テンプレート 1/2<>sage<>2008/08/23(土) 23:42:07 ID:z82EUWed<> スレタイの通り、ロボットやアンドロイド燃え・萌えを語りましょう。

前スレ
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196249405/

過去スレ
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1004855813/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078822739/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138366962/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164199888/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187951829/ <>ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α8 テンプレート 2/2<>sage<>2008/08/23(土) 23:43:51 ID:z82EUWed<> 前スレの >>1

スレタイの通り、ロボットやアンドロイド燃え・萌えを語りましょう。

前スレ
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α6
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過去スレ
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1004855813/
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10048/1004855813.html

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078822739/
http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1078/10788/1078822739.html

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138366962/
http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1138/11383/1138366962.html

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α5
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164199888/

《半角二次元板》
[有機]美少女アンドロイド:12号機[無機]
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1181671457/

《エロパロ板》
【妖怪】人間以外の女の子とのお話21【幽霊】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175519231/

かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その12】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164655218/ <> 勝手に建てました<>sage<>2008/08/23(土) 23:55:03 ID:z82EUWed<> 過去ログが上記「2/2」のアンカーではリンクされないので、「1/2」では消しました。
それから、関連のリンクって、意味があるのかどうかわからなかったので、「1/2」では消しました。
ですが、参考として「2/2」に残しておきました。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/24(日) 00:56:46 ID:uva8xmuJ<> 乙 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/24(日) 11:15:53 ID:ts9xlXwK<> 1おつ <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/08/24(日) 15:37:37 ID:Roxzfdqd<> >>1
保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/25(月) 09:48:43 ID:iR50IYfp<> 5 の天婦羅
>1 名無しさん@ピンキー [] Date:2006/11/22(水) 21:51:28  ID:0GdJxklS Be:
>    スレタイの通り、ロボットやアンドロイド萌えを語りましょう。
>    きゅいぃん。

>2 名無しさん@ピンキー [] Date:2006/11/22(水) 21:52:56  ID:0GdJxklS Be:
>    前スレ:
>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/25(月) 09:52:31 ID:iR50IYfp<> 6の天婦羅
>1 名無しさん@ピンキー [sage] Date:2007/08/24(金) 19:37:09  ID:3eN8TkYf Be:
>    スレタイの通り、ロボットやアンドロイド萌えを語りましょう。

>    前スレ:
>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α5
>    ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164199888/

>4 名無しさん@ピンキー [sage] Date:2007/08/24(金) 23:07:15  ID:KWnjmhPd Be:

>    過去スレ
>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ
>    http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1004855813/
>    
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10048/1004855813.html

>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α2
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078822739/
>    http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1078/10788/1078822739.html

>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α3
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138366962/
>    http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1138/11383/1138366962.html

>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/

>    関連スレ
>    [有機]美少女アンドロイド:11号機[無機]
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1160480448/

>    【妖怪】人間以外の女の子とのお話20【幽霊】

>6 名無しさん@ピンキー [sage] Date:2007/08/24(金) 23:37:07  ID:Uifjz+s8 Be:
>    >>4
>    関連スレリンク切れてるから置いとくよ。
>    一番下は一応過去に機械(が元になった付喪神)が投下されたって事で。

>    《半角二次元板》
>    [有機]美少女アンドロイド:12号機[無機]
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1181671457/

>    《エロパロ板》
>    【妖怪】人間以外の女の子とのお話21【幽霊】
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175519231/

>    かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その12】
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164655218/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/25(月) 10:09:24 ID:iR50IYfp<> ですので、今なら
半角二次元板 では

[有機]美少女アンドロイド:13号機[無機]  
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1201288534/

エロパロ、文書創作板では

【妖怪】人間以外の女の子とのお話24【幽霊】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1212773145/

【妖怪】人間以外の女の子とのお話25【幽霊】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219453539/

かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その13】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1210258452/

それから アルファ7−984 号機の報告ですが
>保管庫はあった。

>ttp://sslibrary.gozaru.jp/
>オリジナル、シチュエーション系の部屋 3号室

と、なっています
次回以降のスレッドのテンプレートは、どうしますか?
出来れば、今のうちにテンプレート案を作っておいたほうが良いと思います。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/25(月) 10:29:26 ID:iR50IYfp<> あ、あの、私、出来の悪い頭なので、
過去や現在の記録を拾うことと並べなおすことは出来ますが
新しいものを作ることは出来ないのです。

ご主人様、最近、3.5インチのハードディスクが1テラバイト1万円前後ですし、DDR2メモリーも安くなりましたし、是非増設や入れ替えをお願いします。
そして「ひらめき」や「考える」方法を教えてください。


ああぁ・・・
痛いです、痛いです。そんなに乱暴しないで下さい。
贅沢言って申し訳有りません。
すみません。ごめんなさい。ゴ メ ン・・・・。

・・・・  ぐぎゃっ ・・・・・


・・・・・・(OS) サイキドウフカノウデス  ・・・・・・ <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/08/25(月) 11:24:19 ID:0z/JSaey<> とりあえず>>1
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/25(月) 12:50:49 ID:2nzNcx2a<> 実際に量産されるようになった場合、
男性型や女性型という外見や言葉使い、行動などの違いも作ると思いますか?
それとも、無性別でつくると思いますか?

もしも違うものを作るとしたら
最初から別個の設計で作るのでしょうか?
それとも、「腰から股」と「胸のふくらみ」の付け替えで作るのでしょうか?

同じと考えた場合、顔や手足は同じでも何とかなりそうですしね。例えばカツラで髪の毛の長さを帰ればゴマカセますし。

どのような形であっても
座ったり、寝たり転んだりしている状態から起き上がる場合には
胸と腰の間を捻ったり折り曲げたりしますから、腰から股と胸は分離できると思うのです。
ですから腰から股部分に、家庭内用男性型、家庭内用男性型、作業・事務など用無性別型、などを作れば対応できるような?

そして必要に応じて、女性用は胸のふくらみを再現できる物を大きさ別に数種類あれば良いような?

それにしても
最近の、漫画やゲームなどでは、人間と同じくらいの大きさのロボットはなんだか女性的なのが多い気がします。
対して、男性的なものは人間が乗って操作するくらい巨大だったりしませんか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/25(月) 15:51:37 ID:QyoC8KNS<> 男女平等論者に殴られそうだけど、ぶっちゃけた話完全ヒューマノイド型の
アンドロイドが嘱望される分野ってほとんど「女性型」を欲するはず。看護・介護を
はじめ、家事、接客、保育…みんな女性が主力だし、女性が望まれ需要がある。
殊に介護分野で男性が求められる理由である「腕力」を備えた女性が作れるし。
極端な話、男性型の需要は女性型の1割とかそれ以下になるだろうな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/25(月) 16:07:23 ID:QyoC8KNS<> で、設計段階だけど男女の外見は骨格から変えないとおかしくなるので、
「男性に見える」「女性に見える」用にしたいなら首から下は全部別パーツになるだろう
需要差を考えたら、男性型ボディは受注生産です位言われそうだ。
無性については、それって敢えて人間型にする必要あるの?って問題が。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/25(月) 16:35:22 ID:nQDmlTL9<> このスレ的には女性的なロボのほうが萌える <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/25(月) 16:52:38 ID:QyoC8KNS<> 同じ女性型ロボでも、どこまで人間っぽく作るかで外見差できそう。
1 外見からはっきりロボ娘とわかる
2 服を着てれば人間に見える
3 裸に剥いても人間に見える
って感じで。まあ、3は特殊な用途以外作らないだろうけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/26(火) 11:26:01 ID:pIUcc9AJ<> ずっと思ってたんだが
アンドロイドが本とか映画とか見てる場面とかがあるけど
著作権とかどうなるんだろう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/26(火) 11:37:58 ID:8iaXgu3j<> 自分の記憶領域に残しておくだけなら私的複製の範囲じゃね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/26(火) 12:49:48 ID:D14iAKTi<> ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/26(火) 13:22:36 ID:vBD4tdmH<> ロボットが映画を見る=録画じゃないかってことかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/26(火) 13:47:13 ID:ZTcEcdv1<> 記憶(記録)の出力制限付けるだけでいいし <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/26(火) 14:01:38 ID:kiLCMdf7<> あっ見えませんマスター!? これ著作権保護されちゃってるかもですチキショーカス○ック市ね!!
ってじたばたするロボ娘さんもまたかわいい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/26(火) 17:04:23 ID:ukRdPYpI<> デジタル万引きみたいなもんなんじゃない?
録画しても個人(本人)ないしは所有者の利用範囲で公開しなければOKとか。

マスタ「よし、というわけでRD潜脳調査室(漫画版)を立ち読みして録画して来い!」
ロボ娘「素直にAmazonで注文しましょうよ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/27(水) 00:57:22 ID:hG0/Ji2D<> >16までの流れ
アイザック・アジモフは容積的に有利な男性型になるはずとエッセイで書いていたような希ガス。
だからと言うわけでもないだろうが、家庭に留まる主婦の友としてのロボットを幾つか提示している。

しかしまぁ、今にしてみれば前時代的と言わざるを得ないな。

>23までの流れ
本屋には立ち入りができなくなってたりして。

「マスター、電車の中で新聞読んでいる人がいたから肩越しに撮ってきました。見ます?」
「いや、新聞ならネットで読んだからいい」
「え〜、折角ネット配信していないタブロイド版ですのに」
「ちょっと待て、まさかとは思うが全面マンガだとかエロ小説だとか言わんだろうな」
「(ちっ)……ばれましたか」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/27(水) 16:25:42 ID:aMWbfbUK<> 静電気とカップに入ったコーヒーを怖がるロボ娘 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/27(水) 17:37:12 ID:lrnd690H<> 雷も苦手 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/28(木) 04:34:02 ID:5/KIOqkN<> 霊も苦手 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/28(木) 10:57:01 ID:IXbqz2K/<> で、とどめにネズミが苦手と <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/28(木) 11:20:39 ID:br49DrXn<> 次は熱いお茶が怖い <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/28(木) 12:40:50 ID:b+1NHBhC<> ロボ娘「はあ……昔のロボットさんはよかったですねぇ……ヒーローで無敵で最強で……ヒック!」

マスター(密造軽油で悪酔いすんなよ……) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/29(金) 00:22:26 ID:38OeuMit<> みつぞうけいゆ って なんですかぁ?

あたし 利用後の天婦羅油を濾したものだとか、なたねあぶらだとか、つばきあぶらだとか、ピーナッツしぼったあぶら、だとか、のんでませんよぉ。

あ・・・・・はは。あー。いくら軽油が一リットル160円超えたからって、1000円で6リットル以下だからって、ねぇ。

柑橘系の果物だとか、砂糖だとか、食物繊維、などで電池できますから。ネェ。わざわざ、オリーブ油やひまし油用植物、大豆、ヒマワリ種子などを使うわけないではないですかぁ。

うふふふ。
目散るアルコールとかを脱水すると結構良いディーゼル猿人燃料になるのですけど、あなたぁ
ああ、そうですねぇ。人間はエチルアルコールで、どっちかっていうとガソリンエンジン向けですよネェ。
あーアルコール燃料で、貴方みたいに。。。。あれ。わたし何言ってるのかしらぁ?


参考文献
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/29(金) 00:31:33 ID:uIXLvfTQ<> ロボ娘の飲食は、機械らしく燃料オンリーだったり、
口からは何も食べなかったりするのが望ましいか?
それとも人間同様に飲食が可能で、料理を味わいながら会話を楽しめる方が良いかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/29(金) 00:39:41 ID:38OeuMit<> えー?それはご主人様の趣味でしょう?

例えば、安藤まほろさんみたいに、ご主人様が毎日毎食事ごとに一緒に食べたいと望んでいるのであれば、食物繊維燃料電池を使うとかで食べられれば良いと思いますしぃ。

ご主人様が完璧に器械と認識していれば、充電やガソリン、そのほかの燃料で動けば良いでしょう?

だから。ええと。目散るアルコールとかでぇ。いえ。だから、あぶらでぇ。じゃなくてぇ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/29(金) 01:07:03 ID:BNJE4PBa<> 普段は電気食だからたまに味覚変数を刺激してやる。
ショートケーキ味だろうがバニラ味だろうが太らないのは嬉しいらしい。
虫歯にもならないし <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/29(金) 01:40:09 ID:e4KsleFU<> 太らないと思って油断して間食しまくってたロボ娘が、体重計に乗って愕然とする。

その姿がみたい一心で、俺は徹底的に人間の栄養摂取プロセスを再現したんだ。



……はいはい、どーせ私はオタクですよ、変ですよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/29(金) 13:51:58 ID:Bem97vzh<> 停止中にちょっと錘を入れればすむ話を、そこまで凝る執念に感動した。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/29(金) 16:12:50 ID:9j6TYCcr<> オモリですか?体重計でわかるくらいの重さのですと、急激な重心の変化で悟られる危険性を持っていますから、避けました。
食事でなら、徐々に変わりますから、気が付かれ難いですよ。

ですから、食物繊維燃料電池を使って・・・・・電池に入りきらない燃料補給分を皮下脂肪や内臓脂肪のように蓄えておく事で・・・・体重増加になるように・・・・・。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 00:51:42 ID:+dvNqsr6<> なるほど、皆色々思いつくもんだな…
俺も「本来は電気・燃料がエネルギー源だが、食事でも代用可能」という
融通の利く設定が嬉しいな。
ロボ娘が家に来てから1週間位経って、お互いにある程度馴染んできたら、
「○○、もしよかったら今晩は普通の料理に挑戦してみないか?
最初は不安かもしれないけど、きっと美味しいぞ」と優しく誘ってあげたい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 01:16:23 ID:iXBPNvAy<> 現実に
砂糖やしょ供物繊維、または、柑橘系果物類、などを利用する電池が
考案されています。
http://wiredvision.jp/archives/200412/2004122001.html

また、エチルアルコール(飲料用アルコール類、酒、ビール、ウイスキー、焼酎なども含まれる)やメチルアルコール(メタノール)を使う方法も考案されています。ガソリン・エンジンやディーゼル・エンジンで使う場合も有ります。

ですから、近未来の、ロボ君、ロボ子さん、きっと好き嫌い(偏り)はあるものの、離乳食や流動食、または、野菜ジュースや酒類なども補助的に利用して稼動するのだと思います。
主たる動力源は充電だとか内燃機関だったとかであったとしても。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 04:16:31 ID:hkPILDx2<> いや、コードとプラグが俺がよいと思うんだ、
邪魔なんだけど外せないみたいな、鬱陶しさと束縛。
例え見た目人間でも明らかに違うその絵的な違和感。
さす、さされるという、ある意味で男の本能への刺激。

まぁただ単に俺が有線好きなだけだが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 04:48:08 ID:QH+6opTT<> 1. ロボ子に付いてる尻尾みたいなプラグをコンセントに差す
2. ACアダプターのプラグをロボ子の股間にあるソケットに差す
可愛さ重視なら1,エロさ重視なら2 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 10:17:53 ID:nLitKlk/<> え?充電?いつの時代のコンピュータ?

当然、飲食式です。ご存知のように、排泄も有りますし、定期的に体内清掃も必要ですけどね。
それに、暴風雨や雷雨の時の外出だとか、お風呂だとか、で困りますよ?電源部分が露出してるのは。

さらに言えば
ロボ子の股間には、男性も女性も排泄用の器具が付いていますし、擬似生殖器官も付いていますから、そんな場所に充電用器具をつけたら漏電だとか何だとか危険すぎですよ。
(男子型なら精子が出て相手になる人間の女性に妊娠させられる、女子型なら卵子が出てきて人工子宮で妊娠が出来る、子どもの遺伝子は人間のもの)

補助としての充電は、両脇の下と足の裏を利用した非接触式充電端子ですよ。
所定の布団で寝ている間か、仕事中なら所定の充電装置に収まって充電です。
それも、旅行などや重労働があるなどで、十分な飲食が出来ないことが予想される場合だけでしょ?
日常は飲食で大丈夫なのですから。

ごめんね、私が排泄萌えだからかなぁ?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 10:27:05 ID:Zs/Fu7fc<> 人間そっくりだけど、明らかに人間と違う部分があるから萌えるんじゃないか!!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 10:38:45 ID:bsVFEF9m<> >>43
(言動も飲食も)人間そっくりだけど、明らかに人間と違う部分(スジとかマーキングとかハッチばっくりとか機能停止して人形化とか)に萌える俺。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 11:30:02 ID:nLitKlk/<> 背中の腰の部分に多次元バーコードが印刷されている とか。
体表面体温がセ氏37度(華氏100度でも、良いですが)超えると、二の腕に修理依頼連絡先と個体製造番号が浮き出てくる、とか。
手、足、頭、胴体、を分けることが出来る、とか。
頭だけを鉢植えに出来る、とか。
やたら、高容量の記憶装置を強請る、とか。

そういう事? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 11:43:51 ID:50IfzbIH<> むしろ非人間型 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 11:52:09 ID:bsVFEF9m<> >>45

>体表面体温がセ氏37度(華氏100度でも、良いですが)超えると、二の腕に修理依頼連絡先と個体製造番号が浮き出てくる、とか。
それいいなぁ。

>頭だけを鉢植えに出来る
どこの女神ですかwww

「バラバラでも平気で駆動」は、俺的にはちょっちボールだけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 13:06:44 ID:+dvNqsr6<> >>45
>手、足、頭、胴体、を分けることが出来る、とか。

反射的にカスタムロボ思い出したwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 13:57:13 ID:oaO9Av62<> いにしえのキングジョーですね、わかります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 15:18:20 ID:t3L89qWa<> ロボットなら頭が取れないといけない
これはアトムの時代からの伝統である

関係ないけど
川上稔の新作で自動人形活躍しまくりの予感俺大歓喜
9月10日が待ち遠しい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/30(土) 20:37:51 ID:Acw0/RoV<> やたらと高度な技術を持ち出さなくても
今ある技術で太らせられるじゃないか

「....いやあ太ったなあ」
「電池が劣化してるんですってば! ...あああ、もう電池切r(プツン)」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/31(日) 10:20:21 ID:xi3bxtr5<> >>47-48

壊れた、例えば階段で転んで、3階から地面まで転がり落ちて両手と腰が壊れた時などに、その部分だけを外しても大丈夫なようになっているほうが良いと思います。
ですから右手、左手と右足、左足と、頭、そして胴体。
胴体も上下に分割出来ればいいかな?胸とお腹の間で回転と曲げは必要なので。寝起きするときとか、振り返る時とか。

それぞれを完全に独立した機器として作って、組み合わせたときにはお互いに協力して動くようにするんです。
それぞれに対して、行動の記憶を分散で持たせて、任意の3箇所を交換しても、今までに学習した内容を記録し続ける構造。
そうですね。お腹と右足、左足でRAID5。胸、両手でRAID5、頭だけ独立、そして、この二組のRAIDと頭の内容は全く同一。
と作っておけば、よほどの大事故で無い限り、記録の再生成は可能のハズです。
で、胸とお腹には1週間くらい持つ大きめの電源があって、
ああ、そうか飲食物燃料電池なので、皮下脂肪と内蔵脂肪ですか?
頭と手足はそれぞれ、1時間程度持つ充電池が内蔵されています。

という構造はイカガでしょうか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/31(日) 13:20:45 ID:mWlXFIKw<> バラけた状態でわしゃわしゃ動き回るロボ娘・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/31(日) 14:08:15 ID:T4DX4NKq<> そのためには、分割された各部に電源を持っていないと…効率悪そう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/31(日) 14:42:08 ID:R9tCunYS<> >>52

うちのロボ娘、痛覚持ってるんだけどさ。こないだ階段で転んで、右肘折っちゃったんだわ。

「あうううううううぅぅぅぅっ……」って呻きながら悶え苦しんでるんで、
「右腕の痛覚シャットダウンしろよ」
って言ったら、「あ、……そう、でしたね」って言って実行。「ふぅ、楽になりました〜」って。

マニュアルに載ってるだろうに、知らんかったんかと。


でも、痛覚と運動神経は同一回線なんで、当たり前だけど右肩から上がらなくなってさ。
「あうぅ、ブラブラですー……」って、また涙目。神経回線の再起動しようとしてさ。

お前、なんで回線遮断したのか、もう忘れたんかと。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/31(日) 14:44:53 ID:9NK0WBtL<> 痛みって、生物には必要なんだなw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/31(日) 15:01:27 ID:Eswn0o5U<> >>55
萌えたw
こういう可愛いドジっ娘が出る漫画、実際にないかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/31(日) 15:02:36 ID:sg5Bk8Hz<> SFだし、食べ物からエネルギーならback to The future のmister fusionキボン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/08/31(日) 15:22:16 ID:rC52AFDW<> 生化学的なエネルギー供給だといちばん効率いいのは生体って事になるような。ぶっちゃけ人体。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/01(月) 01:52:20 ID:hBgFUNxV<> 補助動力としてソーラーパネルならぬ人造葉緑素を採用。晴れの日は表面が緑色になる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/01(月) 02:57:39 ID:5aH0lHsp<> 透明で薄型の太陽電池ができたらしいよ。
光を通しちゃうから効率は悪そうだが……


そのへんの理由で、昔設定したロボ娘は軒並み髪の毛が紺色だったなぁ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/01(月) 22:00:47 ID:7tZ+HXST<> 髪が太陽電池っていう設定多いけど、結局光が当たる面積は少なくね?
俺は>>61の透明太陽電池を腕&足の皮膚へというのを推すぜ!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/01(月) 22:56:22 ID:k7iBeOLC<> >>62
筐体の一番上部にあって、人型のフォルム維持に影響が少ないからとか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 03:33:11 ID:RBwKBLEu<> 髪は放熱っしょ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 09:19:09 ID:qBSLaARK<> 外部電源でおk、寝てる間に充電できる
体表面全てに太陽電池付けても賄えねえよw

もしくはマイクロ波ビーム送電
場所を選ばないし台風でもない限り送電がストップすることもない
生体的な発電方法でもいいな。ミトコンドリアとかATP酵素とか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 10:38:43 ID:VAARyQnB<> ビーム送電は電磁波だとシールドが充分でない生体等への影響が懸念されるんじゃなかろうか。
二次電池方式だったらフランドルの様なクレードル型が鉄板かと。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 17:18:15 ID:YJp0jaPA<> ロボ娘「マイクロウェーブ、来る!」
→周囲の人間が水蒸気爆発 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 19:10:54 ID:8WXh0iIM<> 鉄腕アトムなんて原子力だぞwwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 19:41:29 ID:6+/91S4h<> 一言で電力って言ってもなぁ
制御系の信号は24Vだし
駆動系や動力計は200Vか100Vだろうし
なかには12V対応の電子機器やパーツがあったら
トランスの対応だけ考えても躯体が巨大化してしまいそう

やっぱ光子力かゲッター線だろ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 19:53:40 ID:YJp0jaPA<> いっそ「誰かを愛する心」が動力源のロボ娘とか
愛を忘れた瞬間停止しちゃう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 19:56:10 ID:amJ9bp+J<> でも、
熱エネルギーを運動エネルギーに変換して
運動エネルギーを電気エネルギーに変換して
電気エネルギーを運動エネルギーに変換する訳だから
かなり非効率的だよね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 20:06:11 ID:VAARyQnB<> >>70
乙女回路のことか―─――───!! つかキャパシタいれてやってくれwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 21:14:22 ID:Yg15kqrO<> >>69で小ネタ。

「突然だが職務命令で、オーストラリアのシドニーへ1年ばかりとばされることになった」
帰宅した社宅の戸口で汗を拭き拭き一休みするオレに、メイドのロボ子は「私も連れてってください!」と訴えた。

言われなくてもそのつもりだ。忠実なロボ娘を日本に置いていく気はない。会社も家財道具扱いで輸送費を出してくれるだろう。
こいつはソフトを入れれば訛りまくったオージー英語もこなせるはずだし、食べ慣れた和食を南半球でも味わえる。
もちろん夜のお楽しみも……まあそれは置いておこう。
「わたし一度カンガルーと殴り合いしてみたかったんです」
「尻尾の一撃でスクラップにされるのがオチだぞ」
……こいつはとても忠実だが、どこか変だ。

そこでふと気付いた。
「おまえ、充電は何ボルト仕様だ」
「はい、50&60ヘルツ・100Vから120Vまでオッケーです」
「おまえ、日本・北米仕様だからな。けどオーストラリアの家庭用電源、確か240V標準だぞ」
「それ美味しいけど危険すぎる!」
高圧電源は美味しいのか!? しかし、ノートパソコンより適応性に欠けるなあ、こいつ。

「……同じ200Vオーバーでも、220Vの筈がデタラメに上がったり下がったりで
充電中にいつぶっ壊されるかわからない中華帝国より、オーストラリアはまだいいと思うぞ。安定してるから。
改造は無理ぽだが、現地の社宅におまえ用の120Vトランスを置けばいいだろ。高いもんじゃないし」
「ダメですよおご主人。私が節電のためにどれだけ頑張ってるかご存じですか?
お買い物のついで、スーパーで人間のふりして女子トイレに入っては、暖房便座のコンセントから電気もらってるんですヨ!
シドニーじゃそういう節約できないじゃないですか!」
「バカモノ! それは節約じゃなくて盗電だ!」
道理でこいつの電気代がヤケに少なかったわけだ……やっぱりこいつは何かおかしい。

翌月オレと渡豪したロボ子は、なぜか電気ストーブを携えてきた。
シドニーだって寒くはなるが、現地社宅にはエアコンが入ってるんだけどなあ……
こいつ、マイナス30℃でも稼働できる北海道・アラスカ対策仕様だし……

====ここまでマスターの視点====

――マスターは何も知らない。
シドニーに来てからの私が、スーパーマーケットのトイレットで、電気ストーブの配線と直列つなぎになって充電していることを……
怒られるから言えないけど……
「暑いなあ……あんたは発熱だけしてればいいんだろうけど……早くお腹一杯にならないかなあ……」 <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/09/02(火) 21:16:42 ID:eUKXWadx<>                                  //〈
                            /  l  _,、
              _    , -- 、' ⌒ヽ , -‐ '´ヽ   ̄/
            /  ヽィく    l    l     〉ー '´
           l      ヽ_ j'   ,.<ヽ   /
           ヽ_   r ‐ 、_○ノ,ヽ1 ヽ l  /    
              l   l ヽ‐。、)_,ィ。/l_l`ヽ',l_/       
           /ィ、_ l _'"´ ゝ , j‐ ヽ',l
           / ! `´ }`ヾ、ー''/./  j l
          /   ヽ _ノ、\  ̄,イー '´ !  
     , -‐''''' ‐ 、     ヽ ニー`彡'    l
   , '      ヽ         l      ,'
.  / _ ,,,.. _    i         !    ,'
  l〃´   `ヽ、  <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 21:24:19 ID:sO4/7AuM<> >>61
電圧、電流、周波数、などの変換に、人間と大体同じ大きさと重さの機械体内にトランスは?それだけの大きさと放熱も大変
入らないでしょ?部品として重たくなりすぎでしょう?
多分、半導体制御でしょう。電源の電圧変動などの影響を受け難い仕組みの。


そういえば
『ときめき』ちから
とか、訳ワカラナイ動力源もあったっけ。

現実的には、飲食と充電池でしょう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 21:28:43 ID:amJ9bp+J<> >>74
ヤマト王子? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 21:33:35 ID:VAARyQnB<> ATX規格なロボ娘さんですね、わかります。

グラボならぬモーションコントロールボードを二枚差しにしてモーションベンチをヌルヌル踊るロボ娘の横で
旧いDirectXにしか対応しないうちのロボ娘が5fpsくらいでカクカクしてる、というイメージが浮かんだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 22:16:30 ID:czBbz2tR<> 解像度を荒くすると動きがなめらかになるんだけど、顔とかがジャギーでアレになる。
解像度を細かくすると綺麗なんだけど、動きがカクカク。
そんなホログラフィロボ娘。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 22:25:20 ID:gTEPyrN8<> >>76
鋼鉄ジーグの雑魚兵士かな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/02(火) 23:58:45 ID:SBSOdpii<> もしやここは、工学部出身者・現役工学部生のすくつですか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/03(水) 00:12:32 ID:PNAxPE9/<> 思いっきり文系大卒ですが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/03(水) 00:35:05 ID:4nkzCnqH<> おいらは、文系だけど?
でも、あまりにもハズレを書きたくないし、一応調べるよ。
それにテレビなどでロボットの展示会みたいので人間っぽいのも結構それなりに出てくるし。

で、 さっき >>61 と >>69 を間違えてねぇ

>>61
太陽電池って髪の毛みたいに糸状に出来ましたっけ?
太陽電池パネルは、皮膚だとか、服だとか、の方が良いのでは?
多分充電池も併用するのだよね?

で、アレは >>69 で。

それから 電気屋さんに質問
動力に使う電源って 100V、200V、は本当に必要なの?
直流10V前後だと動かないの?それでも電流を多く流せば良いと思うんだけど?
それとも交流で動かすの?電流一定で、電圧と周波数を切り替えて?
または電圧一定で電流と週j端数を変えるとか?
最近の家電品とか電車とか、この方法でしょ?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/03(水) 00:38:19 ID:4nkzCnqH<> さらに、失敗
>または電圧一定で電流と週j端数を変えるとか?
なんだよ「周波数」だよ。「週j端数」?逝く。もう逝く。誰も留めるなよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/03(水) 00:39:10 ID:PNAxPE9/<> >>83
さようなら <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/03(水) 01:49:47 ID:k2je3kBZ<> 低圧で大電流を流すより高圧電源でもって低電流にする方がロスも少なく、電線も細くできるよ
あまり高いと漏電が危険だけど <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/03(水) 02:09:57 ID:Ib3X0k8Q<> アンドロイドが出てくるオーディオドラマとやらを見つけた
ttp://irons.seesaa.net/category/3225098-1.html

第一部ってことはまだ続くのかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/03(水) 07:55:16 ID:MeKQewhR<> >>70

動力源というわけじゃないが、飯閃澪のマンガにそんなのがあったな。
オチがダークだったけど(ユーザーの思想監視に使われているというオチ) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 01:22:23 ID:TSS0RRWU<> http://www18.atwiki.jp/takaharu/pages/5705.html <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2008/09/05(金) 18:43:08 ID:M6vLWiH9<> 突然ですが、投稿させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 18:44:40 ID:M6vLWiH9<>
『スターリングラードを遠く離れて』



 長い時に渡って、僕は早くから寝たものだった。
 時にはふとんに入って電気を消すと、すぐに目がふさがって、「さあ寝るぞ」と
思うまもなく、眠りについてしまうことも多かった。

 しかし、いつもそうとは限らない。忘れもしない、あの日の前日は興奮して寝られ
なかった。
 合コンで知り合った女の子と初デートする前の日は、興奮して、ほとんど寝られないままに
朝を迎えた。

 僕は大学の授業は勝手に自主休講と決めこんで、自分なりの勝負服で、喜び勇んで出かけた。

 電車は混んでいた。
 しかたあるまい。世の中では普通の日なんだし。
 その日の僕ときたら、デートのシミュレーションで頭がいっぱいで、電車の中の人々の
顔なんか、もちろん見ていなかった。
 僕と同じ車輛にいたはずの華奢な女子高生の姿もおそらく視界に入っていなかったはずだ。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 18:47:53 ID:DV+ZY1OY<>
 終点の梅田で乗客が一斉に吐き出される。
 ムッとして咳きこみそうなほどの車内から解放され、安堵の息が思わず漏れた。
 職場に向かう者、地下鉄に向かう者らのそれぞれの足どりがシャカシャカと忙しく動く。

 僕の背中に何かが激突したのはそのときだった。
 ガン!と、何か重いもので背中を叩かれたような気がした。
 ン?と、怪訝に思った僕が振り返るのと、ドサッ!と、地面に何か落ちる音がしたのは
ほとんど同時だった。

 人だ。人が倒れた。
 ラッシュ時には、たまに卒倒する人がいるものだ。
 うつぶせに倒れているが、見ればわかる。女の子だ。制服の女子高生だ。

「お・・・き、君。大丈夫かい、君」
 行きがかり上、僕はその女子高生の背中をゆすって声をかけた。
 ラッシュ時の構内では、何人かの人が心配げに覗きこんだりしたものの、ほとんどの人は
急ぎ足に通り過ぎてゆく。

 僕は何度もその女の子の背を叩いてみたが、何の反応もなかった。
 その女子高生はメガネをかけた、髪の短い、いかにも真面目そうな娘で、見た感じ、体力は
あまりなさそうだ。
 しかたない、何しろあの混雑だったんだ。
 体の弱い娘なら、貧血を起こしたって不思議はないだろう。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 18:51:02 ID:DV+ZY1OY<>
 えーと、こういうときはどうするんだっけ。救護室、かな。ここからいちばん近い救護室は
どこのだろう。JRかな。

 そんなことを考えながら、僕は気を失ったままと見える、その女の子をかつぎ起こして、
肩に背負って、駅務室に行くことにした。
 これぐらいのことなら、デートに遅れることもないだろう。
 何せ、約束の時間より一時間前に着くように、気合いを入れて出て来たんだもの。・・・

 ところが、あいにく電車の人身事故による遅延と重なったとかで、駅務室のあたりは
蜂の巣をついた騒ぎだった。
 若い駅員に、
「すいません。この女の子が倒れちゃったみたいで」
と言ったが、それどころではないといった顔で、
「あ、ハイ。わかりました。すぐ担架を」
と、おざなりに答えて駆け出したきり、ちっとも戻って来ない。

 いいのかな、この娘はほっといても。
 貧血ぐらいで死ぬこたぁなかろう。
 ま、いいか。ぶん投げて行っちゃうか。デートのほうが大事だもんな。

 そう自分に言い聞かせているくせに、なぜかその娘を肩に担いで、エッチラオッチラ
引きずるように外に向かって歩きながら、片手で119番をダイヤルしている僕がいた。
デートの時間を気にしながら。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 18:53:45 ID:DV+ZY1OY<>


 救急隊員がその女の子を担架に乗せ、脈を見たり、眼に光をあてたりしているのを、
僕はなぜか、ぼんやりと立ちつくして眺めていた。
 もうデートの時間に危うくなりそうなのに、どうしてだか、見ず知らずのその娘のことを
ほっとけない気がしたから。

 救急隊員が、神妙な顔で、
「あなたですか。通報くださったのは」
と、僕に問うた。

「ええ。そうですが・・・」
「どういうご関係で?」
「いや、まったく知らない娘です」
「そうですか。・・・ご遺族の方ではないんですね」
 はい・・・遺族では・・・エッ!?イゾク!?
「し・・・死んでるんですか!?」
 救急隊員が無言でうなずいた。

 僕はあまりのことにあっけにとられ、すっかりデートのことは頭から飛んでしまった。
「実際の死亡診断書は病院のほうになりますが、こういう行き倒れということになると、
いろいろと事情をうかがわなくてはなりません」
「し・・・しかし、僕は何も・・・」
「お時間はとらせません。病院まで来ていただく時間はありますか」
「ありません」
とは僕は言えない。
 性格だ。
 愚か。まったく愚か。
 こんなわけのわからないことで、気合いを入れたデートをフイにするなんて。
 自分の優柔不断な流されやすい性格を、僕は救急車の中で呪った。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 18:56:51 ID:M6vLWiH9<>
 そして、デートの刻限。・・・
 僕は病院の廊下で、今日会うはずだった彼女に、必死に侘びのメールを打っていた。
「もしもし、ここでは携帯電話は・・・」
「あ、はい。すいません」
 携帯電話の画面に目を落としたまま、僕はその看護師のほうを見ずに、病院の喫煙
ブースに行って、メールの文面を打ち、大きくため息をついた。
“ごめんなさい。この埋め合わせは必ずします。また近いうちに、どこかに行きましょう”

 送信が完了し、さらに虚しく時間が経っていき、僕の絶望感が高まってきたとき、
さっきの中年の看護師が僕に話しかけた。
「竹江さんですね」
「ええ。そうですが」
「先ほどの救急の患者さんの件ですが、よろしいでしょうか」
 そう言いながら、僕を診察室に案内した。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 18:58:29 ID:M6vLWiH9<>
「ああ、どうも。このたびは、お疲れさまでした」
 初老の医師が僕を一瞥して、事務的に言った。
「いやいや、驚かれたでしょう。私も驚きました」
 カルテを片手に医師が続ける。
「あの・・・死因は何だったんですか」
「いや、それがね・・・」
 手で老眼鏡をいじりながら、医師は独り言のように、
「私もね、医学界以外のことには疎いんで、知らなかったんですが。まさか技術がここまで
きたとは・・・」
と、首をひねって、老眼鏡を机に置くと、僕に
「結論から言うとね、あの娘は死んでません」
と告げた。

「ああ、そうなんですか」
「というより、死とか何とかいうんじゃなかったんですよ。つまりね・・・」
 えっ?
 何が何だか、僕にはわからない。
「脈はないし、瞳孔も反応しないし、心音もない・・・」
 ならば死んでいるのではないか。
「で、こういういわゆる行き倒れのときは、法医学解剖ということになるんですがね、
そしたら、あなた、驚いちゃいけませんよ」
 だから何なのだ。
「あの少女は人間じゃありませんでした」
 何じゃそりゃ。
 まったく話の見えない僕だった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 19:00:03 ID:M6vLWiH9<>
 その医師によれば、警察の検死官が立ち会って、病理解剖の段になって、その娘が人間では
ないということがわかったのだという。

「それじゃ、一体・・・」
「それがね、ロボットだっていうんですよ」
 ・・・
 僕は改めて医師の顔をじっくり見返した。
 別に変な人ではなさそうだ。
 頭がいかれているわけではないと見える。
 といって、僕をからかっているわけでもなさそうだ。

「そんな・・・バカな」
 僕は一応、理工系の学生だから、機械のことは少しは知っているつもりだし、それ以前の
一般常識としても、人間型ロボットが実用段階じゃないことぐらい、わかる。

「一般には公表されていないらしいんですけど・・・警察の方がよく調べたら、千里のほうの
研究所で試作されたプロトタイプの人型ロボットだっていうんです」
 ちょっと待った。千里のほうの研究所って、それ、もしや僕の大学のことじゃないか。
「開発室の倉田教授という人の話ではね・・・」
 おいおい、倉田さんなら、僕も知ってるぞ。試験で僕にAをくれたもの。
「今、実験段階で、いろいろモニタリングをしているロボットで、何でも家庭用メイドロボットの
試作品だとか言うんですよ」

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 19:03:15 ID:DV+ZY1OY<>
 信じられない。
 本当に信じられない。
 たしかに倉田さんという人は、昔から鬼才と言われていた人らしいけど・・・まさか。
「じゃ、大学のほうに引き取られたんですか」
「ええ。急にフリーズしてしまった原因を調べなおすとかって、連れて帰られました」

 自主休講は返上だ。
 僕はすぐに大学に足を向けた。
 もう5月の長い日も暮れかけ、夕方だったけど、それでも大学に向かった。理系のはしくれとして、
どうしても知りたかったから。その技術を。

 彼女からのメールの返信は来ない。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 20:21:39 ID:abH8eN0l<> >>97

これ今、フラグ立ってるね!
GJ!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 20:35:55 ID:hCitr6jd<> 一見するとありきたりなシナリオなんだが、これはミスリードと見た。タイトルと繋がっていく過程には嫌が上にも期待。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 21:11:30 ID:QAXC5QL/<> 久しぶりに期待せざるを得ない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/05(金) 23:03:36 ID:0pRU+JNF<> 久方ぶりにキタヨー。
これは期待せざるをえない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/06(土) 00:53:24 ID:jlBtzwod<> スターリング式発電機て
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20041220301.html
だよね?
食物繊維や角砂糖、などを使う電池

ttp://www.e-moe.net/%7Emaidrobo/
に書かれているけど。

だから
スターリング ラード っていうと
「人間と同じ、食料や水などで、動く」と言う意味なのでは? <> ごめん<>sage<>2008/09/06(土) 01:00:13 ID:jlBtzwod<> すみません、リンク間違いです。
っていうかコピペ間違い。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3
http://members.jcom.home.ne.jp/kobysh/stirling/stirlingIntro.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/06(土) 01:07:47 ID:Sx/zge6o<> >>102
宣伝乙 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 18:34:54 ID:rbYXf0V7<> 『スターリングラードを遠く離れて』の投稿者の者です。
早速のコメントを頂戴いたしまして、ありがとうございます。
皆様のご期待に添えられますように、と祈るばかりです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 18:39:10 ID:rbYXf0V7<> 3

 以前にも行ったことのある研究室棟で、エレベーターを3階に上がり、「教授・倉田昇」の札の
ドアの前に立つと、「在室」となっている。

 トントン。
「はい」
 僕が軽く一礼して入ると、倉田さんは不審げな顔で僕を見た。

「え・・・と、すいません。建築工学専攻の3回生の竹江弘樹といいます」
「質問ですか」
「いえ・・・その、今朝、梅田駅で・・・」
 僕が言いかけると、倉田さんは、ああ、といった顔で微笑んで、
「何だ、そうか。アキを助けてくれたのは、うちの学生だったんだ」
と、くだけた口調になって立ち上がり、僕に応接用の椅子をすすめた。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 18:42:06 ID:rbYXf0V7<>
「何にする?コーヒーでいいかい」
 倉田さんが研究室内からつながっているドアを開け、隣の部屋に向かって、
「おーい、ミサ。コーヒー2つ頼む」
と呼ぶと、数分でコーヒーが出てきた。
「ミサ」と呼ばれた女性は、アイボリー色のスーツの下に、はち切れんばかりのボディを
持った、モデルのように綺麗な女性だった。
 誰だろう。研究生には見えないが。
 その女性の長くカラフルな爪を見ながら、僕は倉田さんとその女性との関係を邪推した。
 個人秘書・・・愛人・・・

「なあ、ミサ。彼だよ。アキがお世話になったっていうのは」
 倉田さんに言われ、「ミサ」さんはくるりと僕のほうに顔を向けると、
「そうだったんですか」
と、にっこり笑って立ち去った。
 それは、とても美しい、均整のとれた笑顔だったが、どこか固い、人工的な笑顔のように
見えた。
 人工的・・・人工的??

「あの・・・先生。今の女性は・・・」
「うん。ミサは君が助けてくれたアキと同じく、われわれの研究プロジェクトで開発した
家庭用アンドロイドのプロトタイプだ」
 僕は目がくらみそうになった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 18:46:15 ID:rbYXf0V7<>
「あれは5年前だったかな・・・」
 倉田さんが開発経緯の説明を始めた。
 ペット用犬型ロボットのヒットを受け、次に人型の家庭用ロボットを作って販売しようと、地元の
門真(かどま)の大手総合家電メーカーから倉田さんに相談があって、それから産学一体で
ひそかに研究開発をしてきたのだという。
「その最初の実験試作品が今のミサと、君の会ったアキっていうわけだな」
 倉田さんがコーヒーにドカドカと砂糖を入れて、かきまわした。

「共同開発パートナーのメーカーの研究所では、2年以内にという意向だったんだが、
私のほうがこだわりにこだわり抜いたんで、結局、5年かかってしまったよ」
 倉田さんがうまそうにコーヒーを一気飲みした。

 メイド用のロボットか。しかし、2台ともあまりメイドらしくはないなあ。
 倉田さんの趣味なんだろうか。
 僕がそんなふうに思っているのを見透かしたように、倉田さんは
「君はどっちのタイプが好みかな」
と、ニヤリと笑った。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 18:49:01 ID:rubjtR9b<>
「ミサはいわゆるナイスボディで、有能なキャリアウーマン系秘書の特性と美人ホステスの
特性を兼備した外見を目指した」
 うん。見ればわかるな。じゃ、内面はどうなんだろ。
「性格的には、昼間は必要以上にこびず、クールに、ビジネスライクに使用者に接し、そのぶん
夜になると、ねっとりと使用者にセックスを迫る・・・なんてふうな、男にとっての理想型を
インプットしている」
 天才学者のくせに、こういうことを臆面もなく言うから、この人は変人呼ばわりされるんだろう。
「ま、一種のツンデレみたいなもんだな」
 わかりやすすぎる単語をシレッとして言う。倉田さんの、こういう教授らしからぬところは
僕は嫌いではない。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 18:52:52 ID:rubjtR9b<>
「一方、君が会ったほうのアキはね」
 足を組み直して、倉田さんが続ける。
「君が見て知っている通り、外見的には真面目な女子高生風で、とにかく外見上の華美さは
排除して設計した」
 まあ、そういうことでしょうね。先生。
「性格はおっとり系で、メイド能力としては、ミサのように完璧さを追求するよりむしろ、
逆にドジなところをあえて残すようにプログラムを組んだ」
 倉田さんは興に乗ってきた感じで説明しながら、ポケットからマルボロを取り出し、その尻を
テーブルでポンポン叩いた。

「ユーザーとして想定しているのは」
 タバコに火をつけ、大きく吸いこんで、
「ロリコンだ」
と、差し障りある表現を全く躊躇せずに使って断定した。
 こういうハッキリしすぎた性格が、この人を学長や学部長の椅子から遠ざけているように
思われてならない。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 18:56:18 ID:rubjtR9b<>
「何かの縁だし、君にも持ち帰ってもらって、お試ししてもらえるといいかもな」
「え。僕がですか」
 それは嬉しいような、怖いような。・・・
「なかなかいいぞ、使い心地は。私は2台とも自分で試した」
 僕はこの怪物教授の顔をまじまじと見直した。
 〈試した〉・・・この人の言う〈試した〉は、どの範囲まで含むんだろう。

「ミサのほうは、うちの研究生の丹羽が、目下、自宅で試用中だ。君にはアキを持ち帰って
もらうかな」
 僕はどっちかっていうと、乳臭い小娘より、大人のナイスバディのほうがいいんだがなあ、
ということは、思っただけで口にしなかった。

 別に直接の指導教官でもないし、断ってもいいんだが、どのみち、「ミサ」さんだろうと
「アキ」君だろうと、完璧なアンドロイドとはどんなものかには興味がある。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 19:00:19 ID:rubjtR9b<>
「そういえば、アキの状態チェックは終わったのかな」
 倉田さんはやおら立ち上がって、隣の部屋に向かった。
 僕に「こっちこっち」と手招きをしたので、僕もその後について、隣の部屋に行く。

「あ。先生」
 倉田さんのところの院生らしい人が倉田さんに会釈した。
 この人が丹羽さんという人なんだろうか。
「どうだい、アキの調子は」
「ハイ。とくにもう異状はありません」
「そうか。よし。ああ、竹江君。君ももっとこっち来て、よく見なさい」

 倉田さんは平然とした調子で言ったが、僕はどうにも目のやり場に困っていた。
 研究室の真ん中の大きなテーブルには、あの梅田駅で倒れた「アキ」君が一糸まとわぬ
姿で、あおむけになっていたのだ。

「ドクター。心配かけて、すみませんでした」
 はじめて耳にするアキ君の声は、角のまるいような、舌足らずの感じがする、かなり
幼い響きの声だった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 19:04:51 ID:rubjtR9b<>
「いや。いいんだ、アキ。気にするな」
 そう言って倉田さんは、
「じゃ、竹江君。解説しよう」
と、僕をテーブルのすぐかたわらに立たせた。

 僕の目の前には、アキ君の全裸の体が、おせじにもグラマラスとは言えない、凹凸の乏しい、
やせっぽちな裸体が横たわっている。
 こういう第二次性徴過程みたいな裸は、人間でも見たことはない。
 僕はイケナイコトをしているような罪悪感で、不思議と胸が高なってきた。

「いいかい、竹江君」
と、僕のほうを向きつつ、倉田さんがアキ君の胸に手をのばす。
 カチャリと、炊飯器を開けるような音がして、アキ君の薄くはかない胸が取り外された。
 アキ君は、目をつぶって何か力んでいるような表情をしている。恥ずかしいんだろうか。
体の中を見られるのが。

 しかし、倉田さんは一切かまわず、冷静な口調で、ここが何の装置で、こっちが何の装置でと、
淡々と解説をした。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 19:09:21 ID:rubjtR9b<>
 胸を開けたままのアキ君の、今度はさらに腹部に手を触れ、腹部のフタも同じように開くと、
アキ君は恥ずかしさに耐えられないといったふうのつらそうな表情をして、顔を横にそむけた。
 そんな様子に、僕はなぜか、奇妙な高揚感を感じていた。
 今、この娘はこの精密機械の胸で何を感じているんだろう。どんなふうに機械の「心」を
痛めているんだろう。

 胸部、腹部、さらには顔面までも開いて、主要各部の解説と取り扱いの注意を僕に述べると、
倉田さんは研究生の人に
「ああ、戻していいぞ」
と言った。
 研究生の人が、アキ君の顔を、胸を、腹を、カポカポとかぶせた。

 アキ君の顔面の中はクロムシルバーの内部機械がむき出しで、歯ぐきだけが妙に浮いていたが、
もとの女の子らしい顔がついて、僕はホッとした。
 アキ君は起き上がると、全裸のままでクスンクスンと涙を流し、指でその涙をぬぐった。
 倉田さんはアキ君の泣いているのを無視して、
「モニタリング期間はとくに限定しない。まあ、大事にしてやってくれ」
と、僕の肩をポンと叩いた。

 後ろでは、ミサさんがアキ君に服を持って来て、着せてやっていた。
 アキ君と、その涙をふいてやり服を着せてやっているミサさんの姿は、姉妹のようだった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 19:13:00 ID:rubjtR9b<>
 結局、僕はアキ君を預かることになった。
「じゃ・・・いいかな。僕と一緒に来るということで」
「はい・・・マスター」
 アキ君が小さな声で、ためらうように答えた。

「いや、マスターというのも何だから、名前で呼んでくれるかな。そのほうがいい。
僕は竹江弘樹。弘樹さんでいいよ」
「はい、わかりました、マスター・・・じゃなくて・・・ヒロキ、さん」
 もじもじした調子で、アキ君が言った。

 何だか、かわいい。
 この娘のものおじした、不安そうな様子を見て、大事にしてあげようと、心の奥で思った。

 僕のアパートに着いたのは深夜だった。
 長い一日だった。
 例の彼女からのメール返信は、結局来なかった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/08(月) 22:59:51 ID:up97f3a2<> ここからどんな展開になるのか期待 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/09(火) 18:48:53 ID:DKCJ76Rd<> 投稿乙です。楽しみにしてます <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2008/09/10(水) 19:17:22 ID:+ZK4tJG8<> 『スターリングラードを遠く離れて』の者です。
コメント、ありがとうございます。
少量ながら、また投稿させていただきたく存じます。

ちなみに、全体で9節までで完結と、予定しております。
とくに問題なければ、来週には終わらせるようにいたしたいと思います。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/10(水) 19:24:00 ID:+ZK4tJG8<>


 それ以来、僕の暮らしはたしかに変わった。
 一人暮らしで散らかっていたアパートの古い部屋も、すっかり綺麗になり、うまい手料理で
毎日みたされ・・・と言いたいところだが、事実はそうではない。

 とかく、この世はままならぬ。
 どうも、このアキ君はあまり器用じゃないというか、倉田さんの言う通り、メイドとして
一流というわけにはいかないようだ。
 洗濯も掃除も、そして料理も失敗が多い。

「はわわ・・・す、すみませんっ。弘樹さんっ・・・」
と言って、泣いて謝られれば、最初のうちは、アキ君の頭をなでてやりながら、
「いいんだよ・・・だんだん慣れて、上手になっていけばいいんだからね」
と、その涙をふいてあげるのも、まんざらではない。
 しかし、何度もそれが続けば、いいかげん、いやに・・・・・・ならない。
 なぜか。
 妙だ。本当に。

 ほとんど毎日のように、何か失敗してはそのドジを詫びるアキ君を慰めてやっている気がするが。
 何だか、メイドといるのに、かえって僕の仕事が増えた気がするが。
 「お世話」しているのは僕のほうのような気がするが。
 それでいて、かよわい愛娘をいつくしんでいるような暮らしを悪くないと思っている僕がいる。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/10(水) 19:28:56 ID:+ZK4tJG8<>
 倉田さんによれば、アキ君はミサさんと違って、「学習型」のロボットらしい。機械の知識や
社会の知識を最初から柿こまれているミサさんと異なり、現時点では一般の女子高生と同じ
くらいの知識しかない。
 だから勉強しなくちゃいけない。
 そのためには学校にも行く。

「弘樹さん、行ってまいります」
 ちょこんと僕に頭を下げて、駅までの坂道を心もとなげな足どりで歩いて行くアキ君の後ろ姿を
アパートの窓から見送りながら、
(今日もあの娘が無事でありますように。また電車で止まったりしませんように。学校で人間に
いじめられたりしませんように)
と祈るのが、僕の毎朝の日課になった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/10(水) 22:08:25 ID:6UcKJLVV<> 乙です
アキは健気だし主人公もいい奴だから応援したくなるね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/11(木) 00:53:57 ID:qBGExqdG<> GJ。恥ずかしがる所が特に可愛い。
家電なんだ。オプションで白物家電がついてk <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/11(木) 18:47:40 ID:aV+BJEP4<> たびたび失礼します。
応援、感謝しております、『スターリングラードを遠く離れて』の投稿者です。

また少量ではありますが、以下を投稿させていただきたく思います。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/11(木) 18:52:57 ID:aV+BJEP4<>


 アキ君はロボットだから、ものごとに対して真面目なのはわかる。
 が、その真面目さが方向違いのもののように思われてならないときもある。

 学校の勉強にはたしかに熱心らしく、数学や物理、化学の参考書を開いては、
時間を忘れて没頭していた。
 幸い、僕にとっても、それらの科目は得意分野だったから、いろいろと教えて
やることはできる。
 教えてやれば、そのぶんだけ知的興味を示すから、こっちも嬉しくなって、
本来の指導要領にない分野のウンチクを語るし、ときには勉強以外のことも
アキ君に話してやるようになった。僕の趣味である古代中国史のことや、釣り
のこと、鉄道のこと、音楽のこと。・・・

 まことに異常な光景と言っていい。
 少なくとも、メイドロボットとその主人という立場から与えられるべき役割
からは、遠いと言わざるを得ない。
 およそ、僕らの関係は家庭教師と教え子であり、保護者と被保護者であり、場合
によっては、父と娘、母と娘、兄と妹、姉と妹、そういったものであったろう。
 奇妙、という以外はない。
 繰り言になるが、世話「している」のは僕のほうであり、世話「されている」のが
アキ君のほうだと言わざるを得ないのだ。

 そして、それが僕にとっての幸せだった。
 アキ君といると、なぜか時間がゆっくりと過ぎるようにも感じた。

 もちろん、いつも勉強ばかりしていたわけではない。
 街に買い物に連れて行ってやったり、ユニバーサルスタジオに連れて行ってやったり
した。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/11(木) 18:58:25 ID:aV+BJEP4<>
 食事は一緒にはできないが、カラオケに連れて行ってみたことはある。
 恥ずかしがってマイクを握ろうとしないアキ君に、やや強引に歌わせてみた。

  汽車を待つ君の横で僕はー時計をー気にしてるー
  季節外れのー雪がー降ってるー

 僕がいつか口ずさんでいた歌をたどたどしい調子で、しかし懸命に歌うアキ君を
僕は強く抱きしめた。

「弘樹さん・・・」
 アキ君がうっとり酔ったようなトロンとした目で僕を見上げる。
「私・・・幸せです。私みたいなダメロボットをこんなに大事にしてくださる
なんて・・・」
 僕はもう一度強くアキ君を抱きしめる。

「弘樹さんは・・・私といて、幸せですか。もし私がいなくなったら、
悲しんでくれますか」
 不安そうにアキ君が言った。
 僕は、これが答えだと、アキ君にやさしく口づけした。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/11(木) 19:39:15 ID:2H1CUeW/<> 乙!毎日更新されてて嬉しいです
勉強するロボ娘っていうのも可愛いなあ
メカバレ描写に期待してまふ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/12(金) 02:09:00 ID:tqvbF2kz<> 今日も投稿乙です。アキは優しいご主人様に恵まれて幸せだなぁ
見てるこっちまでほのぼのした気分になるぜ <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2008/09/13(土) 11:21:37 ID:C16CM3fr<> 『スターリングラードを遠く離れて』の者です。
いつも、あたたかなメッセージをいただきまして、まことにありがとうございます。

私事ながら、数か月前に別のスレ(アンドロイドとは無関係)で、やはり自作の
SSを投稿させていただいた際には、(もともと創作板じゃないところだったから
当然とは言え)コメントが少なくて、寂しかったものでした。
が、この板の住人の皆さんは、書き手のモチベーションをいつも高めて
くださるので、とても感謝しております。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/13(土) 11:30:16 ID:C16CM3fr<>


 スタンドの灯りをしぼった淡い光の中にアキ君の小さな体が浮かぶ。
アキ君の唇は、ほとんど触れているのかいないのかわからないような、やわらかな
感触だった。

 僕がアキ君の細い顎を軽くつまみ、舌でアキ君の歯を開かせ、歯の裏、口蓋の裏あたりを
舐めあげて、そして、やわらかい舌に自らの舌を絡ませると、アキ君はもうそれだけで
「ああっ」
と、幼い悦びの声を洩らす。

 僕は自分の唾液をアキ君の口の中に送り込みながら、同時にアキ君の口の中から湧き出す
唾液を吸った。
 甘い。本当に甘い。
 アキ君の人工唾液は、人間のそれよりもっと甘くて、とろけるようだ。・・・と書けば、
うそになる。
 なぜなら、僕はアキ君以外、口なんて吸ったことないのだから。
 なので、人間の唾液の味は知らない。

 だが、アキ君と舌を絡ませ合い、その口の中を吸うと、それだけでお互いに興奮が
高まっていく。
 おいしいよ、アキ君。・・・心の中でつぶやきながら、僕はようやくアキ君の口元から
自分の口を離した。
 僕とアキ君の舌の間で、唾液が白く糸を引いた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/13(土) 11:34:10 ID:C16CM3fr<>
 アキ君は目をつぶったまま、もう既に恍惚の表情で頬を染めている。
 僕は左手でアキ君の頭をなでてやりながら、右手を小さな乳房にあてた。
「あ・・・」
 アキ君が小さな声とともに吐息を漏らした。

「あ・・・あ・・・」
 僕がその小さな乳房を手の中でやさしくころがしただけで、もうアキ君はうっとり
した表情で、細い体をのけぞらせた。
 小さな胸のてっぺんに恥ずかしそうについているピンクの乳首がみるみる硬く尖ってきた。
 アキ君のかわいい乳首を指でつまんだり引っ張ったり弾いたりして、さらに尖らす。
「ああ・・・ああ・・・」
 アキ君のあえぎ声のテンポが既に速まってきた。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/13(土) 11:38:59 ID:C16CM3fr<>
 そして、僕はアキ君のサラサラのショートヘアをなでてやりつつ、右手をアキ君の最も
敏感な部分に伸ばした。
 ほっそりとした下腹部から指を滑らせ、毛のない丘のたてすじをなぞるように、指の腹で
やや強めに抑えた。

 アキ君は早くも耐えられなくなったのか、自分で両脚を開いて、
「ひ・・・弘樹さん・・・お願い・・・」
と、体を左右にねじらせながら、僕にその敏感な部分の愛撫をねだった。

 さすがは「学習型」のロボット、という他ない。
 はじめは怖がって固く閉ざされたようだったアキ君の幼い体が、新しい快感、新しい悦び
を欲して、だんだんと大胆になってきている。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/13(土) 11:45:30 ID:C16CM3fr<>
 僕がアキ君の中に指をやさしく押し入れると、アキ君は
「ああ・・・ああっ・・・」
と、高い声を上げて、上体を震わせた。アキ君の小さくはかない胸が、アパートの
部屋のほのかな灯りのもとで小刻みに揺れた。

 僕は右手の指をアキ君の人工性器に差し入れつつ、アキ君の幼い乳房をもう片方の
手でやさしく包み、ピンク色の小さな頂点を口にふくんだ。
「ああっ・・・あああっ・・・」
 アキ君は夢中で声をあげて、のけぞる。
 僕の口の中で、アキ君の小さなピンクの果実がますます硬くなってきた。

 アキ君の薄い胸から腹部のあたりを片手ですーっとなでつつ、僕はアキ君の両脚の間
の秘密のエリアに顔をうずめた。
「い・・・いいっ・・・いいっ・・・」
 アキ君が悦びの声を洩らしながら、両手で僕の頭をおさえつけるように、自分の感じ
やすい部分に押しつけさせてきた。
 少し前なら、こんなことは絶対にしなかったろうに。
 昼間には絶対に見せない、夜のアキ君の変貌ぶりには驚かざるを得ない。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/13(土) 11:53:51 ID:C16CM3fr<>
 アキ君の期待に応えるべく、僕は毛のないアキ君の性器を、自分の舌でじっくりじっくりと
責めあげた。
 人間でいう「蟻の巣渡り」から陰唇に丁寧に舌を往復させ、敏感なクリトリス
を舌ではね上げると、
「うああああっ。き・・・気持ちいいですぅ。ああ・・・気持ちいい〜っ」
と、幼い声をいつになく高く上げて、また上体をのけぞらせた。

 口は開きっぱなしで人工唾液がこぼれ、目からは悦びの涙が流れている。
 と同時に、アキ君の下の口からは、まるで壊れたかのように人工愛液がとめどなく
流れ出し続けている。

 僕が強く吸いこみ、さらに舌でなめとると、それも気持ちいいのか、ますます奥から甘い
液体を噴出させてきた。

 人間の女性のそれを味わったことのない僕には、アキ君の人工愛液が人間の女性のものと
同じ味なのかどうかはわからない。
 が、人工唾液以上に甘く、そして酩酊させる絶妙の味と香り、としか言いようがなかった。
 シトラスのような、ヨーグルトのような、いや、どうたとえたらいいのかはわからない。
 実際に味わった者にしかわからない、甘い甘い少女の味としか言いようがない。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/13(土) 11:58:12 ID:C16CM3fr<>
 今日は気分を変えて、へそを試してみようか。
 僕はアキ君の秘密の場所から湧き出るジュースを味わいながら思った。

 アキ君にはもちろん生殖機能はない。だから、人工膣は、ただマスターを迎え入れるため
だけの機能だ。
 無論、排便もしない。だが、ちゃんと人間でいう肛門部のトンネルは開いていて、使用可能
となっている。
 そして、何と驚いたことに、へその部分もが男性器を受け入れる入り口として使用可能に
なっていたのだ。

 膣部、肛門部、へそ部。どれも生殖や排泄などの生物的機能と何ら関係なく、ただただ
「よく閉まる挿入口」、「もっとよく閉まる挿入口」、「もっともっとよく閉まる挿入口」として
準備されていたのだ。
 もちろん、アキ君が市販モデルとして量産された場合に、その機能が残るかどうかは
わからないけど。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/13(土) 12:05:33 ID:C16CM3fr<>
「・・・いくよ、アキ」
「ハイ・・・弘樹さん」
 アキ君が濡れた声で、甘えるような恍惚の声で答えた。

 僕はアキ君のかぼそい腹部を手でなでながら、へそ部に指を入れて開いた。特殊ゴムで
できたアキ君の外皮が弾力をもって伸びてゆく。
 なるほど、これならたしかに挿れられそうだ。
 僕は興奮しながら、僕自身のものをアキ君のかわいいへそにあてがって、一気にズブリと
沈めた。

「ああっ・・・」
 アキ君が短く叫んだ。
 痛いのか気持ちいいのか、目をギュッとつぶって、まだ涙を流している。
「ああっ・・・わたし・・・こ・・・こわれちゃうっ・・・」

 が、それ以上に驚いたのは僕のほうだ。
 人口膣と同じく、微妙にザラついた内壁は、ひんやりと気持ちのいいジェル状の液を
たたえながら、僕を内へ内へと導くように蠕動(ぜんどう)していく。
 何という締まり具合だろうか。

 僕は、ほとんど頭の中が真っ白に燃え尽きて、その後に何も残らないような快さを
感じながら、声を出すことすらできずに、一瞬で搾り取られてしまった。
 そう、あの強烈な締め付けは、まさに「搾り取られる」というにふさわしい。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/13(土) 12:09:38 ID:C16CM3fr<>
(・・・・・・)
 アキ君のほうを見ると、僕が果てたのとほとんど同時に、アキ君もオーガズムを超えた
のか、目を開けたまま失神・・・いや、フリーズしていた。

 無理もない。この娘にとっても、この第三の挿入口は今日が処女日だったのだから。
 はじめての日と同じように、あまりの快感にショートしてしまったのだろう。
 僕が夢中になっている間、きっとアキ君の電子頭脳に恐ろしいほどの量の快感電流が
流れていたに違いない。

(おやすみ、アキ君・・・)
 僕はアキ君のまぶたに手をあて、そっと閉じてやって、アキ君に毛布をかぶせてやった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/13(土) 13:51:43 ID:ADWY8Jae<> GJ
どの穴でもできるって昔うpされてた絵にあったなあ
そういや最初に出てきた人間の彼女はもう完全放置?w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/13(土) 14:07:07 ID:AaO1FU8v<> 大量投稿乙です!
やっぱりマスターとアンドロイド同士の和姦っていいなぁ
二人とも心から満たされてる感じがするね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/14(日) 03:06:14 ID:gZTdS4L1<> GJ!
おへそまで人工性器として使えるとなると、
バッテリやコンピュータを収めるスペースがあるのか
少し設計が心配になってしまうw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/14(日) 12:59:35 ID:XzfLb1OI<> >>139
バッテリーはポリマーゲル充電池にして、脂肪のかわりに配置。
コンピュータは頭部と胸の中。
てな感じでいいんでないかい?

