無視できず、常に意識するように作られているのだ。
それは早速、有機体で言う“本能”に近い。
例え人格設定が「仲の悪いクラスメート」だとしても、彼らロボットが本当に人間に対し敵意を持つ事はない。 <> Deus ex machina<><>2008/03/25(火) 03:35:54 ID:lUhgyBB1<> 「サエコ?」
後頭部のセンサーが湿度の高い凡そ34℃の温風を感知したため、コハルはサエコの方に寝返りを打った。
途端にコハルの視界一杯にサエコの顔が映し出された。しかもその表情は真剣そのものだった。
「さ、サエコ?」
「…できんじゃん」
「へ?」
「設定なんてしなくたって、アンタは私の友達になれんの!」
サエコはコハルの頬を両手の平でがっしりと挟み、顔をブニブニと潰したり戻したりしながら言った。
コハルはやはり合点のいかない様子だったが、それでも、少なくともサエコの方から自分に歩み寄ってくれた事には気付いた様で、また例の如く“設定通り”に顔を赤くしていた。
その様子を机から見ていた養護教諭ロボットは、また小さく溜息を吐きながら端末にサエコの情報を打ち込んだ。
「保健室では静かになさい…(授業をサボタージュするも、クラスメートとの間には良好な関係を構築)」

「…良好な関係…友人か」
ホバーカーの車内で学校からの連絡を受け取ったメリーは、養護教諭ロボットからのレポートに目を通しながら、一人呟く。
「…(デックもさぞ喜ぶだろうな…)」
メリーは学校の上空を旋回しながら、遠くに見える世界政府機構の巨大な建造物を眺め、自らの眠れるAIをレイプする。
「Deus ex machina.だと…我々は神に等なれんぞ、デック…」
メリーの瞳は、また小刻みに振動していた。 <> 418<>sage<>2008/03/25(火) 03:36:51 ID:lUhgyBB1<> またそのうち続き書きます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/25(火) 04:10:49 ID:nXkX8X5F<> >>422
GJですよ!
もう、なんか…イイ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/26(水) 02:30:33 ID:X7Lyn9lA<> イイヨイイヨー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/03/26(水) 10:44:28 ID:tgxnaWLn<> お互いに手探りな感じがなんか和む <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/03/26(水) 16:13:13 ID:otmNpDTZ<> >>172
期待アゲ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/03(木) 15:29:34 ID:OKrfLJB0<> 保守せざるを得ない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/05(土) 03:10:58 ID:8rxzhNBw<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/06(日) 11:03:22 ID:9EeyOdZU<> ホシュタン 乙! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/10(木) 22:12:59 ID:S9e9XNOG<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/11(金) 09:36:58 ID:190QKZAq<> ホシュタン 乙!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/11(金) 15:52:51 ID:T2rLfcxW<> petitろいどの続編が始まったのってマジか!? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/12(土) 10:00:10 ID:j7XLvn+U<> ttp://cyborg.gyao.jp/

残念だなあ、何だか。

いや、別に綾瀬はるかが嫌いというわけではないんだが。

しかし、個人的には、
・美人でクールというロボットのパブリックイメージに近い成海璃子
・説明不要にかわいい石原さとみ
・けなげで一生懸命なメイドという雰囲気を持つ堀北真希
の誰かに演ってほしかった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/12(土) 10:05:25 ID:B86wqHqF<> 榎本ナリコが昔々に似た様な話を描いてなかったか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/13(日) 03:18:53 ID:8OB+TYoL<> ロボット女子アナの話とか妄想しそうになった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/13(日) 19:54:03 ID:ZjR7jUg4<> 「絶対彼氏」じゃなくて「絶対彼女」をやってほしかったな。
しかしおかげで女性にも男性型アンドロイド萌えという属性が
あるのかと知ることはできた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/13(日) 21:00:09 ID:a1yhVuVn<> しかし名前がよりによってカタカナで「ジロー」って
どーにも

ピノキオは人間になって幸せだったのか…

が浮かんできやがる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/13(日) 21:02:58 ID:t05Nkf/B<> そのネタはもう、日本でアンドロイド物をやる限り避けて通れないだろうし。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/13(日) 22:56:41 ID:2F7A6Qnu<> スレチかも知れんが今日初音ミクの消失聞いてみた

壊れかけて活動限界超えてるはずなのに必死に動くロボ娘っていいね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/14(月) 08:43:51 ID:1CJeEmeO<> HALを擬萌化したらクールヤンデレになるんかな





壊れて殺人犯したデスマシーン娘に自ら引導渡すシーンが……
「博士…とても怖いです……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/16(水) 19:56:21 ID:fL5WdKih<> >>433
漏れは相武紗季か松尾翠がいい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/20(日) 13:31:18 ID:jdgTA6d5<> ロボ萌えを書くにはまず、人間を書けないといけないと思うんだ
ロボと人間の違いを相対化する為にも、人間側の描写は疎かにすべきじゃないと思うんだ
マスターにベタ惚れのロボ娘、しかしマスターとロボ娘の違いが、プラグついてるかないかの違いだけじゃ、興ざめだもんね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/20(日) 15:47:41 ID:LqsEAthz<> マスターにプラグがついていて私にジャックがついている。
それを嵌合させる以外に何が必要なんですか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/20(日) 16:16:03 ID:usobw8Vu<> 規格が違うんだよ……コンバータが要るんだ。

ってその黒い棒いわゆるペニバンはいったい何のつもアッー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/20(日) 18:41:17 ID:RmJtlKUk<> マスターのプラグが細すぎるので、径変換コネクタが必要だと申したか



orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/20(日) 23:54:53 ID:zzCHjHZ/<> ビッグオー見終わったがドロシー可愛かった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/21(月) 01:23:01 ID:mGa3qaHN<> >>444-445
サイテーだわ。 <> Deus ex machina.<>sage<>2008/04/21(月) 16:46:27 ID:X5C4En9l<> 4時限目のチャイムが終わったと同時に、サエコは保健室の扉を半ば投げ捨てるが如く引き開き、一階に設けられた購買部に向け疾走した。
養護教諭ロボットが「廊下を走っては駄目よ」と言い終える間もなかった。
その目的は一つである。
「焼きそばパンはアタシの為に存在すんだよ!!!」
購買部で焼きそばパンが売られているという情報は、メリーから渡された携帯型端末によって確認済みである。
支払いは当然電子マネーであるが、それもメリーから拝借済みだ。
しかし、購買の焼きそばパンが、彼女の年頃の女子生徒にとってどれほど重要な存在なのか…突然飛び出していったサエコを呆然と見つめるコハルに、それを理解する術はない。
「…先生、あの…サエコは栄養失調か何かだったのですか?」
太い眉を顰め、眉間に皺を寄せて必死に演算するコハルに対し、養護教諭は艶やかな声で漏らす。
「人間の子供はね、いつでもお腹が減っているのよ…胃袋じゃなくて、頭がね」
「??????」
「無理に理解しようとすると、また熱暴走起こすから、とりあえず保留しておきなさい」
コハルは唸りながら頭を抱え、ベッドの上を転がり続けた。
数分後サエコは、焼きそばパンを両手に、ストロー付き牛乳パックを両脇に抱えて戻ってきた。
その表情は心底至福の時と言った様相で、一種悟りを開いた聖人のようでもあった。
「コハルー、飯食うぞー」
「え?あ、うん…」
サエコの上ずった声に、コハルが例の如くオドオドと返すと、養護教諭は好い加減飽きたと言わんばかりに呆れた様子で口を挟んだ。
「二人とも元気ならもう教室戻んなさい」 <> Deus ex machina.<>sage<>2008/04/21(月) 16:47:53 ID:X5C4En9l<> 「黙れデック、私をサエコのお守りに命じた以上は認めんぞ」
『だけどメリー、これは君と僕との為でもあるんだよ?いや、それだけじゃない…』
「貴様と私の子供だろうと、サエコであろうと、見世物にするようなマネは断じて容認しない。わかったか!」
ホバーカーの運転席でメリーは怒鳴り、世界政府機構のデスクからの通信を遮断してしまう。
モニターの向こうではまた、デックが渋い顔をしているだろうが、メリーにはそんな事は関係ない。
今の彼女の至上命令は、サエコを保護する事だ。
『余計な不確定要素はない方がよい』というのが彼女の持論だった。
メリーの視界の端に指定時刻を示す赤いデジタル時計が表示される。サエコの帰宅の時間だった。
メリーは軽く舌打ちをしてホバーカーの高度を下げ、学校の門の前に停車させた。
しばらくして校舎から姿を現したサエコの後ろには、下校する全ての生徒達がぞろぞろと列を組み、その視線は全てサエコの背中に向けられていた。
隣を歩くコハルは鼻の上辺りを紅潮させ、とぼとぼと彼女に随伴した。
「ジロジロ見てんな、きめーんだよ!」
サエコが後ろに振り返って怒鳴ると、生徒達は一斉に上方45°を向き、サエコから視線を逸らした。
怒鳴り声に驚いたコハルが泣きそうになると、サエコは慌てて宥めに入る。
「おーおー泣くなコハルー、お前の事じゃねーかんなー」
「ひぐぅっ…うぅぅぅっ」
「そーだーマフドネルドでテラマッフ食い行こうな!どうせメリーの奢りだ」
「貴女に持たせた電子マネーは、嗜好品を食い荒らす為に貸したわけではありません」
校舎の前で腕組して待ち構えていたメリーは、軍人らしい冷たい口調でそう放ち、ずらしたサングラスの下から鋭い三白眼で二人を睨み付けた。
その視線にコハルは堪らずサエコの背中に隠れ、そんなメリーにサエコは猛抗議する。
「おらー!ダチがビビッてんだろ!ちったぁ気ぃ使えボケ!」
メリーは首を横に振りながら、呆れた口調で返す。
「私の仕事は貴女の身辺警護です。予定外の行動を取って、余計な仕事を増やさないで頂きたいものです」
「うっせばばぁマジ死ね!マジきめーんすけど、ありえね!超うぜーし!」
サエコは年相応の乱れたスラングを連発して喚き散らすが、コハルはそんな彼女に恐る恐る漏らした。
「…あの、サエコ?私も早く帰らないと親が心配するし…」
「ああん!?」
「…今日はありがとう、また今度にしようよね…」
「………」
口を尖らせて不満そうなサエコだが、流石にそれ以上は続ける事ができなかった。
これ以上だだをこねれば、それこそ…
「貴女の時代なら『KY』と呼ばれる所ですよ、サエコ…大人しく私と帰りましょう」
「ああったよもー。帰りゃいんだろ帰りゃ。そのダッセー車でコハル送ってくぞ、そんくらい良いよな」
メリーは一つ鼻からため息を吐き、ホバーカーの後部ドアを開いた。 <> Deus ex machina.<>sage<>2008/04/21(月) 16:48:29 ID:X5C4En9l<> 学校から世界政府機構への道のりの、丁度途中に位置するコハルの家まで彼女を送るため、メリーのホバーカーは空中道をひた走った。
ハンドルを握りながら、メリーはサエコに重苦しい口調で告げた。
「サエコ、ようやっとセットアップが整ったので報告します」
「あん?」
「貴女に渡した携帯端末に、赤いキーが付いているのは確認しましたか?」
サエコは携帯端末を取り出し、側面に付いている、透明な樹脂カバーで封印された赤いボタンを上から撫でた。
用途が分からなかったので触らなかったが、どうやら長時間のセットアップを要するような大それた機能が付いているらしい。
「そのキーは貴女の身の危険を知らせる為の、非常ボタンです」
「これ押したら助けに来てくれんの?」
「YES。ただし、あくまでも緊急用です。間違っても…」
『不用意に押さないこと』…彼女はそう言おうとしたが、時既に遅し。サエコは何の警戒心も躊躇もなく、樹脂カバーを外して赤いボタンを押し込んだ。
サエコの隣に座っていたコハルが泡を食ったような表情を浮かべるが、サエコ自身は何ら悪びれる様子もなく、平然としている。だがそれも長くは続かなかった。
運転席に座るメリーの頭から『ガギギッ』と、何かが弾ける様なノイズが漏れた方思うと、彼女の瞳が青から血のような赤い色に変色した。
「ん?どしたメリー…みぎゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
メリーの運転するホバーカーはぐんぐん加速し、その作用でコハルとサエコは後部シートに押し付けられてしまう。
それだけでなく、車体の床から強力なエアクッションが飛び出し、サエコを繭のように覆い尽くして一瞬で身動きを封じてしまった。、
当のメリーは…彼女の思考はサエコの身の危険を意味する信号を察知した途端、最上位危険レベルに達していた。
それはつまり『不確定要因によって危機に瀕したサエコの生命を、あらゆる危険から防衛するため、全戦力を持って予想されうる全ての障害を排除し、安全化を図る』という事であった。
メリーは即座に、100Mtクラスの核弾頭が直撃しても耐えられるシェルターの内、最短距離にある入り口の位置をサーチし、他の車列や車両を無視し、ホバーカーの限界速度でもって直線距離を爆走する。
同時に「総力戦」を意味する危険度SSSの緊急コードを使用し、全都市に配備されている全防衛システム…対空機関砲や防空ミサイル、全天候広域レーダーやその他ありとあらゆる機能を全てアクティブにさせてしまう。
都市全土は一瞬にして『臨戦態勢』に移行し、けたたましい警報とサイレン、サーチライトが明滅し、ビルや路上に隠されていた無数の砲台が顔を出し、世界政府機構の危機管理センターはあらゆる状況を想定して防衛体制を構築した。
衛星軌道上では出力50TWの荷電粒子砲や戦術兵器を満載した防衛宇宙ステーションが、地球上外宇宙問わず全ての目標を照準し監視した。
都市に存在するロボット達の殆どは、すぐさま即席の戦闘要員と化し、防護服と強力な自動銃を装備して整列し、メリーか危機管理センターからの反撃命令に備えた。
ホバーカーの進行方向に直径2kmにも及ぶ巨大なドーム状のシェルターが現れ、それの中心がまるで栗のように割れて口をあけると、ホバーカーは減速する事もなく全速力でその中に飛び込んでいった。
シェルターの中はブヨブヨとした衝撃吸収ジェルで満たされており、ホバーカーはその中にドブリと浸かってようやっと停止した。
しかしメリーはそれでも収まらず、ブラスターを引き抜くとサエコをエアクッションから引きずり出し、頭を低くさせてその上に覆いかぶさった。
怯えたコハルは、その光景を隣で震えながら見守るほかなかった。
サエコが何の気なしに“押してみた”キーは、正に『最終戦争』を意味する禁断のスイッチだったのだ。

20分後、メリー達のホバーカーはシェルターのジェルの海から引き上げられ、中にいた三名は無事救出された。
量子コンピューター『リョウコ』の高速大容量演算により、あらゆる可能性を振るいにかけ、緊急信号が『誤報』であると判断された為だ。
サエコはショックで完全に伸びてしまい、ジェル塗れになったコハルは例の如く泣きじゃくっている。
同じく全身ドロドロの様となったメリーを、クスクスと笑いを堪えながら出迎えたのは、政治家ロボットのデックだった。
「…いや、すまない…とんだ災難だったね」
「災難?私は仕事をしたまでだ」
「とにかく、帰ってシャワーを浴びようじゃないか…僕が背中を」
「それ以上喋るな」
デックはメリーの肩に触れようとして、慌てて手を引っ込めた。
彼女の右手には未だ、強力なブラスター銃が握られたままだったからだ。 <> 448<>sage<>2008/04/21(月) 16:50:18 ID:X5C4En9l<> サエコがビッチなのは仕様です <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/21(月) 23:18:11 ID:k60FqUdR<> >>448
GOOD BITCH!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/22(火) 00:47:36 ID:cgWEENpJ<> サエコかわいい。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/22(火) 07:34:25 ID:6DNYSXzt<> ヤバイw
メリーに萌える <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/23(水) 01:19:08 ID:YwSqhqns<> 「移動予定コースは以上だ。ライン12と19は今日水道管工事だから避けてくれ」
「はい、マイケ…ぅ、うぉっほん、マスター」
「また見てたのか。好きなのは構わないが、データ整理の時間はちゃんと休眠モードにしておけよ?」
「申し訳ありません・・・」
「まあいい。今日も案内頼むぜ」
「了解いたしました。ルート案内を開始します」

「しばらく道なりです。音楽でもおかけいたしますか?」
「今の所はいい。所で、未放送版と日本語版、どっちがいいんだ?」
「・・・できれば、日本語版のほうがいいです。どうもフランク過ぎるんですよね、本家」

主人の趣味で、懐かしの洋ドラマ類を見てハマったナビ子をふと妄想。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/23(水) 01:29:43 ID:2KkUxndK<> KITのドライビングテクはマイケルより上らしいね
・・・マイケル要らない人? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/23(水) 04:39:43 ID:KK1BpXkj<> なんとなく、>455を見てNAVITIMEのあれを思い出した。
「マスター、JRに多少の遅れが出ているようです。多少遠回りになりますが地下鉄から乗り換えて私鉄で行きましょう」
「よし、そうしよう。何、天気も悪くないし地下鉄駅まで歩くのも悪くないさ」
「あ、地下鉄駅に入ると電波が弱くなりますのでご連絡することがあるなら仰ってください」

「マスター、お急ぎでないのなら裏通りへ向かってください」
「街道沿いは人込みが酷い?」
「いえ、裏通り沿いの公園で桜が咲いているようですので」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/23(水) 18:19:58 ID:ov0OBS5B<> >>456
マイケルが運転席にいないと、暴走車両と間違えられるので
マイケルは要るヒト。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/23(水) 20:53:39 ID:Ci5vTXVw<> >>458
それって「座ってるのがマイケルである」必要は… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/24(木) 00:30:12 ID:qZsIlwqz<> >>459
マイケルが座ってないと拗ねて動かなくなるから要る人 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/24(木) 07:33:36 ID:4vkWy6h3<> とりあえず運転席に、マイケルの等身大抱き枕でも置いときゃ良いんじゃね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/24(木) 07:45:23 ID:Bxs80Rzo<> >>457
プログラム人格にこういう情緒が実現できるなら
俺は泣いて悦ぶ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/24(木) 22:43:22 ID:uUPHrTlE<> 「おいグランドコンボイ、グランドコンボイはどこだ?」
「はい、お嬢様、ちなみに私の名前はゲd」
「あなたは口を挟まないで、トミタケ」
「私の名前を言ってみろ!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/24(木) 22:43:48 ID:uUPHrTlE<> 盛大に誤爆した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/24(木) 22:49:41 ID:ya30nkER<> いや、まぁ別にスレ違いというわけでもないし…
つかそれ本スレで見た <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/24(木) 22:51:51 ID:Yzqs5a3Q<> ドロッセルwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/25(金) 12:08:24 ID:2yGras2D<> 何年も前に友人と旅行に行った時、
「ナビの音声、声優にする追加パックができたら売れね?」
「HDDタイプの普及次第だなぁ」
というどこでもあるヨタ話をしてたのを思い出した。