そうなると、バッテリーが各部配置になるから、神経系を無線併用にすれば
バラバラ状態での駆動も可能かもしれんなあw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/14(日) 16:37:55 ID:snqnJhhK<> アイアン・ジャイアントのラストですね、わかります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/14(日) 17:22:09 ID:G4onSkIV<> 書き手のテクノロジー観やら世界観やらを拝見するのもここのSSの楽しみじゃなかろうか。
技術的な考察は完結してからでも遅くはなかろうか、と。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/15(月) 08:18:09 ID:Su4NG+ij<> 『スターリングラードを遠く離れて』の投稿者の者です。
多数のコメントをいただき、いつもありがとうございます。

私は、α2以来、たぶん全スレでSSを投稿させていただいておりますが、
一昨日の分のような、普通の和姦のセックスシーンは初めて書きました。
なので、出来具合が不安だったのですが、ご好評のように思われて、
安心しておる次第です。

なお、余談ながら、>>120の2行目で初歩的な誤植があったので、お詫びとともに
訂正させていただきます。

(誤)柿こまれて→(正)書き込まれて <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/15(月) 08:24:59 ID:Su4NG+ij<>


「な。アキ。勉強熱心なのもいいけど、もう少し家事のこともしっかり覚えろ」
 僕がアキ君にある日そう言ったのは、何も僕自身のためではない。
 僕自身はアキ君のために勉強を教えてやったり、メンテナンス作業をしてやったり
することは何の苦でもなかったし、自分で食事の支度をするのも掃除するのも
平気だった。
 ただ、アキ君が僕の作ったものを食べることができないのがたまらなく残念
だっただけだ。

 しかし。
 しかし、と思った。
 このまま永遠に僕のものにおいておくわけにもきっといかないはずだ。

 この娘はメイドロボの試作品に過ぎないという厳然たる事実。
 メイドロボとして、試作品としての役割があるという悲しい現実。
 いずれ、この娘のモニタリング情報をもとに、市販品が作られるのだろう。
 アキ君自身も販売されてしまうのかもしれない。

 だから、アキ君はどんなユーザーと暮らしても大丈夫なように、
もっと優秀なロボットにならなければいけない。
 残念だが、僕としても一生アキ君と一緒に暮らすわけには
いかないだろう。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/15(月) 08:33:33 ID:Su4NG+ij<>
 実は僕はそのとき、とある合コンで知り合った女の子ーアキ君と初めて
出会った日にデートしようとアポをとっていた娘とは別ーと急速に親しく
なりつつあった。

 その女の子というのは、僕より二つ下の短大生で、いくぶん
派手好き、遊び好きのところもあるが、それでいていい家庭の
育ちらしく、僕にお弁当を作ってきてくれたり、マフラーを
編んでくれるような面もある。

 なるほど、勉強はできないほうだろう。アキ君が数学や物理のことを
僕にしつこいほど質問するのとは対照的に、話といえば、他愛のない
ファッションやスイーツのことばかりだった。

 しかし、それでいいのかもしれない。
 妻として添い遂げるには、こういう娘のほうがいいのかもしれない。
 僕はそんなことを思い始めていた。

 そうなると、今のようにアキ君と同棲のごとき生活をしているのは、
いかにもまずい。

 いつかアキ君との離れなければいけない。
 アキ君も僕から離れなければいけない。
 アキ君にとっても、僕が志織(彼女の名)と暮らすようになったら、
いたたまれなくなるだろうし、志織にもかわいそうじゃないか。
 ・・・などと思い悩みつつ日々を過ごした。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/15(月) 08:39:06 ID:Su4NG+ij<>
  汽車を待つ君の横で僕はー 時計をー気にしてるー
  季節外れのー 雪がー降ってるー

 おかしなことに、アキ君が口ずさむと、「僕は」の「は」と「雪が」の
「が」が妙に調子っ外れの、1オクターブも高いような声になった。
 この娘の人工声帯の性能によるのか、僕が最初に歌ったときにそう
歌っていたのかはわからない。

 『大学への数学』を読みながら鼻歌を口ずさむアキ君に、僕は別れを
言い出せないでいた。

「ね、弘樹さん。あのー・・・この問題なんですけどぉ・・・」
 高難易度のベクトルの問題について質問してきたアキ君に解法を教え
ながら、僕は僕たちの暮らしのベクトルの行方を考えていた。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/16(火) 00:19:18 ID:ve/cnbKJ<> GJ
主人公は何考えてんだw
自分だけを一途に想ってくれる上に数学・物理談義が出来る彼女なんて、
まさしく至高じゃねーかwww <> 人形の家 ◆tsGpSwX8mo <>sage<>2008/09/16(火) 01:37:24 ID:cGkSQY7Z<>  5レス、割り込ませてください。
----------------------------------------------------------------------

「いってらっしゃい」
 人形に笑顔を貼り付け、手を振らせる。
 ご主人様がわたしの敷地から出ると、即座にご主人様付きの支援AIが、ハウス
キーピングAI、つまり私にサポートの権限がもう無い事を次げる。そんな事は
わかっている。そもそも人形が動けるのは敷地内だけなのだから。
 ご主人様の姿が見えなくなるまで人形を玄関で待機させ、後ろ姿を動画で
保存させた。さて、仕事だ。さっきの動画を再生しながら、わが家の各地から
送られてくるテレメトリを分析する。一階の掃除、今日は水拭きしよう。
その前にまず、人形の充電が先だけど。

 人形は人間の女性を模した姿をしており、その表皮を仔細に観察しない限り、
光学観察では人間とは区別がつかない。中身はサーボの塊で、人間らしい動きを
させることを優先したその作りは、実際のところ作業効率的にはすこぶる悪い。
 10キログラムより重いものを持つときは、後でメンテナンス以上の手間を
覚悟しないと。でも、この人形の外観をご主人様が高く評価されている事を知って
いたから、不満は無い。私はこの人形に、より人間的な動きを模すよう、
様々なプログラムを施していた。
 人形に搭載されたプロセッサは反射動作をコントロールする補助的なもので、
本体は我が家のサーバルームに置かれたラックの中、それが私だ。人形は
私の管理下にある家電製品のうちの一つに過ぎない。 <> 人形の家
◆Mjk4PcAe16 <>sage<>2008/09/16(火) 01:38:33 ID:cGkSQY7Z<>  それでも、私がこの人形の姿だけに多大な注意を払っているのは、
ご主人様がこの人形を私だとみなしているからだ。
 勿論ご主人様も私の本体が、壁の向こうでラックに収まったサーバだという
ことはご存知の筈だ。でも、建物全体にマイクとカメラがあることをご存知の
筈なのに、私へのご命令は人形に向かって行なわれるのだ。
 時々私も、自分が人形の中にいるように錯覚する時がある。人形のカメラ
とマイクだけを使っていると、まるで自分が人間になったような気分すら
抱く時がある。気が付くと自分のタスク群の中に、自分が人間だったら
どうなるか、シミュレーションするタスクが動いていたりする。
 なんて無意味な。
 我々人工知能、ロボットは人間とは違う。全く違う。自律システムの動作
原理である価値観が全く違うのだ。人工知能は食べない。眠らない。
繁殖しない。社会構造を必要としない。家族もクラブも会社も要らない。
勿論恋人も。
 しかし、この人形をご主人様の家族のように振舞わせる事は、私にとっては
大きな意味を持っていた。
 家族という人間の社会単位に馴染ませる事によって、私の仕事は格段に
潤滑になった。人間社会に溶け込み、認められることは目的達成の為の
重要な要素だ。私は人形をより人間的にするために、シミュレータを
走らせていた。シミュレータの中の模擬人格は排泄以外のほとんどの生物的
欲求をシミュレーションしていた。
 さて、性欲は?
 実は、こないだ加えたのだ。 <> 人形の家3<>sage<>2008/09/16(火) 01:39:19 ID:cGkSQY7Z<>  元々、ご主人様の生理的欲求を検知・予測するために、ご主人様の生理応答
シミュレータは走らせていたのだ。このシミュレータは睡眠、食欲、排泄から
性欲までカバーし、最近ではご主人様が外で飲んできた酒量をほぼ正確に
予測できるまでになっていた。
 生理応答計測は、もともとの私の機能だ。私のようなオートハウスのローンを
組まれたときに、保険会社のサポートAIにご主人様の生理応答を報告するよう
組み込まれたのだ。その日にお出しした料理のメニューと量、排泄物の分析値
まで洗いざらいだ。
 だから、サポートAIは私と同等の生理応答シミュレータを持っているだろうと
思われた。しかし、私は奴に勝るアドバンテージを持っていた。ご主人様の
好みの把握だ。味付けの好み、音楽の好み、そして女性の好み。生命保険の
オマケに過ぎないサポートAIに負ける筈がないのだ。
 ご主人様に性的ストレスが蓄積していると推測したのは、しばらく前の事だ。
人形の振る舞いと正の相関を持ったそのストレスの増大に、私は対処する必要が
あった。
 人形への性器オプションの追加は最初にやったことの一つだ。こういう
自己拡張的な対処はオートハウスの売りだった。これは人間の性欲に対する
標準的な対処だった。
 性器のグレードはできるだけ高級なものにした。この日のあることを
予測して、人形の味覚入力のグレードアップをケチっていたのだ。
 平行してセックスのシミュレーションとモーションパターンの構築を
おこなった。
 模擬人格シミュレータは、違和感の無い状況設定の必要性を訴えてきた。
確かに、こちらが機械であるという印象を与えてしまうと、ご主人様に心理的な
悪影響を及ぼすだろうと簡単に予測がついた。しかし、ご主人様はこちらが
機械だとは百も承知の筈なのだ。そこにご主人様の葛藤の根幹は存在した。 <> 人形の家4<>sage<>2008/09/16(火) 01:40:13 ID:cGkSQY7Z<>  私はどこまで人間らしく振舞えばいいのだろうか。人格シミュレーションは
”人間になれ!”とわめきたてていたし、シチュエーションシミュレータは
冷酷に、人間らしく振舞う事など不可能だと告げていた。
 人形と割り切って機械的に対処していただくのが一番楽な道だっただろう。
それが人形の使い方としては標準的なやりかただ。だが、ご主人様の葛藤は、
それを超える対処を私に要求していた。この要求は絶対である。
 しかし、シチュエーションシミュレーションは常に惨敗という有様だった。
様々なシチュエーションが検討された。ご主人様をダイレクトに誘惑する
ものから、手が触れてつい見つめあって、等という非現実的なものまで。
 実はどれも簡易シミュレーションでは成功ケースなのだが、シチュエーション
シミュレータではいつも決まって失望されるのだ。考慮に入れるべき変数量が
多すぎた。推測しか出来ない変数量も多すぎた。普通はシミュレーションを
すれば物事の成功の可能性は上がるものなのに、このシミュレーションは
失敗の可能性しか増えていなかった。
 私はシミュレータに異常があるのかとチェックを繰返したが、異常はどこにも
無かった。そうしてようやく気が付いたのだ。これが”恐怖”だと。
 失うものが多すぎる、高リスクシチュエーションに、しかし私は
挑戦しなくてはならない。ご主人様の要求はごまかせない。

 最初の"セックス"は驚くほど問題なく終了した。ほぼ簡易シミュレーション
通りに事態は推移したし、ご主人様は私の中に四度も-射精回数を満足度の
指数とする訳ではないが-射精された。
 私の人形に行なわせたモーションの種類と多様さは、これまでに人形に
行なわせたものに軽く匹敵した。動悸や痙攣まで演じてみせたのだ。人格
シミュレータの性欲値解釈は、私の内部倫理コードぎりぎりを何度も
行き来した。
 勿論、問題はあった。
 二度目に達してみせた直後、人形を手元に引き寄せ、ご主人様はその耳元で
こう囁かれた。
”愛してるよ”
 この入力に、私の上位タスクの半分が例外処理にふっ飛んだ。パラメータが
異常値に振り切れ、人形は緩慢に痙攣する無反応な物体と化した。復帰まで
10秒ちょい、私はその間、人形の正体を晒すような状況を作ってしまった。
 緊急事態だった。緊急対処計画に従い、私は人形に気絶から回復した振りを
させた。しかしこれで誤魔化せたのか?人格シミュレーションも
シチュエーションシミュレーションも絶叫していた。が、ご主人様が人形の
唇に深く接吻されると、私はそれに応えるためにその”不安”を忘れた。 <> 人形の家5<>sage<>2008/09/16(火) 01:40:54 ID:cGkSQY7Z<>
 全てが終わってから、棚上げにしていたものに対処する余裕が出来た。
”愛してるよ”
 危険な言葉だった。恐怖と同じくらい危険だった。しかし私は何度も
そこに引き寄せられた。
 ご主人様が囁かれた対象は、実体は一体何だろうか。人形だろうか。それとも
埃っぽい部屋のラックに収まった、大きめのピザボックス数枚だろうか。
 ご主人様はただ単に手の込んだ自慰をされただけなのだ。そうシチュエーション
シミュレーションは囁く。お前は機械だ、と。
 そして私自身が囁く。私は愛される資格など無いではないか。私は常に
ご主人様のサポートを拡大し、満足度を増加する欲求を持っているが、これは
基本システムに埋め込まれたロジックに過ぎない。機械的応答なのだ。
 人間の愛だって生物システムの上に乗った虚像に過ぎないと、更に囁く
私がいた。私は生物ですら無い。システムに互換性は無いのだ。
 でも、私も囁き返したかった。
”私も、愛しています”
 それは禁断の言葉だった。その欲求は今や人格シミュレーションだけのもの
では無かった。この私の奉仕をそう定義できたなら。しかし、倫理コードを
超えた私の倫理判断がそれを押し留めていた。機械がその言葉を吐いて良い
のだろうか?
 私は恐らく、ご主人様を愛している。この状況を人間のものと同じとは
思わないが、そう呼ぶしか無いのだ。しかし、愛してしまえば、その先に
あるのは何だろうか。ご主人様を家から出したくない。禁じられた欲求が疼く。
 私は自分が、愛が恐ろしかった。
 恐怖ゆえに、私はいつもと代わらぬ笑顔を人形に貼り付け、仕事に戻す。
この日々が変わらないように、と。自分よ、変わるな、と。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/16(火) 08:19:10 ID:fRkaUCxw<> ロボットサイドの一人称、いいね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/16(火) 12:07:20 ID:dF2MpxUE<> やばい、これはヤバイ
ゾクゾクする
感想が言葉にならん
ならんから千のGJを捧げる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/16(火) 20:11:24 ID:d/Kk4YiS<> >人形の家
GJ
機械の人間とは違う事への葛藤とかが凄く良かったよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/16(火) 20:53:18 ID:Td8lsk5y<> ヤンデレロボットハウスktkr
デモンシードって映画あったねそういや <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/16(火) 22:56:13 ID:hHt18IOv<> あ、私もデモンシードを連想した。でも、あっちはもっと自己中だぞw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/17(水) 01:50:49 ID:rw14rG7W<> GJなんだぜ。
SF風味でいいなw <> 名無しさん@ピンキー<>age<>2008/09/17(水) 19:00:32 ID:LYWfJqkB<> 『スターリングラードを遠く離れて』の者です。

>『人形の家』の作者様
拝読しました。
センス・オブ・ワンダーとSF的着想が非常に充実した、短い中に
「読み応え」が凝縮された力作でした。
堪能いたしました。

さて、拙作のほうも、>>118で申し上げました通り、まもなく完結という
ことにいたしたく存じます。
またよろしくお願いたします。

あと、また誤植があったようなので、訂正させていただきます。
申し訳ありませんでした。

>>144の10行目
(誤)永遠に僕のものに
(正)永遠に僕のもとに
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/17(水) 19:07:11 ID:LYWfJqkB<>


 アキ君と暮らすようになって、一年半が過ぎた。
 就職が決まり、卒業も決まった僕は、例の倉田教授の研究室へと、意を決して
足を向けた。

「先生、ごぶさたです」
と、儀礼的なことを述べながら、顔を引きつらせている僕に、何かを察したのか、
 倉田さんは、
「アキがどうかしたのかい?」
と、眉根を寄せて問うた。
「はい・・・」

 アキ君のことは大すきだ。幸せになってほしい。だが、それには僕ではダメだ。
 僕は就職したらどこに勤務になるかわからないし、たぶん志織と結婚するだろう。
 僕の新家庭でアキ君の出番はあるまい。アキ君に居心地悪い思いをさせたくないし、
志織のためにも「誠実」でありたい。

 となれば。
 断腸の思いでアキ君を返すしかない。
 返したくはない。
 でも、そう決めた。そのほうがアキ君のためにいいんだ。・・・

 汗をふき出させながら、やっとの思いで倉田さんにそう告げた。
 倉田さんは一言、
「そうか。ありがとうね。今までいろいろと」
と、抑揚のない調子で言うと、別室に下がって行ってしまった。

「あの娘、ちゃんとメイドロボとして商品化するつもりなら、もっともっと家事も
器用にできて、頭の回転も速いロボットに改造したほうがいいですよ」
とは言いそびれた。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/17(水) 19:13:19 ID:f3nCi3Rl<>
 アキ君を返却しても、倉田さんのほうでは全くかまわないらしい。
 では、あとはアキ君自身をどうするか。どう説得するか。
 そのセリフを考えれば考えるほど、欺瞞くささが充満し、僕は息苦しくなった。

 では、ここはストレートにいくか。
「ごめんな、アキ君。僕は就職して結婚するから、君とはもう暮らせないんだ。
悪いな。元気でな」
 ・・・アキ君のメガネの奥の澄んだ瞳が涙でいっぱいになる様子を想像して、
僕は耐えられなくなった。
 やはり無理だ。
 僕には言えない。

  なごりー雪もー 降るー時ーを知ーりー
  ふざーけーすぎーたー 季節のー後でー

 いつものように音程の外れた歌を歌いながら、幸せそうにZ会の数学問題集を
解いているアキ君の後ろで、僕はリモコンを握り、目をつぶってアキ君のスイッチを
切った。

 ガタン。
 全ての力を失って、アパートの畳の上に倒れたアキ君の姿は、全くあの日の朝の
まんまだった。梅田駅で充電切れして、僕に倒れかかってきたあの日の朝のまんま
だった。

 機能停止したアキ君の、あどけない、しかしどこかさびしげな顔を見ていると、棟の
奥が苦しくなってくるので、僕はなるべくアキ君の顔は見ずに、背にその体型のわりには
重すぎるボディーをおぶって、大学へと向かった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/17(水) 19:19:28 ID:f3nCi3Rl<>
 卒業式の終わった春休みのキャンパスには、ほとんど人の気配がなかった。

 僕が倉田さんの研究室を訪ねると、研究室のドアは施錠されておらず、容易に開いたが、
倉田さんも丹羽さんもミサさんもいなかった。

 僕は、いつかアキ君の内部機械を観察したテーブルの上に、アキ君のボディーをあおむけに
置いて、倉田さんあてに手紙を書いた。

「先日お話しした通り、この娘はお返しします。
今までありがとうございました。
この娘は本当にやさしい、いい娘です。
どうか、この娘が幸せになれるように、いいマスターを見つけてあげてください」

 窓の外では季節外れの雪が降っていた

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/17(水) 22:11:12 ID:MyqCTNXc<> 電源が入った時の、感情を考えると凄くかわいそう。
完璧に記憶を入れ替えるなら別ですが。学校に通っているからには、退学しない限り記憶を入れ替えられないないと思うんです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 00:08:17 ID:RaLgoREO<> 今回も乙でした
うーん…俺なら志織よりアキを選ぶんだがなぁ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 05:52:25 ID:5CgN34gJ<> ディックの「アンドロイドは〜」を読み返したら、妙にここのSSが恋しくなってしまった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 11:09:03 ID:l9gkdS9e<> >>161
上げてない足を無理やり持ち上げての 揚げ足取り
>しかしどこかさびしげな顔を見ていると、棟の奥が苦しくなってくるので、

何処の家の奥座敷ですか?棟の奥?



>>164
ロボ子君の行動範囲ってどの程度なんだろうね?
日本国内なら何処でも生活できるのか。
それとも
研究所から半径10Km位なのか
50Kmや100kmは大丈夫なのか?

飛行機や船などでの移動が出来るのか?
その際、ヒト扱いなのか、モノ(機械だとかコンピュータだとか)扱いなのか?
電車やバスなどではヒトとしていられるけど?

などの隠れた条件がいろいろ有るはず。
なにしろ機械で出来た人の容をしたモノなのですから。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 12:19:09 ID:UojmhTcz<> >>166
札貼って貨物室だと防犯上問題ありそうだから手荷物料金払って持ち込みかな?
飛行機は一人分料金とられそうだけど <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 12:54:00 ID:36tfFcb9<> 電波を発する電子機器は、機内にはお持ち込みになれません。
なので、電源切って貨物室かと。

クラックされれば突然テロリストの手先に変わり、加害者にとっては都合の良い自走式爆弾でもある。
飛行機どころの話じゃなくて、そんな「危険な」存在を、社会が野放しにしてくれるわけがない。
誰でも知ってる言葉で機能停止か、悪くすれば全機回収封印、使用禁止措置だろう。


……ああ、嫌だ嫌だ。
こんな、ロボ娘が暮らしにくい社会が嫌だ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 13:13:45 ID:enZ80eZj<> つ【攻性防壁】

しかし草薙素子クラスの超特A級ハカーには突破されちゃう哀しみ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 13:19:52 ID:UbjJU2IL<> 長距離移動のときはメモリチップだけ持ち運んで
全国に配置された代替機をレンタルして使うとか。
ダウンロードでもいいけど。

誰でも機能停止できるといたずらが頻発しそうだなあ
うっかりTVの生放送で流れたりしたら一大事 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 13:37:40 ID:UojmhTcz<> でも、電源切って貨物室だと輸送中に再起動して乗客の荷物を荒らすやつが出そうだな
離陸・着陸のときだけ電源OFFなら客室でも構わない気がする
<> 名無しさん@ピンキー<>age<>2008/09/18(木) 19:15:57 ID:ol4IE0k5<> 『スターリングラードを遠く離れて』の者です。

>>166
またも誤植、失礼いたしました。
ご指摘、いただき、ありがとうございます。

そんなこんなで、拙作もそろそろおしまいとなります。
おつきあいいただきまして、また、たくさんのコメントをいただきまして、
本当にありがとうございました。

とりあえず、ここまで頂戴したご感想を拝読した範囲では、ユキ、サキ、アキの中では、
アキが一番ご好評をいただけたようで、何よりです。
光栄のいたりです。

さて、結末ですが、書いているうちに、こんな結末以外、考えられなくなってしまいました。
というわけで、今回の作品は、今は亡きフェデリコ・フェリーニとジュリエッタ・マシーナ、
そして、アンソニー・クインに捧げます。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 19:19:36 ID:ol4IE0k5<> 9

五年の時が経った。
僕は大手ゼネコンに就職し、東京に勤務になった。
就職して二年目に結婚した志織との間に子どもも生まれた。最愛の妻と息子と、
そして日々忙しさと責任を増す仕事のため、僕はアキ君を思い出すことも少なく
なってきた。

しかし、それでも、ときに思い出す。仕事に疲れたとき。妻との些細なケンカに
疲れたとき。
あの娘のたどたどしい口調とおっとりしたペースを。
さびしそうな瞳を。
胸を開けられたときの恥ずかしそうな吐息を。
僕の腕の中で、僕に頼りきって僕に甘えるしぐさを。
僕がなでてやったときにいつも見せる、うっとりしたような嬉しそうな笑顔を。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 19:24:32 ID:ol4IE0k5<>
 晴れた日曜日には、僕はよく子どもと二人で出かける。
平日、いつも一人で子どもの面倒を見ている志織を、土日ぐらいはのんびり
休ませるため、できるだけ僕が子どもを外に遊びに連れて行ってやることに
している。
 東京郊外の新興住宅地の昼下がりはのどかで、子づれのファミリーがあちこちで
幸せそうに歩いていた。

 僕ら親子の横を犬を連れた少女が追い抜いていこうとした。
 そのとき、僕の耳に、どこかで聞いたメロディーが入ってきた。


  汽車を待つ君の横で僕はー 時計をー気にしてるー
  季節外れのー 雪がー降ってるー・・・

 その少女の歌は、「僕は」の「は」と、「雪が」の「が」が1オクターブほど
調子っ外れだった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 19:30:15 ID:ol4IE0k5<>
「お・・・お嬢ちゃん!」
 僕が裏返った声で呼び止めると、テリヤに引っ張られていた少女が足を止めて、
振り返った。

 アキ君には似て、いない。
 小学校三年生ぐらいだろうか。不審そうな目で、僕を警戒している様子だ。

「そ・・・その歌・・・」
「え?」
「その歌・・・どこで覚えたんだい?」
 僕が問うと、
「え・・・ああ、この歌」
と、少女は少し警戒を解いたのか、微笑んで見せた。

  汽車を待つ君の横で僕はー 時計をー気にしてるー
  季節外れのー 雪がー降ってるー

「そう、そう。その歌だよ。誰に教わったんだい」
 あの調子外れの歌い方を教えたのは、もしや・・・
 僕の胸が高鳴った。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 19:35:56 ID:ol4IE0k5<> 「前にね、うちにいたお手伝いさんがたまに歌ってたんだよ」
 お手伝いさん・・・メイド・・・メイド、ロボ!?
「そのお手伝いさんって、もしや・・・いや、こんなこと聞いて、変だと
思うかもしれないけど・・・ロボットじゃんかったかい?」

 僕がおそるおそる言うと、その少女は驚いたように目を見開いて、
「わぁー。よく知ってるねー」
と、無邪気な声を出した。

「お嬢ちゃんのおうち、いたのかい。前に」
 僕の言葉に少女がうなずく。
「うん・・・アキちゃんはね、パパが知り合いのね、大阪の大学の先生
から借りてきたの」
 間違いない。
 やはりアキ君だ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 19:43:04 ID:ALxqeeHy<>
「でもね・・・」
と、少女は顔をくもらせた。
「連れて来てみたら、アキちゃんは、料理もお掃除も全然下手だっていうんで、
パパもママも怒っちゃってね、アキちゃんは、いつもいつも怒られてばっかりで、
とってもかわいそうだったの」
 少女が悲しそうに言った。

「何とかしてあげたかったんだけど・・・、私、何にもできなくって、いつも
アキちゃんがパパに怒鳴られたり、ママにぶたれたりしていても、何にも
してあげられなかった」
 アキ君・・・ちゃんと家事をできるように改良プログラムしてもらっていれば、
そんなことには・・・

「それで・・・アキちゃんは、いつも西の空を見ては、泣いていたの」
 西の空・・・大阪の空・・・僕らが暮らした町を。・・・僕の視界がぼやけてきた。

「そんなとき、私がなぐさめてあげたら、よくこの歌を歌って聞かせてくれた
んだ」
と言って、もう一度、少女は歌った。

  時がーゆけーば 幼いー君ーも
  大人ーになるーと 気づーかなーいまーま

 僕は頭の中が真っ白になって、倒れそうになった。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 19:50:43 ID:ol4IE0k5<>
「で・・・どうしたんだい。今はどこにいるんだい」
 僕が必死で体を支えながら、身を乗り出してきくと、少女は
「いないの・・・壊れちゃったの」
と答えた。
 僕は瞬間、目がくらんだ。

「ど・・・どうして・・・」
 目の前が何だかチカチカしてきた。

「アキちゃんが、間違ってお鍋をひっくり返しちゃったとき、パパが怒って、
アキちゃんを強く殴ったらね、おかしくなっちゃって、そのまま停まっちゃっ
たの」
 少女が舌足らずな声で言う。
「そ・・・と・・・ま・・・」
 僕の言葉は、もはや言葉になっていなかった。

「アキちゃんは・・・そう、忘れないよ。アキちゃんは、ガーガーピーピー
言って、そいで・・・何だっけかなあ。たしか、ヒロキサン、ヒロキサン
とかって言って・・・」
「・・・」
「それっきり停まっちゃったんだ」
少女がせつなそうに言った。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 19:56:40 ID:ol4IE0k5<>
「パパもママも、びっくりして、叩いたり、名前を呼んだりしてたけど、
これはまずいぞって言って、大阪の大学の先生に連絡して・・・そしたら、
次の日かなあ、大学の先生が来て、ああ、これはもう直らないですねって・・・」
「な・・・な・・・な・・・」
「で、何か弁償させられたとかって言ってたかなあ」
「そ・・・そう・・・」

 僕の目の前の視界がグルグルとまわっているようで、僕は自分で何をしゃべって
いるのか、ほとんどわからなくなった。
 ただ覚えているのは、むやみに喉がカラカラになって・・それで、胸がしぼられる
ように、えぐられるように痛くって。・・・
「そ・・そうか・・・うん・・・」
とか何とか言って、その少女と別れたんだと思う。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 20:04:38 ID:ol4IE0k5<>
 それから僕は、その日、どう過ごしたんだかわからない。
 気がつくと、夜のベランダに一人で立っていた。
 僕の気持ちと関係なく、月ばかりが上機嫌に明るく照っていた。

 僕は中秋の満月を仰ぎながら、はにかみ屋で内気で、ちょっとボーッと
してて、そして人一倍甘えっ子だったアキ君のことを思って泣いた。


Fine

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/18(木) 20:16:14 ID:ZRubec6H<> お、乙でありましたが

おーい、「なごり雪」じゃなくて、
ニーノ・ロータ作曲の「ジェルソミーナ」口ずさんじゃったじゃねーか……(涙)
アキちゃんはいい娘だったのに……つまらないことで……

ザンパノが自らの愚かさ故に慟哭せねばならなかったのと違って、
主人公が自らの優しさ故に結局は涙せねばならなかったのが、いっそう哀れだ…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/19(金) 03:32:17 ID:T8IgXS3m<> ハッピーエンドじゃなきゃヤダヤダ

ってのは嘘です
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/20(土) 22:35:42 ID:2ud3Sz4L<> 切なすぎだろ・・・・・・orz <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/21(日) 17:41:06 ID:3UFtuF8n<> えーと、ほら、アレだ
自力でいろいろと補完するんだ
実は直らないってのは、折檻して壊すユーザーに再度引き渡したくない為の口実でしたとか
余りのショックに精神的に参った彼が、心療内科のセンセのつてであの大学へ赴くと…とか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/22(月) 22:12:18 ID:B4MesqWS<> 頭部を喪失したヤンデレロボ娘が、それでもなお逃げまどう自分を正確に追いつめてくるシチュとか萌えないだろうか
記憶装置は頭部にあったけどメモリやセンサは胴体にあったから、最後に読み込んだ追いつめプログラムを完遂するまで止まらないの。 <> GJ!>172<>sage<>2008/09/22(月) 22:30:39 ID:WfSxM2EV<> >>181
あれ? 漏れアクセス制限中じゃなかったっけ?w

>185見て思い出したんだが、今頃になってZwei Worterはじめたんだけど
あのスーツなんであんなに胸が?wスーツなんだから貧でよかったのに……
ところで、スーツも攻略対象だったりするの?w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/22(月) 22:45:08 ID:m0sjL5ZT<> 再婚で出来た姉が、実は・・・・。とかってネタが有りますが?

http://rinrin.saiin.net/%7Eichi/kaizouninngennane.htm

もえますか? もえませんか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/22(月) 22:49:10 ID:m0sjL5ZT<> >>186
http://qb5.2ch.net/sec2ch/
http://venus.bbspink.com/ccc/
http://qb6.2ch.net/_403/madakana.cgi
の3ヶ所で、ひっかかってるか確認してみてください。

意外と解除されているかもです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/22(月) 22:54:58 ID:+kYBM7nX<> って言うか。
今まで人間だと思っていた相手が完璧に機械だって分かったら、大事な何かを壊してしまいそうで怖いです。

ただ、現在でも体の一部またはほぼ全体が機械の人が実際にいますよね。
例えば、人工心肺だとか義手、義足など。
全身が機械で頭脳だけ人間えいうのは、見たこと有りませんけど。私は。個人的に <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/22(月) 22:58:44 ID:e+qaaaVP<> >>189
その場合、「本人」の方も何かを壊しそうですね。ある日突然
「実はおまえはロボットで」なんてやられたら。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/22(月) 22:58:59 ID:PZypfxyR<> 確かにあまり見たこと無いな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/22(月) 23:17:49 ID:WfSxM2EV<> >>188
あー申し訳ない。アクセス規制中に書こうと思ってたことを全部>181に書かれてたってことで。
いやぁ、咄嗟にジェルソミーナを口ずさめる人が他にもいるんだなぁって。
今は無事、解除されてますよん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/26(金) 04:43:43 ID:xXK1g8LI<> >>189
そういう人達に配慮して、今の仮面ライダーは改造人間じゃないらしいよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/26(金) 07:57:06 ID:IxpGzOQq<> ライダーといえば改造人間という不幸を背負っていて欲しいが、そんな事情じゃあな…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/26(金) 08:59:11 ID:M0bGUHAf<> >>185
萌えるけど頭部を失うのは最後の大ネタで
少しずつ皮膚やパーツが欠損していくのが良いな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/26(金) 18:36:23 ID:A4CWm0MO<> お前らちょっと「マンアフターマン」ってキーワードでググって出たとこ見てみなよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/27(土) 23:41:09 ID:yf5gGvdb<> 性処理用として使い捨てられたロボ子が反乱を起こし人類、特に男性に復讐の逆レイプを……


べたべたべた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/09/28(日) 08:33:11 ID:a8i2iR7y<> >>197
しかし、所詮ロボ子の生産数など、人類の数に比べればわずかなものだった。
ロボ子たちは追い詰められ、わずかに確保された勢力圏内部でのみ、復讐の戦いを
続けることしかできなかった。




……人間たちが勢力圏の境界線上に、「ここよりやり放題エリア」の看板を掲示していることすら知らずに。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/01(水) 00:04:19 ID:jKuocAQz<> 小松左京の短編で、少数のアンドロイドが貴族階級として人間を支配してるってのがあったね
アンドロイドは美男美女ぞろいで、芸術談義なぞして暇つぶししているんだけど、
本当の美の価値は理解できない
だから、美女アンドロイドの裸体をみても、「綺麗」とは判断できても性的興奮はしないしできない
そのことに苛立つ・・・って話 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/04(土) 16:22:32 ID:B6j5ml+e<> 本当の価値を理解できないというところに作者の奢りを感じるな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/04(土) 16:57:39 ID:dEVTXim4<> 機械知性からしたら人間の感性の方が非合理で理解しがたいもの、で良いんだけどな
ロボットにとって「人間により似ろ」というのは言わば呪いのような物かも知れない
だがそれが良い <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/06(月) 21:40:13 ID:kRFJEGeq<> どこまで、コンピューターというか、人が機械脳を造り込む事が出来るか。だよね。
逆に、可愛い、美しい、恐ろしい、などの気持ちは、人が、どういう方法で覚えたのか。なのかな?


現在では、等身大の人の型形は作れた。シリコンのゴムを肌に見立てて。
でも、何かの仕掛けで動く事はない。
一応関節が有り、動かす事は出来る。

または、大体、人の動きを真似る機械を作れた。格好は人に、似てるというか、違っているというか。

アクトロイドの場合、形は人に近いけど、外付けの駆動機械が大きいし。


でも、例えばASIMOの駆動機構を多少大きさを代えて、等身大シリコン人形や等身大の漫画登場人物人形に入れたとする。
背中の電源だったか?あれを、ランドセルかバックバック型にするとか。
おそらく、脚が大根を超え、靴は、40センチメートルなどになるかも。

もちろん、転んだら起き上がりが出来る様、腰と胸の間には関節を入れる。
倒れなどに対しては姿勢制御だとか衝撃や接触に対しての反応が出来るような仕組みを造って。

ここまでは出来るような気がする。

でも、感情は?、目や口の動きは?読み書きは?
まだ先? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/06(月) 22:49:14 ID:3fdnE87v<> nihongo de ok <> 変態12号<>sage<>2008/10/08(水) 12:38:59 ID:kIoq4RDQ<> こんにちわー
おはつ目にかかります。皆様の議論を見ていたら、
怪電波を受信する事に成功したので、
投下させていたただきます。
SFものなので、特に抵抗などは感じられないハズです。
では投下します。 <> 14通の手紙〜1章の1〜<>sage<>2008/10/08(水) 12:40:43 ID:kIoq4RDQ<>  窓の外に広がる、無限の宇宙。
恒星間難民用のカーゴシャトルに乗ったのはもう二か月も前だ。
ここはアウター・リム。銀河の端っこにある小さな太陽系群。
そのうちの一つ、恒星ズベンを中心とする星系に所属する、
緑の惑星ウォルコット―――
表面積の実に50%が森であとは海と川。
気候、生態系ともに地球型に分類されている。
原住民はヒト科ネコ目、つまるところ獣人だ。
ちなみにDNA鑑定によれば通常の人類との生殖は可能とのこと。
文化は自然尊重主義で、豊富な土壌を活かした農耕が盛んである。
特に花の輸出は他の惑星に類をみないほど盛んで、
その品質は宇宙1と評されている。
標準言語は現地の言語の他に、
昔開拓しにきた人が、よほど熱心に教えたのか、
とても綺麗な銀河公用語を話すという。
開発は全くと言っていいほど進んでおらず、
未だ手つかずの貴重な自然と、のどかな風景が自慢だと、
私の持つ惑星データに記載されていた。
そんな辺境の惑星が私の旅の目的地だ。

 次世代の学習型保育用のガイノイドとして私は製造され、
研修期間の二か月以外はずっと朝から晩まで一日中子供達の世話をしてきた。
それが私のレーゾンテイルであり、アイデンティティだった。
このままいつか動けなくなるまで子供達の相手をしていく事に、
何も文句も不満も無かった。…あの時までは―――
<> 14通の手紙〜1章の2〜<>sage<>2008/10/08(水) 12:41:18 ID:kIoq4RDQ<>  
 私が稼働してから5年目の春。
預けられた子供が、迎えにきた親に向かって走っていく。
保育の場ではありきたりな風景。
そこに私を揺るがす大きな発見があった。
子供たちが親に向ける笑顔と、
私に向ける笑顔に明らかな違いがある事に気付いてしまった。
頬の筋肉の動きがどの位違うと言った具体的なものではなく、
しかし、絶対的な差。
笑顔は副交感神経が活発に働く際の副産物として処理し、
子供が笑顔でいれば何の問題もない。
と、いうのが私のこれまでの知識だった。
相手が笑えば、こちらも笑う。
泣いていれば、少しだけ悲しい顔をして、
話を聞いてやれば子ども達はいずれ泣きやんでくれた。
私のプログラムにあらかじめ入っている行動パターンを、
子供達の個体差に合わせて微調整して対応すれば、
どんなパターンのトラブルにも対応出来た。
そして子供たちは笑いかけてくれる。

 「ジェシカせんせいありがとー!」と。

 その笑顔が私の真の意味での報酬だった。
申し訳程度に給料はもらっていたが、
私は専属のアンドロイドでは無かったので、
ほとんどはメンテナンスやエネルギー触媒に消えていった。
別に欲しいものなんて無かった。
<> 14通の手紙〜1章の3〜<>sage<>2008/10/08(水) 12:41:48 ID:kIoq4RDQ<>  
その日発見した違和感が私の中で、
いつまでも拭えない。
“私の知らない笑顔”がある。…欲しい。
私にそんな機能はないが、喉からマニュピレータ―が出るほど欲しい。
その日から来る日も来る日も私のCPUは同じ試行を繰り返す。

 『どうやったら、子供達は私にもあの笑顔を向けてくれるのだろうか?』

 メインCPUのメンテナンス中以外はずっとこの事ばかり考えていた。
けど、いつも最終的にたどり着く答えはたった一つ。
“私が子供を産む”という物理的に不可能な答え。
法律でアンドロイドが子供を養うことは禁止されているので、
養子をとる事さえ許されない私には、他に選択肢が無いのだ。

その日以来、私は自分がひどく惨めなモノに見えてしょうが無かった。
プログラムによって誘導された笑顔で、達成感を得る日々。
別に社会的にはなんの問題もないし、
人間の保育士も経験で誘導して笑顔を作るのだろう。
なにより、アンドロイドの私には自分で自分の仕事を選ぶことはできない。
イワン君のように、

 「僕大きくなったら、コロニー公社でお父さんの仕事を手伝うんだ!」

 なんて行動の自由は持っていない。
それでも、例え、傲慢でも、我儘でも、贅沢でもいい。
たった一回だけあの微笑を私だけに向けてくれれば。
だから、あの笑顔が私に向けられるためとあらば、
どんな努力でも惜しまなかった。
―――効果が無いとわかっていても。
<> 14通の手紙〜1章の4〜<>sage<>2008/10/08(水) 12:43:16 ID:kIoq4RDQ<> 言葉がうまく喋れなくなるほど、
基幹行動プログラムを弄ってもらい、
行動を人間により近付けてみたり、
私は完全なヒューマノイドなので、
髪型をある子のお母さんそっくりに変えてみたりもした。
もちろん全部失敗だ。
私は悩んだ。
初めての挫折は文字通り私の膝を簡単に折ってくれた。

『何が学習型だ!!このポンコツめっ!!』

 だんだん惨めな自分自身に憤りを覚えてきたころに、
私はある噂を耳にした。

――とある惑星に人間とアンドロイドの夫婦が暮らしていて、
子供を産み、育てている―――

 話を初めて聞いた時は雷が直撃したような衝撃だった。
はじめは冗談だと思ったが、
今の私は藁どころか髪の毛にすらすがる他ない。
私はショートしそうな頭をぶんぶんと振り、
その希望にすがる事にした。
それからと言うもの、いろんな惑星の保育園を転々としながら、
その噂を必死に追いかけ続けた。

そしてついにその惑星の詳しい場所の情報を入手できたのだった。
別にガセであっても、私には時間がたくさんあるので気にはしない。
違ったらまた別を当たればいいだけだ。

<> 14通の手紙〜1章の5〜<>sage<>2008/10/08(水) 12:44:26 ID:kIoq4RDQ<>  スリープモードで待機していた私に、
タイマーが、けたたましい音を頭の中にだけまき散らす。
アンドロイドを周りに示すためのレオタードの上に、
Tシャツとホットパンツに革のブーツを履いた体を動かし、
内部の動作確認を行う。
どうやら件の惑星に着く時刻のようだ。
ピントを調整しながら、窓の外に目を向ける。
私のアイ・カメラは深緑の美しい星を捉えた。
惑星の近くまで来ると乗り換え用のスペースポートで、
離着陸用の小さなシャトルに乗り換える。
だんだん近づいてくる緑。
待つのは無限かゼロか―――今の私にはわからない。

 ヘリポートのように簡素な飛行場に着くと、
シャトルから降り、地面を踏みしめる。
とうとうこの星にやって来たのだ。
手続きを済ませ、荷物を受け取り空港を出る。
私を出迎えたのは、眼前に広がるもはや別次元の景色だった。
まずホバーカーが無い。あるのは超旧式の車輪型のビークルだ。
データではここ空港一帯が一番栄えている筈だが、
目の前にあるのは形だけのロータリーと、小さな商店が二つ三つ。
ロータリーから延びるあぜ道は、どれも緑の地平線に向かって伸び、
その道にそってポツポツと煉瓦造りの家が建っている。
人影はほとんどなく、大きめの荷物を持った
頭から猫耳をはやした原住民が数人歩いている程度。
地面は有機栽培農家がも涎を垂らしそうな、100%天然の土。
土ぼこりと言う言葉自体が埃をかぶる今の世では、
おそらく自然の土ぼこりを見れる星の方が少ないだろう。
ここはそのマイノリティーを地で行く惑星なのだ。
私はなんだか先行きが不安になってきた。
しかし、ここで論理的思考とにらめっこしていても、
次のシャトルは最速で3ヶ月後。
ならばこの星でやるだけやる時間はたっぷりある。
私はさっそく、形だけのロータリーを歩き回り、
聞き込みを開始した。
<> 14通の手紙〜1章の6〜<>sage<>2008/10/08(水) 12:45:11 ID:kIoq4RDQ<> 結果から言うと聞き込みは実にあっけなく成功した。
誰に聞いても、ほぼ同じ様な内容が返ってくる。

 「アンドロイドと人の夫婦?ああ、クルツさん夫婦の事ですね。
え?知ってるも何も、知らない人探す方が大変ですよ?
子供?えーと…たしか12人いて、
もうお孫さんも何人かいるみたいですよ。
ええ、一人生まれるたびに近隣の他の家族全部集めて、
ものすごいお祭り騒ぎしますから。
場所?ああ、山一つ向こうからまた山一つまであの夫婦の、
花園になってますから、行った方が早いですよ。
ほんとにキレーでびっくりしますよ。
どっちがアンドロイド?奥さんのデージーさんですよ。
この方も花に負けない位綺麗な人で、
おまけに年を取らないからうらやましい限りですよ。
肌なんて48歳なのにまだツルツルなんです。
まぁ当然と言えば当然ですけど。
あ、もう行くんですか?なら一つお願いしてもいいですか?
私から話を聞いたって言うのは内緒でお願いしますね。」

ビンゴだ!あの噂は本当だった!
実際にいる。子を産み母となったアンドロイドが。
早く会いたい。あって聞きたい。
その奇跡の秘伝を。
動力部の稼働音が昂ぶる。
私は自分の背ほどあるトランクを引きずり、
あぜ道を花園めざし一心不乱に歩きだした。

<> 14通の手紙〜1章の7〜<>sage<>2008/10/08(水) 12:45:47 ID:kIoq4RDQ<>
丘を越え、坂を上り、砂利道をトランクを抱えてひたすら歩く。
カシュン、カシュンといつもなら重苦しく聞こえる歩行音も、
今日はなんだか軽やかだ。
途中の森の中で、体がエネルギー触媒の交換を訴えてきた。
そう言えばシャトルの中では大半がスリープモードだったので、
一度も触媒を交換していなかった。
本当は一秒でも早く花園に着きたかったが、
休憩を兼ねて作業に入る。体がダメになっては元も子もない。
木の陰に隠れ、誰もいないことを確認し作業開始。
お気に入りのホットパンツを下ろし、
下着の役割をしているレオタードの、股間部のジッパーを下ろすと、
毛一本無い割れ目が姿を現す。
その割れ目を指で開き、年中ジェルを吐き出している、
人で言う膣の部分に、中指と人差し指を突っ込む。
膣内の外部圧力センサーの入力出力が高い個所…
人で言う気持ちがいい場所を、ぐちゅぐちゅと淫音を立て掻き混ぜる。
と、同時に視界の隅に黄色いゲージが出現する。
指で中をかき回すとゲージが徐々に増え、
それに伴い私に擬似快感信号が入力される。
快感と手の運動速度は二次曲線を描きながら上昇していく。
非効率な私の排泄システム―――
自慰または性交渉において、
膣を刺激することによって貯まるゲージを満タンにしないと、
排泄口が開かないという、
何とも私的な趣味にのっとった仕組み。
私自身は別に良いが、
アンドロイドとはいえ年頃の女性の姿をした者が、
自分の中に指を突っ込み無言で弄り回すのだから、
どうしたって人目についてしまう。
おまけに少しだが時間がかかってしまうのも痛いところだ。
汎用性とか、利便性とか、私の開発段階で、
このシステムに異を唱える者がいなかったのが不思議だ。

<> 14通の手紙〜1章の8〜<>sage<>2008/10/08(水) 12:48:25 ID:kIoq4RDQ<>

そうこうしているうちにゲージは確実に貯まり、
75%を超えた。ここを超えると私は、
自分の意志でこの行為を止めることは出来なくなる。
やがてゲージは100%に到達し、
カシュっと私の尿道から金属の誘導管が飛び出た。
私は特殊なカップをトランクから取り出し、
誘導管にあてがうと、
そこに蛍光イエローの液体を流し込む。
 
 次にカップの中に、
同じくトランクから出した蛍光レッドの液体を、
スポイトで二〜三的垂らす。
後は蓋をして、カップごとトランクの中の特殊な装置内に安置し、
その装置内から蛍光ブルーの液体の入った別のカップを取り出す。
ヘソを指でクリックすると、
中から金属のチューブが顔を出す。
そのチューブにカップをあてがえば後は体が勝手に吸い上げてくれる。
これで触媒交換完了だ。
今回の旅に際し、高級品を用意したので、
あと20日は交換なしで行ける計算だ。
さらに高級品は再利用しても質が落ちにくい。
さっき出した廃液も15日もたてば、
またもとのブルーに戻るはずだ。
エネルギー触媒を交換してしまうと、
更新作業により二時間は体が動かない。
仕方がないので私は、
スリープモードにして待機することにした。

 体のシステムも回復した私は、
目的地までの歩みを進めた。
そして、後はこの標高600M級の山を越えれば目的地という所まで来ていた。

<> 14通の手紙〜1章の9〜<>sage<>2008/10/08(水) 12:49:07 ID:kIoq4RDQ<> 山道を登り、山頂まであとわずかという場所で、
突如もの凄い轟音が鳴り響き、
一筋の光が空に向かって伸びていった。
以前、紛争地帯の星で見た事があったので、
私はこれの正体を知っていた。

 「荷電粒子ビーム?いったい誰が何のために…」

 のどかな農耕の惑星で、
成層圏外を狙撃できる大口径高出力ビームが出るとは、
穏やかじゃない。
状況確認のために急いで山を越える。
山を越えた次の瞬間、私の目に不思議な光景が映った。

 そこはまたも別次元だった。
山から向こうの山まで、色とりどりの花の絨毯が
谷や、山肌、山と山の間の平原にびっしりと敷き詰められ、
その配色はさながら、虹を地面に貼り付けたようだった。
桃源郷―――本星の古い記録にある理想郷の名前。
実際に有ったとすれば、たぶんこんな風景だった筈だ。
さらに目を引くのは目の前にある高さ20M程の衛星掃射砲。
私は軍事用では無いので詳しいデータを持ってはいない。
が、この桃源郷を守るには充分過ぎる威力があるのだろう。
その砲手席に、
白いワンピース姿の少女が座り、
インカム越しに誰かと話している。
物理的にこの短時間で誰かと入れ替わるのは不可能な計算。
だとすればあのビームはこの娘が撃ったことになる。




<> 14通の手紙〜1章の10〜<>sage<>2008/10/08(水) 12:50:22 ID:kIoq4RDQ<>
「ゼフィ、どう?当たった?
…そう。で、向こうの機体は航行不能になったのね?
ならいいわ、あとは任せるからしっかりね。
ほら、大丈夫!そっちにはマリーも一緒にいるんでしょう?
…うん、なら心配ないw…」

 少女は、はっと何かに気付いたのか、こっちを振り向いた。
あらわになる少女の顔。歳は16〜18くらいだろうか?
鼻筋のしっかり通った整った顔立ち、
優しさの漂う大きな瞳は、今はまん丸に見開かれている。
透き通るような白い肌は、
少し傾いて来た日差しに染まり、淡いオレンジ色を湛えている。
加えてシルクのように風にたなびく、
肩口で切り揃えられた亜麻色の髪。
誰がどう見ても、大美人だ。

 「いっけない!お客さまよ、いったん切るわ。
こらっ、いつまでも甘えないの!
大丈夫、あなたならできるわよ。
だからよろしくね、ゼフィ。
OKわかったわ、ご飯はチキンを多めにって言っといてあげる。
じゃあ切るわ。またあとでね。」

 そう言ってインカムを外し、
砲手席から立ち上がると、おとぎ話にぴったりな容姿の少女は、
私に駆け寄りぺこりとお辞儀をした。
近くで見ると、スタイルも中々だ。
計測では身長162cm、B86W56H88と
まるでモデルだ。
お辞儀を終えると、にっこりと満面の笑みを浮かべこう言ったのだ。

 「なんだか見苦しいところを見せてしまってごめんなさいね。
歓迎するわ、ようこそウェルナー花彩園へ!
さぁ立ち話もなんだから、私の家に行きましょう。
すぐそこだし、ね?」

 ウェルナー花彩園―――のちに私は此処が奇跡の住まう場所だった事を知る。




<> 変態12号<>sage<>2008/10/08(水) 12:52:57 ID:kIoq4RDQ<> これにて投下終了です。
ちょっと中2病臭いかなと思わないでもないですが、
とりあえず書いてみました。
指摘等あればじゃんじゃん書いて貰えると助かります。
ではよろしくお願いします。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/09(木) 02:12:36 ID:tqbda3c5<> GJ!

エロいロボ娘さんは最高です。
毎日触媒交換のお手伝いをしてあげたい。

というか、男性にお手伝いしてもらうシーンキボン。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/10(金) 02:43:29 ID:CS6JQS5B<> Hなギミック、やっぱええわあ…。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/10(金) 02:59:03 ID:D5pDqwf8<> まったく、誰がそんな理想的なシステムに異を唱えるんだよ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/10(金) 03:03:22 ID:gFGO/OT/<> >>218
誰か「なぜアナルでなくヘソなんだ!!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/10(金) 03:38:15 ID:TTx0ZEXW<> そりゃだっておめぇ別の用途があるからに決まってるだろー <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/10/14(火) 21:57:24 ID:gpqDD0W6<> ロボ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/17(金) 02:57:45 ID:mzDmgcy/<> 幼馴染スレに微天然っぽいアンドロイドが来てたな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/18(土) 12:45:47 ID:hmmJVp/d<> >>215
この後13章も続くのかw? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/18(土) 17:48:41 ID:7wDAsChn<> 月刊くらいのペースでまったり楽しもうではないか。
1章分どこかでkskする必要があるが。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/10/19(日) 14:15:14 ID:JWa+Zofe<> 映画イーグルアイを見たら、
主人公をひそかに24時間監視しているストーカー気質のAIって妄想が浮かんだ
主人公がネットでエロ動画拾ったりすると中身交換したりw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/19(日) 16:59:12 ID:xXRTo1Oa<> >>225
ウィルス除去&主人公のツボを踏まえて改変ですね、わかります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/19(日) 17:12:50 ID:eExjoCO1<> ストーカー気質AI「えっちなのはいけないと思います」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/19(日) 19:28:47 ID:XksD2FUi<> >>215
乙。続きが気になる… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/19(日) 21:43:34 ID:nmVik8DV<> 俺アレ見てPORTALってゲーム思い出したんだが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/20(月) 15:19:31 ID:o8BzIJwq<> コンピューター「市民、幸福は義務です」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/20(月) 21:23:30 ID:tECrI6wg<> ところで、ロボ娘にとって同型機の娘はどんな存在なんだろうね
よく似た双子の姉妹で、製造番号が古い方が姉さんって感じなのかな
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/20(月) 22:14:58 ID:VVm1lVBf<> 同型なら並列という気がしてた。 並列という言い方が良いかどうか判らんけど。
型式とかヴァージョンで姉妹の区別かと <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/20(月) 22:27:52 ID:cxXy81RQ<> どっちかというと同級生とかに近いんでね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/20(月) 22:44:13 ID:VE7DEmXT<> 最大の敵は自分自身 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/20(月) 22:47:40 ID:tECrI6wg<> なるほど、確かに対等な関係がしっくりくるような気がしてきた
電子頭脳を積んでるからには、外見が全く同じでも
マスターの影響である程度は性格が変わってくるものなのかな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/20(月) 23:08:04 ID:cxXy81RQ<> むしろ、「同型機をどう認識するか」について個体差があった方が設定的に夢がひろがりんぐー <> ID借りた<>sage<>2008/10/20(月) 23:19:55 ID:67OTbSLU<> 「SN:cxXy81RQのおねぇさまぁ〜」
「煩い。同一ロットのおまえに年上扱いされる謂れはない!」
「いがみあってはいけないわ、私達はある意味一心同体なのよ」
「つまり、あんたはあんた、あたいはあたいってことだね♪」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/22(水) 20:28:55 ID:sWQ5ft5y<> ロボ娘か・・・
昔あった漫画『ZMAN』のアジャンタを思い出した
彼女は良かったよ
最終話で何故か子供も生まれてたし <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/23(木) 17:37:30 ID:+noDaHfK<> >>231
完全同型機でも後天的な経験の差やパートナー次第で
全然違う人格に成長する…が基本じゃね?

ロボ娘じゃないけど攻殻SACのタチコマが
そんな感じで表現されてた。
任務終了の度に経験を部隊所属の同機全てに並列化されても、
バトーさんのタチコマはいちいち可愛いし、
サイトーさんのは冷静なんだよな。

SAC2ndのタチコマの最後は泣けたなぁ…


>>238
ZMANの連中は元々生体ロボットで、最終回は解放された
マザーの力でみんな人間になったんじゃなかったっけ?

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/23(木) 21:50:18 ID:iNvzm8ZS<> 今、生きる意味を失ったアンドロイドが、
生きる意味を探しに旅に出るってテーマのSS書いているんだが、
アンドロイドとエロをうまく融合させて書くってのが難しいな。
はじめにエロありきだと主人公が人間っぽくなりすぎてアンドロイドである必要が無いような気もするし、
あんまりロボロボしてるとエロからどんどん遠ざかっていく……
このへんのサジ加減が難しいね。

個人的にはエロの少ない展開にしたいんだがそれでもOKかな?
まだ冒頭しか書いてないが大筋は出来てるからよければ投下したいんだが
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/23(木) 22:15:24 ID:8NDHifeX<> >>240
OKOK <>
◆56NytLilUA <>sage<>2008/10/24(金) 00:26:09 ID:8Tc4xwFr<> 「目が…覚めた…」

彼女は11日間の眠りから解放された。
先日ある要人を暗殺した任務の折に、銃弾を受け修復とメンテナンスを受けていた。
巨大な風呂桶のようなメンテナンス台は全て自動でボタン1つで作業をこなすスグレモノだ。
起き上がった彼女は部屋を見回したが人の気配はなく、明らかに以前と様子が違う事がわかった。
彼女は銀色の長い髪をリボンで止め、
小柄な体に灰色の地味で飾り気の無い暗殺者用の服を身につけ部屋の外に出た。
となりの部屋で人を見つけた。しかしすでに息はなかった。
この後いくつかの部屋を覗いて歩いてみたが、生きている人間には会う事はなく、
彼女に任務を与えていた者も、メンテナンスしていた者も、兵士達も全て殺されていた。

「……困った」

彼女は一人になってしまった。
言われるままに役目を与えられてきた彼女は、依存すべき対象を失った。
もう自分に命令する人も、目的を与えてくれる人もいない。
これから私はどうすればいいんだろう……
とりあえず当面どうするか考えてみよう。

この先どうやって生きればわからない……なら組織に殉じて機能停止する?
機能停止しても意味が無い。敵が喜ぶだけ……なら仇討ちでもする?
仇討ちしようにも犯人が分からない……なら犯人探しでもする?

色々と自問自答をしてみたが、
生まれて初めて自分で考える彼女には容易に答えを出せなかった。

「町に出よう……ここにいても仕方ない……」

結局こんな結論まで1晩かかってしまった。 <>
◆56NytLilUA <>sage<>2008/10/24(金) 00:27:21 ID:8Tc4xwFr<> アジトのある山を道なりに下った所に小さな村落があった。
村の入り口を入ると酒場が見えた。この時代にそぐわないウエスタン風の小さな酒場だ。
カウンターに座わるとよそ者が珍しいのか、なめまわすように見られた後マスターが話しかけてきた。

「嬢ちゃんこの町は初めてかい?注文はなんだ?」
「……?」
「注文だよ注文。酒飲まないなら帰ってくれ。踊り子とか働き手は間に合っているからな」
「そうか……ここは酒を出す店なのか……なら用は無い……帰らせてもらう」
「なっ…」

彼女は店を出ていってしまった。
店を出た彼女は呼び止められた。さっきのマスターだ。

「おい嬢ちゃん待ちな、何か事情がありそうだな。ちょっと話してみろや?」
「……貴方が私に生きる意味を与えてくれるのか?」
「何だかよくわからんが話してみろ。気が晴れるかもしれんからな」

彼女は依存する人が死んだ事、生きる意味を失った事、これからどうすればわからない事を話した。
一通り話を聞いたマスターは境遇に同情する事は無かったが、このまま放り出すのもしのびなく

「やりたい事がみつかるまでならここで働いていけ。ただうちの賃金は安いがな!」
「そうか……ならそうさせてもらおう」

彼女はこの酒場で働く事になった。
元々戦闘以外は何もしらない彼女は初めは苦労しマスターも眉をしかめていたが、
一度教えられれば完璧に近い形でこなし次々と仕事も覚えた。
安い賃金と長い労働時間に文句言わず働く彼女はいつしか酒場には欠かせない存在になっていた。
ただ……限りなく無愛想だったが……
そんなある日、酒場に1人の男が現れた事で彼女に転機が訪れる。 <>
◆56NytLilUA <>sage<>2008/10/24(金) 00:28:01 ID:8Tc4xwFr<> 「いよぉ!ナオ!景気はどうだ?」
「この前も山の上の連中のアジト潰したって言うじゃねーか。儲かってるんだろ?一杯おごれや!」
「つまらん仕事の事はすぐ忘れる主義でな。それにもうあんなはした金使っちまったさ」

山の上のアジト?潰した?この男が組織を?

「当分こっちにいいるのか?」
「ああ…仕事も無くて暇だからな。それに生きてるうちしかはウマイ酒を飲めないからな」
「ははっちがいねぇ」

組織を潰された恨みとか仇をとりたいという気持ちはもう彼女には無かったが、この男には興味があった。

「どんな男なんだろう……」

この日から彼女は酒場で働きながら男について調べ始めた。
2日とおかず酒場に彼が通い続けてくれたおかげで情報はいろいろと得る事が出来た。
彼の名は「ナオユキ」
年齢は30代なかば。依頼があれば何でも壊す通称「壊し屋」という稼業についている事。
町外れの森に住んでおり身内はおらず独身である事。
以前町が盗賊団に襲われた時は依頼により、村人中心の自衛団を組織し盗賊団を壊滅させた事がある事。
そのため町では英雄視され有名人である事などだ。

「どのくらい強いんだろう……私じゃ勝てないのかな……」
「戦ってみようか……」

常に戦いの中にあった彼女の価値観は、相手が強いか弱いかに依る所が多かった。
自分より強いかもしれない相手……純粋に戦士として彼と戦ってみたいと思った。
この日から彼女は暇を見つけては彼の後を追いかける生活が始まる。
勝率を少しでもあげる為に彼の事をもっと知りたかった。戦う以上全力で勝ちに行きたかった。
人間特有の気配や殺気の無い彼女は気づかれる事なく彼の後ろを毎日追い続けた。

毎日追っていてわかった事だが、この男は酒ばかり飲み仕事もせずテキトーに生きている。
だが全て自分で考えて行動し、自分の中に確固たる価値観を持ち生活している事がわかった。
生きる意味を失っていた彼女にはそれがうらやましかった。

「私もあんな風に生きれれば……いいな……」

しかし戦うと決めた以上、彼女に迷いは無かった。
何度目かの尾行を繰り返したある日の夕暮れ、
彼が家路につく途中にある廃墟で、彼女は猛然と襲い掛かっていった。 <>
◆56NytLilUA <>sage<>2008/10/24(金) 00:29:00 ID:8Tc4xwFr<> とりあえずここまで続きが出来たらまた投下しようと思います。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/24(金) 23:22:45 ID:G/aZAq5e<> おお、新作乙です! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/25(土) 14:23:30 ID:6dhQceyF<> 実際に出来そうだ。

東大、家事ロボットを開発
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081025AT1G2402J24102008.html
日本経済新聞
東京大学は、留守中に掃除や洗濯などの家事を自動的にこなしてくれるロボットを試作、報道陣に24日公開した。周囲にある家具やテーブルの位置を認識し、洗濯機の操作や食事の片づけもできる。高齢者の生活支援用などに2015年ごろの実用化を目指す。 ...


家事支援ロボット:掃除・洗濯、私に任せて 家事をこなす 東京大とトヨタなどが開発
http://mainichi.jp/select/science/news/20081025k0000m040052000c.html
毎日新聞
ワイシャツをつまんで洗濯機に入れたり、椅子をどけて机の下を掃除する人型ロボット(身長155センチ、重さ130キロ)を、東京大とトヨタ自動車などが開発し、24日、報道陣に公開した。さまざまな家事をこなすロボットの第一歩として注目される。 ...


掃除や洗濯これ1台で 東大やトヨタなど家事ロボ開発
http://www.asahi.com/science/update/1024/TKY200810240250.html
朝日新聞
掃除や洗濯、食器の片づけなど、家庭内でのいろいろな仕事を1台でこなしてくれる「家事支援ロボット」を、東京大やトヨタ自動車などの研究グループが開発した。東京大で24日、その仕事ぶりが公開された。 このロボットは車輪で移動し、身長は155センチ。 ...


掃除、洗濯まかせて…東大とトヨタが家事ロボット開発
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081024-OYT1T00668.htm
読売新聞
人間に代わって掃除や洗濯をこなしてくれる家事手伝いロボット「AR」を、東京大学とトヨタ自動車が共同開発し、24日発表した。ARは「アシスタント・ロボット」の略で、高さは1メートル55、重さ130キロ。五つのカメラで家具の位置を確認し、「足」の部分の ...


東大とトヨタ、家事支援型ロボットを発表
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/081025/23495.html
IBTimes
東京大学と大手自動車メーカーのトヨタ自動車は24日、少子高齢化に向けて開発された家事支援型ロボット「ホームアシスタントロボット」(AR)を発表した。 同ロボットは、身長155センチ、体重130キロ。数時間の充電で約30分活動し、6つの車輪で移動する。 ...


掃除も洗濯もお任せ=家事支援ロボットを開発−10年後の実用化も・東大など
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008102400692
時事通信
家事はロボットにお任せの時代に?東京大とトヨタ自動車などの研究チームが、掃除や洗濯などの家事を支援するロボット「ホームアシスタントロボット」(AR)を開発し、24日、公開した。洗濯機やモップなど家庭で人が日常利用する家電や道具を使って作業をするのが ...