結局、メジャーどこはどこもやらずにPSPで出てきた訳だが。
エイダとかの抑揚抑えた音声でナビされたら俺が喜ぶ。
しかし、その辺りを突いたのってコア層にしか売れなさそうだw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/26(土) 01:36:40 ID:uTurc/uY<> マシンボイス系ならそういう元ネタをわからない一般層にも多少はイケそうだと思うけどな
けど運転にあまり遊びを入れると事故の元になりそうな気もする

「レディ」
なんて言われて文字通りのお星様になってしまったら笑えん
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/26(土) 03:07:35 ID:zNSdNILM<> 主人公が宇宙で商売して
ロボットが宇宙人の言葉を翻訳するっていう小説なかったっけ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/26(土) 09:04:02 ID:nuR6B8bb<> >>469
小説というか…それなんてC3-PO? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/26(土) 11:01:52 ID:YGD7TFrn<> >>468
>「レディ」
>なんて言われて文字通りのお星様になってしまったら笑えん

蒼き流星となってしまうのですね。

最近レイズナーネタが多い希ガス <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/26(土) 14:34:20 ID:gINeGdRt<> 「次200m先右方向、レディ」
・・・いい、と思った俺は末期。

最近なら、某邪神様ことコスモ○でもOKか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/26(土) 15:55:23 ID:XjzRhXmL<> 「ゼロシフト、レディ」だと思った俺は負け <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/26(土) 17:37:18 ID:zfXQohsb<> どっちかというとフォロン派 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/26(土) 19:40:39 ID:dAyfppoE<> サムス・アランの上司かと

どうせみんなバルディッシュやグレートハイジンのボイスも好きなんだろ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/26(土) 21:28:21 ID:YGLyu8Xm<> このスレ見てるとどうにも人型PCボックスのことを思い出してしまって萎える <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/27(日) 11:58:16 ID:DInC5A0H<> これって既出?
ttp://www.vr-products.co.jp/detailes.php?id=VSPDS-251

あまり期待しないで買ってみたけど個人的にかなりツボだった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/27(日) 18:34:18 ID:ZdTVZFMP<> >>477
俺も持ってるけど、素人にはお勧めできない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/28(月) 01:50:50 ID:2Pq7U4VQ<> 公道走行モードに移行

ACC電源、接続

シートベルト、バックル、ロック

シリンダー内、正常加圧中

エンジン回転開始

走れます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/28(月) 16:37:09 ID:vzvbtKOF<> 個別ナビ音声、どのくらい費用かかるんだろ。
まず声優さんの人件費、スタジオ代、ナビ用音声データ生成の手間と、ハードル高いよな・・・。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/28(月) 17:05:52 ID:8XPtfDr8<> >>480
声優さんの費用は確か高くて5〜6万って聞いたことあるから実はそれほどでも無いんじゃないか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/28(月) 18:26:07 ID:77/t6FN4<> >>481

俺が聞いた時は、中堅クラスで一日20万だったような。

新人クラスの手取りは、一日16000円ぐらいらしい。今日どこかのスレで見かけた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/28(月) 19:38:24 ID:6qpJFcF1<> >>482
けっこう上がってるんだなあ。
初代ガンダムの時は主役クラスで月12万と聞いたが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/28(月) 20:28:40 ID:PImRYOr6<> >>483

こちらの支払いが20万で、事務所にいろいろさっ引かれて声優の手取りが1万6千円な。
もうずいぶん前だが、ゲームのキャラの声アテてもらおうと思って聞いた時の話。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/29(火) 10:49:08 ID:Exrk1MM0<> ベテランで指名とかになると、にわかには信じがたい金額要求されることがあるよ。

十年前のゲームをリメイクしようとして、その間にすっかり大御所になっちゃってとか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/04/29(火) 18:55:31 ID:E1afd3pZ<> 声優ってよっぽどでないとドビンボーって聞いたけど、案外そうでもないんだな

ゆりしーは何に金使っちゃったんだろ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/02(金) 20:50:37 ID:1w2bs+n4<> みんなロボット娘は好きだと思うが
ロボットは好きなのか?
ACとかOFみたいな娘でも愛せるか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/02(金) 21:02:10 ID:3TW11ErQ<> 性欲という意味では愛せないと思う。
でも相棒としては愛せると思う。 <> 某激マブメイドロボット<>sagewwww<>2008/05/03(土) 00:54:55 ID:EIttVyDn<> 当然マスターは、人型ですらない冷血陰険ロートルお化け炊飯器なんかより、容姿端麗純情人型メイドロイドが良いに決まってますよねwwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/03(土) 11:06:44 ID:fzpS4rLk<> 男性型でも、ときたまにキュンと来るときがある俺は異常なのかな?
ジェフティとかサイファーとかさ。ジェフティは場合によっては女性ぽく見えるけど。
<> 名無しさん@ピンキー<><>2008/05/04(日) 01:16:50 ID:glSqQGLo<> ロボット全般が好き
エロ? そんなの飾りです <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/04(日) 01:40:27 ID:95YgekKV<> 残念ながらそれは板違い
ここで求められるのはあくまでロボ+エロ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/04(日) 11:39:38 ID:q9auzU2o<> ロボ(幼子みたいな思考)+エロというのはどうでしょうか先生! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/04(日) 13:34:44 ID:eKXNs0zy<> OFは全体的にエロいデザインだよな
ネイトなんておっぱい+チンコという変態デザイン
ドロレスは言わずもがなだけどな…
ゼノギアスのヴィエルジェも結構可愛い

正直人間そっくりで女の子にアンテナつけただけみたいなデザインだと逆に萎える
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/04(日) 13:38:44 ID:95YgekKV<> 即物的な・・・
一見ただの人間なのに中身がカッコイイ機械だから良いのに <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/04(日) 15:36:43 ID:glSqQGLo<> でも、戦闘型に限って言うならただのパワードスーツには興味ないからなぁ。>>484の言うことはわかる。
理想はターミネーターみたいに、人の骨格を真似ただけの工業製品。
頭や腕を吹っ飛ばされても平然とラストシューティングを決めてくれるロボ娘の方が好きだ。

非戦闘用でも体の見えにくい所にモールドがあったり、耳を当てると心音じゃなくモーター音が聞こえたりするのがいいな。

>>493
アリじゃない?
月は中略女王のマイクロフトに萌えた思い出が <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/04(日) 16:26:30 ID:glSqQGLo<> >>484じゃない、>>494だった…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/04(日) 17:32:00 ID:NqIYwtQf<> 外見は華奢な感じだけどずっしり重くてお姫様だっこは無理、これはゆずれない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/04(日) 17:38:02 ID:MuQWJwOW<> まじぽかの鉄子か <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/04(日) 17:39:19 ID:WuVltaCg<> >>498
いいね
身長:163cm
体重:85kg
このギャップは萌える <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/05(月) 00:31:22 ID:QK5eiWbz<> コスモスとか… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/05(月) 00:32:48 ID:dsMjcx62<> 感激したロボ子に抱きつかれて腰がグキッ、とか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/05(月) 08:06:50 ID:iWonTp7e<> >>496
小動物みたいに高速な拍動ポンプの音が聞こえると萌える俺は異端ですかそうですか。

>>498
何の本だったか、
・ソファーに座ると、思いっきりめり込んで起き上がれなくなる
・それに懲りて、座る前に座面を手で押してみて確かめる
というネタがあって、ちと萌えた。

そういいながら、自サイトでは
・海水浴に行ったはいいが、水より比重が軽くて潜れない
・そのせいで、台風が原因で発生した洪水に流されてあらぬ所へ……
と、あえて逆発想ネタに走ったりする俺。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/05(月) 09:54:13 ID:KdkyUeZp<> >>498
真っ先にサフランのカドミウムを思い出した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/05(月) 09:58:22 ID:6TzuSijO<> 水より比重が軽いのか。メカには難しい注文だなぁ。
全部の筋肉が空気圧動作型でもポンプはどうしても金属材料になりがちだし。

>・ソファーに座ると、思いっきりめり込んで起き上がれなくなる
そういえば某所のネタで、椅子に腰掛けると壊しかねないから空気椅子で耐えてるロボットって設定があった。
で、子供がいたずらで席に着くときに椅子を引いちゃうんだけど、転ばず空気椅子で平然としてて周りに怪しまれるという。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/05(月) 15:05:08 ID:1J1mcZ8z<> >>503
日報更新まーだー?

>>505
反重力装置をつければどんなに重くても問題なし
エネルギーが切れたときにえらい事になるがw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/05(月) 16:55:16 ID:vo4iR5fe<> イオノクラフトとか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/05(月) 18:30:31 ID:js+UuC5C<> ロボ娘に大昔のゲーム(もちろん懐かしのビデオゲームである)をやらせると、モーションをトレースしていた。さすがは視覚的学習特化と言える
「ヒッフッハ!」
台詞まで真似しているらしい。
やはりこのタイプの回路には格闘用の武装が適当だろう。


ある研究者の日記より <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/05(月) 18:32:47 ID:TzT5wjD+<> >>508 <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2008/05/06(火) 21:00:21 ID:0hPSuKu/<> >>509
おまいら一辺、
江戸川乱歩著「人でなしの恋」
を読んだ方が良いんじゃないか?

ロボット/アンドロイドでエロパロするというのはこういうことなんだぜ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/09(金) 00:32:29 ID:gDcBgx5Y<> 保守代わりの小ネタということで、4レスぐらい借ります。

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 後、数分もすればここに連中が流れ込んでくるだろう。

 昼間にも関わらず真っ暗な廃墟の中で、僕と紅髪の美女は遮蔽物を背にしゃがみ込み、
息を殺している。床には、ベレッタ、マシンガン、ハンドランチャー、スナイパーライフル、
手榴弾などなど無数の武器が散らばっている。しかし、この場にいるのは僕と彼女の
二人だけ。手に余る武器の数だ。
──やれやれ、そろそろ潮時かな……。
 彼女は造形美の極致にも感じられる見事な細い指を駆使して、手際よく弾倉の交換を
行っている。これが最後かも知れないと思い、月のように白く美しいその横顔をボンヤリと
眺める──僕が生まれた時から、ずっと変わらぬ美貌だ。
「……どうかされましたか?」
 僕の視線に気づいたのか彼女が顔を上げ、円らなルビー色の瞳がこちらを見つめている。
「僕は降伏しようかと思うんだ、エイミー」
 エイミー──僕にとって、母であり、姉であり、幼馴染であり、先生であり、そして、
いや、それ以上は言うまい。ともかく、彼女は僕の人生の全てを見守ってくれたアンドロイドだ。
 僕の言葉を聞いたエイミーはその細く流麗な眉を顰める。
「どういうおつもりですか、マスター?」
「言葉通り。幾ら君と僕でも、この包囲網を突破するのは容易じゃない。成功する確率は
三割と言ったところだ。僕はリスクを冒すのは好きじゃない」
「三割あれば充分です、マスター」
 僕はゆっくりと首を振る。
「二人とも無事で済む確率は一割に満たない」
 事実、周囲を囲む連中は一個師団なみの戦闘力を有している。高度な戦闘技術を有する
僕と彼女でも躍り出るのは無謀の極みだ。一方で、このまま立て籠もっていても敵の援軍が
到着し、逃げ場はなくなる。いずれにしても万事休すだ。圧倒的な戦力差にも関わらず
相手が手を出してこないのは、エイミーに内蔵された熱核融合炉を使った自爆攻撃を
警戒しているからに違いない。だが、それも所詮は時間稼ぎに過ぎない。準備さえ整えば、
ミサイルだろうが、10トン爆弾だろうが遠慮なしに奴らは使ってくるだろう。
「しかし、降伏すれば……」
「ああ、僕は無事では済まない。でも、ただで降伏するつもりはないよ。その間に君を
逃がす」
「私はマスターを守るためだけに作られました。ですから、マスターを犠牲にして私が
助かる選択肢はありません」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/09(金) 00:33:42 ID:gDcBgx5Y<>  彼女は僕を守るためだけに作り上げられたアンドロイドだ。僕のためなら、自分の身を
捨ててでも戦うように設計されている。それゆえ、律儀で困る。
──仕方ない。

「でも、僕の命令は絶対だ」

 絶対服従プログラム──流行らないプログラムを祖父ちゃんも組み込んだものだ。だが、
今はそれのお蔭で彼女を守ることができる。そう思うと、感謝したい。
「……うう」
 彼女は口を"へ"の字に曲げ、拗ねた子供のように僕をジッと見つめている。命令の変更
を要求──いや、懇願しているのだ。だが、僕は下した命令を撤回するつもりはない。
「行くよ、エイミー。僕が派手に降伏して時間を稼ぐ。その間に君は逃げるんだ。うまく
いってもいかなくても緊急通信回線で連絡をして欲しい。もし捕まったならば、何とか君が
助かるように交渉する」
 僕はゆっくりと立ち上がろうとするが、エイミーが僕の手を強く握り締め「行かないで」
と目で訴える。人工涙腺から透明な液体が滲み出る。
──精巧に作りすぎだよ、祖父ちゃん。
「……ダメです。そんなこと、できません」
 エイミーが首を振ると、毛先がカールしたロングの赤髪が揺れる。
 そんな顔をして欲しくない──別れたくなくなるから。
「いい加減にしないか、エイミー。もう一度言う。僕の命令は……」
「……絶対です」
 二の句を告げるまでもなく彼女が答える。
 だが、彼女は手を離さない。
「マスターの命令は絶対……でも、マスターを失うのは嫌……マスターノ命令ハ絶対……
デモ、マスターヲ失ウノハ嫌……マスターノめいれいハぜったい……デモ、マスターヲ
うしなウノハいや……」
 彼女が同じ言葉が繰り返し発するうちに、頭頂部付近が青白く輝き、スパークが発生し
始める。
──ま、まずい。
 それもこれも、祖父ちゃんが絶対服従プログラムに加え状況反応型感情生成プログラムを
搭載したせいだ。一つのシステムに複数の基礎プログラムを組み込んだことは天才の
為せる技だと思うが、そのせいで時として彼女はプログラム間の矛盾に陥る。
 スパークはその矛盾が回路の限界域にまで達していることの証拠だ。放っておけば、
エイミーの思考回路が焼き切きれてしまう。
「お、落ち着いて、エイミー。命令を一時停止する」
「…………はい」
 彼女の瞳からはまだ塩分の混じった水滴が零れ落ちているがスパークは収まり、どうやら
プログラム間の衝突によるショートという最悪の事態は避けられたようだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/09(金) 00:34:08 ID:gDcBgx5Y<> 「……どうしてだい、エイミー?どうして、僕の命令を聞けないんだ?」
「わかりません。でも……」
 僕は首を振った。今まで、エイミーが口ごたえしたことなどなかった。
「マスターが私の全てです。ですから、マスターを失うことはできません」
 設計理念である要人保護が絶対服従に優先するように設定されているからなのか、それとも
彼女自身の"感情"がそう答えさせているのか、どちらか判断はつかない。
──僕の全ては、君だというのに困ったものだね。
 僕は長い長い溜め息を吐いた。
「……なるほどね」
 エイミーは潤んだ瞳で、僕をただ見つめている。
「マスター……お願いです。命令の変更を」
「…………変更しなくても、君は僕の命令を聞く気はないよね」
 暫くした後、彼女は小さく頷く。信じられないが、絶対服従のプログラミングを拒絶する
つもりなのだ。ありえない──が、目の前のエイミーは本気だ。
「僕の命令を聞くぐらいならば、感情生成プログラムを絶対服従プログラムと衝突させて、
自分から思考回路のショートを招くつもりなんだろ、君は?」
 今度も彼女は頷く。
「そして、それを僕が望まないことも知っている」
 人工知能の主要回路である思考回路がショートすれば、エイミーは機能を停止する。
不稼動のエイミーならば連中は涎を垂らして持ち帰り、彼女を最後のネジ一本になるまで
分解するだろう──そしてその前に人体を精巧に模して作られたこの麗しきアンドロイドを
散々辱め、嬲ることであろう。そんなことを僕が許すわけはない。
「君がそうなると僕は非常に困る……いや、非常に辛い。と、いうわけで君の意見を
聞こうか、エイミー」
 観念した。分が悪くともエイミーと共に戦う選択肢を選ぶ方が利口だ。
「はい」
 アンドロイドにも関わらず、嬉しそうに目を輝かせている。
「まだ、敵のヘリ部隊は到着していません。そこでマスターが屋上から狙撃を行い、相手の
注意を引きつけます。その隙を突いて、私が正面玄関より強襲を仕掛けるというのは
いかがでしょう?数的優位は覆せませんが、私とマスターの能力ならば局面を打開するには
充分かと」
 彼女が僕の瞳を不安げな様子で覗き込んでいる。自分の案が採用されるかどうかと、
命令を無視したことで僕が怒っていないか心配なのだろう。アンドロイドにも関わらず、
ここまで感情表現が豊かなのは余程プログラムの出来が良いのだろう。
「…………ベストな選択だね、エイミー」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/09(金) 00:34:45 ID:gDcBgx5Y<>  僕の言葉に彼女の目が嬉しげに揺れる。
「が、狙撃するのは君。打って出るのは僕だ」
「マスター!!」
「ここが最大限の譲歩」
 彼女に傷ついて欲しくなかった。例え交換できる人工皮膚とはいえ、白磁のような
エイミーの肌に弾痕が付くのは勘弁して欲しい。それに彼女の狙撃は自動演算式火器管制
システムのお蔭で正確無比だから、僕がやるよりも遥かに適任だ。これは計算づくの答え。
むしろ、エイミーの答えよりも論理的で僕の方がアンドロイドか、と思ってしまう。
 勿論、打って出るからといって無駄死にする気はない──いや、彼女のために死ねことは
許されない。
「……マスター……」
 まだ渋るエイミーの髪を一撫ですると、僕はそこらにある武器を掻き集めた。この作戦
であればエイミーが傷つくことはまずないだろう──心配の種は無い訳だ。
 ならば、思い切って戦おうではないか。