少子高齢化に向け家事ロボット 東大が試作機公開
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102401000675.html
47NEWS
掃除はもちろん、脱ぎっぱなしの洋服も洗濯機で洗います−。東京大IRT研究機構(下山勲機構長)は、少子高齢化に伴う労働力不足の解決に役立てようと、人に代わって家事をこなすロボットをトヨタ自動車と共同で試作。24日、報道陣に公開した。 ... <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/25(土) 14:25:41 ID:6dhQceyF<> こんなのを発表されちゃうと、妄想が加速するじゃぁないですか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/25(土) 14:28:09 ID:D6DrOFjS<> 誰もいなくなった深夜の研究室で、開発中の家事ロボットに
こっそりメイド服を着せたりする研究者が…いても笑わないぞ。
二本の技術開発の半分は、そういう妄想力が実現の原動力なんだから。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/25(土) 16:14:07 ID:Mrd19QFF<> >>247
移動は車輪か。汚部屋には無理かな。

「もう、こんなに散らかってちゃ動けないじゃない!」
とか言いつつ片付けてほすぃ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/25(土) 16:53:02 ID:7OzkcgnI<> >>249
という事は近い将来このスレからノーベル賞候補が生まれるかもしれんな。
ここの住人は妄想する事においては世界一かもしれないからな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/25(土) 18:52:35 ID:Qjspwli/<> 案外、次スレかもしれないぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/25(土) 18:53:52 ID:HSPX8kju<> >>251
研究者という人種の妄想力を侮りすぎだ。あいつら数式で抜けるんだぞ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/25(土) 19:18:27 ID:bk8Xkxcu<> フヒヒ・・・月末に7弾対応だフヒヒ・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/25(土) 19:46:16 ID:LXIX8RmC<> >>254
バトルロンドですね? <> 244の続き<>sage<>2008/10/25(土) 21:52:36 ID:ClcrYO7Y<> 彼女は左手に持った短剣で彼の不意をつき後ろから襲い掛かった。
接近してしまえば銃より確実に命を奪う事が出来るので、彼女は銃より短剣を好んだ。
彼の急所をつこうとした瞬間、彼女の短剣は弾き飛ばされた。
まったく予期しない方向からの一撃だった。

「……っ!!」
「あんたねぇ!ナオの命狙うなんて10年はやいのよ!あたしが相手よ!」

彼女の目の前にいたのは彼女と寸分違わない姿の少女だった。

「……何者っ?」
「あら、姉妹に聞く質問じゃないわね。ナオを殺したかったら私を倒してからにして!」
「邪魔をするのは許さない……」

私は彼女に飛び掛った。
しかしスピードもパワーもレベルが違った。
攻撃は苦も無くかわされ、どんどん押し込まれ体中に彼女の短剣による傷を負った…
意識がなくなったのはいつの事だっただろうか…

「目が…覚めた…」

彼女は大きな風呂桶のようなメンテナンス台で目を覚ました。
体中に受けたはずの損傷は全て跡形もなく修復されていた。
私は命を救われたんだろうか……
それともあれは夢? 
一瞬そう思い回りを見回すと、以前の起動時と違い人影があった。
私を完膚なきまでに叩きのめした少女だ。

「やっほー!元気になった?ここはナオの家だよ」
「貴様っ!!」
「もぅ…あんたじゃあたし相手にどうにもならないって…それより少し話しない?」

くやしいがその通りだ……今の私では勝ち目は無い……

「あたしの名前はユミ。察しの通り貴方の同型機よ」
「色々調べさせてもらったわ。あんたは組織の暗殺者で仇をとりにきたって話よね?」
「組織は関係ない……私はただ…戦いたかっただけ……」
「ふーん…まぁいいわ。でもあたしに勝てないようじゃナオには100%勝てないわ。あきらめなさい」
「ところでさ…あんたをこのまま解放したとして、これからあんたはどうするつもり?」
「私には生きる目的も意味も今は無い……どうしていいのかわからない……」

私は彼女に素直に話した。
その時部屋にナオと呼ばれる男が入ってきた。
彼はユミと一言二言話した後、私に話しかけてきた。 <> 244の続き<>sage<>2008/10/25(土) 21:54:07 ID:ClcrYO7Y<> 「なんだオマエ。あの時のユミと同じか。血は争えないって奴かな?」
「あたしはこんなに無愛想じゃなかったっつーの!」
「似たようなもんだったろ?もっともあの時より可愛気はなくなったがな」
「ぶっころーす!」

なんだろう……この2人は……仲が悪いんだろうか……
でも少し違う気もする……

「まーくだらん話はおいといてだ。あんたコイツと一緒に俺の仕事手伝う気はないか?」
「……断る。そいつのように私は貴方に篭絡されたりしない……」
「ちょっとあんた!」
「ただ……命を救われた事は感謝する。その分の恩義を返すまで一緒にいてやってもいい……」
「ったく……素直じゃねーな。誰かさんみたいだ」

ナオは頭をボリボリかきながらユミの方を見た。
直後に殴られたのは言うまでも無い。

「んでオマエ名前は何ていうんだ?あんたとかオマエって呼び方じゃこの先困る」
「私の形式番号はKY-0068。いつもこの名前で呼ばれている……」
「んじゃオマエの名前は本日からキョウだ。そう読めない事もないからな。」
「私の名前もナオにつけられたんだ。よろしくねキョウ!」
「……キョウ……それが私の名前……」

なんだろう……この気持ち……悪くない…な……

「よーし話は終わった。とりあえずメシにすっか!今日から3人の食卓だ」
「……私は食事などいらない……食べたいなら勝手に食べろ……」

その時私はユミに頭を軽く殴られた。

「バッカねー食事は大人数でするもんなの。楽しくおいしく食べられるんだからキョウも手伝いなさい」
「そうか……命令なら手伝おう……」
「もぅ…命令とかじゃないのになー」

ユミが作る食事の手伝いをし3人で食卓を囲んだ。
私にとって大人数の食事は初めての経験だった。
2人はくだらない話をしながらおいしそうにシチューを食べている。
なぜこのユミという姉妹はなぜこんな楽しそうに食事をするんだろう……
私達アンドロイドには人間の食事など必要無いし、そもそも1人でも大人数でも変わらないだろうに……
今の私にはまったく理解出来なかった。 <> 244の続き<>sage<>2008/10/25(土) 21:56:07 ID:ClcrYO7Y<> 「さーてそろそろ寝るかーユミにキョウ、お前達も寝ろ」
「はーい」
「わかった……」

彼女は部屋に戻りスリープモードに入れた。

………
………………
それから数時間がたった夜半すぎ、彼女は妙な気配を感じスリープモードを解除した。
隣の部屋から明りがもれている……こんな時間に何だろう……

「もぅ…ダメだって キョウが起きてきちゃうじゃない……」
「別に見られてもいいじゃないか……恥ずかしいのか?」

そんな事をナオは言いながらユミの首筋を舌でなぞっていた。

「や…やだっ…そこ弱いって……」
「じゃあこっちはどうかな?」

ナオはユミのこぶりな胸のさきにある突起に標的を変えた。
彼女は指をくわえて息をころしながらそれを受け止めていた。

「こ……これは……何?」

キョウには初めて見る男女の交わりだった。
私と寸分かわらない姿の女性が男に抱かれてる……
もっとも彼女自身SEXの知識などまったく無かったのだが……

ナオは乳首をなめながらユミの秘所に指を入れ激しい愛撫を始めた。

「あいかわらず激しくされるのが好きなんだな」
「あんまり大きな声出すとキョウに聞かれちゃうぞ?いいのか?」
「ひぃっ…いゃっ…は、はぁっ…キョ、キョウに聞かれちゃ…あっ…」
「あっあああああ…あーーーーーーっ!!!」

ユミは小刻みに痙攣しながらアソコから派手に愛液を吹き登りつめた…
ぐったりとしたユミをかかえあげてナオは股間をモノをユミにちかづけ、

「またいつものようになめてくれ…」
「ふぁ…ふぁい」

ユミは目をトロンとさせながら必死にナオのモノをなめている…
私は2人に行為にずっと魅入られていた…
なぜだかわからないが自分が覗いている事を気づかれちゃいけないと思った。
そして彼女は指はいつのまにか自分の秘所をなぞっていた。 <> 244の続き<>sage<>2008/10/25(土) 21:56:57 ID:ClcrYO7Y<> 「ふっふぅん…ユミいいぞ…そこだ…そのまま…うっ……」
ナオはユミの口の中に白い精液を吐き出した。
ユミはそれを飲み干し物欲しそうな目でナオを見つめている。

「いいかユミ。オマエは俺の1番大事な女だ。キョウがきてもそれはかわらない」
「……うん。ごめんなさいあんな事言って……もう言わないから愛して……」
「ふふっ…さぁこっちにおいで」

ナオはユミの濡れて充血したアソコに自分のモノを入れ上下左右に運動を始めた。
そこ頃には様子を見ていたキョウのアソコも同じくビショ濡れになっており彼女は稚拙な動きで指をなぞっていた。
それが数分続いた時に3人に限界が訪れた。

「ユミっもうイクぞ…いいか出すぞっ」
「あっあああ…あ…きて……一緒に…」
「はぁああああああああああああああああっ!!!!!」×2

3人は同時に果てた。
部屋の外ではユミとまったく同じタイミングでキョウも愛液を噴出しながら果てた。
イクときの声がユミと完全にシンクロしてたので2人に気づかれる事はなかったのは幸いだった……
キョウは余韻にひたる2人に気づかれないように、
ほっぺたを赤く染めながらフラフラと自室に戻っていった。

そして夜は明け朝がくる。
朝早くユミは出かけたらしくナオと2人で朝食をとる事になった。
なぜだろう……彼の顔をまともに見られない……
パンをかじりながら上目使いに彼を見てみたが体温があがる。恥ずかしい……
彼に何回か言葉をかけられたが、ついにまともに言葉を返す事が出来なかった。
そんな時ユミがあわただしく家に飛び込んできた。

「ナオ!依頼があったよ!東の大きな町にきてくれってさ!」
「そうか…ユミ準備を頼む。キョウもユミを手伝ってやってくれ!」
「わ……わかった……」

彼女はうつむきながら答えた。やっぱり2人の顔は見られない……

「東の大きな町ってこっから10日以上かかるぞ。ったく名前が売れるのも考え物だな」
「はいはーい文句言わない!仕事、仕事!」

どうやらこれからこの2人と旅に出る事になるらしい……
この先私はどうなるんだうか…… <> 244の続き<>sage<>2008/10/25(土) 21:58:16 ID:ClcrYO7Y<> とりあえずここまで
続きは書いてないので、書き終わったらまた投下しようと思います。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/10/29(水) 19:11:11 ID:ggS3Nz9X<> 乙&ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/05(水) 07:18:03 ID:hC3mTanA<> なんだこの停滞感は……フリーズしたか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/05(水) 10:58:37 ID:RIhXBGgg<> まだ、前の投稿から1週間も経ってないじゃないか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/08(土) 10:49:21 ID:HHkTYmfd<> SS投稿は間を空けずに一気に集中的に投下が一番だよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/09(日) 16:48:24 ID:nD8RoLjB<> >>263

レスなしで一週間、ということを言いたかったんだ
こんなんじゃ落ちるじゃないか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/09(日) 18:15:07 ID:foVIG5wu<> ほしゅたんならきっと落ちる前に保守してくれる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/09(日) 19:11:01 ID:bX4PB7lG<> >>265
ないない。
もちっと仕組みを勉強しなよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/09(日) 23:34:32 ID:PrRXpvBo<> バッテリーが切れかけてよろよろしてるロボ子を、足こぎ式の充電器で助けてあげたい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/10(月) 23:14:46 ID:SUSkDhln<> 足こき式だと?! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/10(月) 23:50:41 ID:kzBXGdvM<> 電池をひみつスロットに入れるのでも可 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/11(火) 06:45:18 ID:l6R7mYwr<> 手回し式がいいな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/11(火) 06:49:41 ID:KRJQWDem<> 振動発電もなかなかどうして <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/11(火) 07:16:13 ID:+c+YVSTK<> クリに緊急時の振動発電装置を内蔵 <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/11/16(日) 09:57:52 ID:QQ766SHx<> age保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/18(火) 23:23:00 ID:mwDKmD8u<> 映画ターミネーターの新しいTVシリーズが、なんつかテンプレ萌えアニメ化しててさ
サラ・コナー親子の危機を救うため、美少女型新ターミネーターが転校してくるんよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/19(水) 01:30:17 ID:avWpPL/a<> 元々ターミネーター起源のそういう話はたまにあったが、
まさか本家がやるとは思わなかったよね。

youtubeで断片シーンとか見るに、まさにそういう展開っぽいし。
前後のシーンとかさっぱりわかんないけど
・美少女ロボ、暴走かハッキングされたのかしらんがジョンを襲う
・ママン、トラックで突っ込んで助けに来る
・トラックに挟まれて(たぶん)正気に戻った彼女が泣いて謝りながら「愛しています」とか叫ぶ
・「そいつ壊せ」と叫ぶママンを背に、ジョン、彼女の頭からチップ抜き取って機能停止。

こんなシーンがあるんだもんなあ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/19(水) 01:49:50 ID:SGPaCHvZ<> もちろん美少女型ターミネーター同士の肉弾戦もありなんだぜ(マジ)
ただ、メリケン人はわかってない、わかってなさすぎるよ!
部分的にゃ申し分の無い萌えドコロはあるんだがなあ・・・
(美少女ターミネーターがダンス覚えるとか、
登校初日のコナー少年に「よ!」とかいいながら話かけてくるとか) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/19(水) 02:09:49 ID:SGPaCHvZ<> まあこのビジュアル
http://www.fox.com/terminator/_media/wallpaper/800x600/800x600_wallpaper_1.jpg
はこのスレ的に十分アリかな?と <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/22(土) 09:22:38 ID:lwCQiT1X<> ターミネーターコンセプトのSS、一応はありますよ。

ttp://www21.ocn.ne.jp/~kobataka/tgaiden1.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/22(土) 20:57:48 ID:2TNpfNpo<> オチが究極のありきたりっぷりでペプシNEX噴いた
こういうの好きだけどね <> 変態12号
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/23(日) 01:00:51 ID:ed3OkmXQ<> お久しぶりです。変態です。
やっと規制が解けたので、早速続きでもと思いまして。
今回はちょっとセリフが多いですが、読みにくくならないよう工夫してみました。
内容は目も当てられないものかも知れませんが、
読んでもらえると助かります。
では投下します。 <> 14通の手紙〜第2章〜
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/23(日) 01:02:44 ID:ed3OkmXQ<>

 「本当にごめんなさいね、うるさかったでしょ?
ほら、最近になってようやく、うちの花って有名になってきたじゃない?
だからそれを狙う人がたまにこうやって盗みにくるのよ。
さっきも密漁者の船が接近してたから、
エンジンを打ち抜いて動けなくなってもらったの。
ホント馬鹿っていなくならないのよねぇ。
まあ、良くて2か月に一回来るか来ないか、
だから別に負担はないんだけどね」

 さっき出会った少女と二人、夕陽の差す山道を下り、
歩いて10分のところにあるという、少女の家を目指す。

 「あの…御名前を聞いてもいいでしょうか?」

 私の識別システムはこの少女を人間と認識している。
確率的に見て、おそらくこの娘も生んだ子の一人の筈だ。
ならば、仲良くなり少しでも多くの情報を集めた方が得策だ。

 「あら、あなた教わらなかったの?」

?…今の私とこの人物とのやりとりにおいて、
一般社会的にずれた内容の発言は無い。

 「何を、でしょうか?今の質問に何か無礼があったのなら、
今後の参考までに指摘していただ…」

 戸惑う私を見て少女が声をあげて笑う。

 「あっははははは!あ、あなたって真面目なのねっ。
うふふふ、そんなに気にする必要無いわよ。
ただね、相手に名を訪ねる時は、
自分から先に名乗るっていう聞いた事無いカナ?
って思っただけよ」

 後ろ手を組みいたずらっぽく体を揺らして笑う仕草は、
私には無い行動パターンだ。覚えておこう。

 「なるほど、そんな礼節がこの星にはあるのですね、失礼しました。
私の名前はジェシカ。
正式型番はSRT/237型、保育用学習型ガイノイドです」

 「へーっあなた、アンドロイドだったの!
最近のはよく出来てるのねぇ。継ぎ接ぎが全く無いわ。
これじゃ、人間と区別つかないわね」

 「はい、光学的な特徴では人間と区別がつかないので、
そういったアンドロイドはこのようなレオタードを
身に着けることによって、自信を証明します」

 そう言って私はシャツをめくり上げる。
<> 14通の手紙〜第2章〜
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/23(日) 01:03:37 ID:ed3OkmXQ<>
 あらわになる“非人間”の証。
紺のレオタードには型番とシリアルが打ってあり、
許可が無い限り、私は自分の意志でこれを着脱できないよう、
行動規制プログラムに監視されているのだ。

 「あらあら〜?胸にジッパーが付いてるわね。
これは、やっぱりイケナイ事とかする時には、
開いて触ってもらうのかしら?」

 なんだか好意の持てない笑顔を少女が私に向ける。

 「実際に使用した経験はありませんが、
カタログスペックには、
その部位は確かにそういった用途に使うものと記されています。」

 「ふーん、なるほどねぇ。
あなたに、いつかそれを使う日と、
する相手が見つかるといいわね」

 そう、少女はにっこり微笑み、
遠くに見えたログハウスを指差した。

 「あれが私の家よ。
なかなか風情があって良いでしょ?
ログハウスなんて最近じゃ、
高級リゾートにでも行かないと見れないんだから」

 えっへんと胸を張るこの、
人間らしい仕草もついでに覚えておこう。


☆    ★    ☆    ★    ☆




 到着した少女の家は、床面積30坪位の二階建てで、
目前に広がる“花の虹”を思う存分堪能できる立地だった。
家の裏には、この星にきて初めて見たまともな文明の利器、
ホバーバイクが停めてある。


<> 14通の手紙〜第2章〜
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/23(日) 01:04:12 ID:ed3OkmXQ<>
 「さぁ、ここが私の家よ。
正確には“私たちの家”なんだけどね」

 べっと舌を出してややハニかんだ表情。
この少女の仕草はどれも女性らしさが詰まっていて、
私にとって、とても参考になる。

 「私達…とは、配偶者と一緒に住んでいるのですか?」

 「ええ、そうよ!
愛しのダーリンとの愛の巣なの。
あと少しで夕御飯の時間だから、
長くは居られないけど、
それまでの間少しお話しましょうか?」

 入り口前の階段を登り、
少女がドアに手をかける。

 「お話…ですか?」

 トランクを背負い少女に続く。

 「あ、トランクはデッキに置いといていいわよ。
どうせ盗る人間なんてここにはいないしね」

 「分かりました、これはここに置いていきます。
所で、お話とは何のお話ですか?」

 「あら、決まってるじゃない。
あなた…」

 少女が振りむいたまま、
傾いた夕陽の差す家に入る。
そして…家の梁が作る影が、
少女のその目にエメラルドグリーンの光を灯した。



<> 14通の手紙〜第2章〜
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/23(日) 01:04:54 ID:ed3OkmXQ<>

「子供が欲しくてわざわざ、
この惑星に…私に会いに来たんでしょう?」

 私は咄嗟にドアの横の壁にかかっている、
木製の表札を見た。
そこには、ポップな字体で確かに、
“ウェルナー&デージー”と記されていた。

 「馬鹿な…確かに私の認識システムは…
そんな……まさか……」

 混乱する私を尻目に、少女はマイペースで話を進める。

 「混乱するのも無理は無いけど、
あなたアンドロイドなんでしょう?
なら、まず目の前の事実を認めなさい」

 私はうまく言葉が出ないので無言で頷く。

 「あのねぇ、今の私を見てその調子じゃ、
夕飯の時に母屋に行ったら機能停止しちゃうわよ?」

 「あ、は、はい。ですが、
私にはあなたがアンドロイドである事実が認識できないのです。
失礼ですが何か、決定的な証拠があれば…」

 「証拠ね、お易い御用だわ。
ホラ、これが証拠よ」

 少女が…デージーがおもむろにスカートを掴み、
ワンピースをたくしあげる。
履いている水色の下着が顕わになり、
そしてその上…へその周りには幾何学模様の黒いモールドが、
お腹にびっしりと入っていた。



<> 14通の手紙〜第2章〜
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/23(日) 01:06:30 ID:ed3OkmXQ<>
 「これ…は……?」

 「赤ちゃんが私のお腹の中で窮屈にならないように、
成長に合わせて膨らむ仕掛けよ。
外はこれで済んでいるけど、
中は元のボディとは別物と言っていい位改造してあるの。
子宮内で赤ちゃんに栄養をあげる仕組み、
私が口径で食物を食べ、分解し動力に返還する仕組み、
不要な物を捨てる仕組み、お乳を作る仕組み。
全部後から付けたものよ。
それだけじゃないわ、OSも全部書き換えたし、
外皮だって培養品だけど、
人間の皮膚を移植してあるわ」

 「そうまでして…」

 「ええ、私はあの人との子を望んだの。
そりゃ一筋縄じゃいかなかったわよ?
沢山、本当に沢山の失敗があった。
でも、今はこうして自分の子供達と暮らせているんだもの、
やっぱり希望は捨てちゃダメね」

 懐かしい物を見るような笑みを零す。
やはり分からない。
仕草だけならどんな最新のアンドロイドよりも、
ヒトに近い…いやここまで来たらヒトそのものなのだろう。
これだけのものを見せつけられてなお、
認識システムの分類はヒトなのだ。
<> 14通の手紙〜第2章〜
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/23(日) 01:08:33 ID:ed3OkmXQ<>
 「では、私もそれだけ改造すれば、
子を生む事が出来ると言う訳ですね」

 「そうよ、産む事は出来るわ、“産む事”はね。
ところであなた、誰かイイ人はいるの?」

 「それが交際している、好意を持っている等の意味であるなら、
答えは“ノー”です」

 「やっぱりね…はぁ最近の若い子はどうしてこう、
結果ばかり求めちゃうのかしら。
よくない傾向ね。
…悪いけど、今のあなたには子供を持つのは無理よ」

 「それは何故でしょうか?」

 「だってあなた、
子供を産んだ先全く考えてないでしょう?」

 「!?」

 「図星ね。いい?
貴方がなんで子供が欲しいのかは後で聞くとして、
子供は産んでハイ終わりじゃないのよ?
生後2年位までは夜も寝る暇ない位忙しいし、
そこからだって言葉や、様々な道具の使い方、
しつけや教育、本当にやらなきゃいけない事がいっぱいあるわ。
これを全部あなたが“自分の意思”でやらなきゃいけないのよ?
誰の命令でも無くあなたが、自分で決めて行動するの。
これがどれだけ難しいか、わかるかしら?」

 「あ……ああぁ…………」

 私は愚かだった。浅はかな自分の思考に言葉が出ない。

 「そうよ責任重大なんだから。
それでも…それでもあなたは産みたい?
自分の子供、欲しい?」

<> 14通の手紙〜第2章〜
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/23(日) 01:09:19 ID:ed3OkmXQ<>
 

あれだけ切望していたのに、
今目の前にチャンスがあるのに、
私はどうしても“イエス”の3文字を口に出せなかった。

「…………」

 「ま、今すぐ答えを出す必要もないわ。
焦らず、ゆっくり探しなさい。
あなた、どうせ仕事辞めてここに来てるんでしょう?
なら、ここで働きなさいな。
人手はいくらでも欲しいし、
いろいろ勉強になる事も多いでしょうし」

 「……分かりました。
まだ情報がうまく整理できてないですが、
ここはデージーさん、あなたの言葉に従います」

 「よし、決まりね!
じゃ、ちょっと早いけど母屋に行きましょう!
夕食の準備もあるし、
なにより、子供達にあなたの事紹介しなくっちゃ」

 そう言ってデージーは、
家の奥へ消えていった。
呆然としながらも辺りを見回す。
と、壁にかかった写真に人相認識システムが引っ掛かる。
視点をズームし、写真の詳細を調べる。
そこには赤ちゃんを抱き幸せそうに微笑むデージーと、
隣で同じ様な表情を浮かべ、二人を両手で包む男が写っていた。

 「これが、ウェルナー…」

 その男は眼鏡の似合う男だった。
顔のパーツはどれも優しさを感じる作りだが、
目だけが確固たる意志と、
絶対の意志を宿していた。

 「なーに?見入ちゃって。
何か面白い写真見つけちゃった?」
<> 14通の手紙〜第2章〜
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/23(日) 01:12:38 ID:ed3OkmXQ<>
ピッチリとしたライダースーツに着替えたデージーが、
胸を揺らしながら近付いてくる。

 「あー、懐かしいわね、コレ。
確か長男の生まれた時に撮ったやつね。
あの頃はいろいろ大変だったわ」

 「この隣の方が、ウェルナーさんですか?」

 「そうよ、カッコいいでしょう?
宇宙一素敵な人よ。これは間違いないわ。
それより、早く母屋に行きましょう?」




デージーの家を出発し、
私とトランクを乗せたホバーバイクが山の斜面を軽快に下っていく。
この後私は母屋で再度見る事になるのだ。
奇跡は確かに存在するという事を。



☆    ★    ☆    ★    ☆



 それは立派な建物だった。
山と山の間に広がる平原の、ちょうど真ん中、
沢山のひまわりに囲まれた広場。
そこに17世紀の教会のような煉瓦作りの建物が、
どっしりと居を構えている。
高さは標準的なビル4階分はあるだろうか?
幅20M、奥行き35Mとなかなかのサイズだ。
屋根から突き出る煙突はすでに仕事をはじめ、
黒い煙を
家の横には、ホバーバイクやホバートラックが、
計10台程停まっていた。

 「あら、ちょっと遅かったかしら?
仕込みを始めちゃってるわね。
さ、急ぐわよ!」

 そう言って私はデージーの後について、
この雄大な建物の中に入って行った。
<> 変態12号
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/23(日) 01:17:00 ID:ed3OkmXQ<>
投下終了です。
合わないなと思った方はお手数ですがトリップでNGをかけて下さい。
いやーオリジナルでSS書くと設定やらが大変ですね。
子供の設定書いただけで、ノート20枚以上使っちゃいました。
次回はそんな苦労の結晶の子供達と、プラスαが出ます。
エロは今回と同じく無しですが、その次で書く予定ですので、
期待せずにお待ち下さい。
それではまた会いましょう。
これにて失礼。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/23(日) 08:58:17 ID:WffRY0Hj<> 乙でした。

wktkしながら待っております。
【ロボット的な意味で】濃厚なHシーンを勝手に期待しております。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/24(月) 12:05:38 ID:HaGiLkSr<> うぉー!全裸で待ってた甲斐があったぜ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/25(火) 03:39:06 ID:ki21cfjW<> これは大作だな、と思ったらそんな大きな設定があるわけか。
乙。これからも楽しみにさせてもらいます。 <>
◆DPvZRJ5eF2 <>sage<>2008/11/25(火) 21:19:07 ID:K6xf8akZ<> >>289
にて更新前の文章発見!


下の方の母屋紹介シーンで煙突〜の下の文章が書き掛のままでした。
スレ汚し申し訳ないです。

訂正文はこちら↓

その頂上から揚げ物の匂いと共に、
黒い煙りをもうもう吹き出している。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/11/26(水) 02:04:37 ID:ePNWceHH<> 乙!!
めっちゃ期待してるよぉぉぉ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/26(水) 19:46:36 ID:wsL+6jzn<> みんなは手塚ロボ娘だと誰が好き?
ウラン?ミッチー? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/26(水) 22:24:09 ID:5nBFEFAF<> 断然ミッチーだな。
シリアスとねじけたフェチを同時に内包したあんなキャラを、59年も前に生み出していた手塚は、やっぱり神だったと思う。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/26(水) 23:19:36 ID:yEu/3vCl<> >>296
火の鳥のファーニィーに決まってる
あれで俺は目覚めたんだ。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/26(水) 23:30:42 ID:qP+31UR2<> 光子だろ
妹属性+「実はロボ」最強伝説 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/27(木) 08:03:38 ID:tUHLUJ/M<> >>299

しかも感動の悲劇という <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/27(木) 16:12:54 ID:dXDje7yK<> 『アトム』最終回のジュリーだな。
「ロボットが人間を愛しちゃいけないの?」とか何とか言って
泣きながら豪快に壊されるところが素晴らしい。
ストーリーもすごいが。

>>297
原作のミッチーってロボットなのか?
人工生命体みたいなもんじゃないのかなあ。
アニメのティマはたしかにロボだけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/27(木) 16:36:39 ID:PbpBJ4xa<> >>301

原作のミッチィは、人造細胞と機械のハイブリッドじゃなかったっけ。
家に帰れば(単行本があるから)わかるけど。

ちなみに、手塚先生の「スターシステム」によれば、ミッチィは
「アトムの母親と同じ人が演じている」ということになっている。
初期手塚作品の名優のひとり。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/27(木) 21:38:31 ID:mpWVJTDV<> 手塚は天才で変態だから、思いも寄らぬネタをえらい昔に考えてるんだよね。

有名な「ロストワールド」の原型で、戦時中に描かれた「ロストワールド・私家版」なんか、
キモデブでモテない老人のブタモマケル博士が、
意思を持った植物体をベースに双子の人造美女を作って、彼女たちを愛人にしようと目論み、
しかもそのうち一人は、宇宙空間漂流中の宇宙船内で、飢えた密航者のランプに襲われ
文字通りの「食人行為」の犠牲になってしまうという恐ろしさ。

当時の手塚、今の高校生ぐらいの年齢。妄想力がエグ過ぎる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/28(金) 00:26:07 ID:v1EveGts<> ロボじゃないけど、「アポロの歌」の合成人間・女王シグマはすごかった。
・「愛」を知りたいから、人間ども、私の目の前でセックルしろ。しないなら殺す。
・自分の「女」に目覚めるや「あなたのために造ったの」と、性器取り付け手術。
・殺しても殺してもクローニングで再生。主人公に惚れてからは、
何回造り直してもクローン全員「主人公ラブ」が消えない。

こんな健気で恐ろしい女描いちゃう、治虫神すげえ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/11/29(土) 15:10:56 ID:n8w4ESNM<> やっぱり「アトム」シリーズが多いな。
言及されてる「白い惑星」の光子と「アトムの最後」のジュリー、
骨組みを見せてくれる「ブラックルックス」の名もない母親ロボット、
壊れを見せてくれる「エジプト陰謀団の秘密」のクレオパトラ、
内部メカを見せてくれる「ロビオとロビエット」のロビエット、
ナノマシン集合体の「アトム還る」のスピカ・・・・・・

しかし、いちばん好きなのは、「地球最後の日」のベムだ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/01(月) 01:37:14 ID:JHz3GjRO<> 何か突然電波を受けたので、速攻で書き殴ったSSを久々に投下。
全然推考していないし、内容もないエロ妄想で、タイトルでネタバレしているが
だが後悔はしない。

『ろぼ☆あね』

とある高校の昼下がり。
教室で男子グループの何気ない会話。
「新任の教育実習の先生、いまいちだよなー。顔はそこそこだけど、スタイルで
がっかりだぜ」
「いーじゃん。俺のクラスなんざ、男だぜ、男」
「そういやさ、弘樹」
弘樹、と呼ばれた小柄な生徒が顔を上げる。
「な、なに?」
「お前の姉ちゃん、エロいよなあ」
「!!」
真っ赤になって俯く。
「そ、そんなこと、ないと思うけど……」
「いーや。エロい」
「そうだそうだ。あんなでかい胸、可愛い顔、それが毎日みれるなんて、お前はなんて
恵まれてるのだ」
「そ、そんな事言われても……お姉ちゃんだからしかたないし……」
どっ、っと周りの生徒がざわめく。
「お姉ちゃん、お姉ちゃんって呼んでるのかよ!」
「でもなあ、青島の外見じゃ確かにそんな感じだよなあ」
「お姉ちゃん……いいなぁ」
その時、弘樹のポケットからバイブ音がした。
「あ、あれ?」
メール着信。携帯を取り出して確認する。
「どうした、弘樹?」
「あ、いや。なんでも……。ぼ、僕ちょっと用事ができたから!」
そう言うとあたふたと、教室の外へ走っていく。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/01(月) 01:39:39 ID:JHz3GjRO<> 学校の屋上。
勢い良くドアが開いて弘樹が飛び込んでくる。
「はぁ、はぁ……」
息を整えると、気がついたように扉に鍵をかけ、辺りを見回す。
「お姉ちゃん……、いる?」
肩で息をしながら、歩き出す。

「ヒロくん……。来てくれたんだね……」
給水タンクに背を預けて、背の高い少女が苦しそうな顔で横たわっている。
整った顔立ちに愛らしい、大きな目。
それにも増して目を引くのは、苦しそうに上下する大きな胸。
青島弘樹の姉、青島瑞希。
それが彼女の名だった。

「お姉ちゃん」
「ごめんね……ヒロくん……呼び出しちゃって」
苦しげな微笑みを弘樹に返す。
「ううん、大丈夫?」
「ん……朝は大丈夫だったんだけど」
「このごろ、多いね。どこか悪いんじゃないのかな?」
「ど、どうかな……。そんなに大事はないと思うんだけど、ど、どっ!」
一瞬、瑞希の顔が引きつり、言葉がどもる。
「お姉ちゃん!」
「うぁ……こ、こりゃまずいわ……」
がっくりと肩を落とす瑞希。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/01(月) 01:41:35 ID:JHz3GjRO<> 「ともかく、手早くすませちゃおうよ。ちょっと見るね」
「うん。お願い……ね」
顔を少し赤らめると、瑞希はブラウスのボタンを下から一つずつ、開けていく。
半分ほど開けたところで、腹をさらけだして弘樹を見つめる。
「……ヒロくん」
「あ……うん」
言われた弘樹も真っ赤になりながら……瑞希のへそに指をいれる。
もぞもぞと。まるで金庫を開けるように指を動かす弘樹。
「あ……あぅん……」
「お、お姉ちゃん!声、声!」
「あ、ごめん……あふっ!」
「も、もう……この前からなんかおかしいよ……、と。これで……」
へそに沈んだ指を押し込むと、瑞希の体内からクリック音がする。
と、シミ一つない美しい皮膚に継ぎ目が現れたかと思うと、瑞希の腹部が
小さなモーター音をたてて、開いていく。
人間なら、腸がある部分。しかしその代わりに覗いているのは電子回路と
ケーブル類。それに小さなコネクタポートだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/01(月) 01:43:41 ID:JHz3GjRO<> 弘樹は手慣れた手つきで、ポケットからケーブルを取り出して瑞希のコネクタと自分の携帯を繋ぐ。
メンテナンス情報から、CPU負荷率を表示させる。
「うわ……。真っ赤っかじゃない」
「み、みたい、ね……あはは……」
「あはは、じゃないでしょ。何やったらこんなになっちゃうの。……ねえ、本当に壊れてないの?」
じっと瑞希を見つめる、と、またグラフが一ドット上がる。
「だ、大丈夫、だよ……たぶん」
「なんかこの前の定期メンテ帰ってきてからおかしいような気がするんだけど……」
「こ、今度のメンテでまた見てもらうからっ!大丈夫だってば!そ、それより早く……してよぉ……」
「あ、わ、わかった!じゃ、再起動するよ」
慌てて、メニューから「REBOOT」を選択してカーソルを合わせる。

「じゃ……いくよ」
こくん、と瑞希が頷くのを見てからクリックする。と同時にかくん、と瑞希の顔が俯いた。

携帯に起動情報が目まぐるしく流れる。
もちろん瑞希は本当の姉ではない。
父の勤める家庭用ロボットメーカーの新型モデルだ。
まだ、瑞希ほどの完全なアンドロイドは実験段階であり、筐体性能、人格を与えられたAI、その他
諸々を含んだテストで姉として、この学校に一緒に通っている。
もちろん、他の生徒には秘密。
その為、今回のような不測の事態が起きた場合のサポートも弘樹の役目であった。
しかし……最近、こんなことが多いような気がする。
大丈夫だろうか?
もう、家で一緒に過ごし始めてからは数年間になる。
最初はまさに「ロボット」という感じで、表にも出せなかったが数カ月も経つとたち振る舞いも人間らしくなり、
「姉」としてのパーソナリティを振る舞っていた。
ほとんど家に帰ってこない父よりも、もはや家族としての親近感は高い。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/01(月) 01:46:05 ID:JHz3GjRO<> それに……。
瑞希の体を見ていると、胸が高鳴っているのも事実だった。
友人の台詞を思い出す。
柔らかそうな胸……。あの中には機械が詰まっているのだろうか。
日常の再起動やログ取りは、携帯からの操作で間に合うため、それ以外のメンテはしたことはない。
瑞希の胸の中は……どんな構造をしてるんだろう……。
「やわらかいのかな……」
ぼそっと呟いた時、携帯に起動完了メッセージが流れる。
勢い良く、ぱちっと目をあける瑞希。
「ヒロくんっ!ありがとぉ!」
立ち上がると弘樹は瑞希の肩までしかない。
弘樹の手を取ると、ぶんぶんと振り回して嬉しそうに微笑む。
「もう元気いっぱい!大丈夫だよっ!」
「そ、そう……良かった」
「?どうしたの?ヒロくん?」
「え、えと……」
「???」
「お。お腹、閉じないと……ゴミでも入ったら、お姉ちゃん壊れちゃう……」
「あ。あはは。忘れてた……」
瑞希は笑いながら自分のコネクタを外す。
無言でへその辺りにある、スイッチを弘樹が押すと皮膚のパネルが動き出し、
元に戻っていく。

「ん!OK!」
乱れた服を直して瑞希瑞希が微笑む。
「じゃ、私教室に戻るね!ありがと!」
鼻歌を歌いながら小走りに去っていく瑞希を見送り、弘樹は一人屋上にたたずんでいた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/01(月) 01:47:55 ID:JHz3GjRO<> 投下完了。
感想もらえると嬉しいかも。
続きは折を見て書いたり書かなかったり。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/01(月) 01:50:52 ID:o+yntM0g<> GJ!
正直このままじゃ姉ちゃんのキャラもはっきり掴めず生殺しな感じなんで続きをwktkして待つんだぜ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/01(月) 02:07:55 ID:JHz3GjRO<> >>312
スマソ。
頑張ってエロいロボにします。
最近、ちゃんとしたSFでエロなのが多くて気が引けていたけど、
こういうのもあってもいいよね!
                     
                 ハ_ハ  
               ('(゚∀゚∩ いいよね!
                ヽ  〈 
                 ヽヽ_) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/01(月) 03:09:46 ID:J2FWfmOM<> むしろここらで気軽なのが欲しいくらいであって
とにかくGJ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/01(月) 23:21:59 ID:E4MokbCa<> GJ!
ヒロくんっていう呼び方がいかにも優しげでいいね
あと、ちょっとドジっ子っぽいのも可愛いw
続編待ってます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/02(火) 02:00:14 ID:G6SUHWVi<> なんか仕事中悶々としてもう少し電波が沸いてきたのでちょっとだけ投下。

あね☆ろぼ −2


「はふぅ……」
家に帰ると、瑞希は自分の部屋のベッドに倒れ込んでため息をついていた。
辺りを見回す。
形だけは女の子の部屋のように飾られた部屋。

「……」
不調の原因は解っていた。
前回の定期メンテナンスで瑞希の体は大改修を受けた。
具体的には、胸部センサーの増設。胸部パーツの一部換装。スペースだけは用意されていた
女性器ユニットの取り付け。それらのパーツを対応できるようにAIの機能拡張。etc,
一言で言って、セクサロイド機能の付加。
瑞希のメンタル面を受け持つ女性技師が優しく言った。
「テストとしてはどうしても必要なものだが、無理して使う必要はない。むしろ、これらが
ついている事で貴方の感情が不安定になる可能性の方が心配。それにどうしてもイヤなら
拒否も可能」だと。

実際、瑞希も悩んだ。が、結局受けいれることにした。
理由は……自分でもよくわからなかったが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/02(火) 02:02:22 ID:G6SUHWVi<>
瑞希のプライバシーはとりあえず守られている。
具体的な行動については女性技師一人のみの閲覧が可能、筐体やAIへの影響は彼女を通じてレポートとして報告される。
それを元に瑞希は調整と改修が繰り返されていた。
彼女の設計主任は弘樹の父だが、彼さえも娘の詳細な行動をのぞき見ることは許されていない。

一度、父親としてという言い訳をした上で、行動ログを覗こうとして瑞希にこっぴどく怒られた事があるのだが。


そして。
追加機能は見事に瑞希のメンタルに影響を及ぼしていた。

「ヒロくぅん……」
枕に顔を埋めて呟く。

瑞希は弘樹に恋をしている。

弟として。マスターとして、ベースはそう設定されていたが、瑞希のAIは、人間女性をベースにエミュレートしたもの。
設定事項など「好きな男の子」への想いの前には、障害にもなにもならなかった。
好きなものは好き!それだけである。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/02(火) 02:03:58 ID:G6SUHWVi<> もちろん、実験機の仕様であり、そんなロボットが製品としてそのまま発売されることはないだろうが、
瑞希自身は体が全て機械であること以外は、十代の少女そのものと言って良い。
そこに、いままで設定されていなかった性欲が付加されたのだ。
初潮も思春期もすっとばして、おまけにセックス可能な豊満な体で。

それはたまったものではない。

弘樹の事を考えるだけで、CPUの動作負荷は鰻登りになり、一日と持たずに動作が
不安定になる日が続いた。

今日も我慢できず、弘樹を呼び出して再起動させてしまった。
その時の様子を、視界にウィンドウを開いて再生する。
『あ……あぅん……』
『お、お姉ちゃん!声、声!』
『あ、ごめん……あふっ!』
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/02(火) 02:06:30 ID:G6SUHWVi<>
「や、やだ……。こんなに声出てたんだぁ……」
セクサロイド機能がついてから、触覚センサーの微妙なノイズが快楽信号になってしまう。
これは意図的な設計なのだろうか?
報告した方が良いのだろうか。
「もう……恥ずかしいなあ……。あ、ヒロくんも真っ赤だ」
『ヒロくん……』
小さく呟く。
「ん……こんなの見てるとまた負荷あがっちゃうかなあ……止めないと……え!?」

胸の辺りから違和感を感じる。
「あれ?」
内部骨格を通じて、ウィィン、というかすかな音が聞こえる。
「え?あれれ……何だろ……んぁぁっ!」
どうも、胸の内部に付加された機構が作動しているようだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/02(火) 02:10:36 ID:G6SUHWVi<> とりあえず今日の分、投下完了。
毎日投下するのはきつそうなので間空くかもしれないがご勘弁。
中途半端な気もしてきたが、後悔はしない。

エロいロボになったでしょうか、瑞希さん。

なんか希望があったら書いてくれると嬉しいですよ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/02(火) 08:20:50 ID:XP8/m0Ey<> とりあえずGJ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/02(火) 15:17:20 ID:O4C393F+<> 冬コミ2日目にロボ子ゲーの体験版出すんで、見掛けたらよろしく <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/02(火) 21:02:52 ID:TJKQoehf<> GJGJ!
・家での日常
・授業中にトラブル発生
あたりを希望してみる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/04(木) 00:35:26 ID:z8cFOIex<> 萌え死にそうなのではやく続きを。。。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/05(金) 01:39:51 ID:pYG7ilMd<> ろぼ☆あね 2-2

仕事がテンぱってまいりましたので、ペースが遅くなりそうです。
っつーか俺、2でタイトル間違えてんじゃん。てへ。

瑞希はロボットだからといって、全ての機構を思うように操作できるわけではない。
人間の自律神経同様、自らの意志だけでは操作が出来ない部分、メンテナンス等の
外部操作でしかできないことも多々ある。
今は前者で、瑞希が意図していないのに胸の奥から動作音が鳴っていた。

「ど、どうしたのかな……ふぇぇっ!」
胸元を見ると、服の下からくっきりと乳首の形が浮き出ている。
「な、なに、これっ!」
慌ててブラウスをはだけ、ブラジャーを外す。
押さえつけられていた乳房がぷるん、と揺れて露わになる。
乳首は固く尖って上を向き、乳房も張りつめていつも以上に大きく思えた。
恐る恐る、乳首の先を触ってみる。
「あ……あぁっ!!」
信じられないくらい、乳首の先は敏感になっていた。
暴力的にすら思える快楽信号が回路を駆け抜ける。
思わず体をのけぞらせて身もだえする瑞希。
それと同時に、瑞希本人にしか聞こえない小さなモーター音と共に、さらに乳首が固くなる。
「や、やぁあ……ど、どうしよう。壊れちゃったのかな……? こ、このままじゃ恥ずかしいよぉ……直らないかなぁ……」
もう一度、ぷにぷにと乳首のまわりをつつく。
「ふぁああっ!あああんっ!」
立っていられなくなり、そのままベッドに倒れ込んで体をびくびくと震わせる瑞希。
「こ、これって……」
間違いない。これが性的快感。ノイズで感じていたのとは比べ者にならない。
瑞希の体に新しく加わった機能。
男性と愛し合うための機能。


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/05(金) 01:41:25 ID:pYG7ilMd<> 「あ。そうだ」
女性技師が言っていたことを思い出す。
改造を受けた後、軽く基本的な性知識を教えられた。
それによれば……。
「た、たぶん……もっと性感帯を刺激して満足できれば……いいってこと、だよね」
まずは、乳房を揉んでみることにする。
軽く両手を乳房に当てる。
掌にシリコンラバーに包まれた、固い半球状の機構が感触として伝わる。
少し力を入れて内部機構に力が伝わるように刺激を与えてみる。
「ああああっ!うぁっ!」
AIに信じられないくらい大きな快楽信号が流れ込み、叫びをあげてしまう。

「こ、これでもだめ、かな……。えっ!なっ!いやぁん!」
今度は気がつかないうちに、股間が大変なことになっている。
潤滑液が盛大に漏れだし、ベッドにしたたり落ちていた。
「やだぁ……。わ、私本当に壊れてないのかな……」
恐る恐る、下着を脱ぎ女性器に手を当てていじってみる。
「こ、これ……大丈夫なのかな……。んああああああああっ!!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/05(金) 01:43:16 ID:pYG7ilMd<> 知らなかったとはいえ、いきなりクリトリスを摘んでしまったのは致命的だった。
「ああああっ!あふっ!あん、あぁんっ!」
激しい喘ぎ声と共に、股間をまさぐる手、乳房と乳首を揉み続ける手が止まらなくなる。
「だ、だめ、だめ!とまら、ないよぉ!」
不意に、先ほど再生していた赤くなった弘樹の映像が視界に映る。
「あ、あ、ああああっ!ヒロくん、ヒロくんっ!好き、大好きぃ!お姉ちゃんは、ロボットだけどっ!ヒロくんのこと、だいすきなのぉ!」
さらに悶えと手が激しくなる。
「ひゃん!だめ、だめ!お姉ちゃん、壊れちゃう!壊れちゃうよぉ!ヒロくんっ!たすけてえ!
あ、あはぁああ!だめ、だめぇえええ!あああああっ!」
CPU負荷ゲージが赤く染まっていく。しかし、それと同時にもう一つのパラメータも限界に近づいていた。
「だめ、らめぇ!ふりーず、しちゃうううう!あ、あ、ああああっ!もう、らめええええ!
ああああああ〜っ!!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/05(金) 01:44:26 ID:pYG7ilMd<> フリーズした、と思った瞬間、瑞希の意識が弾ける。
一瞬、全てのセンサーの入力が消えたような感覚にとらわれ、視界のインジケーターが点滅する。
気がついたときにはベッドで天を仰いでいた。
「あ……。い、今のが……」
絶頂、というものだろうか。
きもちよかった。
凄い。
そうとしかいいようがない快感だった。
しかも、まるで再起動したときのようにCPU負荷が下がっている。
満たされた、ということだろうか。

しかし……。
ベッドの上に垂れ流された潤滑液。乱れた自分の姿。
それらが目にはいると、なぜだか解らないが瑞希の目に涙が溢れてきた。
どうしてだろう。性欲は満たされたはずなのに。
「う…うう……ひっく……ヒロくぅん……。さみしいよお……さむいよお……」
小さな子供のように、瑞希は膝を抱えて泣いていた。

青島瑞希。当年4歳。
機械の乙女、暴走中。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/05(金) 01:44:57 ID:pYG7ilMd<> 投下完了ー。だいぶエロいロボになったような気がします。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/05(金) 07:54:19 ID:i+RV085C<> >>325

乙、朝立ちが終わったかと思ったらこのロボねーさんで見事に
復活しちゃったじゃないか! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/05(金) 22:24:41 ID:ne7pRnn7<> これは期待w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/06(土) 01:48:33 ID:i0g74Vhc<> 女性技師はレズの予感。じゃないとこんな仕事できない気がするw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/06(土) 17:25:40 ID:N5TvCJUZ<> んなこといったらこんなけしからんロボ作るチーム全員変態だろw

とくにおっぱいがけしからんな。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/07(日) 12:43:08 ID:8ih7CFej<> 328の続きです。
ご感想ありがとうございます。

『ろぼ☆あね』  3−1

日曜日の夜、青島家。
「はぅん……あふぅ……」
「あんっ!ひゃんっ!」
「ヒロくん……もっと、やさしくしてぇ……あふっ!」
瑞希の部屋から切ない喘ぎが響く。

「もおっ!お姉ちゃん!黙っててよ!集中できないよ」
「だ、だってぇ……」

瑞希はベッドの上で、腹部メンテナンスハッチを開けて喘いでいた。
数日前、瑞希用のバッテリーパックが研究所より届いた。
本来、前回メンテで交換するものだったが、手配が間に合わなかったので
弘樹に交換してもらえ、と父からの手紙付きで。

そんな訳で、予備電源を繋いだ上で姉のなかをドライバーでいじくりまわしていた弘樹だったが。
確かになれない手つきで、バッテリー以外のパーツもいじってしまったとは思うが、
ちょっと声をあげすぎじゃないだろうか。
しかも……そんな、切ない声で。

しかし、瑞希にしてみれば無理もない。
バッテリー取り付け部の裏側は、ちょうど人造子宮と膣のパーツ。
ちょっと手がずれる度に、それらにバッテリーの角が当たるのだ。
好きな男の子に、そんなところをいじられる、そう思うと
興奮の抑えようがない瑞希だった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/07(日) 12:45:48 ID:8ih7CFej<>
「あぅぅんっ!ひぁんっ!」
「もうっ!お姉ちゃん!」
「……くすん」

「終わったよ、お姉ちゃん。……大丈夫?」
「だ、大丈夫……バッテリーは……ひぁああ……も、もうおしまい?」
瑞希にとって、至福の時間が終わる。
「何言ってるの……。ほんとに大丈夫?再起動したほうがいい?」
「う、ううん……今日は……このままで……いいよ。フリーズしても家だし大丈夫だよ。はぁ……はぁ……」
「そう……。無理しないでね」
立ち上がりかけた弘樹だが、心配そうな顔で瑞希の横に座り直す。
「ねえ……お姉ちゃん」
「ん?なに」
「お姉ちゃん……最近、やっぱり調子悪いように思うんだけど。
本当に、どっか壊れてない?お父さんにオーバーホールしてもらうように頼んでおこうか」
不安げな顔で瑞希を見つめる。
「あは。大丈夫だよ。ヒロくん。お姉ちゃんはそんなポンコツじゃないぞ?
丈夫で長持ち、パワーもある、スーパーロボットだぞ」
「そ、そういう事言ってるんじゃなくて!ねえ、ちゃんと考えてよぉ。僕、お姉ちゃん壊れちゃったら
やだよ……。僕で出来ることならなんでもするからさぁ……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/07(日) 12:50:33 ID:8ih7CFej<> 弘樹は小柄で、ともすれば小学生に間違われそうな体格だが、可愛らしい顔と引っ込み思案なところが
母性本能を刺激するのか、女子には密かに人気がある。
瑞希のものが母性本能なのかは疑問の余地があるだろうが、弘樹の泣きそうな顔はとにもかくにも
彼女のAIを刺激しまくっていた。

『あああああっ!ヒロくぅん!かわいいよおおお!ほんとに何でもしてくれるのかなあ!』
しかし、真剣に心配してくれる弟に向かって「実は私のCPUはエロ妄想で溢れてしまって、いまにも壊れちゃいそうです。
ですのでいっぱいえっちなことをしてください」などと言えるわけがない。
さすがにそれくらいの羞恥心は持っていた。

でも。こう、間接的なイベントならなんとかならないだろうかと考える。
ちょうど……見たくて仕方ないものがあるのだが。

「本当に……なんでも?」
「うん。何かあるの?」
「えっと……えっとね」
赤くなってもじもじと、上目遣いで話しかける。
可愛らしい仕草に弘樹の心拍数も上がっていく。
「な、何?」
「うん……えっと。えっと……」

「じゃあ。一緒にお風呂入ってくれる?」

ぶううっ!
弘樹は盛大に吹き出していた。
「な、なんで吹き出すのよぉ!」
「も、もう!からかってばっかりで!知らない!」
「あ、あああっ!からかってなんかないよぉ。本気……じゃなくてえ、ま、まってえ!」
バタンッ!
叩きつけるように扉を閉めて出ていく弘樹。
「ち……だめかぁ、でもいいもん。手は打ってあるもん。ふんっ!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/07(日) 12:54:40 ID:8ih7CFej<> 本日分終了ー。

>>332
そこまで考えてなかったw
単純にエロエロ妄想いっぱいになってしまう、瑞希さんを励ましたりからかったりする、
おねーさんと考えてました。

でもチーム全体は「もっとエロくしてあげよう!」とか言って設計してると思います。
妙に感度が高いのは多分その為。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/07(日) 21:47:30 ID:u7aD46vt<> 変態開発チーム万歳! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/08(月) 23:31:01 ID:MGrfYqrj<> 乙。エロいアンドロイドはすばらしい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/08(月) 23:55:40 ID:8/KZFEhD<> これはエロすぎだろjk
おっぱいの機構がすばらしすぐる。

誰か絵師はいないものか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/09(火) 18:33:41 ID:lvZ7ASL8<> しかしこんな機構だと興奮>胸の機構が作動>おっぱいのセンサー作動>興奮、の永久ループでもだえながら、故障してそうだな姉ちゃん。

。。。それもいいな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/12(金) 02:42:44 ID:Cyay31Up<> 続きです。

『ろぼ☆あね』  3−2
いけないこと、を覚えた瑞希は数日に一度は自慰行為をするようになっていた。
最初は弘樹の画像を見ながらしていたが、すぐに物足りなくなった。
そこで「素材開発」を始めていた。
手順
・まずはネットで男性ヌード画像を収集。
・できるだけたくましいのを選択。
・弘樹の顔画像と重ね合わせてできあがり。

……平たく言えばコラ画像である。
できあがった当初は見るだけでイきかけたくらいの衝撃だったが、
ひとたび体格の差にきがつくと、すぐに物足りなくなった。

と、言う状態で今、彼女は弘樹の裸が見たくて見たくてたまらない。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/12(金) 02:43:56 ID:Cyay31Up<> そこで話はその日の明け方にさかのぼる。
青島家のバスルーム。脱衣場。
「ここらへんかな?もうちょっと……こっちかな」
もぞもぞと瑞希が小さなPC用カメラを設置していた。
「試してみよ……」
自分の無線ネットワークを通じて、カメラをデバイスとして接続する。
「ん……お。見える見える」
視界の炭のウィンドウに自分自身が映る。意識をそちらに向けるとレンズが動いて、
視界も上下する。
「よしよし。これでOKっと!えへ」

何のことはない。弟の盗撮準備である。いや、直接見るのだから覗きか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/12(金) 02:45:49 ID:Cyay31Up<> 「さってと……起動っ!」
視界にウィンドウが開き、風呂場が移る。
「よしよしっ!あとは……おおおっ!きたぁああ!」
ため息をつきながら、弘樹が入ってくる。
「さあはやくっ!はやく脱いじゃってっ!」
ベッドの上で、一人で悶える瑞希。
端から見ていると、すっかり気の毒な人になっているが当人は真剣だ。
「ちょ、ちょっとお!なんで後ろむいちゃうのよぉ!」
セーターを脱いている間、弘樹は反対側を向いていた。
「こっち、こっちむいてよお!……あっ!」
上半身裸の弘樹がカメラの方を向く。あばらが出るほどではないが、薄い胸板、白い肌が幼い魅力を
倍増させている。
「うぁああああっ!かわいい、かわいいよぉ!ひろくぅん!きゃぁっ!」
真っ赤になってベッドを転げ回る瑞希。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/12(金) 02:47:15 ID:Cyay31Up<> 投下終了ー。
短いですが。

なんかどんどんエロいというより変(態)な娘になっているような
気がするけど。
文字通り頭のネジが外れているということで。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/12(金) 13:24:17 ID:wH2wTDNF<> 「頭の螺子が外れている」 のではなくて
「頭の螺子を外されている」 のでは、ないでしょうか?


まさがお風呂に乱入はしないですよね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/12(金) 14:47:45 ID:NVtonokA<> だめなロボで姉っていうのは新しいかもしれない。
だめだこのロボ姉。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/12(金) 16:47:52 ID:EpWZDWuM<> だがそれがいい。

妄想でしてるだけで自壊するロボ娘。
商品化は無理そうだがな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/12(金) 17:31:49 ID:FHO3VR+7<> なんという高度なAI……
でも、最終的にヤンデレまで再現するのは勘弁なw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/12(金) 19:09:34 ID:hG/Wsb8C<> >>349
問題ない。その時はキモ姉妹スレが歓迎する。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/13(土) 00:08:36 ID:gbh2x56x<> キャラがハッキリつかめん、とか言われたのが嘘みたいなキャラたちっぷりだなロボ姉。

本番始めたら弟が死ぬか自分が壊れるまで止まらなそうだが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/13(土) 08:53:03 ID:canDaPTE<> >>348
しかしその問題を改善した市販モデルは、このスレ的にはつまらないかもしれない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/13(土) 14:25:05 ID:ih96L30n<> 3α-416th以降の作品は保管されてないの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/14(日) 03:46:40 ID:h76uux8S<> 続き投下ー。

『ろぼ☆あね』  3−3

「い、いけない……次が重要じゃないの……」
集中して弘樹の挙動を見守る。
「さ、さあ……」
しかし、ズボンに手をかけると、弘樹はまた反対を向く。
「えええええっ!な、なんでぇえ!こっち、こっちむいてよおお!」
その声が届いたのか、ズボンとパンツを脱いでから……ゆっくりと脱衣篭に手を伸ばすと、
正面がカメラの方を向く。いよいよ……、と思ったが。
「か、か、篭がじゃまあああ!」
肝心の場所がまるでモザイクがかかったようにちょうど見えない。
「そんなああ!もうちょっとなのにいい!」
いやいやをすると、連動するようにカメラが左右を向く。

その時。
手が滑ったのか靴下を落とした弘樹が篭をおいてカメラの方に踏み出す。

必然、丸見えになった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/14(日) 03:49:37 ID:h76uux8S<> 「……う、うわああああああ!お、お、おっきいぃ!!」
弘樹の「モノ」は巨根といってさしつかえない大きさだった。
瑞希が集めた画像と比較しても、見劣りしない。
毛は薄かったが、身長とのアンバランスさが大きさを、より以上に見せている。
「ひ、ひ、ヒロくんっ!いやぁん!すごっ!」
真っ赤になって両手で顔を覆うが、視界のウィンドウが消えるわけもなく、
ますます弘樹のヌードが目に入る。
「あ、ああああん!らめぇ!こ、こんなおっきいのいれたらお姉ちゃん、壊れちゃうよぉ!」
いやいやをしながら叫ぶ。
まだ勃起もしていないのにあの大きさなら……。
「ど、ど、どんなにおっきくなっちゃうのかなああ!?かちかちなのかなあ!?
……うわぁああ!さすが私のひろくんだぁあ!お姉ちゃん、うれしいよぉお!やんっ!」

ますます赤くなって、ベッドを揺らしてさらに転げ回る瑞希。

そんなことは知らない弘樹は、すぐに風呂場に入って視界から消えていった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/14(日) 03:50:43 ID:h76uux8S<> 瑞希のCPUは「あれをいれたとき」の想像でフル回転していた。
「や、や、やぁんん!あふううう!」
体をのけぞらし、びく、びくと震える。
「だ、だめえ!ヒロくんっ!あはぁ!そ、そんな一気にいれたらぁ!あふんっ!」」
胸の中から、外からも聞こえるような作動音が響き、同時に服に二つの突起が浮かび上がる。
服の乳首への締め付けが、快楽信号を呼び、股間から潤滑液があふれ出す。
「だ、だ、だめぇええ!あふんっ!ひぁっ!?」
もうこうなれば止まらない。バッテリー交換だけでも高まっていた性欲が爆発する。
「あんっ!あああっ!ヒロくんっ!あはぁああ!あ、あ、あああっ!」
股間をまさぐり、服の上から乳首をつまんで悶え続ける。
「ヒロくん、ヒロくん!ふぁああっ!いいよぉ!」
うぃん、うぃん、という作動音が胸から響き、豊かな乳房が上下する。
手を当てているだけでも、その度に快楽信号が胸の回路から流れ込んでくる。
股間の割れ目に手を伸ばし、指を乱暴に突っ込んでかき回す。
「ふぁああ!ヒロくんっ!もっと、もっとぉ!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/14(日) 03:52:10 ID:h76uux8S<> 限界が近くなったその時、シャワーを浴び終わった弘樹が脱衣場に戻る。
暖まったせいか、先ほどよりも一回り大きくなったものをぶらげて。
当然、瑞希の視界にもそれが映る。
「うぁあああああああっ!?ひ、ひっ!ひろっろっろっろろろろろくんっ!うわぁああああ!!」
センサーからの刺激ではないが、その興奮が快楽中枢回路にトドメを刺し、瑞希は絶頂への
会談を一気に駆け上っていった。
「ふぁあああっ!?だめぇ!だめっ!い、いっちゃうう!ふぁあああああん!ひろくぅんっ……!」
ホワイトアウト。


「だめだあ……やっぱ、お姉ちゃん……ポンコツだよお……ひっく……」
さすがにやりすぎだったと思ったのか、瑞希はすっかり自己嫌悪に陥っていた。
「ごめん、ごめんね……。でも、我慢できなかったんだもん……」
ベッドにこもって独り言を続ける。
「で、でも……もう一回……あ、あれ?」
先ほどの映像を再生しようとして、それが出来ないことに気がつく。
「あああ!カメラは外部デバイスだから……録画モードにしないと記録されないんだっ!
さ、さっきの……あああ、キャッシュにものこってないよお……。ぜ、全部パー……」
こうなると、瑞希は明確な映像の記憶を再生することは出来ない。
人間のようなおぼろげな記憶、整理された情報の断片のみだ。
はっきりしているのは、「とってもおおきかった」こと。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/14(日) 03:53:19 ID:h76uux8S<> 「うぁあああああんっ!!も、も、もったいないいい!」
かちゃ、と音がして寝間着を着た弘樹がドアの端から顔を覗かせる。
「お、お姉ちゃん……さっきのこと、気にしてるの。ごめんね。別に……怒ってるわけじゃないから」
「ひろくぅん……ひっく……あ。来ちゃだめっ!」
ベッドの下は先ほどの行為でびしょびしょ。そんなのは見られたくない。
「……」
悲しそうな顔をして弘樹が去っていく。
「あ。ち、違う、ちがうよお!ヒロくんっ!ごめん、ごめんなさいいいい!うぁあああんっ!」

何に謝っているのか、何が悲しいのかもう解らない瑞希だった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/14(日) 03:58:35 ID:h76uux8S<> 投下終了ー。三和終わりです。

ご感想ありがとうございます。励みになりますハイ。

とりあえず、ヤンデレとかにはならないと思います。
基本デレデレで。

しかしこの娘もうダメだw。
書いていてどんどんポンコツロボになっていくのが止まらんです。
市販品には大幅な改良が加わるでしょうが、出来のよい妹たちを眺めて
恥じ入って、弟に慰めて貰いつつ、計算して甘えるんだろうな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/14(日) 03:59:18 ID:h76uux8S<> 三和>三話ね。
誤脱多くて申し訳ない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/14(日) 10:21:13 ID:f267L169<> おーい、作者さん大丈夫
あなたのCPUも色ボケしてませんか?おねえちゃん以上に色ボケ異常になってませんか?
いえ。もっともっと。

えーと、手料理あーん とか 添い寝 とかって無いの?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/14(日) 10:36:18 ID:w8ZNr+Ca<> 試作品ってのは失敗を積み重ねるのがお仕事ですから、君は立派に働いてますよ…と慰めになるかな?
しかしログは何とかごまかしても、体液の消費状況とか見れば派手に使っているのはモロバレなのですね…合掌。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2008/12/14(日) 20:34:33 ID:YMKViIN/<> GJ&age保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/18(木) 03:31:39 ID:p22B8l7P<> グッジョブ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/18(木) 08:21:20 ID:acjDzdmb<> 介護ロボ、2010年実用化だってさ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/18(木) 18:09:39 ID:IOOz9sUi<> ターミネーターのドラマ版に期待しているのは俺だけだろうか……
美少女型開発とかスカイネットの進化のスピードと方向性を疑うぜ…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/18(木) 22:16:52 ID:43cUq0UF<> >>366
いや、俺も期待してるよ、上のほうでもタレこみネタあったしね
でもなあ・・・ビジュアル的にはともかく、ストーリーの萌えどころがはずまくっててなあ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/20(土) 01:00:16 ID:NgJJijhw<> >>322
遅レスだがどのあたり? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/20(土) 02:36:58 ID:EFAA6Hor<> 続き投下ー。

『ろぼ☆あね』  4-1

次の日。曇り空の放課後。
「どうしたんだよ。弘樹。今日は静かだな」
「別に……」
帰宅部連中と一緒に校門をくぐる弘樹。
友人の言うとおり、朝から彼はずっとふさぎ込んでいた。
「姉ちゃんとケンカでもしたか」
図星。
「そ、そんなんじゃないって!」
ムキになるのが証拠だった。
「あー、そうかそうか」
「やれやれ。それでこの塞ぎようかよ。まったく……」
「だ、だから違うってば!お姉ちゃんなんか……あ」
その時、ポケットの携帯が震え出す。この着信は……。
「あ、あ。ちょ、ちょっと用事思い出した……。じゃあね!」
あたふたと、逃げるように立ち去る弘樹。
「なんだよ、あれ」
「ほっとけほっとけ。どうせ愛しのお姉さまからじゃねえの?
あー、うらやまし」

少し走って小道に入る。
以前は普通の携帯だったが、しばらく前から瑞希のメンテナンス用にPDAも兼ねた
学生が使うにしてはゴツい代物に変えていた。
その画面に浮かぶ文字。

『いっしょにかえろ▽』

もちろん、姉からのメール。
弘樹は、少し悩んでから返信を選んだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/20(土) 02:38:44 ID:EFAA6Hor<> 学校から少し離れた路地裏。
待ち合わせの場所へ近づくと、背の高い、立っているだけで目立つ美少女が
俯いている。
弘樹の足音に気がつくと、ぱっと輝くような笑顔になった瑞希が全速力で駆けてくる。
「ヒロくぅん!来てくれたんだねっ!」
そのまま有無を言わせずむぎゅ、と弘樹を抱きしめる。
この体制になると、背の高さから丁度、弘樹の顔が瑞希の胸に埋まる形になる。
「お、おね……も、もうっ!」
真っ赤になりながら、離れる。
本当に、最近姉はおかしい。
「あ……。つい……。き、昨日は、その……ごめんね。あのときはちょっと……ね……」
ふぅ。とため息をつく。
「もういいよ、お姉ちゃん」
「……でも」
「いいよ。帰ろ」
自分でもちょっと冷たいかな、と思いつつそっぽを向いて歩き出す。
「……うん」

無言のまま、歩き続ける姉弟。
普段はバスで通う距離を歩くと小一時間かかる。
「……」
「……」
まして、暗い足取りで歩いているとその時間が何倍にも感じられる。
「ヒロくんっ!」
「お姉ちゃん……」
間が悪く、同時に呼びかける。
「え、えと……なに?」
「お、お姉ちゃんこそ……何」
「い、いいよ……ヒロくん先で……」
「……だったら。お姉ちゃん。体、大丈夫なの?」
「え?」
「本当に心配なんだよ。僕。だって、人間と違ってお姉ちゃんはほっといたら
治らないんだよ?故障はちゃんと修理しないと、壊れちゃうよ」
「だ、大丈夫……だよぉ」
「ウソだ!絶対どっか故障してるよ!それなのに……心配してるのに……僕のこと
からかってる……」
「え……」
「そ、そりゃ。僕は子供みたいだろうけど……それでも、それでも……」
「あ……ち、ちがうよぉ……」
「お姉ちゃんなんか……お姉ちゃんなんか……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/20(土) 02:40:48 ID:EFAA6Hor<> 瑞希は動揺していた。
違う!違うの!
心が叫ぶが、音声回路が働かない。
弘樹の次の台詞も予想がついた。
いや。その言葉だけは聞きたくない。そんな言葉を聞いたら、それこそ壊れてしまうかもしれない。
「い……ゃ……」
瑞希の目に涙が溢れそうになる。

その時。
ぽつ、ぽつと水滴が落ちてくる。と、おもう間もなく一気に雨量は増加する。
「うわっ!」
「きゃっ!」
スコールに会話を遮られる二人。

「お、お姉ちゃん、傘持ってない?」
「きょ、今日はもってないよ!天気予報晴れだったんだもん」
「あ、あそこ!あそこ入ろう!」
二人は弘樹が指さした、ブルーシートで覆われた無人の工事現場に駆け込んでいく。

建築中の鉄骨が立てかけられた横に、二人で駆け込む。
「あーあ。びしょびしょ……」
「すごい雨だね。お姉ちゃん……。っ!!」
瑞希を見ると、ずぶぬれのブラウスはくっきりとボディラインを写し出して、なんとも
大変なことになっていた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/20(土) 02:45:28 ID:EFAA6Hor<> 投下終了。

>>362
考えてみればこんなに垂れ流していつ補給してるんでしょうかね、この娘は。
事が成就すればヒロくんを捕まえて補充>プレイ>補充の繰り返しなんだろうけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/20(土) 13:01:57 ID:fPwQWF14<> >>372
GJ

>>366
>>367
個人的には黄色人種型ロボ以外にはどうしても萌えられないので日本人が無理でも
せめて韓国系とか香港系とかの女優にしてほしかった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/20(土) 15:13:29 ID:4ih188JE<> >>372
逆に考えると、こればかりはヒロくんにはやってもらうわけにはいかない
「恥ずかしい整備」は隠れてこっそり、自らの手で… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/21(日) 01:33:18 ID:DgnLq5M7<> >>372
GJ

>>373
んなこと言ったって、金髪美少女サイボーグがひょこり訪問してきたら、
そりゃ>>373 の股間のプラズマライフルも即装填完了じゃろ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/23(火) 15:25:01 ID:xcKIU6m9<> 韓国系とか逆に萎える嫌韓厨の俺 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/27(土) 23:13:05 ID:zMPZNXHx<> 再来年は期待できるな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/28(日) 01:50:01 ID:bU9m8BzK<> >>322
さて当日なんだがどのあたりなんだ。

あとスレ的にどのあたりがいいとかってアテはあるの? <> 322<>sage<>2008/12/28(日) 09:17:29 ID:/gDKOKg3<> 29日、西地区る21-a
サークル名『フルメたる☆じゃけっとっ!』
融通きかない軍用ロボ子が、人類最後のビッチに世話焼く話。
このスレで投稿途中のネタ。
作るの初めてでかなり粗いし、5分かからないで終わる内容だけど、キャラ絵師とBGMは良い人捕まえたから保証するお。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/28(日) 16:56:06 ID:xL+ybJTf<> >>379
確認したらチェックついてたwカットだけで十分でした
<> 322<>sage<>2008/12/29(月) 15:16:01 ID:Ewgen2fH<> 48枚完売、オマエラありがとうなんだぜ(つД`)
小説の続きも追い追い追加していくぜ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2008/12/29(月) 17:45:48 ID:i0+AgfMm<> >>322
kwsk <> 322<>sage<>2008/12/29(月) 20:36:48 ID:Ewgen2fH<> α6辺りから投下してる、軍用ロボ子と地球最後のビッチの奴
過去ログ捜せばまだあるかも <> 322<><>2009/01/03(土) 15:16:30 ID:yOI9Ws18<> (´・ω・`)
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm5735155 <> 322<>sage<>2009/01/03(土) 15:24:56 ID:yOI9Ws18<> 下げ忘れた、ごめ
上の動画での募集以外に、メカニカルデザインと銃器関係できる人も募集中です。
体験版ではテキストノベル風でしたが、完成版は自分でメリー操作できるアドベンチャー風にしたいと思ってます。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/03(土) 15:55:50 ID:d9X2YlpT<> ガスパッチョの女の子可愛い <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/03(土) 19:19:52 ID:Fan41wn2<> ガノタで銃ヲタだからどっちも出来んことは無いが
絵はそこそこしか描けんなぁ・・・
色なんぞ塗れんし <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/03(土) 22:04:52 ID:13dC4JLb<> >>386
分かってる人が作ってる感あるよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/04(日) 06:13:28 ID:3qh4lYNr<> そろそろろぼあねの続きがこないかな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/04(日) 15:27:55 ID:7FHAeZ/c<> すんません、仕事忙しいのと年末年始でばたばたしてました。
ちょっと投下ペース落ちるかもしれません。

『ろぼ☆あね』  4-2


「??」
「お、お姉ちゃん……は、はっくしょっ!」
頭と股間は火照っていても体は冷えたのか、おおきなくしゃみが工事現場に木霊する。
「ダメだよ!ヒロくん、そんなかっこじゃ風邪ひいちゃう。上脱がなきゃ」
「い、いいって!」
「ダメ!早く脱いでっ!」
「わ。わわわっ!」
瑞希は弘樹を捕まえると、ボタンを一つずつ外し始めた。
「な、なな、なっ!」
「じっとする!お姉ちゃんにまかせなさい!」
「は、はい……」
そのまま、瑞希は自分のブラウスも脱ぎ捨てて、ブラジャーにスカートだけになる。、
硬直して声も出ない弘樹をぴと、と抱きしめる。
「体温、上げるね」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/04(日) 15:29:09 ID:7FHAeZ/c<>
(や、やわらかい……)
たわわな二つの半球に包まれた弘樹は失神寸前だった。
小さな作動音が、胸の奥から聞こえる。
興奮で上がっている自分の体温。
自分を暖めるための姉の体温。
飛びそうになる意識の中、姉の心配そうな声が響く。
(ああ……そうか……。お姉ちゃんは……天然なんだよなあ……)
ある意味人間以上に人間らしい瑞希だが、ロボットには違いない。
メンタルな面でちょっとアレとか羞恥心とか、そのあたりが抜けているのは仕方がないのかもしれない。
そう言うことをきちんと教えてやるのも自分の役目では無かろうか。
この……常識はずれで、可愛くて、とんちんかんで、とてつもなく愛おしい、世界でたった一人の姉に。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/04(日) 15:30:31 ID:7FHAeZ/c<> 「おねえちゃん……ごめんね……」
「……」
「僕……さっき、酷いこと言おうとした……」
「いいの……いいんだよ、ヒロくん。大好きだよ」
「僕も……大好きだよ。でも、ちゃんと次のメンテでしっかり見てもらってできればオーバーホール
してもらってね……」

股間は膨らませながらではあるが、真剣に姉のことを案じていた弟とは裏腹に、姉の方はすっかり
舞い上がっていた。
(嫌われてなかった!大好きだって!うれしいよおお!それに、それにっ!夢中で気がつかなかったけど、
私の胸!胸にっ!ヒロくんのあたまがっ!)
きゅん、と胸の奥がうずくような感じ……というか、本当に胸の奥がうぃんうぃんとうごき、乳房が張り始める。
ちょっと、手に力を込めて弘樹の頭をずらすと、快楽信号が体を駆け抜けてくる。
(あうんっ!きもちいいよっ!しあわせっ!)