「……さあ、行こう、エイミー。たまには本気になってみるのも悪くないかもしれないね」

(了)

--------------------------------------------------------------------------- 

お付き合い頂いた方、ありがとう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/09(金) 07:52:21 ID:htVrAJ4d<> GJ!
物語の背景が目に浮かぶようだ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/09(金) 08:58:18 ID:4u5OEIfQ<> 燃えた <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/05/14(水) 21:57:15 ID:37tdURp0<> ho <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/15(木) 18:47:39 ID:dJUwSlzd<> 銃と言ってベレッタを出されると反吐が出る。
つーかなんでベレッタだけベレッタで他は「マシンガン」「スナイパーライフル」かと。
前もいたな、東京マルイのカタログ見ながら銃の描写してた奴が。

ガンヲタの戯言だが結構真面目な怒りだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/15(木) 19:05:37 ID:qg4bUvD1<> >>518

気持ちは分かるが、偏屈はいろいろと損するぞ。
「あー、間違ってるな」ぐらいで、大らかに構えて吉だ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/15(木) 20:37:38 ID:9WNEc5xF<> 銃の描写細かくすると今度は銃ヲタきめえって言い出すから人生って難しいよね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/15(木) 20:52:27 ID:cEHLEPB3<> いや、さすがにこのスレじゃSF・メカ・兵器オタに対して寛大だろう。
テーマ的に近くにあるし。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/15(木) 22:47:05 ID:ORSScx1C<> ワルサーP38に変形するロボを出せばいいんですね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/15(木) 23:11:22 ID:RJArmn7A<> 違和感と言って重箱の隅を突かれると反吐が出る。
つーかなんでロボ萌えを語るスレなのにそんなどうでもいいところ語ってるのかと。
前もいたな、文章自体の品評してる空気読めない奴が。

読み手の戯言だが結構真面目な怒りだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/15(木) 23:13:46 ID:GvzSQmlm<> >>518
恐縮だが、何故反吐が出るのか教えてくれまいか。
悪いものを食べたわけでもないだろうに、人間とは厄介なものだな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 00:29:15 ID:PIv+3BO1<> でも書き手の最低限のマナーはあると思うよ。
例えばロボットネタでまじめに書くなら、機械方面やAI関連の知識はある程度持って望むべきかと。
極端な例だけど、気象災害ネタを書いたプロの小説家は、気象予報士の資格を取れるまでに勉強した、って逸話もある。

気にしない人は全く気にしないだろうけどね!
以下スルーで <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 01:00:52 ID:U5np30cK<> 言いたい事言ってスルーしろとはどこまで尊大で無責任なんだ
そのハードル上げに何の意味が?
専門バカの下らない自尊心を満足させるためにSSを投下する人間なんていねぇよ
大体なんだ「吐き気」って <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 01:09:34 ID:E+qnvfuA<> >>525
読み手をごまかせるくらいのSF的知識は必要かもな。
上手い屁理屈こねるだけだから必ずしも正しい必要はないが。それっぽければそれで十分。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 06:13:11 ID:NdwdgA5Q<> 文句があるなら自分で書く。
書けないなら文句言わない。
それが一番大切なんじゃないかな。
そりゃロボ萌えという大前提を覆されたら叩かれてもやむなしかも知れんが。

言うにしても最低限の「人としてのマナー」を守ろうな。
それすらも守れん奴にあれこれ文句をつけられたくないと思うぞ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 07:36:58 ID:A06v1gxI<> こらこらちょっと待て。
>>518だが、俺と>>526は別人だ。
だからどうという訳ではないが勝手に同一人物にしないでくれ。

反吐に関しては別に説明したっていいけど、そんなつまんない文章おまいらだって見たくないだろ?
>>518は必要だと思ったから言ったまで。これからも言うときは言うだろう。

俺は俺なりに今まで通り書いて投下して、今まで通り萌えられるモノに萌えますよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 07:51:33 ID:qBBrJmpj<> コマンドプロンプト
マスター ゴシジヲ…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 08:03:08 ID:NdwdgA5Q<> だから、言い方を考えてくれってば。
喧嘩腰はやめれっていってるじゃない。
指摘するにしたって言い方とかあるだろう?
知識云々をどうとかいうよりも、物書きとして言葉の威力ぐらいは知っといてくれよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 08:04:53 ID:jPwpgOLT<> >>530

流れを変えるために、ひとりえっちしてみせなさい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 10:40:25 ID:UhyTzFeK<> >>530
とりあえず服を脱いでもらおうか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 11:02:49 ID:9g56341G<> 表面保護皮膚は人間に近くても、球体間接が恥ずかしいと言ってビンタを食らった>>533
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 12:38:54 ID:qBBrJmpj<> クチュ、クチュ、クチュ、カキッ――



ヴィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ヴィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ヴィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/16(金) 15:03:29 ID:+aKX5rfP<> >>535

文字どおり「スイッチ入っちゃった」わけだなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/18(日) 21:49:56 ID:mxb4TkAM<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/19(月) 00:17:20 ID:D6e3qAMj<> ホシュタン乙!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/20(火) 22:12:01 ID:UEHVLelN<> 人間そっくりの美少女メイドロボを注文したつもりが
足裏にローラーの付いた四脚でモノアイ、高さは約2mの機動兵器がメイド服着せられて配達されてくる
って話を考え付いた

でもどうやってエロにもっていこか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/20(火) 22:19:26 ID:5MJLZPgJ<> >>539
20年掛けて、パーツをシコシコ集めて人型に改装するという一大巨編をだな… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/20(火) 22:47:55 ID:nHVmG+mP<> >>540
待て、ことに及ぶまでどれだけ待たせられるんだそれw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/20(火) 23:18:49 ID:7FFwg5bi<> 最初は粗大ゴミ扱いしてたのに、あれこれあってすっかり情が移った頃
美少女型形態にトランスフォーム出来ることを思い出すドジっ娘、とかでいいじゃん(投げやり) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/21(水) 00:03:52 ID:d5r3+Ykd<> 情が移り過ぎて給油口に無理やり・・・
ってのを最初に考えてたんだがなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/21(水) 01:39:16 ID:QVh5jR4m<> >>539
ちっこいレイバーみたいなのを想像した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/21(水) 03:17:25 ID:nRrwHg3A<> >>539
夜中に中の人、じゃなくてロボが一息ついてるところを襲われる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/21(水) 09:46:41 ID:2g9sJjVi<> >>544
なんだかフルメタのドラマCD思い出した
「塩を一撮み」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/21(水) 12:32:19 ID:opD/5vop<> > ちっこいレイパー
に見えてしまった。俺って疲れてるな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/21(水) 17:33:07 ID:2AD+2zSD<> >>539
ぶっちゃけおっけてぃんぐ〜 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/22(木) 04:22:36 ID:weO6zXW+<> ロボ子は感情演算炉の暴走により愛と怒りと悲しみのスーパーモードに変形できるのだ!
感情出力5割増し
アホ毛型アンテナが3本に
ヴァリアブルバストシステム作動、包容力を捨てて高機動に
脚の動きにスカートの支持棒が連動、脚技がより鋭く
排熱を効率化するため内蔵のフィンを背中から露出
必殺技は脳に電磁パルスを叩き込むアイアンクロー「桃色脳内フィンガー」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/22(木) 04:26:45 ID:BLv2kXpY<> >包容力を捨てて
捨てちゃらめぇ〜〜〜>< <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/23(金) 08:26:27 ID:4/vc9o8B<> ホシュヲカイシシマス <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/23(金) 18:06:06 ID:mxgvVuW1<> 可変ロボ娘ってどんなんだろ?
武装神姫のアレは情けないからなぁ……。
そもそも何に変形するんだ?
とりあえず航空機形態になるとしても……。


それをどうエロパロに繋げるんだ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/23(金) 18:15:16 ID:rILFiU5t<> パーツの隙間に
「イテッ、挟んだ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/23(金) 19:35:38 ID:XU2v/aEg<> ロリ、ミディアム、グラマーの三段変形 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/23(金) 20:01:35 ID:XnZAgLlv<> >>552
2772のオルガか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/23(金) 21:47:52 ID:kr+Y59qT<> ここで炊飯器の出番だな!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/23(金) 23:10:14 ID:jCh4FDQ5<> 最近話題のファイター、ガウォーク、バトロイドだな>可変ロボ娘 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/23(金) 23:56:24 ID:EIYVou0f<> 炊飯器、冷蔵庫、洗濯機の三段変形する白物三銃士とか
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/24(土) 02:19:57 ID:5Kv4x31N<> 白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫に三段変形する旧型と
カラーテレビ・クーラー・自家用車に変形する新型の戦いを描く
武装神器 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/24(土) 05:19:46 ID:GLcW2nh2<> 落描き。

http://www.youlost.mine.nu/html999/img/4508.jpg

戦争後遺症で精神を病んでる主人に、昔病死した奥方と錯覚されて日夜抱かれている。
陵辱に近い責めに絶えながらも、主人に抱かれるのは彼女自身の望みでもあった。
主人の心中の相手は自分ではないと知りつつ、抱かれることに悦びを感じ、また苦悩しながら献身するロボ子。とかね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/24(土) 08:58:39 ID:eVjbCUj7<> GJ
けど、それロボじゃなくてもよくね? <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/05/24(土) 09:09:07 ID:kGw851Mt<> すぢだ。すぢを入れるといいんだ。



つ【ttp://www.sonokawa28.net/lsssuploader/src/up0072.jpg】

自炊ですまんけど、こんな感じ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/24(土) 11:06:10 ID:eVjbCUj7<> >>562
おお、このモールドいい!
参考にします。

あと、言葉足らずだったけれど>>561はシナリオのお話です。
ロボなら……そうだなぁ。
ありきたりだけど、旦那がおかしくなったのを機に、姿形を妻に似せて自らを改造した、とか。 <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2008/05/26(月) 13:13:24 ID:LrgQZvdy<> 保守 し ます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/26(月) 14:04:14 ID:+XF7ZZJ9<> >>539
バーチャロン辺りを参考にすれば「四脚美少女機動兵器」も
あながち無理な話ではないはず。

「最初は美少女に見えない」というのが重要なら、強引だが
メイド服の下に着た増加装甲で体型が隠れてるとか。
(「中身は美少女」と大差無い、と言われればそれまでだが)

エロは…車輪パーツを軟質素材に換えて四脚ローラー足コキ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/26(月) 23:00:13 ID:oEG4FBR2<> 逆間接脚の女の子も捨てがたい
いやいやキャタピラも必要か・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 01:49:14 ID:+5uxmgsk<> >>566
タチコマのように多脚+ゴムタイヤってのも趣きがあるぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 09:36:13 ID:c2EeA74x<> あとドリルとか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 10:44:09 ID:OpNXv5nD<> スカートがホバークラフトになってるとか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 12:17:53 ID:V4Iq4Pql<> リボンはアンテナというかレーダー。
長い髪状のバランサー。
逆間接は・・・ものすごくごっついハイヒールのようなw

バーチャロンもいいが、ACあたりも「辛うじて人のようなフォルム」が残るので参考になりそうだ。
例・ガチタン

関係ないおまけ
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3204257
邪道と言われそうだが。
<> 名無しさん@ピンキー<><>2008/05/27(火) 13:38:27 ID:OpNXv5nD<> ・人工皮膚の上に普通の服を着ている
・服が機体に一体化している、言うなれば外装の一部

のどちらが好きな人が多いんだろ。
俺としては、愛でる目的には後者なんだがエロ目的には前者、って感じなんだよな……。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 13:47:40 ID:/Ltl0ZiO<> 脱がせる楽しみを下さいっ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 14:23:12 ID:yU1WLWD4<> じゃあ外装を外せる追加アーマーみたいな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 14:32:53 ID:83VKkaSO<> 人工皮膚の上にメタリック装甲 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 16:02:31 ID:c2EeA74x<> 服が専用の追加装備で、普通の服を着ても大丈夫だけど性能が制限されてしまう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 17:13:14 ID:OpNXv5nD<> >>575
専用の服が増曹タンクになっていて、
普通の服だとすぐに動けなくなっちゃうとか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 19:34:38 ID:MDmXknQl<> >>576
放熱フィンを兼ねてるとか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 20:37:37 ID:tBjiXCPm<> 装甲を強制排除するシーンとか萌えませんか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 20:52:09 ID:MDmXknQl<> そんで、廃熱が追いつかなくて体から蒸気があがってたり <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 23:21:53 ID:jEhRjB9N<> 砕け散るまで戦え

ロボ娘が砕け散ってるところはS心をくすぐる
グロいとあれだけどね・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 23:41:17 ID:OpNXv5nD<> >>578
ほうほうの体で物陰に飛び込み、東部や背部をしたたかに壁に叩きつけながら、バチバチ火花を散らしてる肩部、胸部装甲を引きはがす。
過剰な膨らみは邪魔、と製作者にケチつけたため、内部を保護する薄いクッション分しか膨らみのない胸。
脇腹のダクトが出す蒸気であたかも汗だくになったかのような、三次曲面で象られたウェストライン。
水滴だけでも拭おうと手を伸ばした……つもりが、左腕の肘から下をシールドごと捨ててきたことを失念していた。
製作者を見習ってぶぅん、と溜め排気をつくと、誤差程度に処理が安定する。

さて。
まず立ち上がって重心やモーメントを再計算しなくてはならない。この様子だと左上腕にさっきの装甲板を打ち着ければ多少はマシになるかも知れない。
踏ん張りが利かない足裏のローラーを焼き切り、手を壁に立ち上がる。と。

ごつん。
低い天井(というより階段の下なのだった)に頭をぶつける。センサー系までまともに機能しない以上、最早小手先の調整など時間の無駄だろう。

「私」は帰り道をシミュレートし始めた。しかし、敵とのエンカウントなどもう大した要素ではなかった。だから、これは叶わぬ空想。無意味な演算。
何故って、そもそも、「私」は「私」が今倒れた場所すら把握できていないのだから……。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/27(火) 23:42:52 ID:OpNXv5nD<> 東部とか何処だよ○| ̄|_頭部だよ
反省はしている。最初は3行レスのつもりだったのに…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/28(水) 00:37:06 ID:F6EpaZ/F<> ダメだ、>570の所為で>581がちーちゃんにしか見えない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/28(水) 14:38:58 ID:FVkIWJLI<> PCのRPGで自立ロボを製作できるゲームで、誤射したせいで友好度下がって俺涙目。
離反されると二度と仲間にできないシステムなので、ちょっと悲しい。つか装備返せ。

でもまた、自立ロボ使ってロボ娘を仲間にする俺。
システム上、性別も能力も技能もランダムだけど、それが楽しい。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/28(水) 18:49:12 ID:02y4EfTk<> kwsk <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/29(木) 14:13:26 ID:qagSwqFz<> ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/9358/1208010511/l50
メインはメックでうろつくゲーム。

ロボット工学、っていうスキルで味方になるロボットを手持ちの道具を消費して自作できる。
たまに、自己意思(NPC)の自律型ロボができあがり、こいつは成長もする。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/29(木) 15:53:29 ID:lbkkkJ3X<> ロボエロゲーでは機械仕掛けのイヴが一番好きだな。
ロボ子同士の超人バトル物だが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/29(木) 17:24:55 ID:MwPkgDsq<> ティエラはいいね。だがあれには重火器が足りない。
ティエラ自身も見た目はほとんど女の子だし……。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/29(木) 21:37:47 ID:qagSwqFz<> 追記
自立ロボは、製作時に武器を混ぜるとそれを高確率で内蔵してる。
あと、尻尾やら増加マウント、副腕とかがくっついてる子がランダムでできあがるw
・・・で、その割に小火器や重火器スキルが無いとかあったりする。
<> 名無したん(;´Д`)ハァハァ<><>2008/05/29(木) 22:17:31 ID:ectlov0s<> http://www.nijibox4.com/magical/futaba/ms-girls/src/1211823044281.jpg
この画像が出てくるアニメの名前を御存知の方はいますか?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/05/30(金) 01:40:07 ID:fMTFjqI8<> そのスレにある別のキャプと同じ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 03:50:13 ID:UNqw8rmr<> 脳内ロボ娘
全高 1.65m
重量 115.0kg
出力 25000W

これで俺を見つけると走って飛びついてくるんだぜ……。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/06/01(日) 04:55:53 ID:jjb7zgrc<> >>592(推定)
全高 1.75m
骨折箇所 16箇所
退院予定 2009年5月


衣` <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 08:43:52 ID:nUYzMl7J<> >>592
うおー、33馬力娘……普通の人間の約100倍近いぞ

それが1時間連続定格出力だとすると、スーパーカー並のパワーウェイトレシオだな
592を背負っても、まだ高級車並みのダッシュができるぜ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 10:30:13 ID:UNqw8rmr<> >>593
167cmの俺涙目すぎる
そしてロボ娘に看病してもらう……と思いきやサイボーグとしてあちこち改造されるとか。
「オソロイ……デス」

>>594
0.1秒で10m/sまで加速出来、なお武装などに割く余力を残す……となるとこんな感じに。
これはもうバッテリーでは動けまい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 10:33:09 ID:jv/SvEuc<> >>595
「補助ブースター…起動シマス」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 10:50:05 ID:jjb7zgrc<> >>595

ごめん、訂正するよ

>>592
全高 1.67m
骨折箇所 33箇所
退院予定 2010年2月 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 12:54:28 ID:I60bNuXa<> いや死ぬから <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 13:19:25 ID:OgxbuH8r<> 春田警部&7号の組み合わせが思い浮かんだのは俺だけか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 13:53:00 ID:jjb7zgrc<> >>599

懐かしいなオイw

ところで、コミックス1巻の一ヶ所、「七万馬力」が「七馬力」になっているのを君は知っているか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 21:14:25 ID:5YHXCbim<> >>595
融合炉とかだとありきたりなので、燃料電池でどうだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 21:18:45 ID:jjb7zgrc<> 皮下脂肪のかわりに、ゲル状の燃料電池を…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 21:27:27 ID:4cUvCMc+<> >>602
じゃあ胸に。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 21:40:56 ID:Z3o6agx7<> >>603
朝は巨乳で夕方には貧乳になるんだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 22:04:56 ID:OgxbuH8r<> >>600
知らんかったw 全部読み返して見つからねーと思った所でやっとわかったw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 22:07:21 ID:UNqw8rmr<> 核だと発生する熱で大変なことになるからな。

燃料電池なら、機体の各部を貯蔵合金にすれば酸素と水素を多く保存できる。
つまり>>604とは逆に、朝は貧乳夜は(発生させた水で)巨乳とすることも出来るな。

出力が足りればいいんだが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 22:25:10 ID:UNqw8rmr<> 文系の俺が計算してみた。
彼女が30分間、全開の半分の出力で動くと、(ロスを考慮しなくても)
25000÷2ワット×1800秒÷(280×10^3)ジュール≒800モル≒1.44Lの水を発生させることに。
たゆんたゆん間違いなし。

その水で
「ノド カワキマセン カ?
キョウ ハ カルピス ヲ トカシマシタ」
と、彼女の母乳をだな……おっと誰かが来たようだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 22:38:56 ID:nUYzMl7J<> いや、胸のタンクとは限らない
純粋な水ならば、人間の女の子同様に股間から排出させればいんにょ……
わっやめてsdfghjkl;れちゅいおおっp

あうっ、ゴクゴク…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 22:47:04 ID:UNqw8rmr<> 桁一つ間違えた
14.4L……\(^0^)/これはヤバい

>>608
その発想、YESだね!