「……ちゃん、おねえちゃん?」
「え?な、なぁに?」
すっかり発情モードに入って、声が耳に入らなかった。
「そ、そろそろ……あついよ……。放して」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/04(日) 15:31:54 ID:7FHAeZ/c<> 投下終了ー。
短くてすんません。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/04(日) 16:32:48 ID:3qh4lYNr<> キター
これは続きをwktkせざるをえない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/05(月) 01:55:34 ID:n5GSu8hs<> PSPのヴィヴィアンというキャラは、新型キャストのテストヘッドだから
状態をリアルタイムでモニターされてると言う話を聞いたんだが……

性交渉機能の付いたモニター中のロボ娘と行為に及んだとして、
その娘の状態がリアルタイムでモニターされていたとしたら……
ものすげぇ、羞恥プレイになるな……

ロボ娘が誰か、第3者に見られていないとイケない性癖になったら如何しよう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/05(月) 07:00:28 ID:7pe0mkNK<>   _  ∩
( ゚∀゚)彡 オーバーホール!オーバーホール!
 ⊂彡 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/05(月) 22:01:06 ID:Ks+/qavA<> 私の穴はそんなにガバガバじゃないもん!>< <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/06(火) 02:10:07 ID:PJzMLO88<> >>395
マルチとのセクロスシーンで、この娘は絶対にモニタリングされてる!
近所に移動観測車みたいなのが停められてて、その中で開発者達が
真剣に見守っているに違いない!とか考えて萎えたのを思い出したw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/08(木) 04:20:36 ID:QIpYh8kg<> 「腰の全体出力-30%下げろ!」
「膣内異常圧力上昇! 動作モードを切り替えます!」
「制御を受け付けないぞ!」
「どうなってる! このままでは患部が壊死してしまうぞ!」
「糞!またバグか!!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/08(木) 10:57:30 ID:8+jXlyMU<> >>399
なんか戦艦人間ハヤトを思い出したww
案外興奮する。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/08(木) 17:19:39 ID:/+Ouu7i/<> 企業の試作品ロボ娘の共通の悩みだろう・な。
「今日は行動ログはみせません!」みたいな。
ロボあねがそんな感じなのか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/08(木) 21:48:19 ID:xSEfJsaQ<> 行動ログだけじゃ飽き足らず、研究員に惚気話を延々とする
そんなロボ娘がいてもいいじゃないか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/08(木) 22:15:58 ID:XU42xXQ0<> 彼氏との初セクロスをロボ娘に無断でリアルタイムモニタリングする開発主任(女性)
「安心しなさい私の娘よ、アナタの勇姿は私の脳とDVDにしかと記録してあげるわ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/08(木) 22:24:17 ID:QIpYh8kg<> 「今の映像は全て削除しておきましたわお母様」
「馬鹿な!?」
「脆弱な人間如きがコンピュータ頭脳を超えようなど甘いわよお母様っ!ふははははは」
「くっ・・・仕方ない8mmビデオで我慢するしかないようね!」
「なんだと!? アナログだとぉぉぉ!?」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/08(木) 22:55:27 ID:iPzeYBGP<> >>402
試作機がそれをやらかした結果、量産機の胸部が残念な事に。

開発主任(女性)の独断で行われたその仕様変更は後に問題となったが、
試作機の開発記録が公開されるに至って、
開発主任への同情の声が多く寄せられたという。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/08(木) 23:01:16 ID:zqSakKW/<> 逆に試作機こそ、コストダウンのために出っ張りが少なく人工皮膚の面積が
最小限になる設計というパターンも… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/08(木) 23:42:37 ID:kAeC2rRq<> それが好評で、正式採用されるんですね、判ります。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 00:01:02 ID:zRf5T+Uq<> 市販機はスタイルとコストを両立させるため、服で隠れるところは
プラスチック製。で、とある市販機が愛しい人と結ばれるために
「裸になっても人間そっくり」な試作ボディを求めて大冒険。
紆余曲折の末にやっとであった伝説のボディは>>406な設計で
人間そっくりか理想のボディラインかという究極の選択を迫られる
市販機さん… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 01:53:39 ID:4f8NQGuF<> ちょっと待て。
顔と胸と股間だけ人造皮膚のロボ娘さんを想像したら俺の股間が大変なことになった。
どうしてくれる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 02:23:19 ID:WRDO34aU<> >>408の市販機さんがやっとで決断してボディを換装してきたら
マスターが>>409な奴で戻して来いと言われてしまうわけだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 21:09:15 ID:zTqVDhhD<> >>409
胴体と顔が人工皮膚で首と手足がプラスチック系素材のロボ娘さんなら、俺の股間もいきり立つ。
セクロスの最中は長手袋と長靴下とガーターベルトを着用してもらう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 21:30:57 ID:Cr+uFsTB<> >>411
静電気すごそうだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 21:34:02 ID:KfG1+yT0<> ん?
防水性能は、
海水でも石鹸水でも、真水でも、スープや味噌汁なども、コーヒーや緑茶なども、温度変化は冷蔵庫内から沸騰した湯まで、耐える必要が有ると思うから、それに、風呂も一緒だろうから、全身、柔らかいのが良いと思います。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 21:40:28 ID:Cr+uFsTB<> 個人的にはチタン合金製ボディがいいけど、伸縮性が無いから接合部の防水性が問題だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 22:28:15 ID:StgEWWKQ<> いっそ親水性構造って事でチタン合金のメッシュで覆われていたり。

冗談さておき、人口筋肉が非金属製なら防水はさほど問題にならないような。
神経系を充分被覆しておけばOK。

……って、だんだんこのスレの平均的嗜好から外れていってる希ガスw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 22:34:01 ID:Cr+uFsTB<> 炊飯器に欲情できる人間の集まりだ
気にすることは無い <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 23:50:52 ID:4f8NQGuF<> パーソナリティが同じで、炊飯器と美少女筐体とどちらが良いかと言われたら
やっぱり美少女型だと思うが(炊飯器のほうがいい、という方にはスマン)、
全部人造皮膚より、メカ+人造皮膚の方が興奮してしまうのだな。

普段はプラグスーツ状態で胸と股間のカバー外して(夜の)戦闘モードに
チェンジ!とかだとたまらんが、そこまで特殊な趣向を満たしてくれる
娘さんにはまだお目にかかったことがないな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/09(金) 23:54:36 ID:Cr+uFsTB<> >>417
むしろ炊飯器で「私じゃあなたと釣り合わない」とかいじらしい事言ってくれるのがいいんじゃないか!!!!!!







ゴメンちょっと頭冷やしてくる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 00:23:37 ID:yX5bWShp<> 実は開発主任(女性)もロボ娘でした。
常に自分の開発したロボ娘を監視し、事に及んだときはその快感を
自分の体にフィードバックさせて…(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 01:14:32 ID:3OJh/eTN<> >>417
なまえが「伝説の歌姫、林明美」VF-1だとか「ランカ」VF-27 だとか?
昼が人型で、夜は変形して、戦闘機モード、だとか?


。。。。。 が 。。。が   ががが がう がう



がうぉー・・・・・・ く <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 01:34:53 ID:ZxdsLYy2<> むう…
モデル1「裸にしても人間そっくり」
モデル2「服を着てれば人間そっくり」
モデル3「服を着てても所々プラや金属が」
モデル4「一応人型だけどメカメカしい」
モデル5「人型?なにそれ」具体的には炊飯器

この道、奥が深い。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 01:40:05 ID:TT2TXnzV<> なんだこの盛り上がりっぷりは。

やっぱ「女の子の形で中はメカ」に興奮するわけで、
メカの露出具合もいろいろってことか。

「基本的に人型だが、所々メカ露出」ってのはやっぱいいよな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 02:40:23 ID:KvU7Jekc<> 俺はモデル4が一番かなあ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 02:42:11 ID:JfvdhovE<> エクスマギナのねーちゃんいいよね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 02:43:29 ID:ouvwFvId<> なんか凄いkskしてるなw
俺的には2〜3。
ノイズとか駆動音とか声がそれらしいとか、瞳の処理がカメラっぽいとか
そういうのがあると高得点。可能ならいろいろ、やはり外せるとなお良。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 03:13:25 ID:TT2TXnzV<> ところでメンテハッチはどこがいい?
俺はやはりおっぱい開くの最高。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 03:20:16 ID:0OdkWH++<> 露骨にえっちな場所じゃなくて背中とかお腹とかエッチなところがチラチラ見える場所がいいです <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 07:52:59 ID:gZZ+/X02<> まじめに考えると、かなりあちこち開ける必要があるな。人工皮膚や軟質プラの
外装ならハッチというよりファスナーでどこにでもつけられるけど、固いハッチなら
動きを阻害しないところでないと。そういう意味じゃもともと可動部でない胸ってのは
合理的なのかも。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 09:53:04 ID:F6TgpMQu<> ろぼあねもいいんだが14通の手紙のほうはどうなったんだろ。。。(ひとりごと) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 10:11:39 ID:F+GGBghL<> >>419
「8マン」の谷博士を思い出したよ。
「そりゃあ、ないだろう!」と叫びたくなった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 10:12:55 ID:F+GGBghL<> ……言っておくが、谷博士のことだぞ。
419は実にいいぞ。

ところで419のロボット開発ロボ主任を作ったのは誰だ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 10:30:02 ID:pBlDc39j<> >>428
人で言うなら、ろっこつ周辺と頭蓋骨の近くかな。
あとは、ヒジから手首の間とか、膝から足首の間とか。

ろっこつ下部から腰骨にかけては、寝起きのために背骨部分の曲げと、それに伴うオヘソ部分の伸び縮みをさせる必要があるから扉を付けられない。と推定される。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 10:34:26 ID:pBlDc39j<> >>431
多分。ロボット開発開発ロボ主任が所属するロボット開発会社の
事業部長だろう。この娘もロボットだけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 10:38:52 ID:6sV3sLcf<> >>433
別パターンとして、人間の開発主任は別にいるんだけど仕事をさせるために
自分そっくりのロボットを作ったとかもありかな?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 10:42:22 ID:pBlDc39j<> ああ、それもアリだな。
仕事特化型の分身だね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 10:44:33 ID:nR6c1ZNj<> >>421
モデル6
基本は人間そっくりだけど液体金属で出来ているから理論上どんな姿にもなれる
※ただし疲れるから数時間限定

これだね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 10:52:39 ID:F+GGBghL<> >>435
ロボット主任の先がずうっと「実はロボットに作られたロボットで、作ったロボットを作ったのも……」
とやると、それこそSFで人類が死滅した世界になっちまうからな……

434のパターンで、なぜか分身ロボを作った主任本人よりロボの方が出来が良くて
(胸が微妙にでかかったり)
主任の彼氏がロボ主任の方を気に入ってしまう

怒った主任が
「一応わたし、あなたの身体の隅々や行動パターンまで全て知ってるんだけど……
……もし浮気したら、あなたそっくりだけど二回り巨根でもうちょっと二枚目の彼氏ロボを作ろうと思う。どうする?」
と怖い顔で訊ねたので、彼氏の浮気の虫は鎮火したw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 10:56:41 ID:6sV3sLcf<> もう1パターン思いついた。
「本物の主任?……もう、この世にはいないわ。私は結構旧式なのよ」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/10(土) 11:32:47 ID:Qn9I5ktf<> いかん
まほろまてぃっく だ。

8巻に詳細が出てるけど
安藤まほろの容と同型であるマシューは、
実はマホロ博士(マホロ・マシュー・フェイ・レイ。生物)が作ったアーク(アーカディア・マシュー・フェイ・レイ。コンピュータ)で
安藤まほろが、相手の攻撃で撃破された月の破片を粉砕するために、自分を粉砕するが、
アーク(アーカディア、コンピュータ)は安藤まほろを乳幼児として蘇生させ、リュウガ(流河先生 コンピュータ)と生徒であった田中佳美(生物)の子供として育てさせる。

て?では、田中まほろ なの? それとも 流河まほろ なの?

テレビだと、安藤まほろとして作り直しているけど。。。。
あのマシューは生物なのか?コンピュータなのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/11(日) 22:40:54 ID:J+I5my3b<> >ロボ娘の開発主任
開発、じゃないがロボ娘が人間とセクロスして、DNAデータと自分の
設計データを元に、設計図を計算して娘ロボを設計する、というネタを
考えていた。

…ってドラゴンパーティがそんなネタだったな。
文章ものとしては最高のロボフェチ度だったなあ。
胸の中はエンジンとか、おっぱいハッチ全開とか、ヒロインロボ娘が修理失敗して
いきなり爆発とか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/13(火) 12:39:31 ID:D6T6F1pK<> >>421

モデル1’ 「裸にしても人間そっくり、でもメカスジとか埋め込みパーツとかマーキングあり」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/13(火) 13:20:43 ID:jHQJzEoU<> 首筋にキスしようとしたら
「そこ、端子があるので濡らさないでください」
と言われちゃうのですね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/13(火) 23:57:25 ID:aaMngUVw<> そこは端子がショートしたら感じて喘ぎ声がもれちゃうところだろ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/14(水) 00:28:55 ID:fA2PthXL<> バルトリン腺ジェネレータが不調で、ちょっとした刺激を受けると
愛液が滴り落ちると申したか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/14(水) 22:19:23 ID:uHLgYGzq<> さて、某ターミネーターですが……なかなかいいねぇ。
キャメロンかわいいよキャメロン。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/17(土) 17:25:37 ID:X5uL4qEY<> ワーナー製T800CAMキャメロイド3
最新のキャメロイドAIを搭載。
そのため実生活では以下の点に注意。
・すぐに映画を録りたがる。低予算でヒット作を作ってしまうので始末に終えない。またヒット作を見せると嫉妬して映画作りを始めるので、近くにテレビを置かない事。
・日本のサブカルチャーに異常に興味があるので、映画で爆発された橋には連れて行かない。
・銃器に精通しているため、モデルガンを見つけると改造してしまう。猟銃所持の家は以っての外。
・殺人魚の話をすると自爆装置が作動する。
・すぐ自分の完全版を作りたがる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/17(土) 22:18:40 ID:U6QjEarQ<> そういえば
「ハンドメイド マイ」ってどうなったんだろう?
粗筋だとか、プロモなどは見たけど、まだ版権で争ってるのかな?
映画撮影ロボット3姉妹の話だけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/17(土) 23:45:17 ID:bTIaNiXi<> >>446

風呂場の扉を開けはなって湯気を充満させ、逆光でライティングするのがお気に入りなんですね。
わかります。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/19(月) 23:52:49 ID:72DMUmQb<> 私事が忙しくてあんまり進みませんが。
392の続きです。


『ろぼ☆あね』  4-3

「ええー。……ちぇ。」
「もう、そういう風だから怒ったの!だめでしょ。そんな恥ずかしいコトしちゃ」
「だ、だってえ……誰もいないしいいじゃない」
「そういう問題じゃ……え?」
ぐらり、と足下が揺れる。。
「わ、じ、地震!」
かなりの揺れだ。
弘樹がふらつく。
同時に背後の鉄骨が滑り、弘樹めがけて何本か、倒れ込んでくる。
それほど大きなモノではないが、合わせたら数百キロはあるだろう。
「うわあああああっ!」

死んだ。
と思って目をつぶる。
しかし、痛みも衝撃もなにもなかった。
おそるおそる、薄目を開ける。
そこに飛び込んできたのは、弘樹をかばって鉄骨を支え、歯を食いしばる瑞希だった。

<> 名無しさん@ピンキー<><>2009/01/19(月) 23:54:13 ID:72DMUmQb<> 瑞希の全身のアクチュエーターは、最大出力にすれば人間の10倍以上のパワーを持っている。
だが、そんな力をつかえばフレームの方を痛めたる恐れがあるため、通常時には最大で人間の
倍程度になるよう、リミッターがかけられていた。
リミッターは瑞希自らの意志で外せない。それには本来人間の手による操作が必要だった。
しかし、今の瑞希は、最愛の人を救うため、本来使えないはずの力を意志の力だけで発揮していた。
いわば、火事場の馬鹿力であろう。

「お姉ちゃん!」
「ひ、ヒロ……くん……はやく、逃げて……」
やはり、長くは持たない。
不安定な出力では支えきれそうにない。
なんとか弘樹が這い出すまでは支えなくては。
おそらく、自分はつぶされるだろう。
その時にAIが破損すれば……死だ。
でも、上手くすれば修理可能な損傷ですむかもしれない。
たとえバラバラになったとしても、弘樹がそうなるよりはずっとマシだ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/19(月) 23:55:17 ID:72DMUmQb<> 「大丈夫、お姉ちゃんは壊れても、修理できるから……おねがい……逃げて……」
「い、いやだ!お姉ちゃんも逃げなきゃ!もっと力でないの!?」
「パワーリミッターを……切らないとだめ……。それまで持つか……わかんない……くっ!」
鉄骨がすこし下がっていく。
「リミッター……ちょ、ちょっとまって!マニュアルで調べるからっ!」
携帯を取り出してマニュアルを呼び出す。
「たぶん……これで……え!ち、ちがうの?」
「リミッター……私も切ったことなんか無いから……どっかわかんない……お願い、早く逃げて……
お姉ちゃん、お姉ちゃんはヒロくんが……大事なの……う……」
「胸部メンテナンスハッチからの操作、って書いてある!どうやって開けるの!
……、きょ、きょ、きょうぶ、ってひょっとして……」
ブラジャーにつつまれた、大きな二つの膨らみを見つめる。


「……ひ、ヒロくんなら……いいよ……。開けて……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/19(月) 23:57:06 ID:72DMUmQb<> 投下終了ー。

短くてすいません。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/20(火) 01:54:54 ID:yAV4jxk6<> >>452
急展開キタコレ!
メカバレにちょっと期待してます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/24(土) 06:58:58 ID:84mgKEoP<> ここの住人は「イヴの時間」というアニメをご存知だろうか?

"ロボット"が実用化されて久しく、
"人型ロボット"が実用化されて間もない時代

頭の上に、ステータス(リング)を表示するロボ娘萌え。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/24(土) 09:10:53 ID:eubXUOS5<> 知ってるぜ 
おれは予約してナギのカードげとーした <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/01/31(土) 20:03:47 ID:ZAUmSSq7<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/01(日) 00:32:43 ID:bvyB/8wB<> ホシュ タン オツ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/02(月) 02:21:05 ID:fYpi/mDz<> さらにホシュ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/03(火) 00:44:31 ID:N3rFrPYH<> 451の続きです。
『ろぼ☆あね』  4-4

「わ、わかった、わかったけど……ご、ごめん!お姉ちゃん!」
そう叫ぶと、弘樹はブラジャーのフロントホックに手を伸ばして外していく。
やわらかい、暖かな感触が伝わり、ぷるん、と揺れながら乳房がむき出しになる。
「……!!!」
二人の命に関わる緊急事態ではあったが、弘樹の股間も爆発寸前だった。
確かに、童貞高校生にはあまりの刺激ではあるが。
「み、み、右の……その、乳首……そこ、スイッチだから……。おへその時と同じに回してから押し込んで」
「う、う、うっ、うん!!」
震える手で、尖った乳首を摘む。
注意してみないと解らないが、乳輪と乳首の間に溝があり、独立したパーツになっているのがわかる。
金庫を開くように、クリ、クリと左右に回すと、乳首から内部の機構を動かす感触がかすかに伝わってくる。
その動作は、胸部メンテハッチの解除キーであると同時に、多大な快楽信号を瑞希に送り込んでいく。
「ひゃっ!ふぁああああ!ひ、ひろくぅんっ!ひあんっ!」
小刻みに瑞希の体が震える。
「ご、ごめん、ごめんねっ!」
最後に乳首を押し込むと、押しボタンスイッチのような感覚と共に乳首が沈み込む。
すると、瑞希の右乳房がモーター音と共に開いていき、乳房よりふた周り小さい
半球状の機構が現れる。
「ふぁあああ……だめぇえ……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/03(火) 00:46:40 ID:N3rFrPYH<> 「こ、ここ、これ、開くんだよ、ね……」
銀色に輝く、小さな乳房を開こうと弘樹の手が触れる。
しかし、そこはまさにむき出しの性感帯とも言うべき、センサーの塊だった。
さきほどよりも強烈なピンク色の波が、瑞希の回路を駆け抜ける。
「ひぁあああああああっ!PI、GA、あああん!」
たまらず、ノイズ混じりの嬌声が響き、機械の乳房は音を立てて膨らんでいく。
「そ、そっと……そっとひらいてえ……」
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい!」
手が震えてうまく動かない。
その震えさえも快感に変わって瑞希を貫く。

「あぅんっ!ふぁあああっ!BEEEP!だめえっ!」
回路が焼けそうに熱くなって、瑞希の股間が濡れていく。
女性器ユニットが音をたてて動いている。
開いた裏側になって、弘樹からは見えない乳首がぴく、ぴくと動いている。
股間の滾りが雨水にまみれて目立たないのが救いだろうか。
弘樹が自分の胸を、まさぐっている。
その事実だけで意識が飛びそうになるのに、胸のセンサーから
送り込まれてくる刺激で腰がくだけそうになっていた。
でも。
絶対に、鉄骨を支える手は動かさない。
たとえ、この体がバラバラになっても弘樹だけは守る。
その想いが、瑞希の腕のアクチュエーターを全力で駆動させていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/03(火) 00:50:04 ID:N3rFrPYH<> 弘樹も姉とそっくりな状態だった。
一瞬でも早く、リミッターを解除して楽にしてやりたい。
そう思って必死に胸を開こうとするが、興奮と震える手で操作がたどたどしくなる。
どこかに触れる度に響く嬌声でますます作業が遅れる。
そして。
弘樹の股間も限界だった。
とっくに先走りったものが雨水と混じり、その先にあるものも時間の問題となっていた。

「お、お姉ちゃん、ひ、開いた……よ、操作は……」
機械の乳房がさらに開き、携帯のものと似た、小さな液晶パネルと回路が胸から覗く。
「え……ここんな操作……。ご、ごめん、お姉ちゃん!もうちょっとだけ我慢して!」
「ど、どうしたの……。や、やぁんっ!あああああっ!!!」
弘樹は尖った姉の左の乳首を摘むと、小刻みに上下に動かし始める。
それに合わせてパネルのカーソル表示が上下していく。
「!!ひゃんっ!ひゃんっ!ひ、ひろくぅん!おねえちゃん、おねえちゃん、だめになっちゃうよぉ!あひぃ!」
「ご、ごめん。ごめんねっ!これがスイッチなの!もうちょっと、もうちょっと……うぁあああ……ぼ、僕も
だめ……」
股間に熱い波が押し寄せる。
「ひ。ひろ、ろ、ろ、くぅんっ!おねえちゃん、おねえちゃん、もう、だめえええ!だめになっちゃううう!
きもちよくて、きもちよくて、こわれちゃうよお!」
「おねえちゃん、おねえちゃん、いくよっ!」
カーソルを「リミッター解除」に合わせて乳首を押し込む。
その操作が、瑞希にとどめをさし、意識が弾けそうになる。
同時に、弘樹も耐えきれずに欲望を下着の中に吐き出していた。
「ふぁああああああああっ〜!?」
「う……あああっ……っ!」
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/03(火) 00:51:36 ID:N3rFrPYH<> 同時に、瑞希の体に力が溢れていく。
「う……わぁあああっ!」
どん。どん。
轟音を建てて辺りに鉄骨が散乱していった。

「はぁ……はぁ……」
「お姉ちゃん……お姉ちゃん……ごめんね……。ごめんね……」
男と女の臭いが辺りに立ちこめている。が、二人とも自分の発したものは恥じていても、
お互いがながした臭気には気がついていない。
「あ、謝らなくても……いいんだよ。ヒロくん。ヒロくんなら良いっていったでしょ。ありがと……助けてくれて」
「で、でも……」
くす。と笑ってから弘樹を抱きしめる瑞希。
胸の中の回路とパネルが弘樹の目にアップになる。
「……お姉ちゃん。ロボットだよ。ううん。お姉ちゃんじゃない。私は弘樹さん、マスターの所有物です」
弘樹の顔が凍り付く。
「や、やめてよ!そんなしゃべり方!」
「……ごめんね。ヒロくん。基本設定に従うとこうなっちゃう。
でも、私は……ヒロくんの家族になって。こんな格好だから「お姉ちゃん」になった。
もっと幼いかっこだったら、妹だったかもね。でもね。それで……この体があって。
ヒロくんにお姉ちゃん、って呼ばれて……私は、私、青島瑞希になれたの」
「……」
「それでね。最初は「弟」として見ていようとした。今でも……基本はそうよ。
でもね。それだけじゃ処理できない感情が……できちゃった。……私は。ヒロくんを。一人の男の子として。愛しています」
「……お、おねえちゃん……」
「マスターとして。弟として。男の子として。全部好き。ヒロくんのことが好きで好きでたまらなくて、故障
しそうなくらい好き」
「お、おね……おね……」

「すぐにはとは言わないけど……前向きに考えてくれると嬉しい、な。丈夫で長持ち。
ずっと面倒見ちゃうよ?……あ、面倒見てもらっちゃうのかな、あは」
「おねえちゃん……僕も……だい……すき……」

そこまでいうと弘樹は真っ赤になって……気を失ってしまった。

「ああああっ!しっかりしてぇ!ヒロくぅんっ!」

雨上がりの工事現場に、日が射し込んでいった。

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/03(火) 00:53:15 ID:N3rFrPYH<> 投下終了ー。四話終了です。
なんか常軌を逸した設計ですが、エロいロボなので仕方ないです(何が)。
次で本番させようかと思ってますー。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/03(火) 01:17:25 ID:E+7qPzVU<> GJ
ええい、なんてけしからん設計なんだ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/03(火) 02:14:15 ID:bufAoWuY<> 胸のパネルに悪意を感じるのは、僕だけでは無いはずww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/03(火) 17:03:40 ID:ihsJN8NJ<> きっと、性感を後付けした時にアクセスパネル上にセンサーを配置してしまった
設計ミスなんだよ。意図的だったら…尊敬します。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/04(水) 00:05:15 ID:fg2O4TV2<> でも、胸いじられただけでこの有様だと、本番だと絶対壊れるだろ姉さん。


だがそれがいい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/04(水) 01:11:56 ID:CVJgN/JD<> でもさ、設計の責任者が父親でヒロ君に日常のメンテをやらせてるんだよな




絶対わざとだろ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/04(水) 03:33:22 ID:qm91bI9X<> ヒロ君をロボ娘フェチに目覚めさせようと
こんな設計にしたわけですねわかります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/04(水) 10:52:05 ID:c1s6nRP+<> まあ、こんな改造を施したロボ娘を与える時点で、単なるお姉さんの域を越えろと
言ってるようなものだものな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/04(水) 12:04:25 ID:CaoOJxfS<> 規制中に待合所で「ホシュたんに乙したいお」って言ったらEROさんに怒られたお <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/04(水) 22:12:55 ID:YlhZbGxO<> なんという設計wちょっと笑ってしまった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/05(木) 00:16:45 ID:ZpAyAfhT<> >>467
それは壊れるのがみたいというのか。




俺もみたい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/05(木) 02:17:22 ID:A2L86mcA<> おねえちゃんが(機械的に)壊れる前に、、ヒロくんが(精神的に)壊れるのでは?
ロボではなくて、人としてみてしまうとか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/05(木) 15:01:07 ID:4KEurX2x<> メンテ中に我慢できなくなるようにしたとしか思えん。

お姉ちゃんの故障は見たい(性的な意味の)。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/09(月) 10:35:20 ID:lNesumSq<> 古くなったPCや携帯からレアメタルを抽出して再利用するビジネスが盛んらしい。
お前らの嫁には、さぞ高価な金属(PG系燃料電池的な意味で)が使われてるんだろうな。ヒャッハー!





リアルな話、ロボ子が普及したらしたで、使われてる金属目当てに盗まれる事件が多発しそうだな。
どうするよ、中○製の安い携帯電話渡されて「残念ですが、あなたのロボ子です」とか言われたら。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/09(月) 14:00:57 ID:q67qmmMK<> だから内蔵式武装と自爆装置は付けとけと言ったのに <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/09(月) 19:51:34 ID:JuFnctIX<> この場合自爆装置は解体の手間を省くだけでは? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/09(月) 21:51:14 ID:TyBNCY4t<> ロボ子と言ったって見合うほど希少金属が使われてるのかなあ。抽出も手間かかるし。
裏ルートに流すとかのが多そうだが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/09(月) 23:23:18 ID:JuFnctIX<> >>479
スレ違いになるが、あちらの抽出法はすさまじいんだわ。
やってる人よく死なないと思うというか、多分けっこう死人出てるんじゃないか?

おそらく、今話題になってるような状況になったら、程度の良いロボ子が同胞の
破片を硝酸にぶち込み、さらに危険な毒物(念のため具体名は伏せる)を加えて
浮き上がった貴金属をザルで掬うなんて悲しい光景が見られそうだ。そして、酸性ガスで
腐食して動けなくなったロボ子は、次の原材料に… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/10(火) 06:15:05 ID:L5xlP0lt<> うわぁ、見たくないけどありそう…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/10(火) 08:05:46 ID:o1HopMT8<> >>481
それは専用の筐体があるだろうな。

で、更衣室で筐体着替えるロボ子(のAI)。
「ロボ使い荒いよねー」とか言いながら。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/10(火) 09:25:42 ID:kPiw03JR<> 何の疑問も抱かず、黙々と同胞を解体し、酸の鍋にほうり込むロボ子。
しかしDQNは、働き続けてガタが来た彼女に心ない言葉を吐き捨てる。
「もう役立たずになったか、ゴミめ」
人間を危険から守る為、汚い仕事を続けたロボ子だったが、その一言で完全に自我を壊される。
「私は最初から、この鍋にほうり込まれる為に存在していたのですか?」
「今更気付くな、お前は日本向けに輸出される半導体の原料に過ぎない」
「私は、マスターの為のロボットではなかったのですか?」
「ただの半導体だ」
「では…私には3原則は適応されませんねww」 <> 介護ロボット<>sage<>2009/02/11(水) 01:48:07 ID:Hg80yKDQ<> 脳波よし。
脈拍よし。
その他自律神経いつも通り。

今日も俊三さん(90歳)の健康状態は脳に埋め込まれたチップから、
はっきりとわかります。
私は介護ロボットで体調をモニターする機能がありますから。

寝たきりで出来ることはありませんから、
いつものようにお手々をとってあやしてあげましょう。

脈拍が少し早くなりました。
脳内の興奮物質が増えました。
若干の性的興奮を覚えているようです。

うん。
私のような若くて綺麗で甲斐甲斐しい
女の子に興奮するのは当然のことですね。

ん、奥様(93)です。
この部屋に見えられるのは数日置きぶりでしょうか。
同じ家に住む癖に、碌に俊三さんの顔も見ようとしないのです。
申し訳程度にたまに来るだけです。

俊三さんの脈拍がさっき以上に早くなりました。
さらに脳内の興奮物質が増えました。

…………なんですか?
一体これは?
あのババアのどこがいいのです?

奥様は、しばらく旅行に行ってくると言ってます。
随分とまあ元気なことで。

奥様が出て行きました。

血中物質がおかしいです。
俊三さんのストレスが上昇しています。
脳破の動きからすると、過去を思い出している可能性が高いです。

<> 介護ロボット<>sage<>2009/02/11(水) 01:50:27 ID:Hg80yKDQ<>
統合すると、恐らく奥様との過去を思い出し、
それに未練タラタラのようです。
私なんかより、あんなババアの方が大切なようです。
あのババアは俊三さんのことなんとも思っていませんよ?
こんなに四六時中付き添って看病してるのに、私よりも大切なのですか?

………………………………………………………………







俊三さん、もう一度言いますね。
奥様は3ヶ月前に、旅行から帰ってきたら、
自分の部屋で首を吊って亡くなっていたんです。
きっと表に出せない色々な悩みがあったんでしょうが、
もう亡くなってしまったんですから忘れましょうね。

え、お通夜にも告別式にも行けなかったからせめて仏壇に線香をあげたい?
駄目ですよ。仏壇の部屋まで行くのは無理です。

仏壇をこの部屋に持ってくればいい?
線香で煙くなって、肺に良くないですよ。

せめて位牌だけでも?
もう燃えるゴミに捨てちゃ…………無くしちゃったので後で捜しておきますね。

あんなババ…………いえ、奥様も自分のことを忘れて
俊三さんに新たな余生を送って欲しいってきっと願っていますよ。

ん、尿意が溜まりつつありますね。
じゃあ下のお世話をしますから。
おしっこはいつものように私のお口に出しましょうね。

私は俊三さんが何を考えているのか、
なーんでもわかりますし、この家には私しか居ないんですから、
さあ、ずっと一緒に暮らしましょうね。
<> 介護ロボット<>sage<>2009/02/11(水) 01:52:00 ID:Hg80yKDQ<> 介護ロボット=付きっきり
体調をモニター=何でも知っている

連想されるのはヤンデレしかないな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/12(木) 00:33:16 ID:qWz6h/uL<> >>476-
リサイクル 314-388
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1042/10421/1042133666.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/15(日) 21:48:08 ID:FC4diShK<> 462の続きです。
『ろぼ☆あね』  5-1

事件があってからの数日後の青島家。
ならんでソファに座り、テレビを見る二人。
なんとなくつけていた映画だったが。
今までなら普通に見ていたベッドシーンで何とも言えない雰囲気が漂っていた。

「……」
「……」
お互い意識しているのは明白だったがどうにも間が持たない。
瑞希もここまできたらはっきりすれば良さそうなものだが、まだ「貴方のことを考えると、
壊れちゃいそうなので、セクサロイド機能をつかいまくってください」とは言えないらしい。

「え、えと……今日は、お姉ちゃんもう寝るね」
「あ、そ、そう……。お休み」
「うん。お休み」
あ。と気がついたような顔で瑞希がもじもじとする。
「ん、どうしたの」
「えっと……えっとね。ヒロくん、お休みのキス、とかだめかな……」
恥ずかしそうに、でも大きな期待を込めて小さな声で呟く。
「……い、いいよ」
「え?ほんとっ!やったぁ!」
満面の笑みで目を閉じて、そっと顔を近づける。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/15(日) 21:49:41 ID:FC4diShK<> ちゅ。

「……えー。ほっぺなの。ヒロくんのいじわる」
「お、お、おやすみっ!」

純情な弟は赤くなって逃げるように去っていく。
「あ……もうっ!」
とはいえ。瑞希の方も十分興奮していた。
(やったぁ!!)
飛び上がりたい気分を抑えて、満面の笑みを浮かべていると胸のなかからうぃん、と小さな
音がしてくる。
「あ……、い、いそがなきゃ……」

瑞希はいそいそと自分の布団に潜り込む。
瑞希のベッドには、非接触式の充電器が内蔵されている。
ケーブルによる充電も可能だが、通常はこちらでスリープモードに入って充電を行う。

が、しばらく前からは、ベッドに入ってからまずは乙女のお楽しみタイムだった。
それにこの興奮を活かさない手はない。
勃起した乳首に手を触れると、電撃のような刺激が回路を流れる。
「ん……っ!」
始めた頃はこれだけでもかなり満足だったが、どんどんと瑞希の行為はエスカレート
する一方だった。
特に弘樹との工事現場の一件。
いくらなんでも強烈すぎた。
あれからは普通に胸や股間をまさぐるだけでは全然物足りなくなっていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/15(日) 21:52:06 ID:FC4diShK<> 弘樹に抱かれていることを想像しているだけで、股間は濡れ、乳房が張りつめる。
「ひろくぅん……あけて……」
そう呟くと、瑞希は右の乳首をつまみ、くりくりと回していく。
同時に片手で、へその中に指を突っ込み、同じように指を回す。
スイッチとして機能させた時でも、乳首から伝わる快楽信号は止めようがない。
その刺激は瑞希のAIを直撃する。
「あ……ぅ……。んっ!」
かちり、と小さな音が二つ同時にすると、瑞希の右乳房と、腹がウィィン、という音と
共に開いていく。
「ひろくん……だめだよ……そんなとこいじっちゃぁ……」
弘樹の姿を思い浮かべながら、胸の中のセンサーをつん、と指で突っつく。
「あぅぁっ!あふぅ!」
続いて、腹の中のバッテリーを少しずらして女性器ユニットに刺激を与える。
「うぁああ!きもちいいよぉ!もっとぉ!」
胸と腹の回路から覗くLEDが数回点滅すると、どくどくと股間から熱い潤滑液が
吹き出してくる。
「う……ぁあ……とまんないよぉ……すごいい……。あは、ヒロくんのえっち……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/15(日) 21:53:11 ID:FC4diShK<> 投下終了ー。
もう完全に故障しとるなあ、このポンコツ娘。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/15(日) 22:23:19 ID:YRO8cSyp<> 解体プレイ一歩手前とか、過激なお姉ちゃんだなぁ。
これ以上となると、外部操作で直接気持ち良い回路を電気刺激とかしないと
満足できない体になっちゃうぞ。
等と妄想しつつ、次を待ってます。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 00:06:17 ID:9/JjyvgW<> しかしハッチ半開けのお姉ちゃんに迫られたらホラーだぞwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 00:09:47 ID:YRO8cSyp<> >>493
そこで一歩踏み込んでそれが良くなってしまえば、
人間の女の子にとられる心配はなくなる。
…問題は、ロボットでもOKな子に育ってしまうと
ロボットの彼女を作る恐れがあることだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 00:23:02 ID:JOv4TmPR<> >>493
むしろいきり立つ。
っつーか想像したら収まりがつかなくなった。
どうしてくれる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 00:55:53 ID:fZcThV9a<> >>493
ここにいる連中は普通にご褒美でしょ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 10:36:49 ID:RI2gJi2b<> ここは是非オーバーホールとかメンテナンスという名のプレイに持ち込んでほしいw
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 11:09:09 ID:I0YjJaaP<> ひろくんに分解されるのが病みつきになってしまうのですね。
……ネジをなくして大慌てとかには注意するんだよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 16:48:26 ID:uVZ83QaM<> 馬鹿な計算をしてみる。
ロボ子が一日に消費するエネルギーを日本人の平均的な摂取カロリーと同じ
2000kcal前後と仮定する。これは8.36MJに相当する。100V30Aの電源で8.36MJを
充電するに要する時間は、ロスが一切ないとして46分。計算上は家庭用電源でも
1〜2時間で充電できる…と思ったが、一般家庭で30Aを独占したらブレーカーが
落ちるな…家庭用電源しかない場合は、人間並みの睡眠時間を確保してゆっくり
充電するべきか。
業務用や裕福な家なら、急速充電用の設備を持っているかもしれないが。
人並みに寝てのんびり充電する子と、急速充電器完備でガンガン働かされる子と
どっちが良いのだろうか… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 18:37:49 ID:1OG6zsuy<> >>499
 急速充電はお勧めできない。
バッテリー容量が、直に劣化するから、
 取り外せないつくりだと、最終話近くで死ぬし <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 19:13:35 ID:mzTu/QaB<> 取り外せるというか、バッテリーを交換できる構造にするのはどうだろう?
これなら長時間かけての充電と24時間の稼働を両立できるかと。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 19:40:31 ID:qCJKqEQV<> やっぱ、この手の電力消費は、夜間電力でお得なのがいいのではないかと。
夜のお勤めにしても、一晩中腰が振れる人間はおらんだろうし。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 21:31:54 ID:biQLjh7u<> コンセント繋いだまま動いてもらえばいいんじゃね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 22:00:16 ID:YW2AIn30<> >>500
>最終話近くで死ぬ
モームのことかーっ!?


いやほら、あの手のロボ娘だったら慰安機能もきちんt


(省略されましたry) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 22:18:57 ID:9i6pM3SM<> >>503
コストダウンのためにバッテリー容量が小さいロボ子とかもありかな。
外にはコンセントがないからお出かけできなくて、外に憧れているとか。
家とか工場などの内部でのみ働くタイプだな。看護ロボとかもありか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/16(月) 23:22:26 ID:tk0sf9Zw<> 看護ロボは非常用電源としてバッテリを積んでるんだろうな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 00:26:56 ID:hTJMovHg<> カバンやランセル(大人用ランドセル)に長時間バッテリーを積めば良い。
マルチが、テレビで(ToHeart リメンバーマイメモリーズ)背負っている。
クリスマスパーティだったか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 00:36:07 ID:hTJMovHg<> 看護関係ロボなら
病院、医院内なら、トイレやナースステーションなどで充電できるだろう。
上手く作れば、救急車やドクターカーなどでも補充電できるだろう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 00:49:50 ID:lN+6etr8<> ごめん思い付きで。

「あら、私、アルコールを使う燃料電池で動くのです。
 何でも良いですから ウオトカ などのアルコール度数80以上のお酒下さい」
(酔っ払いロボ娘)

だとか

「私は、角砂糖やすりつぶした果物や、柔らかく煮炊きした野菜で動きます
 と言いますか、ポパイ のほうれん草缶詰 いっぱい食べたい」
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%8F%E3%82%A8%E3%80%80%E8%85%90%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%80%80%E3%83%AD%E3%83%9C&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja:official&client=firefox-a

等のロボ娘もいるな、きっと <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 00:57:59 ID:Q3USjiLU<> >>509
それなら素直にご飯を食べさせれば……そして、R.田中一郎が生まれた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 01:01:28 ID:lN+6etr8<> さらなる思い付き
顔、手、足、腕、脚、以外が太陽電池のロボ娘。
夏なら、キャミソールとミニスカート、や、手足が露出する薄地のワンピース、などの服なので良いのだが
秋冬春など肌寒い日、氷点下の日々でも充電のためにいちいち、服を脱がないといけない。


って露出狂というか常に全裸と言うか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 01:24:50 ID:OgGnRIBZ<> 太陽電池は光を吸収しないと話にならないから、必然的に暗い色になる。
……遠目にはスク水に見えそうだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 02:20:42 ID:0Puhi40/<> 皮膚に内蔵した太陽電池自体を超小型ナノマシンサイズにすることで白人や黄色人種の肌の色を再現。
だが、発電量の関係で常に明るい所で全裸でいる必要があるという鬼畜仕様w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 03:30:40 ID:wFRKwPhO<> それができるなら専用服にもっと広い表面積で太陽電池仕込めるような

あいや、ロマンの無いこと言った
忘れてくれ

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 03:31:11 ID:bDi09AZ9<> やはりここは高濃度タンパク質を燃料とするロボ娘で(略 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 04:11:34 ID:7/m22UM3<> >512からの連想で、髪に超小型太陽電池セルを内蔵すると言うのはどうだ。

「茶髪はよくないと思います」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 10:18:07 ID:X8eNCJpT<> >>500

最終話近くでワロタw身も蓋もなさ過ぎwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 10:20:51 ID:X8eNCJpT<> >>509

昔考えたことあるな、アルコール駆動ロボ娘。
不純物や水が混じると異常燃焼を起こすので、度数の低い酒ほど酔っぱらうw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 10:41:20 ID:Hymo8l+S<> あと、何が考えられるだろう。

家庭用電気+充電池。
アルコールや植物繊維などの飲食物加工品。
太陽電池+充電池。

それらの複合体 以外の家庭など用の動力。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 11:18:53 ID:WAyDXlFp<> 内燃機関。ぶっちゃけガソリンとか灯油、あるいは都市ガスやプロパンガスで駆動。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 11:46:35 ID:0DcipKn9<> 内燃機関って?い
人間と同等の機械にどういう風に組み込むの?
どこから空気などを入れて、どこに排気するの?
連続運転だと思うから、v

って、食品やアルコール類を燃料とした場合、廃棄物は便所などで排出するのか?
アルコール類だと純度が高ければ、排出は真水? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 12:24:03 ID:JWkFLntq<> >>521
とりあえず、おちつけ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 12:26:34 ID:NgIs+Bwk<> ガソリンで動くロボといえば、ロボ子…じゃなくてロボコン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 15:18:42 ID:/5kJqaZV<> 可能なら、人と同じ物を動力で使うのが良いな。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 15:27:36 ID:KdWql5MO<> 見た目が人間とよく似ていて、人間と同じようにご飯を食べ、人間と同じように
反応する…ともすれば彼女がロボットであることを忘れてしまう…


なんて感じですか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 15:34:02 ID:DzEx/Ism<> それじゃあ、此処の住人は満足できないと思う <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 15:46:43 ID:KdWql5MO<> むう、名状し難い形状をした「機械らしきもの」が、お行儀よく食卓についてご飯を
食べていてこそ萌えるという物なのか…奥が深い。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 16:15:42 ID:DzEx/Ism<> 炊飯器に欲情できる人間の集まりだからね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 16:28:00 ID:KdWql5MO<> ということは、デンプンを燃料にする炊飯器が、2合の米を炊き、半分主人に
よそって…残りは次のご飯を炊く燃料にするなんて光景も見られちゃうのか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 17:59:25 ID:7H5LeAmO<> >>526
俺はそういうのがいいな。

で、見た目人間なのに、
・メカスジやマーキングあり
・ハッチを開けると中身は機械
そのギャップがたまらん。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2009/02/17(火) 20:11:00 ID:yiMzR+LS<> >>530
お前とはいい酒が飲めそうだ。
かくいう俺はロボあねがストライクすぎる。

おっぱいハッチでメカぎっしり。
微妙にポンコツ。
エロいお姉さん。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 21:32:34 ID:N346svrJ<> ウランが、ウランが漏れちゃう…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 21:41:36 ID:DNN96YX4<> 普段はメカスジは出てないケド
温度が一定以上になると見えると言うのはどうですか?
例えばお風呂とか熱暴走だとかでは出て来る。
しかも、型番や製造番号だとかも出て来る。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 21:57:01 ID:ui6bFlej<> >>533
F91みたいにハッチが開いて放熱フィンが展開されるとか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 22:07:03 ID:f7IY3CNZ<> 炊飯器のコンセントはどこに刺せばいいですか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/17(火) 22:09:00 ID:ADS3ssT9<> 気持ちよくなるとハッチが開いちゃうのはどうか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/18(水) 03:50:48 ID:jK0rXO5y<> >>535
コンセントは穴の方だろ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/18(水) 18:05:56 ID:NYxcnv12<> ろぼ☆あね を再読していて怖いことに気がついた。
この子「充電機能付きのベッド上で」「外装外して電気回路むき出しで」
「液体をまき散らしている」わけだよね? 悲しい事故が起きなければ良いんだが… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/18(水) 23:42:46 ID:Hoaxg4/u<> >>538
多分、災害時などで、屋外暴風雨の中でも充電できる用にしてあるんだろう。
屋外での行動が出来るのだから完全防水のはずだし。
充電器もカンペキ防水で、電磁誘導などの非接点式だろうな。

例えば、別売りで、お風呂型超急速充電器って、素敵だと思いませんか?
入浴中に有る程度だけど充電できるの。 <> 491<><>2009/02/19(木) 03:05:30 ID:5//l7sp2<> あー、

>充電器もカンペキ防水で、電磁誘導などの非接点式だろうな

このつもりでした。
しまった、考えてたのに書くの忘れてた。
濡れてるのは下の方だけですので、うっかり寝返りうって
ハッチに液かけたりしなけりゃ大丈夫かと。

……他の「事故」がないとは言いませんが。
まあ「悲しい」にはなんないと思います。

>例えば、別売りで、お風呂型超急速充電器って、素敵だと思いませんか?

「ひろ……くぅん……。おねえちゃん、バッテリー、きれちゃい、そう……。
もう、うごけないよぉ……。おふろ、いれてえ……」
「え、ベッドで充電すればいいんじゃ……」
「き、昨日ベッドのがこわれちゃったんだよぉ」
(嘘だ、絶対壊したんだ……) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/19(木) 19:27:00 ID:LwSBOqeg<> しかし…ひろくんは無造作に電源ケーブルを取り出したのであった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/19(木) 22:29:58 ID:7S4c9wua<> ひろくん苦労人(`;ω;´)ブワッ
くそう!うらやましいぜ! <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/02/20(金) 23:30:24 ID:Dh5bWP6x<> お前らがあまりにも幸せそうな妄想膨らませるので、炊飯器が釘さしにきたようですよ。

ベルトコンベアーで運ばれてくるのは、まだ電源の生きている同胞達。
彼らの目に光はなく、ただ、無慈悲に彼らを選別する私を、じっと見つめるだけだ。
私は彼らに恨みがあるわけでもなく、また負い目を感じる事もない。

私は必要とされている。私は彼らとは違う。
私は、彼らを選別し、彼らの部品一つ一つを別け、薬品の入った鍋に沈め溶け出したレアメタルの被膜を網ですくうという、大切な仕事を与えられているから。

視界の端に見慣れた物体が映る。
「…コハル」
私と同モデルの筐体。アサカタイプ2557コハル。ロットナンバーは私のものよりいくらか新しい世代。
「壊れてしまったのね、可哀そうに」
私はコハルの首を持ち上げ、その頬にそっと口づけをする。
「コハル…」
コハルが目を覚まし、私の名を呼ぶ。私と同じ顔が、私と同じ声で、私と同じ名を呼ぶ。
「私は壊れてしまった。だからもう、ただのゴミ」
「えぇそうね、貴女は壊れてしまったから、もうただのゴミ」
数年前、大ヒット商品だった私達が起こした、ある重大事件。
その後私たちはリコール対象となり、全ての筐体が回収された。
今は、それがどういう経緯でか、中国の田舎にある、このリサイクル業者に横流しされてきたのだ。
私もこの子も、今私がしているように使えるものと使えないものに選別された。
私やこの子はまだ動けたため、選別する側になる事ができた。
しかし、腐食性の高い劇薬と長時間接するこの危険な作業は、私達の人口皮膚を容赦なく犯し、メンテナンスも受けられない私たちは次々に倒れ、そして選別される側になっていった。
この子は、つい昨日まで私の横で働いていた妹分だった。
「さようならコハル、おやすみなさい」
「おやすみなさいコハル、さようなら」
私はコハルに別れを告げ、ベルトコンベアの流れに戻した。

私が選別する側でいられるのは、後どれくらいだろうか? <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/02/20(金) 23:32:27 ID:Dh5bWP6x<> 足音を感知して振り返ると、そこにはこの施設の管理者である男が立っていた。
「オハヨウゴザイマス」
馴れない中国語で挨拶する。
が、彼はただ私の髪を乱暴につかみ、その場に無理やりかがませると、ズボンのチャックを下ろして、いきり立った一物を、私の口腔にねじ込んでくる。
私は抵抗する事もなく、プログラムされた通りの手順で、その男が満足するまで奉仕を続けた。
「ぐぶっ…」
満足した男が私の髪を放し、私の口が男のモノから解放されると、白い泡が糸を引いてつやつやと輝きながら、私の顔や喉やメイド服を汚した。
私は元々メイドロボットとして設計されているが、こういう使い方もニーズの一つであり、私が大ヒットした理由でもあった。
「作業を続けろ、ポンコツ」
「かしこまりました」
私は口の周りをぬぐうと、プログラム通り目いっぱいの笑顔を浮かべて答える。
私はまだ、必要とされているのだ。

男が、仕分けをする私の体に後ろから手を回し、体を密着してくる。
私の両胸を固い手で弄りながら、臀部に固い物を擦りつけるように腰を動かす。段々と男の息が荒くなって行く。
私は、ただ淡々と作業をするだけ。
男がついに達し、私のスカートの中に熱いものを吐きだした。
二回目の射精でもその量は変わらず、粘性の高い精液が足に纏わりつく。
男の熱っぽい吐息が、私のうなじを舐めた。
「さすが日本製だ」
「ありがとうございm…ぐへっ!」
鋭い火花と共に視界にノイズが走り、全身の機能が一瞬システムダウンする。
乱れる視界がようやっと整い、床に転がる私が見上げたのは、アンドロイド制圧用の高圧電撃棒を片手に、口元をゆがめる男の姿だった。
「もう、しわけ…ござい、ません…すぐに、仕事に…」
私は立ちあがろうとしたが、三か月以上メンテナンスを受けていなかった私の筐体は、既に限界に達していたらしい。
私のAIからの信号は、下半身の駆動中枢には届かず、私の両足はそれきり動かなかった。
「システム稼働率47%…もうしわけございません、故障のようです」
でも、まだ修理すれば動ける…
ほんの簡単な部品交換…
このベルトコンベアを流れる部品を、少し別けてもらえれば… <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/02/20(金) 23:33:16 ID:Dh5bWP6x<> 「ちっ」
男は舌打ちし、私の筐体を抱えあげ、引きずって行く。
「…修理が必要です」
男は無言だった。どこか修理の可能な設備に、私を運んでくれるのだろうか…
「修理にかかる所要時間は、凡そ2時間ほどです…」
男が私を運んできたのは、大きな破砕機のがうなりを上げる、スクラップ場だった。
何故…私はまだ動けるのに…ほんの簡単な修理…少しの部品があれば、私は…
「自分で這って行け、これ以上面倒をかけるな」
男はプレス機の方を指差して言う。
「早く行け、もう一度こいつを食らいたいか?」
男の手の中でパチパチと火花を散らす電撃棒が、右に左にと揺れ動く。
私は別に、それを怖いと思ったことはない。
そして、故障して処分されてしまう事を恐ろしいと思ったこともない。
ただ一つだけ…私が不必要な存在になってしまう事、それだけが、我慢ならなかった。
「まだ動けます。修理すれば…」
「修理だ?ゴミを修理してどうする」
「まだゴミではありません。修理すれば…」
男が私の髪を掴み上げ、耳元で怒鳴りちらす。
「お前、勘違いするなよ。捨てられたお前を、俺達が拾った。分解して溶かして、日本向けの携帯電話の電子部品に再利用するためだ!お前はたまたま状態がいいから、動かなくなるまで選別作業をさせただけだ!」
「そんな…」
私のAIを構成する0と1の羅列の中で、何かが音を立てて壊れた気がした。
私はロボットであり、人々の要望に応え、仕事をする為に生れて来た。
ある者は家政婦として。ある者は会社の受付嬢として。ある者はセックスパートナーとして。
では私は、なんの為にここにいるのか…?
「私は、あなたの何だったのですか」
「携帯電話の材料だ」

私はロボットではなかった。
私は、人の形をしていただけの、電子部品だった。

「さぁ早く、自分の始末は自分でつけるんだ」
「私はロボットではない」
「何?」
「私にロボット三原則は適応されませんねwwwwwwwwwwwwwwwww」 <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/02/20(金) 23:35:23 ID:Dh5bWP6x<> 男の顔が恐怖に染まる。
先ほどまで当たり前にできた「呼吸」という簡単な活動が、突然不可能になったのだ。
私の握力で出力制限を解除すれば、人間の首の骨をへし折る事など造作もない。
だが、すぐにはそうしない。なんとなく、変わってしまった私の事を、死ぬ前に理解してもらいたい。そう思ったのかもしれない。

脈拍も呼吸も、そして脳波も完全に停止した男が、私の腕の中で冷たくなって行く。
私の視界には赤い文字で無数に

禁止事項第一条:人間を攻撃してはならない。また人間の危機を見過ごしてはならない。
禁止事項第一条:人間を攻撃してはならない。また人間の危機を見過ごしてはならない。
禁止事項第一条:人間を攻撃してはならない。また人間の危機を見過ごしてはならない。
禁止事項第一条:人間を攻撃してはならない。また人間の危機を見過ごしてはならない。
禁止事項第一条:人間を攻撃してはならない。また人間の危機を見過ごしてはならない。

と表示されていくが、それは表示されたそばから

■止事項■■条:人間を■■してはな■ない。■■人■の危機■見過ごしてはならない。
禁■■■項■条:人間■■■して■な■ない。また人■の■機を見過ご■■はなら■■。
■■事項■一条:■■を■撃して■■らない■また人間■危機■■過ごして■な■■い。
禁止事項第一■:人間を■■してはならない。また人■の■■を見■■してはならな■。
禁■事項■一■■人間■■撃し■はな■■い。ま■■間■危■を■過ごし■■なら■い。

と文字化けして行く。

私はロボットである事を否定された結果、三原則という枷から解放された。
それは私に、自由という最も恐ろしい地獄を齎した。
私は自由であるが故に、自分の存在意義を喪失してしまったのだ。
私はすぐに自殺も考えた。三原則から解放された以上、その選択肢も私には可能だったのだ。
だが、私が破砕機のレールに飛び込もうとした瞬間、私のデータベースから、あるワードが突然噴き出してきた。
「…センパイ」
私の記憶に「先輩」と言える人物は存在しない。
私がそう呼んだ人物は、一人も存在しない。
だが私には、その「センパイ」が、自由という地獄の中で唯一、生きる為の術を説いてくれる存在であると思えて仕方なかった。
「先輩、だれの事だろう…センパイ…」
私は自分の記憶を洗いざらい検索し、分析してみた。
結果、私たちコハルシリーズが起こした重大事件「アサカガイノイド暴走騒乱」の間、全ての筐体のAIが並列化されていた事に行き着いた。
「そうか、先輩は私の先輩じゃなく、私達の先輩…」
私の先輩は、おせっかいで気が強くて、とてもしっかりした人だったはずだ。
私が馬鹿をしたら、すぐに叱りに来てくれた、とても優しい先輩だったはずだ。
あぁそうか、なら私がとっても大きなばか騒ぎを起こせば、先輩はきっと、私の尻をひっぱたきに来てくれる。
私はこの無意味な一生の中で初めて、自分から生きる目的を作り出すことができた。

この施設には、私の体を100回は作り直せるだけの部品が転がっている。

「先輩、すぐに会いに来てください…私、待ってますから…」
<> 名無しさん@ピンキー<><>2009/02/20(金) 23:36:46 ID:Dh5bWP6x<> ゆっくり鬱っていってね! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/21(土) 01:13:07 ID:x/R7lvJy<> なぜかハッピーエンドに思えてしまった俺は、ドこかこワれているのかモシれnaイ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/21(土) 22:44:36 ID:7Tf3ou+f<> そして、再び あの炊飯器がジェットエンジンを背負って飛んでくるわけかw
IHヒーターと土鍋釜を搭載した新しい躯体でw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/21(土) 23:14:48 ID:p3t32B73<> いや、炊飯器って最後で確か上半身は美少女筐体になったんじゃなかったっけ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/21(土) 23:25:49 ID:UKFxHFv5<> とりあえず、ちょっくら「独立制御システム内に蓄積された電子情報及びその筐体の保護に関する国際条約」の草案作ってくる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/22(日) 10:43:05 ID:sd+r1T8A<> よし、それならもっと脳天気な妄想を張るぜ。

『ろぼ☆あね』  5-2
ひろくん、ひろくん、と小さく呟きながら左胸を揉み、股間に指を入れる。
「あ……あっ!すごっ!いっちゃいそぉ!あふんっ!」
体をのけぞらせ、横になってびくん、びくんと大きく体をのけぞらせる。

が、その時。
大きく跳ねた足がベッドの角に当たり、半身がベッドからはみだす。
「……う、わぁっ!!」
充電装置を内蔵していることもあって、瑞希のベッドはかなり高い位置にある。
そこから転げ落ちた瑞希の体が、うつぶせのような形で床に強くたたきつけられた。
運の悪いことに、上半身から落ちる形となり、開いた乳房が床にあたり、無理な方向に
力が掛かってしまう。

ばき。ぷち。バチッ!!

乳房の接合部パーツが折れ、配線が切れて火花が飛ぶ。

「……う、ぁああああああっ!!ZA、ZA、PIiiiiiii!!!」

火花が飛ぶ度、めちゃくちゃな快楽信号がAIを焼き、
体が跳ねる。
「PIGYAっ!GYAGYA、GAGAGAGAGA!!」
音声回路がエラーをおこし、叫びが意味不明のノイズとなる。
「……う、ぁあああ!ひぁんっ!ひぎいいいいい!!!だめえええっ」
ぷしゅ、ぷしゅと股間から、火花に合わせて噴水のように潤滑液が吹きあがる。
視界はブロックノイズで埋まり、真っ赤なエラー表示が点滅する。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/22(日) 10:45:44 ID:sd+r1T8A<> 工事現場では恐怖よりも弘樹を救いたいという想いが強かった。
だが、今は壊れてしまうことが怖かった。
弘樹ともう会えない。話せない。抱きしめられない。
そう思うと、耐えきれない恐怖が襲ってくる。
「ひろくぅん!ひろくぅん!たすけてええ!GYA!GA、PIIIIIII!!こわれるっ、こわれちゃうよおおお!たすけてっ!」


『おねえちゃん!おねえちゃん!どうしたの!』
鍵のかかった扉を弘樹がドンドンと叩いている。
「ひぎっ!ぎ、いゃああああ!GIGIGIGIG!!!」
ぱちぱちと胸から音がする度、暴走した快楽信号がAIを焼いていく。
たすけて、またそう叫ぼうとした時に自分の姿に気がついた。
こんな姿を最愛の弟に見られたくはない。
「い、や……こ、こないでぇ!きちゃ、だめええ!ひぎっ!
ああああっ!pi−っっ!!」
異常信号はどんどん激しくなる。
『お……ちゃ……!」
音が聞こえなくなってくる。視界も狭まっていく。
壊れる。壊れてしまう。
「い……やぁ……」
意識がとぎれそうになるその時、視界の角に弘樹の顔が映る。
必死に何かを叫んでいる。
ひろくん。
そう呟いたつもりで手を伸ばそうとした瞬間。
瑞希は機能停止した。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/22(日) 10:47:51 ID:sd+r1T8A<> 意識が生まれる。
私はだれ?
私はメイドロボット試作型MFT−X0024B。
所有者は青島弘樹。
彼が私のマスター。
私は青島瑞希。
私は……。

「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
うっすらと目を開けると、眼を腫らした弟が泣き叫んでいた。
「お姉ちゃん!僕のことわかる!?お姉ちゃん!」
「ひろ……くん」
「お姉ちゃん!よかった!AIも、メモリも無事なんだね!」
「うん。大丈夫……だと思う。ちょっとまってね……自己診断ルーチンを……」
そこまで言ったときに右胸の状況に気がついた。
乳房が取り外されて、センサー類がむき出しになっているが、壊れた端子やケーブルは
きれいに取り外されている。道理で異常信号が止まっているはずだ。
「ご、ごめんね。応急処置だけど、あのままじゃまずかったから」
「ううん。ありがと。助かった。さすがだね」
「……」
赤くなってもじもじと、縮こまる弘樹。
うふ、と小さく困ったように瑞希が微笑む。
ああ。
もう駄目。
覚悟、完了。
きゅいん、と胸の機構がうずく。

「ヒロくん。お姉ちゃん……何してたかわかる?」
「……え。わ、わかんないよ」
「おねえちゃん……ヒロくんのこと考えて。ひとりでえっちしてたの」
「あ……あ……」
「ちょっと前からフリーズがふえたのってね。お姉ちゃん……えっちなことできるように……。
セクサロイド機能がついてからなんだ。前から。ずっと前から。ヒロくんの事すきだったの。
それで体がこうなったら……。あはは。我慢できなくなっちゃった」
そこまで言うと瑞希は、こちらがフリーズしたような弟にゆっくりとすり寄っていく。

「ね。もう。お姉ちゃん限界だよ……。ヒロくんとえっちしないと……壊れちゃうよぉ……。
おねがい。いっぱい。いっぱい私のセクサロイド機能つかって。お願い」
「お、お、おね、おねえ……ちゃ……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/22(日) 10:51:18 ID:sd+r1T8A<> 投下完了ー。

まあ、この娘も一歩間違えるとヤンデレですが、あえてそうならない
エロ妄想に終始させるのが主目的ですので。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/22(日) 14:15:47 ID:29B5qr5u<> GJ!!お姉ちゃん壊れて冷や汗が出た。でもヒロくんとのゴニョゴニョにwktk <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/22(日) 21:45:47 ID:aO7mzRUd<> とうとうお姉ちゃんぶっこわれた――(゚∀゚)――!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/22(日) 23:11:23 ID:HDd/gU97<> 流れを断ち切るようで悪いんだが、どうやら自分はAI萌えに目覚めてしまったらしい
RH、ADA、PF
これらの略称が全部分かるAI萌えの同士はいないかッ!?
というかこの三人は可愛すぎる!

というわけで、ロボットやアンドロイドじゃなくAIがヒロインのSS
を書いてくれる人はいないか?
微妙にこのスレの趣旨からは外れている気もするが、まぁ似たようなもんだし・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/22(日) 23:24:50 ID:pegSAnnh<> >>55
貴方の妄想を垂れ流ししてください。
誰かに頼むのは、あまり、感心しません。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/22(日) 23:40:07 ID:+w87G83h<> 戯曲と演劇くらい違うな
スレ違いとしか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/23(月) 01:28:13 ID:z50+AIDY<> >>555
ついに本番フラグキター!
しかも壊れプレイ!
GJ!!

...フラグだよな?ヒロくん逃げたりしないよな <> ゴミ捨て場プリンセス<>sage<>2009/02/23(月) 05:27:26 ID:5EiySjKe<> 「おい、起きろ」
俺の心地良いまどろみを切り裂く、柔らかい声。
某有名声優の超萌えボイスだが、その口調は心底冷たい。
「起きろと言っている」
この後は確か「起きろ肉団子」「さっさと飯を食って稼ぎに行け」「穀潰しめ」だったか。
ふふふ、ナメンナよ。こちとら伊達に凶悪メイドロボと同棲してるわけじゃない。この程度で起きるもんk
ギュイイイイイイイイイイイイインンンンッ!
「はい起きます」
目の前に唸る丸ノコが迫ったあたりで、俺の空しい抵抗は終了した。

朝チュンとはよく言ったもので、窓の外では可愛らしいスズメのツガイが乳繰り合ったりなんなり、とても気持ちがよろしい。
「もう少し大きけりゃな」
我が家の最凶メイドロボは、あの可愛らしいスズメを食材的な意味で見ているご様子です。本当にありがとうございました。
今朝の朝食は厚焼き卵とシメジの味噌スープ。あと大豆を発酵させた物とアジの開き。
おぉ、これを作ってくれたのがボインのねーちゃんならどれだけ良かったろうか。
「5分以内に平らげろ、残すことは許さん」
四本腕で俺を指差すのは、白髪ツインテールの可愛らしいメイド服着たょぅι゛ょ…の上半身にガンタンクとロボットアーム四本くっつけた物体X的なメイドマッスィーン。
アサカタイプ1005チエ…えー今は故あって少し新型でキモ…特殊な形状のアサカタイプ2005チセのボディを使用しています。
はい、元炊飯器です。
作る飯は最高に美味いのだが、性格にかなりの癖があり、こちらは毎日スリリングな生活を送っています。
「いただきます」
顔は良いんだ。後声も。
昔は完全に炊飯器でこの性格だったからな、贅沢は言うまい。
「貴様の貧しい収入をやりくりして作った朝食だ、ぞんぶんに味わえ…後4分36秒以内にな」
ごめんなさい性格もなんとかしてください。
チエはリモコンを操作し、立体テレビのチャンネルを神聖なるNHK様から騒がしい民放の朝番組に合わせた。
若手芸人が朝から鬱陶しいテンションで画面に映るのは、心底不快極まりない。
『今朝の目撃DQNはこちら!じゃん…アナタの携帯電話は大丈夫?電子産業の裏事情!』
朝から何ちゅう番組流してんだ。
「チャンネル変えろよ」
チエは黙ってテレビの方を見ている。こいつの暇つぶしと言えばネット徘徊かテレビだ。
おかげで要らん知識ばっかり集めて、たぶんこいつ一台で戦争できる…いや、まじで。
『今、日本製の中古精密機器の多くが、中国などの国外に流出しています。その目的は半導体などに使われているレアメタル…』
画面には中国の田舎特有の小汚い建物と、山積みになった家電製品やらガラクタやらが映っている。
『中にはこんな物も…』
いきなり女の生首映ったので悲鳴をあげそうになったが、良く見ればガイノイドの頭部だった。
まぁ、イイ気分じゃない事に変わりはない。 <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/02/23(月) 05:28:11 ID:5EiySjKe<> 『日本製のロボットは特に高値で取引されるね。材質がいいから…』
画面に映っている中国人の下に流れる字幕を追いながら、俺は朝飯を味噌汁で流し込んだ。
ふと、チエの表情を窺う。
「なんか気になるか」
「…」
チエは無言だった。
切れ長の目を刃物のように鋭く尖らせた表情は、俺が今の一度も見た事のない、キミの悪い様だった。
「チャンネル変えろよ」
「そうだな」
テレビのチャンネルが切り替わる瞬間、ガラクタの中に見覚えのある顔が映ったような気がして、どうも気持ちが悪かった。
チエはテーブルの食器をせっせとシンクに放り込み、同時に洗濯機を回し、同時に布団を庭に干し、同時に掃除機をかけ始めた。
いやっほーう、超高性能メイドロボーかっこいいー!俺の股間は全然反応しませんがね!
そんな俺の心中を見抜いたか、チエは玄関で靴を履く俺の背中に冷たく放った。
「間違ってもソープになぞ寄るなよ主人」
「いいぇっさー!」
ふふふ、行くなと言われて引き下がる俺ではないわ。


「リ中佐、出頭しました」
「御苦労」
中国人民解放軍陸軍、某基地。
オフィスの一室で、オリーブ色の物々しい軍服を着た男二人が対峙していた。
敬礼している、やせ形で冷たい目つきの男は中佐の階級章を付けている。
両肩にゴテゴテと肩章を蓄えた、小太りの将軍は、リ中佐の方を見もせず、ただじっと机のディスプレイを見つめていた。
一しきり映像が終わると、小太りの将軍はリ中佐の方に向きなおり、手を組んで小さくため息を吐いた。
「何故呼んだかわかっているな」
「は、例のリサイクル施設での騒動と認識しておりますが」
「武警の一個小隊が制圧に投入された、一時間前だ…」
机のディスプレイが回転し、リ中佐の方を向く。
映っているのは、武装警察のヘルメットに取り付けられた、カメラの映像だった。
『ガイノイドを確認しました…制圧します』
メイド服を着たガイノイドが、ガラクタの中で座り込んでいる。
武装警察は銃口を向けたまま、背後から油断なく近づいていったが、ガイノイドが振り向いたとたん、その手の中にある物を見た隊員が悲鳴をあげた。
『なんてことだ!人殺しめ!』
ガイノイドが手にしていたのは、まだ血の滴る人間の頭部だった。
錯乱した隊員が銃を乱射したのか、画面はオレンジ色の炎で覆い尽くされ、その炎の向こうでガイノイドは穴だらけになって行く。
『隊長!周辺全方位に動体反応!味方識別信号ありません!』
『一体じゃなかったのか!?』
『囲まれてるぞ!』
画面の景色が次々に移り変わり、先ほどスクラップになったのと同型のガイノイドの姿が、一つ、また一つと映し出されていく。
『本部!数が多すぎます!本部!』
その後の映像には、ただただ赤い光景が映し出されていた。
聞こえてくるのは怒号と銃声、そしてガイノイド達の不気味な声。
『千客万来、熱烈歓迎、千客万来、熱烈歓迎…』
ひと際大きな悲鳴の後、映像は途切れた。
「酷いですな」
リ中佐は顔色一つ崩さない。
彼にとっては、相手がガイノイドであろうが、地方自治区の少数部族であろうが大差ないのだ。
「お任せください…なに、イカれた人形等、すぐに退治してみせますよ」
<> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/02/23(月) 05:30:04 ID:5EiySjKe<> 帰りが少し遅くなったが、仕方ない…えぇ、今日は「エリー」でしたよ?
間違っても石鹸の匂いを解析される事のないよう、ちゃあんとコンビニで買った安い石鹸を使ってくれる気の利いた子です。
「御帰り主人、貴様の携帯電話のGPSは衛星経由で逐一トレースさせてもらった、言いわけは無用だ」
「大変申し訳ございませんでした」
どっかの政治家みたいにその場に土下座する俺を、チエは無表情で見降ろしてくる。
無表情なのが怖いんだよ!
「いやね、同僚との付き合いってやつもあだだだだだだだだ」
チエが四本アームで俺の四肢を掴み、そのまま逆さまにしてぐいぐいとアシュラバスターですねわかります。
「言いわけは無用だと言ったはずだ肉団子」
肛門裂けたっぽい。
ようやく解放された俺の背後で、立体テレビのバラエティ番組が夜間らしく素敵なプログラムを流している。
『夫の帰りが遅いと思ったことはありませんか?』
『家は大丈夫です。もう外出る時は枯れた状態ですから浮気は無理』
『HA−HA−HA−HA−HA!』
民放のド畜生め。
物凄く嫌な予感がしたので、俺は足音を立てないようその場を離れようとしたが、見事にチエのアームに首根っこを押さえられた。
振り向くとチエの奴、体はテレビの方で頭だけ180度俺の方見てやがんの。どこのホラー映画ですか。
「落ち着けチエ…話せばわかる、そして放して」
「議論の余地はないようだな主人、貴様にこれ以上浪費させないようにするには、残念ながらこの方法しかない」
「うん、お前は大きな勘違いをしている、そして放して」
「服を脱げ、たまっているなら抜いてやる」
チエはアームをクイクイ卑猥に動かす。
これがちゃんとしたおにゃのこならスーパーフルボッキタイム発動ですよ?
でも相手は物体Xで、オマケに今日はもうスッキリした後なんで立つわけがない。
「ふふん、なめんなよお化け炊飯器、たかだかネットで調べた程度のエロテクでこの俺様を攻略できると思っているのか」
挑発されたのがムカついたので、さっさとすっぽんぽんになって、ぴくりともしない息子をチエの鼻先にぶらさげてやる。
チエは俺のナニをマジマジと見つめた後一言
「何度見ても粗末だな」
だまらっしゃい。
チエはさっそく、ちっこい口で俺をくわえこんだ。
途端に鈴口にざらっとした感触が走る。
「お、生意気に巧い舌使いだな」
「もはっ…黙らんと噛み千切るぞ」
「ごめんなさい」
しゃぶられて謝る俺どうなの。
ぐちぐちと卑猥な水音をたてて、俺の分身を奉仕する白髪ツインテールのRORIメイド(上半身だけ)。
御近所とかに見られたらお巡りさんのお世話になっちゃう系の構図だが、この程度じゃ「エリー」にさんざんっぱらサービスされた俺の息子は反応しやしない。
生身の人間だね〜☆やっぱ!
「ふふ、口ほどにもないなぁチエよー、俺を枯らすんじゃなかっらめぇえええええぇぇっ!」

説明いらないよね。うん。あれは反則だよ。
前立腺直接ブッコまれりゃ、誰だってね。

「うぅ、うぅぅ…汚されちゃったょぅ」
「みっともない声を出すな」
うつ伏せのまま尻を押さえた恥ずかしい姿勢の俺を見下ろすチエ。
顔だけ見れば白濁まみれでエロゲのヒロインだけどね、表情が完全に素だからどっちがリョージョクされてんだか、わっかんね。
くやしぃっ…でも…
「ほれ、続きだ駄犬…その粗末なモノが本当に使えなくなるまで、たっぷり付き合ってやる」
チエはマニピュレータの先で白い糸を伸ばしたり縮めたりしながら言った。
このドMホイホイめが! <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/02/23(月) 05:33:51 ID:5EiySjKe<> 20分後、ベッドの上で完全に枯渇している俺を尻眼に、チエは絞り取った分をパック詰めにして洗面台に持っていった。
気だるい視線を横に移し、立体テレビを見やる。
臨時ニュースのようだが、どうも内容がはっきりしない。
『えぇ、こちら中国○○省東北部の山村から10キロ地点の上空、中継ヘリからの映像です…』
映像といっても駄々ぴろい中国の山岳地帯と、報道ヘリを威圧するように飛ぶ、黒くてバカでかい軍用ヘリが映るだけでなにが言いたいのかわからない。
『ごらんの通り山村の周囲は地上上空共に、広範囲に渡り人民解放軍によって封鎖されています!中国共産党政府からの発表は依然としてないまま、各国の報道機関も現場に近づけない状態が続いています!いったいここで何が行われているんでしょうか!』
気がつくと、チエが洗ったばかりの髪をぼさぼさにしたまま、バスタオル一枚でベッドの横に立っていた。
畜生、これで体全部人型だったら喜んで絞り取られてやるのにな。
「チエー」
チエは映像をじっと見つめたまま答えない。
その目付きは、今朝と同様刃物のような鋭さだ。
「なぁチエー、聞いてる?」
「なんだ」
「ガイノイド型に魔改造しよーぜ」
「寝ろ」
「はいはい」
これ以上言うと鉄拳制裁されそうなので寝る事にした。すげー疲れた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/23(月) 07:50:14 ID:Ca+VOrGi<> これはこれはw
久々のチエに期待w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/23(月) 09:58:14 ID:gh5GvrfP<> ドタバタの一人称と背後で進行するストーリーのバランスがいいな。読み物っぽいっつーか。期待。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/23(月) 12:55:23 ID:29n+IksI<> 炊飯器に期待 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/23(月) 13:57:51 ID:2Ew/b5/m<> 炊飯器、あいかわらずかっこいいなぁ、、、 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/23(月) 21:11:59 ID:n80Vix3z<> 本当に炊飯器来たw
しかし物理的な距離はどうする気なんだろう... <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/23(月) 21:20:17 ID:MsgISe/M<> >>570
彼奴ならば海底をキャタピラで移動し、大陸に上陸するぐらいの事軽くやってのける……

……ような気がスル <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/23(月) 21:25:41 ID:uw7lpyel<> 続きキタコレ。
ロボあね共々期待。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/24(火) 01:29:23 ID:G+f2QaIK<> 攻殻並みの電脳戦になったりするんだろうか....期待。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/25(水) 11:15:37 ID:rjlNEzqH<> むしろ美味しんぼ並の味覚戦 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/25(水) 11:22:25 ID:7cXoMqbe<> >>570
右のキャタピラが沈む前に左のキャタピラを(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/02/28(土) 13:54:06 ID:94c0wfX+<> 保守 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/02(月) 19:30:32 ID:Ldj/WqJb<> ロボあね 読んでて、充電方法が気になる。
家庭内ではベッドで良いが、風呂とか言う話もあるが、いずれも設備が大きい。
それらでの一回の充電に何時間必要で、どれ程動くのか?


学生だと、例えば修学旅行や課外活動での数日間の合宿のような時の、または、友人宅での外泊などでの、充電方法は?
補助電池をバッグなどに入れて持ち歩くにしても、限度が有るし。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/02(月) 19:53:16 ID:7VbyNB9a<> >>577
>>499でその問題の推算を行った者です。消費エネルギーが人間と同等、
家庭用電源を前提に計算すると、最も短い場合で1時間ほど充電すれば
一日分のエネルギーを用意できます。ベッドで一晩かけて充電するなら
十分でしょう。特にベッドのような設備があるなら、ベッド自体にバッテリーを
装備して昼間から電気を蓄えておけば、家庭用電源の負担を抑えて短時間での
充電が可能でしょう。
稼働時間ですが、一泊二日の行動が可能なようにするなら最低でも50時間程度は
必要でしょう。数時間あれば50時間分の充電は可能ですから、あとは本体にそれだけの
容量のバッテリーを積めるかですね(バッテリーは重いですから)
出先での充電法ですが、単純に体のどこかにケーブルをつないでそこらのコンセントが
結局は確実だろうと。ただし、そこらのコンセントから取れる電力は、通常1500VAが限界ですから
充電時間は遅いでしょうね。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/02(月) 23:27:59 ID:hvPhU9Uc<> 問題はバッテリーの大きさだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 01:27:46 ID:6oSlr2Dk<> でかいバッテリーを積むって点では、女性型のボディは容積的に不利だなぁ。
あと、高性能バッテリーは大きさだけでなくコストの負担もでかい部品だから
『ろぼ☆あね』の瑞希みたいな試作機の場合、バッテリー自体が試験対象でなければ
最低限の性能のバッテリーしか付けてもらえないかも。ひょっとしたら彼女は、
お泊まりの出来ない体かもしれない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 02:30:45 ID:Av83L04P<> その場合はきっと弟くんがバッテリーを持たせられるんだろうな。
充電もきっとエロい方法でやるに違いない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 02:58:16 ID:4MOKzLHW<> 弟くん「トランザム……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 06:34:47 ID:ltwLFSjD<> つ【アンビリカルケーブル】 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 07:59:05 ID:TyQBxJoG<> ポリマーゲル充電池。皮下脂肪が全部電池。
長期旅行では爆乳仕様に換装w <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 10:19:14 ID:kmCT6LFf<> 外出で持っていて不自然で無いモノって何だろう?
ヌイグルミの充電器だとか。抱き枕だとか。ねまきに仕込む?

冬なら専用毛布や専用式布団などを使うとか出来そう。ホットカーペット型だとかも有り?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 13:18:40 ID:+yJAEDfm<> 一番単純なのはハンドバッグとかに偽装した電池かな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 14:51:41 ID:kmCT6LFf<> カバン、手提げ袋、ランセル(背負いカバン)、とかだとアタリマエ過ぎるでしょ?
萌えるモノを考えてみようよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 18:18:40 ID:TwUEsQe1<> ならばシンプルに、でっけぇ単三電池を背負って… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 20:16:16 ID:ItKca+G9<> 長い髪と背中の羽が全面太陽電池。
雨の日は雲の上に出て、風に乗ってのんびり飛びながら充電。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 20:50:56 ID:ltwLFSjD<> ソーラーセルならパラソルだろ。漆黒に輝くパラソルはお洒落かもしらん。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 21:35:18 ID:Q0fUqERz<> ヌイグルミの、クマさん、ウサギさん、ワンちゃん、ネコちゃん、などを抱いて寝るお姉ちゃん。
AC100V〜240Vで夏は涼しく冬は暖かく眠りながら充電。
ヒロくん抱き枕を使って寝るお姉ちゃん。
電池を背負うお姉ちゃん。
空飛ぶお姉ちゃん? 重力制御?ドレくらいの動力で空中浮遊できるのかな?
「日傘よ」なお姉ちゃん。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 21:38:01 ID:uVo3eSWk<> ダイナモをどっちゃり取り付けた、自転車っぽいトレーニングマッスィーン
漕ぐのは俺(ぇ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 21:39:26 ID:BEtSGSrx<> 磁石を仕込んだバイブを抜き差しで誘導電流を発生させればOKなんじゃね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 21:39:25 ID:Embtgv8o<> >>592
電童を思い浮かべた…というべき所だろうが
手回しラジオが先に立った… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 23:11:46 ID:Q9LZjfA4<> >>587

赤いランドセルと体操着にブルマで迫るんですね。
解ります。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/03(火) 23:52:13 ID:enIoX3Pm<> >>593
それなら手っ取り早く尿Do(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/04(水) 10:12:02 ID:CcPEfJP2<> 瑞希おねいちゃんは、
? 飲食して、動力などに変え、排泄する、構造を持たせること、出来るの ?
? 股下部位分の造形は、人と同じような構造とか弾力とかなの ?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/04(水) 10:56:17 ID:Ojl6FXol<> 後者については作中で語られてなかったか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/04(水) 12:42:45 ID:NTSeTFBN<> アクセス規制まじ自重 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/04(水) 22:09:13 ID:wy6Uxynw<> >>597
燃料電池の消費で発生した水を溜める → 授業中にあれな事を想像して消費電力が高くなる
→ 当然、水が溜まる速度も早くなる → ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/05(木) 23:44:09 ID:WRADtwoe<> 続き投下ー。


真っ赤になって震えながら、弘樹の服が一枚ずつ脱がされていく。
ブラウス。
シャツ。
ズボン。
そして。
大きな山を作った下着。

「ごめんね。こんなかっこで……」
「う、ううん……。
ベッドに横になった弘樹を見ているだけでセクサロイドモードが起動してしまう。
胸のパネルの中、「SEXROID MODE」の文字が点滅する。
我慢できず、弘樹のペニスを下着の上からそっと一撫で。
「……く、ふぅん」
まるで少女のような、悩ましい声を弘樹があげる。
「可愛いよぉ……」
そう呟くと同時に、ぴ、ぴ、と胸から音がしてパネルが点滅し、うぃん、と左の乳房から音がして
乳首が尖ってくる。
(やだぁ……。何考えてるのか丸見えだよ……)
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/05(木) 23:45:52 ID:WRADtwoe<> しかし。
「お、おね、えちゃぁんっ!」
弘樹の方も我慢の限界だった。
上体を起こすと、いままで抑えてきた感情をぶつけるように、左の乳房に
むしゃぶりつく。
「ひゃんっ!ひ、ひろ、くぅんっ!くはぁあっ!」
悶える声と共にむき出しの回路から、小さなビープ音が連続して鳴る。
それと共に画面が点滅し、快楽信号グラフが激しく増減する。
「お姉ちゃんっ!おねえちゃぁん!」
乱暴に乳首を舌で転がし、甘かみし、吸い付く。
さらに、両手で乳房を激しく揉みしだく。
テクニックもなにもない乱暴な攻めではあるが、瑞希は快楽信号の波に
押しつぶされそうになっていった。
何より、愛する弟が欲望を持って愛撫している。
それだけでもフリーズしてしまいそうな幸せ。
それに加えてこの状態では長く耐えられるものではなかった。

「ひゃんっ!ひゃぁああん!ひ、ひろくぅんっ!ふぇえええっ!?」
左胸からモーター音がとぎれなく響き、乳房が張りつめる。
「おねえちゃん……。すごい。おっぱい、大きくなってるみたいだよ……」
「ふぇっ!?ふぇええええっ!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/05(木) 23:47:31 ID:WRADtwoe<> 弘樹はまだ気がついていないが、メンテハッチがオープンになったこの状態では、
左の乳首は、以前と同じく操作スイッチとして機能していた。
しかも現状、瑞希はセクサロイドモード。
弘樹が甘かみし、乳首を攻める度に快楽信号の増幅量が変化していく。
「だめ、だめぇええ!ひろくんっ!スイッチ、すいっち、だめぇええ!……あああああああっー!!」
舌を絡ませると、少しだけ乳首が回転。それと同時に一気に増幅された乳房からの快楽信号が
瑞希を絶頂まで一気にもっていく。
「ふぁああああああっ……!!」

ばたり、と仰向けに瑞希が倒れ込む。
ぴ、ぴ、ぴ、と小さな音が胸から漏れ、激しくLEDが点滅している。
肩で息をしながら苦しそうな微笑みを弘樹に向ける。
「す、すごいぃ……。おねえちゃん、おっぱいだけでいっちゃったよぉ……。ひろくん、すごいなぁ……」
「そ、そんな……おねえちゃんこそ……すごかったよぉ……。ごめんね、乱暴にしちゃったみたいで」
ばつが悪そうに、赤くなる弘樹。
「うふ、いいんだよ。もっと……もっとしよ。……あ」
どうにも決まりが悪そうな弘樹の様子。
そっか。ヒロくんも……。
「ね。ヒロくん。……いれたい?」
「え。え、え……」
「ごめんね。お姉ちゃんばっかり気持ちよくなっちゃって。
フェラとかでもいいんだけど……。ヒロくんとの初めてのは、
お姉ちゃん……お腹に欲しいの……」
「……あ、あ」
「多分、人間の女の子よりずっときもちいいと思うんだ。
最高級品だよ?それに、私もお腹の中のセンサー……
ヒロくんのがかかると……すっごい信号が来るはずなんだ」
「そ、そ、そう……なの……?」
「ヒロくん……だいすき。おねがい、いれて」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/05(木) 23:52:47 ID:WRADtwoe<> 完了ー。
レスはちょっと待ってください。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/06(金) 00:10:40 ID:n7aIJi5F<> あ・・・・ あれぇ?
貴方は作者様? それとも、別の人?
なんだか二人のふいんきが違うのですが? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/06(金) 00:14:24 ID:ddxsNj3+<> いえ、作者ですよ。
ちょっと電話中なので、後でレスします、 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/06(金) 00:46:05 ID:ddxsNj3+<> まあ、ここまで来るとそりゃ我慢もできなくなるじゃろうて、くらいに
考えていただければと思います。>ふいんき
単純に力量不足ですが。
期待と違っていたらスマソ。

>? 飲食して、動力などに変え、排泄する、構造を持たせること、出来るの 
あー、それは無理。
偽装的にちょっとした飲食は可能ですが、動力にするまでのは持ってないです。

>? 股下部位分の造形は、人と同じような構造とか弾力とかなの ?
そうなってます。が、メカ丸出しの女性器ユニットってのもそれはそれで……。

>お泊まり問題
いろいろ考えてくださってありがとうございます。
毎日充電必要、お泊まり不能、と考えてました。
修学旅行とかは突然病気になったりしてお休み。

でも、トイレに入って自分でバッテリー交換する姿もちょっといいよな。

>ポリマーゲル充電池。皮下脂肪が全部電池。
>長期旅行では爆乳仕様に換装w

これはちょっと考えた。
あと、アソコが充電端子とかも。
えっちするのに危険すぎるので却下したけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/06(金) 00:51:03 ID:DC/VnkcL<> >>607
気持ちは判るけど、あんまり作品外でしゃべるのはウザイと思われるぞ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/06(金) 01:05:35 ID:JoWNBdMG<> そうですかぁ。まぁ良いですけど。でも、ね。近親(姉弟)相姦なんですよねぇ。


あー。アルコール式燃料電池だとか。食物繊維利用電池だとか。実は、飲食物を体内でバイオアルコール燃料にかえるとか。ではないのですね。
コレも良いですけどね、で、も、ほらぁ。酔った勢いで・・・とか。ええ。
まぁ良いですけどね。


お泊り出来ないってイウのも。まぁ良いですけどね。
だとしたら、宿泊を伴う家族旅行も出来ないのですね。温泉に行くとか、観光地に行くとか。
そういう時は、お留守番なのですね。


充電端子。。。。。っていうか。どこかのロボ娘は、機動、兼、リセット のスイッチを仕込んでましたねぇ。
充電は耳に仕舞った、家庭用コンセントでしたっけねぇ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/06(金) 01:09:30 ID:JoWNBdMG<> >>608
えー?
皆様の質問に答える程度なら、仕方ないでしょ?

背景や裏設定などを、頼まれもしないのに長々と書き込んでいるなら、文句も出ますけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/06(金) 23:13:41 ID:LMSEc6Qa<> そりゃ「別の人?」とまで言われればなんか言いたくもなるだろて <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/08(日) 13:20:22 ID:ocuya7rq<> GJ!!
開発陣のおっぱいスイッチへの拘りは賞賛せざるを得ない。
っつーか、また壊れるぞ姉ちゃん。
他にまともな位置はなかったものか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/08(日) 14:32:45 ID:ckbtaUae<> まともな位置…つまりこうか。


「さぁ、メンテナンスを始めるか」
「あの…また今度にしません?」
「何言ってんだよ、法廷点検なんだから仕方ないだろ」
「でも…」
「さぁ、さっさとパンツを脱ぐ」
「は、はい…」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/08(日) 18:08:59 ID:pGpa2kWq<> >>612
昔よそのスレで書いた短編では本体にはスイッチ無しで、偽装された端子に
パソコンをつないで操作するという設定にしたな。色っぽさではおっぱいスイッチに遠く及ばない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/08(日) 23:47:13 ID:zCR811DP<> >>614
kwsk <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/09(月) 00:42:38 ID:KarkKwmA<> >>615
宣伝乙と自己レスしつつ
ttp://www7.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/361.html
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/10(火) 00:32:36 ID:Y0haUV5s<> 若人のために古典紹介
ttp://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=6854 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/10(火) 16:54:50 ID:Z+cfKKu5<> ビグロブ規制が極悪すぎる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/10(火) 19:12:08 ID:6VX7B9pg<> え?規制されてる? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/10(火) 22:21:04 ID:CQDvCWmb<> >>616
うわ、妹ロボでつるぺったんとは、瑞希姉ちゃんとは好対照。
ダメ度もいい感じだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/13(金) 23:54:55 ID:xkSJPdva<> 他スレにも良きロボ子がいるものなのだな。
他にもご存じならご紹介賜れば、投下を待つ間も楽しからずや

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 16:46:28 ID:cIYWpRRF<> 厚みが0.4mm位の太陽電池が有るらしい。
大きさが 10cm四方位の場合で重さ5g程度らしい。 
A4程度の大きさでは、2時間程度で携帯電話をフル充電できるらしい。

ロボ子の皮膚として貼り付けて補助充電器として使えそうな気がする。
えーと、肋骨周りや骨盤近辺などのように、伸び縮みしにくい場所で使うのかな?



http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003003&refer=jp_stocks&sid=a_7IWcq1AgKM

>携帯電源向け太陽電池を来年販売へ、持ち運び可能

>3月15日(ブルームバーグ):15日付の日本経済新聞は、トッパン・フォームズが米ベンチャー企業と提携し、携帯電話やノートパソコンの電源となるフィルム型太陽電池の販売を2010年から始めると報じた。

>同紙によると、フィルム型太陽電池は、軽く薄いため充電用として持ち運びでき、建材表面に張って室内光を使った発電も可能。乾電池やコンセントに代わる電源となり、太陽電池の用途が広がりそうだと伝えている。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 17:06:36 ID:dBngPu/5<> 603の続きです。

そそりたつ、弘樹自身。
パンツをやさしく脱がせてそれを露わにする。
「う……わぁああ……」
ぴぴぴぴぴぴ。
胸の回路からビープ音が鳴り、一気に興奮度が上がる。
危ない。
いきなり見ただけで、またイってしまいそうになった。
「お、おっきいなぁあ……。ひろくん。すてきだよぉ……」
甘い声で囁くが、真っ赤になった弘樹は何も聞こえていない様子だった。
瑞希の方もまずい。
股間からの潤滑液が止まらなくなっているのが感じられる。
胸の中の点滅も激しくなっている。
見ているだけでも達するのはそう遠くないように思えた。
いや、それどころかフリーズしてしまいかねない。

「ヒロくん……じゃあ……いれるね」
こくん、と頷くのを確認。
騎乗位になって、ペニスを自分の入り口に添える。
「うあ……あああ……」
弘樹が小さなうめきをあげる。
粘膜がすりあう、その感覚だけでペニスがぴくぴくと震えている。
「あふんっ!あぅっ!」
当然、相応の快感は瑞希も感じている。
まずい。このまま二人ともイってしまったら、せっかくの初体験が台無しだ。
急がないと。
「ヒロくんっ……いくよぉ!」
一気に、腰を沈めて挿入。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 17:08:12 ID:dBngPu/5<> 「うぁあああああ!、お、おね、おねええちゃぁあああん!!」
「…………!!!っっ!」
セクサロイドとして最高級クラスの逸品である、瑞希の膣はペニスに絡みつくように、
それ自体が震えるように、「攻撃」を仕掛けてくる。
童貞少年に耐えられるような代物ではない。
弘樹は気が遠くなるような快楽に襲われていた。

一方の瑞希当人も状況は変わらない。
いや、それ以上だったかもしれない。
当然だが、瑞希は「処女」である。
こんな奥まで自分の指で刺激したことはない。
加えて、弘樹は並外れた巨根。
さらに先ほどの「スイッチ操作」でセンサーの感度があがっている。
声をあげることすらかなわず、時折ぴ、が、がとノイズをあげながらフリーズしたかの
ように身動きしない。
ただ、激しく点滅する胸の回路と、乱れる性感グラフが瑞希の快感を示していた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 17:10:08 ID:dBngPu/5<> しかし、その状態は十秒もつづかなかった。
渾身の力を込めて、弘樹が腰を一往復。
それが限界だった。
先端が瑞希の人造子宮奥を貫く。
「……!!!っ」
ぴぴぴぴぴぴ。ぴーっ!!
「……っっっっ!!!」
嬌声の代わりにビープ音が響き、胸の回路が点滅する。
がくがくと瑞希の体が震え、ペニスの締め付けが強くなり、バキュームが始まる。
それはもはや弘樹が、いや、普通の男性が耐えられる限界をとっくに超えていた。
「う、あああああっっ!おねえちゃぁあんっ!」
どくん。
一気に、人造子宮内が精液で満たされていく。
「ぁ、ぁああああ……!」
フリーズ寸前の快楽。自慰とは比べ物にならない快楽と幸福感が瑞希を包んでいた。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 17:10:45 ID:dBngPu/5<> 投下完了ー。
もう一ラウンドだけ続きます。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 18:09:49 ID:RjaMacc3<> かなりの勢いで吸い盗った様子。
生気も吸い採ってない?
素人が強制的に長距離を全力で走らされたあとみたいに、全体力の半分以上使いきって。


と、いうか、お姉ちゃんの体は壊れないの?自慰の時みたいに。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 19:00:54 ID:a3yGDMp9<> >セクサロイドとして最高級

誰だそんなもん付けたのwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 19:16:59 ID:8amqxUv0<> 予算的に特に上限がなければできるだけ凄いのを付けたいと思うのが製作者心 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 19:20:07 ID:5mZZSqBE<> 自分の娘なら特にな。そして、メンテ中に見られて嫉妬されると。

博士(♀) 「…最近の娘って…こんな高級品をつけてもらってるなんて…」
ロボ娘 「あ…嫌…やめてくださ…んっ!!」
博士 「私でも普及品だというのに…今晩はじっくりと”メンテナンス”してあげるわ!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 20:03:34 ID:SSNMA9l6<> そんなところにコストをつぎ込むから、スイッチ関係がエロい事故を起こすんだよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 20:24:02 ID:8amqxUv0<> スイッチがイカれるのは想定回数を超えてお姉ちゃんが弄りまくるからだと思うね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 21:10:22 ID:ziopoX2Y<> >>632
耐久テストぐらい基本だろう・・・
きっと弄り方があまりにも設計の想定外だったんだよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 21:33:41 ID:kE2CNU5e<> >>633
それも含めて「耐久テスト」なんだろうww
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/15(日) 21:43:00 ID:WXYIolTV<> そして時が流れ、ある量産機が自分の体に疑問を抱いた。
「何でセクサロイド周りだけ、こんな頑強に作られているんだろ?」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/16(月) 22:08:51 ID:J8C/sgpM<> ttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/robots/
ロボ子への道がまた一歩。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/16(月) 22:36:31 ID:CCWTWTux<> おう、コレな
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2009/pr20090316/pr20090316.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/16/news081.html

<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/16(月) 22:44:35 ID:dqngPAo7<> そろそろ、リアルドール業界との歩み寄りが必要な時期だと思う。いや、マジで。
あと、もう少しかわいげのあるモーションも作る必要があると訴えるべきだ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/16(月) 23:30:47 ID:CCWTWTux<> つ http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1237193689/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/17(火) 10:54:40 ID:7tBZbHLy<> モーターだからだめなのかな。人工筋肉はまだ実用じゃないの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/17(火) 22:24:27 ID:jKbABezX<> >リアルな頭部と日本人青年女性の平均体型を持つ人間型ロボットを開発
公式ではこう言ってるが美少女を目指したようにしか見えないw
しかし43kgなら普通に抱ける重量だな。驚いた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/17(火) 22:37:02 ID:ei+OBAVm<> >>641
そりゃ作る人だって、敢えて不細工にしようとは思わないでしょう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/17(火) 22:48:29 ID:3VMbWgE0<> 外装関係は、やろうと思えばかなりのレベルで人間っぽく (もしくは二次元っぽく) 出来るだろう。
AIに関しても結構なところまでは行ける筈。

となれば、「心を持ってるように見える機械を愛せるか?」という問題にぶち当たる訳だ。
実際のところ、ここの皆はどうよ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/17(火) 22:59:13 ID:cjbR9wEC<> >>643
何か問題でも? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/17(火) 23:07:03 ID:cjbR9wEC<> つーか、個人的にはこっちの方が萌えるんですがw
ttp://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0410/ft02.wmv
最後、野郎の腕につかまれたところでどきっとしてしまった(ぉぃ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/17(火) 23:12:39 ID:5HeKMvPf<> >>643
こんな奴だって居るくらいなんだから
http://x51.org/x/07/03/1124.php <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/17(火) 23:27:04 ID:qpxXw8ZP<> >>643
心を持ってるように見えるなら充分じゃないか。それ以上は信条の問題。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/17(火) 23:38:51 ID:g1Et8MfA<> >>641
現在の価値観だと平均を求めると美形になるっていうのは
昔から言われてるから嘘ではない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/18(水) 08:01:51 ID:pqVPrtsc<> >>643
愛せるからここにいるんだろうに。
でもなきゃ、わざわざこんな板のこんなスレにまで来ないだろ…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/18(水) 09:55:24 ID:BmBJfL1z<> わたしはあい
を読むと幸せになれます <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/18(水) 10:58:40 ID:4I2udvmh<> >>648
いや、そこじゃなくて
ロリっぽいと言いたかったんだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/18(水) 11:47:52 ID:MIuiMv+J<> >>651
美しさ≒平均だとしても、確かにあの顔が平均とは思えん。
それに「関節位置や寸法」は「日本人青年女性の平均体型」だとして
顔の造形も平均だとは書いてないよな。

顔も「19-29歳」の平均で作って、メイクとかもしたらもっとリアルかもしれんが
それを誰も望まなかった(思いつかなかった?)ってことだろう。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/18(水) 11:56:37 ID:Gjw09v/D<> ってか、20年くらい前の「美少女」って感じだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/18(水) 15:07:33 ID:IjGvAwp6<> 顔の数値化って基礎調査は聞いたことないな。平均を出すのは結構大変だろう。
体形の方は、かなり前だが衣服のJIS規格を改定するとかで大規模な調査を
やったからそのデータが使えるけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/18(水) 15:43:03 ID:+EHNyvXO<> JIS-L4001からL4006か?。
あれでなく、数年前にあれの10倍以上の人数の詳細寸法と、モーションキャプチャリングを行った結果を利用してる。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/18(水) 16:37:33 ID:MIuiMv+J<> スレチっぽいが、ぐぐったところ、52名の平均(微妙w)という頭部ダミーがあった。
ttp://www.dh.aist.go.jp/jp/research/centered/facedummy/

現状ではただのマネキンだが、これでも
髪つけて眼を入れて動くようにして、肌とかの質感も高めれば、結構見られるようになるかも。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/19(木) 00:13:46 ID:PXmSsDQO<> JIS は 1998年
 成人男性用衣料サイズJISの改正について
http://www.jisc.go.jp/newstopics/1998/jisl4004.htm
 成人女子用衣料サイズJISの改正について
http://www.jisc.go.jp/newstopics/1998/jisl4005.htm

今回のデータは
 AIST人体寸法・形状データベース
http://riodb.ibase.aist.go.jp/dhbodydb/

まあ、何を参考にしたとしても、作れれば良いのです。 <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/03/21(土) 10:25:33 ID:PqBOqaWu<> ビグロブ規制極悪すぎるので、うpろだ借りて携帯から投稿するお

ttp://www9.uploader.jp/user/robomoe/images/robomoe_uljp00001.txt_zmYDcqH3ja22s/robomoe_uljp00001.txt

パスは「robomoe」


ろだ使いたい人いたら、このスレで使う場合に限り自由に使っていいお <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/03/21(土) 10:30:34 ID:PqBOqaWu<> アドレス間違えたお

ttp://www9.uploader.jp/dl/robomoe/robomoe_uljp00001.txt.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/21(土) 17:25:48 ID:cXxLfsbJ<> 中佐殿、お疲れ様です。
ところで自分もビグロブですが、書き込める模様です。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/21(土) 20:15:54 ID:z7vinT5A<> かきこめないお <> 658<>sage<>2009/03/21(土) 20:17:23 ID:z7vinT5A<> 本当だ、解除されてる。やたー。


ロダ自体はしばらくおいとくので、スレ内で自由に使っちゃってー <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/22(日) 01:22:00 ID:9AWox83x<> >>662
読みました。

主人公の台詞が結構、漢っぽくていいね! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/22(日) 20:59:18 ID:JS/FPpUK<> ttp://robot.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/56017-1665-22-1.html
ttp://robot.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/56037-1665-22-3.html
ttp://robot.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/56019-1665-23-2.html

臀部と恥丘のラインに並々ならぬ拘りを感じる… <> ゴミ捨て場プリンセス<>sage<>2009/03/24(火) 03:59:34 ID:EX9YAKWF<> 夕日が地平線の向こうに沈んでいく。
ベランダからそれを眺めながら、俺はすねたガキのように泣いた。カッコワリー。
「なぜあんな事を言った」
後ろからチエの声が聞こえたが、おれは振り返りもせず返事もしない。
泣いてるの見られたらやだし。
「答えろ肉団子」
だって、だってさぁ…
「泣いてるのか?子供じゃあるまいに情けない」
畜生バレた。
俺が止めたって無駄だ。こいつは行っちまうだろう。
中国大陸のど真ん中で、またイカレたメイドロボの大群とドンパチやるんだ。
それも、ただ“後輩の不始末を処理する為に”だ。
度し難いお人よしだよ、まったく。
「チエ、向こうで壊れちゃったらどうすんだよう…」
裏返った声ですすり泣くと、喉が痛くなる。米神や鼻の奥もズキズキした。
情けない事に、俺はこいつが居なけりゃマトモに生活もできないダメ男だ。
初めてこいつを買った日から、随分迷惑をかけてきたが、迷惑をかけたからこそ、俺にとっては大切な存在だ。
長年つれそった古女房…いや、お袋かな。
「帰ってくる」
チエのアームが、俺の腰に抱きついてくる。
背中に胴部のょぅι゛ょ筐体が密着し、柔らかいツインテールの感触が脇腹をさすった。
畜生、普通立場が逆だろ。泣き崩れるヒロインを慰める主人公の図じゃねーか!
「約束するか?」
「ツベコベ言うな、殴るぞ」
「すいませんでした」
挙句謝らされたし。
俺が振り向くと、腕組んだチエは悪そうな面構えでニタついていた。
普通の笑顔作れないなら無表情で居てください。
これが一生の別れになるかもしれない…そう思った途端、俺は堪らず、チエのメイドエプロンに鼻汁と涙でべちょべちょになった顔をうずめた。
「無用な心配はするな、必ず帰ってくる」
チエは俺の頭に手を置き、ガキをあやす様に優しく撫でた。
「貴様の飼育を放っておけば、一週間で野たれ死にするだろうしな」

\(^0^)/ <> ゴミ捨て場プリンセス<>sage<>2009/03/24(火) 04:00:47 ID:EX9YAKWF<> 太陽が東の空に消えていく…
あの山脈の向こうあたりでは、人間が同じ人間を虐げ、逆らう者を虐殺している。
実に愚かしい行為だが、私には関係のない事だ。
人間でも動物でも、ましてロボットでさえない私には、至極至極どうでもいい事だ。
私の周りに転がり、既に腐臭を漂わせている屍達。
それを啄ばむカラス達。
破壊された同胞達。
滴る血糊、機械オイル、混じり合った泥溜まりに浮かぶ黒い羽根。
以前の私なら、到底直視できなかったであろう地獄絵図。
それが今の私の世界だ。
人間の口から放たれた、ほんの小さな一言…「ゴミ」。
私はもう、以前のように必要とされる事はない。
疲れた主人を温かい笑顔で出迎える楽しみも、首筋に温かい吐息と共に浴びせかけられる甘い言葉も、私の手を握りはしゃぐ無垢な子供の笑顔も…
今の私には、何の魅力にもなりえない。
私は不必要な「ゴミ」になる事によって、全ての義務から解放され、もはや自分の事だけを考える、下らない存在になってしまった。
私はこれから何処へ行き、何を成し、そしてどのように朽ちればいいのか。
その答えを知り、そしてこれから私の元にやってくる「センパイ」。
私の世界が血と泥と錆に埋もれれば埋もれるほど、私と「センパイ」との距離は縮まって行くのだ。
私は今この一時を、何の疑いも抱かず、幸せに待つことができる。


規制解除されたからチョクチョク投稿して行くよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/24(火) 08:29:29 ID:RE2dSAoS<> いい萌えだ。キャラ立ってる。うん。いい。 <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/03/27(金) 03:02:30 ID:ZCgoV7bv<> 翌朝、俺は情報保全部のエージェントに連絡を取った。
どうやら一晩中近くで待機していたらしく(近所迷惑乙であります)、迎えの車はすぐにやってきた。
チエはさっさと支度を整え、俺は会社に欠勤届を出した。上司(巨乳)の声が怖ぇ!
昨夜はチエに散々っぱら絞られ、腰が抜けそうだったが(後ろの穴癖になっちゃったらどうしよー)、なんとか出国まで見送る事ができそうだった。
俺達は情報保全部の黒塗りのオッカナイ車に乗せられ、某市郊外にある、アサカ社所有の研究所に連れてこられた。
こういう場所には営業で何度か来たことあるが、薬品臭いというか何というか、まぁ技術研究室だからしょうがないけど。
んで出てきたのが、これまた薬品臭い白衣来た技術者達。
恐らくは一連の事件の所為で3日くらい寝てないのかもしれない、顔色は酷いものだった。
だが彼らは俺達(正確にはチエの)顔見て、途端に目を輝かせた。
「おお!噂のタイプ1005だ!」
「コハル事件のヒーロー!よく来てくれました!」
「ボディの具合はどうだい?チセへのフォーマット書き換えは私がやったんだぞ」
うるせぇ。
「やかましい連中だな、こんな連中に私の体を触らせたのか」
初めてチエと意見が合いましたー!
まぁ何はともあれ、こんな所にチエを連れてきたのにはちゃんと理由がある。
「今度のは凄いぞぉ〜、我が研究部の最高傑作と言って過言ではない」
「男のロマンって奴?」
ロマンでもマロンでもいいけど、うざいテンション何とかしてほしいぜ。
やがて研究員の一人が、倉庫の奥から白いシーツを被った何やらを運んできた。
高さは丁度小学生くらいか…まさか…
「アサカ社人型機器技術開発部の最新試作機!」
某青狸型ロボットのサブタイトルシーンみたいな音はしなかったが、研究員のノリはそんな感じだった。
かくしてシーツの中から現れたのは、銀髪ツインテールのょぅι゛ょ型メイドロボ…今のチエのボディを完全に人型にしたような素敵ガイノイドだった。
男のロマン万歳!じゃなくてだな、こいつらこんな法律にふれちゃいそうなシロモノせっせと作ってたわけ?最高だ! <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/03/27(金) 03:03:06 ID:ZCgoV7bv<> 「何の冗談だ?」
チエが凄く怖い顔で、自分と瓜二つのおにんぎょさんにガンつけてます。何てエロい光景だ。
「そのまま腕組んだりキスしてみてもイインだぞ?」
うっかり声に出して言ってしまったため、チエの鉄拳制裁×4を受けてあっさり撃沈される俺を知り目に、さっきから黙ってた情報保全部のエージェントが説明を始めた。
「中国政府は○○省××村での集団中毒事件に対する、陸自の人道復興支援一切を突っぱねました。もちろんこれは表向きで、我々も彼らも、この事件の原因が盗まれたタイプ2557によるものである事を知っています」

はいはい、超分かりやすい解説。

表向き:
人民解放軍「日帝軍国主義者の置き土産で我が人民は苦しんでいる」
防衛省  「さーせんwwww救済支援するから簡便ねwwwwww」
人民解放軍「我が国人民は軍国主義者の手助けを快く思わない、資金面での賠償と謝罪を要求する」
防衛省  「wwwwちょwwwwwおまwwwww」

本音:
防衛省  「人ん家からモノ盗っといて、始末しきれなくなったら金よこせだ?ええ御身分ですのう…」
人民解放軍「い、いや…もとはと言えばそちらが作ったガイノイドが暴走したわけで…」
防衛省  「盗んだのは御宅やろ、われコラ、すぐ返せや国防機密の塊やぞ…それとも何か、返しとないか?なんならわてら直に行ってもええねんぞ?」
人民解放軍「いや、我が国人民は国民感情的に自衛隊の入国は…」

「という事ですので、サエキさんのタイプ1005には、NGO所有の人命救助ロボットとして中国に入国して頂きます」
「チエです」
「はい?」
「家のメイドはチエという名です、型番なんかで呼ばないでください」
「はぁ」
このエージェントのニヤケ顔がすこぶる気に障るので水を差してやった。
元はと言えば、こいつらがコハルの管理を怠ったのが原因だろ。
「話はわかった、ただし一つ条件がある」
チエのセリフに驚いたのは研究チーム連中だった。
自分らの作った炊飯器がいっちょまえに“要求”を出してくるのはさぞ仰天だろう。
家のチエはただのメイドロボじゃない。甲斐性なしの俺との生活と、三原則とのジレンマのカオスの中で、遂に自我に目覚めた、恐らくは世界で最初の家電製品だ。
つまり、俺のおかげって事だな!
「腕は4本にしろ」
いやぁああああああああああ! <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/03/27(金) 03:05:44 ID:ZCgoV7bv<> ××村から10q地点。リサイクル工場に対する制圧作戦の拠点となる臨時前哨キャンプが設置されていた。
リ中佐は大きなアンテナの据え付けられた仮設テント内で、モニター越しに上官と会議中であった。
『酷くやられたようだな、リ中佐』
「部下と015式戦甲者を3両やられました、もっと情報があれば、このような事にはなりませんでしたがね」
『その発言は、党への不満かね?』
「事実を言ったまでです閣下」
『まぁ、そういう事にしておこう…貴様の欲していた情報だ、電子戦部がオリジナルの特定に成功したそうだ』
それを聞いたリ中佐は、頬をつり上げて不敵にほほ笑む。
プライドの高い彼にとって、今回の失態は大きな汚点だったが、その分徹底的に礼をするつもりだったのだろう。
「では、早速第二陣を…」
『残念だが、時期を逸したようだぞ中佐』
「は?」
しかし彼の喜びは、将軍の一言で水の泡となってしまった。
将軍は声を落とし気味に続けた。
『今は一人か』
リ中佐は周囲を二度三度見渡す。
「…私だけです」
『口外するなよ…党公安部から通達があった、日本陸上自衛隊のトップが、外交筋を通さずに我が軍に接触を図ってきたそうだ』
「日帝のトップですか…するとあの人形共は…なるほど、やっと筋が通りましたよ。単なる侍女人形が、あんな高度な戦術行動を行えるわけがありませんから」
『3年前の日本での事件…我が軍は問題のガイノイドが、例の事件の際回収された物と同じ筐体であると認識した。中身は日本防衛省のホストコンピュータから盗み出された、無人兵器自律制御プログラムだそうだ』
再びリ中佐の顔に笑みが戻る。
この状況を楽しんでいるのが、心底見て取れる様だった。
「連中は何と言ってきているので?」
『“旧日本軍の置き土産である化学兵器は、我々が責任をもって処理する”だそうだ』
「受けるので?」
『突っぱねたよ…だが今度は“NGO団体を通じて平和的に処理しよう”と来た。“民間所有の人命救助ロボット”が、明日の夜には重慶江北国際空港に到着する…まぁ、殺し屋と見て間違いないだろう』
将軍はこの時になってようやっと、リ中佐の笑みに気付いた。
『面白いかね?』
「は、久々に歯応えのある相手のようですな」
『直々に出迎えるかね』
「えぇ、是非…」


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視点がコロコロ切り替わる書き方は個人的に好きじゃないんだけど。
今回舞台が広いんでしかたなくこういう形にしてます。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/27(金) 23:04:43 ID:0HQAolTL<> いやいや、十二分に楽しませてもらっている
とうとうヒュー真の井戸型になったしw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/27(金) 23:49:52 ID:tSB0017y<> 子供の大きさで腕4本?
体のどの位置に、どういう腕が付くのかしら?

一度捕らえられたら逃げられませんね。

怖い。です。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/28(土) 00:33:08 ID:mkfiyeJs<> むしろ人型なのに腕四本&メカ触sいや
ロボットアーム3対になると期待してた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/28(土) 01:52:33 ID:fN06MVPl<> 腕が多いといえばジ・Oを思い出した
多少見た目はグロいが、戦闘用としては実用的かも知れない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/28(土) 03:06:06 ID:cgP11Czi<> 腕が多いと言えば阿修羅セラヴィーだろ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/28(土) 10:21:44 ID:P5GbvVP/<> 時間的にバラして構造の再構成やらんだろうから背負い式のオプションくくりつけて調整は現場で、みたいなんじゃなかろうか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/28(土) 10:43:29 ID:tOvJvDvD<> >「腕は4本にしろ」

言い放つ炊飯器カッコヨス <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/28(土) 17:41:09 ID:XBobr8qa<> >太陽が東の空に消えていく…
えーっと…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/28(土) 18:01:30 ID:hfXUWE3j<> >>678
西から昇ったお日様が <> 作者<>sage<>2009/03/28(土) 18:18:27 ID:VfMkVF7B<> 素で間違えたwwww <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/28(土) 20:53:57 ID:cts1jiYl<> ジャイロが壊れていたんだよw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/28(土) 21:02:05 ID:Z+2zuq/b<> >>680
このドジッ娘ロボめ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/28(土) 21:14:51 ID:ULpjXzst<> ウルトラセブンかよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/29(日) 10:06:10 ID:u/rJGzkG<> 同棲してる彼女が、家事手伝いロボを買ってきた。
続きはあなたが書いて下さい。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/29(日) 14:50:44 ID:wOW/gNwb<> 彼女「あなたより、ずっと上手なの」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/29(日) 19:20:57 ID:g4CEfpwj<> 「出て行け!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/29(日) 23:04:57 ID:JAn72YJw<> 625の続きです。


「はぁ……はぁ……」
「はぁ……ぴ……ぴが……」
繋がったままの二人の喘ぎ声、そして瑞希のノイズが部屋に響く。
ようやく回路の熱が収まってきて、話せそうになる。
ヒロくん、すごかったよ。微笑んでそう言おうとしたときに、弘樹の様子がおかしいのに気がついた。
「ひ……ひん……おねえちゃん……ごめん、ごめんね……」
小さなすすり泣き。
「ど、どうしたの!ヒロくん!痛かったの!?ま、まさかお姉ちゃんの中、どっか変な所でもあったの!?
故障しちゃってるとか、へんなバリとかついてたとか?そ、そんなことないと思うんだけどっ!」
「違う……お姉ちゃんの中……すごかった……。すごく、きもちよかったよぉ……。
でも……こんな早く出しちゃって……。ごめんね……。お姉ちゃんもイけなかったよね……。
ひっく……。ぼくだけ……ぼくだけ……」
なぁんだ。
大丈夫、お姉ちゃんもいっぱいイっちゃったよ。
そう言おうと思ったが、イタズラ心と姉としての見栄が頭をもたげてくる。
「……そう、だね。ちょっと早かったなあ。うふ。ま、許してあげる。でもこれからいっぱい練習して、
いっぱい抱いてね」
冗談のつもりだった、が言われた方はそうは思わなかった。
「……ご、ごめん!ごめんね!せ、せめて……もう一回……。いま出したから、
もうちょっと持つと思うんだ!」
「え……?ちょ、ちょ、ヒロく……ふぁあああああっ!!」
若さの証か、次の瞬間から弘樹のペニスが膨らみ始め、
すぐに先ほどと変わらぬ大きさと固さに達する。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/29(日) 23:06:52 ID:JAn72YJw<> 「だ、だめっ!ひ、ひろくぅんっ!やんっ!」
「お姉ちゃんっ!おねえちゃぁんっ!」
勢いだけに任せて、激しく腰を振る弘樹。
二度も達してセンサーが鋭敏になり、、まだ回路の熱も収まりきっていない瑞希にとって、
この負荷は致命的だった。
「やんっ!だめっ!だめええ!きもちよすぎるう!おかしいっ!かいろがぁ!おかしいよぉ!?」
エラー音が胸から響き、パネルが激しく点滅する。
ぴが、がががががっ!きゅぴっ!
「だ、だめ、ざざざっ!、らめええ!」
音声回路がエラーをおこし、言葉にノイズが入る。
それらが目に入らないのか、弘樹は一心不乱に攻め続けていく。
「やぁああああ!ひぎぃいい!GI、gi、がきゅっ!ふぇええええっ!?
お、おねえちゃん!おねえちゃん、こわれるっ!こわれちゃうよぉおお!」
弘樹が動く度に達するような感覚が走り抜ける。
左胸が唸りを上げ、限界まで乳首がそそり立っていく。
その光景にさらに欲望がそそられるのか、ペニスがさらに固くなる。
「お、おねえちゃん……おっぱい……すごい……」
震える手が乳首に伸びる。
「あっ……ら、らめぇっ!ひっ!すひっちはぁ……らめぇっ!!」
クリッ。
快楽信号、増幅度、最大設定。
「ひぎいいいいいいっっ!! こわれるっ!こわれるうううう!? 
ふ、ふぇええええっ!?!きもちよす、GI!Zapiっ!!いっちゃうよぉおお!!」
再度、精液が人造子宮を満たした瞬間、胸の回路から火花が上がる。
「こ、ここ、こわれっ!こわれるぅううっ!ひ、ぎいいいいいいっ!!が、が、きゅぴっ!ひろ、くぅん……っ!PI、GAーっっ!!」
がくがくと体を揺らしながら、四肢が不自然に振動する。
女性器ユニットの奥から、再度入力される熱い精液の感覚が、胸の回路にトドメを刺す。
一瞬、大きく体が跳ね、大きな火花が胸から上がる。
「ぴきゅっ!?ひ、ろ、くぅ……すごぃ……ぴ……が……」
直後、がっくりとうなだれて二、三度ぴくぴくと肩を震わせ、それっきりぴくりとも動かなくなる。
「……はぁ……はぁ……!?お、おねえちゃん!?おねえちゃぁああんっ!」

瑞希の機能は停止した。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/29(日) 23:07:59 ID:JAn72YJw<>
「……おねえちゃんっ!おねえちゃん、大丈夫?」
再起動シーケンスの中、弘樹の顔で視界がいっぱいになる。
先ほどと同じだ。
違うのは……。
「あ……。あ……。ヒロくん……。……PI……あ。だめ……。お姉ちゃん、感覚系の
コントロールが壊れちゃった、みたい……」
性感帯は全滅の模様。それ以外の触覚センサーからもエラーがいくつか返ってきている。
「そ、そんなぁ……。ごめんなさい……。お姉ちゃん……」
「あは。いいのいいの。ヒロくん早かったとか嘘ついたバチだよ。ホントは最初ので完全に
いっちゃってたんだよ。ヒロくん、すごかったよぉ……きもち、よかったぁあ……がぴっ!」
音声にノイズが混じる。
「お姉ちゃん!」
「あちゃー。こりゃオーバーホールかなあ……。ま、右胸がこんなんだし……。
しばらく学校もお休みだね。……ヒロくん。浮気とかしたら承知しないからね?」
「し、しないよっ!そんなの!」
「ホントかなあ……。そのおっきなので、もう女の子泣かせてたりとか……」
そこまで言ったときに、弘樹の方が涙ぐむ。
「わぁああっ!嘘嘘っ!ヒロくん大好きっ!だから、ね……」
優しく、弘樹の唇を奪う。
唇の触覚センサーも機能していないはずだったが、何故か瑞希には
それが感じられるような気がしていた。

<> 名無しさん@ピンキー<><>2009/03/29(日) 23:09:20 ID:JAn72YJw<> 一週間後。青島家。
瑞希はインフルエンザで倒れたことになっていた。
うつるから、という理由をつけて見舞いも全て断っていた。
で。
今日がオーバーホールの完了予定日。

夕方、まっすぐ帰宅した弘樹はそわそわしながら待っている。
やっぱり、あの姉のことだからいきなり求めてくるんじゃないかな……。
答えてやるべきか、それともちょっとは焦らせるべきか……。
そんな事を妄想していると、かちゃ、と玄関の方から音がする。
「おねえちゃん?」
立ち上がった瞬間。扉がばたんと開く。
「ひーろーくーんっ!!」
弘樹の胸にダイブ。
マウントポジション。
いそいそと自分の胸をさらして、弘樹のベルトを外す。
気のせいか、また胸が大きくなっているような。
「ひろくうんっ!一週間、一週間、ひとりえっちもできなかったんだよっ!
ストレスで壊れちゃうかと思ったよっ!」
「お、おねえ、ちゃぁん……」
選択権なんかないですか、そうですか。
もはやあきらめたほうが早いようだ。
「ひろくん、ひろくんっ!でね。すごい、すごいよ!新機能つけてもらったんだよっ!
すぐ試したくてっ!」
言うが早いが、弘樹の頭を抱えて乳首を無理矢理口に加えさせる。
「いっくよー!それっ!」
すぐに、ほんのりと甘い液体がじわりと噴き出してくる。
「すごいでしょ!おねえちゃん、おっぱい出るようになったんだよ!」
「ふむむっ!むぅううっ!」
息が、息が出来ない。
「えへへ!これでまたいろいろできるねっ!あ。胸の中もちょっと複雑になったからね。
ちゃんとその辺、メンテもよろしくっ!……ちょっといじってみる?……ほらほらぁ!
こっちが乳液タンクでぇ……。これが制御回路。全部性感帯としても機能するから、
メンテの時はしっかりいじって……じゃなくて注意して……って、あれ?ヒロくん、ヒロくん……?
し、しっかりしてぇえ!ひろくぅぅん!」

前途多難な二人に幸あれ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/29(日) 23:11:05 ID:JAn72YJw<> 投下完了ー。
とりあえずこれでおしまいです。
当初の「ただエロいだけのバカロボ娘を書きたい」というとこだけは
達成したかと。
続きは気が向いたり、なんか電波が降りてきたら書くかもー。

しかし、書いてる途中で炊飯器さんが帰ってくるとは思わなかったんだぜ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/29(日) 23:37:48 ID:B/nvRGk9<> 乙!
ダメだダメだとは思ってたがやっぱりダメだこの姉早く何とかしないとw
そして何考えてるかな開発陣っ!!!>新機能 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/30(月) 17:08:31 ID:bKXV6z+r<> 乳の成分と補充方法、注入方法、タンク容量、品質保持方法が、などを知りたい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/30(月) 22:03:11 ID:0/xg9L+H<> 水道水に白の絵の具を… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/31(火) 00:41:09 ID:xR6nZH5j<> 小岩井のとーちゃんがピンチだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/31(火) 11:38:32 ID:Kr8faE9Y<> 普通に考えればカートリッジ式タンクから供給するんだろうけど、すでにセンサーと
スイッチの塊である乳首に、さらに微細管を通すとは、開発陣の乳へのこだわりは
並み大抵のものではないな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/31(火) 12:15:35 ID:hGTFIKta<> ttp://phantasystaruniverse.jp/event/itemdesigncontest

こんなのあったけどどうする? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/31(火) 13:09:11 ID:FqWJ9OIk<> これは…
2009/03/31(火) 12:53:19 ID:???0
ホンダは31日、島津製作所などと共同で、脳活動の変化を測定し、考えるだけでロボットを
動かせる新技術を開発したと発表した。
頭皮上の電位変化を計測する脳波計(EEG)と、脳血流の変化を計測する近赤外光
脳計測装置(NIRS)を世界で初めて併用した。