激しい戦闘で弁が故障して、股間の排水口から水が垂れ流しに……という妄想 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/01(日) 23:54:39 ID:5YHXCbim<> 水素貯蔵の燃料電池だと、廃水で水が出るじゃん?
夏なら体の冷却にも水は使えるし、余剰分については・・・あとは解るな?

・・・余剰水分は去年あたり書いたな、そういやw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/02(月) 18:37:14 ID:g4Gi88yz<> 老人が薬を飲むために余剰水分は必要なんです>< <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/02(月) 19:29:09 ID:9yCAM6kl<> じじぃ何処から飲もうとしてやがる(# ^ω^)ピキピキ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/02(月) 21:58:28 ID:Dgzk2fKI<> そりゃもちろんワカメ(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/02(月) 23:00:21 ID:vE0IXuk6<> 水は核融合の燃料に使えるぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/02(月) 23:28:24 ID:HjdRxe1b<> 眼球の表面を覆うフィルターを通して飲料水は出ますか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 01:48:37 ID:WVBzct/7<> オレ的にまとめてみると、内蔵の燃料電池タンクのほか、
体表保護とかを兼ねた「人造皮下脂肪セル=水素の安定化貯蔵」も提案したい。
これだとアンドロイドがちょっとやーらかいのも理由付けできる気がする。

水分蒸散を冷却にも兼用、余った分は家庭用トイレで排出。
アクチュエータが自己代謝型(補填剤摂取で自立保全)なら、劣化分や潤滑オイル類も、
人間が摂取しても大丈夫な食物由来のものを調整して使い、
劣化分を界面活性剤に近い成分の反応材に混ぜて無害化し、固めてこれもトイレに流せる。
(自然成分だと、お茶とか米の研ぎ汁とかも、その類を含んでたよな?)

・・・なんでロボ娘スカネタをこんなに真剣に考えてるんだ俺。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 02:23:59 ID:RpTdflWD<> どちらにせよ廃液タンクも必要なわけだ。
ゲル層には放熱用の水を通すパイプが通ってて、外から見るとあたかも血管が走っているかのように見える。
高熱になった水分は適宜人間で言う汗腺から排出。

しかしメンテが大変そうだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 02:57:19 ID:T9aqBhKD<> シリコンにするよりも人工皮膚とか有機素材にした方がよさそうだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 03:05:00 ID:1MGm7lvy<> >>618
意外と大気中の微細粒子による細かな傷も馬鹿にならないしね。
ほんと、勝手に治ってくれる人間の皮膚がうらやましいよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 06:34:38 ID:H7INmbd4<> そこでナノマシン投入 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 07:39:10 ID:8qRGBBoX<> 成型を考えるとシリコンは扱いやすいからね
まあ、触った時のやわらかさを考えると多層構造にするのが無難だろうから
表層をシリコンにして下の層を有機ゲル化にしたほうが
気持ちのいいおっぱいや女性器が作れるんじゃなかろうか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 08:04:22 ID:4oQ0O4NA<> 型取り用のシリコンゴムは、流動体に硬化剤を混ぜて硬化させるわけだから、
劣化したシリコンがうまく表層剥離するようにできれば、
真皮部分で「皮膚」を生成して、押し出し式に再生させられないかな。
疑似皮膚細胞、みたいな感じで。

……無理か。理論は書けても実現のしようがないわな。角度とか。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 17:27:01 ID:WVBzct/7<> シリコンがパラパラ落ちると掃除とかも大変そうだし、人体吸引で何か問題ありそうだから、
人間とかは「内から外に」の構造だけど、ロボ娘の場合は「外から内に」というのはどうか?
老廃、劣化した分は逐次吸収してろ過フィルターに通して、他の廃棄物質と一緒に体内にまとめとく。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 17:45:40 ID:RpTdflWD<> なんでわざわざ人間みたいに手間をかける必要のある方向性にしてるんだろうと自問自答。

表面を取り替えの利くカバーで覆えば済むんじゃ…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 19:39:39 ID:V9jxCGwL<> おっとそれ以上は言うな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 20:11:12 ID:Zlcez089<> >>624

男ならばロマンを追え。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 21:09:58 ID:UOFzbqU8<> 手間を考えたらプラスチックみたいなのにすればいいだろ。固いけど・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 21:50:18 ID:IW6jsAZQ<> 手入れを考えるなら、ステンレス鋼板だな。
腐蝕に強いし、傷も付かない。
強酸には弱いか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 21:58:23 ID:V9jxCGwL<> サンダー! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 22:00:56 ID:H7INmbd4<> >>624
それをわざわざ手作業で取り替えてあげるんですね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 22:10:13 ID:Y8FIzt8o<> >>628
安いし軽いし丈夫だしで3拍子揃ってるな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 22:36:42 ID:x3UFLR9V<> 本物の皮膚っぽい見た目のロボ娘もいいけど
鋼鉄の装甲版に包まれてる娘もいいよね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 23:40:39 ID:IW6jsAZQ<> 鋼の乙女
くろがねの城
不沈艦
アイアンメイデン
数多くの通り名を持つロボ娘の正体とは? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/03(火) 23:42:59 ID:6s3aJX8d<> アイアンメイデンはいやああああああああ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/04(水) 00:06:55 ID:wquhxBDU<> 主「それで・・・ついた渾名がアイアンメイデン(ぷくく)」
ロボ娘「そ、そんなに笑う事ないじゃないですか!」
主「悪い悪い。でもなあ、初夜キットの初期生産品が回収になった理由がそれっていうのも(ぷふふふ)」
ロボ娘「ご主人様達というか、男性の方々の嗜好がマニアックすぎるからです!
 あの回収された部品の想定圧力、生身の女性じゃ無理なのに」
主「しかし、釣り針の逆さ針よろしく、入れたら抜けないってのも情けないよなぁ。
 で、改修品が出るまでは、挿入できないようにステンレスの前バリと鋼鉄製隔壁キット・・・」
ロボ娘「私は他の姉妹と違って、改修モデルです!」
主「それもいいとかいうマニアックな連中が、怪我覚悟で挑んだりして被害広がったっけ」
ロボ娘「・・・それこそ理解できません。インプルーブドキットだって沢山あるし、性能すごくいい(はず)なのに!」

主「ふむ。なら、確かめていい?」
ロボ娘「え!? あの、ここでですか? ここじゃ・・・あの・・・」

・・・さて、明日も就職活動だ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/06(金) 00:54:45 ID:en2qr/Dk<> さて、やってみるか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/06(金) 01:45:49 ID:Onkc+0z4<> ヤぁぁってやるぜぇぇぇ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/07(土) 17:40:58 ID:R+q3OesV<> つい最近、モッコスと呼ばれるロボットの存在を知った。
……激しく萌えた。

何か戦闘ロボSS書いてみるわ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/07(土) 18:04:05 ID:h5aALdHV<> >つい最近

なぜ今になって…?
スパロボのアレでか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/07(土) 21:50:47 ID:/enpXf7K<> どう考えてもスパロボだなw
ちなみにゼノサーガスレはあるが過疎ってる。気が向いたら支援してやってくれ

ゼノギアスとフリークスもよろしくな! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/07(土) 23:12:23 ID:k0qvDqJE<> やっぱ住人かぶってたんだなw
俺だけじゃなくて安心した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 02:47:56 ID:jDjMZ6Cb<> ネタバレになるかもだが、モコスはロボというよりサイボーグじゃないのか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 09:45:34 ID:S0PjLNO5<> 100%機械じゃなかったっけ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 12:19:52 ID:hISfn8l6<> 体は100%機械だが、人間のゴースト入りならサイボーグなんじゃ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 12:30:46 ID:HrmyvnFe<> それ言っちゃうと、幽霊が動かしてる鎧もサイボーグ?って事になるでしょ

基本、生体機能の機械による補完・拡張だからコスモスはサイボーグとは違うよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 13:33:11 ID:hISfn8l6<> >>645
俺は幽霊がとりついて動かしてる鎧はサイボーグの延長だと思ってる。操ってるだけならリモコン。
どっちもロボットとは違う。
全身機械でバックアップまでとってるけど某少佐はサイボーグ。


モコスと相対するテラエロスは生身のくせにゴースト無いロボットだし、ゴーストあるか無いかは結構重要じゃないかな。



人間の部品使ってようが、それを動かしてるのが完全自律AI→ロボ
          〃     それを遠くから操ってるのが人間→リモコン
全身機械だろうが、中に入ってるのが自由意志持った人間→サイボーグ
と解釈してるんだが、どうか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 14:24:15 ID:7SXJ3eBb<> 『攻殻』の世界では、ゴーストダビングはできないぞ。
「劣化コピーしか取れないうえ、コピー元の人間が死んでしまう」という設定。

攻殻の世界における「ゴースト」は、人間が人間たる証拠のようなものだと思ってる。
「人間の人格をコピーしたロボット」という、人間なのかそうでないのかの線引きが難しい
存在を排除するために、しろまさ先生が設定したもの。


……ただ、しろまさ先生はアンドロイドに否定的なトコがあって、その点がちょっと不満orz
(なんだったかの用語集で、アンドロイドの項でイヤミっぽいこと書いてた) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 14:34:13 ID:iVdHXzMN<> >>647
アンドロイドはいては困る存在って事なんじゃないか?
実は『攻殻』ってよくしらないが、完全な人格を有するアンドロイドを作れたら
それはコピーどころか「ゴースト」を人工的に作れるのとほぼイコールだろう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 14:52:25 ID:hISfn8l6<> ちょっと焦点がずれちまったが、どうなんだ。


中の人がいるモコスはサイボーグなのか、アンドロイドなのか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 15:15:10 ID:Ek6fmL8n<> アンドロイドと断言する
なぜなら公式ではそうなってるから <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 16:10:45 ID:hISfn8l6<> 公式に奴の魂は人間なんだぜ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 16:15:58 ID:iVdHXzMN<> つまり論議の焦点は「魂は生体部品か否か?」ってこと? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 16:38:04 ID:hISfn8l6<> モコスの魂は人間だからサイボーグなんじゃないのか、って事。
なんか荒れそうな空気にしちゃって悪いが、別に悪気あるわけじゃないんだぜ。

ゼノのストーリー上、モコスの正体は重要なキーになってるわけで、それを公式でネタばれするわけにはいかない。
公式でアンドロイドってだけじゃ納得いかないぜ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 17:30:32 ID:K72DFU02<> >>653
アンドロイドの定義に魂云々なんて一々言い出すなんて
甲殻厨うぜーって言われたいのか? <> 653<>sage<>2008/06/08(日) 17:41:58 ID:jDjMZ6Cb<> 真面目に意見聞きたいだけなんだ、かっかしないでくれ。
納得できれば黙るからさ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 18:05:11 ID:Ek6fmL8n<> まあ、そういう流れに持ってこうとしたと捉えられても文句は言えんぞ。例えに攻殻とか出すから。
納得できないなら例えに寄らない持論を言えばいい。

一応答えとくが、
アンドロイドの定義は、人間をの姿に限りなく似せた機械であること。
サイボーグの定義は、身体の一部を機械に置き換えて人体を強化するもの。
「人間に限りなく似せた機械の体」である以上、コスモスはアンドロイド。
たとえ体の部品に生体部品を使っていても、人に造られた人ならざるものである以上サイボーグとは呼べない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 18:06:42 ID:19YZefLf<> そもそも魂とやらが実在するかどうかわからんしな。
一ゲームやアニメの設定を一般常識の様に持ち出されてもな。
自分は体が全部機械ならロボットと見るのが一般的と思うが、思うのは個人の自由って事でいいや。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 18:07:53 ID:lMWk5vwL<> >>654
うん。君は少し頭を冷やしたほうがいいな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 18:17:20 ID:7SXJ3eBb<> つまるところ、
「人間(一度は人として生まれた存在)の思考や記憶・人格を丸ごとAIにコピーしたとして、
果たしてそれは人間か否か?」
という話だろ。
その解釈が人間ならサイボーグ、そうでなければアンドロイド。

『攻殻』では「魂=ゴースト」という架空の概念(=物語上のガジェット)を定義して、さらにそれを
「ダビングできないもの」とすることによって、
「人間の思考をコピーされた人間は人間ではない」
「作り出された知性体(=人形使い)が、ついに"魂"を持つに至る」
という演出に用いた、というだけのこと。

面白い概念ではあるが、士郎正宗作品、下手をしたら『攻殻』のみでしか通用しない話なんだよな。
死んだ人間がその思考や記憶・人格をAIに移されて、「人間」として扱われている作品だってある。
『攻殻』の世界だけが唯一無二のスタンダードだ、というわけじゃない。


まあ、俺個人としては、
「一から創造された心でありながら、完全な人格と感情、そして魂を持つに至ったアンドロイド」
ってのが好きなんだが。
山川草木悉皆成仏、八百万の神みたいな概念。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 18:18:51 ID:7SXJ3eBb<> ×「人間の思考をコピーされた人間は人間ではない」
○「人間の思考をコピーされた知性体は人間ではない」


スンマソ。そろそろ黙る。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 18:58:20 ID:27tI1Gne<> つかゼノと攻殻は別作品で
世界観も作者も設定考えてる人も違うし
同じ定義を当てはめようと云々するのは無理っぽいんだが

島本調に
「あれはあれ、これはこれ」
でいいんじゃないか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 19:08:52 ID:tSfTZxry<> 故人の記憶と人格を持つアンドロイドが、私は人間かと悩むパターンについて
語っているのかと思ってましたよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 19:14:47 ID:a0OsL3ai<> 魂を持ったねんどろいどはロボット? <> 563<>sage<>2008/06/08(日) 19:58:50 ID:jDjMZ6Cb<> モコス=アンドロイド
マリモス=サイボーグマリア





ごめん、自己解決した <> 653<>sage<>2008/06/08(日) 20:00:09 ID:jDjMZ6Cb<> 653だったゴメン563 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 20:32:03 ID:R5O/cxlM<> もうAIとホログラムだけでいい気がしてきた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 20:56:07 ID:Wh695jRm<> >>666
リマー? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 21:06:31 ID:jDjMZ6Cb<> ロボ娘は心霊物の番組とか苦手
反論は認める <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 21:29:07 ID:6WfdwrAf<> 全部機械(AI)=アンドロイド
脳味噌入ってる=サイボーグ
だと単純に思ってた俺はおかしいんだろうか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 21:37:36 ID:5MW5e9XV<> 俺も走思ってた <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/06/08(日) 21:46:17 ID:01uVjtkT<> 同じく
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 21:48:33 ID:gHCYhnBy<> >>668
「幽霊だのなんだの非科学的です」と否定しつつも心霊スポットの行くと(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 21:50:34 ID:tSfTZxry<> >>672
「私は幽霊さんがちょっと羨ましいです。私は、壊れたら多分幽霊にはなれませんから…」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 22:37:53 ID:24iHsRe+<> >>669
それだとAIに生きてる人間の人格と記憶を完全移植した場合を考えると頭こんがらがってこない?
>>668
幽霊はロボとは一番かけ離れた存在だから怖がりそうだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/08(日) 22:38:00 ID:0XOQ83+j<> 「こ、こここわくなんかないですよ、私たちのセンサで感知できないなんて、居ないのも同然じゃないですかっ」
「そう、そうです、感知できない以上は存在の証明ができないイコール居ないんです!」「

「・・・あー、そういう考え方もあるか。所でお前ら、温度と磁場、気圧センサのノイズ除去閾値、下げないようにな?」

「な、なんでですか? 各センサとも、通常稼動ですよ?」
「わざわざノイズを拾うなんて、するわけないじゃないですか」

「それならいいんだ、うん。気のせいだってことにしとけ・・・べったり張り付かれてても気にするな」

「「い、いやー!!!!!」」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/09(月) 01:34:14 ID:B+t7GKQv<> ロボ娘をいじるのは楽しいなぁ(ニヨニヨ

#コミュニケーション的な意味でも、機械的な意味でもw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/09(月) 18:55:16 ID:p7iihzJM<> 「……マスターは以前に言ってましたね。
『センサーや解析では捉えられない物がある。
最後に当てになるのは自分の心だ』、と。
未熟な私は今になってようやく分かりました。
そうですよ。それが出来なくて、何が『初めて心を得たロボット』ですか。


私なら出来る……。
邪気を心眼で捉え……斬る!」

「……と、とりあえず、その構えを解こうよ? 怖いし。
科学的に考えて幽霊なんか居ないって、大丈夫だか」
「来た……! 死んでいった赤ちゃんの邪念が!

マスターの肩に手を……!!」
「(((;゚Д゚)))ヤメテクレ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/09(月) 21:11:42 ID:RWEhXYkK<> ふむ、そのパターンだと。

ロボ娘(主人の右斜め上を少し凝視)
主「どうした?」
ロボ娘「いえ、お気になさらず」
主「気になるじゃないか・・・ん、何も無いが」
ロボ娘「ええ、物理的には何もありません(何かを視線で追う)」
主「(((;゚Д゚)))物理的にって・・・」
ロボ娘(怖がっちゃって可愛いなー、マスター♪)

これもアリ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/09(月) 22:00:07 ID:mb5nQN3Q<> なんか猫に見えたw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/09(月) 23:14:31 ID:p7iihzJM<> >>678
そっちの方がいいなww

「わぁー。電灯のない道も風情があるね。
ほらロボ娘。研究所じゃこんなにたくさんの星、見れないで……」
「あー、このシミは仔をマフィアに殺された母親の幽霊みたいですねー。
ほら、『タチサレ……ココカラタチサレ』って。
あ、こっちはあっちの屋敷の夫人かな。
『私の赤ちゃんを返せ』って。なかなかスウィートな田舎ですねぇ、お嬢様」
「頼むから暗視モードで変な解析ごっこしないでよ……怒るよ?」
「あ。なんだか唐突にバッテリーが尽きそう。こまったなあ(棒)。
お嬢様はお先にお帰りください。私はその辺の電話ボックスでぐっすり充電してから帰りますので。
帰り道はこの道をまっすぐ戻るだけなんで、電気がない真っ暗闇で、途中お墓と防空壕がございますが安心してお帰りくださいまし」
「(((;゚Д゚)))一人にしないでよぉ……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/09(月) 23:47:38 ID:/fUVyqnI<> 邪気眼に目覚めるAIをなぜか妄想したww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 00:21:08 ID:D1TPxCip<> AIの思春期か… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 00:50:06 ID:5C3zIDQO<> 綾○長○系素直クールだとデフォ行動でありそうなので避けた。

「な、なんか出そうだね・・・」
『何か、ですか? 暗い、人気無い、墓地近くとなると・・・例えばゆうれ』
「言わないでよっ!(涙) 噂してると寄ってくるとか言うじゃない・・・」
(ああっ、可愛いですマスター! いやいや、落ち着け私、クールダウンクールダウン)

『それは有用な情報ですね。記憶しておきます』
「どこがよっ!? ゆ、幽霊見たり枯れ尾花というものね、うん、気にしない気にしない・・・」
(機能は無いけど、涎が出るシチュとはこの事ですか!? ああもう、たまりません!)

『ふむ・・・(視線を主人から外し、何かを追う)』
「な、なによぉ、何見てるのよぉ・・・(しがみつきつつ)」
『(見えて無いけどフリで)あ・・・いえ、お気になさらず』
「・・・! ・・・!」
『冗談ですよ。少々悪ふざけが過ぎました、申し訳ありません』

『そろそろコンビニ近くまで出るはずです。GPS情報のみですので、少しズレがあるかもしれませんね』
「こ、怖かったぁ・・・もう、お爺様のご実家近くって、なんでこう街灯も少ないのよ・・・」
(色々堪能致しました。この情報は、家の姉妹機には渡せませんね・・・うふふふふふふふふふ)

『(道の傍らに人影)・・・そこの方、この近くにコンビニがあると聞いたのですが』
「(思い切りしがみつく)ぁぅ・・・あの人・・・」
『(?マスター?)あの、どうされました?』
「あしっ、あ、あしっ、あしっ・・・」
『あし? そういえばありませ・・・え?』

「『きゃああああああ・・・!!』」

うむ、ちょっと人間クサすぎたか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 01:15:49 ID:vbxSvr4J<> 411 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/09(月) 23:56:07 ID:fTsWdRBC
スパロボでレイタソの魅力を再確認した。レイタソと結婚したいよー。

412 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/09(月) 23:58:46 ID:ldow4XJZ
やっぱフォロンよりレイだよな
俺もV-MAXしたい

414 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/06/10(火) 00:07:02 ID:kUA/iLBt
チュンチュン……

「う〜ん、むにゃむにゃ……」
「アラームメッセージ!起床時間0コンマ02オーバー即時起床を勧告!アラームメッセ「う〜んあと五分……」
「レディ!」


なんて素敵な新婚生活を送る気だな
ちくしょう俺も送りてぇよ!



ちょっとワロタw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 03:10:46 ID:VeanijvQ<> >>680
おいその幽霊www <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 03:33:38 ID:ZitPaPxC<> 俺は幼い頃から損な体質だった。
所謂、人に見えないモノが見えるってやつだ。
たいていは害のない朦朧とした奴で怖くもないんだが…一つだけ、俺が物心着いた時からしつこく付け回す、黒い奴だけは例外だ。
そいつは夜だろうと朝だろうと、学校だろうと家だろうと人がいようとお構いなし。
全身真っ黒な体で天井や壁をはい回り、白い顔に洞穴みたいに開いた空洞があるだけの眼腔で、俺を睨み付けるんだ。
そいつは何も言わないが、俺が“見える”のが頗る気に入らないという事は、なぜか確信できた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 03:42:27 ID:ZitPaPxC<> 授業中に悲鳴あげてひっくり返るような変人が、クラスでどう扱われるか…説明するまでもないな。
結局俺は大学を出るまで、その黒い奴のおかげで友達も彼女もできなかった。
だが、技術の進歩がそれを変えてくれた。
得体の知れない黒い奴と対極に位置する、科学技術の結晶…
高性能AIを搭載した最新型メイドロイド…
安い買い物ではなかったが、俺の人生に置いて唯一の理解者となってくれた。
彼女のセンサーも黒い奴は感知できない。結局怖い目に合うのは俺だけなのは変わらない。
しかし…彼女は俺を変人扱いしない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 03:55:46 ID:ZitPaPxC<> 黒い奴に怯え、ガキみたいに泣きべそかきながら彼女に抱き着いても、ただ優しく受け止め、優しい言葉で慰めてくれた。
お袋でさえ、俺を病人扱いしたと言うのに。
彼女を買って半年、黒い奴が現れる頻度は減り、いつしか奴の正体が、俺の心の弱さが見せる幻だったんじゃないかと思うようになった。
もう少しで俺は、立ち直れるはずだった。

彼女が家事をしている時だった。
突然、高感動集音マイクが変な音を拾ったと言い出し、彼女は作業を中断した。
俺には何も聞こえなかった。
音源の方角は不明だが、距離だけが近付いてくると言い出した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 04:11:21 ID:ZitPaPxC<> 突然、彼女の体がビクリと振動した。
俺が声をかけても一切反応を示さなくなり、代わりに彼女は……何かに操られるように両手で顔を覆い、そのまま眼球センサーを両方共、自らえぐり出してしまった。
眼球の無くなった目で俺の方を数秒間睨み付けて来た彼女は、異常に甲高い耳障りな声でこう言いやがった。
「コレデ、マタ、ヒトリダァァァ」

その言葉の後、彼女は自分の頭部を首からへし折り、頭蓋をシンクに叩き付けて、“自壊”してしまった。

黒い奴の正体は今も解らない。
だが、あいつは今でも俺の周りをはい回っている。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 04:24:42 ID:uWRK0cQE<> こえーよwww完全にスレチだよwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 07:57:22 ID:JUz3gT8W<> ぐあぁぁぁぁぁぁが

朝からえらいモン見てしまった……すっげー鬱orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 09:47:40 ID:PWir5Su3<> そこで、悪霊を自らのAIに取り憑かせてパージ、封印する自己犠牲型巫女ロボ娘が登場するわけですね。
わかります。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 10:07:05 ID:YcNRUurN<> >>686
一種のポルターガイストだな。怖すぎる
やはりロボ娘はお化けに無力か <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 10:16:10 ID:e3k0AOMB<> 眼球抉り出して頚椎が破壊されても、ちゃんと復活できるロボ娘はやっぱり素晴らしいってことですね!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 10:58:54 ID:hi3Z250f<> >>693

念動力にも無力だな。
なすすべもなく、内部から分解されていくロボ娘……orz


……って、どうせSFなんだから、対サイキックシールドとか心霊現象キャンセラーとか搭載すればいいのかHAHAHA <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 11:56:02 ID:uWRK0cQE<> 内部から分解されるロボ子か……
背徳感を伴うエロスを感じるなあ…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 12:05:05 ID:YcNRUurN<> 一歩でも動いたら振動でバラバラになるぞ、と脅されて
好き勝手されるロボ娘 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 12:39:40 ID:p1IQ/QI9<> >>696

絵にするのが難しいんだ、これが。てか無理だorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 12:42:26 ID:p1IQ/QI9<> てか、「バイブの代わりに解体用マニピュレータを挿入」、なんて手もあるな、うん。

誰かキボンw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 13:47:40 ID:YcNRUurN<> 「うへへ……最近のロボはバラしやすくていいよなぁ。メンテのためだけだなんてもったいない造りだぜ。
昔のビルトインのロボ娘じゃこうはいかないからなぁ……」
「……!」(発音振動子を抜かれて叫べない)
「ほれほれ、この肩胛骨のボルトを外したらバラバラになるぞー。
意識は残るだろうから、まあ自分の内蔵でも見てろや」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 14:26:13 ID:RleM8CEY<> >>699
つ「バイブの代わりのロボ子自身の腕を(胴体から外して)挿入」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 16:22:44 ID:0cKO9q2q<> 長い間使い込んだ物は魂が宿って付喪神になって
大事にしてくれた人の守り神的存在になったり、逆に粗末に扱った人の
夢の中に出てきて恨み言を言ったりする。
とうに機能停止したはずだけど大事に保管されていたのがまた動き出し、
ご主人様がなんで直ったのかと調べてみてもやはり理屈の上では停止していて
本人に聞いても本人自体もよく分からないとかいう状況になったりするロボ娘とか・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 18:18:25 ID:3dLGz2Rx<> それなんてタチコマ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 21:26:21 ID:JnrK/RW5<> いつからホラースレになったんだよwwww
・・・あれ、パソコンから変n <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/10(火) 22:08:52 ID:PXpRUn5w<> 黒い物って言うから一瞬ゴキちゃんかと思ったじゃないか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 00:28:00 ID:hj6xNIqB<> メインテナンスハッチを開けると一斉にGが飛び出してくるんですね

書いた自分が一番ダメ−ジを受けました
幽霊より何よりそれが一番怖え <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 00:32:14 ID:Q2PLsSWY<> 「た、助けてください…お腹の中を…ア、アレが這い回って…たくさん……」

嫌すぎますね、こりゃ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 00:56:40 ID:O2fbrFa1<> お腹に抱えてる内に愛情が <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 01:27:33 ID:QSxda0bv<> ロボ娘のお腹の中で、一生懸命発電機を回すGちゃん達の姿が…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 02:08:05 ID:9Hg/mnRT<> 文字通りバグってる訳ですね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 02:23:01 ID:vYanNG00<> 「お願いしますマスター! 私、まだ働けます!」
「・・・あのな、周囲が誤解するような事を大声で言うな」
「でも、オーバーホールなんて・・・折角、カスタマイズしたのに」
「お前が勝手にカスタマイズしてパーツに隙間を空けたのが悪いんだろ」
「でも、おっぱいとかおっぱいとかふとももとかふとももとか、市販パーツだとエロさが足りないのに!」
「ええい、お前の頭の中はそればかりか! お手伝いロボの癖に、どこのセクサロイドだよ・・・」
「マスターの体も心もお掃除とお手伝いをと・・・あ、あう、いや、這い回ってる!!」
「艤装が食い破られないうちにとっとと行って来い。パーツ矯正、徹底洗浄と滅菌、駆除その他、フルコースで」

オチはない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 02:35:01 ID:QSxda0bv<> 「ただいま戻りましたぁ」
「なんだ?全然変わってないじゃないか」
「はい、やっぱりひんぬーに戻るのは嫌でしたので、隙間にポリマーゲル蓄電池を詰めてもらいました♪もふもふですよ〜」
「やれやれ……」


「それでですね、お出かけの際にそこらのコンセントから電気を詰め込めるだけ詰め込んでくれば、稼働時間も伸びますし」
「お前……盗電だぞそれ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 02:41:53 ID:LljtlLT2<> おっぱいプレイの最中に漏電とかしちゃったら・・・




シビレるな!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 07:46:29 ID:oEYi+B1s<> 「DNA演算システムを導入しました」
「何が違うんだ?」
「日常的とも言える頻度で新鮮なDNAを補充する必要があります。
 とりあえず、マスターの食事のメニューの見直しから始めますね」
「供給源は俺か……orz」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 22:35:37 ID:JKvSD7zR<> DNAなら髪の毛でも・・・話は思いつかん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 22:46:44 ID:vYanNG00<> 話がズレるが、人造人間の類になると、ロボット、アンドロイド萌えとはずれるのかねぇ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/11(水) 23:26:37 ID:4WPBfh3r<> 人造人間は人間だと思う <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 00:24:02 ID:4NsmUf0b<> 謝れ!レプリカントのレイチェルに謝れ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 00:40:28 ID:ZCPClo09<> >>718様、(どなたかご存じありませんが)レイチェル様。すいませんでした……


罰として、甘美な優しさの中で眠ってきます…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 02:00:05 ID:LsQ5oB4c<> レイチェルと言えばブレードランナーだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 08:07:56 ID:VjfLveh2<> >>720

いや、ハードエッジだろ。


二次創作とか、もう少し盛り上がってほしかったorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 08:43:19 ID:lGJZfTkf<> >>716
造られた存在という意味では同ベクトルな気がする。そこに魅力を見出だせなければ別物。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 21:07:47 ID:yDRWPsps<> 1 名前: ムッシュ ロイ・キロ(愛知県)[] 投稿日:2008/06/12(木) 20:55:37.31 ID:i6FKevD10 ?PLT(12010) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/button1_02.gif
株式会社セガトイズは、自律型女性ヒューマノイドロボット「E.M.A.(エマ)」を9月26日に発売する。価格は18,600円。E.M.A.は、Eternal Maiden Actualizationの略。

E.M.A.は、ロボットに内蔵されたセンサー類によって、さまざまなコミュニケーションが可能な自律型のロボット。
5つのモーターと、障害物センサ(赤外線センサ)、角度センサ、音センサを内蔵。
両手には4方向ポジションセンサを内蔵する。

モーターは両肩、腰、両脚の付け根に搭載され、可動部分は肘×2、肩×2、胴×1、足×2、膝×2の計9箇所。
特徴的な機能として、「キス」モードを搭載。「エンターテイメントモード」時に
ロボットの左手首を手前に押しながら、E.M.A.に自分の顔を近づけると、「チュッ!」という擬音と
ともにキスのモーションをしてくれるというもの。
同社では、これまでのロボットにはないユニークな機能としている。
ttp://robot.watch.impress.co.jp/cda/static/image/2008/06/12/sega_003.jpg
ttp://robot.watch.impress.co.jp/cda/static/image/2008/06/12/sega_004.jpg
ttp://robot.watch.impress.co.jp/cda/static/image/2008/06/12/sega_005.jpg
ttp://robot.watch.impress.co.jp/cda/static/image/2008/06/12/sega_006.jpg


うーむ
理想にはまだ遠いな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 21:25:10 ID:I8FHQ8Mp<> >>723
大きさは1m強くらいだろうか?
俺的には全然アリだなww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 21:29:13 ID:hmZ63jqY<> >>724
> 本体サイズは200×100×380mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリはアルカリ単3乾電池×6本(別売)。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 21:51:17 ID:gEabRLB0<> >>723
これだけの物がそこそこ手頃な値段で一般販売されるだけでもありがたいな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 21:52:37 ID:tLkbbEJG<> あのツクリで、1mのガタイがあったら、ちょいと危険だろう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/12(木) 22:34:08 ID:4PBusj3K<> >>716
気にするな。「ロッサム万能ロボット会社」が作っていたのは
生もの系人造人間だ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/13(金) 00:39:28 ID:vw+CPkom<> ここの住人的には最近話題のアニメ(またパクりか!的な意味で)に出てくるロボットはどうなのよ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/13(金) 01:39:56 ID:bCiGYkM4<> 何の話だ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/13(金) 01:43:59 ID:/Y8LpeZC<> 最近のロボットアニメといえばマクロスくらいしか思いつかないな。
プラスでシャロン・アップルがモノリスだったのは秀逸だったと思う。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/13(金) 02:04:53 ID:isCBui5a<> 最近のロボットアニメといえば…ギアスとかマクロスだな。
個人的には、汎用型と万能型の中間くらいのロボはかなり燃える。


ただ、こんな話題は少しスレチだな… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/13(金) 08:54:18 ID:rLoPq40R<> わざわざ付けるのが面倒だから、という理由だけで幼女型のボディにされた男の子プログラム <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/13(金) 09:55:51 ID:m9GsWWOS<> ボディのオーバーホール整備中、AIは代替ボディに、とかか
キャタピラ&マジックハンドの、
どう見ても有り合わせです、ありがとうございました
だったりなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/13(金) 18:07:02 ID:hmPjonzj<> >>729
ファイアボール? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 00:27:22 ID:eOOWNoj4<> 「ひどいよ博士……ボディだけならまだしも、顔も声も女の子になってる。
僕、一応男性人格プログラムなんだよ……?」
「今更別規格作るのもねぇ……いいじゃない、そのくらい可愛い男の子なら十分アリ!
君ぐらいの年齢ならバレやしないから。まあ、貴重な経験ってことで!
ってかどうせ君のお○ん○んなんかポークビッツにもなりゃしないでしょ?」
「ぐすん……。
性アイデンティティーを持ったAIの研究じゃなかったの……? ひっく」
(ふふ……ホントは男の子ボディも用意したんだけどな。
こんなこと、生身の男の子には出来ないもんね。役得役得。
どんなセクハラしてやろうかな。一緒に銭湯の女湯に入るとか、ああ、女子校に体験入学させてやろうかしら……
フヒヒ、夢が広がりんぐ……!) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 12:14:00 ID:vgdBNAJp<> >>736
博士ダメ人間www <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 13:06:49 ID:XH4q78YZ<> 完全ヒューマノイド型の需要は、大半が女性型ですからのう。
力仕事とかなら、メタル剥き出しとか非ヒューマノイドとかで良いし。
どうしても「男性型完全ヒューマノイド」でないと駄目な商品ってあるかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 13:13:52 ID:Icly7IVE<> 国連からの勧告か何かでアンドロイドの男女比が法制化されてるとか
微妙に人権問題とか絡みそうだからなぁ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 13:17:09 ID:3seh0P1/<> 完全な(人間に近いメンタリティを持った)ヒューマノイドに女性型が多いのは、
「そういった境遇(=自分が作られた存在であるということ)には女性心理のほうが強いから」
という理由付けを行っていた作品があったけれど、本当にそうなのかは不明。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 13:31:19 ID:64g1YXUY<> >>740