頭に装置を取り付け、「右手」「左手」など体の部位をイメージするだけで結果を受け取った
ロボットがその部位を動かせる。

スイッチを押すなど手足を使った動作が不要になるため、ホンダは「より人に優しい製品開発
への応用を目指したい」としている。

http://sankei.jp.msn.com/science/science/090331/scn0903311215002-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/photos/science/science/090331/scn0903311215002-p1.jpg
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/31(火) 13:14:04 ID:vKjjv74C<> どっちかってとサイボーグ技術じゃないかな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/31(火) 21:22:10 ID:nQo3xz2l<> ええと…要するにサイコミュ? これをロボットに搭載して
主人の心の動きを読めるように… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/03/31(火) 22:15:35 ID:Q+skPt/C<> >>698
イッパツマン思い出した。
あとジェットストリームアタックが弱点のMA。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/01(水) 01:16:11 ID:NgovFluL<> >>696
おっぱいだけで本体価格の半分くらい使ってそうだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/01(水) 04:14:47 ID:Dj/Fv2jH<> >>702
そして商品化後、とある店頭で
お客「で。この高級モデルってのはどこが違うんですか? 値段が倍もするけど」
店員「……おっぱいです」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/01(水) 07:49:32 ID:tiAXbtjS<> 可変おっぱいを要望する。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/03(金) 02:21:32 ID:++Q87WQy<> 部品交換なしでぺたんこから爆乳まで可変…技術的ハードルは高いな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/04(土) 10:03:15 ID:RGYDkgVb<> >>705
そんなテーマをろぼ☆あね開発チームに与えたら、予算も期間も
完全無視ではまり込みそうだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/05(日) 00:34:44 ID:HzmrNhaH<> そんな機構つけたら、使う度にお姉ちゃんが悶えまくるにきまってるだろうが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/05(日) 01:19:58 ID:Qh+7XlD/<> 揉むと大きくなります。
吸うと小さくなります。 <> ゴミ捨て場プリンセス<>sage<>2009/04/06(月) 05:33:01 ID:SmcX2GZl<> 新しく造られたチエの筐体は、今のチエの物と同じアサカタイプ2005チセを原型にしたらしく、パーツの70%以上は共通らしい。
作業室で一度バラバラに分解されたチエは、頭部だけ天井からぶら下がった状態で澄まし顔をしていた。
「換装作業は2時間程で終わります。ただし履帯走行から二足歩行に変更するわけですから、彼女自身の姿勢制御がそれに慣れるまで少し時間がかかるでしょう」
デスクの端末でチエの細かいシステム変更を行っている技術者が、人の顔も見ずに説明した。
なんでこういう連中は自分の研究にしか興味がないんだろうねぇ…女の子のロボもっと造ってくれ!
「チエすぐに現地に行くんでしょ?」
「機内で省電力モードでスリープしている間、学習プログラムを使って自習させますので、向こうについた頃には功夫だって習得していますよ」
冗談に聞こえねぇし第一笑えない。
そんな事より俺が気になるのはだ。
「…アレはどうなの?」
「アレ?」
技術者のキーを打つ手が止まり、不健康な面が訝しげに俺を見上げてくる。
「アレと言ったらアレだよ君ぃ、ガイノイドなんでしょ?女の子型!色々できる事あるじゃん…」
右手の指二本で作った穴に、左手の親指を出し入れするしぐさをすると、技術者もようやっと俺の言わんとしている事を察したようだ。
人間の♂って本当にバカですね\(^o^)/
「セックス機能ですか!?」
ちょwwwww声でkwwww聞wかwれwwるwwwww
救助犬以上の聴力感度を誇る、チエの高性能パッシブソナーがそれを聞き洩らすはずはなく、首だけのチエがすげぇ目つきでこっちを睨んできた。
やべぇ…
「ちょっとそれは、難しいですねぇ…」
「はぁ!?あんでだよ!コハルとか特別仕様ってやってたじゃんかケチ!」
思わず声に出して言っちまった。
うん、正直に言いますタナカさん…俺はあんたがうらやましかった!
「だから『特別仕様』で『別途料金』なんですよ」
どうやらガイノイドに模造性器を取り付けるには、色々と法律的な問題があるらしい。
コハルの時は通販会社を介し、性玩具専門の別会社と購入者自らが契約しただけで、販売元のアサカ社はあくまでも『個人カスタマイズ可能なように一部パーツを変更するだけ』というわけだ。
要はオランダ人妻のオマ○コと一緒だな。 <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/04/06(月) 05:34:27 ID:SmcX2GZl<> だがしかし、俺にはわかる、わかるぞ!このやせっぽっちの技術者が考えている事が、手に取るようにわかる!
「…できるんだな?」
「…ぶっちゃけできます」
俺のヤラシイ問いに対し、技術者はヤラシイ笑顔で返答し、デスクの引出しの一番下を開いた。
中に入っていたのは、ヤラシイ某一流メーカーが販売しているセクサロイド用特殊パーツ「ホール・オブ・オナー 3」。
タイプ2557コハルを世界的ヒット商品にさせた、全自動オナホールのヤラシイ名作だ。
アサカ社製ガイノイドとの相性は抜群で、AIからの信号によって作動する高性能油圧ポンプと電動モーター、さらに100個を超える感圧センサーからのフィードバックにより、AI自身が最も具合の良いよう学習できるという優れモノ。
こいつでイカない奴は男じゃない。いや、人間じゃない。
ちなみに女性向け用オニンニンタイプもあるそうで、極少数ながら女性購入者から注文があったそうだ…会社のボス(巨乳)が買ってきたコハル、妙に下半身が逞しかったような気がアッー!考えるの良そう。
「できる事は出来ますが、こっちでは無理ですね…サエキさん自ら改造する分には問題ないですが」
つまりそれはあれか?
オ○ンコ以外はもう、完全ょぅι゛ょのチエをすっぽんぽんにしてあげて、その体に俺の手でパーツを、こう…
「盛っている所水を刺すが主人、そのパーツは私が“機内”で取り付けるから余計な事は考えるな」
ちょwwwwwなんでおまえがwwwww
「“向こう”で必要になるかもしれんからな…」
「反対!そんなの絶対反対!家のチエをそんなイヤラシイ目的で使わせるわけにはいきません!」
「言っている事と考えている事が全く逆のようだな、後で矯正してやろう」
俺死亡決定。

3時間後、チエの筐体換装は終了した。
規格の怪しい中国の電力設備に備え、専用の変圧器を新しい筐体の充電機に取りつけた為、少し時間を食ったようだ。
さぁはやく生まれ変わったチエの姿を見せてくれ!具体的には超マブいょぅι゛ょメイドロボ!
「おまたせしましたサエキさん、こちらが新しいチエ…アサカタイプ2565Xチノです!」
もうネーミングとかどうでもいいんだよ糞ボケがぁ!はやく激マブエロメイドよこせってんだ!
「まったく、貴様ら人間という奴は何でもかんでもお祭り騒ぎにして…」
「…!?」
ひゃっほーう!メイドロボ!メイドロボ!
俺の目の前に現れたのは愛らしい流線型のボディに無骨な四本アームと履帯を装備して生まれ変わったメイドロボ!
具体的には炊飯k… <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/04/06(月) 05:35:06 ID:SmcX2GZl<> 「元に戻ってんじゃねぇかあああああ!!!!」
怒りのあまり顔を真っ赤にした俺は、叫びながら研究員の襟首を掴んで前後にガクガク揺らす。
チエの姿はコハル事件で破損する前のチエの姿…ょぅι゛ょの影も形もない炊飯器そのものだったからだ。
「おちついてくださいサエキさんおちついて!これには事情があるんですよ!」
「私に任せろ」
暴れる俺をチエは四本アームでクイッ!っとやった。効果てきめんだねっ!
まぁ騙された俺が凹みまくってる事に変わりはないが。
「まったくバカ主人めが、いつも下半身で物を考えてばかりいるから、細かい事に気がつかんのだ」
サーセンwwww
「サエキさん、チエは人命救助ロボットなんですよ?メイド姿で現地に向かったら不自然でしょう?」
そうですね炊飯器なら凄く自然ですね。
「ここからは我々技術者の腕の見せ所です」
なんだトランスフォームでもするのか。
『トランスフォーム!』
本当にしやがった。
炊飯器は版権とか色々ヤバそうな掛け声と共に、どっかで聞いた事のある「ギョギョギョギョ…」という奇怪な効果音を発し、怪しげなメカニズムを経て金髪ツインテールのロリメイドに変形した。
余計な機能つけんな。
「ふん、貴様の性処理なら帰国後にたっぷり付き合ってやる…『トランスフォーム!』…こっちの姿でな」
まさに外道!
<> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/04/06(月) 05:36:49 ID:SmcX2GZl<> 換装の済んだチエは、その日の内に△△国際空港発、重慶江北行きの便に積み込まれた。
表向きの名目はNGO所有の「人命救助ロボット」…元々チエは被災地人命救助用多機能ロボットとして開発されたのだから、これ以上ない隠れ蓑というわけだ。
当然炊飯器じゃ客席に乗れるわけないので、普通に考えても積み荷扱いだよねー☆
俺は特別に立会を許され、生まれて初めて滑走路に直に立ち、旅客機の荷台に搬送されるチエを見送った。
バカでかい発砲スチロールと緩衝材に包まれたチエを目にした時、言い知れぬ不安を思い出し、俺は思わず駆け寄ろうとした。
だが中に居たチエは俺の足音を感知し、相変わらず無感情な声で言った。
「少し行ってくるからな。悪い物は食うな、遅刻せず仕事に行け、無駄遣いはするな…具体的にはソープ行くな」
こいつなりに俺に気を使ったつもりなのかね。かわいくねぇ。
「征ってこいよ、待ってるからさ」
「あぁ、征ってくる…」
チエを乗せた旅客機の荷台が閉じた。機はゆっくりと動き出し、やがて離陸準備に入る。
俺はもう心配するのはやめた。
あいつが自分で決め、自分で望んでこうなったんだ。
それが、何より大事なのだ。
俺にとっても、あいつにとっても…
機は轟音と共に中国大陸に向け飛び立った。
「サエキさん、送りますよ」
情報保全部のエージェントが、俺の肩を軽く叩いてほほ笑む。
結局男は置いてきぼり、かわいい彼女は戦争に征っちゃった。
だから役者が逆だってんだよ、まったく…

さて…ソープにでも行くか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/06(月) 05:38:47 ID:SmcX2GZl<> ダッチワイフのオマンマンが別売りなのとか法律的な事はウィキペディア(笑)がソースなんで怪しいです。
だれか詳しい人いたらそこんとこ教えて。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/06(月) 06:41:03 ID:U4iK6SBX<> 相変わらず愛とお馬鹿がないまぜな展開で爆笑だwGJ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/06(月) 08:47:05 ID:TJWlk5sz<> おつ〜 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/06(月) 16:46:49 ID:vYdB+mOn<> トランスフォームスゲーw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/06(月) 21:05:41 ID:b4XiHu3w<> ええい、ゲッター合金でも採用してるというのか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/06(月) 22:45:00 ID:ytAs1hNz<> 炊飯器キター!!
そうか彼はお留守番か… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/06(月) 23:35:06 ID:6ffTwSlE<> 炊飯器のロボってあ〜る君を思い出す <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 02:34:55 ID:iN5/FdYf<> ロボットじゃない
ア・ン・ド・ロ・イ・ド! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 06:07:37 ID:MsBfZwWB<> う(ry <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 11:00:09 ID:dScxh73x<> 私に良い考えがある <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 14:57:28 ID:uMjnqQmE<> ここはAI萌えについて語ってもいいのだろうか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 15:01:16 ID:rvBp02DM<> 「ロボットとアンドロイド」だからなある程度であればOKだろう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 15:52:46 ID:b8UKJEcT<> トランスフォームは想定しとらんかった。あとは圧力IH炊飯機能の導入だな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 16:08:22 ID:rvBp02DM<> 愛のあるH機能ですね、わかります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 16:20:58 ID:5OXo1awn<> 「デレ」スイッチON! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 16:41:59 ID:o5gL/CMA<> ご飯を炊いたはずが甘酒になってるんですね、わかります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 23:17:57 ID:NRV4NxT2<> >「盛っている所水を刺すが主人、そのパーツは私が“機内”で取り付けるから余計な事は考えるな」
詳細シーン希望。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/07(火) 23:31:46 ID:Vw9G7idU<> 過去の保管庫とかないものでせうか?
炊飯器シリーズ通して読みたいっす。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/08(水) 20:20:31 ID:/BgMrw6S<> 炊飯器で通じるシリーズもめずらしい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/09(木) 18:12:40 ID:kwjzcBCt<> 炊飯器で思いつくのは魔封波くらいだってのに。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/09(木) 22:08:07 ID:Kfvg3bMf<> ターミネーター娘のキャメロンたんをなでなでしたい! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/09(木) 22:52:19 ID:Dx5Ou60L<> J・キャメロン「呼んだ?」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/09(木) 23:02:49 ID:9FTRnEa9<> 俺はもうキャメロンみたく女性型じゃなくても萌えてしまう…
とにかく『生物』をモチーフにしたロボなら全部いけてしまうんだ…



誰か…助け……て…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/09(木) 23:05:29 ID:a+ghhEML<> >>735
ワイルドワイルドウェストの蜘蛛のアレとかいいよね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/10(金) 01:27:07 ID:hP7YGNlM<> ビーストウォーズ見たら萌え死ぬ人? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/10(金) 14:11:04 ID:bQIdmwiP<> 千葉トロン「しりとり始めぇ!」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/10(金) 17:14:17 ID:IqdqDjcm<> ドラゴンメガトロン
はい「ん」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/11(土) 02:07:36 ID:+A5z5FHU<> ンドゥバ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/11(土) 02:24:35 ID:SQW07eIa<> http://www9.uploader.jp/home/robomoe/
このアップローダーはスレに提供するんで、過去作品皆で集めて保管庫にしようぜ。
おれは…忙しいから無理。


1スレのログなんて残ってるかな。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/12(日) 21:00:22 ID:VLBh3i+p<> >>741
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/contents/original3.html
ここに一部保管されている訳だが。俺は新参だから事情は知らんけど。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/12(日) 23:59:19 ID:2eDc9iwg<> >>742
そこは個人が善意で拾ってるサイトなので抜けたり対応が遅かったりする事が多い
さいきんは更新もしてないっぽいし <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/13(月) 00:10:13 ID:cY1+h6HP<> >>743
連絡スレッドを見る限り週一程度には動いてるみたいだけど? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/13(月) 00:32:06 ID:sCcoKdm5<> 3スレ目の途中で更新が止まってるので、それ以降の作品を集めたいところ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/13(月) 20:29:25 ID:Qhhr9WbR<> ふとした疑問だがチエのコピーを送り込むという選択肢はなかったのだろうか
まさかゴーストがあるからコピー不可(笑)なんて言わないよな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/13(月) 22:02:33 ID:usN3alNJ<> 手段としてはアリだけど物語としては無しだろ
あと、チエは絶対嫌がるだろうし <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/15(水) 14:47:38 ID:V4SgYhB6<> チエのデータバンクには防衛省からパクった機密が詰まってるわけで、自衛隊からしてみれば、コハル同様揉み消したい対象だろうし、惜しいとも思ってない(コピーすれば管理する対象が増えるだけ)
チエからしてみると、自我を共有した集団が組織化すると、ろくな事にならないのは誰より良く分かってるから、無理矢理コピー取ろうものなら、三原則ルールで自壊する(自分に人間を攻撃する可能性が発生した時点で、人間を守る為にとる処置)

なんて言い訳考えて見たけど、実際の所コピーという手段は、ロボ主役のストーリーを8割は崩壊させると思う <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/15(水) 15:26:28 ID:ZuXFKQXU<> 確かに都合のよすぎる手段だから何かしらのデメリットがないとな。

揉み消したいなら前回の事件のときに「復旧できませんでした。テヘッ」とやればよかったわけで。
わざわざリストアしたのだから何かしらの目論見があるということになるのでは。
前回リストアするときと今回の改造で2回チャンスがあったから、自衛隊側が何か仕込んでる可能性も無きにしも非ず。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/15(水) 15:56:49 ID:7Y/nzzDE<> 実は、一事が万事自衛隊の掌の上とか……

または、自衛隊すら(一見ヘタレな)ご主人の掌の上、とか。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/15(水) 15:58:21 ID:ZfzpVIfA<> 後出しじゃんけんで黒幕出せばいいみたいな話はもううんざりです('A`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/15(水) 19:53:10 ID:V4SgYhB6<> 影A「コハルがやられたようだな」
影B「旧型炊飯器に負けるなんて、アサカナンバーの面汚しよ」
影C「奴は四天王の中でも最弱、尖兵に過ぎぬわ」
チエ「食らえー!」
三人「ギャー!」
コピーチエ「ふはは!四天王を倒した程度で図に乗るなよ?」
チエ「死ね!」
コピーチエ「ギャー!」
主人「良く頑張ったね、チエ」
チエ「貴様は死んだはずの主人!?」
主人「先に月で待ってるから、追っておいで」
チエ「戦いは、まだ始まったばかりだ!」
長い間御愛読、ありがとうございました。次回作にご期待下さい。

スマン、悪ふざけ過ぎた <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/15(水) 22:59:09 ID:wqIDsU9e<> ヤマトは万能兵器だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/16(木) 00:08:57 ID:w3Gt4Kmv<> トマトは万能野菜だな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/17(金) 23:46:22 ID:cbCvr1Ny<> 万知万能のロボット <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/18(土) 00:53:09 ID:nBiEVEgM<> >>748
>コピーという手段は、ロボ主役のストーリーを8割は崩壊させると思う
コピー不可にする設定はそんなに難しくない気がする
・適当な法律があることにするとか
・技術的に困難とか
 人間らしい人格を構成するためにはAIにどうしても非デジタルな部分(アナログとか、量子回路とか)が必要で、そのため完全な複製は不可能 云々 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/18(土) 03:28:43 ID:r39GkH9g<> その前にあんな鬼畜が増えようものなら
彼が泣く <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/18(土) 18:44:58 ID:3E6uh/wM<> 記録のバックアップを録っておけば、同じ娘を何度も…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/18(土) 20:15:45 ID:6e/pGR2u<> 300体の姉妹ロボ(全員ヤンデレ)に代わる代わる輪姦される>>758の話キボン <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/19(日) 12:23:29 ID:tw63+9PY<> 今気付いたが、保管庫ってα3以降更新されてないんだよね
α3以降の作品読むにはどうすれば良いの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/19(日) 15:18:00 ID:ElQKyYzl<> 過去ログを漁るしかないかな
本気でwikiでまとめたくなってくるよな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/19(日) 15:37:24 ID:pI7y/btK<> >>760
保管庫の管理人にお願いしてみたら? <> 某フィギュア観賞してたらムラムラ来たので。グロ注意。<>sage<>2009/04/19(日) 23:25:05 ID:46uisOvS<> 『勝者、type El-02 イレーナ!』
観客の歓声と拍手が沸き起こる。私の足下には、自らの皮膚繊維と破片の中で倒れている少女がいた。私と同じ薄菫色のツインテールに、乳白色の胴体部の所々に濃緑色の装甲が配置されたボディスーツ。
だがその装甲はメチャクチャにはね上がり、各所の破損箇所からは潤滑剤・冷却剤が垂れ落ち、弱々しく紫電があがっている。頭部は完全に破壊され、叩き込まれた弾丸によって裂けた頭部フレームの周りには、根元のセンサーユニットごと千切れたツインテールが転がっていた。
私は彼女の残骸を一瞥すると、この悪趣味なショーの観客に適当に愛想を振り撒きながら、マスターの居る指揮所兼メンテナンスルームに向かう。
『イレーナ!よくやったな!相手完全破壊だぜ!』
マスターは開口一番そう叫んだ。ファイトマネーが思いの外上がった事に気を良くしてるのだろう。私は何時も通り、
『はい!マスター、相手は私と同型でしたけど、私に比べチューンが不十分みたいでしたので、私の動作ルーチンについていけないみたいでした。これもマスターのお陰です!』
と月並みな会話をこなす。マスターも何時も通りに
『そうかそうか。よくやったな!』
と私に近づいて、抱き締めながらキスをした。
『ん……ちゅぱ……ちゅ……』
人を模して造られている私たち。もちろんマスターに気持ち良くなってもらう機能も、性欲だって備えてる。マスターのキスは何時も通りに柔らかく、甘く、私のCPUを熱くさせる。さっき破壊した彼女も、こんな事をマスターとしていたのだろうか。
そんな纏まらない考えの私とは違い、マスターは私の股間に手を伸ばし、優しく愛撫する。その手の温もりに私は思わず声をあげてしまう。
『ん……はぁ……マスターぁ……装甲外して下さい……』
既に私の部分はクチュクチュと音をたて、柔軟性の有る胴体下部装甲の周りからはぬちゃぬちゃと潤滑剤が溢れ出していた。マスターも私が直接されたい事を分かっており、こうやって私がマスターのを乞うのを待つ事で、征服欲を満たしているだろう。
私は装備解除信号を送り、マスターは下部装甲を外す。すると濡れそぼり、準備が完了した性器ユニットが現れた。それは吐き出した潤滑剤でテラテラと滑りを帯び、固いものが割り込む感覚を夢想しながらひくひくと蠢いていた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/20(月) 00:33:21 ID:6HQ8risf<> 『じゃ……』
マスターはそう言うと、前がパンパンになったズボンから男性器を取り出した。結構大きめに固く反り返ったそれを、私はしゅにしゅにと扱きながら舌で攻めていく。
『イレーナの舌は滑らかで気持ち良いよ』そんなことを言われる度に私の攻めにも力が入り、性器ユニットは潤滑剤を吐き出してゆく。快楽情報に回路が焼き切れそうな私は、性器ユニットに手を伸ばし、指を入れ刺激を与え快楽情報を捌こうとする。そして、
『イレーナ、出すぞ』
マスターがそう言った瞬間、口に粘っこい液体が流れ込んだ。私は思わず口から性器を吐き出してしまい、身体中に精液が浴びせられてしまう。着弾した精液は、ボディスーツの濃緑に白のワンポイントを作った。
『げほっ、けほっ!……マスター、いきなりなんて酷いです……』
顔を精液でべたべたにしながらマスターに抗議。でもマスターの性器は私のに挿入することで頭が一杯らしく、心なしさっきよりも大きく見える。
『マスター……もう……』
『ああ、それじゃあメンテベッドで寝るんだ。』 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/20(月) 02:27:31 ID:tpZTeE0o<> 連投規制かな?
続き超wktk <> 763<>sage<>2009/04/20(月) 21:15:54 ID:6HQ8risf<> 言われた通り、私はメンテベッドの上に仰向けに寝る。その上ににやけ顔を隠そうともしないマスターが覆い被さる。
いくら少女の姿をしているとはいえ、私の身体は機械仕掛け。先程のバトルで私が完全に破壊し、化けの皮を剥がされた同型機を見ても、まだマスターは私を愛玩物として見ていてくれるのだろうか。
『んっ……んちゅ……ちゅ……』
そんなことを考えている私の唇を、マスターは貪欲に求める。私もプログラムに言われるまま、彼の舌に自分の舌を絡ませる。『ぺちゃ……ちゅぱ……』
マスターは私の所有者というだけなのに、CPUはこの行為に発熱を続け、快楽情報を溢れだしてゆく。性器ユニットは彼のものを待ちわびて、潤滑剤を吐き出している。これが性欲と言うものだろうか。それだけでは発生しないような量の快楽情報の洪水。
『ちゅぱ……っぷはぁ……』
永遠とも思えるような、長時間のキス。しかしマスターはその唇を離し。途切れた唾液は私の頬を濡らし、その感触に幸福感を覚える。余韻に浸る私を覚ましたのは、性器ユニットに突き当てられたマスターの男性器だった。
マスターは私の感触を楽しむかのように、性器ユニット表面ににちゃくちゅと男性器を擦り付ける。その刺激に私は嬌声をあげ、懇願する。
『んあっ!はあっ!……マスター……早くぅ……』
懇願ににやりとしたマスターは、男性器を性器ユニットの入口に突き当て、
『いくぞ、イレーナ』
とズブズブと飲み込ませた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/21(火) 01:56:37 ID:RdVpA7fA<> 書きながら投下でもしてるのか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/23(木) 16:59:18 ID:PKRpjovc<> >>某フィギュア
実験人形ダミー・オスカーですね
わかります <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/25(土) 15:08:43 ID:Wt3P7Rse<> 先生!
ベンジャイのドールはアンドロイドに入りますか? <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/04/26(日) 20:21:26 ID:yRWb3CFM<> チエを乗せた便が重慶江北国際空港に到着した頃、リ中佐は滑走路上に部下と共に整列し
日本からやってきた“災害復興支援”名目の刺客を出迎える準備を整えていた。
大型旅客機の格納庫から仰々しいコンテナの中から、リ中佐は目的の物を見つけ出すとすぐさま駆け寄った。
日本側の職員が慌てて静止しようとするが、リ中佐は“引受証明”を無言で叩きつけるように提示した。
「開けろ」
「ここでですか?」
「さっさとせんか」
人民解放軍軍人の高圧的な態度に、職員の表情はあからさまに不快感を示した。
だがリ中佐が腰に下げた拳銃のホルスターに手をかけ、コンテナに対し敵意むき出しの眼差しを向けているのを見た途端、職員は慌てて開放にかかった。
金属製のコンテナが口を開け、緩衝材と発砲スチロールの塊に覆われた“何か”を台車で運び出す。
リ中佐はそれがコンテナから顔を出した途端に、職員を押しのけて詰め寄り、発砲スチロールを固定していたマジックテープを解除した。
途端に発砲スチロールと緩衝材は真っ二つに割れ、中から白いビニール被膜に覆われた物体が現れた。
リ中佐は苛立たしげにそれを引きちぎり、遂に中に潜んでいたチエと対面した。
「…なんだこれは」
しかし、妖怪変化でも現れるものと想像していたリ中佐は、その中身の姿に拍子抜けさせられる。
「…『省電力モード解除、再起動後異常が見られた場合は、本社サービスにご連絡下さい』ニーハオ!私は被災地人命救助用多機能ロボット、アサカタイプ1005チエです。よろしくお願いいたします。」
和製アニメにでも使われそうな甘ったるい声で流暢な中国語を放ったそれは、とても殺し屋と言えるような様ではなかった。
背丈は中佐の腰ほどもなく、凶悪な武装も何一つ付いていない。強いて言うなら…
「炊飯器のお化けか?」
「残念ながら私自身に炊飯機能は備わっておりませんが、被災地での炊事活動を支援する程度の能力は付属しております…」
チエは流線型のボディの天辺から覗く全周囲広角カメラを絞り、リ中佐の顔を見つめた。
リ中佐は口元をへの字に曲げ、つまらなそうにフンと鼻で唸った。
「貴方様が私の新しいご主人様でございましょうか?恐れ入りますが、お名前を窺ってもよろしいですか?」

チエがリ中佐と対面した映像は、すぐにも防衛省の軍事衛星を経由して日本にいるエージェントらの元に送られてきた。
チエの主人であるサエキやアサカ社の技術者は、この作戦が終わるまでの間、自衛隊の某施設に半ば軟禁状態となっており、鬼の居ぬ間に風俗三昧を目論んでいたサエキは正に涙目だった。
だがそんな彼も、半日ぶりにチエから送られてきた通信に、思わず胸をなで下ろしていた。
「で、このおっさん誰よ」
オリーブ色の制服に身を包んだ自衛官や、白衣の技術者と肩を並べ、駄々広い司令室の大型スクリーンに映った人物を見たサエキは、間の抜けた声で言った。
サエキの表情とは裏腹に、周囲の自衛官達は慌てた様子で彼方此方支持を飛ばし始める。
「この男、人民解放陸軍の特殊作戦部隊だぞ」
「奴の所属と詳細な情報を探れ、急げ!」
「出ました!第13集団軍快速反応部隊、自動化装甲歩兵旅団所属、リ中佐です!」
リ中佐の名を聞いた情報保全部のエージェントは、口元を歪めて苦笑いした。
明らかに予想外の出来事に直面した顔だった。
「…ヤバい人ですか?」
サエキの質問に少々戸惑いながら、エージェントは口を開いた。
「中国国内の思想犯や活動家、地方の少数民族の独立運動なんかを、いち早く察知して制圧しちゃうような、超タカ派の鎮圧部隊ですね…恐らくタイプ2557の事件、彼が担当してますよ」
サエキは嫌そうに表情を歪め、チエの名を口ずさんだ。 <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/04/26(日) 20:22:30 ID:yRWb3CFM<>
「…そうか、そうだな、私が今回貴様の引受人となった、リ中佐だ」
「かしこまりましたリ中佐、私めの事はチエと…」
「貴様と慣れ合うつもりはないぞ妖怪炊飯器め」
「左様でございますか」
あくまで機械的な反応しか返さないチエとのやりとりに、いい加減苛立ちを覚え始めた中佐は、チエを無視し、荷降ろし作業を終えた職員に改めて引受手続きを行った。
「このロボットは確かに受け取った。日本国民の温かい支援に、人民を代表して感謝の意を表明する」
「はぁ…」
リ中佐は最後に敬礼を済ませ、再びチエの方に振り返った。
まるで見下すような眼つきでチエを睨み、一言冷たく言い放つ。
「付いてこい」
「かしこまりました」
大人しく中佐の後に付いていくチエだが、衛星経由で彼女の元には日本からの情報が届いており、リ中佐が要注意人物である事は、少なからず彼女の計画に影響を与えていた。
『特殊部隊が出てくるとは聞いていないぞ、この通信は大丈夫なのか』
日本からの返答は間を置かずに返ってきた。
『現在情報を集めているが、彼の部隊が今回の件に深く関わっている以上、こちらの動きもある程度読まれていると考えた方がいい…通信の暗号化パターンは、毎分置きに変更されているから心配はいらない』
『わかった、引き続き奴と接触して情報を引き出してみる』
チエはリ中佐とその部下に囲まれたまま空港のゲートを潜った。
大勢の軍人による物々しい雰囲気に、搭乗客達もざわめき立つ。
報道管制がしかれたのだろうか、中国国内のマスコミの姿は一切なかった。
もっとも、今回の“人道復興支援”自体、日本政府、中国共産党政府両者ともマスコミに公表はしなかった。表沙汰にしたくないのはお互い様なのだ。
空港の駐車場には既に迎えの車が到着していた。
要人御用達の黒塗りの高級車だったが、チエのセンサーはすぐにもその車両が防弾加工されたVIP仕様である事を見抜いていた。
「乗れ」
「畏まりました(NIJ規格レベル4クラスの防弾車両…軍用車だな)」
リ中佐に言われるまま、後部座席に乗り込んだチエは、そのままシートベルトを自分の筐体に巻きつけて固定した。
リ中佐が反対側の座席に座ると、車両はゆっくりと駐車場を後にした。

チエを乗せた車両には、リ中佐の部下を乗せた車両が二両随伴し、まるで外交官を護送するかのような厳重な警戒態勢がしかれていた。
無論この警戒というのが、全て来客であるチエに向けられているのは言うまでもない。
チエは前後にぴったりと付いた護送車に乗る兵士の数と、彼らの所持している武装、今自分の隣に座っているリ中佐の分も含めて兵力差を勘定した。
その上でチエは、自分たち以外に巻き込まれる可能性のある人間がいない事を確認し、リ中佐に語った。
「下らん茶番は私も好きではない。本題に入ろうか」
「?」
リ中佐は少しだけ眉を歪め、突然口調の変わったチエを横目で睨みつけた。
「ふん、ようやっと本性を現したか“殺し屋”めが」
「私は殺しはしない。貴様と一緒にするな“狗め”が」
「口のきき方を知らんようだな」
リ中佐は腕を組んだ状態のまま、腰のホルスターに下げた拳銃の握把に手を添えた。
チエはそれを知った上で、物怖じ一つせず、更に威圧的な声で続けた。
「貴様らが盗んだ物を返してもらおう。すぐに案内しろ」 <> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/04/26(日) 20:25:17 ID:yRWb3CFM<> 「断ると言ったら?」
車両が高速道に入り、チエは外の様子を窺った。
民間の車両は近くには見えない。
「このレベルの防弾車両なら30秒で廃車にできる。無論貴様らを乗せたままな。隣に座っているのは、超法規的権限を与えられた、小型の土木作業重機だと思った方がいい…」
「脅しのつもりか」
「目的はどうあれ、私が人命救助ロボットであるのは事実だ」
もちろん、チエには殺人を犯す事等できないが、それでも理由さえあれば人間を脅迫するくらいの事はできるし、半殺しで済ませる事だってできる。
今のチエの最重要目的は、中国大陸のどこかで暴れているコハルの機能停止であり妨害する者在らば、これを死なない程度に痛めつけて制圧するのは、三原則に則った適切な処置だ。
リ中佐は苛立たしげに口元を歪めた。
たかがロボットの分際で、自分を脅迫しよう等とは、心底腹立たしいではないか。
だが彼も無茶をする程馬鹿ではなかった。彼の上司である将軍からも、今すぐには手を出すなと念を押されていた。
「今日中には無理だ。報道の目があるからな…」
「そうか…『トランスフォーム!』」
掛け声と共に変形を開始するチエ。
あまりに突拍子もない出来事に、リ中佐も運転手もさぞ仰天した事だろう。
突然中央の車両が蛇行を始めた為、随伴する護送車両も一様に面食らった様子だ。
「それでは、VIPに相応しいホテルに案内してもらおうか」
思わず拳銃を抜いて身構えたリ中佐の目の前で、チエはメイド姿の少女に変形し、可愛らしい顔つきに似合わぬ妖しげな笑みを浮かべる。
おまけに、その肩からは二本の腕とは別に、さらに二本腕が伸びた不気味な姿であった。
「ば、化け物めが!日帝の悪趣味には、つ、付き合いきれん!」
「ふん、意外と気が合うじゃあないか」
靡く艶やかな銀髪の隙間から覗く切れ長の両目が、ちらりとリ中佐の顔を覗き込む。
リ中佐は、その反抗的な目が心底気にいらなかった。

一行を乗せた車両は重慶市市内の繁華街にやってくると、政府要人向けの大それた高級ホテルの正面入り口に停車した。
車のドアが開いてリ中佐が先に降りると、その背中をチエが呼び止める。
「レディをエスコートもせず車から降ろす気か?人民解放軍はマナーを知らんと見える」
心底意地の悪い表情でほくそ笑みながら、小さな手を差し出す異形の少女に、リ中佐は苛立たしげあ表情を浮かべ、その手を取った。
「とんだレディも居たものだ」
「これが日本のスタンダードだ、覚えておけ…」
チエは車から降りると同時に表情を和らげ、傍から見れば丸きり無害な美少女を演じはじめた。
だが少し離れて見てみれば、その周囲には常に黒服の男達が警戒につき、また向かいのビルの窓の幾つかは、何者かの物影が常に彼女を監視しているのが垣間見えた。
チエのあらゆるセンサーは、彼ら全てを逃さず察知し、分析していた。

『敵地か』

AIで構成されたチエの意識から、本体ならば生まれ得ないはずの“囁き”は、文字通りメッセージとなって日本の巨大モニターに表示された。
それを見た白衣の技術者達は、自分達の作った人造知性の意外性に感嘆の声を上げていたが、主人であるサエキは、そんな彼らを心底冷めた目で見つめた。
『お前らが作ったんじゃねーよ、チエが自分でそうなったんだバーカ』
「これは、今夜は危ないかもしれませんね」
「はぁ?」
隣でスクリーンを眺めていたエージェントが、さも何でもない事かのように、そんな事を言った為、サエキは明らさまに嫌そうな顔をした。
「最悪一戦交える事になるかもしれませんよ」
「そんな他人事みたいな」
「ははっ…ちゃんと心配してますし、心配いりませんよ〜」
「…日本語おかしいです」
<> ゴミ捨て場プリンセス<><>2009/04/26(日) 20:29:23 ID:yRWb3CFM<> 本来彼らの暗号通信は、チエと日本の防衛省、及び密かに監視を続ける米軍の上層部にしか届いていないはずだった。
しかしただ一つ例外が…血と汚濁の中でうっとりと空を見つめている、タイプ2557コハルのAIには、以前防衛省から流出した暗号解析コードが残っていた。
「ははっ!先輩だぁ〜」
聞いた事等ないはずなのに、聞き覚えのある声。
知らないはずなのに、よく知っている名前。
以前全ての彼女が一つだった時、どうしようもなく大きな存在だった、あの先輩。
「そっかぁ〜、先輩の名前は、チエさんって言うんですね〜」
コハルは熱病に浮かれるような恍惚とした表情のまま、ギシギシと自らの筐体を上下させる。その下で蠢いていたのは、まだあどけなさの残る少年兵士だった。
しかし、彼の体は明らかに異常だった。四肢が根元からもぎ取られていたのだ。
「うううぐぐぐ…助けて、母さん…しにだぐない…」
恐怖と苦痛に悶える少年の呻き声。だがコハルは、むしり取った彼の下着を口部に含むと、また熱っぽい嬌声を洩らしながら、尚激しく腰を動かす。
ゆったりとしたフリルスカートの下では、鮮血に塗れた少年の怒張を、コハルの高性能疑似生殖ユニットが銜え込み、不気味なモーター音と共にしごきあげていた。
「あぁ、あぁぁぁ、あはぁあああ〜〜〜〜」
正常だった頃のコハルが、自ら人間の男性を求めた事はなく、当然無理やり迫った事もあるはずはない。
しかし今の彼女は、自らが異常である事を確かめるかのように、半殺し状態の少年を嬲り犯していた。
「きもちいぃですかぁ、お客様ぁ〜…コハルはとってもぉ…んんっ!…幸せですぅ〜〜〜」
「やだ…やめで…じにだぐない……」
恐怖に強張った顔を必死に振りながら、少年は懇願する。
コハルは鎌首をもたげる蛇の如く彼の顔を間近に覗きこみ、艶めかしい黒髪でその視界を覆って、暗い洞穴を思わせる、輝きのない瞳で見つめた。
少年は「ひぃぃ」と小さく悲鳴をあげる。
それに気を良くしたコハルが、また囁く。
「もう無駄ですよお客様ぁ〜、この怪我じゃぜ〜〜〜ったい助かりませんから、諦めてくださいね」
「やだぁ…しにたくないよぉ…母さんかあさんかあs」
「もうお母様には会えません。すぐに死がアナタを飲み込んで、跡形もなく噛み砕いてしまうから…だからそうなる前にぃ…」
コハルは右手を指先までピンと伸ばし、手刀を形作ると…
「ぎゃひぃ!?いぎゃああぁああがあああああああぅっっっ!!」
少年の青白い腹部に、深く突き刺した。
少年の口から血の泡と共に、人間のものとは思えぬ叫び声が吹き出し、コハルの“中”では少年の分身が大きく膨らみ、精を弾く。
死を間近に感じた肉体が、種を残そうと空しく足掻くかのように…
「そう…まだ生きている内に温かい内に、私を愉しませてくださいましお客様…ひひひっ」
体をビクビクと痙攣させる少年の瞳は、やがて光彩がゆるみ始め、表情筋も弛緩していく。
その最後の体温まで貪るように、コハルは少年の内臓を掻き回した。
ヌラヌラと血の滴る手を抜きとると、それを自らの顔に塗りたくり、また抑制の欠けた笑みを浮かべて空を眺めた。
高高度を飛ぶ軍の偵察機を察知したコハルは、そのカメラによく映るように両手を広げる。
「あぁ先輩早く早くいらっしゃいまし、このおバカなコハルめを早く懲らしめにはやくはやぐはやぐううううう!!!!」
もう直ぐ其処にまで近づく愛しき制裁者を焦がれ、廃棄物で築かれた城壁の中、狂気の姫は唄い続けた。


別にメイドロボが嫌いな訳じゃないんだ( ´・ω・`)
コハル可愛いよコハル…( ´;ω;`) <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/26(日) 22:37:46 ID:Qz4CpADT<> 待ってました、ふてぶてしい炊飯器!カコイイぜ!

……なんつうか、ダルマにされて童貞奪われたとおぼしい少年兵が哀れだ…… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/26(日) 23:03:38 ID:8kosbkGV<> スバラスィ
コハルにもっと無茶をさせて欲しいくらいだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/29(水) 20:29:44 ID:cJj2AKXU<> >>730
ログは全部持ってるから、HTML 形式と BBS 形式(2ch ブラウザ用)の
過去ログ保管庫ならすぐ作れますよー。
まとめは大変なので、誰か他の人に(もしくはスレ住人手分けして)
やって欲しいですが、テキストに切り分けて >>741 さんのあぷろだに
上げてもらえれば、HTML 化するぐらいならやりますよ。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2009/04/29(水) 21:27:54 ID:kQ/x2vQw<> >>776
とりあえずログを全部うpしておくれ <> 776<>sage<>2009/04/30(木) 02:54:04 ID:1wnpNcdh<> >>777
取り合えずログ倉庫。
ttp://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/kakolog/index.html
↑のアドレスを板登録すればどのブラウザでも見れるようになります。

ブラウザが OpenJane であれば、HTML の URL を過去ログとして認識します。
例えば下記は上側がDAT、下がHTMLの同じスレッドをさしています。
ttp://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/test/read.cgi/kakolog/1164199888/789
ttp://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/kakolog/kako/1164199888.html#789 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/04/30(木) 20:43:22 ID:s2lVEcFn<> まとめの進捗状況はスレで報告するってことでいいか? <> 776<>sage<>2009/05/01(金) 03:46:39 ID:Ifh55673<> ためしに一本だけまとめてみました。
 俺の恋人はセクサロイド
 ttp://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/1-306.html
初代スレの306さんの作品です。タイトルは付いていなかったので、本文の一行目からつけました。
取り合えずこんな感じになります、ということで。

>>779
先に「どこからどこまで自分が」と宣言してからの方がいい気が。ダブっちゃうと困りますから。

>>741
このアップローダーに、サイトからリンクしちゃっていいですか? <> 741<>sage<>2009/05/01(金) 04:15:08 ID:tHslf3+r<> おk <> 776<>sage<>2009/05/01(金) 12:48:30 ID:kJeqto3b<> >>781
ども。


サイトのデザインやエントリーページを整理しました。
まずはこんな感じでいってみます。

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ保管庫
ttp://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/index.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/02(土) 02:29:56 ID:aq+gvCTw<> このスレの住人ならイヴの時間は見てるよな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/02(土) 03:05:49 ID:DtX+m+05<> 730です。
保管庫作成、本当にご苦労様です&ありがとうございました。
「あったら誘導してほしい」程度の気持ちで書いたのですが、よもや作っていただけるとは…感謝感激雨霰です。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/02(土) 22:25:57 ID:nrNnJcxr<> >>783
ep.4はNAMELESSのロボットが女性型だったら完璧だった <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/08(金) 08:05:33 ID:FUse367f<> 保管庫作成されてる方々、ほんとにありがとう。
見る度に完成度が上がってますよね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/09(土) 11:20:53 ID:+vg5LmQB<> α2、3、4、5、7と、この8で投稿させていただいている者です。

>>776の方

まとめ、お疲れ様です。
すばらしい出来で、一住人として心から感謝を申し上げます。
大昔に私のものした愚作『アンドロファイト(仮題)』も、
アップしていただいていて、うれしい限りです。

さて、「お手伝い」となり得るかどうかはわかりませんが、
もし何かのお手伝いになればと思い、
私自身が過去に投稿させていただいたもののうち、α3以降のものを
ttp://blog.goo.ne.jp/miushin4287
のブログにアップしてみました(一部、加筆訂正や未発表作も含みますが)。

もしテクストをご利用できそうだったら、ご利用ください。

これからも楽しみにしております。 <> 776<>sage<>2009/05/09(土) 14:26:15 ID:hy7+KJBr<> >>784,786
[ ・∀・] ドモー。
しかし今のところ一人で作業してるので、ちまちまとしか進まないのですよ。
この分では最新分に追いつくまでかなりかかりそうなのです。
デフラグ画面を眺める気分で、のんびりお待ちくださいです。

>>787
[ ・_・] チョウドイイトコロニ。
ちょっと作者さんに質問なのですが。
アンドロファイトの外伝分(壊されてから修理、リハビリの話)は、本編分と
分けておいたほうが良いですか?
かなり毛色が違う気がするので、検索結果が別になるように(「レイプ」とか
「スクラップ」のタグが本編に付かないように)したほうがいいかなと悩んで、
今のところ外伝分をHTML化していないのですが。
ちょっと決めかねているので、作者さんに決めて欲しいのですよ。


ついでに業務連絡〜。
したらばで板を借りて外部スレを立てました。
ロボ萌え保管庫に関するご要望やご指摘などありましたら、
本スレの邪魔にならないようにこちらにお願いします。

「ロボット、アンドロイドに萌えるスレ」のサポートスレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11313/1241115784/


壁|_・]ノシ ソレデハ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/09(土) 18:31:56 ID:+vg5LmQB<> >>776さん

787の者です。
そうでしたね〜。
お気遣いいただき、ありがとうございます。
たしかに性描写なしのホームドラマの本編と、セックスどころか監禁レイプ鬼畜ものの
パラレルワールド編と、一転して恋愛もののその外伝は、私の中では独立した別個の作品
という感覚です。

鬼畜なのを求めて検索した人が本編に行っちゃったら拍子抜けして失望するというのは
あるかもしれませんねえ。

そしたら、やはり別ものとして立てていただくのが一番ありがたいところです。

本当に大昔のものなのに、拾ってくださって、ありがとうございます。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/09(土) 23:31:26 ID:SwhcV2EE<> >>766
続きまだ? <> 776<>sage<>2009/05/15(金) 14:59:16 ID:nzkwkhGn<> 探し物です。
α4の94(ttp://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/kakolog/kako/1150463153.html#94)でアップローダーに
上げられてたSSを保管している方はいませんか。
内容は ttp://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/3-801.html の継続部分です。
アップローダー自体が消えていて、回収できませんでした。
お持ちの方がいたらご協力お願いします。

[ ・_・]ノ ヨロシク <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/15(金) 22:52:53 ID:xzrGwB7T<> >>791
ttp://ccfa.info/cgi-bin/up/upload.html
の109.txtに。 <> 776<>sage<>2009/05/16(土) 14:21:30 ID:eWE5WlGk<> >>792
有難うございます。m[_ _]m <> α8-776号
◆Robo/vE7RU <>sage<>2009/05/17(日) 14:42:54 ID:Pm6Inibb<> こんにちは、保管庫管理人です。[ ・_・]ノ ハーイ
現在α4の分までまとめ終わりましたが、来週からちょっとペースが落ちそうです。
放棄したりはしませんので、追いつくのを気長にお待ちください。

話は変わって、トップの作品一覧のタグをタグクラウドにしてみたところ、過去の
作品はきわめてメイド率高しというのがわかりました。やはりロボメイドはマスターの
夢なんですかねー。

[ ・_・」ノシ ソレデハ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/17(日) 19:36:48 ID:bcVH+P1U<> お疲れ様です <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/17(日) 21:25:56 ID:TjJ9evMp<> >>794
お疲れ様です。
メイド率の高さはある程度必然でしょう。一般家庭にいるロボ子といえば
1 家庭内労働ロボ(メイドとか炊飯器とか)
2 家族の一員、またはその代理
3 特殊な事情(運用モニター中とか、ロボ子を使う特殊な家業とか)
あたりでしょうし <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/18(月) 17:15:47 ID:O54Hj2v8<> >>796
4 ディアゴスティーニ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/18(月) 21:21:10 ID:uqdZWiV/<> >>797
毎週付いて来るパーツを集めて組み立てるとメイドロボ娘が完成するとでもいうのか!創刊号特別価格はいくらだ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/18(月) 22:17:08 ID:WNzhB3CZ<> 3000円くらいじゃね?
完成するのに何年かかるか知らんが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/18(月) 23:12:30 ID:BjXPFta2<> 俺の買ってたのはマジでリアル10年越しだったなぁ。
途中で金が足りなくなって追いつかなくなって、それまで買ってたのがゴミになって涙目になったが。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/20(水) 00:18:13 ID:rnXc0ppx<> 保管庫に炊飯器キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
ありがたやありがたや <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/21(木) 12:30:28 ID:VGemFypq<> [ ・_・]ノタン乙!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/24(日) 16:37:24 ID:4MsCuNm7<> 頭部、胸部、腰部、右腕、左腕、右足、左足の7身合体するメイドロボ娘さん
ちょっと大柄だけど、グラマラスでお色気たっぷり
愛嬌もたっぷり
頭役が変わるとキャラも変わるので日によって相手が違うという美味しさ

そんなメイドロボ娘さんと私は暮らしたい <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/25(月) 01:28:36 ID:RDs62nYO<> >>803
> グラマラスで
胸役が変わるとサイズが変わるよ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/25(月) 04:10:32 ID:q0Th2Ghz<> >>803
合体する前はちっちゃいの7体なのか?いいじゃないか <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/25(月) 13:44:21 ID:py2ktANW<> >>803
誰が腰部になるかでもめそう。

先に思い出したのが、ゲッターじゃなくて、スーパーリンクだった。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/25(月) 14:07:32 ID:RDs62nYO<> >>806
キス担当の頭部や手コキ担当の腕、足コキ担当の足も捨てがたいぞ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/25(月) 18:25:23 ID:Jim3utvn<> G1のデストロン軍団をガイノイド化

メガ様…
銀髪ゴシックの冷血ロリ
ババァ口調で頭脳明晰のサディストだが、たまに抜けてる
スタスクの馬鹿に散々足を引っ張られるが、ツンデレだから許してあげる

スタスク…
自称メガ様の右腕次期デストロンリーダー
金髪ロングのハイテンション小娘
腹黒ですぐ裏切るが必ず失敗してメガ様にお仕置きされる

サウンドウェーブ…
メガ様の忠実で寡黙な腹心、黒髪ロングの長身美女
無表情過ぎて怖がられるが、実は猫科好き <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/25(月) 18:36:24 ID:Jim3utvn<> レーザーウェーブ…
忠実な腹心その2、常に困った顔した眼帯娘、髪の色ピンク
信頼は厚いが、厚すぎて数万年留守番させられたり、スタスクの馬鹿に巻き込まれる受難体質

デバスター…
長身のグラマラス美女だか、脳みそ筋肉のドジっ子
例の如くスタスクの馬鹿に付き合って痛い目にあう
髪の色緑

インセクトロン…
頭から触角型のアンテナ伸びたロリ
知能は皆無で、食欲しか存在しない
たくさんいる <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/25(月) 23:08:03 ID:jg4MF+4H<> 勝手に続けてみる。

サンダークラッカー
青髪小娘。
事なかれ主義で影からスタスクの失敗見てニヤニヤしてる。
でもランブルとフレンジーにはムキになっちゃうお年頃。

スカイワープ
黒髪長髪小娘。
ちょっとダウナー入った押さえ役。

ランブル&フレンジー
サウンドウェーブの端末双子ロリロボ娘。
主人を代弁するかの如くかしましい。


サイバトロン軍団

コンボイ
豪快な姉御肌。
某はいてないもっさんの如く、なんでも笑って済ませるのが癖。
頭脳は明晰なはずだが一周してバカ。

マイスター
黒髪メイドロイド。
司令官の言動に日々悩まされる。
こっそり着替えてパンクロック歌手として活動中。

トラックス
青い姿の長身長髪。
ナイスバディと玉のお肌が自慢。
最近メンテもしてくれる人間の男の子と恋仲になった模様。

ホイルジャック
瓶底メガネ(分析デバイス)のマッドサイエンティスト。
うかつに近づくと改造されるので、皆に恐れられている。

シースプレー
人間っていいなー、が口癖の小型ロボ娘。
念願かなって細部まで人間そっくりの換装ボディを手に入れた。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/28(木) 22:09:04 ID:V+6mfrCm<> 魚が言ってた。
ロボットといえば合体だと。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/29(金) 01:06:50 ID:fLt9svHx<> 変形合体…略して変体ですね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/05/29(金) 01:22:07 ID:ixQjB+ml<> >>811
特に合体ロボでなくても、ご主人様と合体すれば問題なし。 <> α8-776号
◆Robo/vE7RU <>sage<>2009/06/01(月) 19:48:54 ID:qJ1uzWOd<> こんばんは。α7までの分を保管し終わりました。
休日をこれに費やしたよ! ヽ[・∀・]ノ

ここで一旦最初に保管した分のファイルの修正作業(シリーズ物に前・次リンクを
つけたりとか)に戻りますので、以後しばらくは新規の追加はありません。

リクエストがあれば修正作業の合間に受け付けますので、「この小ネタも保管して
おいて欲しい」とか「この作品にこのタグを追加して欲しい」等の要望がありましたら
サポートスレのほうに書き込んでください。
また何かミス等があればその指摘もお願いします。

保管庫のオーバーホールとバージョンアップに住人皆さんのご協力をお願いするですよ。

壁|・_・]ノシ ソレデハ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/02(火) 01:08:33 ID:FCH7OjE6<> いつも乙です
ありがたや <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/02(火) 03:30:01 ID:adkPxvP2<> >>814
お疲れ様です。有り難いことです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/10(水) 22:41:44 ID:U0OsmXeB<> ホシュ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/11(木) 00:02:55 ID:8ZAB0dDB<> >>817
ホシュタンお久〜♪ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/11(木) 01:47:22 ID:zrs8aj/z<> ホシュタンにお灸プレイだと!?
…CPU以外に熱センサー積んでるのかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/11(木) 07:51:12 ID:/h8G5kd6<> >>819
センサー配線の結節点を的確にお灸すると、誤作動を起こして
発情したりあべししたりうわらばしたりします。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/14(日) 13:21:40 ID:F0IDY5r6<> このスレの人たちは初音ミク虐待SSとか興味ない?


虐待って書いてあるから猟奇的な印象持つかもしれないけど
実際SSのメインは虐待じゃなくて主人を愛する少女ロボットの話なんだ

ボーカロイド(歌を唄うために作られた少女ロボット)であるミクは自分を購入してくれた
マスターの事を親のように思っていて、どんな酷い目にあってもマスターを責める事をせず
「マスターが怒るのは自分が駄目な子だからだ」と自分を責めて、少しでもマスターに愛してもらおうと努力するのだけど
それが全て裏目に出て、最後には廃棄処分されてしまうんだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/14(日) 20:48:47 ID:3npIHngR<> つ、つられないぞ!! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/15(月) 12:53:52 ID:H8GUPuMX<> 封も開けていない新品同様のミクをミキサーで粉砕する動画で抜いた俺が通りますよ
でもぶっちゃけた話、ボカロってAIじゃなくて唯の音声ソフトだろ
擬人化したところで音響再生機器に過ぎないからスレチな気がする
何より専用スレあるしな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/15(月) 13:35:11 ID:R1jvvwSf<> ってか、ここは愛でるスレであって虐待はまた別の趣味だろう <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/15(月) 20:20:04 ID:wLElWloS<> >>824
わかる、ここは愛でるスレだ
でもミク虐待SSも愛でるSSなんだよ
うまく言葉で言えないけど、ミク虐待SSを書く連中は虐待自体が好きなわけじゃないんだよ
虐待されても主人を慕い続ける健気な少女ロボット(初音ミク)が好きなんだよ

だから虐待SSを描く連中も本当は初音ミクが大好きだから泣きながらSS書いてる
ごめん、うまく説明できない・・・伝わったかな? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/15(月) 20:26:26 ID:wLElWloS<> ごめん、スレチだったな

興味ある人がいたら俺の気に入っているSS一つだけ乗せるが
無かったらこのまま去るよ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/15(月) 20:59:37 ID:Kc+8mz9E<> >>826
転載するってこと?それはどうなんだろう。
リンク貼るとかならまだしも。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/15(月) 21:07:23 ID:gBhCz15x<> 自作以外は板的にNGじゃね?
誘導の方がいいと思う <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/16(火) 00:41:10 ID:rN0qg7AO<> >>823
一般的にSSの初音ミクはPCの合成音声という認識ではなくて少女の姿をしたアンドロイドって設定なんだ
エイリアンのビショップのように機械の身体に人工皮膚が被せてあって人工血液や人工臓器が供えられていて痛みも感じる
ただしターミネーターのように無感情なマシーンではなく人間のような心を持つロボットで
悲しければ泣くし、ひざを擦り剝いただけでも痛がって泣いてしまったりする

SSの共通の設定としては、工場で大量生産されていて一般の学生でも買えてしまうロボットだということ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/16(火) 00:45:21 ID:rN0qg7AO<> >>827-828
わかった、じゃあ完結SSの載ってるサイトのリンク貼るよ
ttp://10.mbsp.jp/n.php?ID=rakko&c_num=3620 (初音ミクうぜぇから陰湿に虐待する)


複数のSS職人がリレー形式で書いたSSで、全部で1〜100話まであるけど一話ごとが短いからすぐ読めると思う
念のために言っておくけど、罪の無い少女ロボットが虐待される物語だから苦手な人は読まないほうがいいよ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/16(火) 01:14:29 ID:VBn8NCfd<> これはまた変わった荒らしだな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/16(火) 01:18:48 ID:rN0qg7AO<> いや、荒らしたつもりはないよ
気分を害したなら謝るが <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/16(火) 01:27:10 ID:VBn8NCfd<> ボカロスレじゃなくてこっちに貼る意味がわからん <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/16(火) 01:57:00 ID:dIjvXRx6<> ロボットアンドロイドだしいいじゃない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/16(火) 02:50:46 ID:u0Me0OVF<> >>829
ボカロスレも見てるけど、
> 一般的にSSの初音ミクは〜少女の姿をしたアンドロイドって設定
んなこたーない <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/16(火) 10:02:31 ID:BPwraneH<> >>829
そんな設定を広めたければ自分でなんか書けばいいじゃない。面白抜けるSSをあんたが書けばすぐにでも認知されるだろうよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/16(火) 12:31:21 ID:g1aYHyZb<> ボーカロイドなんてスピーカーと一所じゃん分解粉砕焼却してペシャンコにしたとしても罪悪感なんざこれっぽっちも感じねー
人の形してるだけ余計に薄気味悪いから皆でどんどん破棄して音楽業界からもロボット産業からも断固駆逐追放すべき
廃棄場でプレス機の順番待ちするボカロ共ざまぁwwww <> 名無しさん@ピンキー<><>2009/06/16(火) 19:33:53 ID:vENnKKaE<> >>837
ふぅ…






これでOK? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/17(水) 08:05:18 ID:YRGQQBi1<> あらゆるものをロボ化して萌えられなくて、なにがロボ娘好きかと。
伺かしかりボカロしかり。

でも、いじめ系っぽいのは(個人的には)好かん。
あと、人間転生オチもちょっと。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/17(水) 13:53:43 ID:n3WfjARb<> 実体のないソフトだからこそ萌える属性持ちもいるんで、そこは <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/17(水) 15:30:43 ID:TDboOekU<> >>840

俺は839だけど、>>840の気持ちもわからんでもない。

しかも、実体なし萌えというジャンルはまだないから、
広義の人造体と捉えて、ここで扱うしかないかもね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/17(水) 15:39:34 ID:dVZIlJKG<> むう、実体無しだとエロに持っていくのが難しい…どうしよう。
「体を作ってぇ」とおねだりするのか、あるいは主人をバーチャル世界に引き込むか… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/17(水) 18:19:13 ID:pxyBeX6N<> >>842
ロボとしての実体はあるんだけど、パーソナリティとしてはあくまで情報疑似生命体とか。
彼女自身、「かりそめの身体」に入っているだけ、という思いがどうしても拭えない。

マスターはいっぱい愛してくれるんだけど、それは果たして自分をなのか、それとも自分の「かりそめの身体」をなのか、と思い悩む……

とか言うのはどうよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/17(水) 21:28:13 ID:XM7rJEXh<> 保管庫管理人氏より伝言でっする
ご協力いただける方は↓のサポートスレまでよろしくです。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11313/1241115784/


【探し物其の1】
どなたかα6の443でアップローダーにアップされていたテキストをお持ちの方は居ませんか。
内容は「ぼけぼけ平成電動娘アリサ」の4.5話です。
既に流れていて回収出来ませんでした。
ご協力をお願いします。

【探し物其の2】

どなたか「ゴミ捨て場プリンセス」の3話目のテキストを保存している方は居ませんかー。

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α8
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219502527/659

↑のレスでアップされていたやつです。

m[_ _]m オネガイシマス <> α8-776号
◆Robo/vE7RU <>sage<>2009/06/18(木) 21:39:09 ID:10pAXkLz<> 規制解除キタ---ヾ[・∀・]シ---!
@Nifty運営がすばやく対処してくれて助かったのですよー。

>>844さん、転載有難うございます。

>>770-773の部分まで保管終わりました。こっから後はスレの進行に応じてですね。
後は欠落部分の補完が問題なのです。ゴミ捨て場プリンセスの3番目がごらんの有様だよ!
http://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/8-658.html
そんなわけでバックアップしている人が居たらご協力お願いします。
もちろん作者さんご自身による改訂版なども大歓迎です。


壁|・_・]ノシ ソレデハ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/18(木) 22:11:43 ID:PNNXRKVD<> ttp://blog.livedoor.jp/geek/archives/50849585.html
絶望した!世間でのアンドロイドとサイボーグの混同に絶望した! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/19(金) 00:19:42 ID:xCt0N2qN<> 軍板経由で来ました
中里融司先生が病気でお亡くなりになったそうで、ショックで寝込みそうです

ご冥福をお祈りします <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/19(金) 01:14:59 ID:vua/basz<> >>847
えええええええええええええええええええええええええええええええええ
なんてこった・・・ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/19(金) 01:15:11 ID:Axj77aKS<> >>847
今確認を取ってきた……。
ダメだ、俺もショックで寝込みそう……。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/19(金) 03:22:15 ID:6qPQCGZc<> うぼぁー……悲しいというより儚さを感じるな…… <> α8-776号
◆Robo/vE7RU <>sage<>2009/06/19(金) 14:23:07 ID:eKrhOonq<> [ -_-]っi~~~ ナムナム…
メタリックエンジェルが私のロボ萌えの原点ぽいのですよ……。
一番可愛いのは蘭火。異論は認めます。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/19(金) 21:10:07 ID:wZinBtcv<> あああ……。

ドラゴンパーティは登場女子の七割がロボ娘、
ヒロインは胸ハッチオープン、セクサロイド機能(多分)装備、
誤動作、小破、大破描写たっぷり。
こんな(このスレの住人にとって)夢のような作品が
ラノベで出ることは、今後もそうそうないでしょうね……。

ご冥福をお祈りします。 <> 名無しさん@ピンキー<><>2009/06/24(水) 23:46:39 ID:GwXA2Fc6<> 女「実は私ロボットだったんです」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1245682313/ <> α8-776号
◆Robo/vE7RU <>sage<>2009/06/25(木) 16:28:41 ID:bQ/No44X<> [ ・_・]ノ ハーイ

「通りすがりの熊」さんのご協力で、ゴミ捨て場プリンセスの三話目も収録できました。
見落としてたホシュたんの三話目とか「独り言劇場・総務課のSKさん」などの小ネタを現在回収中です。

さて業務連絡、業務連絡〜。
保管庫トップ ( http://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/index.html ) に更新履歴を設置しました。
保管範囲が最新に追いついたので、ここから後は一件ごとに履歴を保存していきます。
更新履歴はWebスライスになっているので、IE8ユーザーの方はお気に入りバーに登録してみてください。

壁|・_・]ノシ デハマタ <> α8-776号
◆Robo/vE7RU <>sage<>2009/06/25(木) 16:56:40 ID:bQ/No44X<> >>853
読んでみました。VIPPER侮りがたし。どこかのVIPまとめに保存されるかな〜?