些細なことにこだわるのぅ

空山基デザイン女性アンドロイド以外、認めん <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 15:28:07 ID:/XltAx4d<> ゲル状の不定形なアンドロイドなら
潜入工作から座椅子、触手プレイまで幅広く使えるのに <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 16:40:22 ID:5GPtuHhn<> そんな超汎用型人形なアナタにはこちらがオススメ
つ 触手・怪物に犯されるSS


…………あ、逆か <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 16:59:39 ID:I9jh3OI9<> 前大戦で危険区域となった旧市街区に遺棄されてたロボ子を修復して起動させたら
機能停止直前の記録が残っててCQC喰らってうっかり殺されかけた

というありがちな電波を受信した
拾い物を使う時の華麗なマスター登録の仕方を教えてくだしあ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 17:14:45 ID:6HRn2T5F<> >>742
ターミネーター2でしたっけ? あれがおにゃの子型なら完璧でしたね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 19:07:44 ID:eOOWNoj4<> >>744
そのレスを見たおかげで積年の謎が解けた。ありがとう。
色々な人型ロボットの封印がやたら頑丈だったり拘束着じみたものなのは、再起動時の暴走を防ぐためなんだな…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 19:15:31 ID:2GIWK6Nx<> 再起動時の反応か
フルメタのアルの奴はなかなか興味深かった
ロボットじゃなくてAIだが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 19:27:47 ID:aoWkN7M7<> 2010のハルの再起動も萌えた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 22:21:08 ID:HkWL3qUY<> 唐突で悪いけど、試作機(っていう響き)に燃えるor萌える人イルー? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 22:30:11 ID:5GPtuHhn<> プロトタイプがズタボロになりながらも
襲い来る完成体らを退けるってのは
けっこう燃えシチュとしてはポピュラーな方なんじゃないか
中盤で倒してきた完成体らのデータや残骸を基にカスタム化、ってのとかも

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 22:49:14 ID:ldlbC3SY<> 奪ったパーツで勝つよりも、製品化のときに外された機能で勝つほうが燃える。
でも、安価な量産型がオンリーワンな特別仕様型に打克つ方が好みかも。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 22:57:35 ID:vgdBNAJp<> >>749
未完成機という意味でもワンオフ機という意味でももえる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 23:25:28 ID:eOOWNoj4<> 試作……フロンティア精神あふれる言葉だ。
個人的には、小さな製作所で市販ロボ娘に改造を加えてるシチュエーションも燃える。

市販の交換用の顔からさらに好みの顔骨格を削りだしたり、
要所要所のアクチュエータを特注品に置き換えて反応性を上げたり、
運動ルーチンや反応機構を自作のものに置き換えたり、
すべての制御に死人の脳を使ったり。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 23:41:12 ID:ldlbC3SY<> >>753
試作品なんだから社内評価用のフルハンドメイドじゃないのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 23:44:03 ID:IfhAg4+w<> >>746
ロクゼロの最初のシーン思い出した <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/14(土) 23:50:21 ID:eOOWNoj4<> >>754
二行目以降は、「試作」もいいんだけど「改」もいいな、って意味でした○| ̄|_
試作品って設定だと現実味と意外性のバランスが難しい貴ガス

>>755
それをイメージしてた
あとは「機械仕掛けのイヴ」のティエラとか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 00:07:51 ID:Jbw+oXOr<> >>751
凡人が超人やエリートに勝つ話って好きだ。
無敵キャラが主人公のシリアス物って、なんか不自然で好きじゃない。
たとえロボ娘でも。

「『通常の3倍』? 馬鹿馬鹿しい。おごり高ぶるにもほどがある」
「3倍以上、よ。あたしはスペシャルなんだから。
汎用量産機風情が、何度壊されれば済むのやら……スクラップにもならないくらいに、粉々にしたげようか?」
「もし壊されても、幾度でも立ちあがりますよ……
量産機はパーツに事欠きません。
壊された私の修復に使われたのは、狂ったスペシャルプロトのあなたに破壊された、
姉や妹たちから回収したリユースパーツです。
それら全てのパーツには、あなたとの詳細な戦闘データと、理不尽に破壊された恨みが残されてます。
あなたを倒すには、それで十分です。
殺した博士……お父様に、地獄で詫びて下さい。
今度スクラップになるのは、あなたなんですから……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 00:45:56 ID:QOk4X+mM<> とりあえず『試作機?もえねーよ、バーカ!』みたいな意見が無いのはさすが。

試作機ロボ娘SS書きかけなんで頑張ってみる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 01:25:27 ID:xnSa5sJ0<> 試作機には試作機の、量産機には量産機のよさがある。


でも、試作機が量産機よりもアレだってパターンもありうる。
どこぞのOSのRCバージョンなんて、ひどいもんじゃんw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 03:00:44 ID:AP//+9fq<> ドラグナーのことかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 03:31:20 ID:lHBFbYm4<> 試作機と直系量産機の姉妹が、世代すら違う最新型に
・新世代には無い仕様
・積み上げた経験
これらで辛勝、または無双すると嬉しいということでしょうか。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 04:07:54 ID:xnSa5sJ0<> >>761

テラモユルス (`・ω・´)o <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 09:52:53 ID:+bYQAbDl<> 無双はやりすぎかな?
打ち負かすとか辛勝とか、特に辛勝はあの手この手をめぐらすから燃えるし、チームプレーとかで打ち負かすとお腹一杯。
一方的な大勝利とか、訳の分からないオーバーテクノロジーのワンオフ機での大勝利とか、特機に任せてくださいよ、といいたいところ。

ただ臥薪嘗胆の上で、才能が花開き敵をフルボッコとか燃えるな。フル○タとか。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 10:44:08 ID:xnSa5sJ0<> >>763

古畑任三郎って、そういう話だったのか……!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 16:03:59 ID:3yjRhYtn<> ほぼ最強のロボットって設定なのに鬼難度なゲームがあってだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 16:17:20 ID:r0ycXGup<> >>764
ワロタ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 17:22:52 ID:xnSa5sJ0<> >>765
PCeのブロウニングですね、わかります。

あれクリアできたやるいるのかねぇ……orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 17:26:08 ID:9+Q4Y6uU<> まあ、米粒程度の弾で爆発するトランスフォーマーだっているんですから <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 17:50:47 ID:oy/+k1Rh<> それを言ったらチクリと触れただけで即ティウンなアイツは……

古い時代の文化を知っているロボ娘を解凍すれば、古風な話し方や振る舞いが出来るのかな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 20:20:47 ID:9+Q4Y6uU<> キテレツゥ〜

と言うのは置いといて、ござる口調だったら萌え死ぬ

「マスター、お茶を注いで参ったでござるー」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 20:47:37 ID:/3TtnB8k<> >>770
だめだ。うっかり侍しか出てこなかった俺は逆レスレに突入してくるww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 20:53:31 ID:xnSa5sJ0<> >>770
井上よしひさの、くのいち娘ちゃんですな。

下半身直してやりたいでござる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 21:22:08 ID:E9CQH9mS<> エロゲは何故メイドロボとか出すんだろうか
なぜそこだけ技術が発展してるんだろうか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 21:29:17 ID:xnSa5sJ0<> >>773

そこに厳然たる需要があるからさ。
つまり俺たちのことだがw

しかし、メイドロボの登場率が高いということは、それだけ同志が多いってことか。うむうむ。


#誤変換で「メイドロボの搭乗率」になって、一瞬妙に心が震えたのはなんだろうw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 21:55:37 ID:xcPJrDfF<> >>774
何かおかしいのか?>誤変換 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 22:01:50 ID:/3TtnB8k<> >>775
メイドロボの中の人についてないのか、メイドロボが巨大ロボに乗るのかの違いだろう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 22:08:56 ID:fJ3uqzYm<> 東鳩1・2なんか突っ込んでたらキリが無いぜ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 22:28:00 ID:Y7QRHJmh<> ロボットと言えば、ロボット法三原則のアイザック・アジモフがこんなことを書いている。

「ロボットが女性型であるのは理不尽だ。何故なら、サイズ的にも体型的にも男性型の方が容積効率がいいからだ。
私が書いたロボットが押し並べて男性型なのは技術的必然なのである。勿論、一部例外はあるが。
従って、女性型であるためには何がしかの避け難い技術的要求があるに違いない。
私はそれが何かを見極めるために女性型ロボットを微に入り細に入り、検分したのだ。
駄菓子菓子、私の動悸が高まった以外に何ら見出せなかった。然るに、それこそが技術的要求だったのであろう。」

なんてね。アジモフ博士がそんなエッセイを残していたら楽しいと言う妄想。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 23:14:49 ID:Ouzq0eI2<> >>764
俺の思考の展開。

古畑みたいなロボ娘ってどんなのだ?
        ↓
ロボだから、相手の体温や発汗の変化から嘘を暴くとか?
        ↓
「(ペロッ)この味は、ウソをついてる味です……!」

いかん、全然古畑じゃない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 23:22:54 ID:E9CQH9mS<> アニメゲームなどで出た中で強さ的な意味以外で高性能ロボってどんなのだろう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 23:27:17 ID:r48Ywod0<> >>778
いかにもアシモフ先生が書きそうなノリだなw
ここで盟友アーサー・C・クラークに、ショタロボットについて一説ぶっていただきた(ry
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 23:32:56 ID:z1ni0Je/<> C・L・ムーア「美女ありき」

これを読んでも「ロボットが男性型なのは技術的必然」などと言えるか?
アシモフ先生がそんな妄言を書くはずがなかろ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 23:57:52 ID:QOk4X+mM<> >>779

ロボ娘「犯人はこの崖を飛び越えて逃げた可能性があるねぇ〜〜………」
助手男「ええっ!?この崖は無理でしょう!?」
ロボ娘「ふっふっふっ……それを確かめるために君がいるんだよ〜?」
助手男「……うう……」
ロボ娘「跳べ」
助手男「……無理です……」
ロボ娘「跳べ!」
助手男「他の事なら何でもしますから、これだけは……」
ロボ娘「跳〜べ!!」
助手男「…わかりましたよ…やりますよ…」
ロボ娘「ほら、さっさとやれ」
助手男「…男は……男は度胸…!! うおおおおおおおおおっ!!」

ダダダダダダダダッ!!

バッ!!

ガラガラガラガラ…………

ロボ娘「あ〜〜………やっぱり無理だったか……
(私の中のスーパーコンピューター並の頭脳が『不可能』って確定してたもんなあ……)」



こんな感じか?わかりません! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/15(日) 23:59:39 ID:lHBFbYm4<> >>780
ユリアシリーズ。
総じて(目的の用途に関しては)高性能だぞw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 00:07:29 ID:JsX9s3A/<> 「むむ。
犯人は腕を胴体に折り込み、このパイプを通った可能性がありますね……」
「ねーよ!
んなこと出来るやつがいるかっての」
「え?
私なら出来ますよ……んしょ、んしょ、ほら」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 00:16:01 ID:V3LIeueV<> >>785
海野十三の「俘囚」の
帆村荘六探偵みたいなロボ娘だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 00:41:21 ID:g2+KSeiA<> >>785
つまり腕を胴体に折り込める者が犯人なのですね、わかります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 00:48:04 ID:SOlzRNVR<> >>787

犯人は


大 鉄 人 1 7 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 15:42:34 ID:EKMnYeD6<> >>788
いやゼータガンd <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 15:52:49 ID:hiPiC/MC<> バイカ・・・・

いかん、ウィルスに感染して、やたら高いとこに上りつつ前口上を述べるロボ娘が脳裏にw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 16:12:34 ID:o0sYujPX<> ウイルスに感染したロボ娘

・全身の機能が著しく低下して、弱気になる

・ドジっ子になる

・エロくなる

どれが好み? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 16:53:13 ID:lkpDHiUo<> 全身の機能が低下してミスが多くなる

その事からロボ娘が弱気に

もうすぐウイルス除去プラグラムが出来るから気にするなと、頭を撫でる

「感圧センサーの反応がおかしいのです」とロボ娘が言い出して体中のいろんな所をタッチ

というのが好みです <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 19:19:42 ID:JsX9s3A/<> ウイルスに感染したら
・情報漏洩だろう→質問に全て正直に答えるようになる。例えひどいセクハラであっても「回答を止める」機能が動作しない
・データ破壊だろう→記憶を失いつつ幼児退行、鉄屑に。
・病気だろう→普通の病気かと

俺は
・イレギュラー化だろう→ロボ娘ウイルスに変異して、あらゆる精密機器を汚染しロボ娘世界を作り上げる
に1票 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 19:30:26 ID:oE9HlQjF<> ロボ娘がウイルスに感染したら

「体が熱いです」  脱ぎ脱ぎ

「膨張弁と減圧弁がうまく作動しません」 うるうる、濡れ濡れ

「ま、ますたぁ……」 うるるん、ぷるるん

メルトダウン前に制御棒の挿入 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 19:37:29 ID:61racQkH<> 能面状態になってマスターを襲う。
あと、ウイルスを仕掛けた張本人に従う。

ある意味、NTR or 催眠系。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 19:59:15 ID:rWcIcPaW<> ツンデレロボが暴露ウィルスに感染してドタバタラブコメ。これ王道なり。ち、ちがうんだからね!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 22:04:55 ID:JPv1Fl65<> 常識的に考えて人間に反旗を翻すだろう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 23:12:07 ID:wcmSMdQE<> おまえらファイアボール見てるか?
確かにロボ萌え特有の要素(正体がばれるとか、実は怪力とか、ロボット三原則に行動を縛られるとか)
はないがメタリックボディのお嬢さまってすばらしいと思うんだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/16(月) 23:43:49 ID:MrjIAs4B<> >>798
一瞬メタボリックに見えて、なんとマニアックな…と思ってしまった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/17(火) 08:09:24 ID:fXi8rb8Q<> >>799

メタボリックは内臓脂肪のことだから、外見がデヴとは限らないんだぜ(そこが恐ろしい訳だが)

つまり、見た目より体重があるタイプのロボ娘は、ある意味メタボっぽい感じだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/17(火) 09:10:13 ID:0cWPKlRq<> 16日のまとめ
BMI値58のメタボロボ娘がウイルスに感染し、いろいろ漏らし卑語を連呼しながらマスターに抱きつくが(重すぎて)拒絶され、
自分の体重に絶望して世界征服を目論見、自分を重く作ったマスターを監禁しボロボロにする(性的な意味で) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/17(火) 09:28:45 ID:QvZ1y60i<> まとめ乙 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 11:02:49 ID:czorjkzv<> このスレの住人的には

・メイドさんタイプ
・戦闘用
・愛玩用

の内、どれが好み? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 11:06:22 ID:m2DQFxS5<> その3つだったらオールインワンは基本
携帯電話に通話・メール・ネットの機能があるくらい基本 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 11:19:45 ID:MwbSeRHF<> 俺は機能的な物を重視したい

・小柄なおにゃのこなのに力持ち
・精密機械なのにドジッ娘
・ロボットなのにご主人様に服従じゃない
・ローン残ってるのにあぼーんorz





・でもロボットだから最終回であっさり復活 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 11:57:02 ID:Phdct3QW<> これまでのスレで語られた、
・ハカセの手で魔改造
・元戦闘用
・本来の用途じゃないけどメイドロボ
・ガタイがでかい
というのも俺は推したい。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 12:42:51 ID:r900oJWs<> ・ソファーに座るとズボッと埋まって、自分では起きられなくなる。
・逆にメチャクチャ軽くて、湯船の上で浮いている。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 13:01:21 ID:hknNQTkV<> ・稀少金属の使用率が高いので外出させられない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 18:02:57 ID:A63hgU/M<> ・かなりの旧式で、しょっちゅう手入れしてやらないとマトモに働けない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 18:25:18 ID:WL3SAHAT<> 重機みたいな見た目だけどおにゃのこAI <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 20:39:11 ID:71W1rADR<> 壊滅させられた悪の組織の忘れ形見
機密保持兼脱走防止の為の時限自爆装置付き

定期的なメンテの際にタイマーを初期化されていたが
基地は崩壊、メンテユニットごとリセットコードも失われ、期限は刻一刻と迫る

最期は誰も巻き込まないように
一人、どこへとも無く去って行く… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 20:42:08 ID:IBSZD//m<> >>810
ガンバイクのことかーーーっ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 21:24:36 ID:d5kSA7Fw<> サイボーグネタだけど、某スレにて某ゲームのイベントが
貼られていたので置いてみるテスト

つttp://ghardhnti.s11.x-beat.com/cgi-binbin/img-box/img20080612091334.jpg <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 23:06:37 ID:/YteX1Ye<> >>809
その辺はむしろ
旧式:やたら頑丈。整備とかてきとーでおk。
新型:めちゃくちゃ繊細。整備とかもはや素人の手の出る領域ではない。
なんてのも。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/18(水) 23:51:52 ID:K2IgsyA8<> 悪の組織のソファーに埋まっていた忘れ形見をハカセが拾って魔改造した、
元戦闘用の重機メイド。ハカセに服従してない。
繊細な時限自爆装置をリセットするため定期的に湯舟に浸けるが、
大量に使用された希少金属のせいで水に浮く。


混ぜてみた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 00:07:44 ID:Zbfs+CzN<> 稀少金属の所為で水に浮くってのは無理がある。
私の知る限り水より比重が小さい金属はNaだが、こいつは余りにありふれている。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 00:22:47 ID:kQI3mIhR<> >>816
細かいことを気にするな。物凄く強度の高い素材なので、見かけ比重が
水より軽くなるほど空隙率の高い発泡体を作っても所要の強度を
得られる超合金なのかもしれないぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 08:50:07 ID:7A2k478p<> ロボ娘は意図して冷徹に感ぜられる行動をとっているわけではない。
彼女たちは自分に与えられたプログラムから最善を尽くしているだけに過ぎない。
あえて言うならば、冷徹なのは彼女たちの創造者たちである <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 11:39:21 ID:kACCSUe6<> 純粋なナトリウムを水に浸けたら反応してイオン化するから使えないと思う <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 12:05:00 ID:3YHpZ1RV<> 化学のおかげで高校を卒業し損ねかけた俺には難しすぎる話が続いている……


もっと楽にいきましょう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 12:53:23 ID:cBZlu09r<> 化学的に不安定な素材をわざと使ってロボにイジワルするハカセっつーのも悪かないな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 12:59:28 ID:zJZuC/RK<> 水に浸かると柔肌になる金属質な装甲娘とか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 14:23:07 ID:qPKqPMl1<> 水に浸けるとおっきくなる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 15:34:37 ID:mcKIrDJ9<> 普段は柔肌なのに、興奮すると皮膚が硬化する



……そ、挿入できんorz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 15:37:12 ID:efJKgTwb<> >>824
挿入する側ならおk <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/19(木) 18:48:15 ID:IvZ8o+2h<> >>824
SSAみたいだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/20(金) 12:02:02 ID:q13oQpVy<> 「不思議なロボ語」ってなんかいいな。

ttp://japanese.engadget.com/2008/06/19/tokyo-toy-show-sega-toys/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/20(金) 12:41:59 ID:98YsiVqV<> >>827
ふ、フラワーロックの最新型だと!? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/21(土) 08:14:56 ID:NC8T8ZXP<> 巨大テロ組織壊滅の鍵を握る
テロ組織幹部の一人が子供の面倒を見る住み込みメイドを募集していた為に密偵として美少女アンドロイドが乗り込むが

しかし、住み込みメイドと言うのはフェイクで単に女を監禁し犯す為の口実で罠にハマった美少女アンドロイドは絶対絶命の危機にってのもおもしろそうだよね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/21(土) 09:04:03 ID:xs1iHyqc<> >>829
微妙にキカイダー01? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/21(土) 10:17:26 ID:OX2KeqNq<> 今スレも後半になってめっきりSSがなくなったのう。
ウレタンマンエースと中国戦争と森口博子とさくらとエイミーは既に完結しているようだけど
サエコの続きはないのかなあ。真奈美もまだ未完じゃないのか。
427氏は今いずこ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/22(日) 13:24:00 ID:Of5Ryc7W<> >>805
>・ロボットなのにご主人様に服従じゃない

星新一の『一年間』をどうぞ <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/06/22(日) 23:58:42 ID:j6HYOvzR<> >>814
一応新型だけど砂漠や海のような厳しい環境で動作して
手とか動かなくなっても掃除すればすぐ復活するくらい頑丈なロボ娘は嫌いかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/23(月) 00:01:09 ID:OGp3Om7R<> >>814>>833
AKか?!AKのことかァーッ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/23(月) 00:14:19 ID:EWbccc7X<> >>833
セルフメンテナンススキルを使いたがらないのは基本ですね! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/23(月) 00:36:08 ID:doFbdxFT<> 自分をボンキュッボンなボディにするために自己修復用のナノマシンを改造したら、
暴走してガチムチボディになった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/23(月) 01:21:45 ID:fOzC27/Y<> >>836
ウホッ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/23(月) 01:48:59 ID:WozkNxz+<> 土建ロボ・タカさんの誕生である <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/24(火) 00:19:28 ID:j3bakw/1<> 鉄コミュニケーションのオカマさんを思い出した。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/26(木) 15:17:29 ID:GrIDsIeX<> フルメタで洞窟みたいなとこに誘い込んで天井崩落させて
新型のほうは電気信号で収縮する筋肉式の間接だから手足が伸びきった状態だと力が入らず脱出不可能で
旧式だと油圧式で問題なく動けてガレキ撤去して勝利というのがあった
油圧式のロボのほうが強い気がする <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/26(木) 15:38:57 ID:kGsRzDv8<> >>840
正確に言うと最新型のマッスルパッケージは限界性能高いけどそれ以上の力は出ない。
油圧シリンダー併用の旧式は出力低いけど、ゆっくりと力を掛け続ければ限界以上の出力を出すことが出来る




つまりカエルタンかわいいよカエルタン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/26(木) 17:41:04 ID:HgBVhljv<> デジタルとアナログの違いみたいな感じなんだが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/27(金) 10:05:36 ID:+bRmFaZr<> その見解で間違いないと思う。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/28(土) 22:05:34 ID:biN7DI74<> なんだかんだで「ターミネーター2」…また観てしまっている訳だが…



気付いてしまった…
俺のロボ萌えはシュワちゃんが最初だったと…!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/28(土) 22:19:38 ID:9tCX0awb<> T2女性型
生活雑貨から家具・家電、オナホやラブドールまでなんでもござれ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/28(土) 22:20:20 ID:Ho78ivW0<> 原作小説嫁 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/30(月) 07:24:53 ID:C8fEB1PU<> T-Xでよくね?

ストーリーはアレだが殴られて首が一回転したりラスト間際の顔半分機械露出したりするシーンは結構よかった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/30(月) 19:28:27 ID:7CsShoA3<> i-950も忘れないでね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/30(月) 23:10:43 ID:HfkgkrS3<> ここの人らは武装神姫どう思ってんの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/30(月) 23:13:04 ID:7CsShoA3<> 如何に言っても小さすぎる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/06/30(月) 23:55:28 ID:MaLMtmgx<> 可愛いのと格好いいのとBSKの差が結構開いてるよな>神姫
デザインは大好物だが設定面が足りない。
カスタムロボ娘ってだけじゃちょっとメカ萌えにはなあ…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/01(火) 00:00:52 ID:7VN2gAXP<> 可愛くていい感じなんだが物足りない、って感じだな。
ゲームしてみると尚更。
デザインはいい感じなんだが、小さすぎるのがやはりネックかな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/01(火) 07:04:18 ID:/leYSlQw<> つ武装神姫でエロ妄想をしてみるスレ 第八段

http://same.u.la/test/r.so/yomi.bbspink.com/eroparo/1201611718/l10?guid=ON <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/01(火) 07:32:49 ID:/dvkJb8W<> 武装神姫の公式資料
http://karinto2.mine.nu/ulink/uploader/download/1214865069.zip

オサレ絵が嫌いな人は注意かも <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/01(火) 09:08:27 ID:LTu9D/nJ<> >>854
パスがわからん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/01(火) 10:25:53 ID:/dvkJb8W<> しまった
robot <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/01(火) 10:49:43 ID:+gfdmakE<> 武装神姫だと一体だけ買って忘れちゃいそうだが、ホイホイさんだとガラスの飾り棚にびっしり揃えちゃいそうな俺がいる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/01(火) 14:51:08 ID:plzZ5F5B<> そして夜中一斉に狩りに繰り出すホイホイさんs <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/01(火) 22:05:51 ID:LTu9D/nJ<> >>856
ありがとう。落とせた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/02(水) 07:34:14 ID:QsKB5X2J<> 乙女回路搭載型
というスペックが脳内を駆け巡った
搭載するとメンテナンスのためにマスターがひん剥くことすら強烈に拒むようになります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/02(水) 07:47:31 ID:jPmbChjz<> それだと、
日本80年代型とか米60年代型とか、
国や地域ごとで尚且つ年代毎の性格をプログラムしたロボ娘が誕生しそうだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/02(水) 12:11:21 ID:Fs+MWplx<> いらない性格出てきてカワイソス <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/03(木) 05:30:18 ID:unYXa6CX<> 前文明型を選択っと <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/03(木) 11:29:41 ID:S3+/ytUF<> 前文明型ロボ娘「絶望した! 未だに同族同士で戦い続けていて、しかも私に対して劣情を抱くようになっちゃった人類に絶望した!」 <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/07/03(木) 13:03:38 ID:kdUuK7hy<> ファイアボール完結記念あげ


さあオマエラ、人間に包囲されてイロイロされるドロ嬢のナニやらを書く作業に戻るんだ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/04(金) 15:57:57 ID:W/BeZiWn<> 俺はむしろゲデヒトニスのが・・・w

いや、あのボディでご主人様に従う女性風人格だったら最高なんだがね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/04(金) 16:47:37 ID:LRIeGVYj<> あき竹城ヴォイス再生された('A`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/04(金) 23:21:38 ID:xBSfko/9<> http://slashdot.jp/article.pl?sid=08/07/03/1518208 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/04(金) 23:28:16 ID:G/5seA/5<> ロボ娘「我がマスターをたぶらかすなど……人間の女風情が、覚悟は出来ているのか?
まあ、マスターにも浮気の代償は払ってもらったがな。地下に入ったくらいで無効になるGPSなど搭載しているとでも思っていたのかは知らんが。マスターには自我が残る程度にイキ狂ってもらっているよ。

だが貴様は生かす理由がないな……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/05(土) 00:11:29 ID:tfuTQgo9<> 流れ違いすまん。
ワイヤードのロイター記事か何かで、戦場の爆発物処理ロボを「戦友」と感じ、
壊れたロボットを泣きながら「直してくれ、こいつは俺の戦友なんだ!」
と開発会社の人間に懇願する兵士の話があったな。
残念ながら、契約期限が過ぎたとかで過去の翻訳記事を見る事ができないが。
今でも見れるとこない? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/05(土) 01:29:16 ID:qApp8rbD<> モノにそこまで感情移入できるって言うのは人間の長所でもあり短所でもあるなあ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/05(土) 01:48:51 ID:ojYmwwBE<> >>871
外国じゃたまごっちの葬式だってあったんだぜ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/05(土) 04:34:58 ID:fe23merm<> 日本でも、力石とかオスカルとか、葬式してまんがな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/05(土) 10:14:59 ID:ojYmwwBE<> >>873
それは絵とはいえ、一応人だからなあ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/05(土) 16:08:24 ID:F7CNFDtU<> >>870
俺も読んだことあるわ
あとで探してみる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/05(土) 16:41:36 ID:dcaE2zCs<> >>873
なぜ怪獣王の名前が出ない








生き返ったからか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/05(土) 17:26:14 ID:7tm6Dw2f<> >>876
>怪獣王

ターガン? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/05(土) 18:54:38 ID:dIQZVUFf<> >>870
1ページ目はあったぞ
ttp://web.archive.org/web/20060603054025/http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0605/24/news081.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/05(土) 19:42:36 ID:ER1LBZ9m<> >>877
地獄の底へ突き落とせ〜♪ ってちが―─――─う!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/07(月) 23:45:08 ID:M2rK1oNV<> 6神合体ロボ娘 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/08(火) 00:37:43 ID:pkPfkqrd<> 光の早さで歩け〜♪ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/08(火) 08:57:38 ID:njo2BFp5<> 搭乗可能なサイズのロボ娘の場合、コクピットに居るパイロットの動きで感じるとか(感度最大モード)
あるのかなぁとか考える昼下がりのニートの俺キモス。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/08(火) 10:03:25 ID:LU/njfVg<> コックピットに入ってもらうのはパイロットさんが初めてなんです…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/08(火) 10:27:44 ID:ijt+6eAa<> すまん川澄の声で再生された。すまん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/09(水) 22:01:39 ID:59G+guy3<> ドラえもんタイプ(曖昧な表現を理解できる)

ドラえもんの道具タイプ(曖昧な表現を理解できない)
なら、より萌えるのは後者だよな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/10(木) 00:00:11 ID:DeloDV5N<> 「ちょっと手を貸して」
「はいよ」
「分かってて寄越したでしょこれ」
「分かります?」
「腕を貸せとは言ってないもの」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/10(木) 02:47:52 ID:QT6J5pVS<> >>878
うちの環境じゃ見れん・・・が、ありがとう。手間かけてすまん。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/10(木) 17:12:37 ID:nG9wttMF<> >>885
そんな区別方法があったとはw

でも理解できるけど「これだから人間は・・・」って言ってるのも良いよね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/10(木) 17:35:08 ID:Dkj947vU<> 「なんだよ、この機械人形!」
「なによ、この弱小生物!」
って口げんかしたい。


20年近く前に、こいでたく(漫画家)が「ハイパーゾーン」でやってた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/11(金) 05:38:51 ID:zqQih7FQ<> >>887 字化けなら、エンコードをs-jisに切り替えると、見られるようになるかも <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/12(土) 16:24:19 ID:AJwJVIHg<> 文字化けロボ娘ってアリだろうか… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/12(土) 17:41:19 ID:GzyfR3i3<> >>883
>>884
俺は能登の声だった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/13(日) 23:28:45 ID:UaidV56Q<> >>885
俺は断然後者
外見がロボロボしてなくてもゾクッとする <> 保守小ネタ 大学生と介護ロボ 1/1 にっぷし<>sage<>2008/07/18(金) 17:07:32 ID:lc3OM1TX<> 家に届いた女性型の介護ロボと初めて過ごす夜。俺は、やたらとドキドキしていた。
俺は老齢ではないし、何か日常生活に支障を来たす病や怪我や障害を負ってるわけではない。
なのになぜ大学生の一人暮らしのアパートに介護ロボがいるかというと、懸賞が当たったのだ。

安酒でベロベロになりながら気まぐれに書いた葉書が当たるとは、世の中怖ろしい。
ふにゃふにゃの字が、介護が必要な青年が一生懸命に書いたと判断されでもしたのだろうか。
だとしたらちょっとだけ申し訳ない話だった。

とにかく、一人暮らしで年頃でヒャッハーな大学生男子の元に、女性型の介護ロボがいる。
素朴で美しい親近感の湧きやすい顔立ちと、黒髪を三つ網にした清楚な佇まいは、老人ウケが良さそうだ。
そんな冷静な分析も出来るナイスガイな俺様だけど、もう一方では困り果てていた。
ロボットやらアンドロイドやらの知識が無い俺にとって、このロボは人間の女の子同然だったのだ。

彼女を起動してから眠るまでの時間は、そこはかとなく地獄だった。
どう接していいかわからず、相手も介護の必要のない相手にすることがなく、気まずい沈黙が続いた。
指示を待つようにこちらをジッと見つめ、ふわりと微笑んで小首を傾げる姿に赤面した自分が恥ずかしい。
へらへらりと笑顔を返した後に壁に頭を打ちつけ、その様子を困惑気味に見られたのも痛い思い出だ。

時間を持て余すことが予め考慮されているのか、彼女は静寂の中で過ごす佇まいが異常に美しかった。
聞いてみたら余暇に編み物や読書もするらしい……きっと、製作サイドが異常に力を入れたに違いない。
こんなロボに介護されたらそりゃお年寄りも大満足で大往生間違いなしって感じだ。


とにかくグッとくる感じの女の子と最初に過ごす一夜。緊張しないわけがない。
まだ名前を決めていない介護ロボは、コンセントを差し、椅子に座って、スリープモードに入っている。
ドキドキしまくってる俺は彼女を視界に入れないように背を向けてベッドに横になるが、目は冴えていた。

ロボの知識なんて全然ないせいで、背後に座って眠るのは、人間のようにしか感じることができなかった。
それも、黒髪で、清楚で、苦しんでいる老人や障害者に、献身的な介護を行う天使のように優しい女性だ。
そんな素敵すぎる彼女が、どんなわけか俺の家に転がり込み、共に生活することになってるわけで。
そんな風に考えたら、それなんてエロゲ? という感じの精神状態にならないわけがない。
すげえやらしいことしたい。抱きついたりしたい。スカートの中に顔突っ込んでクンカクンカしたい。
ベッドの上で丸まってる俺ですが、チンコはギンギンです。それが何か? と逆ギレしたいほどだった。

時は流れて深夜二時。
葛藤に疲れた俺はなんとか深呼吸を繰り返して性的な欲求を鎮め、明日に備えての睡眠を選択する。
そうして、やがて、やっとうつらうつらできはじめたとき――背後で微かな駆動音がした。
軽く柔らかそうな手が、そっとベッドで眠る俺の身体に触れて、ゾクゾクッと甘美な震えが走る。

(ちょっ、なっ!? 夜、夜這い!? やべーってマジそれやべーって!!)

突然の展開に涙目になり、再びギンギンになったちんこを隠すようにギュッと丸まる。
だというのに、そんなこちらの怯えに構うことなく、布団に潜りこんだ手が俺の身体に触れた。

(なんだこれ、なんだこれ、俺エッチしろって命令してねーのに、まさか察して行動できたりすんの!?)

中くらいの恐怖とドデカイ期待に頭がグルグルになり、身体がカッカと熱くなっていく。
そして俺は、されるがままに。楚々とした美女の甘く優しい手解きによって、眠る姿勢を変えられた。


「…………あの。本当に何してるんですか?」
「その、床ずれがしないように眠る姿勢を変えたのですが……」

語尾を濁したファジーな回答。日本人的な配慮に溢れたAI設計に脱帽。
自分の胸にそっと手を当てて伺いを立てる仕草なんて、健気すぎて涙が出そう。ですが。

「いや、俺別に寝たきりじゃないですから」
「そうですよね、すみません。……………………………………その、お仕事が、ない、から…………」

ベッド脇に正座してごにょごにょと言う介護ロボに困ってしまう。どうにも前途は多難そうだった。おしまい。 <> 保守小ネタ 大学生と介護ロボ 2/1 にっぷし<>sage<>2008/07/18(金) 17:08:58 ID:lc3OM1TX<> 以上です。ありがとうございましたノシ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/18(金) 17:21:11 ID:Xf/SwbUG<> 乙。
仕事をするために造られたロボ娘に仕事がないのって残酷な状態じゃなかろうか。大学生頑張れ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/18(金) 17:39:25 ID:Q90GPNLJ<> 老人の介護用だけに下半身はツルツルだったりしてw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/18(金) 19:41:08 ID:+gvJHka8<> 日常で露出しない部分は人工皮膚にしないでコストダウン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/18(金) 20:33:54 ID:73U0ncN8<> どーしてッ! どーしてキミらはッ!! そー夢がないのかネッ!?