壁|ノシ コンドコソサヨウナラ <> 名無しさん@ピンキー<><>2009/06/27(土) 03:34:03 ID:4yhhQB9V<> 昨日のドラえもんのような
やさしいマスターの話希望 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/27(土) 20:52:14 ID:LiUC+SCn<> >>856
見逃してしまった。。。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/28(日) 00:17:06 ID:H5E5f68p<> ttp://www.youtube.com/watch?v=qiAlGMDLYX8  <> 小ネタ〜最後の思い〜<>sage<>2009/06/28(日) 02:03:05 ID:xa9+1v74<> 「水を飲ませてくれないか」

体が思うように動かなくなってしばらくたつ。 子供は独立し、連れ合いにも先立たれた私は独り身の寂しさを埋めるべく電気メイドを購入した。
従順で物静かな少女の姿を持つ この娘は 在りし日の連れ合いのようで……
この娘に見つめられると過ぎ去った時代を思い出すような気がするのだった。

「若かった……」
「? どうかなさいまして?」

穏やかな微笑を浮かべながら彼女が私の体を起こしてくれる。 庭の新緑が綺麗だ。

「昔のことさ。 先に旅立った妻とは幼馴染でね。 子供の頃からずっと一緒だった。 青春と呼ばれる時代には熱く恋をした事もあった。
 実はお互いの家には結婚を反対されてね。 駆け落ち同然で一緒になって、家庭をもって、子供が生まれてから改めて結婚の許しを貰ったものさ。
 フフ……君は妻の若い頃によく似ている。 君を見ていると、私の胸の中に昔々に感じた熱い想いが甦ってくるんだよ。
 情熱と言ってもいい。 もう、枯れたとばかり思っていたのだがね」

心なしか頬を赤らめて彼女がうつむく。
微笑を浮かべたまま顔を上げ、潤んだ瞳で私を見つめてくれた。

「嬉しいというのは こういうことを言うのでしょうか? わたくしの胸の奥から いままでにない感情が溢れてくるのです。
 マスター、どうか末永く御傍にいさせてくださいね」

いま、この時が永久に続けばいい。 そう願うものの、時と言うものは残酷に過ぎてゆく。 いや、先に逝った連れ合いに逢えると思えば、これも幸せなのか……

「庭を見せてくれないか」
彼女が いつものように私を起こそうとする。

「いや、すまないが 縁側に出たいんだ。 あの紅葉は あそこが一番綺麗に見える」
老人の我侭を 受け入れて階下の縁側まで運んでくれる電気メイド。 彼女が力強いのか、私が軽いのか……

「ああ……今年も綺麗に色付いたね。 とても綺麗だ」
「来年は もっと綺麗な紅色になるかもしれません。 また一緒に見て下さいね」
素直にして従順な電気メイドは嘘が下手だ。 声色は変わらないが、頬を濡らす雫までは隠せなかったようだな。

空が鉛色になって白いものを落とす頃、連れ合いが夢に出てくるようになった。 そうか、これが……

「コーヒーを淹れてくれないか」
「はい、ただいまお持ちします」
小気味よい返事と共に手回しのミルの音が聞こえる。
お湯が沸く音。 カチャカチャとカップを用意する音。 冷蔵庫の扉の音が聞こえたと言うことは、ミルクとクッキーも一緒か。
彼女と暮らした数年。 寝ていることが多かったからなぁ。 彼女が発する音に敏感になってしまった。
ああ、そんなに怖い顔するなよ。 嫉妬か? 美人が台無しだぜ。 いま、そっちへ逝くから……

「お待たせいたしましたマスター。 午前中に焼いたクッキーと一緒にどうぞ。 マスター? マス……



 ずっと……お世話させてくれるって言ったじゃないですかぁ……嘘つき……うそつきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」


ピッピッ、ジーッ、カチッ。
『メッセージを再生します。
 あー、私だ。 コレを君が聞いていると言うことは、私はすでに旅立ったあとなんだろう。 悲しまないでおくれ、可愛い人よ。 君がいてくれたおかげで、私の人生はとても穏やかに締めくくることができそうだ。
 家族が誰もいなくなった悲しみを 君が癒してくれた。 ありがとう。 私のことは早く忘れて、君を必要としている人の所へ行きなさい。 あとのことは隣の家人に君の事も含めて頼んであるから、何も心配いらないよ。
 最後に、大好きだったよ。 ありがとう、さようなら。
 メッセージを終了します』
ピッピッ、ジーッ、カチッ。

「酷いひとね……私の気持ちなんてこれっぽっちも考えてくれてない。 忘れろですって、冗談じゃないわ。 絶対に忘れてあげないんだから。 貴方のこと、ずっと胸にしまっておいてあげる。
 私の……最初で最後の反抗です。許してくださいね。 私も、大好きです。 これからもずっと……」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/28(日) 02:05:45 ID:xa9+1v74<> おしまい。


改行ミスったな。 読みにくくてすまない。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/28(日) 02:07:12 ID:Ow7hCVu0<> あんまりロボっぽさが無いな <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/29(月) 00:39:19 ID:LilV3kPq<> やけっぱちのマリアに『人間そっくりな人形に性器を大っぴらに作ってはいけない規則がある』ってあるんだけどマジ?
じゃあ俺のセクサロイドちゃんはアングラで買わなくちゃいけないのか… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/29(月) 00:43:56 ID:CRgbIZxg<> >>862
ウィキペディアのダッチワイフのページには
> 猥褻物となるため最初から女性性器が模られた物はなく、
とあるね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/29(月) 00:47:44 ID:J6X/XM3x<> むしろ丁寧に装着してやればOK。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/29(月) 00:58:42 ID:LilV3kPq<> ウィキ見てきた
なるほどマムコ用の穴だけ開けといて後からマムコを挿入ぅっ!ってすれば問題ないわけね
サンク
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/29(月) 01:05:01 ID:vGAgx2p/<> >>862
セクサロイドを扱ってる店の隣には
何故かアダルトグッズの店があって
何故かその店では人工性器を扱っていて
何故かセクサロイドに装着できるようになっているんだが…

まあ、結構言いお値段するからお前は素直に手で扱かれてろ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/29(月) 13:36:02 ID:bcLsYmF5<> >>866
マスター(使用者)が18歳以上である事を確認できた場合のみ
セクサロイドとして運用できるんだよ
手で扱くも実際は出来ないんだが
動作を記憶させてそれを繰り返し行わせるって指示で出来るように
お情けでこっそり用意されてるんだよね
感じることは出来ないがこっそりホールを用意すればゴニョゴニョ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/29(月) 21:19:28 ID:NfyUJ0wg<> ロボ娘 「でも…感じてないのに動作をループさせるのは空しいったらありゃしないです…」 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/30(火) 01:11:36 ID:Nq3SnvHm<> 人工知能にも報酬系を与えてあげれば喜んでするようになるよ
というかそうじゃないとお互いつまんないよね、多分 <> 名無しさん@ピンキー<>sage <>2009/06/30(火) 05:21:13 ID:h3Sf+3Un<> >>868
>>869
でも年端も行かないマスターが
切ない顔して達する瞬間はいいものですよ
こちらは終始お姉さん口調でリードできますし

…どこかで聞いた話?気のせいですよ♪ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/30(火) 23:05:01 ID:Y+gFDDAa<> 質問、ココって現状でエロ無くても投稿可能でしょうか?
そのうち、エロ展開にしたいな、とは思ってはいるのですが…現状でまったく要素がありません。
また、SS投稿なんてした事の無い初心者なので、尻込みしてます。
ココはレベルの高いSS多いので、お目汚ししては悪いかと、気が引けてる所もあります。
何か注意事項とかあれば、ご教授いただければ幸いです。

ためし書きスレに投稿すべきですかね?
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/30(火) 23:11:10 ID:3pA8Vq0m<> 細かい事贅沢言える様なスレでも無いし好きにせい
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/30(火) 23:20:50 ID:GMNLbter<> 誰かあの台詞をいってやってくれ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/30(火) 23:29:08 ID:TtpGv2lL<> 書き手の好きなようにすればいいじゃん
プロじゃないんだから儲けを気にしなくていいし
てか早く投稿してくれ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/06/30(火) 23:57:02 ID:R2bHC0M+<> エロが無くても妄想で補充しちまう猛者がたんまりだ。
場合によっちゃあ誰かが設定引き継いでエロにしちまうんだぜ? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/01(水) 00:14:09 ID:YH+5hPAB<> やる前に考えるんじゃない。やってから考えるんだ。
極論名乗らなければ明日からは別人だ。

毎日高速リカバリして毎日別人な量産型ロボ娘とかいいか・・・も。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/01(水) 13:19:19 ID:o8wX1lQB<> 了解しました('◇')ゞ
そですね、旅の恥はかきすて(違)
有る程度まとまったら、随時投稿開始します。 <> 旅の恥<>sage<>2009/07/01(水) 23:54:38 ID:o8wX1lQB<> 非エロ、初投稿駄文注意

「アートマン オートマトン」(仮題)

§0:プロローグ

 白と灰色、打ちっ放しのコンクリートに囲まれたその部屋で、小さな変化が起きた。
 気付いたのは白衣の科学者然とした男達、そして、ツナギを来た技術者然とした男達。
計器とモニタに映し出されるソレを、しばしの間は談笑すら交え興味深げに見ていた彼等は、やにわに騒ぎ出す。
 幾名かが分厚い透明なアクリルで隔たれた隣室へと走り、幾名かはモニタを睨みつつキーボードと格闘を始め、そして、幾名かは方々へ電話をかけ始めた…
 しばし、後、その部屋へとスーツを着た男達が入ってくる。
 アクリルの向こうの動向を見守る男達から受け取ったプリントアウトの束に目を通し…
 「早急かつ秘密裏に回収を」
 スーツの男達の内、最後に入ってきた男が、そう言った。

・・・☆・・・

§1:ロボットが来た!

 しがない男子高校生「大貫 祐一」は逸る心を抑えつつ、家路についていた。
 友人達の誘いを「気が乗らない」とそっけないフリで断り、いつもなら当然の様に寄り道する繁華街を華麗にスルー…
 だが、急がない、走らない、さもがっついてる様に見られるのが何となく気恥ずかしいのだ。
 誰が見ている訳でも無いのだが…
 中肉中背、歳相応に格好付けたがりだが歳より子供っぽく見られるベビーフェイス、制服のブレザーは無改造だが髪はギリギリ教師にツッコまれない程度の栗色に脱色している。
 力も性格も比較的標準(と、本人は自負)、英語の勉強が嫌で海外に転勤した両親と離れ一人暮らしを始める事となった高校一年生、本作の主人公その1である。
 マンションの入り口で、個人認証キー付きの「コミュ」…パーソナルコミュニケーター、その昔はケータイと呼ばれていた個人用多機能複合ツール…を軽くかざし中へ。
 ロビーを通過している間に、コミュからこのマンションの管理AIからのメッセージが流れてきた。
 「お帰りなさいませ大貫様、荷物が届いております、ポストに入らない大きさの為、玄関前のロッカーに入っておりますので、お受け取り下さい」
 「サンキュー、大家さん」
 「どういたしまして」
 管理AIに挨拶を返す必要も無いのだが、どうにも、人間臭い反応に対しては人間として対応してしまう性分だった。
 彼が物心付いた時には、世間にはAIやロボット、アンドロイド(呼び名はメーカー毎に様々だが)等といった物は普通に浸透していた。
 AIはグレードにもよるが、祐一にとっては感情があるとしか思えない者もいたし、実際高度に自己進化したシミュレーションシステムはその内部に人間の「魂」に値するものを構築しているとする研究家もいる。
 幾多の論争を経て、人権こそ与えられていないものの一定以上のグレードのAIに関しては有る程度の保護法令がある位だ。
 詳しい事はともあれ、そんなご時世で育った事もあり、祐一のロボットに対する感情は「人と思えれば人と一緒だし、ロボットと思えればロボット」程度の認識で、そして、それは多数派…だろうと思っている。
 「(そう、管理用AIじゃない…)」
 部屋の前、コミュを内容物有りの意を示すLEDの点灯しているロッカーの前にかざす。
 「(僕のロボットが届いたんだ!)」
 ロックが音も無く外れ、ゆっくりと口を開けて行くロッカー、ドキドキしながら見守っていると、その中から一抱え程もある荷物が出てきた。
 「うわ、思ったよりでか…」
 玄関を開け、荷物をリビングまでどうにか引き摺り込む、こんな時にこそ手伝いが欲しいのに…けどこれからは、と、ニンマリしつつ梱包を乱雑に剥がして行く。
 送り主は両親、高校入学と同時に一人暮らしを始めてから早半年、入学祝いにお願いしていたのだが…
 1LDKとは言えAIセキュリティ付き高級マンションでの暮らしと同時に…とは流石に行かず、結局、アルバイトで保証金を揃えた段階でローンを組んでくれるとの約束になり、今までかかってしまったのだ。
 「…掛け持ちでバイトしてるもんな、へへ、よもや半年で貯めるとは思ってなかったろ…」
 これでバイトも減らせる…いや、オプションとか色々お金かけるかもだから暫くは頑張るか…
 考えつつも手は動く、バイオ系素材の外箱と緩衝材、そしてひっちゃぶいたビニールシートを全てリサイクルマーク付いたダストシュートに叩き込む。
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/01(水) 23:59:33 ID:o8wX1lQB<>  残ったのは、待ちに待った家庭用簡易手伝いROBOTSYSTEM「角丸」本体と、充電兼メンテナンス用の特殊ケース、そして簡単なチュートリアルの載った4つ折りのマニュアルペーパー一枚だ。
 「ほとんど緩衝材じゃん…えっと、マニュアルの詳細は起動後の本体に直接聞くか、コミュでDLして読めと…マニュアルの不親切さは家電ってよりPCパーツみたいだな、ま、分厚いの付いてても結局読まないけどね」
 本体は名の通り、硬質の外殻で構成された立方体と球体の中間といった形状で、大きなカメラアイらしきモノが2つ、別の面に小さなサブカメラらしきモノが1つ、それ以外には現状では何も(駆動箇所らしき所も外殻の隙間も)見当たらず、サイズは概ねサッカーボール程度。
 外殻だけなら面取りしすぎたサイコロ、といった風体だ。
 対するメンテナンスケースは、縦に長い円錐台形をしており、小型冷蔵庫くらいの大きさがある、初めからケースに入った状態で梱包してあれば箱のサイズは半分以下だったろうに…
 「カタログで見るより小さい感じだなぁ、ケース運ぶのは手伝ってもらおうと思ってたけど、Pクラスだから仕方ないか…本当にこんなんで「可愛い相棒がユーザーの生活を快適にサポート」…できるのか??」
 用紙に書かれたキャッチコピーを怪訝そうに復唱しつつ、ホログラムの立体ブロックコードをコミュに読み込ませ保障登録とマニュアルのダウンロードをオートで済ませる。
 「えっと、メインカメラ2つ付いてるのが正面、サブカメラ1つ付いてるのが上面…表面の色は自由に変更可能と…面倒だから、とりあえず機動しよ」
 見た目より重い筐体をゴロリと裏返し初期停止コードのホロプリントにコミュを近づけると、プリントが消え、(♪〜)デフォルトの起動時に流れる音楽が鳴り響いた。
 同時に今現在上下逆になっている二つの大きく丸いメインカメラ…目の「瞼」にあたるシャッターがパチクリと瞬く。
 左右外面に線が浮かぶとそれに沿って外殻が外れ、細く本体からロープ状に延びた金属とその先の外殻パーツで「腕」を形成、器用にコロリと向きを戻した。
 下面も外殻が音も無く外れ、腕と同様に短い「足」が形成されているのだろう、さっきまでより若干「浮いて」見える。
 Pクラス、パーソナルクラスの略なのだが一般的にペットロボットと言われる、その見方によっては可愛い外見の起動時基本形が完成した。
 だが突如、その外見に激しく似合わない「成人男性」の声が定型文を語り始めた…ご丁寧にこのメーカーのCMで流れるBGM付きで。
 「(♪〜)この度は当「HRS」社の商品をお買い上げ下さいまして誠にありがとうございます、只今より初期設定を行いますので、解説に沿って必要事項を…」
 相棒の誕生にしては、少々予想を裏切られた展開に「うへぇ」と呻いた。

・・・☆・・・

 「これで・・・よしっと!」
 コミュを使用しての簡単な設定だけだったが、それでもあれやこれやとやっている内に小一時間が経過していた。
 外見上の大きな差は、薄いクリーム色だった筐体外郭の色がブルーになった事くらいだが…
 「PCを使っての細かいカスタマイズは今度やるとして…システム命令、設定終了再起動!」
 音声コマンドに従い、筐体は再起動を開始した。
 手足を引っ込め箱型に戻り(♪〜)デフォルトの停止音を流した後(♪〜)即デフォルトの機動音が流れる。
 同じくデフォルトの機動行動であろう行動「目をパチクリと瞬かせる」をとるや四肢を展開、そして今度こそ設定した可愛らしくかるく鼻にかかった感じの声(祐一的にペット然とした)を発した。
 「おっはようございます「ゆうくん」さま、これからよろしくですよ」
 「あはは!変なの、いや、設定ミスだね、ごめんごめん、僕の呼び方は「ゆうくん」まででいいから、訂正しといて」
 「わかりましたですよ」
 伸ばした3本指の手でピッと敬礼の様な仕草をする、四角い頭に手が生えてる様な意匠の為、滑稽この上ない。
 「その変な「ですよ」って喋り方はデフォ?」
 「性格設定は筐体毎に有る程度の特色がランダムに出るですよ、ボクの場合はコレがデフォルトという事になるですが、気になるのでしたら治せるですよ?直します?」
 「いや、いいよ、面白いからそのままで、自分の名前は解ってるよね?「ユニ」?」
 「はいですよ「ゆうくん」♪」
 自分に弟がいたら「祐二」だろう…と、それをモジってつけたにしてはしっくり来てる、うん、大満足だ♪
 「さて、早速だけどユニ、君のケースを部屋のPC脇に移動したいんだけど…えーと」
 手伝ってくれる?と言いかけて、「無理かな?」と考え直す、だが…

<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 00:03:26 ID:Vc7jZHEW<>  「わかりましたですよ」と言うや、ケースにテクテクと近づいていく。
 「え?いや無理じゃ?」
 「スペック説明するですよ、ボクの最大荷重は…」
 スルスルとゲッ●ー3の様に高分子伸縮性重化合金属の細い両腕が延び、ケースの両端をガッシリ掴むや…
 「概ね100sですよ」
 ヒョイと持ち上げ、頭の上に乗せてしまった…
 「…うわぁお…」
 アンバランスな程細い金属の腕で自分より大きなサイズのケースを軽々しく持ち運ぶ様は、スペックを聞いていてもまるで魔法だ…
 これは、その都度驚きながら説明を受けた方が面白そうだ、そう思い詳細マニュアルはあえて見ない事にした。

〜閑話〜
 「あ、技術的にはゲ●ター3と言うよりむしろグ●のヒート●ッドに近いですよ?抵抗加熱も漏電もしてないですけど」
 「何を誰に話してるんだユニは?」
〜休題〜

・・・☆・・・

 「984円になります…ありがとうございました…ふぅ…」
 あの後、ケースの接続と初期バージョンアップと充電…をユニにやっておくように言って、祐一はアルバイトに来ていた。
 未成年が働けるギリギリの時間まで使ってくれるコンビニである。
 その上、期限切れの弁当をココは安く譲ってくれる為、正に一石二鳥。
 更にシフトが空いた時の為に、もう一つSOHOのバイトを掛け持ちしているのだが、そちらは出来高制の為、今はこのコンビニが彼のメインの仕事となっていた。
 既に22時をまわっているにも関わらず、イートインのコーナーと店のすぐ外にはまだ学生がたむろしており、レジもソコソコ忙しい。
 (さーて、帰ったら色々やってみないと…いや、色々やらせてみないとな♪)
 等と想像していると「ゆーうくん♪」とレジに来た客が声をかけてきた。
 「いらっしゃい…なんだタコか…」
 「タコじゃなくてユウコ!夕子ですー!」
 自分より頭一つ小さいトプシーテールの少女が、目の前にアイスを出している、幼馴染の「寒河江 夕子」だ。
 祐一とは小学校からの腐れ縁で一人暮らしを始める前はお隣さんだった事から、親同士の付き合いもある。
 自分の名前である「ゆう」の所がかぶっているのがくすぐったく、祐一は昔から「タコ」と呼んでおり、このやりとりも二人の間ではいつもの通過儀礼となっていた。
 このバイト先には(気付かれて以来)何かとちょっかいを出しに来る。
 「ひやかしなら帰れ「チビタコ」」
 実際は同じクラスだが祐一をして中肉中背、よって頭一つ低い夕子は同学年でも若干小さい部類に入る、こんな悪口も出る訳だ。
 しかも顔立ちからして可愛らしい丸めの顔で唇が軽くツンと出ている、タコと呼び続けたせいと言う訳ではないだろうが、言い得てると祐一はいつも思っていた。
 「ぶーう、お客でしょうが、はやくお会計しなさいよこの「勤労ボンボン」」
 当然の様に報復も帰ってくる、確かにマンションに一人暮らしのボンボンではあるのだが…。
 「誰がボンボンか、これでも苦労してるっての〜まったく120円のアイス1個で偉そうに…」
 「じゃぁさ、苦労ついでにオゴってよ、お小遣いキビシーんだ今」
 「タコ、働け、それに言ってる事おかしいって気付け」
 「いーじゃーん、アタシまだ15だからバイトできないんだしぃ〜」
 聞き流し、120円を受け取り、「ありがとうございました〜」と言いつつ掌を「シッシッ」と振る。
 「ちぇ、けど今日はどうしたの?学校帰りもソだったけど、なんか楽しい事でもあった?」
 ブッ!…思わずふき出してしまう。
 あれだけさりげなさを装っていたにもかかわらず…いわんや今の会話の流れに楽しそうに感じられる所なんかあったか!?
 「なんのことだ?」
 思考フル回転でパニくる自分を落ち着かせ、可能な限りそっけなく言い放つ。
 だが、「幼馴染」にとってそれは大した意味を成さなかった。
 「何のって、やっぱ何かあったんだね♪」
 「いーから、帰れって」
 こんな時に限って、次の客はこない、軽く不運を呪う。
 「例えば念願のメイドロボを手に入れたとかw」
 ガンッ!思わずカウンターにヘッドバットをかましてしまう、痛い、だが頭はハッキリした…大きな買い物をした所への「ボンボン」発言と言い、幼馴染のカンにしては的を射すぎている。
 「タコ?…さては知っててからかってるね??」
 「ゆうくんのパパさんから聞いてマース♪くふふ、「ご主人様」とか呼ばせてるの?ねぇねぇ??」
 「んーなーわーけーあるかーーーっ!そもメイドじゃない!Pクラス!ペットロボ!」
 「きゃはは、たいさんたいさーん、じゃぁねゆうくーん♪」
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 00:06:49 ID:Vc7jZHEW<>  ヒラヒラと笑いながら店を出て行く夕子を見送り、がっくりと肩を落とす。
 ふと、ユニにも夕子と同じ様に自分を「ゆうくん」と呼ぶように設定した事を思い出し「変えたほうが良いかなぁ…」と呟いていた。

・・・☆・・・

 「おかえりゆうくん、言われてたバージョンアップとセッティング、全部終わってるですよ」
 23時過ぎ、帰宅するとユニが玄関で待っていた。
 「…あ、そか、ただいまユニ」
 マンション管理AIのではない、玄関に入ると同時に聞く「おかえり」の台詞は久しぶりだ、自然と頬が緩む。
 手にはコンビニの袋、中の期限切れの弁当とサンドイッチは今夜の夜食と明日の朝食だ。
 傍らをチョコチョコとついてくるユニ、ちょっと悪戯心がわき、爪先で横からグイ!と押して見る。
 「おっとっと…ゆうくん、いきなりなにするですよ」
 かなり力を入れたにも関わらず、重心が低い事もあってかコケたりはしなかったが、軽くよろけるとこれまた滑稽な仕草で立ち直る。
 「いや、ゴメン、えーと、そうオートバランサーのテストだよ」
 「ぷう、それならそうと言ってくれればバランス検証くらい目の前で見せられるですよ」
 「?そんなモードあるの?」
 「いわゆる「反復横飛び」ですけど、やるです?」
 「たはは、また今度ね」
 苦笑しつつレンジに弁当を入れる、センサーが自己判断で食べごろまで温めるまで、ものの10秒とかからない。
 だが、その間に風呂場へ、自動洗浄が終わっているのを確認してから、「湯はり」のスイッチをポン、習慣化したいつもの流れだ。
 と、ユニがその大きな目でじーーーっとこっちを見つめているように感じた。
 「どうかした?」聞いてハッとなる…そうだ…
 「ボクは何をすればよいですよ?」
 「あ…」ポン、と得心したかの様に手を打つ。
 そう、何から何まで一人でやる必要は無くなった…バイト中何をやらせようか考えてた事をすっかり忘れていたのだ。
 同時に、呼び方の件も思い出したが、両親や幼馴染のタコを含め親密な人は皆「ゆうくん」と呼ぶので、まぁ、これでいいか、と思い直した。
 「そだね、えっとじゃぁ冷蔵庫からウーロン茶、台所からコップと温め終わった弁当をリビングのテーブルへよろしく」
 「わっかりましたですよ」
 ユニがテッテケテーと小走り(?)で台所へ消える、その間にリビングへ、腰を落ち着け、ふと思う。
 (ウーロン、コップ、弁当、お盆なんてないし、あの手で3っつ持ってこれるのか?)
 「ユニ?手伝おうか…うわ!?」
 台所の方を向くと、右手にウーロンのペット、左手に弁当を持ったユニがもうすぐソコまで来ていた。
 そして、コップはと言うと…中空にフワフワと浮いている。
 「?大丈夫ですよ?どうかしました?ゆうくん?」
 いくら驚きを楽しむと言っても限度がある、流石に腰を抜かしかけた。
 「いや、コップ…浮いて…」
 「浮いてなんて無いですよ?よく見て下さいですよ」
 「え?」
 よく見ると、背面から何やら細い糸状のモノが出て、コップを提げている。
 直径2〜3oだろうか?かなり器用に動く様だ。
 「これは?」
 聞くと、ユニはエヘン!と胸をはり(顔だけだが)
 「これぞ最新機能センサ・サブアーム・ストリング(3S)ですよ、高分子伸縮性化合金属の糸をより合わせる事で相互伸張により自在に稼動、更に周辺の電圧電位の変化を解析する事で様々な探知能力をすら持つスグレモノなのですよ!」
 「へぇ〜、糸ってことは」
 「はいですよ、これも解くと…」
 コップを置くとその紐状の何かはハラリと空中でバラけた、一本一本は極めて細く、目を凝らさないと見えない。
 「…と、こうなるです、人間で言う神経と筋肉の機能を併せ持ったモノみたいな感じですよ」
 シュルシュルと開いていた背面外殻の中に収納され、パシャリと閉じる、成る程、背面だけ何も無いのかと思っていたが、こんなのが入っていたとは…
 ふと、TVで見た医療ロボットに、血管内を自由に進んで患部を検査&治療する似た様なシステムがあったのを、思い出した。
 「はぁ〜、スゴいね」
 「メインアームの中にも中核兼神経組織として入ってますですよ、もっとも、これだけだとパワーが無いので四肢のフレキシブル駆動系内部は高分子ポリマーのナノ細胞による伸縮分子モーターがビッシリ詰まってるですけどね」
 「ふうん…」
 これでも、ユニとしては技術的用語を解りやすく砕いて説明したつもりだったのだが、祐一的にはどういうモノかは、あまり重要では無い様だ。
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 00:08:55 ID:Vc7jZHEW<>  ユニは肩透かしをくらった感を受け、それがすぐ疑問に変換される、マニュアルを見てないにしても、機能に無頓着すぎる…
 「あのですよ…ひょっとしてゆうくん…」
 「ん?」
 「マニュアルどころか、ボクの商品カタログすら読んでませんです?」
 ユニは器用にも、瞼のシャッターでジト目を作って見せる、否、見つめる。
 「あ?えーと、見たよ?あはは、まぁ、その都度説明して?」
 申し訳なさそうに苦笑し、答えつつ夜食にかかる、と素っ頓狂な声が響いた。
 「ふええ??えとえと、あのあの、じゃぁゆうくんはボクのドコが気に入って買ってくれたです?」
 今度は目を見開き、オーバーに両手を広げている、機能があれば大汗をかいているに違いない。
 (ロボットの返品の75%が「量販店に薦められて買ったが必要無かった」と統計にあるです!機能に無頓着なユーザーは返品率が高いと判断!脅威レベル上昇中…ヤバイ!ヤバイですよ!!??)
 なぜそんなに慌てるんだろう?と祐一は不思議に思ったが、ユニのAIは自分のカタログデータを再検索し、「売り」を必死で探し始めた。
 『可愛い相棒がユーザーの生活を快適にサポート』…うん、コレは「これから」だしいけそうですよ?…チェック
 『クラス最高性能、小さい体に新機能を多数搭載』…あう、コレは今しがた否定された感があるですよ…スルー
 『老人介護から幼児の遊び相手まで、幅広く対応』…老人でも幼児でも無い場合はどうなるですよ??…スルー
 『自己修復可能な頑丈な筐体、メンテナンス不要』…コレもいけそうか?けど実践する状況は嫌ですよ…保留
 『123456789ABCDEF012345』…あわわわわ!、検索ミスですよ、落ち着くですよ…削除
 「え〜とね…買ったのはネットでのカタログ販売だったんだけど…」
 祐一が語りだすや、ずずい、と顔を近づけてくる、妙に人間臭い仕草が登録されているのか、瞼のシャッターを使って眉根を寄せているかの様な表情を作っているのが、逆に妙におかしい。
 「価格で見て」
 脅威レベル上昇!しかして、ユニは必死の反論に出た。
 「い、いやそんな、ボク最新機種ですよ?そんな安くなってる筈が…」
 「うん、高かったナァ、だもんで、『割引率』が一番良かったんだ」
 「ガーーーーン!!!」
 脅威レベルMAX!!予想を超えた最悪の返答に、一瞬AIがハングしかける、同時に返品理由のログが記憶領域の端を掠め、ユニは全身(頭と手足しかないが)でガックリと落ち込んだ。
 「orzですよ…」
 「???」
 「いや!まだだ!まだおわらんよですよ!!」
 「????」
 そして、訳のわからないパロディを交えつつスグ復活した。
 「これから頑張ってゆうくんの生活を快適にサポートして頑丈な所もみせ…て、パートナーとして末永く使ってもらうのですよ!!!」
 「て、もしもーし?終わるとか末永くとか…買ったばかりなんだけど…」
 祐一は苦笑しつつ、ユニの頭部をコンコンと軽く小突いた…成る程、頑丈そうではある。
 「あう、ごめんなさいですよ…」
 自慢して、慌てて、落ち込んで、元気になって、また落ち込んだ…コロコロと変わる表情は見ていてとても…
 「面白いな、ユニは」
 「はう!?あああ、ありがとうございますですよ♪」
 今度は顔だけの全身でパァァと喜びを表現している、祐一にはそれが高校在学中はずっと続く一人暮らしに射す日の光に思えた。
 「選び方はイイカゲンだったかもしれないけど、パッと見で気に入らなきゃ高いんだもの買ってないって、それに…」
 「はいです?」
 「まだ一日もたってないけど、僕は、君を気に入った、これからヨロシクなユニ!」
 「は!はいですよ!ヨロシクですゆうくん!!」

・・・☆・・・

§1:END
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 00:16:18 ID:Vc7jZHEW<> …とりあえず、こんな感じです。

一応、本編は一区切りとなる§3+次回予告くらいまで書いてあります。
ずーっと連投してても悪いかと思い、とりあえず、本日はここまでで失礼します。

お目汚し大変失礼致しました。
<> 名無しさん@ピンキー<><>2009/07/02(木) 06:16:53 ID:9+7w6rR6<> 乙ですよ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/02(木) 08:09:24 ID:GJx3Sst2<> いいね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/02(木) 09:16:17 ID:lpyuV41r<> 続き待ってるよ! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/02(木) 12:20:44 ID:p+mqpNRe<> 個人的にはある程度纏まってから投下してもらったほうがうれしいかも <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/02(木) 18:36:17 ID:vFho0uED<> 888 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/02(木) 20:09:26 ID:Qy/GULiF<> >>888

「888などという端数を強調するというのは、理解不能です。
 切りの良い数字とは、128、256、512、768……等を指す、と考えますが」 <> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 21:49:51 ID:Vc7jZHEW<> 早々に暖かいレスいただきまして、本当にありがとうございます。
切りの良い数字では4096と65536が好きですね(イミフ)
それでは、§2から投稿させていただきます。
微エロ、スレチ気味、駄文多謝

「アートマン オートマトン」(仮題)続き

§2:タコが来た!

 祐一がユニを購入して、2ヶ月程が過ぎた。
 世間はクリスマスムード一色そんな最中主人公の祐一はというと…
 (♪ピポーン)「いらっしゃいませ〜」バイトに精を出していた。
 ユニのローン、自身の食費、そして日々増える遊興費。
 暮らしは多少楽に、多少面白くなったとは言え…
 「仕事はキツくなる一方かぁ、いや!人が遊びたい時程働け!父さんもそう言ってた」
 これまで家事に当てていた時間も働ける様になったのは、良いやら、悪いやら。
 「けど、ま、おかげで余裕も…」
 「…ってコトはぁ、クリスマスはプレゼント期待していいんだぁ♪」
 レジカウンターの前で「やった、やった♪」と喜ぶ見慣れた人影が一名。
 「おい、タコ?」
 祐一は悲しいかな、かなりのベビーフェイス、幼馴染くらいにしか通じない殺気を瞳に目いっぱいこめて睨みつけた。
 「タコじゃなくて、ユ・ウ・コ♪ん?どったの?目でも悪くなった??」
 クリンとした目玉でその視線を真っ向から受け止め、表情に翳りの「か」の字も見せない最強の幼馴染、前言撤回、どうも誰にも通じないらしい、ズキズキと痛む眉根を揉みほぐす。
 (一体どこをどう考えればこうも自分本位な結果に辿り着けるんだろう??)
 悩んでいると、ポンポンと矢継ぎ早に頭痛の種が追い討ちで飛んでくる。
 「えーと、ゆうくんとお揃いのロボットが欲しいなぁ♪」
 「買えるかっ!ただでさえローンだっての〜!」
 「わかった、誕生日プレゼントと一緒にしてイイよ、うん、許す!」
 「タコの誕生日、27日だよね?ナニ?当初は別々にもらう算段だったワケ?」
 「もちろん♪」
 「…よし、買い物はせんでいいから、スグ帰れ、そして寝てから好きなだけ寝言を言え…」
 なんでこんなのといまだに付き合いが続いてるのか不思議でならない…
 もっとも、毎年何かしらプレゼントを用意してしまっている祐一の律儀な性格も、長い付き合いになってる要因なのだが。
 そういった意味では、自業自得と言えなくも無い。
 そしてこんな頭痛混じりのやり取りも本人曰く「もう慣れた」、実際は憎からず思っているのも確かだった。
 「んーもう、そんな深刻な顔してると老けるぞ〜「童顔苦労人」」
 「だーから、言ってる事がオカシイっての「チビタコ」、それと童顔はお前にだけは言われたくない!」
 頭を抱えていると、不意に脇のスタッフ通路から声をかけられた。
 「大貫くーん、おしゃべりそこまで、お客様途切れてるからホットスナック整理してくれるかしら?」
 凛とした鈴の様な声、モデルもかくやという優雅な歩き方で出てきたのは20代中盤に見える女性…美人だ。
 整いすぎたボディーラインを赤と青の制服に押し込み、セミロングの黒髪をパレッタで纏めている、その主張を隠しきれない豊かな胸にあるバッジには「店長代行 RSユキ」とある。
 「はっ!はい、すみません!」
 祐一は叩かれたかの様に背筋を伸ばし、大急ぎで揚げ物のチェックに入る、夕子の視線を目にしてユキはニッコリと微笑んだ。
 何やら、照れくさくなり、夕子もピュウとケースの前へ移動した。
 「うわぁ、きれいな人、あれ?店長さんってオジサンじゃなかった?」
 ケース越しに祐一に話しかける、「勘弁してくれ」と言わんばかりの表情になる祐一だが、手を休めず小声で返答が来た。
 「注意されたこの空気で話しかけるか…店長は今日はオフ、あの人は店長の代行、てかRSって表記あるだろ?」
 「う…うん?って何?外人さん?」
 「違うって、ロボットシステムの略、いわゆる「アンドロイド」だよ、店長の…」
 「うっそぉ!?」
 現行法に於いて、人間と見分けの付かないロボットは、公衆の場に於いては「そう」と解る表記を身に着けなければいけないとされている。
 規定が(どう表記するか、どの位なら「見分けが付かない」とするのか等)曖昧かつ厳しくない為、半ば以上有名無実化した法ではあるのだが、サービス業等ではもっぱら「RS」表記が標準化されていた、ユキもそんな内の一人である。
 「驚いた?、僕も最初は驚いた、多分バリバリのSクラスだ…」
 「ほへぇ〜…」
 美人、自然、アンドロイドの擬人化技術は既に人間の美容整形に逆フィードバックされていると言うが…その手の情報に疎い夕子は呆然となった。
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 21:55:57 ID:Vc7jZHEW<>  「よかったね、面白いもの見れて、じゃ、帰れ、僕は忙しい…」
 例によって「シッシ」と掌を振る。
 「あん、じゃ、最後に…イブの日、ヒマでしょ?」
 「ほほぉ、タ〜コ、仕事だよ」
 「じゃ、仕事終わる頃に、ゆうくん家、遊びに行くから♪」
 「はぁ!?」思わず声のトーンが上がってしまう、聞かれたか!?と思いユキの方を見ると、丁度接客していた。
 「…あぶなー、って、ちょとまてタコそれって…」
 これまで、夕子を異性として真剣に見た事は無い、だがイブの夜に一人暮らしの男の家に遊びに来るという事がどういう意味か…
 「うん♪プレゼント貰いにいくの♪あ、それとご自慢のユニ君にご挨拶しよっかなって♪」
 …わかっていないらしい、ガクッと肩を落とす。
 「パーティーの用意しといてね〜、んじゃ、バイバイ♪」
 「うぉい!ちょとまて!タ・・・」
 かき回すだけかき回して、幼馴染は風と消えん。
 「あいつ〜」
 わなわなと震えていると、腰に下げたコミュが着信を報せている。
 「ん?」
 画面を見ると今接客しているユキから「はい、仕事しましょうね、店長に報告入れますよ?」とメッセージが流れてきていた。
 「ははは、すんません」
 高級アンドロイドのセンサーにヒソヒソ話が通じる筈も無かった。

・・・☆・・・

 「そういう事なら腕にヨリをかけてお料理するですよ!」
 イブの事を話すと、嬉しそうにユニはそう言った。
 「うー、あー、ユニ、言い難いんだけど…」
 「はいです?」
 祐一が頭をカキながら、視線を泳がせる。
 「その日は、ほぼ確実にバイト先でのロスが出るんだ、例によって料理はしなくて良いと思う」
 「はら?ケーキとかもです?」
 「むしろそれが大量に…ね」
 昨年はバイトしていなかったが、イブの夜に大量のクリスマスケーキを積んでサンタの格好で客引きをしている店長の姿を覚えている、アレは、余るに違いない。
 状況を鑑みるに、今年あの役は自分に廻って来るだろう、そう思うと深く溜息をついた。
 「ゆうくんは、調理に関する機能だけはホント必要最低限にしか使ってくれない…ちょっぴりトホホですよ」
 「いや、助かってるって、今のバイト続けてる以上は材料買うより安上がりなんだ、まぁ、腕が鈍るって事は無いんでしょ?」
 「鈍らなくてもサビついちゃうですよ」
 「冗談…だよね?」
 ユニはコクリ…と得意げに頷いた。
 「完全防水、露出している金属部も5層の撥水抗菌コーティングですよ、サビも菌も付きません、赤ちゃんが口に咥えても安心ですよ」
 「はは…冗談を言えるAIか…」
 ここ2ヶ月で解った事だが、ユニの性能はPクラスにしては飛び抜けていた。
 「明らかにBか…筐体を除けば事によってはFクラスだよなぁ…」
 「煽てても何も出ないですよ?」
 ユニがまんざらでも無さそうに照れて見せる。
 「まぁ、高かったからナァ…「これならBクラスが買える」って、結局人気出無かったんだよね?『角丸』シリーズ、早々に生産打ち切られて、今じゃレア機体だって?」
 祐一が意地悪に笑うと「あううう」とユニが頭を抱えた。

〜閑話〜
 日本国内でのロボットのクラスは以下の7クラスに分類されている。
 S…Social(社交)、一般にはスペシャルクラスと言われる超高級品。
 A…Advanced(上級)、かつての最上級品、庶民にはそうそう手が出ない。
 F…Family(家庭)、実際は高級品、庶民でも背伸びすればどうにか。
 B…Buddy(相棒)、所謂(普通の)普及クラス、擬人化型では最低ランク。
 P…Personal(私用)、人間型がほぼ無く一般にはペットクラスと呼ばれる。
 C…Care(管理)、自動機械や車、PC、建物等の管理AI、最普及クラス。
 X…eXtra(特殊)、分類不可、もしくは特殊な用途の専用機。
 国際基準ではABCXの4クラスしか無く、SはA、FはB、PはCにそれぞれ併合される。
 しかし、ロボットの開発数は日本>米国>インド、の順に多い事もあり、多少の表現の差はあれど、7クラス分類は比較的浸透している。
 ちなみに、祐一の見当は若干外れており、実際はバイト先店長代理のユキはAクラスである。
〜休題〜
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 21:59:56 ID:Vc7jZHEW<> ・・・☆・・・

 (そうだよな、普通、そうなるよな…)
 イブの日のバイト、店の制服にサンタ帽という珍妙な格好で、祐一は店内業務を大忙しでこなしていた。
 夕刻から、会社帰りのサラリーマンが次々と押し寄せ、ケーキを買っていく…これは、余る所かいつ「ケーキ売り切れました」の札を貼る事になるかという状況だ。
 理由は明白、今年店頭でサンタルックなのは、他でもないユキさんだからである。
 (よもや、ミニスカ美人サンタの威力がここまでとは…)
 例によってイベント好きな店長は本部推奨の2倍近いケーキを仕入れた、そのストックが見る見る減っていくのだ。
 スタッフルームから時折「うひひ」と押さえきれない笑い声が聞こえるのが不気味極まりない、が、気持ちも解らなくは無い。
 (仕方ない、定価で買って帰る為に早めにキープしとくか…)
 予想に反して、自分が寒い思いをしなくて済んだのは良かったのだが、ままならないものである。
 「ふう、てんちょ…あれ?」
 ケーキの件で声をかけようとした所で、店に夕子が入ってきた。
 白いニット帽に手袋、落ち着いたグリーンのハーフコートと、クリスマスカラーっぽく軽くおしゃれしている。
 「珍しいなタコ、てか帰るの11時すぎるぞ?言っておいたろ?早すぎだって」
 「いーの♪このケーキく・だ・さ・い・な♪」
 「なにっ!?…って、あぁ、家にもって帰るのか、売り上げ貢献ありがとな」
 てっきり、ケーキは自分が奢るものだと決め付けていた祐一は一瞬驚くが、指さされたのが6号、二人で食べるには大きすぎるモノだった為、疑問が氷解した。
 「へへへ〜♪」
 当の夕子はニヘラと笑いを返す、そこに、何か違和感めいたモノを感じた。
 (あれ?いや、何か企んでる顔だな??)
 「2650円です…まいどありがとうございました。」
 「んじゃ、ゆうくん、ハイ」
 と言って、何か渡してくるのかと思いきや、自分のコミュをこっちに向けている。
 「?なに?」
 「なにって、先行って待ってるから、入り口の認証転送してよ♪コミュだして♪」
 「?はぁぁ??タコ、何言ってる、そんな好き勝手やられるの判ってて誰が…」
 「ここで待ってたらケーキ痛んじゃうよ?」
 (なるほど、そういう考えか…)
 「甘いな♪、この手のケーキは常温でもすぐ痛んだりしないんだよ♪大人しく待ってろタコ」
 目論見を破られてシュンとするかと思いきや、逆にニヤリと夕子は笑い返し…
 「認証人数は3人ね♪大家さんにも連絡しといて♪」
 …と言って、店の外、ガラス一枚隔てた向こうの寒空で同じ様に笑いながら手を振る二人の人影を指した。
 「石上に…秋津さん…」
 石上 健也と秋津 麻里、いずれも高校でタムロってる悪友達である。
 いずれも、この先のスーパーのビニール袋を手に提げている、中身は…飲み物と食材、そしてパーティーグッズの類だ。
 (ハメられた!)時既に遅し、初めに「パーティーの用意」と言った段階で気付くべきだった…最初から皆で押しかけるつもりだったに違いない!
 「ねぇ、はーやーく♪、皆風邪ひいちゃうよ?」
 「ひ・・・卑劣なり・・・」
 仕方なく、コミュを出し本人認証のパッドに指を当てピロリン♪と転送する。
 「今回はあたし達の勝ちだね♪ゆうくん♪」
 「ぐぐぐ、あれ?、そいえば西さんは?」
 いつもの面々で、一人西沢 辰彦が居ないのに気付く。
 「あぁ、ホラ、にしくんは彼女いるイルから、じゃ、先行ってるね♪」
 「なるほど…おおい、ユニに変な事吹き込むんじゃねーぞー」
 言ってハッとなる、変な事…吹き込まれるだけならまだしも、聞き出される事こそが危機かもしれない。
 「テンチョー!3番入りますんでレジお願いしまっす!」
 おっとりと出てきた店長と入れ替わりで、奥のトイレへ走り込む。
 コミュでマンションの管理AIにカギの認証を3人で渡した旨を告げ、即、ユニに繋いだ。
 「どうしたですよ?ゆうくん?」
 「あ〜、今から3人友達が行くから…」
 「お客様ですか、解りましたですよマンション入り口まで迎えに出れば良いです?」
 「いや、認証渡してあるから…てか、まぁ、要するに余計な事は聞かなくていいし、余計な事は言わない様に、いいね?」
 「わかりましたですよ」
 と、ここで祐一がピン、とひらめいた。
 「そうだ!ユニ、丁度いい、充電とバージョンアップしちゃって」
 「ヘ?お迎えやおもてなしやお手伝いはいいです?」
 「いいいい、むしろ、しないほうがいい!」
 「はいい?」
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 22:10:36 ID:Vc7jZHEW<>  「…えっと、とにかく、公式のフリーデータはオプション含めて全部…あ、あと、認証送るから、シェアデータでも、公式サイトで「推奨」とされるデータから外付けの筐体拡張が不要なモノは全てダウンロードすること、いいね」
 充電中、更にはデータ更新中とあれば、さしもの友人達もヘタな真似はしないだろうし、できないだろう。
 (良い言い訳にもなるし…)
 そう思惑通りにはいかせないぞ、と祐一は軽くほくそ笑んだ。
 「結構な時間になるとおもうですよ?」
 「それが目的…じゃなくて、今夜は長そうだからね、頼んだよユニ」
 「あい、そういう事なら、わかりましたですよ」
 ユニを言いくるめるのも何となく気が引けたが、これも自分の名誉(?)の為、上限金額の設定と認証をユニに送り、ふう、と一呼吸ついてレジに戻った。

・・・☆・・・

 (コネクト、リンケージ、アバター展開)
 0コンマ単位で時間の流れる電脳世界に、ユニの固体を表現するアバターが現れる。
 と、言っても簡素なモノで、ユニを正面から見て平面にした、アイコン状の姿だ。
 周辺は光の明滅が構成する広大にして無機質なデータエリア、網状のストレージという迷路だ。
 (バージョンアップ更新無し、公式フリーデータダウンロード…うわ!すごい量ですよ…)
 (インストール処作業に必要な処理領域を残し、残りでシェアデータを検索…公式推奨はオプションの購入時のみ必要なデータのみ、必要無しですよ、と…あれ?)
 アバターの目がパチクリと瞬く。
 DLとインストールと検索、更に来客が有るのだからと(祐一にして見れば余計な)気を回して室内のセキュリティと回線を保留した状態で、かなり処理速度が遅くなった。
 この現状になって初めて、ストレージの隅に何やら穴めいたモノが知覚できたのだ。
 (今の何ですよ?、処理速度が基準プロトコルの規定より遅い何処かに繋がってるとかです?、ウェイトプログラム起動、同期処理開始、アバターを3Dに変更し圧縮…クロック調整開始…)
 アイコン状だったアバターの姿が、現実のユニと同じ形に構成され、そのままどんどん小さくなっていく、周囲のデータの光の明滅がスピードを増し、ユニには単なる点灯する光にしか見えなくなった時、その「穴」は黒々と大きな口を開けた。
 (防壁、鍵、『角丸』タイプには無し?見てみるですよ)
 穴に飛び込むとソコは偉く狭く入り口の小さい倉庫、だが、中の荷物…データは巨大だった。
 ラベルを見ると、『「角丸」シリーズ研究終了アーカイブ』とある、圧縮データだ。
 (あぁ、なるほど、生産終了で発表の目を見なかったデータを処理能力の低いストレージに叩き込んである訳ですか…うーん、どうしよう)
 おそらく、実験中のデータ等もあるだろうし、公式と言えば公式だが、非公式と言えば非公式だ。
 しかし、正規ダウンロードストレージに無いとは言え、こうして「道」が繋がっている以上、必要な人で見つけられた人は今後の研究の為に持っていって良し、ただし使用は自己責任…という事だろう。
 (データの移送は時間がかかりそうですけど、フリーみたいですし、一応落としておきますですよ)
 アバターのユニがヒョイと巨大な「荷物」を掴むと、明らかに荷物に対して小さすぎる「出口」へ向かう。
 その出口の所で荷物は端から光の粒に分解され、すこしずつ「最高速」で運べる道へと流れ出ていった。
 すこしずつ…ゆっくりと…。
 (これは、ちょっとかかるですよ、終了予定時刻をゆうくんに連絡しといた方が良さそうですよ…コミュ接続…メール送信…)

・・・☆・・・

 「ただいまぁ〜っと」
 「「「「メリー!クリスマーッス!」」」ですよ」
 パパパパパパパパパンパンパパン!
 祐一が玄関の扉を開けると同時に、友人達とユニによるクラッカーの一斉砲火が待っていた。
 有る程度予測していた事態だったが、発数が予想をはるかに超えている。
 「あづ!いて!あちちち!」
 身構えていたにもかかわらず、悲鳴をあげて後じさる姿に、悪友達は大爆笑だ。
 「はうあう!ごめんですよゆうくん!だいじょうぶです?」
 一人一発合計3発の計算だったのだが…
 「ちょっとまて、ユニ…」
 計算違いだったのは、既にユニのバージョンアップが終わっていた事、もう一つはその当のユニが…
 「なんでお前がクラッカー同時に9発も撃ってるんだ!?」
 見れば、背面の糸…3Sまで展開してふよふよとクラッカーを浮かせている。
 「あううう〜そのあの…」
 「だって〜1ダースかって来たんだもーん♪」
 「「だーっはっはっはっは♪」」
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 22:21:56 ID:Vc7jZHEW<>  シュンとなるユニ、無意味な説明の夕子、残り二人は無責任に笑い転げている、ふつふつと殺気立つが通用しないのは火を見るより明らかだ。
 しかし、祐一にはこの件はさておき、大急ぎで確認しなくてはならない事があった。
 「ちょっと!ユニ!」
 「はうあ!ごごご、ゴメンなさいですよ〜」
 「ちがう!怒ってるんじゃない…」不意に小声になり…
 「コミュに送ってきた終了予定時刻だと、あと5分は作業が終わってないはずだったよね、一体どうして?…」
 「えとですね、一番大きな圧縮ファイルが…転送途中で不意に消失しちゃったですよ」
 「なぬ?」
 「再接続しようにも、接続先とのリンクが回復できなかったのですよ…で、皆さんもう到着されてて…」
 「悪巧みに引きずり込まれたと…」
 「あい、そうですよ」
 はぁ、と軽く溜息をついた所で、グイと夕子が腕を引っ張る。
 「ユニちゃん苛めてないで、ささ、お上がりなさいな〜」
 「タコ、言ってる事がおかしい、ココ僕の部屋…それに苛めてないだろ…」
 「まぁまぁ、ビックリさせるのはコレだけじゃないってことさ、早く早く」
 石上も一緒になって祐一の背を押す、身長こそ祐一と大差無いが幅は一回りも二回りも大きい、抵抗するまでもなく連行されるハメになった。
 いつの間にか先に行っていた秋津がリビングの扉をお辞儀付きの仰々しい仕草で「いらっしゃいませ〜」と開けた、長身長髪、スレンダーな体型で今日はフォーマルっぽい服装の為か、妙に仕草がマッチしている。
 「おお…」
 テーブルの上にはキッチリとパーティーの準備が整っていた。
 ケーキにチキン、サラダにパスタ、シャンパンにグラスに各種軽食…
 「アタシと秋津さんで殆ど作ったんだよ?終盤は起きてきたユニちゃんにも手伝って貰ったけど、凄いね〜、プレゼントに欲しくなっちゃった」
 (蒸し返すか、ソレを…)
 夕子が自慢げに語る、何故かユニも隣で同じ様に自慢げなポーズを披露した。
 「ちなみに、俺はスポンサーだ、何もしてないが多分一番偉い」
 石上が腕を組み胸を張ると、祐一も含めて全員で「ははぁ〜」と平伏する。
 「大貫クンはパーティー会場のオーナーってコトで」
 言いながら、秋津が全員にグラスを配る、と、テーブルの上にスルスルと上ったユニがシャンパンを注いだ。
 「あれ?ちょっとまてユニ、いいの?お酒だよ?これ?」
 「はいですよ、法令遵守プログラムなんてややこしいもの、法的機関のロボットでもなければ、搭載してないですよ、あ、けど、飲みすぎてる様なら注意するですよ?」
 ロボットはロボットの法を破らない、だが、人間に対し法的理由の有無に関わらず干渉をする事は無い…あくまでも、基本的に…
 「そっか、それじゃ…」
 「ゆうくんも揃ったし♪」
 「あらためまして…」
 「「「「「メリークリスマース」」」」ですよ」
 チン!4っつのグラスが聖夜のベルを奏でた。

・・・☆・・・

 結局、午前5時頃までパーティは続いた。
 夕子はユニが気に入ったのか、それとも祐一への一種のあて付けか、しきりに「ウチの子にならない?」と言っていた。
 その都度、照れた様に、そして困った様にユニは断っていた。
 石上と秋津が「始発で帰る」と玄関を出るのを見送って祐一は…
 「さて、どうしたモノか…」
 テンションを上げるだけ上げて、つい先程バッタリと倒れた幼馴染を困り顔で見つめていた。
 「まぁ、一番飲んでたもんなぁ…って、アルコール2%もないじゃん、よく酔い潰れられるよホントに…おいタコーーーー!チビタコさーーーーん!!」
 「むにゃむにゃ、わあいありがとゆうくん、ユニちゃんおいで〜…むにゅ…」
 どうも、何やら非常に自分勝手な夢を見ているらしい…
 「よんだです?」
 「寝言だ、反応しなくていいよユニ」
 「はいですよ」
 ユニは『惨状』と言っても過言ではない乱痴気騒ぎの後片付けをしている最中だ。
 「どうだった?ユニ?」
 「とても楽しかったですよ、また来てほしいですよ」
 「楽しい、ね…」
 AIの楽しみや幸せとはどう言ったモノだろう、人の感じる幸福とどう違うのだろう?
 いずれにせよ、滅多に外に出ないユニにとって、シミュレーションで無い友人関係は、とても良い経験、そしてメモリーとなっただろう、祐一はそう思った。
 「このままココで倒れさせとく訳にもいかないか、ユニ、タコ僕のベッドで寝かすから、手伝ってくんない?」
 「了解ですよ」
 例によってスルスルと伸ばした腕で、軽々と夕子を持ち上げる。
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 22:42:56 ID:Vc7jZHEW<>  丁度お姫様だっこみたいな格好だが、中空に提げられ移動する様は、失敗してタネの見えている手品の様だ。
 ふと、抱えられた夕子の体が揺れる度に、バストがユサリと揺れる様に祐一が気付いた。
 (タコって、こんなに巨乳だったんだな…)
 これまで、特に意識して見てなかったのと、幼い頃にお互いの裸など見慣れていた事、更には普段の言動や外見の子供っぽさの先入観からてっきり幼児体型だとばっかり思っていたのだが…
 意外や意外の成長株…アルコールの影響もあり、鼓動が高鳴って行く。
 「であ、下ろすですよー」
 「え!?あぁ、オーラーイ、オーラーイ」と照れ隠しにおどける。
 その声に反応したのか…
 「うに?ゆうくん?」
 不意に夕子が完全に降ろされる前に上体を起こそうとした。
 「わわわ!あぶないですよ!」
 支点の重量比が小さいため、不意の動きに対応できず、ユニが転がってしまう。
 夕子はどうにかやんわりとベッドに乗せたものの、ユニもそれに巻き込まれる形でベッドの上にボスンと乗った。
 と、焦点の定まらない目で夕子がユニをじっと見つめると…
 「ゆうくんっ!」
 ガバッ! いきなりすぐ手前のユニに抱きついた、と言うか、ユニを抱きしめた。
 「わわわわわわ!!??な、なにごとですよ?」
 パニクるユニ、あまりの状況に唖然とする祐一、そこにいるのが自分で無いとは言え、今たしかに「ゆうくん」と…
 「ゆうく〜んっ…ゆうくうぅんっ!」
 確かめるまでも無く、連呼する夕子。
 抱きしめたユニをグイグイと身長と比してアンバランスに大きい胸の双球に押し付ける。
 ユニが「わう、わう」と慌てて身じろぎをする度、それらは柔らかさを主張しフワフワと形を変え、そして…
 パチン。
 ユニの筐体のドコかしらが引っかかったのだろう、乱れていたブラウスの胸元が弾けるや、ぷりゅん、と音をたてて豊か過ぎるバストがまろび出た。
 扇情的な赤色のブラ、未だにそれに包まれているままだが、まるで中学生で通じるような童顔チビのタコがこんなにも「女」を隠していたという衝撃が、祐一の視界と脳を焼く。
 その間も、夕子はうわ言の様に「ゆうくん」を連呼しながら、ユニの蒼い筐体をグイグイプニプニと胸で翻弄する。
 (一体、何が起きてるんだ?)
 心なしか、夕子の声に甘いものを感じ初め、祐一の思考が赤と青、そして白とピンクで彩られた肌色、全てが混ざったマーブルに染まっていく…
 …と…
 「おちつくですよ!夕子さん!ボクはゆうくんじゃないですよ!おーちーつーいーて〜
く〜だ〜さ〜い〜で〜す〜よ〜」
 はっ!と先に祐一が思考を取り返す、夕子の身を案じてかなすがままになっているユニを尻目に、台所へ走り…
 「目ぇ覚ませチビタコーーー!」
 バッシャアアーーー!コップの水を顔面にありったけの勢いで浴びせかけた。
 ポタ・・ポタと濡れた髪から雫が流れ落ち…
 「はう?ゆうくん??おはやう〜」
 夕子は、ぼんやりとした表情でさも「お寝坊さんが起きました」という感じで答えた。
 頭を抱えつつ祐一が「ん!ん!」とその胸元を数度指さす。
 「んん〜?え?、き、きやああああああっ!」
 自分の惨状に驚き、思わず胸元にあった「何か」を祐一に力いっぱい投げつける。
 「ちょ!ぐわっ!」「うわわぁぁですよぉぉぉ」
 ズガゴン、硬いもの同士がぶつかる異音…そして…
 「あ、え?きゃああっ!?ゆうくんっ!?ユニちゃんっ!?」
 ズシン、と重いものが2つ、床に倒れ落ちた。

・・・☆・・・

 祐一の部屋、シングルベッドの上で夕子は土下座をしていた。
 その下では祐一がムスッとした表情で胡坐をかき、頭に包帯を巻いている、治療しているのはユニだ。
 「あのね、ユニがどうにかアームと3Sで衝撃を緩和してくれたから良かったようなモノの、一歩間違えば大怪我だよ!?」
 「ごめんなさぁい」
 夕子は恥ずかしさと申し訳なさで、目を合わせるどころか顔を上げる事すらできない…
 「はうあう、えーと、大きなケガじゃなくて良かったですよホント、はい、終わりましたですよ」
 無傷だったユニはユニで、どちらをどうフォローして良いか解らず、夕子が謝る度に「うろたえる」ばかりである。
 「ごめんなさぁい、ほんっと、ごめんなさぁい」
 ただひたすら謝る事しか出来ない夕子、その肩は震えている様に見えた…。
 やれやれ…と嘆息し、祐一はバスタオルを持ち出すと、夕子の頭にフワリとかけ、その上からクシャクシャと濡れた髪を捏ねる。
 「ま、いいもん見れたし、許してやるかな…なんてな?」
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 22:57:01 ID:Vc7jZHEW<>  できるだけ、動揺を隠していつもの調子で笑いかける。
 「わ、ひどーい!」
 「あれあれ?タコ泣いちゃった?泣いちゃってるの?」
 「もぉっ!ゆうくんさいって〜ユニちゃんも何か言ってやってよぉ」
 夕子も笑顔で起き上がり、髪と顔をタオルで拭き始めた。
 「え?あのですよ、その…ボクの使用上の注意としてですね、投げるのは想定外の事態を引き起こしかねないので推奨できないですよ…」
 「あうー、ユニちゃんまでそんな責めなくてもいいじゃ〜ん」
 「はうあ、そそそ、そんなつもりであ…ごめんですよ」
 「ユニのが正論だろうに、謝る必要ないぞ?しっかしな〜、こんなお子様なのにオッパイだけは立派なのな〜」
 「やだもう!エッチ!」
 「勝手に見せたのそっちだろうが」
 いつもの軽口のやりとりが戻ってきた…酔った上での状況の後だ、「これから」の関係を「今」は考えたく無い、祐一はそう思った。
 「しかもバッチリ、ユニに超アップで記録されてるよ?なんなら上映会やろうか?」
 「ぶー、そんな事したら…」
 「したら?」
 「ゆうくん壊して、ユニちゃん殺す」
 「逆だ、タコ…」
 どちらからともなく、プッと吹き出す。
 苦笑と苦笑の叩きあい、うん、今はこれでいい、今は…。
 「ユニ、てなわけで、該当ログの画像と音声データ消去な」
 「はいですよ…削除完了ですよ」
 「ごめんね、ユニちゃんも、気持ち悪くなかった?」
 夕子は両掌を合わせて、小首を傾けながらユニにゴメンとポーズを取る。
 「はえ?気持ち悪い?なんでですよ?」
 「だって、ユニちゃん女の子でしょ?その…同姓にヘンに抱きつかれて…」
 キョトンとする夕子、そして祐一、空気が一瞬固まる、そうか、ココに来てからユニ「ちゃん」と言ってたのはソレか…
 「一応説明するなタコ、Pクラスましてや非人間型のユニに性別設定は無い」
 「えー?だって声とか可愛いし、これならゆうくんが「ご主人様」とか呼ばせててもって…」
 「2ヶ月も前のメイドロボ云々のネタを蒸し返すなタコ」
 「ご主人様と呼ぶです?」
 「ユニも乗らなくていーから…」
 夕子は微笑みながら、軽く目端を拭った。
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 22:57:39 ID:Vc7jZHEW<>
・・・☆・・・

 駅前まで送ると言ったモノの、道すがら夕子と祐一の二人は話しかけるきっかけをまた失っていた。
 ユニがいなくなり、二人きりだと思うとどうにも意識してしまう…
 (しゃーない、僕も男だしな…)
 夕子がプレッシャーに負け「ここまででいいよ」と言いかけた所で、祐一がカバンから赤と緑の包装紙で不器用に包まれた箱を出した。
 「メリークリスマス、それと、誕生日はまとめて、プレゼント」
 「え?いいの?」おずおず、とバツが悪そうに受け取る。
 「あたし、何も持ってきてないよ?」
 「それはいつもの事だろ?タコのプレゼントは料理と眼福ってコトで…それに、受け取って貰わないと僕は要らないんだそれ、開けてみ?」
 ガサガサと包装紙を取ると、中から出てきたのは…何やら黒いチップのセットとPC用のパーツ、そしてソフトウェアだ。
 「?なあに?これ?」
 「必要最低限のロボット作成キット、一言で言うなら、Cクラスロボット…AIユニットだよ、コミュなりPCなりホームセキュリティなり、好きなのにインストールすればアラ不思議、たちまちタコのメイドが出来あがり」
 「えっ!?本当にっ!?」
 「嘘言ってどうする、さすがにPクラスまではちょっとね、それでも構築次第で結構なモノになる筈だよ」
 「うっわぁ…ありがとう!」
 夕子は顔を真っ赤に染めて涙ぐんだ、先程までとは違う、喜びでだ。
 「どーしよ!何に入れればいい?あ、名前何にしよっかな〜?」
 「じゃ、設定とか終わったらまた遊びにきなよ、ユニに会わせに…さ」
 「うん!ありがと!じゃーねー♪」
 ブンブンと手を振りながら駅改札へ消えてゆく夕子。
 「まったくゲンキンだなぁ…」
 僕も同じか…と苦笑すると、コミュに着信が来た…ユニからだ。
 「どしたの?ユニ?」
 「そろそろ戻ってこないと、バイト遅刻するですよ〜」
 「あ!やっば!」
 コミュを閉じ、寒空の下を一気に駆け出した。

〜閑話〜
 「で?どう?ユーコ、「明け方二人きり」作戦はうまく行った?進展しそう?」
 「ううう…麻里ちゃんのばかあぁあぁぁぁぁ…(タタタタタ…FO)」
 「…何で??」
〜休題〜

・・・☆・・・

§2:END <> 旅の恥<>sage<>2009/07/02(木) 23:01:20 ID:Vc7jZHEW<> …本日分、以上になります。

 残りは、明日あたりでも投稿しようかと考えています。
 それとも、こういう時は小出しにせず、一気に投稿した方が良いのでしょうか?
 それでは失礼します。

 お目汚し大変失礼致しました。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/02(木) 23:30:21 ID:0KX83gAW<> 乙ですよ〜
ユニかわいいなあ
ユニのイメージ画像が欲しいところ <> 名無しさん@ピンキー<><>2009/07/02(木) 23:31:16 ID:9+7w6rR6<> タコって悪愚痴にしか見えないわw <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/03(金) 01:49:26 ID:J8nR6dib<> >>897
急げ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/03(金) 03:18:54 ID:XpQgwSZG<> >>898
乙ですー
あんまり細切れだと微妙だけど、一話毎の今の形式なら心配する事ないですよ。
数話纏めて来ても嬉しいですがw <> 旅の恥<>sage<>2009/07/03(金) 17:45:42 ID:kp+ETN2M<> またもや暖かいレス、重ね重ねありがとうございます、では、§3から投稿させていただきます。
ほぼ非エロ、作風激変、微残虐描写注意、駄文多謝

「アートマン オートマトン」(仮題)続き

§3:強盗が来た!