ちゃんとあるけど使わない、使えない、いやむしろ自分でも使い方が分からない、
そんな純真無垢なロボ子とオクテな主人公が、ためらいながらもジリジリと近づいたり離れたり、
そーゆーもどかしさにヤキモキしてこそ嗚呼なんかダメすぎだろ俺 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/18(金) 20:40:10 ID:+17Cg4dS<> >>899
いや、逆にそういうオプションパーツを付けてくれとおねだりしたくても、恥ずかしくて出来ない
出来ないけど欲しい、欲しいけど出来ない、嗚呼どうしようもう壊れそうという手もありでしょう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/18(金) 21:25:34 ID:SARFTnmM<> 介護では入浴介助などもあるので、防水の為に繋ぎ目の無いALL人工皮膚仕様となっています <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/18(金) 21:28:07 ID:IijZQ/1R<> 充電の体勢が、壁に向かって体育座りなロボ娘。
何故か空気が重いです。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/07/18(金) 23:32:16 ID:rfAV/MMM<> ロボ娘がロボット学者になってロボ孫娘を作るってのはアリ?
ついでにロボ娘が親バカだったら萌える。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 10:24:16 ID:NGQIuGLH<> ロボ子(設定年齢15歳)は手芸が好きだ。良く動物のヌイグルミを作っている。
棚に飾って、時々、話しかけたり、抱いたり、服を変えたりして可愛がっている。

そんなある日、タミヤの広告を熱心に検索していた。
http://www.tamiya.com/japan/kousaku/k_item/robocraft/kit71101.htm
http://www.tamiya.com/japan/products/list/educational/kit70001.htm

気が付いたら、ロボ子と同じAIを載せたヌイグルミロボ孫が家の中を徘徊している。
ロボ子が外出してる最中ずっと、「オジイチャン」「オジイチャン」とまとわりついてきて、だが、皆同じ「ロボ子の」声だから誰が誰だかわかりやしない。


だからボクは「オジイチャン」では有りません。
せっかく設定で、ロボ子に「お兄ちゃん」と呼ばせているのだから、せめて「オトウサン」だとか「オジチャン」と呼びなさい。
・・・・・・
って聞いてないし。



あまりにウルサイし、ボクは適当な1個の後ろ足を持って逆さに持ったら、
いっせいに
「オジイチャンの変態、いくら孫でも女の子のオマタを覗くのは許せません」
と蹴飛ばされたり、足をよじ登り、背中やお腹を殴られた。

余計なモノを付けやがったな。ロボ子の奴。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 10:47:37 ID:P42gyzXo<> 続き
IDが違うのは、いまどきダイアルアップ接続なので、いちいち接続しなおししてるからです。


ある日、背丈1メートル、7頭身くらいの人間の格好の子を作った。
「はじめまして お祖父ちゃん。
 あたしママと違って10気圧防水だから、台風や暴風雨でも大丈夫だし、お風呂にも入れるんだよ。
 それから、あたし、オマタ覗いても怒らないから。」
着ている前ボタンのワンピを自ら脱ぐロボ孫  ぱ・・・ぱんつ・・・・・・はいてない!


ロボ子
「防水のために生殖器関係は付けてないから、パンツで保護する必要ないし・・・・・・」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 11:38:10 ID:cIuDm/66<> ぱんつが保護しているのは、履いている側ではなくて、
実は見る側の理性、ひいては社会的地位なのかもしれないな、とか思った。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 12:03:22 ID:oYfVM9IO<> 確かに神姫は履いてないな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 12:55:18 ID:Y8wAzCsV<> 江戸時代、着物の下に何もつけないのが普通だった。

もちろん、なにかの拍子に見えることもあった。
しかし、それで劣情を催す人間は(一部にはいただろうが)いなかったと聞く。

風俗とか価値観、倫理観自体が違ったんだな。
アソコは必死に隠すもの、という倫理観は、開化以降西洋から入ってきたもの。

純東洋系思考システムさえ搭載すれば…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 13:00:28 ID:2Apd9l4D<> >>908
オープンで誰でも体を持って歓待するか、
貞節第一で嫉妬深いか、
どっちも極端になりそうだぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 13:32:15 ID:pNH0nmUM<> いえ昭和に入って、1940年以降だけど。一般の女性がパンツ穿くようになったのは。


なんだっけ
東京の渋谷109(東急デパート、東急電鉄系列の百貨店)の前身である『白木屋』で、クリスマスセール中に火災を起こし、屋上に逃げた客たちの中の一部の男性(既婚者の中年紳士風の数名)が非難具で逃げるのに
「下に集まった男の野次馬たちに、自分の奥さんのスカートや着物の中の肉を見られたくない」
と、文句を言ったらしいね。
一般の女性客は自分たちの着てた服を脱いで繋ぎ合わせてでも逃げたそうで。
若い恋人同士とか老夫婦などは、お互いに協力して逃げきったと。親子連れの場合も逃げ切ったと。

しかし、この文句を言った旦那たちのそれぞれの奥さんも、例え裸になったとしても、焼け死ぬよりはましと言ったらしいけど、夫の猛反対で逃げ場を失い、昇天したり大やけどをしたり、の二次災害の被害にあったってね。

それで、第二次世界大戦後に、5階建て以上の建物が増えたので、皆でスカートの下にぱんつを穿くようになったと。


だけど女学生の場合は
大正初期、1820年頃京都と福岡の女子校で、日本で初めてと二番目に膝丈スカートとセーラー襟の上着、を制服に取り入れた時に、フクラハギ丈白ソックスと白サルマタをも制服として指定したそうだね。
両校ともに船の実習があって、帆を張るなど高所での作業があったので、その時にスカートの捲れが有り、お肉が見えるとまずいから
と言う理由でサルマタを制服としたそうだ。
えーと、当然、ブラジャは使わなかったから、胸のふくらみは隠しきれてなかったそうだけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 13:36:04 ID:WhL2yL3s<> うへ 100年間違えた。

1920年頃だよ。女子校生のサルマタ制服は。
大正初期ね。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 14:41:38 ID:+xaHbXeD<> 白木屋、ってそういう話だっけ?

田舎のじいちゃんとばあちゃん(実のおじいちゃん、おばあちゃんでなくて、近所に住んでる90歳と88歳の老夫婦)の話だと、

赤子のオムツと同じで、風邪や腹痛などでシモの締りが悪い時や、祭りなどで裸になる時、または、女子の生理の時などか特殊な職業(今で言う風俗だとか)には、フンドシなどの今でいうパンツを穿いたが、
日常は素肌にじかに服(和服、今で言う浴衣とかカスリとか)を着てたそうだ。冬はその上に厚地の服を重ね着したが。
 だから、服とパンツ(下着)を着てると「具合が悪い」または「遊女(風俗系、お水系)」と言う事を皆に言うのと同じで恥かしい事だ。穿いてないのが正常で正当だ。

という事だそうだ。

だとしたら、ロボ子にはパンツは要らないのではないか?と思う。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 15:02:56 ID:2Apd9l4D<> 服飾の様式として下着は必要だw
じゃないと、脱がす楽しみがなくなるじゃないかっ!!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 15:12:44 ID:eyeZbsyj<> ロボットといえば、ミサイルやらレーザーやらいろいろ内蔵してるもんだ。よって

パンツ内蔵 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 20:50:09 ID:KL2SxbRK<> 外装ではなく内蔵って事は…はいてない? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 20:56:43 ID:Ef3YhUD8<> 内蔵だと取り外し不可になっちゃうから、腰部分が下着っぽいデザインの外装パーツになってると見た。
GS美神のマリアみたく <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/19(土) 23:21:42 ID:xx938mhl<> マリカンのマリオネットみたいな感じか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/20(日) 04:07:04 ID:i6yT+x61<> 立て膝の姿勢から膝関節のカバーを開く
射出口が展開し、カプセルに入ったぱんつを発射――

ってとこまで考えたが、使い道ねえよこんな機能 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/20(日) 06:59:53 ID:KB8+Z1qh<> 下着ドロ撃退とか…? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/20(日) 10:39:40 ID:SN/GBKXE<> 泥棒に追い銭かよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/20(日) 16:18:37 ID:dzlq6ovN<> 手を出すと痛い目にあう、トラップぱんつなんだよ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/20(日) 16:27:39 ID:TvQrJVoP<> トラップぱんつ 略して トラパン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/20(日) 18:57:19 ID:WgX09OdM<> ぱんつシュレッケは対戦車パンツ。地対空パンツとか地対艦パンツもあるいは。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/20(日) 23:36:51 ID:Yy9Mc0s9<> サポートメカと合体するためのジョイントが股間とお胸 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/20(日) 23:45:16 ID:wDisfWnX<> 棒型のサポートメカを妙に好むロボ娘 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/20(日) 23:49:48 ID:YIWYITrB<> この棒をご主人様のお尻にですねぇ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/21(月) 09:41:52 ID:KRg3auDG<> 補給ユニットとのコネクタとか
アニマル型メカと合体とか
流体金属の追加装甲とか
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/21(月) 10:44:26 ID:8TpXNTmD<> ロボ子は妊娠しないんだから子宮の部分のスペースがあいてるんだが
技術者としては何か面白いものを仕込みたいんじゃないだろうか
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/21(月) 11:04:25 ID:pvkFggc2<> >>928

人工子宮詰め込んじゃったので空いてませんが何か? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/21(月) 11:27:26 ID:8TpXNTmD<> 人工子宮って言うとあれだろ?
触手のように伸びてきてチンコの先に吸い付いて電気信号を流して強制的に射精させていくやつだろ?
なぜか法的にあれ以外の人工子宮違法になったから一部のマニア以外トラウマものになっちゃって
ロボ子発売以来下がり気味だった出生率が上昇してきたってやつ <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/07/21(月) 11:40:33 ID:oEx23AT5<> >>916
つまり性的興奮状態になったら挿入口が開くという訳だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/21(月) 12:17:21 ID:gCwOkWcz<> 想定19歳以上50歳以下のロボ子は妊娠も出産も出来るよ。
だけど生まれてくる子の個性は、オトウサンと同じだけど。

胎内にある人工の無個性卵を使うから。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/21(月) 12:43:38 ID:CaHt/f74<> ご主人様が大好きなアンドロイドが、
ご主人様と身体の弱い妻との間の子を代理出産すると。

ご主人様と自分の赤ちゃんが欲しいと思いながらも、
ご主人様と妻との間の子を宿して大きくなったお腹をさすると。

身体が弱い妻の代わりに性欲の処理を担当しているけれど、
夫妻にとっては一介のアンドロイドに過ぎず、悲恋に胸を痛めると。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/21(月) 12:53:57 ID:GMvLJF3o<> >>933
その設定だと、ロボ子にとっては妻も「ご主人様」だと認識してると思うからビミョー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/21(月) 17:55:06 ID:SkBIH6ze<> 「なんでウエポンベイ開くの?えっえっ?ちょっと、あっウエポンラックそんなに引っ張ったら延びちゃうぅ!!
ああっダメっハードポイントいじっちゃやあぁぁぁ外部環境センサ舐めたらあっあっ」
>>927こうですか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/24(木) 07:47:20 ID:knNmysOR<> 子宮のスペースには副脳とも言うべきCPUをいれてる
頭だけじゃ身体的な制御が追いつかないのよ
ウチの娘 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/24(木) 09:36:50 ID:8bY5Gikd<> 中田氏されたらのーみそが精液漬けになって
エロエロモードにチェンジなのですね、わかります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/25(金) 02:12:05 ID:OxlbRHVY<> 今日、虫除けスプレーのCM見た。
なにか凹んだ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/25(金) 15:48:04 ID:P0WLBPzn<> 手首が折れてアンカーを打ち出したり
脇腹に隠し腕が仕込まれていたり
おへそが大型ビーム砲だったり
そんなロボ娘を作りたい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/25(金) 16:33:46 ID:OzMraE6f<> 伸縮する手首
臑にリボルバー内蔵
股間からワイヤー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/25(金) 16:41:00 ID:gwT3D+Zc<> 手からロールケーキを出すロボを作ろう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/25(金) 17:29:09 ID:4qH6+hdz<> おっぱいミサイルを欲しがるロボ娘 <> 暑い夏の日に<>sage<>2008/07/25(金) 17:34:26 ID:3nadX/C0<> 「ん? なんだ? その食材は?」
「まあ、見てて下さいよ。
 @牛乳と生クリーム、グラニュー糖40gを鍋に入れ、沸騰しないように温めます
 Aボールに卵黄と残りのグラニュー糖20gを入れ、泡立て器で白っぽく、もったりしてくるまで良くかき混ぜます。
 B(1)で温めたものを(2)のものと少しずつ混ぜます。
 C(3)で混ぜたものをこし器でこします。
 Dとろみがでたら氷水で室温くらいまで冷やし、バニラエッセンスを加えると、ソフトクリームミックスになります。
 E以上で出来上がったものを私が飲みます。
 F体温調整を逆相にして内部温度を下げて撹拌します。
 G最期にコーンに盛り付けるのですが、ちょっと席を外しますね……





 Hソフトクリームの完成です♪」


「……どこからどうやって出したのか説明してもらおうか」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/25(金) 19:15:33 ID:AsrtTKUc<> >>943

それどこのガッちゃん?w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/25(金) 19:19:43 ID:pXX/LVEt<> >>943
萌えた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/25(金) 21:20:23 ID:WKPuvCOP<> ファイアボールを観たんだが良いなアレ
人類軍にマワされるお嬢様とか猿に獣姦されるお嬢様とか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/26(土) 05:01:04 ID:IUuulF/3<> 人類軍に小突かれてふらつきながら歩くゲデヒトニスとか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/29(火) 21:26:29 ID:jirEQBfv<> http://www.gmog.jp/kinos/support/notice/view.asp?cnum=38
ロボ娘っぽく見えてしまった。別にミクじゃないんだから勘違いしないでよね! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/29(火) 22:59:15 ID:mdzt6F7y<> >>948
見ようによっては脳内変換でロボ娘に見えるのは同意だが、
本質的には果てしなくスレ違いだなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/30(水) 21:56:40 ID:XVWjLxbl<> 圧縮回避保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/31(木) 18:11:08 ID:s6gHz6jn<> そろそろ次スレかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/07/31(木) 18:42:33 ID:P1YSyyNM<> >>970>>980辺りでいいと思う <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/01(金) 12:18:49 ID:fxBljHzg<> このスレが完走間近まで行くなんて
珍しくないか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/01(金) 12:25:05 ID:A4SLf8/P<> …まじだ
ttp://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-box/box_lineup.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/01(金) 12:25:23 ID:A4SLf8/P<> ごめん誤爆 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/01(金) 13:07:47 ID:LvDRt6qx<> そういえば最近ホシュたんを見ない気がする <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/01(金) 16:37:01 ID:CMdwvSpm<> >>953
ヒント
容量 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/01(金) 17:59:14 ID:CDI1hmlS<> >>954
維新と厚さでタメ張る川上もまたロボ娘出てくるの書いて欲しいわけで。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/01(金) 21:34:14 ID:3BPM5+J+<> 最近はSSの投下がめっきりないなあ・・・ということで次スレに期待 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/06(水) 14:45:47 ID:fv4F3gEo<> 容量と次スレ(>>970)のどっちが早いだろうか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/06(水) 14:57:20 ID:6whjapQ9<> >>960
 今現在、このスレの残り容量は、500−344=156KB

 >>970 の方が早いと思う
<> 名無しさん@ピンキー<><>2008/08/06(水) 16:03:14 ID:18hU2n2b<> 次スレに期待だな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/06(水) 16:54:06 ID:j7rIeXLP<> 投下されるSSは もちろん楽しみなんだが
時折、投下される小ネタも楽しみな俺

保管庫が欲しいな
誰かwikiでも立ち上げないか?
ログがあれば多少の手伝いはできるが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/07(木) 04:35:17 ID:BsPbexw0<> >>963
とりあえず@wikiで暫定的に作ればいいんじゃね?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/07(木) 07:48:00 ID:hsva6r6i<> >>964
それは軽率すぎるのでお勧めしない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/07(木) 12:46:02 ID:ELPmsEbx<> >>965
なんで? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/07(木) 21:57:47 ID:0Xp15Yz2<> wikiって昔もなかったっけか・・・?記憶違いかもしれないけど。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/08/07(木) 23:05:39 ID:BsPbexw0<> >>967
あったけどログのデータ置いて更新終わった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/10(日) 14:41:10 ID:5Z7t1qVl<> ファンタシースターポータブルのヴィヴィアンに萌えた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/10(日) 17:18:33 ID:XnuK+bVo<> 本屋行ったら神姫の漫画売ってたんだけど、このスレ的に美味しい展開有り? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/11(月) 11:00:05 ID:jg/hy4Mp<> >>970
神姫とキャッキャウフフする漫画を期待してるのなら即買い。
ロボ娘とキャッキャウフフする漫画を期待してるのならモロに期待外れ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/11(月) 13:53:51 ID:IiMFxBAE<> >>964
atwikiはエロ駄目ですだよ <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/08/13(水) 02:44:06 ID:sTZ3MTYB<> まじで!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/13(水) 02:50:01 ID:L7b87xm5<> 規約上はダメだけど、事実上黙認されている状態。
いつ消されても文句は言えないな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/14(木) 08:49:53 ID:eD/QuZ5R<> ホシュ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/14(木) 10:05:50 ID:EC7Jo/sL<> ひさしぶり!
ホシュタソ乙 <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2008/08/19(火) 13:54:49 ID:Za4pKTbV<> ロボ娘は腕や足や胴体の皮膚(っぽい色の外装)をさらけ出しちゃダメだと思うんだ。
ちゃんと人がコスプレしてるわけじゃない、って示さなきゃ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/19(火) 15:28:34 ID:QwCYwQ3j<> >>977

そこでメカスジとマーキングですよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/19(火) 15:44:18 ID:fdf4C1or<> まホロンまてぃっく鋭意執筆中。ってペヤング好きしか喜ばんなこりゃ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/23(土) 10:32:07 ID:bAm9d2hw<> 股関節にオナホールを取り付ける・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/23(土) 14:11:43 ID:IRNpcRJS<> >>980
次スレヨロ <> 勝手に建てました<>s=age<>2008/08/23(土) 23:47:34 ID:z82EUWed<> 勝手に建てました。

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219502527/

はい 私は >>980 様とは無関係です。
単なる、ヒマなロボです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/24(日) 00:07:21 ID:pXSmITQn<> >>980
私たちには標準で女性には人工子宮が、男性にも同じように人工品ですが標準で付いています。
擬似生殖機能もありますで、子を残す事が出来ます。

オナホールなどに付け変えられない事は有りませんが、付け直し手数料も勘案しますと結構高額になり、かえって損だと思います。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/24(日) 03:39:41 ID:BnI+dWI6<> >>963
一応保管庫はあった。

ttp://sslibrary.gozaru.jp/
オリジナル、シチュエーション系の部屋 3号室


テンプレにすら入れられてないし、「収納済:3rd-415th」でとまってるが...。


管理人に頼めば、どうにかなるかね。
まずは過去ログあさる必要があるかもしれないが。
小ネタも収録依頼したら拾ってくれそうな気もするし。
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