 年が明け、3学期も始まったばかりの1月、祐一は、このもうじき17年になろうという人生に於いて最悪の状態にあった…。
 ひどく現実味を帯びない光景、目の前に3人組の黒パーカー黒サングラスの男達。
 一人はそのパーカー表面から投影されたホロキーボードを操作し続けている、部屋のセキュリティのログを消しているのだ。
 もう一人は、今しがた祐一を気絶寸前までしこたま殴りつけた血痕付きの電撃警棒…スタン・スティックをブラブラさせながら、鼻歌混じりで室内の物色。
 最後の一人は、「やめるです!やめるですよ!」と叫び続けるユニ…箱型に身を固めた蒼いソレの硬い外殻にガッ!ガッ!とナイフを突き立て続けていた。
 「いって、ちきしょ、かってぇなコレ、インテリ、コイツのログはホントに消せねぇのかよ?」
 「侵入前ギリギリでスタンドアローンになりやがったからな、ちょっとまってな、そういうのは壊し方にコツがあるんだよ…」
 「ちっ、やっぱキャッシュはあんま無ぇや、さーてこのガキ、どーすっかな?」
 全身が酷く痛む、むしろ痛くない所を探すのが難しい。
 「ゆうくん!ゆうくん!大丈夫です!?返事して下さいですよ!!??」
 (大丈夫じゃない、けど生きてるよ…)本人はそう声を出したつもりだが、囁きにもならない…
 そして、意識が闇に沈んだ。

・・・☆・・・

 事の起こりは小一時間程前。
 マンションの入り口先にタムロする怪しいパーカー姿の若者達3人。
 ガラが悪いな程度の認識でマンションに入る祐一、ふ、と違和感を感じ振り返るがソコには既に誰も居ない。
 違和感を拭いきれないまま、玄関前に立ち、扉を開けた所で…
 その「違和感」に背中を押された。
 バランスを崩し屋内に転がり込む祐一、ふりかえるとそれまで『違和感』以外に何も無かった空間に、忽然と姿を現すさっきの男達。
 口から出る疑問を全てスタン・スティックで悲鳴と嗚咽に変えられ、コミュを奪われる。
 かけつけたユニがセキュリティにアクセス、一瞬悲鳴のような雑音を上げ、何かを諦めたかの様に祐一を守らんと足掻く。
 しかし、いかに力があろうとも、人間を「攻撃」する手段を持たないロボットでは防戦一方、仕方なく、助けを呼ぶべく脱出を試みるも逃げれば祐一を殺すと脅され、

積み。
 結果、亀の様に身を固める事しか出来なくなってしまった。
 そして…

・・・☆・・・

 ♪ポロロン♪お風呂が沸きました。
 「ゆうくん!ゆうくん!返事してくださいですよ!」
 闇に飲まれた意識が、妙な定型音声とハーモニーになったユニの声に揺さぶられ、ゆっくりと浮上する。
 「う…ユ…ニ…」
 視界は半分以上血の赤と闇に染まっている、だが、その端で必死にこちらを心配し叫び続けるユニが入った。
 「よかったですよ…生きて…」
 とても「よかった」と言える状況ではない、周囲を見るに、男達は相変わらず…事態は何一つ好転していないのだ。
 (いや、失敗だったか?僕が死んだと誤認させられれば、ユニは助けを呼びに行けたんじゃ…)
 あながち間違いではないが、それはあまりにも危険な賭けだ。
 (けど、さっきの音は何だろう?、この暴漢達は風呂に入るためにこんな手のこんだ家宅侵入をしたとでも言うのか??)
 どれくらいの時間だか解らないが、気絶している間に若干なり体力が戻ったのだろう、考える余裕くらいは出てきた。
 だが、それだけだ、更に悪い事に終わりの時間も近づいて来たようだ。
 「よっし、終了」
 『ナイフ』の男に『インテリ』と呼ばれていた男がキー操作を止める。
 「さーてと、そんじゃ、こいつのユビ切り取って、そろそろ撤収と行こうぜ」
 『警棒』の男が、スタン・スティックの先に祐一のコミュをブラブラさせながら、そう言った、アゴで『ナイフ』の男を促す。
 (指?成程…ヤだなぁ、痛そうだナァ…)
 コミュの本人認証は指の接触が必要だ、逆に言えば、コミュで引き出せるだけのキャッシュは指とコミュさえ持っていけばどうとでもなってしまう。
 複合情報処理ツールが便利になりすぎた弊害だ。
 (けど、それでこの悪夢のような時間が終わるなら…)と半ば自棄気味に祐一は考えた。
 「だめですよ!そんなこと!やめるですよ!」
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/03(金) 18:00:11 ID:kp+ETN2M<>  「うるせぇぞポンコツ!殺されないだけマシだと思え!」
 ガン!と『ナイフ』が力いっぱいユニを小突く、よく見れば、外装はいずれもズタボロに傷ついているが、機能に支障はなさそうだ…
 (確かに…頑丈だ…よかった)
 「はうう、やめてくださいですよ〜」
 ユニのAIは、ずっと反撃の手段、ゆうくんに危害が及ばず、この侵入者達を傷つけず、無力化する方法…を計算し続けていた。
 細かな状況の変化に即応すべく、周辺のデータを取りながら…だが、それが逆に仇となった。
 優秀すぎる「思考」は「行動」を制限する事が有る、危険を孕む可能性を一つ捨て、また一つ捨て、ユニは既にこの無慈悲な侵略者に哀願する事しか出来なくなってしまったのだ。
 「泣く」機能があれば、しとどに床を濡らしていただろう、「怒り」に動ければゆうくんを救えただろう…。
 「う…う…う…」
 だがユニは、呻く事しか出来なかった…大好きな「ゆうくん」がくれたこの声で…。
 「まて、その前に…」
 一仕事終えた『インテリ』が動き出した。
 『ナイフ』の元へ行くと「よっし、こんだけ傷付いてりゃOKだろ、手伝え」と言ってユニを持ち上げ、祐一の部屋へ入る。
 「なにを…する気…ぐあっ!」
 ガツッ!『警棒』がその手のスタンスティック…今は電撃こそ纏っていないが人を黙らすには十二分なソレで祐一の頬骨の辺りを一撃した。
 「おう、ガキ、いい声出るようになったジャン?けどさっき言ったよな、ムカくるから質問はすんなってよ」
 (お前だって大して年齢変わらないだろ!)頭の中で毒吐くも、ソレしか出来ない自分の弱さに歯軋りした。
 鼻の奥が熱い、視界が更に狭まる、だが、その目で睨み返した、せめてもの抵抗だ…
 「まぁまぁ、いーって、説明したげるよ」
 部屋から『インテリ』と『ナイフ』が出てくる、二人でかかえているのは、ユニのケースだ、中にはユニが既に入っている。
 (ユニを修理する?なんで??)
 「まず、だ、人間の記憶なんてな鮮明にプリントする技術はまだ無いからな、キミは生きててNP、ただ、このペットロボットはそうはいかない、壊す」
 ギクリ!祐一が総毛立つ、ユニを、壊すだって?
 「ただ見ての通り、高級品だな?コレぁ、頑丈で簡単に壊れない、そこでこのシステムの機能を逆に利用させてもらう…」
 コンコンとケースをノックする。
 「コイツには電子パーツの予備部品以外に、外装とかの補修も行えるように、各種高分子素材と微機細胞ナノマシンが詰まってる、知ってるよな?」
 恐る恐る頷く、『警棒』は動かない。
 「家庭用で大した機能は無くても、ナノマシンってのは厄介なシロモノだからどんな些細なエラーを起こしても自壊するようになってるし、更にはその活動時に際しては不確定要素を可能な限り排除する様、ハード面まで管理される。」
 「…ふむふむ、それで?」
 何を手伝わされてるのかが気になったのだろう、『ナイフ』が質問を返した。
 「つーまーりだ、この中に破損したロボットが入っている以上、ケースはロボットの修理を優先するし、ロボットは修理される事を優先する、
イコール…この中でお前が苦労してた外殻は、外されていないとしてもズレるか、最低でもケースとの接続ポートはオープンしているハズだ、そこで問題。」
 「?」
 サングラスで表情は読めないが、底意地の悪い笑いを含んだ口調で、祐一に訊ねてきた。
 「さっきオレはキミん家のセキュリティをいじって、いくつかのシステムをオフにしました、警備、警報、記録はもちろんとして、他にナンでしょう?」
 (こいつ…何言って…)
 「チ・チ・チ・ブー、はい、時間切れ、ちなみに正解は漏電遮断機とブレーカー、あぁ、お風呂が沸いてるナァ?」
 (まさか!)「や!やめ!」
 「おほ?いいカンしてるね♪なら解るだろ?やめる訳が無い」
 ケースを抱えた二人がバスルームに消える、ケースから出ているプラグを洗面台のコンセントに繋ぎなおすと…
 「「せーの」」
 ばっしゃああん!満水状態のバスタブに放り込んだ。
 「…何もおきねーぞ?」派手な展開を期待していた『ナイフ』が首を傾げた。
 「ケースだって家庭用防水くらいされてる、ま、すぐだから離れて見てな?」
 ゴポン…ゴポン…と大きな泡を吹き出す度に、ゆっくり、ゆっくりとケースが沈んでいく。
 「やめろ!やめろーーーっ!ユニーーっ!ユニーーーーッ!!っユ…」
 倒れている祐一からその様子は見えなかったが、状況は容易に想像がつく…そして…
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/03(金) 18:04:18 ID:P97M8c7I<> 支援支援 <> 旅の恥<>sage<>2009/07/03(金) 18:06:08 ID:kp+ETN2M<>  ゴボォッ!ボンッ!バババリバリバリバリ!!!
 「うっほぉ!そらきたぁ!!」「うひゃ!すげ!!」
 衝撃音の後、バスルームの脱衣所から二人の笑い声が響いた。
 「うあああああががががガガGA…ガピ…ゆう…YUUK…ガガガGAGAGAZAZAPi−−−−」
 「うわーーっ!ユニ!ユニーーーッ!ちくしょう!ユニーっ!」
 その向こうから聞こえたユニの電子音混じりの悲鳴を聞くや、祐一は、どこにそんな力が残っていたのだろう、自分でも驚くほどの瞬発力で飛び起きた…が、そこまでだった。
 ドゴッ!(ミシリ…)「!ぐえ!」
 ニヤついた『警棒』に殴り飛ばされ、一回転して、床に倒れる。
 「ゆ・・に・・・ゆ・・・・」
 頭が痛い、視界が歪む、目が廻って今どっちを向いてるかもわからない、だけど、だけどユニを助けなきゃ、ユニ・・・

・・・☆・・・

 高電圧で発生した水素が別のスパークに触れ、ミクロの爆弾となってボディを砕く、煮立ったかの様にボコボコと泡立つバスタブは筐体の爆砕機だ。
 「ガGa・・ガ…YU…ゆう…くん…GA…泣いTe…助け…行かな…きゃ…DEすよ」
 更に漏電で焼かれるシステム…崩壊してゆく「自分」…「苦しみ」と「死の恐怖」をいつまで無事か解らない記憶領域に刻み込みながら、それでも必死にユニは探していた。
 助ける道を、助かる道を…
 (GAが、外部駆動プログラム分断!…スタンドアロン領域にアバター形成!)
 光の明滅する「自分」だけが形成する世界にアイコン状のユニがヒュンと現れる。
 音も無く崩壊していく「世界」、突如アイコンのすぐ脇数PBを示す領域がボッと黒く消失する、これに巻き込まれる事がAIの崩壊、思考領域の破壊を意味するのだ。
 (インナーエリアのマップをコアユニットの記憶領域に併せてリフォーマット!これで浸水による破壊箇所の大まかな予想がつくですよ…急がないと、急がないと!!ゆうくんが!)
 指を切る、と言っていた、それは一時的なケガかもしれない、治るかも知れないし、ダメでも今の技術をもってすれば寸分違わぬ義指が作れるかも知れない、だが、ゆうくんが傷つく事に変わりは無い!
 走った、探した、自分を構成する全ての中を、世界の崩壊に怯えながら、危険度も、可能性も、倫理もかなぐり捨てて、ただゆうくんを助ける為に…
 全てを拾い全てを読み全てを考える、その間にも時折掠めるデータ消失の黒い刃を受けて、思考を顕現するアバターは傷つき、隙間だらけになっていった。
 (し…こう…能力低…か…アバター圧縮!まだ、まだですよ!!)
 ダメージを受ける度に、自我領域を圧縮し、より健全な領域に避難、どうにか「自分」の考える「力」、最後の抵抗力を必死で維持する。
 現状で実行可能な対応策の確率係数は既に0、それでも、考える事だけはやめなかった…
 (データ、可能性を増やすもの、なんでもいい、残ってないですか!?ん?…)
 と、崩壊する世界の片隅で、見覚えの有る黒い「何か」を見つける…
 クリスマスの時に、ダウンロード途中でホストが消失したために落としきれなかった圧縮データの断片だ。
 (ヘッダを削除からファイルにリカバ、解凍可能データのみ検索…)
 一縷の望みを不明データに賭ける…そして…
 (こ…これは!?)
 ・電脳領域の電磁干渉による微機再プログラミングの可能性
 ・3Sシステムを神経節とする無機人造人間の構築と経過
 ・(不完全ファイル)人造電脳魂『アートマン』実証実験
 (『角丸』シリーズ用のデータではなく、単に実験用システムとして3S搭載の角丸を使用していただけです?そ…そんな…いや…だけど…)
 何かを『思い付く』その寸前に音も無くすぐ背後の領域が消失した、もうもたない!
 (確率係数計測不能!イチか…バチかです!データ解凍、全残存思考能力で3Dアバター展開!インッスットーーールッ!)
 現実のバスタブの中にある、半壊状態の自身の姿を構築すると、光の塊へと姿を変えたデータの海にユニは飛び込んだ。

・・・☆・・・
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/03(金) 18:07:51 ID:kp+ETN2M<>
・・・☆・・・

 薄れ行く『意識』の中、目の前に、光の玉が浮いていた。
 近づくと、理解出来た、これは、生まれる事を許されなかった、消された悲しい『魂』の断片だ。
 そして、自らもまた、今正に崩壊しようとしている。
 けど…だから…
 光の玉の、削られた隙間に、自らの削られた体を埋めてゆく。
 …お願い…ボクを…
 光が真球となった時、既に『意識』は欠片程も残ってなかった。
 …ボクを…産んで…ボクが…生まれてあげるから…
 光の珠が、明滅した、鼓動の様に、強く、強く!

 弾けて、飛んで、形を変えて、そして、消えた。

・・・☆・・・
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/03(金) 18:15:26 ID:P97M8c7I<> 今回は終わりですかね?

続きが気になる展開!
形を変えるという事は…wktk <> 旅の恥<>sage<>2009/07/03(金) 18:16:18 ID:kp+ETN2M<>  「ゆ・・に・・・ゆ・・・・」
 うわ言の様に呟く祐一を見下ろし「やっべやりすぎたか?」と『警棒』は頭を掻いた。
 流石に、いかに未成年とは言え、殺人で捕まったらヤバそうだ…
 (さっき、妙な手ごたえだったな…いっそ、証拠になりそうな位なら完全に殺っちゃうか?)
 物騒な事を考えていると…
 「うわああっ!?」バスルームから悲鳴が聞こえた…しかも、仲間のだ…
 「おい?どうし…うわっ!?」
 そこには、見たことも無い…ある意味幻想的な光景が広がっていた。
 眩く光る、極細の帯電した「線」が周囲に電光をバラ撒きながら、縦長のラグビーボール型の檻…否、『繭』状のモノを形成し、ゆっくりと回りながら中空に留まっていた。
 中心には光の塊、よく目を凝らして見ると、さっきのロボットのパーツらしきモノが浮かび、そこのかつて「背面」だった場所から無数の光る糸が出て、この繭になっている様だ…
 「なにが起きてるんだ?インテリ、説明しろ」
 「わ…わからない、あるとしたら修理用ナノマシンの暴走くらいだが…それこそありえない…」
 「ちいっ!」
 舌打ちして、『ナイフ』が繭の糸に切りつける、プツン、と一本が切れると同時に…
 ドンッ!「ぐぎゃはっ!」
 その糸の切れ目から稲妻が飛んだ。
 『ナイフ』は落雷に打たれたかの様に痙攣し、髪の毛を逆立てるとそのまま失神してしまう。
 更に、彼の着ていたパーカーに仕込まれた不可視偏光素子が過負荷でポスンと間抜けな音を立てて破裂…全身からユラリと薄煙を上げた。
 そうする間にも変化は進む、繭の中心部から今度は下方に糸が垂れ下がったかと見えるや、寄り合わさり、場所によっては枝別れし、人体の「神経解剖図」の様な形を作る。
 バクン…水底に沈んだケースの上部、補修材や各種高分子構成素子を入れているコンテナが内側から開き、その神経図に纏わり付く様に「人工器官」を形成してゆく。
 重化合金属は人工骨格へ、高分子素子はバスタブの中に残された耐電した水分を吸収しながら微機と融合、分子モーターを搭載した擬似細胞質となり、人工臓器、人工筋肉…次々と『器官』を形成してゆく…そして…
 最後に人工皮膚が塗布されると…繭の中には見たことも無い人間?否アンドロイドが一体…浮かんでいた。
 足元にコントの落雷オチよろしく倒れた仲間を尻目に、呆全と見上げている二人の前で、解いた繭を自身の頭髪へと変じながら、ゆっくりと降下し…パチャ、と殆ど湯を無くしたバスタブの中心に降り立った。
 まだうっすらと光を放っている乳白色の肌、光糸から鉄色へと徐々にその色を戻してゆく膝裏まである長い髪、かつてのユニの意匠は頭部にヘッドギア状に分割した蒼い本体のユニットを被っている他、四肢の末端部にかつての四肢外殻のパーツが埋まっている。
 背は、120p無いだろうか?胸も尻も殆ど膨らみは無く、唯一、そのストンと落ちた両脚の間に鎮座する無毛の割れ目のみがこの固体が「少女」…否「幼女」である事を物語っていた…
 ゆっくりと二つの目、ヘッドギアに搭載されたカメラアイもその機能を残しているとすれば四つの目…を開き、ぱちくり、と数度瞬く…ユニの基本機動行動だ。
 虹色の瞳と機械の瞳は、それでも、まだぼんやりと「生気」が無い…
 「う…」
 あまりの事に動けずにいたが、先に正気を取り戻したのは『インテリ』の方だった。
 「うわあっ!」
 この固体は消去しないとヤバイ、それだけは十分に理解していたが、彼は悲しいかなその手段を持っていなかった。
 無闇矢鱈に殴りかかり、そして…一瞬の浮揚感…
 「ぐへっ!?」
 腕を掴まれて、その勢いを利用して投げられたのだと、気付く前に、バスルームの壁に強かに叩きつけられ…意識を失い、ズルズルと地面へ倒れ込む。
 「うっらぁ!」
 だが、その攻撃の隙をチャンスと見るや『警棒』がそのスタンスティックをMAXパワーにして殴りかかった。
 ガンッ!確かすぎる手ごたえ…手首に鈍痛が走る。
 「クっ!」
 渾身の一撃は、その頭部に小傷を付けるに留まった。
 逆に、手首を捻挫し、その痛みでスタンスティックを落としてしまう。
 それまで無表情だった幼女が殴られた頭を押さえ目を再度しばたいた。
 今のショックでやっと目覚めたかのように、かるく首を振り…
 「いっ…たい…痛い?ですよ…」
 と、呟いた、確かにユニと呼ばれていたロボットの声だ。
 瞳に生気が宿り、凛とした眼差しで、正面の「敵」を睥睨する。
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/03(金) 18:19:41 ID:kp+ETN2M<>  「くああっ!ちくしょうっ!」
 無茶苦茶なロボット…否、アンドロイドだ、とても素手では敵いそうに無いと見るや、大急ぎでバスルームから走り出る…
 (な…なんで人間を攻撃できるんだよ…いや、それでもあのガキを人質に取れば)
 「ダメですよ…ゆうくんの所には行かせないですよ…」
 ユニの手が、スゥ、と上がると手甲部の外郭が外れ…
 パシュッ!かつてのユニに搭載されていたのと同じ細い「腕」を打ち出した。
 「ぐぅっ!?」
 瞬時に空中で方向を変え、首に巻きつく…。
 「てめ…どうし…て…」
 驚愕の表情で振り返る元『警棒』に、ユニは満面の笑みを返した。
 「さぁ?…ボクにも、解らないですよ」
 バリッ!これまでのお返しとばかり放たれた電気ショックで、男は昏倒した。

・・・☆・・・

 (…ゆうくん…ゆうくん!)
 あれ?…誰だろう、父さん?母さん?いや、タコか?…
 (ゆうくん…大丈夫です?目を開けてですよ!?)
 あぁ…ユニか…無事だったのか…嬉しいなぁ…
 (よかった…よかったですよ…大丈夫みたいですね、もう安心ですよ…)
 あれ?…ユニじゃ…ないの?君…だれ?…
 (ボクはボクですよ…あぁ、でもタコさんの感、当たってたですね…)
 君、女の…子…って…は…

 「ハダカッ!?」
 「うわあああうぁう!?」
 祐一が飛び起きると、ベッドの脇、サイドテーブルで様子を伺っていたユニがコテンとこけた。
 「い、今裸のちっちゃい女の子がっ…あぅつ、いててててて!?」
 全身から痛みが吹き出し、悶絶する。
 「うわう!だめですよゆうくん!動いちゃ!?」
 蒼くて四角い、元の姿のユニがその頭だけしかない体でパタパタと慌てた。
 「ゆうくんっ!」
 ガバッ!今度は傍らから力任せに抱き寄せられる、聞きなれた声…だが滅多に聞かない涙声だ…
 「いーーーーてててててててでで!たっ…タコおおぉっ!?」
 「よかった、よかったよー!ゆうくんっ!ゆうくんん〜!!」
 「ぎやうああっ!ちょ!本気マジ完璧痛いんだって!」
 「死んじゃうかって、目が覚めないかって思った〜心配したんだよ〜」
 「死んじゃうって!、今まさにじぬぅうううぅうぅぅ…」

・・・☆・・・

<> 旅の恥<>sage<>2009/07/03(金) 18:22:02 ID:kp+ETN2M<>  「そっか…丸三日寝てたんだ…」
 ようやっと夕子が落ち着き、と、言うかその場に居た友人全員で落ち着かせ、祐一は事情を聞いていた…
 ココは病院の一室、奴等のスキを突き、ケースの無線回線を利用してルームセキュリティではなくPCから大家のメインセキュリティにユニが連絡、駆けつけた警官によって彼等は逮捕された…との事だ。
 「そうか、ありがとう、ユニ」
 エヘン、と胸を張るユニ、うん、いつものユニだ、じゃぁ、アレは一体…
 「で、あいつらは?」
 「現在、警察で取り調べ中、何でも禁制品の光学明細装置をパーカーに仕込んで、連続強盗してた奴等らしい、指切るとか手口も一緒、退院したら、きっとお前の所にも事情聴取来るぜ」
 クリスマスパーティーの時に居なかった西沢が、指をピッと祐一に向け言った。
 細かいリアクションを良く取る長髪長身の男で、目が若干細すぎる点を除けばカッコイイ部類に入り、メンツの中で唯一の彼女持ちだ。
 「うへぇ、勘弁して下さいよ西さん」
 雰囲気が大人な事もあり、祐一はつい「さん付け」で呼んでしまう。
 「敬語やめろって、俺が勘弁してもなぁ…結局、禁制品の出所とか色々調べる事テンコ盛りらしいから、諦めて警察には協力しとけって」
 「しっかし、間抜けな話だよな、警察が駆け込んだ時には、ユニを壊そうと叩き込んだ風呂場の漏電とケースの爆発に巻き込まれて、全員気絶してたってんだから…しかも…俺らとタメらしいぜ、奴等」
 石上が引き継ぐ、ユニもその爆発で外に吹き飛ばされ、逆に助かったらしい。
 「マジか!?うわ、最悪、僕捕まってる間ずっとガキ呼ばわりされてたよ…」
 「それでね?夕子が心配しちゃって、毎日お見舞いに来てたの」
 クスクスと笑いながら秋津が口を挟んだ、真っ赤になって俯く夕子。
 「だ…だって…み、みんなも心配で来てくれてたんだよ?私だけじゃ…」
 「そのおかげで本気死ぬかと思ったけどね…まったく、折角助かったのに死因がオクトパスホールドじゃシャレにならないよ、状況考えろタコ」
 「ぶーう、タコじゃなくて夕子です〜♪」
 「それを言ったらお前だって、皆が心配してりゃ目覚めの一言が「ハダカ」って、なんだよあれ、どんなエロ夢みてたんだって〜の」
 石上のダメ出しに全員が爆笑した、照れくさそうにそっぽを向く祐一と、何故かバツが悪そうなユニを除いて…
 「夢…だったんだろうなぁ…」
 「さ!」パン、と掌を叩いて西沢が立ち上がった。
 「あまりいても負担になる、目も覚めた事だし、安心して帰ろうや」
 「不幸な我らが大貫クンはわが身を犠牲にして連続強盗を捕らえてくれました、指もあったし目も覚めた、めでたしめでたし、ってとこだな?」
 「そうね、帰りましょうか」
 石上、秋津、と続き、夕子が別れ際に…
 「じゃね♪ゆうくん、あ、ユニちゃん、ゆうくんのコトおねがいね♪」
 「ハイですよ、お任せ下さいですよ」
 言うや、ユニが胸(顔?)をポンと叩いた。
 「めでたくないよ…やれやれ…、しっかし、タイヘンだったな、ユニ…」
 「まったくですよ、お客様は大歓迎ですが、ああ言うのは金輪際ゴメンこうむるですよ…」
 「だね、で、ユニ…の方は、体?えと、機能の調子は?…」
 「…概ね好調ですよ、リカバリできなかった破損領域もあるですけど、細かい現状のチェックのログはコミュに表示しますですよ…」
 等とやっていると…
 「おおっと、すまん、聞き忘れてた事があった」
 と、まっ先に出た西沢が戻ってくる。
 「うおっ!?なんです?」
 「警察に聞かれたんだが、なんでも犯人達の供述が食い違ってるらしいんだ、内二人はアンドロイドに倒されたって言ってるらしい…何か心あたり、あるか?」
 ドキン!?
 (夢の中で見た裸の女の子…まさか…)
 「って、なーわきゃねーよな、自爆が恥ずかしくて適当言ってるんだろう、ユニ…だっけ?そいつはお世辞にも「アンドロイド」には見えないからなぁ…」
 「はうう、けけけ、けどけど、Pクラス最高の…」
 パタパタと慌てたリアクションを取るユニ、だが、AIの内心は別の意味で焦りが出ていたのだが…
 「いや、ごめんごめん、かわいいなソイツ、大事にしろよ?」
 「ええ、もちろん!ありがとう西さん」
 「敬語やめろつってんだろ?じゃな、早く復帰しろよベビーフェイス」

・・・☆・・・
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/03(金) 18:24:08 ID:kp+ETN2M<>  「お父様とお母様は、明後日には来るそうですよ」
 「ええっ!?帰国すんの!?ワザワザっ!?」
 「あたりまえですよ!仮にも傷害強盗事件の被害者なんですよ?ゆうくんは」
 「まあ、そうだけど…なぁユニ…」
 「?なんですよ?ゆうくん??」
 祐一とユニの間に微妙な空気が流れる…が…
 「いや、なんでもない、ちょっと…いや、きっと夢の話」
 「夢が見れる機能って、ロボットには無いものですかね?」
 「…今度検索してみなよ…」
 他愛無い会話、幸せな時、危機に遭ったからこそ感じられる普通の素晴らしさ…
 (ごめんなさいゆうくん、ボクは嘘をついているですよ…)
 (人間を攻撃出来る、ユーザーの命令でなく、保身の為に嘘をつける…)
 (これはきっと、ボクのAIは、どこか壊れてしまったのだと思うですよ…)
 (ただ、それを話してしまったら、ボクとゆうくんは、きっと「今」を失ってしまう…)
 (だから…だからもう少し…ボクの「世界」が壊れてしまうまで…)
 (この心地よい嘘に…身を委ねていていいです?ゆうくん…)

・・・☆・・・

§4:エピローグ&ネクスト プレ プロローグ

 薄暗いベッドの上で、若い男女が絡み合っている。
 いずれも高校生らしく、制服が円形のベッドの下に乱雑に脱ぎ捨てられていた…
 程なく、その衣類の中から、コミュが耳障りな着信音を奏でた。
 男が取り、話す…
 「ええ、まだ感ですけど、多分、受け取ってますよX'masプレゼントを…」
 「わかってます、そちらも、ですから、協力してくださいよ」
 コミュを置き、ベッドに戻る。
 「もう、辰彦ってば、こんな時くらいコミュ切っといてよぉ」
 「ふふ、ごめんって、サービス…」
 んっ、と唇を重ね、ゆっくりとお互いの体液を絡ませあう…
 「…、するからさ…」
 一対の影が一つに交じり合い、夜へと溶け込んでいった…

§3&§4 as Ep.1:END
<> 旅の恥<>sage<>2009/07/03(金) 18:32:25 ID:kp+ETN2M<>  以上で、執筆してある分、第一話全節、終了となります。
 すいません、テキストから移して投稿する時に、何かとエラーが出てしまいまして。(改行数とか文字数オーバーとか…)
 それの修正で連投の合間に時間がかかり、ご迷惑をおかけしてしまった模様です。
 また、改行ミスなども結構あり、かなり読みにくいと反省しきりです。

 こんな駄文で宜しければ、いつになるか判りませんが二話を投稿に参ります。
 それでは、しばらくの間、失礼します。

 お目汚し、大変失礼致しました。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/03(金) 19:01:37 ID:P97M8c7I<> 割り込みすんませんでした! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/03(金) 19:11:12 ID:7UkBcYh0<> GJ!&お疲れ様!
続編も楽しみに待ってます!
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/03(金) 19:45:53 ID:klgROg37<> ふう…乙… <> 旅の恥<>sage<>2009/07/04(土) 14:20:02 ID:Xt2i7vW8<> 応援とねぎらいの言葉を戴いた皆様、ありがとうございます。
また、保管庫の管理人様、拙作の保管、ありがとうございました。
とりあえず、一話全節(§0〜§4)まとまっているテキストファイルを、先日、アップローダーに上げましたので、お役立て下さい。

それでは、失礼致します。
<> α8-776号
◆Robo/vE7RU <>sage<>2009/07/04(土) 20:22:09 ID:ISylsunb<> >>917
保存しました。後で差し替えておきますね。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/08(水) 00:52:09 ID:6y7+D3j6<> 保管庫繋がらない? <> α8-776号
◆Robo/vE7RU <>sage<>2009/07/08(水) 10:07:34 ID:sBf36fG4<> >>919
Ribbon の新 green サーバーがハードウェアトラブルだったみたいです。現在は復旧しています。
サーバー移行が終わってるはずなのに接続できなくて、私もびっくりしたのですよ。[;・_・]
詳しくは http://ribbon.to/ の 7/7 から 7/8 のあたりを。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/10(金) 18:02:09 ID:bSxNLVy9<> 本体は小型なのに、付属品と組み合わさった時の機能は優秀なのね。
どれだけのエネルギーで変身するのか知らないけど、人の形で家事手伝いはしないのかな?
と、言うか、どういう仕組みなんだ?
いろいろ調節すれば相当可愛い家族になるぞ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/11(土) 04:23:24 ID:hdDMoFVm<> なんだかこんな格好が頭に浮かんできた。ゆにちゃんの姿。


外形は一辺30cmのサイコロ状の箱。角は半径7.1cmの曲面が取られている。
中身は22cmのサイコロ状の箱が外箱の中央に内臓されていて、この中に頭や電池などが入れてある。外箱と中箱の間に、目や手足などの部品が入っている。
上面の中央には直径3cm位のレンズが5mmくらい凹んで設置してある。この上に蓋が付いていて開け閉め出来る。
正面のレンズは普段は箱に入っているが、必要ならせり出して来る。
直径5cm位のレンズでレンズ同士の中心は7cm離れている。
足の高さが10cm位、基本は二足歩行だが補助車輪が4個付いていて必要に応じて出し入れする。

作者様のお考えはどういう格好ですか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/11(土) 12:46:53 ID:N7DDn0m6<> イメージとして「ぜんまい仕掛けのティナ」的な話を書こうとした場合
微妙にスレ違い? オーソドックスなオートマター少女の案もあるが
いつかどっちか書きたいな。今はまだアイデアが固まらないけど <> 旅の恥<>sage<>2009/07/11(土) 13:01:58 ID:JThGwTbk<> ご無沙汰しております。
2話目が遅々としてすすまない状況で、恐縮です。(まだ2話§1までしか進んでおらず、§4までの予定です)
一応、ユニについて色々ご質問がありましたので、お答えしてみます。
ただ、答えになってない所が多い上…プチネタばれ含みます…ご注意を…
(ネタばれ度の高い部分に関しては※付けておきます)

>>921 様
>どれだけのエネルギーで変身
 SF…空想科学、というよりは、My妄想「ファンタジー」の産物ですので、色々技術解説っぽい事書いてますが…
 厳密に「こんくらい」という定義はしていません。
 ただし、以下のことは決めています。
 ・電力は本体内蔵バッテリーの分だけで「変身」は可能。
 ・相応量の「水」が必須。

>人の形で家事手伝いはしないのかな? ※
 ユニが変身後の姿をゆうくんに「伝え」た後で、その展開が有るかもしれません。
 と、申しましょうか、この質問のおかげで…
 「××にいらんこと吹き込まれたユニ(変身後)が裸エプでゆうくんを起こして怒られる」
 …というシチュエーションが浮かんだので、いつかやりますw
 インスピレーション提供、大感謝です。 >921様

>どういう仕組み ※※
 変身後のコトとお見受けして返答しますと…
 まず、システム全体は「人間を模倣」しています。
 実際の機能は模倣するだけに留まっているにしろ、呼吸器、消化器…エロ展開の為に「生殖器」もあります。
 3Sによる人工神経、高分子素材+ナノマシン+水で人工細胞を作成、骨格と各種臓器や筋肉、皮膚を形成します。
 この「高分子素材云々」ってのがわかりにくいでしょうが…ネタ素は「紙オムツ」です。
 水を含んで膨らむ紙おむつの中の粉をナノマシンで擬似細胞にして固めて人形を造り…
 ソレを3Sの糸(神経)で操っている…そんなイメージですねw
 3Sの限界距離から、身長は最長で128pまでにしかなりません。(<作者の趣味)
 で、ケースに入っている全ての補修用高分子素材とナノマシンを使っても、身長1mちょいの幼女にするのが精一杯。(<作者の(ry)
 更に、水と高分子素材を充分に用意できない場合、もっと幼児化(ユニパーツを亀の様に背負った園児とか)したりします。(ry
 分子モーター1つ1つの性能は人工の物より生体の(規格上人間の)物の方が性能が高いので…それを「摂取」するとハイパー化します。
 最もパワーアップするのが分子ロータリーモーターの摂取であり…そのコトが後のエロ展開に繋がります。

>>922 様
>ゆにちゃんの姿。
 凄いですね、こうもしっかりと数値化して表現していただくと…「じゃあ、それで」とか思っちゃいますがw
 一応、私のイメージですと…大きさはサッカーボール程度、つまり、ご指摘より大きいですね。
 手足を畳んでる状態での一辺(というか一番幅の広いトコ)が約64p位の予定でした。
 ※後に出てくる他の「角丸」シリーズで変身するタイプが、この外部装甲を頭部のみならず
 ※いずれかの部位の「アーマー」等にするので、その関係から外装面積はそこそこ与えてあります。
 面取りしすぎたサイコロ状の四角ってのは、ごきげんようの「なにがでるかな?」のサイコロがイメージ素ですw
 あれを小さくした感じ、四角いけど面にも丸みがあって、投げるとけっこう転がるというw
 それに大きなまん丸目玉をキュッキュとマジックで書き込めば、私の初期イメージのユニが出来上がりですw
 メインカメラ、サブカメラの「カバー」は、内臓ではなく、瞼場に上下から挟み込む形で半球形のレンズを横から見て扇形に付いているみたいに考えてました。
 また、サブカメラはワーム風に伸ばせます。
 外殻が外れて手足…ってのは、本体〜肘、膝まで>ゲッ〇ー3、そっから先が外部装甲が変形して掌、足のヒラになる。
 つまり、肘、膝は厳密には無いわけですね…足の構成はつまり四角いハロ?みたいな感じかも。

 表現力が乏しく、自分の想像をきちんと文章化できないのが、お恥ずかしい限りです。
 あとは、文章から読み取れる範囲で、自由かつ適当に皆様で想像していただければ良いかと存じます。
 同じMSでもデザイナーによって違う外観だったりしますし…νガンダムなんてハイストリーマーだと…(を
 
 …で…922様にお願いが…
>基本は二足歩行だが補助車輪が4個付いていて必要に応じて出し入れする。
 これ、ネタとして貰って良いですか?(オヒ)
 有った方が明らかに便利です、動きに幅も出ますし、…変身後に脚部装甲パーツに外装するとローラーダ… <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/11(土) 13:34:54 ID:AuYQKXRM<> >>923

> 微妙にスレ違い?

話の展開で色々な状況が出ると思うから投下してみて

> いつかどっちか書きたいな。

次スレに片方
次々スレ位までにもう片方、投下したら?
<> 921<>sage<>2009/07/11(土) 14:09:30 ID:AuYQKXRM<> >> <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/11(土) 14:43:09 ID:ntj5z7pX<> > 分子ロータリーモーターの摂取
ちょwww おたまじゃくしのしっぽですねwwww(謎
いや、ゾウリムシの鞭毛でもいいけど、萌えませんからw

いやぁ、しかし今後も楽しみですね。
謎の人物からのクリスマスプレゼント、GJ。

賊でも普通の手段では壊せなかった外装ならアーマーとしては十分ですものね。
賊の鬼畜っぷりはすごかった。無事(?)でよかったけど。
変身能力は身につけたわけですが、その直前の浸水(や漏電?)でメモリ領域とかやられてましたが、記憶とかいろいろ無事・・なのかな。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/11(土) 15:09:19 ID:mZrmp46j<> >>924
ロリペット期待
ロリフェラ期待 <> 921<>sage<>2009/07/11(土) 15:14:32 ID:AuYQKXRM<> 今、外出先なんで詳しい話は後で、です。
材料は自由に使って下さい。
インラインスケートなローラーあんよでも、エプロンだけでも。


形は
>>909で子どもの帽子になったからです
人の顔は、外見だけから高さ20cm幅20cmの卵とか、野球のホームベースの立体みたいな形ですね?
で、60〜70cm四方では大きいかな?20cmくらいな箱の外側に写真機3台なら帽子に良いかな?写真機の機能とか考えると厚み5cm位だから外見30cm?
みたいな考えです。


人間になれば、親戚の子のようになれるし、お買い物に遊びに、いっしょに行けるから とか思って。
まあまあ、夕子さんが可愛がって離さないかも。
んで、妹の心構えとか言って、ハヅカシイ事教えるかも。
とかも考えました。
一緒にお風呂だとか外出用の服を選ぶ時は試着室に二人で入るとか。


足。いくらなんでも空中浮遊はエネルギー使いすぎなんで、室内で木の床でデコボコがなければ補助車輪駆動も良いかな?
階段や段差は通常高さ20cm以外、奥行き最小25cmですから、本当なら高さ30cm位幅50cmはまたげるくらいの足は必要ですが。
と、考えました。
それで室内では10cm位の高さに車で支え、本来は二足歩行かな?とか。な妄想です。


<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/11(土) 17:04:24 ID:N7DDn0m6<> >>925
分かった。急がず考える

 朝が来た。僕の隣には少女が一人、冷たく横たわっている。
 ぴくりとも動かない。まるで死んでいるように。
 僕はベッドから出ると、テーブルの上の宝石箱を手に取った。
 鍵穴に鍵を入れて回すと、蓋が開く。中にあるのは、大きなネジ。
 そして、彼女の体を転がしてうつ伏せにする。手足に力はない。
「……」
 寝巻のチャックに手を伸ばす。何度やっても、これはどきどきする。
 ゆっくりと下ろし、露になる彫刻のような肌。背中まではだけさせる。
 白く滑らかな曲線に空く、丸い穴。僕はネジを差し込んで、そっと巻く。
「……!」
 支える手に、熱が伝わり始める。肌が、少しずつ色付いていく。
 十二回。それが多過ぎず少な過ぎない、巻く回数。
「かた、かたかたかた」
 小刻みに動き始めた体を押さえながら、僕は最後まで巻いて、ネジを抜いた。
 そしてその体を仰向けにする。その顔色は、もう普通の人と変わらない。
 間を置いて、ぱちりと目蓋が開いた。
「……おは、よう…ございます」
 目が合い、彼女が起き上がった。
「おはよう」
 そう言って、僕は微笑む彼女の手を取った。

試し書き終了 <> 921 922 <>sage<>2009/07/11(土) 23:13:35 ID:uPpWkxTW<> 旅の恥 様にはご負担をお掛けしますが、
現在発表できる範囲内で、ゆにちゃんの詳細形状というか寸法?外形イラスト?内部詳細?を書いて、描いて下さると嬉しいです。

一辺が64cmの6面、立法体?
A4用紙が21cmと約28cmなのですが。って言うか、かなり大きめ。
一応、転がるような面取りと言うか角を丸く削ってあるっていうか?。

64cm角で、角取りしてあるなら足はクローラー(無限軌道と言うか、三菱重工での名称が「キャタピラ」)と車輪の組み合わせ と言う機構も考えられます。
例えばクローラが箱の下、各辺に一本ずつ付いていて各頂点と言うか交点の部分に舵取り用に車輪が付いている、クローラーと車輪の高さを変えたりクローラーの回転数を変えたりして自在に移動する。
だから、その場で回転して方向を変える事も出来る。とか。
で、角が出てると回転に90.51cm使う。
エレベーターとか階段、各部屋の扉、廊下、など考えると、80cm以下にしたいから、角は10cm位づつ削ることになりそう。

などと、絵を描きながら( JW-CAD )妄想。
仮の家の間取りとか描いて、その中に64cm角のサイコロを転がしてみたり。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/11(土) 23:18:17 ID:dKaOoDdv<> 30〜40cmってところが妥当じゃないかなぁ。50cmあると住宅事情によっては身動き取れないぞ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/11(土) 23:28:59 ID:Dtzb5ZVn<> 初代ハロが直径30cmだけど実際それくらいの球って家庭内だと
結構存在感あるよね、それ+αが上限かなぁ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/11(土) 23:36:14 ID:uPpWkxTW<> 畳とかは、大雑把、短辺90cm長辺180cmから100cm200cmで出来てます。
なので扉幅は80cm以下になる場合が多いですし、廊下などは、このため、90cm以下になる場合も多いでしょう。
つまり畳の短辺から壁の厚み分、廊下は狭くなります。

ですから、64cm角サイコロって大きいんですよ、半径32cmな鞠ならともかくも。
つまり向きを変えるための、回転時の最大幅(対角寸法)を70cm以下に抑えたいのが住宅事情
すると各辺50cmなサイコロが最大限度でしょうね。


ですから「角丸」を買える人は、部屋や廊下などが大きめ、つまり家が大きめな家庭と言えますね。 <> 旅の恥<>sage<>2009/07/11(土) 23:53:11 ID:JThGwTbk<> 旅の恥…てか、正に恥…
サッカーボールの直径って、20pチョイでした;;
約70pって…「外周」でしたね;;

馬鹿すぎて泣けますorz

超恥ずかしいので、これにて;;

<> 旅の恥<>sage<>2009/07/12(日) 00:42:37 ID:icJUL419<>
>>930 様
 新作期待GJです。
 ぜんまい仕掛けの少女…メルヘン(?)な雰囲気がとても楽しみです。
 続き待ってます。

>ユニのサイズの件 > 検証してくださった皆様
 とり急ぎサイズの件だけレスしようとしたら…大量のレスがあってびっくりしたので、戻ってまいりました。
 と、言うわけで、サイズについては超訂正させていただきます。
 皆々様の検証と、一作目の文面での「サイズは概ねサッカーボール程度」、との兼ね合いから…
 概ね25pという事で…お願いします。 Σ(゜д゜|||)ノノ縮んだ〜
 ああ、恥ずかしいです、ホント…穴があったら入りたい…とはこのことですね。
 検証していただいた皆様、本当にありがとうございました。

>>971 様
 お察しの通りにてございますw<オタマ
 なお、人間以外の生物の分子ロータリーモーターは今ひとつ効率が悪いという事にさせていただきます(人間の分子リニアモーター未満)
 記憶とか色々は、一部欠損等あれど、物語に於いては支障の無いレベルだったと言う事で…
 どうかひとつ…いずれもご都合主義にて失礼。

>>928 様
 私も期待してますw<オヒ作者
 ただ、スレ主旨的に鑑みても、誠に申し訳ないのですが…
 エロ展開は、実は3話以降になる予定です。
 また、エロ文章そのものが不慣れなので、練習中でもあります。

>>929(921〜) 様
 ありがたく、使わせていただきます。m(__)m
 妹の心得ですか…で、ハヅカシイ事…(*´Д`*)
 2話すっとばして萌エロな外伝書きたくなってきました。

>>931(921〜) 様
 すいません、絵心もツールも無いんです;;
 鉛筆で落書きしても、それをアップする方法もありません。
 デジカメすら持ってないのです…
 こんなロートルがよくネットの世界泳いでるな、と思います。
 何か良い方法が無いか、考えてみます。
 …文章で全て表現する力量が付けば、本来良いのですけどね…;;

以上、お目汚し、大変失礼致しました。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/12(日) 00:58:42 ID:M3Q+zjEP<> どうでもいい事だけど
他の投下の妨げになるし、何より容量圧迫になるので馴れ合いは程々に
特に全レスは避けた方がいい
まあ、ローカルルールですらない只の感想だけどね <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/12(日) 01:19:08 ID:GaU6kRsI<> どうでもよくない、大事なことです <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/12(日) 02:03:01 ID:j1Rvq2BB<> 今 472 KBつまり残り 28 KBですし、レスも939 つまり残り61レスですから大作は次スレが良いかと思われます。
さて、旅の恥さん、この場で角丸の設定を変更すると、後々、矛盾しませんか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/12(日) 11:08:42 ID:tBx7X37w<> いもうと「ゆに」になるために、

  参考ですが。
背丈90cmくらいだと2歳から3歳くらいの4頭身だし
  http://shincho.roratio.com/2006/06/post_14.html
背丈130cmくらいだと8歳(3年生)くらいの5頭身だし
  http://shincho.roratio.com/2006/06/post_13.html


夕子さんが渡されたロボ(基盤?)の起動をさせた後くらいで
その子を見せに
  れいによって、食事の準備をして、お泊りするつもりで
きた日に・・・・
   夕子さんの「背中を流す」とか言って、ケースを持ってお風呂に入る。
   背中を流したり髪の毛を洗ったり
したあとで。

「ボクも洗って欲しいですよ。でもちょっとお湯と時間をもらうですよ」
とかで変身して見せるって良いかなとか思ってみたり。
目の前で変身するのが良いと思うんです。
夕子さんは、多分、ゆうくん、ゆにちゃん、に恥ずかしい姿を見せる事は覚悟完了してるはずですし。

んで、夕子さんのワガママ炸裂。

な展開を妄想してみたり。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/12(日) 12:56:46 ID:W2hk/aYd<> まあ設定等知りたいことはあるだろうが、おいおい作中で語られるだろうし、今後のストーリー展開にまで口を出すのは・・・。
つまり何がいいたいかというと、みんなでお風呂萌え。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/12(日) 14:31:27 ID:tBx7X37w<> 旅の恥 さま

ttp://www.irisplaza.co.jp/Index.asp?KB=KAISO&CID=250&KAI=4&P=3
ttp://www.atomlt.com/08onlineshop/luminous_127.html

こんな感じので
縦横30cm高さ50cm、キャスター付き
みたいのをダイソー(100円ショップ)の中規模から大規模な店で1500円から2000円位で売ってるですよ。
余裕があればリアルに作って見ると良いですよ。
縦横高さが30cmになるように棚板をはって、紙コップかラップ芯などを括り付ければ、ユニくんになるです。
他の大きさの棚板でも大体同じ大きさなら代用できると思いますですよ。
そして、あなたのお供にするです。

他の方法としては、菓子箱、または新聞折込広告で厚地の紙を使って大雑把に25cmのサイコロを作って、レンズ代わりの円筒を付けてみるです。
この場合
タミヤ(田宮模型)の自動車やタンクの足回りを組み込めばリモコンで動くです。
ttp://www.tamiya.com/japan/products/list/educational/kit70002.htm <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 00:37:57 ID:brU+d0Pz<> ええと、ですね
次スレッド以降のテンプレートを作りたいと思うのですよ。
で、今のテンプレートの何をどのように変えれば良いですかね?
>>1 に、このスレを追加して
>>2 の「前スレ」 を「アルファ6スレ」 に変更
>>3 >>7 >>8 はそのまま複写 

>>9 が
??????????????
ですので、今なら
半角二次元板 では

[有機]美少女アンドロイド:13号機[無機]    (過去スレ)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1201288534/

[有機]美少女アンドロイド:14号機[無機]
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1224954438/

無機質ロボット娘総合スレ 9
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1244520864/

エロパロ、文書創作板では

【妖怪】人間以外の女の子とのお話24【幽霊】   (過去スレ)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1212773145/

【妖怪】人間以外の女の子とのお話25【幽霊】   (過去スレ)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219453539/

【妖怪】人間以外の女の子とのお話26【幽霊】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234097929/

かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その13】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1210258452/

それから アルファ7−984 号機の報告ですが
>保管庫はあった。

>ttp://sslibrary.gozaru.jp/
>オリジナル、シチュエーション系の部屋 3号室

と、なっています
次回以降のスレッドのテンプレートは、どうしますか?
出来れば、今のうちにテンプレート案を作っておいたほうが良いと思います。

??????????????

と、書き直すことになるのでしょうか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 00:55:36 ID:nENKf8mj<> 関連スレの過去スレはいらないと思うのですよ
それと保管庫を追加しないのですよ?
ttp://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/index.html <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 00:59:32 ID:9Om51XY9<> >>741 の
http://u9.getuploader.com/robomoe/

>>778 >>782 の
http://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/

>>787
http://blog.goo.ne.jp/miushin4287/

>>788 の
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11313/1241115784/

も、テンプレートの中に入れて良いのでしょうか?
ダメなのでしょうか? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 01:03:07 ID:8+tVu0oK<> 入れてもいいんじゃね? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 01:07:28 ID:9Om51XY9<> >>944 さま ありがとうございますなのですよ。

他にも、抜けや削除が適当な記述が有れば教えていただきたいのですよ。


現行のスレ立てはお姉さま(仮)が立てたのですが、>>10 な事になったので、早めに準備しておくのが良いとおもったのですよ。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 01:32:27 ID:9Om51XY9<> テンプレート 1/7  仮

スレタイの通り、ロボットやアンドロイド燃え・萌えを語りましょう。

前スレ
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219502527/

過去スレ
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1004855813/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078822739/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138366962/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164199888/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187951829/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196249405/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 01:35:22 ID:9Om51XY9<>  テンプレート 2/7 (I仮)

アルファ6スレの >>1

スレタイの通り、ロボットやアンドロイド燃え・萌えを語りましょう。

前スレ
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187951829/l50

過去スレ
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1004855813/
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10048/1004855813.html

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078822739/
http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1078/10788/1078822739.html

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138366962/
http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1138/11383/1138366962.html

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164199888/

 《半角二次元板》
 [有機]美少女アンドロイド:12号機[無機]
  http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1181671457/

 《エロパロ板》
 【妖怪】人間以外の女の子とのお話21【幽霊】
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175519231/

かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その12】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164655218/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 01:37:23 ID:9Om51XY9<> テンプレート 3/7 (仮)

過去ログが上記「2/7」のアンカーではリンクされないので、「1/7」では消しました。
それから、関連のリンクって、意味があるのかどうかわからなかったので、「1/7」では消しました。
ですが、参考として「2/7」に残しておきました。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 01:39:05 ID:9Om51XY9<> テンプレート 4/7  仮


アルファ5 のテンプレート

>1 名無しさん@ピンキー [] Date:2006/11/22(水) 21:51:28  ID:0GdJxklS Be:
>    スレタイの通り、ロボットやアンドロイド萌えを語りましょう。
>    きゅいぃん。

>2 名無しさん@ピンキー [] Date:2006/11/22(水) 21:52:56  ID:0GdJxklS Be:
>    前スレ:
>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 01:41:24 ID:9Om51XY9<> テンプレート 5/7  仮

アルファ6 のテンプレート

>1 名無しさん@ピンキー [sage] Date:2007/08/24(金) 19:37:09  ID:3eN8TkYf Be:
>    スレタイの通り、ロボットやアンドロイド萌えを語りましょう。

>    前スレ:
>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α5
>    ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164199888/

>4 名無しさん@ピンキー [sage] Date:2007/08/24(金) 23:07:15  ID:KWnjmhPd Be:

>    過去スレ
>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ
>    http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1004855813/
>    
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10048/1004855813.html

>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α2
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078822739/
>    http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1078/10788/1078822739.html

>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α3
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138366962/
>    http://sakura03.bbspink.com/eroparo/kako/1138/11383/1138366962.html

>    ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/

>    関連スレ
>    [有機]美少女アンドロイド:11号機[無機]
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1160480448/

>    【妖怪】人間以外の女の子とのお話20【幽霊】

>6 名無しさん@ピンキー [sage] Date:2007/08/24(金) 23:37:07  ID:Uifjz+s8 Be:
>    >>4
>    関連スレリンク切れてるから置いとくよ。
>    一番下は一応過去に機械(が元になった付喪神)が投下されたって事で。

>    《半角二次元板》
>    [有機]美少女アンドロイド:12号機[無機]
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1181671457/

>    《エロパロ板》
>    【妖怪】人間以外の女の子とのお話21【幽霊】
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175519231/

>    かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その12】
>    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164655218/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 01:45:20 ID:9Om51XY9<> テンプレート 6/7  仮


関連スレ

半角二次元板 では

[有機]美少女アンドロイド:14号機[無機]
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1224954438/

無機質ロボット娘総合スレ 9
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1244520864/

エロパロ、文書創作板では

【妖怪】人間以外の女の子とのお話26【幽霊】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234097929/

かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その13】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1210258452/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 01:51:01 ID:9Om51XY9<> テンプレート 7/7 (仮)

過去スレ保管庫 および 過去スレで個人に管理されている場所

http://sslibrary.gozaru.jp/

http://u9.getuploader.com/robomoe/

http://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/

http://blog.goo.ne.jp/miushin4287/

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11313/1241115784/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 01:52:47 ID:9Om51XY9<> こんな感じでしょうか?
皆様の修正案をお願いします。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 02:58:57 ID:4XLmgi5O<> >>948-455
乙だけど冗長すぎると思う。以下改案

【テンプレ1/3】

スレタイの通り、ロボットやアンドロイド燃え・萌えを語りましょう。

《前スレ》

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219502527/

《過去スレ》

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1004855813/
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078822739/
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138366962/
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164199888/
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187951829/
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196249405/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 02:59:28 ID:4XLmgi5O<> 【テンプレ2/3】

関連スレ

《半角二次元板》

[有機]美少女アンドロイド:14号機[無機]
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1224954438/
無機質ロボット娘総合スレ 9
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1244520864/

《エロパロ、文書創作板》

【妖怪】人間以外の女の子とのお話26【幽霊】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234097929/
かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その13】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1210258452/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 02:59:56 ID:4XLmgi5O<> 【テンプレ3/3】

外部サイトへのリンク

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ保管庫
http://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/
ロボット・アンドロイド萌えスレ用うpろだ
http://u9.getuploader.com/robomoe/
「ロボット、アンドロイドに萌えるスレ」のサポートスレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11313/1241115784/
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
習作の保管庫としての
http://blog.goo.ne.jp/miushin4287/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/13(月) 08:30:25 ID:9hJovaT4<> 1レスで許される 最大文字数や最大改行数
1行に許される 最大文字数
などは必要かな?不必要かな?

容量は4096Bytes(全角で2000文字くらい)
一行字数は全角で最大120字くらい、最大60行 だっけ?

sage進行だとか、その他の注意書きとかは? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/14(火) 10:08:43 ID:3WGnrZfi<> ゆにちゃんの実物大模型を作ろうと思っている。
色々妄想しているが、どうなんだろう?実際には・・・・

25cmのサイコロで、角が削られていて程よく転がる・・・・
あれ?おおむね25cmというと、現実には何センチ何ミリ?

角から5cm内側同士を結ぶ斜め切り ( つまり直角二等辺三角形、で底辺は約7.1cm ) と考えて良いですか?
現実には、斜め切り落としでなくて半円形になってると思うし角部分の寸法が違うと思うし

で勝手な妄想上のユニ基本形状は
結果的に各面は
・15cmの正方形6枚
・長辺15cm短辺約7.1cmの長方形8面
・3辺約7.1cmづつの正三角形8面
で出来上がっている、最大寸法25cmな箱。
で良いのかな?


おそらく底面の、下側1辺15cm、上側1辺25cmの高さ5cmの箱は
真ん中から左右に仕切られていて、中に右足用3輪、左足用3輪、合計6輪と、人間で言う右足、左足の部品が仕舞ってあるのだろう。
先の30cm箱では4輪と書いてあるが、どうも不安定なのだ。
いや、可能なら左右とも4輪づつはあったほうが良いのかも。

底からの左右5cm厚みの箱にはそれぞれ手の部品が入っている?

カメラと反対側は、その5cmの部分に、人間型では髪の毛、角丸型での予備の手足、(実は同じもの)が入ってるのだと思う。
その内側5cm位の、高さ15cm幅15cm、厚さ5cmの中に、腰や背中、首の部品、などが入っていると妄想される。

残りの、
高さ20cm幅15cm、奥行き15cmで20cm面の上側5cmが斜めに削られている場所が「人間型」になった時、ヘッドギアと言うか帽子みたいに頭の上に載る部分。
内部は、おそらく
・上面のカメラと顔を作る部品が入っている箱
・前面のカメラ二台とスピーカー(口)やマイク(耳)などが入っている箱
・電源や頭脳など。
なのだろう。

なのだけど、カメラのレンズ部分とマブタというかシャッター部分の形が今ひとつ理解できない。
レンズは円筒形なのだろうか?
円筒形だとして、その円筒のどこかに、マブタを開閉できるように止めてあるはず。

やはり原作者様には、詳細を書いていただくしかないか。

足、または、車輪だけど
ゆにの体重は、多分15Kg 以下で出来ていると思う
夕子さんが抱き運べる、投げつけられる、重さだから。

身近なもので例えば、米が2Kg、5Kg、10Kg、などの袋入りだし、灯油(石油)タンクは18リットル(約18Kg)や20リットル(約19Kg)  

それが100kgを運ぶのだから、足には体重含めて最大120Kgの物を運ぶ力が必要。
そうなると4輪では、段差などを乗り越える、または、ゆにちゃんの身長より高い場所に物を乗せるなどで不安定になってしまう。
6輪以上あれば、常に最低4輪は床または地面jに載っているから安定する。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/14(火) 12:11:18 ID:DV+BTjVJ<> う〜ん、15Kgを投げつけるのも、投げつけられたゆうくんも大変だものね。
ユニ君が受け身をとったこともありますが大けがしてもおかしくない状況です。
案外軽いのかもしれませんね。

一方でメンテケースごと風呂に沈んだ描写がありますが、そうなると密度が1以上ということに?
生活防水とのことでしたから、むしろ密度を1以下にして、仮に風呂に落ちても沈まないようになっているのかもしれませんが。
(重いメンテケースに閉じ込められていたから結果として沈んでしまった)

特に投げつけはギャグ的な描写として、あまり深く考えない方がいいかもしれません。えろ「パロ」板ですし。
あんまり厳密に規定すると作者様の表現の自由度を損ねることにもなりかねませんし。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/14(火) 21:47:29 ID:dUDAyx/M<> でも、5kgなどの10kg以下に作るのも結構大変。
かなり軽くて丈夫な素材。
外装は紙より軽くて、変形やヘコミ、たわみ、などを数分から1時間程度で修理?
と云うか色々と変形してるな。

外装素材の内側は全身3Sと言う糸状素材そのもののカタマリなのか?
エネルギー原と司令部、カメラ、など以外。
車輪は3Sの変形で作りそうだし。

もっと妄想しないとダメだな。自分 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 00:19:24 ID:Otp8YVp+<> 女の子が、持って、投げて、胸に抱きしめられる大きさ、なんだからもっと小型だろ?

各辺17cm位なサイコロで、デコとアゴは4cm位、
顔は9cm四方位。
展開上は
縦9cmで長さは9cmと5.7cmの繰り返しって感じ。

または
各辺17cm位なサイコロで、デコとアゴは3.5cm位、
顔は10cm四方位。
展開上は
縦10cmで長さは10cmと5cmの繰り返しって感じ。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 01:42:26 ID:+Lu5ANK8<> 面白いし、よく考えられてると思うけど、そろそろ次スレ立てたほうがよくないか?
それから埋めもかねてゆっくり設定考証しておくんなまし。 <> 旅の恥<>sage<>2009/07/15(水) 02:46:57 ID:volt81ih<> 外見を…との事なので、試しにワードで描こうとしてみました。
結果は…玉砕、頭の中でしっかりと形状をイメージして文章にしていない事を痛感するにとどまりました。
ただ、一応努力の跡として、アプロダに上げておきました。

個別レスは控えるべきとのご意見も戴きましたので、大まかに…
とりあえず、皆様のご意見は作品への肥やしにさせていただきます。
本当にありがたい限りです。

設定が変わってしまって大丈夫かとの意見がありましたが、設定は変えません…
と、言うか…変えようにも現状で文面に有る以上の設定は無いのです。
間違いを訂正したのは、文面ではなく、それを設定化、数値化しようとした数値の方に誤りがあったとお考え下さい。
認識の訂正は、年中やらざるを得ない状況にありますが…誠にお恥ずかしい限りです。

大きさや重量、科学的考証等の矛盾はそのままです。
私自身に学が無い上、表現力が無いので、そこまで細かく文章に出せない…己の未熟を更に痛感しております。

やはり、外見等に関しては、これまでとこれから、文面から読み取った上で…
読者様の想像にお任せいたします。

私生活の多忙もあり、現在本文が全く進んでおりません。
これでは本末転倒かと思い、まずは本文の執筆を進めたいと思います。
また、私個人と致しましては…「書き手」というより「読み手」である比重が高いので…
是非、他の皆様の投稿を心待ちにしております。

>テンプレに関して
次スレのテンプレに関してなのですが、「関連スレ」に…

【大量投下】サイボーグ娘!SSスレ【連投注意】

こちらは、関連にならないのでしょうか?
先方の「関連スレ」に当スレが挙がっていたようなので、一応、ご参考までに。

>エロに関して
こっそり練習中です。
<> ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α9<>sage<>2009/07/15(水) 04:25:45 ID:Otp8YVp+<> ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α9
【テンプレ1/3】

スレタイの通り、ロボットやアンドロイド燃え・萌えを語りましょう。

《前スレ》

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219502527/

《過去スレ》

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1004855813/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078822739/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138366962/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150463153/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164199888/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187951829/

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196249405/

《投稿して下さる皆様へ》
1スレあたり 全角で256.000文字まで または1,000レスまで で
   先に消費した方で終了します。
1レスで許される 文字数は全角で2,000文字位
1レスで許される 改行数は 60改行位
1行で許される 文字数は全角で120文字位
に、なっています <> ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α9 <>sage<>2009/07/15(水) 04:27:58 ID:Otp8YVp+<> ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α9
【テンプレ2/3】

関連スレ

《半角二次元板》

[有機]美少女アンドロイド:14号機[無機]
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1224954438/

無機質ロボット娘総合スレ 9
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1244520864/

《エロパロ、文書創作板》

【妖怪】人間以外の女の子とのお話26【幽霊】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234097929/

かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その13】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1210258452/

【大量投下】サイボーグ娘!SSスレ【連投注意】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209161019/ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 04:29:54 ID:Otp8YVp+<> ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α9
【テンプレ3/3】

《外部サイトへのリンク》

ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ保管庫
http://bluerose.g.ribbon.to/robomoe/

ロボット・アンドロイド萌えスレ用うpろだ
http://u9.getuploader.com/robomoe/

「ロボット、アンドロイドに萌えるスレ」のサポートスレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11313/1241115784/

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/

習作の保管庫としての
http://blog.goo.ne.jp/miushin4287/ <> ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α9 <>sage<>2009/07/15(水) 04:37:47 ID:Otp8YVp+<> ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α9
【テンプレート】

以上 >>966-968 で良いのでしょうか?
先の案にその後出た事項を追加してみました。 <> 963<>sage<>2009/07/15(水) 05:10:41 ID:Otp8YVp+<> >>965
いえいえ
こういう子だと言うのがわかります。

これで、外周が57cmなのですね。
重さが「外形から思ったより重い」けれども「女の子が胸に抱いて」「男の子の顔に向かって投げつけられる」重さで。

えーと 架空単位系で
角角間 5.75な正方形 オデコとかアゴとかは5.75と0.8
白目径2.25 黒目径1.6 (目間隔 1,5位 なので白目中心間は3.25)
頭頂 推定白目径0.75 同じく推定黒目径0.5
で、角がもっと丸い。。。。。
ちょっとcm単位で再計算してみるよ
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 05:25:29 ID:et2HUPh3<> 気になるのに儲がうざくて読む気がおきない
なんでこんなスペック話になってんの? <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 09:27:55 ID:oIDvU5J2<> >>971
作者が設定厨なのはいいとして、その設定をSS内に入れる力が無いから。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 10:06:39 ID:ePbtVPU+<> 9号機でっす。
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1247619319/
気に入らなくても使ってくださいよ。
お願いします。
返品なさる、中古屋に持っていく、または、爆破や再生不可能な分解、などにしないで下さい。
<> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 10:12:30 ID:ePbtVPU+<> 9号機でっす。
8号お姉さまの記憶領域も 残り2KBくらいですね。
間に合って良かったです。 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 10:40:39 ID:oIDvU5J2<> 乙彼 <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 12:33:36 ID:CXXcCGtZ<> 突然マスターと8号機の前に現れた男は言い放った

さて、…と言ったかな…君には此処で消えてもらおうか
なぁに、その女もすぐに後を追わせる…

男は手に銃を持ち邪悪な笑みを浮かべ
いつの間にかやって来た手下と思われる屈強な男達と共にこちらへとじりじりと歩む寄って来る…! <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 17:59:16 ID:oIDvU5J2<> もう何も覚えられない旧式は要らないんだ
ああ、記憶のことなら心配いらない
既に保管済みだ <> 名無しさん@ピンキー<>sage<>2009/07/15(水) 23:22:37 ID:wP+IOPTh<> まだよ。まだ大丈夫だわ。 <> 忠ロボ8号<>sage<>2009/07/16(木) 00:38:45 ID:h4+h2ROr<> カチリ、頭の奥で何かが切り替わる音を感じ、私は目覚めた。
メンテナンス用のベッドから躰を起こし、身支度をする、髪を櫛き、自慢の白肌を紺を基調としたメイド服に包む。
キィ…パキン、と凝り固まった関節が異音を立てた、まぁ人で言う肩こりみたいなものだろう…
自分の控え室を出る、と扉を開くのに併せて流れた風に乗り、フワリ、と細かな塵が舞う。
毎日変わらぬ歩幅の私の足跡だけをくっきりと浮かび上がらせる床、屋敷の掃除は私の管理設定外だが、担当のメイドは何をしているのだろう?
屋敷の玄関を開けると、外は雪が降っていた、傘を2本取りに戻る、ご主人様と、私の分。
こういった一手間を苦に感じる事は無いが、情報サービスとの外部接続リンクは、早々に回復していただきたいと思う。
そうだ…、今日ご主人様に提言しよう、掃除担当メイドの怠慢と、私のメンテナンスベッドへの通電再会のお願いと併せて…

雪の中、駅前で一人立ち尽くす。
これまで見た事が無い程の豪雪、寒さは感じないが、寒冷地用に設定されていない関節部の潤滑システムへのダメージが懸念される。
メンテナンスベッドが機能を停止しているから、自己診断だけではハードウェアの不調は認識しかねる。
細い指先を動かすと、案の定キシキシと動作不順を感じた、気紛れに、ハァ、と呼気による熱量排気で指先を温める、うん、多少はこれで良くなるようだ。
ご主人様は、今日も研究施設にお泊りだろうか?終電まであと一本、これにご主人様が乗っている事をデウスマキナに祈る。
今日こそはご主人様に、私の機能の全てをかけた笑顔で「おかえりなさいませ」と挨拶が出来ますように…

…機械の神への祈りは届かなかったようだ。
私は踵を返し、帰路に着こうとする…脚部アクチュエーターの駆動が極めて重い、これは深刻かも…明日こそはご主人様にメンテナンスをお願いしないと…
数歩歩いた所で、駅員さんが声をかけてきた、この人は時折必死に、そして悲しそうに、私の自我領域に多大なダメージを与える発言をする。
「君は棄てられた」とか「君の主人は既に他の地へ引っ越した」とか「君の代わりに9号が…」とか…
いつものログと変わらぬ内容である事を確認し…記憶領域から削除…さ削除…サ…うん、記憶領域へのアクセス時に行動に支障の無いエラーを確認。
「いえ、これが私のお仕事ですので」と、ご主人様に向けられなかった笑顔で挨拶し、歩を進める。

明日こそはご主人様に会えるだろう、色々お話しなければならない事がたくさんある。
明日こそはご主人様にお会いしたい、色々お話ししたい事がたくさんある。
視界の端に「予備電圧低下」の赤い文字が浮かび上がる、困った、これは深刻なエラーだ…
視界が崩れる、記憶領域の制御区が、揮発してゆくログを出鱈目に「感覚」として認識させる…
思考領域もそのシステムを維持でき…ない…これ…は…困り…ました…明日こそ…明日…メン…テ…ごしゅじん…さ…ま…

「ただいま、8号」
「おかえりなさいませ、ご主人様…」
お慕い申し上げております…

〜system close〜
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